JPH0566031U - セラミック製品焼成用匣鉢 - Google Patents

セラミック製品焼成用匣鉢

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JPH0566031U
JPH0566031U JP555592U JP555592U JPH0566031U JP H0566031 U JPH0566031 U JP H0566031U JP 555592 U JP555592 U JP 555592U JP 555592 U JP555592 U JP 555592U JP H0566031 U JPH0566031 U JP H0566031U
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JP
Japan
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plate member
firing
ceramic
outer edge
frame member
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Pending
Application number
JP555592U
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English (en)
Inventor
健次 最上
治 山川
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NGK Insulators Ltd
NGK Adrec Co Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
NGK Adrec Co Ltd
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Publication date
Application filed by NGK Insulators Ltd, NGK Adrec Co Ltd filed Critical NGK Insulators Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 被焼成物を載置するための板部材2と、板部
材2をその外縁部において支持するための枠部材3とか
ら匣鉢1が構成される。板部材2の外縁下部に溝9、お
よび/あるいは枠部材3の上部内周側に溝8を設けるこ
とができる。 【効果】 被焼成物の形状、寸法が異なる場合でも、従
来の匣鉢のようにその都度匣鉢全体を作製、用意する必
要がなく、板部材のみを作製すればよく、多種類の匣鉢
を必要としないので、工程の短縮、経費の節減及び保管
場所の縮減が可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、匣鉢の本体が被焼成物を載置するための板部材と、該板部材を支持 するための枠部材とに分割した構造を有するセラミック製品焼成用匣鉢に関する 。
【0002】
【従来の技術】
従来、セラミック製品を焼成するための匣鉢1としては、図7及び図8に示す ように、被焼成物を載置するための板部2と該板部2の周囲に設けられた枠部3 とが一体的に構成されたものが用いられている。そして、通常、図9に示すよう に、板部2には、被焼成物5を支持し、かつ被焼成物の変形を防止するための孔 4が設けてあり、この孔4に被焼成物5を挿入して吊り下げ、複数段積み重ねて 焼成している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のセラミック焼成用匣鉢にあっては、板部と枠部 とは一体的に構成され、板部には被焼成物の形状、寸法に合わせた孔が設けてあ るため、異なった形状、寸法の被焼成物を焼成する場合には、その都度、新たに 匣鉢を作り直す必要があり、多種類の匣鉢を必要とし、その保管場所も広くとる 必要があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
従って、本考案は上記従来の問題を解決したセラミック製品焼成用匣鉢を提供 することを目的とするものである。 そして、その目的は、本考案によれば、セラミック製品を焼成するための匣鉢 であって、被焼成物を載置するための板部材と、該板部材をその外縁部において 支持するための枠部材とよりなることを特徴とするセラミック製品焼成用匣鉢に より達成することができる。
【0005】 本考案の匣鉢は、板部材と枠部材の二部材が分割した構造で、使用時に組み合 わせて用いられる。従って、枠部材に支持される板部材が使用時に落下あるいは ずれたりしないように、板部材の外縁下部と枠部材の上部内周側とが、嵌合でき る構造が好ましい。そのため、板部材の外縁下部および/あるいは枠部材の上部 内周側には、嵌合用の溝を設けることが好ましい。 なお、上記匣鉢における板部材としては、被焼成物を挿入して支持するための 孔を設けたもののほか、被焼成物の形状により孔のない板部材を用いることがで きる。 さらに、板部材としては、その外縁端面部の中央部に凸状部を有するような構 造のものが、板部材を裏返しても使用することができることから好ましい。
【0006】
【作用】
本考案のセラミック焼成用匣鉢によれば、匣鉢の本体を板部材と枠部材に分割 したので、被焼成物の形状、寸法が異なる場合においても、従来の匣鉢のように 、その都度、匣鉢本体を作製する必要がなく、板部材のみを作製すればよい。 本考案の匣鉢の材質としては、耐熱性及び耐熱衝撃性の理由から、アルミナ、 シリカ系のムライト質に炭化珪素を分散させたものが用いられる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を図示の実施例に基づきさらに詳しく説明するが、本考案はこれ らの実施例に限られるものではない。 図1は本考案のセラミック製品焼成用匣鉢の一例を示す平面図、図2は図1に おける板部材の断面図、図3は図1における枠部材の断面図である。また、図4 は本考案のセラミック製品焼成用匣鉢を複数段(この例では2段)積み重ねた場 合の断面説明図である。
【0008】 匣鉢1は、分割された板部材2と枠部材3とから構成されている。板部材2と 枠部材3の構造は、図4に示すように、枠部材3の上部内周側7に、板部材2の 外縁部を支持するための溝8を設けてもよいし、また図5に示すように、板部材 2の外縁下部6に溝9を設けてもよい。さらに、図6のように、板部材2の外縁 下部6と枠部材3の上部内周側7の双方に溝8,9を設けてもよい。 そして、匣鉢1は、セラミック製品等の被焼成物を焼成する際に、板部材2の 外縁下部6と枠部材3の上部内周側7とが嵌合するように、組立てられる。なお 、板部材2には、被焼成物を安定して支持し、その変形防止を行なう目的で、被 焼成物の形状、寸法に合わせて孔4が設けられており、焼成時、孔4に被焼成物 を挿入して支持する。
【0009】 また、図4に示すように、板部材2の寸法aは、枠部材3下端部の内周側寸法 bよりも小さく形成することが好ましい。このように形成することによって、板 部材2に枠部材3の荷重がかかることを防止することができる。 さらに図6に示すように、板部材2として、その外縁端面部の中央部が凸状部 10となるように形成することが好ましい。この場合には、枠部材3には溝があ ってもなくてもよい。 なお、板部材2が図4のように平板の場合、及び図6のように外縁端面部の中 央部が凸状部を有する場合には、使用時において板部材に反りが発生しても、板 部材2の上面側(A)と下面側(B)とを反転(裏返)することにより何回でも 反復使用することができる。
【0010】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のセラミック焼成用匣鉢によれば、本体を板部材 と枠部材とに分割したので、被焼成物の形状、寸法が異なる場合においても、従 来の匣鉢のように、その都度、匣鉢全体を作製、用意する必要がなく、板部材の みを作製すればよく、多種類の匣鉢を必要としないので、工程の短縮、経費の節 減及び保管場所の縮減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のセラミック製品焼成用匣鉢の一例を示
す平面図である。
【図2】図1における板部材の断面図である。
【図3】図1における枠部材の断面図である。
【図4】本考案のセラミック製品焼成用匣鉢を複数段積
み重ねた場合の断面説明図である。
【図5】本考案のセラミック製品焼成用匣鉢の他の例を
示す断面説明図である。
【図6】本考案のセラミック製品焼成用匣鉢のさらに他
の例を示す断面説明図である。
【図7】従来のセラミック製品焼成用匣鉢の平面図であ
る。
【図8】図7の断面図である。
【図9】従来のセラミック製品焼成用匣鉢の使用状態を
示す断面説明図である。
【符号の説明】
1 匣鉢 2 板部材 3 枠部材 4 孔 5 被焼成物 6 板部材の外縁下部 7 枠部材の上部内周側 8 溝 9 溝 10 凸状部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミック製品を焼成するための匣鉢で
    あって、被焼成物を載置するための板部材と、該板部材
    をその外縁部において支持するための枠部材とよりなる
    ことを特徴とするセラミック製品焼成用匣鉢。
  2. 【請求項2】 板部材の外縁下部および/あるいは枠部
    材の上部内周側には、嵌合用の溝を設けた請求項1記載
    のセラミック製品焼成用匣鉢。
  3. 【請求項3】 板部材の外縁端面部の中央部に凸状部を
    有する請求項1または2記載のセラミック製品焼成用匣
    鉢。
JP555592U 1992-02-13 1992-02-13 セラミック製品焼成用匣鉢 Pending JPH0566031U (ja)

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JP555592U JPH0566031U (ja) 1992-02-13 1992-02-13 セラミック製品焼成用匣鉢

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JP555592U JPH0566031U (ja) 1992-02-13 1992-02-13 セラミック製品焼成用匣鉢

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JPH0566031U true JPH0566031U (ja) 1993-08-31

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JP555592U Pending JPH0566031U (ja) 1992-02-13 1992-02-13 セラミック製品焼成用匣鉢

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02167865A (ja) * 1988-12-21 1990-06-28 Murata Mfg Co Ltd 窒化アルミニウムセラミックス焼成用匣とその製造方法
JP3093396B2 (ja) * 1991-09-12 2000-10-03 株式会社東芝 誘導電動機の固定子

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02167865A (ja) * 1988-12-21 1990-06-28 Murata Mfg Co Ltd 窒化アルミニウムセラミックス焼成用匣とその製造方法
JP3093396B2 (ja) * 1991-09-12 2000-10-03 株式会社東芝 誘導電動機の固定子

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Legal Events

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960528