JP2000246908A - インクジェット方式画像形成装置 - Google Patents

インクジェット方式画像形成装置

Info

Publication number
JP2000246908A
JP2000246908A JP5045499A JP5045499A JP2000246908A JP 2000246908 A JP2000246908 A JP 2000246908A JP 5045499 A JP5045499 A JP 5045499A JP 5045499 A JP5045499 A JP 5045499A JP 2000246908 A JP2000246908 A JP 2000246908A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
ink
print head
image forming
ink ejection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5045499A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Kiyohara
直樹 清原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Copyer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Copyer Co Ltd filed Critical Copyer Co Ltd
Priority to JP5045499A priority Critical patent/JP2000246908A/ja
Publication of JP2000246908A publication Critical patent/JP2000246908A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】インク吐出面を清掃するブレードがこのインク
吐出面に侵入する侵入量を一定に保てるンクジェット方
式画像形成装置を提供する。 【解決手段】クリーニングブレード72を印字ヘッド4
6のインク吐出面46aに侵入させてインク吐出面46
aを清掃するときは、ブレード昇降機110のソレノイ
ド112をオンにしてブレードアーム104を矢印F方
向に回転させ、連結部108を上昇させる。連結部10
8の上昇に伴って保持部90も固定部100も上昇す
る。この上昇によって突当部94a,96aがそれぞれ
受部42a,42bに突き当たり、固定部100はそれ
以上上昇できずに停止する。これにより、クリーニング
ブレード72がインク吐出面46aに侵入する侵入量が
一定の量になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体にインク
を吐出して画像を形成するインクジェット方式画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータやワークステーションの出
力装置として、所定の搬送方向に搬送される記録紙など
の記録媒体にインクを吐出して画像を形成するインクジ
ェット方式画像形成装置が知られている。このインクジ
ェット方式画像形成装置は、通常、インクを吐出する複
数のインク吐出口が形成されたインク吐出面を有する印
字ヘッドと、この印字ヘッドを搭載して所定の主走査方
向に往復動するキャリッジと、この主走査方向に直交す
る副走査方向(上記した所定の搬送方向)に記録紙を搬
送する搬送装置とを備えている。
【0003】記録紙に画像を形成する際は、搬送装置で
搬送中の記録紙を一時的に停止させ、キャリッジを上記
の主走査方向に往復動させながら、画像情報を担持した
画像信号に基づいてインク吐出口からインクを吐出し、
記録紙のうち、インク吐出口に向き合う画像形成領域に
位置する画像部分に1バンド分の画像を形成する。その
後、紙を1バンド分の幅だけ搬送して再び停止させ、キ
ャリッジを主走査方向に往復動させながら、画像信号に
基づいてインク吐出口からインクを吐出し、記録紙のう
ち、画像形成領域に新たに位置する画像部分に画像を形
成する。このような動作を繰り返すことにより、記録紙
の全面に画像を形成する。
【0004】上記したインクジェット方式画像形成装置
では、インク吐出口につながるノズルに気泡が発生した
り、インク吐出口が吐出インクミストの乾燥による増粘
インクや紙粉などで詰ることがある。このような場合、
インク吐出口からインクが吐出されにくくなったり、吐
出されたインクの吐出方向が乱れたりして、印字された
画像の品位が低下する。この画像品位の低下を防止する
ために、印字中や印字動作終了後にインク吐出口から強
制的にインクを吸引して気泡や吐出口周りの増粘イン
ク、紙粉などを取り除く回復動作が行われる。
【0005】また、通常、上記した回復動作に前後し
て、インク吐出面を清掃するワイピング動作も行われ
る。このワイピング動作は、通常、ゴム製のワイピング
ブレードをインク吐出面に擦り付けて(摺擦して)、こ
のインク吐出面に付着しているインクや紙粉などを掻き
取る動作である。上記した回復動作とワイピング動作に
よってインク吐出口から正常にインクが吐出されること
となる。
【0006】上記のワイピング動作では、ワイピングブ
レードがインク吐出面に侵入する侵入量を一定量にする
(ワイピングブレードの撓み形状を一定にする)ことに
より、インク吐出面を良好に清掃できる。このように侵
入量を一定量にするためには、ワイピング動作に関係す
る部品の精度を向上させる技術が考えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ワイピング動
作に関係する部品点数が多いので、この技術はコスト的
にも技術的にも困難な技術である。
【0008】ところで、高品位の画像を得るためには、
印字ヘッドのインク吐出面と記録媒体の画像部分との距
離が一定の距離であることが望ましい。そこで、記録媒
体の厚さが変わっても、この距離が一定になるように、
印字ヘッドが移動(上下動)するタイプのインクジェッ
ト方式画像形成装置が知られている。このタイプのイン
クジェット方式画像形成装置に、上記の侵入量を一定量
にする技術を適用しようとしても、コスト的にも技術的
にもいっそう困難となり、侵入量を一定量にできないこ
とが多い。
【0009】本発明は、上記事情に鑑み、インク吐出面
を清掃するブレードがこのインク吐出面に侵入する侵入
量を一定に保てるンクジェット方式画像形成装置を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のインクジェット方式画像形成装置は、インク
が吐出する複数のインク吐出口が形成されたインク吐出
面を有する印字ヘッドを搭載したキャリッジを所定方向
に往復動させながら、記録媒体のうち上記インク吐出面
の前方の画像形成領域に位置する画像部分に上記インク
吐出口からインクを吐出させて上記画像部分に画像を形
成するインクジェット方式画像形成装置において、
(1)上記インク吐出面を摺擦しながら清掃するブレー
ドと、(2)このブレードを保持して上記インク吐出面
に接離させるブレード保持部材とを備え、(3)上記ブ
レード保持部材は、上記ブレードが上記インク吐出面に
侵入する侵入量が一定量になるように上記印字ヘッドも
しくは上記キャリッジに突き当たる突当部を有するもの
であることを特徴とするものである。
【0011】ここで、(4)上記突当部は、上記印字ヘ
ッドもしくは上記キャリッジのうち上記インク吐出面に
略平行な受部に突き当たる2つ以上のものであってもよ
い。
【0012】また、(5)上記印字ヘッドは、上記画像
部分との距離が2段階以上に変わるように移動するもの
であり、(6)上記ブレード保持部材は、上記ブレード
の上記侵入量が一定量になるように上記印字ヘッドの移
動に追従するものであってもよい。
【0013】さらに、(7)上記印字ヘッドもしくは上
記キャリッジは、上記インク吐出面が上記ブレードに接
近してくるときに上記ブレードが上記インク吐出面まで
案内されるように上記突当部を案内する案内部を有する
ものであってもよい。
【0014】さらにまた、(8)上記ブレードは、上記
ブレード保持部材に着脱自在に保持されたものであり、
(9)上記突当部は、上記ブレードを上記ブレード保持
部材から着脱するために摘ままれる摘まみであってもよ
い。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明のイ
ンクジェット方式画像形成装置の実施形態を説明する。
【0016】先ず、図1と図2を参照して、本発明の一
実施形態であるカラープロッタ(以下、プロッタとい
う)の概略構成を説明する。
【0017】図1は、正面から見たプロッタの概略構成
を示す斜視図であり、図2は、背面から見たプロッタの
概略構成を示す斜視図である。
【0018】プロッタ10は、キャスタ12a付きのス
タンド12の上部に固定されている。プロッタ10は、
このプロッタ10を操作するための操作部14を備えて
おり、この操作部14に設置された各種のスイッチ等に
より、紙サイズ、オンライン/オフライン、コマンドな
どが指示される。矢印A方向から記録紙挿入口16に挿
入された記録紙(記録媒体の一例である)は、操作部1
4からの指示に基づいて、プロッタ10の内部に搬送さ
れ、カラー画像が印字されて記録紙排出口18から矢印
B方向に排出される。
【0019】図3を参照して、プロッタ10における記
録紙の搬送経路と印字(画像形成)工程を説明する。
【0020】図3は、図1のプロッタの切り欠いて記録
紙の搬送経路を示す斜視図であり、図1、図2の構成要
素と同一の構成要素には同一の符号が付されている。
【0021】プロッタ10では、記録紙挿入口16から
挿入されたシート状の記録紙と、ロール状に巻かれた記
録紙(ロール紙)20に印字できる。ここでは、記録紙
挿入口16から挿入されたロール紙20の搬送経路を説
明するが、シート状の記録紙も同様な搬送経路を通る。
【0022】ロール紙20の一端を矢印A方向(図2参
照)から記録紙挿入口16に挿入する。挿入されたロー
ル紙20は、プラテン22に形成された給紙ガイド24
の上方を通り、駆動ローラ26と、従動ローラアーム2
8に回転自在に固定された従動ローラ30とに挟持され
ながら、プラテン22上の画像形成領域32に搬送され
る。
【0023】画像形成領域32の下方には吸引ファン
(図示せず)が配置されている。また、プラテン22の
うち画像形成領域32に相当する部分には、多数の吸引
孔34が形成されている。ロール紙20が搬送されてい
る間、吸引ファンを作動し、吸引孔34を通して空気を
吸引してプラテン22にロール紙20を吸引する。これ
により、ロール紙20の浮き上がりが防止される。ロー
ル紙20は、駆動ローラ26と従動ローラ30とに挟持
されながらさらに搬送され、記録紙排出口18から矢印
B方向に排出される。
【0024】プロッタ10は、矢印C,D方向(主走査
方向)に往復動するキャリッジ42を備えている。この
キャリッジ42はヘッドホルダ44を備えており、この
ヘッドホルダ44には、各カラーインク(例えばシア
ン、マゼンタ、イエロー、黒の各インク)が収納された
複数の印字ヘッド46が装着されている。この印字ヘッ
ド46にはフレキシブルケーブル(図示せず)が接続さ
れており、このフレキシブルケーブルによって印字ヘッ
ド46にインク吐出信号が伝達される。
【0025】キャリッジ42は、キャリッジ駆動モータ
(図示せず)に掛設されたワイヤ48に固定されてお
り、このワイヤ48は、キャリッジ駆動モータの正逆回
転によって矢印C,D方向に往復動する。ワイヤ48が
矢印C,D方向に往復動すると、キャリッジ42も案内
レール50に案内されて矢印C,D方向に往復動する。
また、キャリッジ42のうち記録紙搬送方向(矢印B方
向)下流側部分には、切断装置52が着脱自在に固定さ
れている。なお、プラテン22には、切断装置52のカ
ッタ(図示せず)が入り込んで走行する溝36が形成さ
れている。また、キャリッジ42の位置を検出するため
に、矢印C,D方向に延びるリニアスケール54が固定
されている。
【0026】ロール紙20は、矢印C,D方向に直交す
る副走査方向(矢印B方向)に断続的に搬送される。ロ
ール紙20に画像を形成するときは、ロール紙20を一
時的に停止させ、キャリッジ42を矢印C,D方向に往
復動させながら、ロール紙20のうち画像形成領域32
に位置する画像部分に印字ヘッド46からインクを吐出
する。その後、所定長さだけロール紙20を搬送して画
像形成領域32に位置する新たな画像部分に次のバンド
分の画像を形成する。この動作をロール紙20の全長に
亘って繰り返す。これにより、ロール紙20にカラー画
像が形成される。カラー画像が形成されたロール紙20
は駆動ローラ26と従動ローラ30とに挟持されながら
排出ガイド38に案内されて矢印B方向に排出される。
【0027】キャリッジ42が往復動する範囲のうち画
像形成領域32から外れた領域には、インク吐出口から
強制的にインクを吸引する回復装置60が配置されてい
る。この回復装置60には、印字ヘッド46のインク吐
出面を清掃するクリーニング装置70が組み込まれてい
る。
【0028】図4から図6までを参照してクリーニング
装置70を説明する。
【0029】図4は、クリーニング装置のうちクリーニ
ングブレードとブレード保持部材を分解して示す斜視図
である。図5は、印字ヘッドのインク吐出面に一定量だ
け侵入したクリーニングブレードを示す側面図である。
図6は、待機位置に位置するクリーニングブレードを示
す側面図である。これらの図では、図3に示す構成要素
と同一の構成要素には同一の符号が付されている。
【0030】クリーニング装置70は、ゴム製で可撓性
のクリーニングブレード72と、このクリーニングブレ
ード72を保持してインク吐出面46aに接離させるブ
レード保持部材80と、このブレード保持部材80を昇
降させるブレード昇降機110を有する。クリーニング
ブレード72はインク吐出面46aに一定量だけ侵入し
て撓み、このインク吐出面を摺擦しながら清掃する。
【0031】ブレード保持部材80は、クリーニングブ
レード72が装着された保持部90と、この保持部90
が着脱自在に固定される固定部100とに分割される。
保持部90はコ字状で樹脂製のものであり、底部92に
クリーニングブレード72が立てられている。保持部9
0の両翼94,96の上端部には、キャリッジ42に突
き当たる突当部94a,96aが形成されている。キャ
リッジ42のうち、突当部94a,96aが突き当たる
部分には受部42a,42bが形成されている。これら
受部42a,42bは、印字ヘッド46のインク吐出面
46aにほぼ平行である。また、受部42a,42bの
位置に合わせるために、翼94のほうが翼96よりも長
く、突当部94aのほうが突当部96aよりも高い位置
にある。両翼94,96の外面中央部にはそれぞれ突起
94b,96bが形成されている。この突起94b,9
6bは、固定部100の両翼104,106に形成され
た孔104a,106aに差し込まれる。また、保持部
90の底部92からは下方に向けて2本の脚92aが突
出している。この2本の脚92aは、固定部100の底
部102に形成された2つの孔102aにそれぞれ差し
込まれる。このように突起94b,96bが孔104
a,106aに差し込まれると共に、2本の脚92aが
孔102aに差し込まれることにより、保持部90と固
定部100が一体的に固定される。
【0032】保持部90を固定部100から取り外す際
は、突当部94a,96aを摘まんで内側に押す。これ
により、両翼94,96が内側に撓んで突起94b,9
6bを孔104a,106aから抜け出るので、保持部
90を固定部100から取り外せることとなる。また、
固定部100の底部102からは下方に向けて連結部1
08が突出している。この連結部108はブレード昇降
機110に連結されており、コイルばね109によって
下方(矢印E方向)に付勢されている。
【0033】クリーニングブレード72を印字ヘッド4
6のインク吐出面46aに侵入させてインク吐出面46
aを清掃するときは、ブレード昇降機110のソレノイ
ド112をオンにしてブレードアーム104を矢印F方
向に回転させ、連結部108を上昇させる。連結部10
8の上昇に伴って保持部90も固定部100も上昇す
る。この上昇によって突当部94a,96aがそれぞれ
受部42a,42bに突き当たり、固定部100はそれ
以上上昇できずに停止する。これにより、クリーニング
ブレード72がインク吐出面46aに侵入する侵入量が
一定の量になる。この状態で、図5、図6の紙面に垂直
な方向に印字ヘッド46が移動することにより、クリー
ニングブレード72はインク吐出面46aに一定量だけ
侵入したままインク吐出面46aを摺擦しながら清掃す
る。なお、インク吐出面46aを清掃しないときは、ソ
レノイド112をオフにしてクリーニングブレード72
を降下させておく。
【0034】図7、図8を参照して、上記した突当部9
4a,96aを受部42a,42bに案内する案内部を
説明する。
【0035】図7は、案内部に案内され始めた突当部を
示す模式図であり、図8は、案内部にほぼ案内され終っ
た突当部を示す模式図である。これらの図では、図3か
ら図7までに示す構成要素と同一の構成要素には同一の
符号が付されている。また、ここでは、4つの印字ヘッ
ド46K,46C,46Y,46Mが装着されたヘッド
ホルダ44を示す。
【0036】キャリッジ42には、インク吐出面46a
がクリーニングブレード72に接近してくるときにこの
クリーニングブレード72がインク吐出面46aまで案
内されるように突当部94a,96a(図7,図8では
96aを図示せず)を案内する案内部42cが形成され
ている。この案内部42cは、インク吐出面46aから
遠ざかるほど高くなるように傾斜している。このため、
キャリッジ42がクリーニング装置70から離れた状態
において突当部94a,96aを多少高い位置に上昇さ
せておき、キャリッジ42をクリーニング装置70に接
近させると、図7に示すように、先ず、突当部94a,
96aが案内部42cの先端部に突き当たる。キャリッ
ジ42をクリーニング装置70にさらに接近させると、
図8に示すように、突当部94a,96aは受部42
a,42b(図7,図8では42bを図示せず)に突き
当たり、クリーニングブレード72がインク吐出面46
aに一定量だけ侵入する。このようにキャリッジ42に
案内部42cを形成しておくことにより、クリーニング
ブレード72がインク吐出面46aにいっそう確実に一
定量だけ侵入するので、インク吐出面46aがいっそう
確実に清掃されることとなる。
【0037】また、プロッタ10(図1参照)のなかに
は、記録媒体の厚さが変わっても印字ヘッド46のイン
ク吐出面46aと記録媒体の画像部分との距離が一定の
距離になるように、印字ヘッド46が移動(上下動)す
るタイプのものがある。このようなタイプのプロッタで
あっても、上記した案内部42cをキャリッジ42もし
くは印字ヘッド46に形成しておくことにより突当部9
4a,96aが案内部42cに案内されるので、ブレー
ド保持部材80が印字ヘッド46の移動に追従する。こ
の結果、クリーニングブレード72がインク吐出面46
aに確実に一定量だけ侵入するので、インク吐出面46
aが確実に清掃されることとなる。
【0038】なお、上記した実施形態では、受部42
a,42bをキャリッジ42に形成したが、印字ヘッド
46もしくはヘッドホルダ44に受部42a,42bを
形成してもよい。この場合でも、クリーニングブレード
72がインク吐出面46aに確実に一定量だけ侵入する
ので、インク吐出面46aが確実に清掃されることとな
る。印字ヘッド46を小型化するためには、受部42
a,42bをキャリッジ42もしくはヘッドホルダ44
に形成したほうがよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明のインクジェ
ット方式画像形成装置によれば、保持部材の突当部が印
字ヘッドもしくはキャリッジに突き当たるので、ブレー
ドがインク吐出面に侵入する際の侵入量を確実に一定に
保てる。
【0040】ここで、上記突当部は、上記印字ヘッドも
しくは上記キャリッジのうち上記インク吐出面に略平行
な受部に突き当たる2つ以上のものである場合は、2つ
以上の突当部が印字ヘッドもしくはキャリッジの受部に
突き当たるので、ブレードがインク吐出面に侵入する際
の侵入量をいっそう確実に一定に保てる。
【0041】また、上記印字ヘッドは、上記画像部分と
の距離が2段階以上に変わるように移動するものであ
り、上記ブレード保持部材は、上記ブレードの上記侵入
量が一定量になるように上記印字ヘッドの移動に追従す
るものである場合は、画像部分との距離が2段階以上に
変わるように印字ヘッドが移動するとその移動にブレー
ド保持部材が追従してブレードの侵入量が一定量になる
ので、印字ヘッドが上記のように移動しても侵入量を確
実に一定に保てる。
【0042】さらに、上記印字ヘッドもしくは上記キャ
リッジは、上記インク吐出面が上記ブレードに接近して
くるときに上記ブレードが上記インク吐出面まで案内さ
れるように上記突当部を案内する案内部を有するもので
ある場合は、案内部が突当部を案内するので、ブレード
が確実にインク吐出面を清掃する。
【0043】さらにまた、上記ブレードは、上記ブレー
ド保持部材に着脱自在に保持されたものであり、上記突
当部は、上記ブレードを上記ブレード保持部材から着脱
するために摘ままれる摘まみである場合は、突当部が摘
まみを兼用するので、ブレード保持部材の構成を小型化
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】正面から見たプロッタの概略構成を示す斜視図
である。
【図2】図1のプロッタを背面から見た概略構成を示す
斜視図である。
【図3】図1のプロッタの切り欠いて記録紙の搬送経路
を示す斜視図である。
【図4】クリーニング装置のうちクリーニングブレード
とブレード保持部材を分解して示す斜視図である。
【図5】印字ヘッドのインク吐出面に一定量だけ侵入し
たクリーニングブレードを示す側面図である。
【図6】待機位置に位置するクリーニングブレードを示
す側面図である。
【図7】案内部に案内され始めた突当部を示す模式図で
ある。
【図8】案内部にほぼ案内され終った突当部を示す模式
図である。
【符号の説明】
10 プロッタ 42 キャリッジ 42a,42b 受部 42c 案内部 46 印字ヘッド 46a インク吐出面 70 クリーニング装置 72 クリーニングブレード 80 ブレード保持部材 90 保持部 94a,96a 突当部 100 固定部 110 ブレード昇降機

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクが吐出する複数のインク吐出口が
    形成されたインク吐出面を有する印字ヘッドを搭載した
    キャリッジを所定方向に往復動させながら、記録媒体の
    うち前記インク吐出面の前方の画像形成領域に位置する
    画像部分に前記インク吐出口からインクを吐出させて前
    記画像部分に画像を形成するインクジェット方式画像形
    成装置において、 前記インク吐出面を摺擦しながら清掃するブレードと、 該ブレードを保持して前記インク吐出面に接離させるブ
    レード保持部材とを備え、 前記ブレード保持部材は、 前記ブレードが前記インク吐出面に侵入する侵入量が一
    定量になるように前記印字ヘッドもしくは前記キャリッ
    ジに突き当たる突当部を有するものであることを特徴と
    するインクジェット方式画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記突当部は、 前記印字ヘッドもしくは前記キャリッジのうち前記イン
    ク吐出面に略平行な受部に突き当たる2つ以上のもので
    あることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット
    方式画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記印字ヘッドは、前記画像部分との距
    離が2段階以上に変わるように移動するものであり、 前記ブレード保持部材は、前記ブレードの前記侵入量が
    一定量になるように前記印字ヘッドの移動に追従するも
    のであることを特徴とする請求項1又は2に記載のイン
    クジェット方式画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記印字ヘッドもしくは前記キャリッジ
    は、 前記インク吐出面が前記ブレードに接近してくるときに
    前記ブレードが前記インク吐出面まで案内されるように
    前記突当部を案内する案内部を有するものであることを
    特徴とする請求項1,2,又は3に記載のインクジェッ
    ト方式画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記ブレードは、前記ブレード保持部材
    に着脱自在に保持されたものであり、 前記突当部は、前記ブレードを前記ブレード保持部材か
    ら着脱するために摘ままれる摘まみであることを特徴と
    する請求項1から4までに記載のインクジェット方式画
    像形成装置。
JP5045499A 1999-02-26 1999-02-26 インクジェット方式画像形成装置 Withdrawn JP2000246908A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5045499A JP2000246908A (ja) 1999-02-26 1999-02-26 インクジェット方式画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5045499A JP2000246908A (ja) 1999-02-26 1999-02-26 インクジェット方式画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000246908A true JP2000246908A (ja) 2000-09-12

Family

ID=12859324

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5045499A Withdrawn JP2000246908A (ja) 1999-02-26 1999-02-26 インクジェット方式画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000246908A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100433401B1 (ko) * 2002-01-02 2004-05-31 삼성전자주식회사 잉크젯 프린터의 프리트헤드 크리닝장치
JP2006218656A (ja) * 2005-02-08 2006-08-24 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2008221497A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Ricoh Co Ltd インクジェット記録装置
US7722155B2 (en) 2002-07-08 2010-05-25 Seiko Epson Corporation Rotor, drive converting apparatus, cleaning apparatus, wiping apparatus, and liquid ejection apparatus

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100433401B1 (ko) * 2002-01-02 2004-05-31 삼성전자주식회사 잉크젯 프린터의 프리트헤드 크리닝장치
US7722155B2 (en) 2002-07-08 2010-05-25 Seiko Epson Corporation Rotor, drive converting apparatus, cleaning apparatus, wiping apparatus, and liquid ejection apparatus
JP2006218656A (ja) * 2005-02-08 2006-08-24 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2008221497A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Ricoh Co Ltd インクジェット記録装置
US8231201B2 (en) 2007-03-09 2012-07-31 Ricoh Company, Ltd. Inkjet recording device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7198350B2 (en) Image formation apparatus and recovery ejection method of print head
JP2009023168A (ja) カバー部材および記録装置
JPH0725007A (ja) インクジェット記録装置
JP2003127429A (ja) インクジェット式プリンタ
JP5927989B2 (ja) 画像形成装置
US6152444A (en) Shuttling media movement system for hardcopy devices
JP2000246908A (ja) インクジェット方式画像形成装置
US6572292B2 (en) Apparatus and method for transporting print media through a printzone of a printing device
US5917517A (en) Ink jet recording apparatus and wiping method used for such apparatus
JP2005349779A (ja) 記録装置
JP2007160872A (ja) インクジェット記録装置
JP3270664B2 (ja) インクジェット記録装置及びインクジェット記録装置の回復方法
JPH06328731A (ja) インクジェット記録装置
JPH1044447A (ja) インクジェットヘッドのメンテナンス装置
JP2001018404A (ja) クリーニング機構
JP3901479B2 (ja) 記録装置
WO1998002311A1 (fr) Appareil de formation d'image de type scanning
JP2001018470A (ja) 画像形成装置
JP2000000980A (ja) インクジェット記録装置
JP2001301182A (ja) インクジェットプリンタ
JP2001001557A (ja) 回復装置及び回復方法
JP2677259B2 (ja) インクジェット式記録装置
JP2006198984A (ja) 回復機構及び回復ユニット並びに画像形成装置
JP2004130693A (ja) インクジェット記録装置
JP3025089B2 (ja) インクジェット記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060509