JP3093396B2 - 誘導電動機の固定子 - Google Patents

誘導電動機の固定子

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JP3093396B2
JP3093396B2 JP03330455A JP33045591A JP3093396B2 JP 3093396 B2 JP3093396 B2 JP 3093396B2 JP 03330455 A JP03330455 A JP 03330455A JP 33045591 A JP33045591 A JP 33045591A JP 3093396 B2 JP3093396 B2 JP 3093396B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は誘導電動機の固定子に係
わり、特に異なる位相の電圧が印加される複数種類のコ
イルのコイル端間の絶縁を図ったものに関する。
【0002】
【従来の技術】誘導電動機の固定子としては、特開昭6
4−34155号公報に示されたものがある。これは、
図1に示すように、鉄心1の内周縁部に絶縁材製のリ
ング状立上げ部2を設けると共に、所定のティース3上
に絶縁材製の突片4を立設し、鉄心1の内周側に巻装さ
れる主コイル5をリング状立上げ部2と突片4との間で
挟持する構成のものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成のもので
は、鉄心1の内周側に主コイル5を巻装した後、外周側
に補助コイル6を巻回するため、この補助コイル6のコ
イル端は先に巻装されている主コイル5のコイル端の上
に重ねて巻回されることとなる。
【0004】ところが、誘導電動機の運転時には、主コ
イル5と補助コイル6と間に大きな電位差が生じ、この
ような両コイル5及び6がコイル端部分で重なり合って
いると、絶縁性劣化の問題を生ずる。
【0005】また、補助コイル6が主コイル5の上に重
ねて巻回されると、補助コイル6の周長が長くなり、こ
の結果、補助コイル6を構成するマグネットワイヤの使
用量が多くなると共に、銅損も大きくなる、という問題
を生ずる。
【0006】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、大きな電位差が生ずるコイル同士
を隔離して、コイルの絶縁性の劣化を防止できると共
に、そのコイル同士のコイル端が重なり合う虞のない誘
導電動機の固定子を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
【0008】上記問題を解消するために請求項記載の
誘導電動機の固定子は、ティースとスロットとを交互に
設け隣接するティースが内周側において橋絡部により連
結された鉄心本体と、この鉄心本体の外周に嵌合される
ヨーク鉄心と、異なる位相の電圧が印加される第1及び
第2のコイルとを備え、前記鉄心本体に第1及び第2の
コイルを一方のコイルが他方のコイルより外周側に位置
するようにしてティース間に巻装してなるものであっ
て、前記鉄心本体の端面に前記第1及び第2のコイルの
コイル端間を仕切る絶縁材製の仕切壁を前記ティースと
スロットの上方に位置するように複数個立ち上がり状に
設け、仕切壁の相互間に前記鉄心本体の内周側に巻装さ
れるコイルの巻装時にそのマグネットワイヤを外側から
内側へと通過させる隙間を設けたことを特徴とするもの
である。
【0009】請求項記載の誘導電動機の固定子は、テ
ィースとスロットとを交互に設け隣接するティースが内
周側において橋絡部により連結された鉄心本体と、この
鉄心本体の外周に嵌合されるヨーク鉄心と、異なる位相
の電圧が印加される第1及び第2のコイルとを備え、前
記鉄心本体に第1及び第2のコイルを一方のコイルが他
方のコイルより外周側に位置するようにしてティース間
に巻装してなるものであって、前記鉄心本体の端面に内
周側のコイルの内側に位置して立ち上がり状に設けられ
た絶縁材製の内壁と、前記鉄心本体の端面に前記第1及
び第2のコイルのコイル端間を仕切るように前記ティー
スとスロットの上方に位置するように複数個立ち上がり
状に設けられ相互間に内周側に設けられるコイルのマグ
ネットワイヤを外側から内側へと通過させる隙間を設け
た絶縁材製の仕切壁と、前記鉄心本体の端面に外周側の
コイルの外側に位置して複数個立ち上がり状に設けられ
相互間に前記第1及び第2のコイルのマグネットワイヤ
を通過させる隙間を設けた絶縁材製の外壁とを具備した
ことを特徴とするものである。
【0010】請求項記載の誘導電動機の固定子は、請
求項1または2記載のものにおいて、仕切壁に、各コイ
ルの引き出し線を接続する端子台が係合機構により取り
付けられていることを特徴とするものである
【0011】請求項の誘導電動機の固定子は、ティー
ス及びスロットを交互に形成した固定子鉄心と、互いに
位相の異なる電圧が印加される第1及び第2のコイルと
を備え、前記固定子鉄心に第1及び第2のコイルを一方
のコイルが他方のコイルより外周側に位置するようにし
てティース間に巻装してなるものであって、前記鉄心の
端面の内周側に前記第1及び第2のコイルのうちいずれ
かのコイルを巻装すべく取り付けられ前記第1及び第2
のコイルのコイル端間を仕切る仕切壁を前記ティースと
スロットの上方に位置するように立ち上がり状に有する
と共に前記スロットの内面を被覆するためのスロット絶
縁壁を有した絶縁材製の第1の巻枠と、前記鉄心の端面
の外周側に前記第1及び第2のコイルのうち残るコイル
を巻装すべく取り付けられ前記第1及び第2のコイルの
コイル端間を仕切る仕切壁を前記ティースとスロットの
上方に位置するように立ち上がり状に有すると共に前記
スロットの内面を被覆するためのスロット絶縁壁を有し
た絶縁材製の第2の巻枠とを具備してなることを特徴と
するものである。
【0012】請求項の誘導電動機の固定子は、ティー
ス及びスロットを交互に形成した固定子鉄心と、互いに
位相の異なる電圧が印加される第1及び第2のコイルと
を備え、前記固定子鉄心に第1及び第2のコイルを一方
のコイルが他方のコイルより外周側に位置するようにし
てティース間に巻装してなるものであって、前記鉄心の
端面の内周側に前記第1及び第2のコイルのうちいずれ
かのコイルを巻装すべく取り付けられ前記第1及び第2
のコイルのコイル端間を仕切る仕切壁を前記ティースと
スロットの上方に位置するように立ち上がり状に有する
と共にこの仕切壁の両端部に連結部を形成した絶縁材製
の第1の巻枠と、前記鉄心の端面の外周側に前記第1及
び第2のコイルのうち残るコイルを巻装すべく取り付け
られ前記第1及び第2のコイルのコイル端間を仕切る仕
切壁を前記ティースとスロットの上方に位置するように
立ち上がり状に有すると共にこの仕切壁の両端部に前記
第1の巻枠の仕切壁の連結部に対し前記固定子鉄心の軸
方向に沿う方向への移動により重なり状態に係合する連
結部を形成した絶縁材製の第2の巻枠とを具備してなる
ことを特徴とするものである。
【0013】
【作用】請求項1記載の誘導電動機の固定子では、第1
及び第2のコイルのコイル端間は絶縁材製の仕切壁によ
り隔離されるから、コイルの絶縁性の劣化を防止でき、
また後から巻装されるコイルが先に巻装されたコイルの
上に重ねられることがない。また、仕切壁間に隙間が設
けられているから、鉄心本体にマグネットワイヤを直接
巻回して両コイルを形成できる。
【0014】
【0015】請求項記載の誘導電動機の固定子では、
内側のコイルは内壁と仕切壁とに挟まれ、外側のコイル
は仕切壁と外壁とに挟まれるので、両コイルが内側及び
外側に膨らみ出ることがない。
【0016】請求項記載の誘導電動機の固定子では、
仕切壁に端子台が設けられているから、各コイルの引き
出し線をリード線等と接続する作業が容易となる。
【0017】請求項の誘導電動機の固定子は、第1の
コイルを巻装する第1の巻枠と第2のコイルを巻装する
第2の巻枠とが別々になっているので、先に巻くコイル
は、後から巻くコイルの巻枠が固定子鉄心に取り付けら
れていない状態で巻装することができるので、支承なく
巻回作業を行うことができる。また、両巻枠はスロット
絶縁壁により位置決めできる。
【0018】請求項の誘導電動機の固定子では、第1
の巻枠の仕切壁及び第2の巻枠の仕切壁の両端部に、固
定子鉄心の軸方向移動により互いに重なり状態になって
係合する連結部が設けられているので、第1のコイルと
第2のコイルとを一層確実に絶縁できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1ないし図7
に基づいて説明する。
【0020】この実施例の誘導電動機の固定子では、そ
の固定子鉄心11は、図1に示すように、鉄心本体12
と、この鉄心本体12の外側に嵌着されるヨーク鉄心1
3とから構成されている。
【0021】上記鉄心本体12は、図7に示すように、
多数、例えば16個のティース14と同数のスロット1
5とを交互に有している。そして、ティース14の相互
間は内周側において橋絡部16により連結されており、
従ってスロット15は外周側において開放されている。
【0022】図4ないし図6に示すように、鉄心本体1
2の表面には、内周面及びティース14の先端部表面を
除く全体にプラスチック製の絶縁層17が被覆形成され
ている。そして、鉄心本体12の両端面には、内壁18
と、複数個の外壁19と、複数個の第1及び第2の仕切
壁20a及び20bとが立上り状に形成されている。な
お、これら内壁18、外壁19、第1及び第2の仕切壁
20a及び20bはインサート成形により絶縁層17と
一体に形成したものである。
【0023】上記内壁18は、鉄心本体12の内周縁部
に形成され、円筒状をなしている。この場合、鉄心本体
12の両端面の内壁18のうち、図4において上側の内
壁18は鉄心本体12の端面が若干露出するように形成
し、鉄心本体12を前記ヨーク鉄心13内に圧入する際
に使用する治具をこの露出端面に押し当てるようにして
いる。
【0024】また、上記外壁19は、鉄心本体12の外
周側、即ちティース14の先端部分に該先端部分の幅寸
法と略同等の幅寸法をもって形成されている。この場
合、外壁19は、90度の角度間隔にある4個のティー
ス(このティースを図6に符号14aで示す)を除いた
他のティースに形成されている。そして、このように形
成された外壁19の相互間には隙間21が存在してい
る。
【0025】更に、上記第1及び第2の仕切壁20a及
び20bは、内壁18と外壁19との間に位置され、鉄
心本体12の周方向に沿って交互に形成されている。こ
のうち、幅寸法の小なる第2の仕切壁20bは、外壁1
9が形成されていないティースから45度の角度間隔を
隔てたティース(このティースを図6に符号14bで示
す)に形成されており、その幅寸法はティース14の幅
寸法と同等に設定されている。また、幅寸法の大なる第
1の仕切壁20aは、第2の仕切壁20bが形成された
ティース14bの相互間に存する3本のティース(これ
らのうち前記ティース14a以外のティースを図6に符
号14c,14dで示す)及びこの3本のティース14
a,14c,14d間の2個のスロット15上に位置す
るようにして形成され、更に「へ」字形に屈曲する両端
部が両側のティース14c,14dから第2の仕切壁2
0b側に向って若干突出して形成されてスロット15上
に位置している。そして、これら第1及び第2の仕切壁
20a及び20bの相互間には隙間22が存在してい
る。
【0026】上述のように構成された鉄心本体12に
は、図1ないし図3に示すように90度異なる位相の電
圧が印加される第1のコイルたる主コイル23及び第2
のコイルたる補助コイル24がそれぞれ4個ずつ巻装さ
れる。このコイルの巻装は図示しない巻線機によりマグ
ネットワイヤをティース14間に直接巻回することによ
って行われる。
【0027】さて、鉄心本体12には、まず主コイル2
3が巻装される。この主コイル23のマグネットワイヤ
は、第1の仕切壁20aが立設された3本のティース1
4a,14c,14dのうち、外側の2本のティース1
4c,14d間に巻回される。この巻回時、マグネット
ワイヤは、各外壁19間の隙間21、第1及び第2の仕
切壁20a及び20b間の隙間22を通過して鉄心本体
12の内周側に巻回される。そして、巻回後の主コイル
23のコイル端は図3に示すように内壁18と第1の仕
切壁20aとの間に挟まれた状態になる。
【0028】主コイル23の巻装後、補助コイル24が
巻装される。この補助コイル24のマグネットワイヤは
主コイル23と45度ずらして2本のティース14c,
14d間に巻回される。この巻回時、マグネットワイヤ
は、各外壁19間の隙間21を通過して鉄心本体12の
外周側に巻回される。そして、巻回後の補助コイル24
のコイル端は図3に示すように第1及び第2の仕切壁2
0a及び20bと外壁19との間に挟まれた状態にな
る。
【0029】以上のようにして主及び補助の両コイル2
3及び24を巻装した後、鉄心本体12の外側にヨーク
鉄心13を嵌着し、以上により図1に示す固定子として
完成される。
【0030】このように本実施例によれば、主及び補助
の両コイル23及び24のコイル端間は絶縁材製の第1
の仕切壁20aにより隔てられているので、両コイル2
3及び24間に大きな電位差が生ずるという事情があっ
ても、両コイル23及び24の絶縁性が低下する虞はな
い。
【0031】また、後から巻装する補助コイル24のコ
イル端が先に巻装された主コイル23のコイル端の上に
重ねて巻かれる虞がない。このため、補助コイル24の
周長が長くなるという問題は生ぜず、使用するマグネッ
トワイヤ量が減少すると共に、銅損も減少する。
【0032】更に、鉄心本体12の内周側に内壁18が
存在し、外周側に外壁19が存在しているので、内周側
の主コイル23が鉄心本体12の内周面よりも内側に突
出したり、外周側の補助コイル24が鉄心本体12の外
周面よりも外側に突出したりする虞がなく、主コイル2
3が鉄心本体12の内側に配置されるロータと干渉した
り、補助コイル24がヨーク鉄心13や電動機のケース
と干渉したりすることがない。
【0033】また、各外壁19間、各仕切壁20a及び
20b間には隙間21,22が設けられているので、マ
グネットワイヤを鉄心本体12に直巻きして主及び補助
の各コイル23及び24を形成できる。
【0034】なお、上記実施例では、第1の仕切壁20
aを3本のティース14a,14c,14dに跨がって
連続的に形成したが、この第1の仕切壁20aの中央部
は隣り合う2個の補助コイル24の堺に位置し、主及び
補助の両コイル23及び24のコイル端間を仕切る機能
とは無関係の部分であるから、図8に示す本発明の第2
実施例のように、第1の仕切壁20aの中央部分は無く
とも良い。
【0035】
【0036】また、例えば鉄心本体12の内周側に補助
コイル24を巻装し、外周側に主コイル23を巻装して
も良いし、第3のコイルを有する誘導電導機にも適用で
きる等、種々の変形が可能である。
【0037】次に、図ないし図1は本発明の第
施例を示すもので、前記第1実施例と同一部分には同一
符号を付して説明を省略し、異なるところを説明する。
【0038】この実施例が第1実施例と異なるところ
は、端子台を付加したところにある。すなわち、図
示すように、外壁19及び第2の仕切壁20bの先端部
には、図1に示す端子台29を取り付けるための係合
爪30が一体に突設されている。一方、端子台29に
は、この係合爪30と共に係合機構を構成する係合孔3
1が形成されている。そして、端子台30は係合孔31
を係合爪30に弾性係合させることにより、外壁19及
び第2の仕切壁20bの先端部に取り付けられている。
この場合、端子台29は内壁18及び外壁19間の間隔
寸法よりもやや幅広の略扇状に形成されていて内壁18
及び外壁19間を上方から覆った状態に取り付けられる
ものである。
【0039】さて、上記端子台29には上方に突出する
複数本のピン32が設けられていると共に、端子台29
の裏面にはコイル23,24が異常発熱した場合にこれ
を検出して断電するための温度ヒューズ33が取り付け
られている。そして、ピン32に主コイル23及び補助
コイル24の図示しない引き出し線を巻き付けて半田付
けするようにし、これによりコイル23,24が温度ヒ
ューズ33を介して外部の電源に接続するための図示し
ないリード線に接続されるようにしている。
【0040】このように構成した本実施例によれば、各
コイル23,24の引き出し線を端子台29のピン32
に半田付けするだけでリード線と接続できるから、その
接続作業が容易となる。
【0041】また、本実施例では特に端子台29により
内壁18と外壁19との間を覆うと共に、温度ヒューズ
33を端子台29の裏面に取り付けたので、コイル2
3,24が異常発熱した場合、熱が端子台29に覆われ
た内側に籠るようになり、このためコイル23,24の
異常発熱時、温度ヒューズ33による断電の応答性が良
くなる。
【0042】図1ないし図1は本発明の第実施例
を示すもので、前記第1実施例と同一部分には同一符号
を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
【0043】図13ないし図15は本発明の第5実施例
を示すもので、前記第1実施例と同一部分には同一符号
を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
【0044】この実施例では、鉄心本体12には第1実
施例のような絶縁層17、内外両壁18,19、第1,
第2の仕切壁20a,20bは一体に設けられておら
ず、プラスチックにより別に形成された第1及び第2の
巻枠34及び35を図13に示すように鉄心本体12に
取り付けてこれら各巻枠34,35に主コイル23及び
補助コイル24を巻回するものである。なお、この実施
例では、主コイル23を外周側に巻装し、補助コイル2
4を内周側に巻装するものとして説明する。
【0045】上記両巻枠19及び20のうち、補助コイ
ル24を巻装する第1の巻枠34は、鉄心本体12の上
下両端面の内周側に4個ずつ等角度間隔で配置される。
そして、この第1の巻枠34は、図14に示すように、
鉄心本体12の上下両側に配置される4個を1組にし
て、前記第1実施例の内壁18に相当する環状壁36の
外側に一体に形成されている。かかる第1の巻枠34
は、具体的には、環状壁36の外面から突出する底壁3
4aと、この底壁34aの外周端に立ち上がり状に突設
された仕切壁34bとからなる。そして、環状壁36及
び底壁34aには、スロット絶縁壁37a,37bが突
設されている。
【0046】上記スロット絶縁壁37a,37bはスロ
ット15の内面の上側半分、下側半分を被覆するもので
あるが、上側に配置される第1の巻枠34の一端側のス
ロット絶縁壁37a、下側に配置される第1の巻枠34
の他端側のスロット絶縁壁37bはスロット15の内面
の上下方向全体を被覆するようになっており、このスロ
ット絶縁壁37bの先端部には底壁34aに係合する爪
37cが形成されている。
【0047】一方、第2の巻枠35は、鉄心本体12の
外周側の上下両側に第1の巻枠34の相互間に位置する
ように配設される。これら第2の巻枠35はそれぞれ単
体のものとして形成され、図15に示すように、底壁3
5aの内周端及び外周端に仕切壁35b及び外壁35c
を立ち上がり状に突設してなる。そして、底壁35cの
外面部には、第1の巻枠34のスロット絶縁壁37aと
協働して各ティース14を覆うスロット絶縁壁37d,
37eが突設されている。
【0048】上記スロット絶縁壁37d,37eはスロ
ット15の内面の上側半分、下側半分を被覆するもので
あり、一方のスロット絶縁壁37dの先端部には溝状部
37fが形成され、他方のスロット絶縁壁37eの先端
部には溝状部37fに係合する爪37gが形成されてい
る。
【0049】さて、ここで固定子鉄心12に主及び補助
の各コイル17及び18を巻装する手順を説明する。
【0050】まず、環状壁36に一体化された第1の巻
枠34を、スロット絶縁壁37a,37bがスロット1
5の内面に接するようにして鉄心本体12の上下両端に
4個ずつ配置する。そして、上下の各第1の巻枠34の
爪37cを相手側の巻枠34の底壁34aに弾性係合さ
せて、上下両側の第1の巻枠34,34をティース14
を挟持するようにして鉄心本体12に取り付ける。
【0051】次に、図示しない巻線機により、マグネッ
トワイヤをスロット15内にその開放口から入れるよう
にして第1の巻枠34に巻き付け、もって補助コイル2
4を形成する。
【0052】補助コイル24の巻装後、第2の巻枠35
を、第1の巻枠34の相互間に位置するように、且つス
ロット絶縁壁37e,37fがスロット15の内面に接
するようにして、鉄心本体12の上下両側に4個ずつ配
置する。そして、上下の各第2の巻枠35の爪37gを
相手側の巻枠35の溝状部37fに弾性係合させて、上
下両側の第2の巻枠35,35をティース14を挟持す
るようにして鉄心本体12に取り付ける。
【0053】次いで、図示しない巻線機により、マグネ
ットワイヤをスロット15内にその開放口から入れるよ
うにして第2の巻枠35に巻き付け、もって主コイル2
3を形成する。そして、この主コイル23の巻装後、鉄
心本体12の外側にヨーク鉄心13を嵌着し、以上によ
り固定子として完成される。
【0054】このように構成した本実施例によれば、前
記第1実施例と同様の効果を奏する他、固定子として完
成した状態では、第1の巻枠34の仕切壁34bと第2
の巻枠35の仕切壁35bとが環状に連続した状態とな
って補助コイル24と主コイル23との間を仕切るの
で、両コイル17及び18間の絶縁がより確実なものと
なる。
【0055】しかも、第1の巻枠34に補助コイル24
を巻装した後、主コイル23を巻装すべく第2の巻枠3
5を鉄心本体12に取り付けるので、補助コイル24の
巻回時に第2の巻枠35が邪魔になることがなく、支障
なく巻回できる。
【0056】また、第1の巻枠34及び第2の巻枠35
の取り付け時には、スロット絶縁壁34b及び35bを
スロット15内面に合わせることにより位置決めができ
るので、巻枠34,35がずれるおそれがない。
【0057】図1及び図1は本発明の第実施例を
示すもので、これは前記第実施例における第1の巻枠
34の仕切壁34bと第2の巻枠35の仕切壁35bと
を連結するようにしたものである。
【0058】すなわち、図1及び図1に示すよう
に、第1の巻枠34の仕切壁34bの両端部には、略C
字形の連結部38が形成されている。また、第2の巻枠
35の仕切壁35bの両端部にも、同じく略C字形の連
結部39が形成されている。
【0059】そして、第1の巻枠34に補助コイル24
を巻装した後、主コイル24を巻装すべく第2の巻枠3
5を鉄心本体12に取り付ける際、その連結部39を第
1の巻枠34の連結部38の内側に挿入するように鉄心
本体12の軸方向に沿う方向に移動させる。これによ
り、連結部38,39が係合状態となり、両仕切壁34
b,35bが連結される。
【0060】このように構成した本実施例では、連結部
38,39どうしが互いに重なり合うように係合するの
で、主及び補助の両コイル23及び24間の絶縁距離
(沿面距離)が長くなり、より一層確実な絶縁状態を得
ることができる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、以
下のような優れた効果を奏する。
【0062】
【0063】請求項記載の誘導電動機の固定子では、
固定子鉄心を、ティースとスロットとを交互に設け隣接
するティースが内周側において橋絡部により連結された
鉄心本体及びこの鉄心本体の外周に嵌合されるヨーク鉄
心から構成し、鉄心本体の端面に第1及び第2のコイル
のコイル端間を仕切る絶縁材製の仕切壁をティースとス
ロットの上方に位置するように複数個立ち上がり状に設
たことにより、第1及び第2のコイルのコイル端間は
絶縁材製の仕切壁により隔離されるから、後から巻装さ
れるコイルが先に巻装されたコイルの上に重ねられるこ
とがなく、コイルの周長を短くできると共に、大きな電
位差が生ずる第1及び第2のコイルのコイル端間を隔離
して絶縁性劣化を防止できる。また、仕切壁間に鉄心本
体の内周側に設けられるコイルの巻装時にそのマグネッ
トワイヤを外側から内側へと通過させる隙間を設けたこ
とにより、鉄心本体にマグネットワイヤを直接巻回して
両コイルを形成できる。
【0064】請求項記載の誘導電動機の固定子では、
固定子鉄心を、ティースとスロットとを交互に設け隣接
するティースが内周側において橋絡部により連結された
鉄心本体及びこの鉄心本体の外周に嵌合されるヨーク鉄
心から構成し、鉄心本体の端面に内周側のコイルの内側
に位置して絶縁材製の内壁を設けると共に、第1及び第
2のコイルのコイル端間を仕切るようにティースとスロ
ットの上方に位置するように複数個の仕切壁を相互間に
隙間が存在するように設け、且つ外周側のコイルの外側
に位置して複数個の外壁を相互間に隙間が存在するよう
に設けたことにより、内側のコイルは内壁と仕切壁とに
挟まれ、外側のコイルは仕切壁と外壁とに挟まれている
ので、両コイルが内側及び外側に膨らみ出ることがな
い。
【0065】請求項記載の誘導電動機の固定子では、
仕切壁に端子台を取り付けたことにより、各コイルの引
き出し線をリード線等と接続する作業が容易となる。
【0066】請求項記載の誘導電動機の固定子では、
第1の巻枠と第2の巻枠とが別々になっていることによ
り、先に巻くコイルは後から巻くコイルの巻枠が固定子
鉄心に取り付けられていない状態で巻装することができ
るので、支障なく巻回作業を行うことができ、また両巻
枠にはスロット絶縁壁が設けられていることにより、そ
のスロット絶縁壁をティースに嵌合することで各巻枠の
位置決めができる。
【0067】請求項記載の誘導電動機の固定子では、
第1の巻枠の仕切壁及び第2の巻枠の仕切壁の両端部
に、固定子鉄心の軸方向に沿う方向への移動により互い
に重なり状態になって係合する連結部が設けられている
ので、第1のコイルと第2のコイルとを一層確実に絶縁
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す固定子の斜視図
【図2】ヨーク鉄心を除去して示す斜視図
【図3】同横断平面図
【図4】同縦断側面図
【図5】各壁を設けた鉄心本体の斜視図
【図6】同平面図
【図7】鉄心本体の平面図
【図8】本発明の第2実施例を示す図6相当図
【図9】本発明の第3実施例を示す図相当図
【図10】端子台を取り付けて示す平面図
【図11】端子台部分の縦断側面図
【図12】本発明の第5実施例を示す図1相当図
【図13】第1の巻枠の拡大斜視図
【図14】第の巻枠の拡大斜視図
【図15】本発明の第6実施例を示す図1相当図
【図16】要部の斜視図
【図17】従来例を示す図3相当図
【符号の説明】
11は固定子鉄心、12は鉄心本体、13はヨーク鉄
心、14はティース、15はスロット、16は橋絡部、
17は絶縁層、18は内壁、19は外壁、20a,20
bは第1,第2の仕切壁、21,22は隙間、23は主
コイル、24は補助コイル、29は端子台、30は係合
爪(係合機構)、31は係合孔(係合機構)、34は第
1の巻枠、34bは仕切壁、35は第2の巻枠、35b
は仕切壁、37a,37bはスロット絶縁壁、38,3
9は連結部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬渕 定明 名古屋市西区葭原町4丁目21番地 株式 会社東芝 名古屋工場内 (72)発明者 佐藤 公治 名古屋市西区葭原町4丁目21番地 株式 会社東芝 名古屋工場内 (72)発明者 水谷 修啓 名古屋市西区葭原町4丁目21番地 株式 会社東芝 名古屋工場内 (56)参考文献 特開 昭61−207157(JP,A) 実開 昭52−95004(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 17/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ティースとスロットとを交互に設け隣接
    するティースが内周側において橋絡部により連結された
    鉄心本体と、この鉄心本体の外周に嵌合されるヨーク鉄
    心と、異なる位相の電圧が印加される第1及び第2のコ
    イルとを備え、前記鉄心本体に第1及び第2のコイルを
    一方のコイルが他方のコイルより外周側に位置するよう
    にしてティース間に巻装してなるものであって、前記鉄
    心本体の端面に前記第1及び第2のコイルのコイル端間
    を仕切る絶縁材製の仕切壁を前記ティースとスロットの
    上方に位置するように複数個立ち上がり状に設け、仕切
    壁の相互間に前記鉄心本体の内周側に巻装されるコイル
    のマグネットワイヤを外側から内側へと通過させる隙間
    設けたことを特徴とする誘導電動機の固定子。
  2. 【請求項2】 ティースとスロットとを交互に設け隣接
    するティースが内周側において橋絡部により連結された
    鉄心本体と、この鉄心本体の外周に嵌合されるヨーク鉄
    心と、異なる位相の電圧が印加される第1及び第2のコ
    イルとを備え、前記鉄心本体に第1及び第2のコイルを
    一方のコイルが他方のコイルより外周側に位置するよう
    にしてティース間に巻装してなるものであって、前記鉄
    心本体の端面に内周側のコイルの内側に位置して立ち上
    がり状に設けられた絶縁材製の内壁と、前記鉄心本体の
    端面に前記第1及び第2のコイルのコイル端間を仕切る
    ように前記ティースとスロットの上方に位置するように
    複数個立ち上がり状に設けられ相互間に内周側に巻装さ
    れるコイルのマグネットワイヤを外側から内側へと通過
    させる隙間を設けた絶縁材製の仕切壁と、前記鉄心本体
    の端面に外周側のコイルの外側に位置して複数個立ち上
    がり状に設けられ相互間に前記第1及び第2のコイルの
    マグネットワイヤを通過させる隙間を設けた絶縁材製の
    外壁とを具備してなる誘導電動機の固定子。
  3. 【請求項3】 仕切壁には、各コイルの引き出し線を接
    続する端子台が係合機構により取り付けられていること
    を特徴とする請求項1または2記載の誘導電動機の固定
    子。
  4. 【請求項4】 ティース及びスロットを交互に形成した
    固定子鉄心と、互いに位相の異なる電圧が印加される第
    1及び第2のコイルとを備え、前記固定子鉄心に第1及
    び第2のコイルを一方のコイルが他方のコイルより外周
    側に位置する ようにしてティース間に巻装してなるもの
    であって、前記鉄心の端面の内周側に前記第1及び第2
    のコイルのうちいずれかのコイルを巻装すべく取り付け
    られ前記第1及び第2のコイルのコイル端間を仕切る仕
    切壁を前記ティースとスロットの上方に位置するように
    立ち上がり状に有すると共に前記スロットの内面を被覆
    するためのスロット絶縁壁を有した絶縁材製の第1の巻
    枠と、前記鉄心の端面の外周側に前記第1及び第2のコ
    イルのうち残るコイルを巻装すべく取り付けられ前記第
    1及び第2のコイルのコイル端間を仕切る仕切壁を前記
    ティースとスロットの上方に位置するように立ち上がり
    状に有すると共に前記スロットの内面を被覆するための
    スロット絶縁壁を有した絶縁材製の第2の巻枠とを具備
    してなることを特徴とする誘導電動機の固定子。
  5. 【請求項5】 ティース及びスロットを交互に形成した
    固定子鉄心と、互いに位相の異なる電圧が印加される第
    1及び第2のコイルとを備え、前記固定子鉄心に第1及
    び第2のコイルを一方のコイルが他方のコイルより外周
    側に位置するようにしてティース間に巻装してなるもの
    であって、前記鉄心の端面の内周側に前記第1及び第2
    のコイルのうちいずれかのコイルを巻装すべく取り付け
    られ前記第1及び第2のコイルのコイル端間を仕切る仕
    切壁を前記ティースとスロットの上方に位置するように
    立ち上がり状に有すると共にこの仕切壁の両端部に連結
    部を形成した絶縁材製の第1の巻枠と、前記鉄心の端面
    の外周側に前記第1及び第2のコイルのうち残るコイル
    を巻装すべく取り付けられ前記第1及び第2のコイルの
    コイル端間を仕切る絶縁材製の仕切壁を前記ティースと
    スロットの上方に位置するように立ち上がり状に有する
    と共にこの仕切壁の両端部に前記第1の巻枠の仕切壁の
    連結部に対し前記固定子鉄心の軸方向に沿う方向への移
    動により重なり状態に係合する連結部を形成した絶縁材
    製の第2の巻枠とを具備してなることを特徴とする誘導
    電動機の固定子。
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