JPS6019561Y2 - 家畜犬散歩用鎖保持取手

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【考案の詳細な説明】本考案は、家畜大を散歩させる場合に繋鎖を保持する取
手に係るもので、図に示したように、釣軸１の台金２に
２個の取手輪３，３の軸４，４の突出端を枢着し、軸４
，４は保持筒５で一体に保持し、取手輪３，３の後部に
皮革等からなるクッション把握部６，６を捲着した構造
としたものである。

７は繋鎖を示した。使用に当っては、家蓄犬を繋いだ鎖
を釣軸１に挿通して係着し、取手輪３．３の軸４，４は
自由に回動するから取手輪３．３を互に併合一体化して
そのクッション把握部６，６を片手で共に把握し、犬の
牽引力に抗して保持する。

この場合取手輪は２個一体で頑丈となり、クッション把
握部は手指への喰い込みがなく、かなりの強に牽引力に
も苦痛なく耐えて繋鎖を保持することができる。

又坂道などかなりの強い牽引力がかかる場合は取手輪３
，３を水平に２個開いてクッション把握部６，６を両手
で把握し、全身で保持すれば、犬の動作による強弱緩緊
にも楽にしかも安定して対応でき、痛みに耐えかねて繋
鎖を放してしまう恐れなく、これによる傷害事故も防止
できる。

従来鎖を使用した場合は強い牽引力に鎖が手に喰い込ん
で苦痛を伴い、特に見知らぬ犬のすれ違いには衝撃的な
引張りで痛みに耐えかね手を放して傷害事故を起すなど
問題があった。

本願は片手は勿論必要に応じて直ちに両手で保持でき、
しかも弾力的な把握部は手に苦痛を与えず、極めて楽に
安定して楽しく犬を散歩させることができる効果がある
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本願の斜視図、第２図は拡開状態の平面図であ
る。１・・・・・・釣軸、２・・・・・・台金、３，３・・
・・・・取手輪、４．４・・・・・・軸、５・・・・・
・保持筒、６，６・・・・・・クッション把握部、７・
・・・・・繋鎖。

【実用新案登録請求の範囲】

釣軸１の台金２に２個の取手輪３３の軸４，４の突出端
を枢着し、軸４，４は保持筒５で一体に保持し、取手輪
３，３の後部には皮革等からなるクッション把握部６，
６を捲着してなる家畜犬散歩用鎖保持取手。