JP3110261U - グリル装置 - Google Patents

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政雄 杉山
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杉山金属株式会社
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Abstract

【課題】 焼き対象物を綺麗な焼き上げ状態を保持して盛り付け可能で、波型グリルパンの表面の広い範囲を焼き面として有効利用でき、しかも焼き対象物を効率的に焼き上げることができるグリル装置を提供する。
【解決手段】 焼き面を波型面31とする波型グリルパン1のその平行する凹所31bに取り上げ杆12を落とし込み状に収容して定置用ターナー2を配置し、波型面31に線接触させて焼き上げた焼き対象物Bをその定置用ターナー2の真上への持ち上げで、擦ることなく取り上げる。定置用ターナー2は平行複数の取り上げ杆12の周囲を自由端のない耐強度形状の環状縁杆22で囲繞する構成にして、波型面31の凸所31aピッチを短くする。
【選択図】 図2

Description

本考案は、グリルパンで焼き上げた焼き対象物の表面を傷付けたり、身崩れ等を起こすことなく取り上げて盛り付けるのに最適なグリル装置に関するものである。
従来のグリル装置には、焼き面を波型面とする波型グリルパンと、そのフォーク形のターナーとのセット品がある(例えば、特許文献1参照。)
このグリル装置は、波型グリルパンにおける波型面の各凸所を熱伝達部として焼き対象物を線接触状に載承して焼き上げ、焼き時に滴下する油は各凹所で受け止め可能とし、またフォーク状のターナーの各掬い上げ杆を各凹所に差し入れて持ち上げることによって焼き上げた焼き対象物を掬い上げることができるようになっている。
ところで、この先行するグリル装置は、各凸所での短ピッチ線接触による熱伝達部でこびり付きを極力抑えながら焼き対象物全域を均等に加熱し、焼き対象物を焼き上げた後、差し込む平ターナーで掬い上げる場合のように身崩れや、表面が抉られるような不具合を起こすことなく、綺麗にその焼き対象物を取り上げることができる。
しかしながら、フォーク形のターナーは斜め状に差し込むため、どうしても焼き対象物に擦過することが避けられない。
そのため、その摩擦抵抗で焼き対象物の表面が傷付けられたり、転がったりする虞れがあり、焼き対象物を綺麗な焼き上がり状態のまま取り上げる点で最適なものではなかった。
また、フォーク形のターナーを斜め状に差し入れるために焼き面である波型面の面積が縮小されてしまい、波型グリルパンの表面全域を焼き面として有効利用できない問題もあった。
その上、フォーク形のターナーは各掬い上げ片が片持ちであるので強度的に信頼性が乏しい。それ故、取り上げ杆自体を大形にしてそれを補う結果、凹所の幅寸法の増大によって凸所のピッチが大きくならざるをえず、焼き対象物に対する線接触面積を増大させて、より早く効率的に焼き上げる点についても最良なものではなかった。
実用新案登録第3038028号公報
本考案は上記従来事情に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、焼き対象物を綺麗な焼き上げ状態を保持して取り上げ、盛り付け可能であり、しかも波型グリルパンの表面の広い範囲を焼き面として有効利用できるグリル装置を提供することにある。
他の目的とする処は、焼き対象物を効率的に焼き上げるのに好適なグリル装置を提供することにある。
前記課題を解決するために講じた技術的手段は、焼き面を波型面とする波型グリルパンと、その波型面の凹所に落とし込み状に収容される取り上げ杆を間隔をおいて配列し焼き時に焼き対象物の下位にその取り上げ杆を位置させて配置される定置用ターナーとを備え、前記波型面に線接触させて焼き上げた焼き対象物をその下位の定置用ターナーで取り上げるグリル装置である(請求項1)。
前記する定置用ターナーは、その取り上げ杆を焼き対象物に対して非接触状となるように凹所内に埋没状に落とし込む形態、その取り上げ杆を線接触部として使用するように波形部の凸所高さと同程度の高さまで落とし込む形態の双方を包含するものである。
以上の手段によれば、焼き対象物の真下に前もって配置されている定置用ターナーを真上に持上げることによって、焼き対象物に擦らずに取り上げることができる。
また、定置用ターナーは平行複数の取り上げ杆の周囲をその両端を固定する環状縁杆で囲繞する構成であると、その環状縁杆の自由端のない耐強度形状によって小形の取り上げ杆の使用で所要の強度を発揮することを可能にする(請求項2)。
尚、焼き対象物としては、何でもよいが、魚(特に白身魚)はもとより、ギョーザ、シュウマイ、肉、野菜、小魚等が好適である。
本考案は以上のように構成したから下記の利点がある。
(請求項1)焼き対象物を焼く時には、波型面の凸所に取り上げ杆を落とし込み状に収容して定置用ターナーを配置しておき、焼き上げ時にその定置用ターナーを真上に持ち上げることで焼き上げられた焼き対象物を擦ることなく取り上げるから、焼き対象物全く傷付けずに綺麗な焼き上げ状態のまま取り上げて盛り付けることができる。
しかも、定置用ターナーは真上に持ち上げるものであるから、先行技術のフォーク形のターナーのように焼き面である波型面が縮小されることがなく、波型グリルパンのパンチ底部表面ほぼ全域を広い焼き面として確保することができる。
(請求項2)その上、環状縁杆は遊端のない耐強度形状であるから、その環状縁杆に架設される取り上げ杆を敢えて大形にして強度を補う必要がない。
そのため、その環状縁杆を収容する凹所幅寸法を狭めて凸所ピッチを小さくできるから、ギョウザ、シュウマイ等の小物であっても、その線接触面積を増大させて、全体に亘って満遍なく焼き上げ熱を伝達して、素早く効率的に焼き上げる上で好適なものである。
次に、本考案グリル装置の実施の形態を説明する。
図1乃至図4に基づいて説明すると、符号Aはグリル装置である。
本実施の形態のこのグリル装置Aは、波型グリルパン1と、定置用ターナー2と、木蓋3とで構成されている。
前記波型グリルパン1は、本実施の形態ではアルミダイキャスト製とし、図2に示すようにそのパン底部11裏面にIHクッキングヒータに対応させるためにステンレス板21を加締等の適宜固定手段で裏張りし、焼付き防止のためにその表面にフッ素樹脂加工を施こすと共に、パン底部11表面ほぼ全域を波型面31で形成し、その波型面31に直交する方向を向いてパン把手41が設けられている。
前記波型面31は、図2に示すようにパン底部11表面から凸所31aを、凹所31bを介して平行状に一体に突設することによって形成されており、その各凸所31aはパン周壁51に若干届かない所要長さ寸法になっている。
前記定置用ターナー2は、本実施の形態では鉄製とし、前記波型グリルパン1と同様にフッ素樹脂加工が施こされており、図3等に示すように平行複数の取り上げ杆12…と、その取り上げ杆12…の両端を固定してその取り上げ杆12…群を囲繞する環状縁杆22とを備え、その環状縁杆22から取り上げ杆12…に直交する方向を向いてターナー把手32を連設形成している。
前記各取り上げ杆12…は、等間隔をおいて配列されており、図2に示すように所要の凹所31bに対応し、また環状縁杆22は、丁度波型面31の各凸所31a先端とパン周壁51との間に確保された環状凹所61に対応する平面視形状になっており、その取り上げ杆12幅寸法を凹所31bの上端開放幅寸法よりも小幅で且つその高さ寸法を凹所31bの深さ寸法よりも小さくして、各取り上げ杆12を対応する各凹所31bに落とし込み状に収容した状態で取り上げ杆12が凹所31b内に完全に没するようにしてある。
尚、取り上げ杆12は、全ての凹所31bに対応して配列しても良いものである。
前記木蓋3は、図4に示すようにギョーザやシュウマイ等の焼き時に波型グリルパン1の開放部を塞ぐ盛り付け皿兼用の蓋であり、必要時に使用するものである。
以上のように構成されたグリル装置Aは、等間隔をおいて配列された取り上げ杆12…を波型面31の対応する凹所31bに落とし込み状に収容した定置用ターナー2配置状態で、焼き対象物Bを波型面31に載承して焼き上げる。
そして、定置用ターナー2を真上に持ち上げるだけで波型面31から焼き上げられた焼き対象物Bを離脱させることができる。
その際、焼き対象物Bと定置用ターナー2との間には傷つき等の原因となる摩擦が全く生じないので、綺麗な焼き上げ状態のまま食卓にあげることができる。
そして、木蓋3を片手で支え、定置用ターナー2を真上に持ち上げて裏返しにするだけで、その木蓋3を盛り付け皿4として食卓に提供できるようになっている。
本実施の形態グリル装置の斜視図で使用状態を示す。 図1の部分拡大断面図。 同グリル装置の分解斜視図。 木蓋を盛り付け皿として使用した状態を示す斜視図。
符号の説明
1:波型グリルパン 31:波型面
31b:凹所 31a:凸所
2:定置用ターナー 12:取り上げ杆
22:環状縁杆 11:パン底部
B:焼き対象物 A:グリル装置

Claims (2)

  1. 焼き面を波型面とする波型グリルパンと、その波型面の凹所に落とし込み状に収容される取り上げ杆を間隔をおいて配列し焼き時に焼き対象物の下位にその取り上げ杆を位置させて配置される定置用ターナーとを備え、前記波型面に線接触させて焼き上げた焼き対象物をその下位の定置用ターナーで取り上げるグリル装置。
  2. 前記定置用ターナーは平行複数の取り上げ杆の周囲をその両端を固定する環状縁杆で囲繞する構成である請求項1記載のグリル装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013000317A (ja) * 2011-06-16 2013-01-07 Panasonic Corp 加熱調理器

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