JP3093559U - 迷子防止具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】本考案は互に握っている手が離れて迷子になっ
たりあるいは危険な状態になることを防止するための迷
子防止具に関するものである。 【解決手段】握り部１、２を両端に、その間を屈曲性の
ある紐状物３で連繋した迷子防止具であり、握り部１、
２は閉鎖したリング状に形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】 【００１】 【考案の属する技術分野】 本考案は相手が離れることにより迷子になるあるいは危険な状態になる ことを防止するための迷子防止具に関する考案である。 【００２】 【従来の技術】 手と手をしっかり握り、相手が離れないように心掛けることで対応して いるのであるが、本来手は相手の手と強固に連結することを目的とした形 態をなしていない。 【００３】 【考案が解決しようとする課題】 握り合っている手が滑り抜けてしまわないようにするためには強く握る しかないがそれは苦痛を伴なう。従って掌で容易にしっかり握ることが出 来、握った部位が掌から抜けてしまわない形態をなしたものを互に握り合 っていればよいことになる。また、二者間にある程度の自由度をもたせれ ば他人との干渉も防止できる。 【００４】 【課題を解決するための手段】 課題を解決するために、握り易い形状をなした握り部を両端に設け、そ の間を屈曲性のある紐状物で連繋し、更に握り部は閉鎖したリング状に形 成して迷子防止具とする。 【００５】 【考案の実施形態】 図１は本考案の平面図、図２は図１の中央部断面図である。 １、２は握り部、３は連繋紐、４は紐を握り部１、２に取付けるための ミシン目。紐の長さは５０ｃｍ前後。長くても１ｍ以下。５は紐を握り部 １、２に取付けるための孔。握り部１、２の形態は図１に示すように直線 部を有するものでも、曲線からなるものでもよいが、開口部のない閉鎖し たリングからなっている。紐３は柔軟で屈曲性のある布テープあるいはロ ープ等であって握り部１、２から外れないように確実に取付けてある。図 １は、リング状部とは別に紐３を取付ける孔５を設けてあるがリング状部 に直接取付けてもよい。 【００６】 【効果】 握り部は滑り難い形状でありまた容易にしっかり握ることが出来るもの であり、また紐で連繋しているので相手との間に自由度があって他人との 干渉の頻度が低い。使用場面としては雑踏の中での親と子、散歩時の保護 者と被保護者、山登りの介添等あり用途は広い。 また握り部は樹脂成形品とするのがよく紐は布テープがよい。

【図面の簡単な説明】 【図１】本考案の実施例の平面図 【図２】図１の中央部の断面図 【符号の説明】 １、２ 握り部 ３、連繋紐 ４、紐
５、紐取付け孔

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】閉鎖したリング状の握り部１、２を両端に
   設け、該握り部１、２間を屈曲性のある紐状物で連繋し
   た迷子防止具。