JP3017399U - ペットつなぎ紐 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ペットつなぎ紐の長さを容易に調節できるよ
うにすること。 【構成】 第１の考案のペットつなぎ紐は、第１〜第３
の部分１〜３からなる。そして、第１部分１が、ペット
の体に巻き付ける環状部４と他の部分に着脱可能な第１
接続部材５とを備え、第２部分２が、人が持つ持ち手部
６と他の部分に着脱可能な第２連結部材７とを備え、第
３部分３が、両端に上記第１、第２連結部材と着脱可能
な第３、第４連結部材８、９を備えた。第２の考案は、
ペットの体に巻き付ける環状部４と、人が持つ持ち手部
６と、環状部４と持ち手部６との一部を接続する接続部
１０ａ、１０ｂとを備えた。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、犬等のペットを散歩させる時に用いる、つなぎ紐に関するもので ある。

【０００２】

【従来の技術】

図８に示すペットつなぎ紐２１は、環状部２２と持ち手部２３とを備えている 。環状部２２は、紐をリング２２ａに通して形成したもので、この中にペットの 胴体を入れる。飼い主は、持ち手部２３を手で握り、ペットの散歩に出かける。 散歩中、自動車や人通りの多い道路などでは、紐を手繰り寄せて、持ち手部２ ３と一緒に握り、ペットを飼い主から、あまり離さないようにしなければならな い。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、もともと長いペットつなぎ紐２１を何重にもして、持ち手部２３と一 緒にすると、握り難くなる。特に大型件犬用のつなぎ紐は太いので、何重にもし て、握ることはできないし、手に巻き付けた場合も、ペットに引っ張られると手 が絞められて、痛い思いをする。 そこで、本考案の目的は、ペットつなぎ紐の長さを容易に調節できるようにす ることである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

第１の考案のペットつなぎ紐は、第１〜第３の部分からなる。そして、第１部 分が、ペットの体に巻き付ける環状部と他の部分に着脱可能な第１接続部材とを 備え、第２部分が、人が持つ持ち手部と他の部分に着脱可能な第２連結部材とを 備え、第３部分が、両端に上記第１、第２連結部材と着脱可能な第３、第４連結 部材を備えたことを特徴とする。 第２の考案ペットつなぎ紐は、ペットの体に巻き付ける環状部と、人が持つ持 ち手部と、環状部と持ち手部との一部を接続する接続部とを備えたことを特徴と する。

【０００５】

【作用】

第１の考案は、第１部分と第２部分の間に、第３部分を連結して、長いつなぎ 紐として、使用し、第３部分を取り外して、短いつなぎ紐として、使用する。 第２の考案は、環状部と、持ち手部を接続部で接続すると、つなぎ紐の長さが 短くなる。

【０００６】

【実施例】

図１〜図５に示す第１実施例は、第１部分１、第２部分２、第３部分３からな るつなぎ紐１１である。 第１部分１は、図１のように紐状の部材をリング４ａに通して形成した環状部 ４と第１接続部材５を備えている。第２部分２は、手を入れて握り易いようにな っている持ち手部６と、第２接続部材７を備えている。第３部分３は、両端に第 ３接続部材８と、第４接続部材９とを備えている。 ここで、第１接続部材５と、第４接続部材９は、単なるリングで、第２接続部 材７と、第３接続部材８とは同じものである。図４に示す第３接続部材８は、通 常は（ａ）ように閉じたリングの一部を開閉できる部材である。図４（ａ）の状 態で、スライド部８ａに指を掛けて矢印方向に移動させると、（ｂ）のように、 開き、指を離すと図示しないバネによって（ａ）のようにリングを閉じるように なっているので、第１接続部材５や、第４接続部材９を接続することができる。

【０００７】 第１接続部材５を第３接続部材８に、第４接続部材９を第２接続部材７に接続 すると、図５に示すようなペットつなぎ紐１１が出来上がる。このつなぎ紐１１ の環状部４にペットをつなぎ、持ち手部６を握り、ペットを連れて出かけること ができる。 しかし、この状態で、紐が長すぎる場合には、部分３を取り外して、第１接続 部材５と第２接続部材７とを接続し、第１部分１と第２部分２だけで、短いつな ぎ紐を構成ることができる。そして、第３部分３を別に持っていれば、広い場所 で、ペットを遊ばせるときなどには、第１部分１と第２部分２との間に、第３部 分を継ぎ足して、簡単に、長いつなぎ紐１１とすることができる。

【０００８】 図６、図７に示す第２実施例は、第１部分１の環状部４と、第２部分２の持ち 手部６に一組のスナップ１０ａと１９ｂを備えた以外は、第１実施例と同様であ る。 第１部分１と第２部分２とを、第１接続部材５と第２接続部材７によって接続 して、つなぎ紐１１とする。 このつなぎ紐１１をもっと短くしたい時には、スナップ１０ａと１０ｂとを接 続して、図７のようにする。そして、環１２を持ち手とすれば、短いつなぎ紐と して使用できる。 これを長くしたい場合には、スナップ１０ａ、１０ｂを離せば良いが、さらに 長くしたい場合には、第１実施例のように、第１部分１と第２第２部分２との間 に第３部分３をつなげば良い。 なお、環状部４と持ち手部６を接続する接続部材として、ここでは、スナップ １０ａと１０ｂを用いたが、これに限らない。

【０００９】

【考案の効果】

この考案によれば、ペットを散歩させる時に使用するペットつなぎ紐の長さを 、必要に応じて、簡単に調節することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】第１実施例の第１部分の平面図である。

【図２】第１実施例の第２部分の平面図である。

【図３】第１実施例の第３部分の平面図である。

【図４】第３接続部材の拡大図であり、（ａ）はリング
を閉じた状態、（ｂ）はリングを開いた状態である。

【図５】第１実施例の平面図である。

【図６】第２実施例の平面図である。

【図７】第２実施例の平面図である。

【図８】従来例の平面図である。

【符号の説明】

１ 第１部分 ２ 第２部分 ３ 第３部分 ４ 環状部 ５ 第１接続部材 ６ 持ち手部 ７ 第２接続部材 ８ 第３接続部材 ９ 第４接続部材 １１ つなぎ紐

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 第１〜第３の部分からなり、第１部分
   が、ペットの体に巻き付ける環状部と他の部分に着脱可
   能な第１接続部材とを備え、第２部分が、人が持つ持ち
   手部と他の部分に着脱可能な第２連結部材とを備え、第
   ３部分が、両端に上記第１、第２連結部材と着脱可能な
   第３、第４連結部材を備えたことを特徴とするペットつ
   なぎ紐。
2. 【請求項２】 ペットの体に巻き付ける環状部と、人が
   持つ持ち手部と、環状部と持ち手部との一部を接続する
   接続部とを備えたペットつなぎ紐。