JP3093536U - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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JP3093536U
JP3093536U JP2002006624U JP2002006624U JP3093536U JP 3093536 U JP3093536 U JP 3093536U JP 2002006624 U JP2002006624 U JP 2002006624U JP 2002006624 U JP2002006624 U JP 2002006624U JP 3093536 U JP3093536 U JP 3093536U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】長期間安定してキャリアのホームポジションを
設計上の基準位置からずれることなく設定することがで
きるインクジェットプリンタを提供する。 【解決手段】キャリアモータを駆動し、キャリアを設計
上の基準位置へ移動させて、剛性を有するフレームに当
接させる。キャリアがフレームに当接して位置が変化し
ていないと判定されると、PWMデューティ比を85%
まで上げてこの85%を保持する。キャリアがフレーム
に押し付けられて密着し、再びキャリアの位置が変化し
ていないと判定されると、その時のキャリアの位置をホ
ームポジションとして設定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、インクカートリッジを搭載するキャリアのホームポジションを正確 に設定するインクジェットプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
インクジェットプリンタは、キャリアモータを駆動してキャリアを移動させ、 キャリアに搭載されたインクカートリッジの印字ヘッドからインクを吐出して用 紙に印刷を行う。このように印刷を行う上でキャリアを所定の位置へ移動させる ため、インクジェットプリンタでは、電源が投入されると、キャリアの位置を検 出するASICにキャリアを移動させるための基準となるホームポジションが設 定される。その設定手順は、キャリアがインクジェットプリンタのフレームに当 接する位置を設計上の基準位置として予め定めておき、インクジェットプリンタ の電源が投入されると、その基準位置へ向けてキャリアモータを駆動してキャリ アを移動させる。そして、キャリアがフレームに当接したときに、キャリアモー タを停止してキャリアを停止させ、キャリアが停止した位置をホームポジション としてASICに設定する。このようにしてホームポジションを設定すると、印 字ヘッドからインクの予備吐出を行うスピット位置や、用紙に最初に印刷を行う 印刷開始位置にキャリアを移動させることが可能となる。なお、スピット位置は 設計上の基準位置を基準にして配置され、印刷される用紙は設計上の基準位置を 基準にして給紙される。キャリアをホームポジションに位置決めする技術につい ては、たとえば下記の特許文献1に開示されている。
【0003】
【特許文献1】 特開平8−25742号公報(第2−3頁、図1、図3)
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の設定手順では、キャリアがフレームに当接したときに、 キャリアモータを停止してキャリアを停止させているので、キャリアがフレーム に当接することで、フレームにひずみが生じ、このひずみがもとに戻ろうとする 力によってキャリアがフレームから離れて停止することがある。また、キャリア モータを停止すると、キャリアモータの駆動により回転してキャリアを移動させ ていたプーリーやベルトも停止するが、プーリーやベルトは停止した反動でキャ リアを移動させていた方向と逆方向に回転し、この逆方向の回転によってキャリ アがフレームから離れて停止することがある。このため、キャリアが停止した位 置をホームポジションとして設定すると、ホームポジションが設計上の基準位置 からずれて設定され、しかも、そのずれ量は、フレームの材料特性やキャリアの 重量が常に一定ではないので、ばらついてしまう。そして、ホームポジションが 設計上の基準位置からずれて設定されると、設計上の基準位置を基準にして配置 されているスピット位置や、設計上の基準位置を基準にして給紙される用紙の印 刷開始位置に、キャリアを正確に移動させることができなくなる。
【0005】 また、特許文献1のものでは、ホームポジションとして設定する位置にダンパ ー部材を設けておき、キャリアを移動させてダンパー部材に押し付け、ダンパー 部材を弾性変形させた後、キャリアを移動させるモータのトルクをダンパー部材 に弾性変形を生じさせずにキャリアを当接させることができる値に低下させ、ダ ンパー部材によって押し戻されたキャリアの位置をホームポジションとして設定 するようにしている。しかし、このようにホームポジションを設定した場合、長 期間の使用によってダンパー部材が劣化し、ダンパー部材の形状が変形してしま うと、変形後に設定したホームポジションが、変形前に設定したホームポジショ ンからずれてしまい、スピット位置や印刷開始位置にキャリアを正確に移動させ ることができなくなる。
【0006】 本考案は、上記のような問題点を解決するものであって、その課題とするとこ ろは、長期間安定してキャリアのホームポジションを設計上の基準位置からずれ ることなく設定することができるインクジェットプリンタを提供することにある 。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案にかかるインクジェットプリンタは、キャリアを剛性を有するフレーム に当接する設計上の基準位置へ移動させるキャリアモータと、キャリアモータを PWM制御したパルスにより駆動するモータ駆動手段と、モータ駆動手段から出 力されるパルスのON/OFFタイミングであるデューティ比を制御するパルス 制御手段と、キャリアの位置を演算する位置演算手段と、位置演算手段により演 算されるキャリアの位置が変化しているか否かを判定する判定手段と、キャリア が移動するための基準となるホームポジションを設定するホームポジション設定 手段とを設けている。
【0008】 上記構成のインクジェットプリンタにおいて、モータ駆動手段によりキャリア モータを駆動してキャリアを基準位置へ移動させ、判定手段がキャリアの位置が 変化していないと判定すると、パルス制御手段によりデューティ比を第1の所定 値まで上げてこの第1の所定値を保持し、再び判定手段がキャリアの位置が変化 していないと判定すると、ホームポジション設定手段はその時のキャリアの位置 をホームポジションとして設定する。
【0009】 このように、PWMデューティ比を第1の所定値で保持することにより、キャ リアモータが停止することなく駆動して、キャリアをフレームに押し付けてキャ リアの端面とフレームの端面とを密着させた状態で停止させることができ、その 時のキャリアの位置をホームポジションとして設定することにより、キャリアの ホームポジションを設計上の基準位置からずれることなく設定することができる 。また、特許文献1のように弾性変形するダンパー部材にキャリアを押し付ける のではなく、剛性を有するフレームにキャリアを押し付けることにより、フレー ムは変形することなくキャリアを設計上の基準位置に停止させることができ、長 期間安定してキャリアのホームポジションを設計上の基準位置からずれることな く設定することができる。そして、これらの結果、設計上の基準位置を基準にし て配置されているスピット位置や、設計上の基準位置を基準にして給紙される用 紙の印刷開始位置に、キャリアを正確に移動させることが可能となる。
【0010】 また、本考案においては、ホームポジション設定手段は、第1の所定値が保持 されてから所定時間経過後のキャリアの位置をホームポジションとして設定する のが好ましい。
【0011】 このようにすると、キャリアの位置がぶれることなく安定してからホームポジ ションを設定することができる。
【0012】 また、本考案においては、判定手段はキャリアの位置が変化しているか否かを 判定するとともに、変化している方向を判定する。そして、ホームポジション設 定手段がホームポジションを設定した後、パルス制御手段によりデューティ比を 第1の所定値から第2の所定値まで下げてこの第2の所定値を保持し、この直後 に、判定手段がキャリアの位置が変化していないと判定し、かつ、第2の所定値 が保持されてから所定時間経過後に、判定手段がキャリアの位置が基準位置側へ 変化していると判定すると、ホームポジション設定手段は変化後のキャリアの位 置をホームポジションとして再設定する。
【0013】 このように、PWMデューティ比を第1の所定値から第2の所定値まで下げて 保持することにより、キャリアモータがキャリアをフレームに押し付ける力を低 下させ、第2の所定値で保持した直後に変化していなかったキャリアの位置が、 所定時間経過後に基準位置側へ変化していたときに、変化後のキャリアの位置を ホームポジションとして再設定することにより、キャリアとフレームとの間に生 じた微少な隙間やガタをなくし、キャリアをフレームに押し付けてキャリアの端 面とフレームの端面とを完全に密着させた状態で停止させることができ、ホーム ポジションを一層確実に設計上の基準位置からずれることなく設定することがで きる。また、第2の所定値で保持してから所定時間経過後にホームポジションを 再設定することにより、キャリアの位置がぶれることなく安定してからホームポ ジションを再設定することができる。
【0014】 また、本考案においては、ホームポジション設定手段が第1の所定値が保持さ れてから所定時間経過後のキャリアの位置をホームポジションとして設定した後 、パルス制御手段によりデューティ比を第1の所定値から第2の所定値まで下げ てこの第2の所定値を保持し、この直後に、判定手段がキャリアの位置が変化し ていないと判定し、かつ、第2の所定値が保持されてから上記の所定時間より長 い所定時間経過後に、判定手段がキャリアの位置が基準位置側へ変化していると 判定すると、ホームポジション設定手段は変化後のキャリアの位置をホームポジ ションとして再設定するのが好ましい。
【0015】 このように、PWMデューティ比を第2の所定値で保持する所定時間を、第1 の所定値で保持する所定時間よりも長くしたことにより、PWMデューティ比を 第2の所定値で保持したときに、第1の所定値と同程度にキャリアの位置を安定 させてホームポジションを設定することができる。
【0016】 さらに、本考案では、典型的には、キャリアモータをDCモータから構成し、 キャリアの位置をキャリアに設置したエンコーダからの出力に基づいて位置演算 手段が演算する。
【0017】
【考案の実施の形態】
図1は、本考案の実施形態にかかるインクジェットプリンタの内部に設けられ ている印刷機構の概略構成図である。図1において、1はインクジェットプリン タ(以下、単にプリンタ1と記す)、2はインクが充填されたインクカートリッ ジ、3はインクカートリッジ2の下面に設けられインク吐出口(図示省略)から インクを吐出する印字ヘッド、4はインクカートリッジを搭載するキャリアであ る。5はキャリア4をF方向やR方向へ移動させるためのDCモータから構成さ れるキャリアモータ、6と7はキャリアモータ5が駆動することにより回転する プーリー、8はプーリー6とプーリー7との間に架設されたベルト、9はキャリ ア4がF方向やR方向へ移動するときのガイドとなるガイドロッド、10a、1 0bはガイドロッド9を支持する左右1対のフレームであり、材料としては、剛 性を有する金属材料が用いられている。キャリアモータ5が駆動すると、プーリ ー6、7が回転するとともにベルト8が回転し、キャリア4はガイドロッド9に 沿ってF方向やR方向へ移動可能となる。そして、キャリア4が用紙S上に移動 すると、キャリア4に搭載されるインクカートリッジ2の印字ヘッド3からイン クを吐出して用紙Sに印刷が行われる。
【0018】 11はキャリア4に設置された光学式のエンコーダ、12は帯状のエンコーダ ースリットである。エンコーダ11は、キャリア4とともに移動し、エンコーダ ースリット12に形成されているスリットに対応したパルスを後述するASIC へ出力する。13は用紙Sを搬送方向(図1では紙面に垂直な方向)へ搬送する ローラ、14は印字ヘッド3のインク吐出口からインクを吐出して用紙Sに印刷 を行う場合の基準面となるプラテンである。15は印字ヘッド3のメンテナンス を行うためのメンテナンス機構である。15aは印字ヘッド3のインク吐出口を インクが乾燥しないように覆うキャップ、15bは印字ヘッド3のインク吐出口 から予備吐出されるインクを受けるスポンジ等からなるインク受け、15cは印 字ヘッド3の下面と摺接してクリーニングを行うワイパである。
【0019】 MPは設計上の基準位置(以下、単に基準位置と記す)であって、実線で示す ようにキャリア4がメンテナンス機構15の設けられている側のフレーム10a に当接する位置である。この基準位置MPにキャリア4が停止すると、印字ヘッ ド3のインク吐出口がキャップ15aに覆われる。SPは印字ヘッド3のインク 吐出口からインクを予備吐出するスピット位置、FPは印刷される用紙Sの給紙 位置であって、この位置FPに用紙Sの右端が来るように用紙Sは給紙される。 スピット位置SPと給紙位置FPとは、基準位置MPを基準にしてプリンタ1の 内部に配置されている。IPは用紙Sに最初に印刷を行う印刷開始位置である。
【0020】 上記概略構成において、プリンタ1の電源が投入されると、キャリアモータ5 が駆動して、キャリア4を基準位置MPへ移動させてフレーム10aに押し付け 、キャリア4の端面4aとフレーム10aの端面10cとを密着させた状態で基 準位置MPに停止させる。そして、その時のキャリア4の位置が後述するASI Cにキャリア4を移動させるための基準となるホームポジションHPとして設定 される。図1では、キャリア4がフレーム10aに密着した状態となっているの で、ホームポジションHPと設計上の基準位置MPとはずれることなく一致して いる。そして、ホームポジションHPが設定されると、このホームポジションH Pを基準にしてキャリア4をスピット位置SPや印刷開始位置IPに移動させる ことが可能となる。
【0021】 図2は、プリンタ1の電気的構成を示す電気ブロック図である。図2において 、16はプリンタ1の各部の動作を制御するCPUである。16aはCPU16 に備わるタイマである。17はROMやRAMなどから構成されるメモリ、18 は印字ヘッド3のインク吐出口からインクを吐出させて用紙Sに印刷を行う印字 部、19は電源スイッチや表示ランプ等からなる操作部である。20はローラ1 3を回転させて用紙Sを搬送させるためのフィードモータであって、DCモータ やパルスモータから構成される。
【0022】 21はASIC(Application Specific Integrated Circuit)であって、C PU16とともにプリンタ1の制御部を構成する。このASIC21は、PWM (Pulse Width Modulation)変調するパルスのON/OFFタイミングであるデ ューティ比(以下、PWMデューティ比と記す)を制御するPWM制御部21a を備えている。5は前述のキャリアモータである。PWM制御部21aはCPU 16からの指示を受けてPWMデューティ比を制御し、ASIC21はPWM制 御部21aが制御したPWMデューティ比でキャリアモータ5へ電圧を出力して 、キャリアモータ5を駆動させる。また、ASIC21は、キャリア4の位置を 示す値を記録するキャリアポジションレジスタ(以下、単にレジスタと記す)2 1bを備えている。11は前述のエンコーダである。ASIC21は、エンコー ダ11から出力されるパルスによりキャリア4の位置を演算し、レジスタ21b に記録されている値を更新する。そして、更新されるレジスタ21bの値からC PU16が、キャリア4の位置が変化しているか否かを判定するとともに、変化 している方向を判定する。プリンタ1の電源が投入されると、前述のように、A SIC21には、キャリア4が移動してフレーム10aに押し付けられ、基準位 置MPに停止した時のキャリア4の位置がホームポジションHPとして設定され るが、これは、CPU16が、その時のキャリア4の位置を示すレジスタ21b に記録されている値を、基準値(例えば、100)に初期化することで設定され る。なお、プリンタ1の電源が投入されてキャリア4が移動するまでの間に、レ ジスタ21bの値は任意の値(例えば、10000)に設定される。
【0023】 22はPC(Personal Computer)から構成されるホスト装置30と相互に通 信を行うインターフェース、23はプリンタ1とホスト装置30とを接続するケ ーブルである。ホスト装置30は、印刷開始位置IPを設定し、プリンタ1へ送 信する。
【0024】 以上の構成において、ASIC21は、本考案におけるモータ駆動手段と、位 置演算手段とを構成する。ASIC21に備わるPWM制御部21aは、本考案 におけるパルス制御手段を構成する。CPU16は、本考案における判定手段と 、ホームポジション設定手段とを構成する。
【0025】 図3は、上記プリンタ1がキャリア4のホームポジションHPを設定する時の 動作を説明するフローチャートであり、CPU16が実行する手順を表している 。なお、本フローチャートを説明するにあたり、適宜、図4を参照する。図4は 、キャリア4の位置を示すレジスタ21bの値と、PWM制御部21aが制御す るPWMデューティ比の時間的変化を示す図である。図4において、横軸は経過 時間、左縦軸はレジスタ21bの値の大きさ、右縦軸はPWMデューティ比の大 きさを示している。また、一点鎖線で示すCRはレジスタ21bの値の変化、実 線で示すPDはPWMデューティ比の変化を示している。
【0026】 図3において、プリンタ1の電源が投入されると、CPU16は、PWM制御 部21aによりPWMデューティ比を、図4に示すように波形状に変化させ、こ のPWMデューティ比でASIC21によりキャリアモータ5を駆動し、キャリ ア4を基準位置MPへ移動させる(ステップS1)。次に、判定手段としてのC PU16は、レジスタ21bの値を所定の周期(例えば、2msec周期)で監 視して、キャリア4の位置が変化しているか否かを判定する(ステップS2)。 ここで、キャリア4が基準位置MPへ到達するまでは、キャリア4は移動してい るので、図4に示すように、レジスタ21bの値は電源投入直後に設定された1 0000から減少し、キャリア4の位置が変化していると判定する(ステップS 2:YES)。判定後、ステップS1へ移行して、再びキャリア4を基準位置M Pへ移動させる。そして、キャリア4が図4の時刻t1に基準位置MPへ到達す ると、キャリア4はフレーム10aに当接して移動しなくなり、レジスタ21b の値が一定になって、キャリア4の位置が変化していないと判定する(ステップ S2:NO)。
【0027】 キャリア4の位置が変化していないと判定すると、CPU16は、PWM制御 部21aによりPWMデューティ比を、図4の時刻t2〜t3に示すように一定 の変化率で上げて行き(ステップS3)、PWMデューティ比が85%以上か否 かを判定する(ステップS4)。ここで、図4の時刻t3に示すようにPWMデ ューティ比が85%以上になると(ステップS4:YES)、PWMデューティ 比を85%で保持する(ステップS5)。このとき、タイマ16aにより、PW Mデューティ比を85%で保持している時間が計測される。そして、判定手段と してのCPU16が、レジスタ21bの値を2msec周期で監視して、キャリ ア4の位置が変化しているか否かを判定する(ステップS6)。このとき、AS IC21がPWMデューティ比85%で電圧を出力してキャリアモータ5を駆動 しているので、通常は、キャリア4はフレーム10aに押し付けられて、キャリ ア4の端面4aとフレーム10aの端面10cとが密着した状態となり、キャリ ア4は停止する。このため、レジスタ21bの値は変化せず、キャリア4の位置 が変化していないと判定する(ステップS6:NO)。なお、PWMデューティ 比85%は、本考案における第1の所定値である。
【0028】 一方、キャリア4とフレーム10aとの間にごみ等が挟まっているというよう な場合は、PWMデューティ比85%でキャリアモータ5を駆動したときに、キ ャリア4がごみ等を押し潰して基準位置MP側の方向(図1の方向R)へ動くの で、レジスタ21bの値が変化して、キャリア4の位置が変化していると判定す る(ステップS6:YES)。そして、このように判定されると、ステップS1 へ移行して、再びキャリア4を基準位置MPへ移動させる。
【0029】 ステップS6において、キャリア4の位置が変化していないと判定すると、C PU16は、タイマ16aを確認してPWMデューティ比が85%で保持されて から30msec経過したか否かを判定する(ステップS7)。ここで、図4の 時刻t4になるまでは、30msec経過していないと判定し(ステップS7: NO)、ステップS5へ移行して、引き続きPWMデューティ比を85%で保持 する。一方、時刻t4になると、30msec経過していると判定し(ステップ S7:YES)、ホームポジション設定手段としてのCPU16が、その時(時 刻t4)のレジスタ21bの値r1を、基準値100に初期化する(ステップS 8)。これによって、時刻t4におけるキャリア4の位置がホームポジションH PとしてASIC21のレジスタ21bに設定される。このとき、キャリア4は フレーム10aに押し付けられて密着した状態であるので、ホームポジションH Pは基準位置MPとずれることなく設定される。
【0030】 キャリア4のホームポジションHPが設定されると、CPU16は、PWM制 御部21aによりPWMデューティ比を、図4の時刻t4に示すように下げて7 0%で保持する(ステップS9)。このとき、タイマ16aにより、PWMデュ ーティ比を70%で保持している時間が計測される。そして、判定手段としての CPU16が、レジスタ21bの値を2msec周期で監視して、キャリア4の 位置が変化しているか否かを判定する(ステップS10)。このとき、ASIC 21がPWMデューティ比70%で電圧を出力してキャリアモータ5を駆動して いるので、通常は、キャリア4はフレーム10aに押し付けられて密着した状態 を継続し、この状態で停止する。このため、レジスタ21bの値は変化せず、キ ャリア4の位置が変化していないと判定する(ステップS10:NO)。なお、 PWMデューティ比70%は、本考案における第2の所定値である。
【0031】 一方、PWMデューティ比を85%から70%に下げたことにより、キャリア モータ5の駆動によってキャリア4をフレーム10aに押し付けていた力が弱ま るが、その反動でキャリア4が基準位置MPと反対方向(図1の方向F)へ移動 した場合は、レジスタ21bの値が変化して、キャリア4の位置が変化している と判定する(ステップS10:YES)。そして、このように判定されると、ス テップS1へ移行して、再びキャリア4を基準位置MPへ移動させる。
【0032】 ステップS10において、キャリア4の位置が変化していないと判定すると、 CPU16は、タイマ16aを確認してPWMデューティ比が70%で保持され てから70msec経過したか否かを判定する(ステップS11)。ここで、図 4の時刻t5になるまでは、70msec経過していないと判定し(ステップS 11:NO)、ステップS9へ移行して、引き続きPWMデューティ比を70% で保持する。一方、時刻t5になると、70msec経過していると判定し(ス テップS11:YES)、判定手段としてのCPU16が、この時(時刻t5) のレジスタ21bの値が基準値100を下回っているか否かを判定する(ステッ プS12)。ここで、PWMデューティ比が70%で保持されてから70mse c経過するまでの間に、フレーム10aに押し付けられていたキャリア4が移動 しなければ、レジスタ21bの値は基準値100のままであり、また、PWMデ ューティ比を85%から70%に下げたことにより、キャリア4が基準位置MP と反対方向(図1の方向F)へ移動すれば、レジスタ21bの値は101以上の 値となるので、基準値100を下回っていないと判定し(ステップS12:NO )、PWM制御部21aによりPWMデューティ比を0にし、キャリアモータ5 を停止して、処理を終了する。
【0033】 一方、PWMデューティ比が70%で保持されてから70msec経過するま での間に、キャリア4とフレーム10aとの間に生じた微少な隙間やガタにより 、キャリア4が基準位置MP側の方向(図1の方向R)へ移動すれば、レジスタ 21bの値は99以下の値となるので、基準値100を下回っていると判定する (ステップS12:YES)。そして、ホームポジション設定手段としてのCP U16が、その時(時刻t5)のレジスタ21bの値を、基準値100に再初期 化する(ステップS13)。これによって、時刻t5におけるキャリア4の位置 がホームポジションHPとしてASIC21のレジスタ21bに再設定される。 このとき、キャリア4はフレーム10aに押し付けられ、キャリア4の端面4a とフレーム10aの端面10cとが完全に密着した状態となるので、ホームポジ ションHPは基準位置MPとずれることなく再設定される。ホームポジションH Pが再設定されると、PWM制御部21aによりPWMデューティ比を0にし、 キャリアモータ5を停止して、処理を終了する。
【0034】 以上の手順において、PWMデューティ比を85%で保持することにより、キ ャリアモータ5が停止することなく駆動して、キャリア4をフレーム10aに押 し付けて密着させた状態で停止させることができ、その時のキャリア4の位置を 示すレジスタ21bの値を初期化してホームポジションHPを設定することによ り、キャリア4のホームポジションHPを設計上の基準位置MPからずれること なく設定することができる。また、特許文献1のように弾性変形するダンパー部 材にキャリア4を押し付けるのではなく、剛性を有するフレーム10aにキャリ ア4を押し付けることにより、フレーム10aは変形することなくキャリア4を 設計上の基準位置MPに停止させることができ、長期間安定してキャリア4のホ ームポジションHPを設計上の基準位置MPからずれることなく設定することが できる。そして、これらの結果、設計上の基準位置MPを基準にして配置されて いるスピット位置SPや、設計上の基準位置MPを基準にして配置されている給 紙位置FPに給紙された用紙Sの印刷開始位置IPに、キャリア4を正確に移動 させることが可能となる。
【0035】 また、PWMデューティ比を85%から70%まで下げて保持することにより 、キャリアモータ5がキャリア4をフレーム10aに押し付ける力を低下させ、 70%で保持した直後に変化していなかったキャリア4の位置が、70msec 経過後に基準位置MP側へ変化していたときに、変化後のキャリア4の位置をホ ームポジションHPとして再設定することにより、キャリア4とフレーム10a との間に生じた微少な隙間やガタをなくし、キャリア4をフレーム10aに押し 付けて完全に密着させた状態で停止させることができ、ホームポジションHPを 一層確実に設計上の基準位置MPからずれることなく設定することができる。ま た、PWMデューティ比を85%で保持してから30msec経過後のキャリア 4の位置をホームポジションHPとして設定することにより、キャリア4の位置 がぶれることなく安定してからホームポジションHPを設定することができ、P WMデューティ比を70%で保持してから70msec経過後にホームポジショ ンHPを再設定することにより、キャリア4の位置がぶれることなく安定してか らホームポジションHPを再設定することができる。
【0036】 さらに、PWMデューティ比を70%で保持する時間(70msec)を、P WMデューティ比を85%で保持する時間(30msec)よりも長くしたこと により、PWMデューティ比を70%で保持したときに、85%と同程度にキャ リア4の位置を安定させてホームポジションHPを設定することができる。
【0037】 以上説明した実施形態においては、キャリアモータ5としてDCモータを用い た例を示しているが、これに代えて、パルスモータを用いてもよい。この場合、 キャリア4の位置は、パルスモータから出力される信号に基づいてASIC21 が演算する。
【0038】 また、上記実施形態では、PWMデュ―ティ比を保持する第1の所定値を85 %、85%で保持してからホームポジションを設定するまでの所定時間を30m sec、また、PWMデュ―ティ比を保持する第2の所定値を70%、70%で 保持してからホームポジションを再設定するまでの所定時間を70msec、と 設定しているが、これらの値はこれらのみに限定するものではなく、それぞれ任 意の値を設定してもよい。その場合、第2の所定値を第1の所定値よりも小さく し、第2の所定値で保持してからホームポジションを再設定するまでの所定時間 を、第1の所定値で保持してからホームポジションを設定するまでの所定時間よ り長くするのが好ましい。
【0039】
【考案の効果】
本考案によれば、PWMデューティ比を第1の所定値で保持することにより、 キャリアモータが停止することなく駆動して、キャリアを剛性を有するフレーム に押し付けて密着させた状態で停止させることができ、その時のキャリアの位置 をホームポジションとして設定することにより、長期間安定してキャリアのホー ムポジションを設計上の基準位置からずれることなく設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施形態に係るインクジェットプリン
タの概略構成図である。
【図2】プリンタの電気的構成を示す電気ブロック図で
ある。
【図3】プリンタの動作を説明するフローチャートであ
る。
【図4】プリンタのキャリア位置とPWMデューティ比
の時間的変化を示す図である。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ 2 インクカートリッジ 3 印字ヘッド 4 キャリア 5 キャリアモータ 10a フレーム 11 エンコーダ 16 CPU 21 ASIC 21a PWM制御部 21b キャリアポジションレジスタ HP ホームポジション MP 設計上の基準位置 R 基準位置がある方向 S 用紙

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】インクカートリッジを搭載するキャリアを
    移動させ、前記インクカートリッジの印字ヘッドからイ
    ンクを吐出して用紙に印刷を行うインクジェットプリン
    タにおいて、 前記キャリアを剛性を有するフレームに当接する設計上
    の基準位置へ移動させるDCモータからなるキャリアモ
    ータと、 前記キャリアモータをPWM制御したパルスにより駆動
    するモータ駆動手段と、 前記モータ駆動手段から出力されるパルスのON/OF
    Fタイミングであるデューティ比を制御するパルス制御
    手段と、 前記キャリアの位置をキャリアに設置したエンコーダか
    らの出力に基づいて演算する位置演算手段と、 前記位置演算手段により演算されるキャリアの位置が変
    化しているか否かを判定するとともに、変化している方
    向を判定する判定手段と、 前記キャリアが移動するための基準となるホームポジシ
    ョンを設定するホームポジション設定手段と、を備え、 前記モータ駆動手段により前記キャリアモータを駆動し
    て前記キャリアを前記基準位置へ移動させ、前記判定手
    段が前記キャリアの位置が変化していないと判定する
    と、前記パルス制御手段により前記デューティ比を第1
    の所定値まで上げてこの第1の所定値を保持し、再び前
    記判定手段が前記キャリアの位置が変化していないと判
    定すると、前記ホームポジション設定手段は前記第1の
    所定値が保持されてから所定時間経過後の前記キャリア
    の位置をホームポジションとして設定し、 設定後、前記パルス制御手段により前記デューティ比を
    前記第1の所定値から第2の所定値まで下げてこの第2
    の所定値を保持し、この直後に、前記判定手段が前記キ
    ャリアの位置が変化していないと判定し、前記第2の所
    定値が保持されてから前記所定時間より長い所定時間経
    過後に、前記判定手段が前記キャリアの位置が前記基準
    位置側へ変化していると判定すると、前記ホームポジシ
    ョン設定手段は変化後の前記キャリアの位置をホームポ
    ジションとして再設定することを特徴とするインクジェ
    ットプリンタ。
  2. 【請求項2】インクカートリッジを搭載するキャリアを
    移動させ、前記インクカートリッジの印字ヘッドからイ
    ンクを吐出して用紙に印刷を行うインクジェットプリン
    タにおいて、 前記キャリアを剛性を有するフレームに当接する設計上
    の基準位置へ移動させるキャリアモータと、 前記キャリアモータをPWM制御したパルスにより駆動
    するモータ駆動手段と、 前記モータ駆動手段から出力されるパルスのON/OF
    Fタイミングであるデューティ比を制御するパルス制御
    手段と、 前記キャリアの位置を演算する位置演算手段と、 前記位置演算手段により演算されるキャリアの位置が変
    化しているか否かを判定する判定手段と、 前記キャリアが移動するための基準となるホームポジシ
    ョンを設定するホームポジション設定手段と、を備え、 前記モータ駆動手段により前記キャリアモータを駆動し
    て前記キャリアを前記基準位置へ移動させ、前記判定手
    段が前記キャリアの位置が変化していないと判定する
    と、前記パルス制御手段により前記デューティ比を第1
    の所定値まで上げてこの第1の所定値を保持し、再び前
    記判定手段が前記キャリアの位置が変化していないと判
    定すると、前記ホームポジション設定手段はその時のキ
    ャリアの位置をホームポジションとして設定することを
    特徴とするインクジェットプリンタ。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のインクジェットプリンタ
    において、 前記ホームポジション設定手段は、前記第1の所定値が
    保持されてから所定時間経過後の前記キャリアの位置を
    ホームポジションとして設定することを特徴とするイン
    クジェットプリンタ。
  4. 【請求項4】請求項2または請求項3に記載のインクジ
    ェットプリンタにおいて、 前記判定手段はキャリアの位置が変化しているか否かを
    判定するとともに、変化している方向を判定し、 前記ホームポジション設定手段がホームポジションを設
    定した後、前記パルス制御手段により前記デューティ比
    を前記第1の所定値から第2の所定値まで下げてこの第
    2の所定値を保持し、この直後に、前記判定手段が前記
    キャリアの位置が変化していないと判定し、かつ、前記
    第2の所定値が保持されてから所定時間経過後に、前記
    判定手段が前記キャリアの位置が前記基準位置側へ変化
    していると判定すると、前記ホームポジション設定手段
    は変化後の前記キャリアの位置をホームポジションとし
    て再設定することを特徴とするインクジェットプリン
    タ。
  5. 【請求項5】請求項3に記載のインクジェットプリンタ
    において、 前記ホームポジション設定手段が前記第1の所定値が保
    持されてから所定時間経過後の前記キャリアの位置をホ
    ームポジションとして設定した後、前記パルス制御手段
    により前記デューティ比を前記第1の所定値から第2の
    所定値まで下げてこの第2の所定値を保持し、この直後
    に、前記判定手段が前記キャリアの位置が変化していな
    いと判定し、かつ、前記第2の所定値が保持されてから
    前記所定時間より長い所定時間経過後に、前記判定手段
    が前記キャリアの位置が前記基準位置側へ変化している
    と判定すると、前記ホームポジション設定手段は変化後
    の前記キャリアの位置をホームポジションとして再設定
    することを特徴とするインクジェットプリンタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014108537A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法

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JP2014108537A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法

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