JP2003205620A - インクジェットプリンタのプリントヘッドクリーニング装置 - Google Patents

インクジェットプリンタのプリントヘッドクリーニング装置

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JP2003205620A
JP2003205620A JP2002377920A JP2002377920A JP2003205620A JP 2003205620 A JP2003205620 A JP 2003205620A JP 2002377920 A JP2002377920 A JP 2002377920A JP 2002377920 A JP2002377920 A JP 2002377920A JP 2003205620 A JP2003205620 A JP 2003205620A
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wiper
cleaning device
printhead
print head
movable plate
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JP2002377920A
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Gui-Taek Lim
貴澤 林
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Samsung Electronics Co Ltd
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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    • B41J2/16517Cleaning of print head nozzles
    • B41J2/16535Cleaning of print head nozzles using wiping constructions

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  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリントヘッドとワイパーとの間のオーバラ
ップを一定に維持できるプリントヘッドクリーニング装
置を提供する。 【解決手段】 キャリッジ1の底部に設けられたプリン
トヘッド1aをクリーニングするためのインクジェット
プリンタのプリントヘッドクリーニング装置であって,
キャリッジ1の底部にスライド自在に設置される可動プ
レート30と,可動プレート30に支持され,回動自在
に設置される回動バー50と,回動バー50に支持さ
れ,移動時にプリントヘッドと所定高さにオーバラップ
された状態でプリントヘッド1aをクリーニングするワ
イパー40と,回動バーを上下に回動させてワイパーと
プリントヘッドとのオーバラップ量を一定に維持するよ
うにワイパーの高さを調整する可動手段とを備えるプリ
ントヘッドクリーニング装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,インクジェットプ
リンタのプリントヘッドクリーニング装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般的にインクジェットプリンタは,メ
ーンフレームにインクカートリッジを有するキャリッジ
が往復移動自在に設置される。前記キャリッジは,タイ
ミングベルト及びガイドシャフトに支持された状態で所
定の移動手段により往復移動する。前記インクカートリ
ッジは下側にプリントヘッドを有する。前記プリントヘ
ッドは,フィードローラによって移送される印刷用紙に
所定ヘッドギャップを有して設置され,移動時にインク
を噴射して画像をプリントする。
【0003】すなわち,プリントヘッドは,印刷用紙上
の所定距離からインク噴射ノズルを介してインクを噴射
し,噴射されたインクは印刷用紙に画像として表され
る。その際,前記インク噴射ノズルでのインク噴射動作
は,プリンタの制御部で入力された画像情報によって適
切に制御される。
【0004】前記構成では,前記インク噴射ノズルには
プリント動作を遂行した後にインクが残留する。ところ
が,プリントを長時間使用しない場合,インク噴射ノズ
ルに残留したインクが凝固することがある。この場合,
インク噴射ノズルが,凝固したインクによって部分的に
または全体的に塞がれ,プリント動作時にインクの適切
な量を噴射できなり,印刷品質が低下するという問題が
ある。
【0005】また,インク噴射ノズルは,インクだけで
なくホコリなどの異質物によっても塞がられることがあ
る。この場合にも印刷品質に悪影響を及ぼす。したがっ
て,インク噴射ノズルが塞がることを防止するために,
プリントヘッドをクリーニングするための装置が要求さ
れる。
【0006】前記プリントヘッドクリーニング装置の一
例が図6に概略的に示されている。図6を参照すれば,
プリントヘッドクリーニング装置は,インクカートリッ
ジ1の下側に設置されるハウジング10と,ハウジング
10内でスライド自在に設置されるプレート11と,プ
レート11の上部にホルダ(未図示)により直立するよう
に設置されるワイパー13とを具備する。
【0007】ワイパー13はプレート11によって往復
移動しながら溝に位置するインクカートリッジのプリン
トヘッドをクリーニングする。この時,プリントヘッド
とワイパー13のオーバラップ量は重要なパラメーター
となる。したがって,ワイパーの高さを適切に管理する
べきである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】一方,インクジェット
プリンタでプリントする場合,A4用紙のような規格用
紙での印刷ではなく,封筒などのような非規格用紙すな
わち,相対的に厚い用紙等に印刷するときに,プリント
ヘッドと印刷物とのヘッドギャップを一定距離に維持す
るために,通常のヘッドギャップ調整手段を用いてヘッ
ドギャップを広げる。
【0009】ところが,前記のようにヘッドギャップを
広げる場合,前記ワイパーは高さが一定に固定された構
成であるからプリントヘッドとワイパーとのオーバラッ
プ量が減ることになる。この場合,ワイパーによるプリ
ントヘッドのクリーニングができなくなるので,画質が
落ちるという問題がある。
【0010】本発明は,従来のインクジェットプリンタ
のプリントヘッドクリーニング装置が有する上記問題点
に鑑みてなされたものであり,本発明の目的は,ワイパ
ーとプリントヘッドとのオーバラップ量を一定に維持で
きる,新規かつ改良されたインクジェットプリンタのプ
リントヘッドクリーニング装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め,本発明の第1の観点によれば,キャリッジの底部に
設けられたプリントヘッドをクリーニングする,インク
ジェットプリンタのプリントヘッドクリーニング装置に
おいて,プリントヘッドに対向してスライド自在に設置
される可動プレートと,可動プレートに支持されて可動
プレートと垂直方向に移動が自在な回動バーと,回動バ
ーに支持されて前記プリントヘッドとオーバラップする
ことにより,プリントヘッドをクリーニングする弾性変
形可能なワイパーと,ワイパーとプリントヘッドとのオ
ーバラップ量を調整するために,回動バーを移動させる
可動手段とを含むことを特徴とするインクジェットプリ
ンタのプリントヘッドクリーニング装置が提供される。
【0012】この装置により,印刷物が厚くなり,プリ
ントヘッドと印刷物とのヘッドギャップが広がった場合
にも,可動手段がワイパーを支持する回動バーの位置を
調整するので,ワイパーとプリントヘッドとのオーバラ
ップ量を一定に維持することができ,弾性変形可能なワ
イパーによりプリントヘッドのクリーニングが可能とな
り,プリントヘッドを常に良好な状態に保つことができ
る。
【0013】ここで,可動手段は,ソレノイドを有する
構成であることが好ましい。或いはまた,可動プレート
の垂直方向に移動自在に設置されて回動バーの一端と連
結するマグネット部材と,マグネット部材に隣接して設
置され,マグネット部材と連動する回動自在な電磁石
と,電磁石を回転させるモータとを含む構成からなる可
動手段を用いることができる。この場合,マグネット部
材と電磁石の間に働く引力と反発力とを利用して,マグ
ネット部材に連結される回動バーの一端を移動させるこ
とができる。
【0014】この電磁石は,約90度間隔にN極とS極
が交互に設けられた十字型電磁石であることが望まし
く,十字型電磁石の中心を軸で回転モータにより選択的
に所定角度回転することにより,回動バーつまりワイパ
ーを所望の位置に調整することができる。
【0015】また,可動プレートは,ワイパーとワイパ
ーを支持するワイパーホルダとを移動自在に装着する受
容溝と,回動バーが嵌め込まれ,回動バーの両端が相反
移動する支点となる支持孔とを含んでいることが好まし
く,ワイパーホルダに支持されたワイパーが回動バーの
動作に応じて受容溝内で位置の調整が可能となる。
【0016】また,本発明の第2の観点によれば,キャ
リッジに移動自在に設置されて,プリントヘッドをクリ
ーニングするインクジェットプリンタのプリントヘッド
クリーニング装置において,プリントヘッドに対応して
移動する可動プレートと,可動プレートに移動自在に設
置され,プリントヘッドをクリーニングするワイパー
と,ワイパーとプリントヘッドとのオーバラップ量を制
御する制御ユニットとを含むことを特徴とするインクジ
ェットプリンタのプリントヘッドクリーニング装置が提
供される。
【0017】この装置により,印刷物が厚くなり,プリ
ントヘッドと印刷物とのヘッドギャップが広がった場合
にも,制御ユニットがプリントヘッドの移動距離に対応
して,ワイパーとプリントヘッドとのオーバラップ量を
制御,または自動的に調整するので,プリントヘッドを
良好な状態でクリーニングすることができる。
【0018】ここで,制御ユニットは,可動プレートに
設置されるソレノイドを有する構成であることが好まし
い。或いはまた制御ユニットは,可動プレートに設置さ
れ,一端がワイパーに連結する回動バーと,回動バーの
他端に設置されるマグネットと,マグネットとの間に引
力と反発力とを選択的に作用させて,ワイパーを制御す
る電磁石とを含む構成とすることもできる。
【0019】さらに,制御ユニットは,可動プレートに
設置され,第1端部でワイパーに連結される回動バー
と,回動バーに第2端部で連結され,回動バーを制御す
るモータとを含む構成とすることもできる。この時,可
動プレートは,回動バーが挿入される孔を具備した支持
部材と,ワイパーと前記回動バーの第1端部を受容する
第1溝部と,回動バーの第2端部を受容する第2溝部と
を含むことが好ましく,回動バーは,支持部材を支点と
して第1端部と第2端部とが相反して移動することが好
ましく,モータは,ソレノイド,または回転モータであ
ることが好ましい。
【0020】こうして,制御ユニットは,プリントヘッ
ドと印刷物とのヘッドギャップが変化する場合,キャリ
ッジにより移動するプリントヘッドの移動距離を感知し
てヘッドギャップを調整するように,或いは供給される
第1用紙と第2用紙とのいずれかに対応して,または第
1用紙と第2用紙との厚さの差に対応して,常にプリン
トヘッドとワイパーのオーバラップ量が一定になるよう
にワイパーの位置を制御することが望ましく,プリント
ヘッドをクリーニングして印刷物の品質を保つことがで
きる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照しながら,
本実施形態にかかるインクジェットプリンタのプリント
ヘッドクリーニング装置について詳細に説明する。な
お,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構
成を有する構成要素については,同一の符号を付するこ
とにより重複説明を省略する。
【0022】図1を参照すれば,本発明の実施の形態に
係るインクジェットプリンタのプリントヘッドクリーニ
ング装置は,キャリッジ1の底部側に往復スライド自在
に設置される可動プレート30と,可動プレート30に
支持されるワイパー40と,一端に前記ワイパー40を
支持し,可動プレート30に可動プレート30と垂直方
向に回動自在に設置される回動バー50と,回動バー5
0を選択的に回動させるための可動手段とを具備する。
【0023】キャリッジ1は,インクジェットプリンタ
本体に設置されるガイドシャフトに移動自在に支持さ
れ,所定往復手段により往復移動する。このキャリッジ
1は,底部側(下側)にインクを噴射するプリントヘッ
ド1aを有する。プリントヘッド1aは,下側へ移送さ
れる印刷用紙との間に所定ヘッドギャップを維持するよ
うに設置される。したがって,封筒のような厚用紙が供
給されれば,所定ヘッドギャップ感知センサによって用
紙の厚さを感知した後,キャリッジの高さを調整してヘ
ッドギャップを一定に維持する。
【0024】ここで,前記ヘッドギャップ感知センサと
ヘッドギャップ調整装置等は一般的に知らされた公知の
技術であるから詳細な説明は省略する。また,キャリッ
ジ1は,所定距離往復移動しながら用紙にインクを噴射
して画像を形成するプリント位置と,印刷命令が入力さ
れる前にプリント位置から離れて待機する初期位置との
間で移動する。前記初期位置において,本実施の形態に
係るプリントヘッドクリーニング装置などを用いてプリ
ントヘッド1aをクリーニングする動作を遂行する。
【0025】可動プレート30は,キャリッジ1の下側
に設置されるハウジング10に左右スライド自在に設置
される。可動プレート30のスライド運動に関する構成
は一般製品に広く使われる公知技術であるから説明は省
略する。また,可動プレート30は,一端にワイパー4
0及びワイパーホルダ70が装着される受容溝31を有
する。
【0026】ワイパー40は,受容溝31内に昇降移動
自在に装着される。また,ワイパー40は,そのプリン
トヘッド方向の端部(上端)がプリントヘッド1aと所
定高さRにオーバラップするように設置される。したが
って,可動プレート30の左右移動時のワイパー40と
プリントヘッド1aとのオーバラップによりプリントヘ
ッド1a表面がクリーニングされる。このために,ワイ
パー40は,弾性変形可能な例えばゴム材質で形成する
ことが好ましい。
【0027】ここで,ワイパー40は,ワイパーホルダ
70に支持された状態で受容溝31に装着される。すな
わち,ワイパー40は,ワイパーホルダ70に結合また
は付着された状態で受容溝31に共に受容され,上下に
移動自在に装着される。
【0028】回動バー50は,一端にワイパーホルダ7
0を支持するように可動プレート30に設置される。そ
して,回動バー50は,可動プレート30に形成された
支持孔33に嵌め込まれ,その支持孔33を中心に左右
回動する。すなわち,回動バー50は,支持孔33を中
心に左右にシーソーのように動く。したがって,いわゆ
る梃子の原理を用いて回動バー50の他端を下方に引っ
張ると,一端が上昇してワイパー40を所定距離上昇さ
せることができる。このために,回動バー50の他端に
は,例えば可動部材63に連結する係止フック51が所
定形状に屈曲形成される。
【0029】可動手段は,回動バー50の下側に設置さ
れて回動バー50を選択的に昇降回動させるソレノイド
60を含むことが望ましい。ソレノイド60の例として
は,駆動部61と,駆動部61の駆動によって上下に移
動しながら回動バー50を連動させる可動部材63とを
有する。可動部材63には係止フック51がかかるよう
に,例えば所定形状に屈曲された干渉部63aが設けら
れる。
【0030】前記構成を有する本実施の形態に係るイン
クジェットプリンタのプリントヘッドクリーニング装置
の動作を説明すると,次の通りである。まず,プリント
時に用紙がプリントヘッド1aの下側に供給され,ヘッ
ドギャップセンサによりヘッドギャップを感知する。こ
の時,供給された用紙が封筒などの厚用紙の場合,感知
されたヘッドギャップは所定基準値以下に検出される。
このように,検出された情報に基づいてキャリッジ1は
所定高さに上昇してヘッドギャップが正常な基準値に調
整される。
【0031】それと同時に,前記のようにヘッドギャッ
プ調整のためにキャリッジ1が上昇すれば,その情報に
よりソレノイド60が駆動する。すると,可動部材63
が下方に所定距離下降して,干渉部63aにかかった係
止フック51が下方に引っ張られることになる。
【0032】そして,図2に示したように,可動バー3
0が支持孔33を中心に回動されて一端が上昇する。よ
って,可動バー30の一端に支持されたワイパーホルダ
70及びワイパー40が所定高さ上昇することによっ
て,プリントヘッド1aが上昇された分の高さを補償す
るようになる。したがって,プリントヘッド1aとワイ
パー40との間は所望の所定高さRにオーバラップす
る。この状態で,可動プレート30が左右方向にスライ
ド移動すれば,図3に示したように,ワイパー40がオ
ーバラップ量だけ変形されつつ,プリントヘッド1aを
クリーニングする。よって,プリントヘッド1aを正常
にクリーニングして汚染を防止し,印刷画質が低下する
ことを防止できる。
【0033】一方,図4を参照すれば,可動手段につい
ての実施の形態が概略的に示されている。示された可動
手段は,所定形状を有するマグネット部材81と,マグ
ネット部材81に隣接して設置されて,移動自在な電磁
石83とを具備する。マグネット部材81は,回動バー
50と連結させるために,例えば回動バー50の係止フ
ック51にかかる干渉部81aを有する。マグネット部
材81は,干渉部81aに係止フック51がかかった状
態で上下に昇降自在に可動プレート30に設置される。
【0034】電磁石83は,マグネット部材81の下側
に設置され,約90度間隔にN極とS極が交互に設けら
れたいわゆる十字型電磁石であることが望ましい。この
十字型電磁石83は,その中心を軸に回転モータ90に
より所定角度ずつ回転する。
【0035】つまり,図4に示したように,マグネット
部材81と電磁石83が互いにN極同士で対向すれば,
反発力によってマグネット部材81が上昇する。逆に,
電磁石83を90度角度回転させる場合,図5に示した
ように,N極とS極が対向し,マグネット部材81が下
側に移動する。すると,そのマグネット部材81に引っ
張られて回動バー50が下降する。こうして,回動バー
50の一端に支持されるワイパーの高さを調整できる。
【0036】勿論,ここでも電磁石83は,プリントヘ
ッドと印刷用紙との間のヘッドギャップを測定した後,
測定されたヘッドギャップによってキャリッジの位置が
上昇した時に,その信号に基づいてワイパーを上昇させ
るように制御される。
【0037】以上,添付図面を参照しながら本実施の形
態にかかるインクジェットプリンタのプリントヘッドク
リーニング装置の好適な実施形態について説明したが,
本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば,特
許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において
各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかで
あり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属
するものと了解される。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように,本発明のインクジ
ェットプリンタのプリントヘッドクリーニング装置によ
れば,使用者が厚用紙を使用して印刷するためにプリン
トヘッドと用紙との間のヘッドギャップを調整しても,
自動でワイパーオーバラップ量を一定に維持できるよう
になり,プリントヘッドを正常にクリーニングすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかるインクジェットプリンタ
のプリントヘッドクリーニング装置を示した概略断面図
である。
【図2】図1に示されたプリントヘッドクリーニング装
置の動作を説明するための概略断面図。
【図3】図1に示されたプリントヘッドクリーニング装
置の動作を説明するための概略断面図。
【図4】本実施の形態にかかるプリントヘッドクリーニ
ング装置の可動手段を示した概略構成図。
【図5】図4に示されたプリントヘッドクリーニング装
置の動作を説明するための概略構成図。
【図6】従来のインクジェットプリンタのプリントヘッ
ドクリーニング装置を示した概略斜視図。
【符号の説明】
1 インクカートリッジ 1a プリントヘッド 10 ハウジング 30 可動プレート 31 受容溝 33 支持孔 40 ワイパー 50 回動バー 51 仮止フック 60 ソレノイド 61 駆動部 63 可動部材 63a 干渉部 70 ワイパーホルダ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリッジの底部に設けられたプリント
    ヘッドをクリーニングする,インクジェットプリンタの
    プリントヘッドクリーニング装置において;前記プリン
    トヘッドに対向して,スライド自在に設置される可動プ
    レートと,前記可動プレートに支持され,前記可動プレ
    ートと垂直方向に移動自在な回動バーと,前記回動バー
    に支持され,前記プリントヘッドとオーバラップして,
    前記プリントヘッドをクリーニングするワイパーと,前
    記可動プレートに設置され,前記ワイパーと前記プリン
    トヘッドとのオーバラップ量を調整するために,前記回
    動バーを移動させる可動手段と,を含むことを特徴とす
    るインクジェットプリンタのプリントヘッドクリーニン
    グ装置。
  2. 【請求項2】 前記可動手段は,前記回動バーの一端に
    連動するソレノイドを含むことを特徴とする請求項1に
    記載のインクジェットプリンタのプリントヘッドクリー
    ニング装置。
  3. 【請求項3】 前記可動手段は,前記可動プレートの垂
    直方向に移動自在に設置され,前記回動バーの一端と連
    結するマグネット部材と,前記マグネット部材に隣接し
    て設置され,前記マグネット部材に引力と反発力とを選
    択的に作用させる回動自在な電磁石と,前記電磁石を回
    転させるモータと,を含むことを特徴とする請求項1に
    記載のインクジェットプリンタのプリントヘッドクリー
    ニング装置。
  4. 【請求項4】 前記電磁石は,約90度間隔にN極とS
    極が交互に設けられた十字型電磁石であることを特徴と
    する請求項3に記載のインクジェットプリンタのプリン
    トヘッドクリーニング装置。
  5. 【請求項5】 前記ワイパーは,弾性変形可能な材質か
    らなることを特徴とする請求項1,2,3または4のい
    ずれかに記載のインクジェットプリンタのプリントヘッ
    ドクリーニング装置。
  6. 【請求項6】 前記ワイパーは,ワイパーホルダに支持
    されていることを特徴とする請求項1,2,3,4また
    は5のいずれかに記載のインクジェットプリンタのプリ
    ントヘッドクリーニング装置。
  7. 【請求項7】 前記可動プレートは,前記ワイパーと前
    記ワイパーホルダとを移動自在に装着する受容溝と,前
    記回動バーが嵌め込まれ,前記回動バーの両端が相反移
    動する支点となる支持孔と,を含むことを特徴とする請
    求項1,2,3,4,5または6のいずれかに記載のイ
    ンクジェットプリンタのプリントヘッドクリーニング装
    置。
  8. 【請求項8】 キャリッジに移動自在に設置されて,プ
    リントヘッドをクリーニングするインクジェットプリン
    タのプリントヘッドクリーニング装置において;前記プ
    リントヘッドに対応して移動する可動プレートと,前記
    可動プレートに移動自在に設置され,前記プリントヘッ
    ドをクリーニングするワイパーと,前記ワイパーと前記
    プリントヘッドとのオーバラップ量を制御する制御ユニ
    ットと,を含むことを特徴とするインクジェットプリン
    タのプリントヘッドクリーニング装置。
  9. 【請求項9】 前記制御ユニットは,前記プリントヘッ
    ドの移動距離を感知して,前記オーバラップ量を調整す
    るように前記ワイパーの位置を制御することを特徴とす
    る請求項8に記載のインクジェットプリンタのプリント
    ヘッドクリーニング装置。
  10. 【請求項10】 前記制御ユニットは,供給される第1
    用紙と第2用紙との厚さの差に対応して,前記オーバラ
    ップ量を調整するように前記ワイパーの位置を制御する
    ことを特徴とする請求項8または9に記載のインクジェ
    ットプリンタのプリントヘッドクリーニング装置。
  11. 【請求項11】 前記制御ユニットは,前記可動プレー
    トに設置されるソレノイドを含むことを特徴とする請求
    項8,9または10のいずれかに記載のインクジェット
    プリンタのプリントヘッドクリーニング装置。
  12. 【請求項12】 前記制御ユニットは,前記可動プレー
    トに設置され,一端が前記ワイパーに連結する回動バー
    と,前記回動バーの他端に設置されるマグネットと,前
    記マグネットとの間に引力と反発力とを選択的に作用さ
    せて,前記ワイパーを制御する電磁石と,を含むことを
    特徴とする請求項8,9または10のいずれかに記載の
    インクジェットプリンタのプリントヘッドクリーニング
    装置。
  13. 【請求項13】 前記制御ユニットは,前記可動プレー
    トに設置され,第1端部で前記ワイパーに連結される回
    動バーと,前記回動バーに第2端部で連結され,前記回
    動バーを制御するモータと,を含むことを特徴とする請
    求項8,9または10のいずれかに記載のインクジェッ
    トプリンタのプリントヘッドクリーニング装置。
  14. 【請求項14】 前記可動プレートは,前記回動バーが
    挿入される孔を具備した支持部材と,前記ワイパーと前
    記回動バーの第1端部を受容する第1溝部と,前記回動
    バーの第2端部を受容する第2溝部と,を含むことを特
    徴とする請求項13に記載のインクジェットプリンタの
    プリントヘッドクリーニング装置。
  15. 【請求項15】 前記回動バーは,前記支持部材を支点
    として前記第1端部と前記第2端部とが相反して移動す
    ることを特徴とする請求項13に記載のインクジェット
    プリンタのプリントヘッドクリーニング装置。
  16. 【請求項16】 前記モータは,ソレノイド,または回
    転モータであることを特徴とする請求項13に記載のイ
    ンクジェットプリンタのプリントヘッドクリーニング装
    置。
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