JP3050219U - 食事用通い函 - Google Patents

食事用通い函

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JP3050219U
JP3050219U JP1997011341U JP1134197U JP3050219U JP 3050219 U JP3050219 U JP 3050219U JP 1997011341 U JP1997011341 U JP 1997011341U JP 1134197 U JP1134197 U JP 1134197U JP 3050219 U JP3050219 U JP 3050219U
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JP
Japan
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food
main body
box
support base
hollow support
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Application number
JP1997011341U
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Inventor
和男 大橋
Original Assignee
関東プラスチック工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 函状本体の中央部に握り部を突出形成して、
函状本体内に環状の収納部を形成することにより、一食
分の食事に要する調理済みの食品をセットで収納可能と
なす。 【解決手段】 平面形状が長方形の合成樹脂の函状本体
1と、平面形状が函状本体1と同一の合成樹脂の蓋体2
と、函状本体内の収納部に収まる4個以上の調理済みの
食品容器3,4とからなる。函状本体1は中央部に本体
底壁12を部分的に隆起させて形成した長手方向の中空
支持台11を有する。中空支持台11は収納される食品
容器3,4の高さに合わせて形成した本体側壁13と同
一高さで、かつ長さが食品容器3,4の長さと略同一の
細長直方体である。中空支持台11により形成された環
状の収納部18の横幅を、横長の食品容器3,4の縦幅
と略等しく形成してなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が属する技術分野】
この考案は、所要数の調理済みの食品容器の持ち運びに使用される合成樹脂製 の食事用通い函に関するものである。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】
調理済みの食品を容器に入れて出前する食事用通い函としては岡持ちが知られ ている。岡持ちは調理済みの食品を盛り付けした丼や皿などを函体の内に入れて 持ち運ぶ簡単な構造のもので、持ち運び方が悪いと函体の中でこぼれが生じ易く 、取り扱いには慣れが必要とされている。
【0003】 また調理済みの食品の殆どは一品料理で、既成の食器を対象としているため、 一食分の主食及び副食物をセットとして持ち運ぶということは極めて困難とされ ている。ところで給食や老人宅を対象として、一食分の主食及び副食物をセット として持ち運ぶ事が試みられている。しかしながら、清潔な状態で少なくとも4 種類の調理済みの食品を容器ごとに入れて届けるのに適した食事用の通い函は、 これまでのところ見当たらない。
【0004】 この考案は、上記事情から考えられたものであつて、その目的は、一食分の食 事に要する数の調理済みの食品をセットで収納することができ、また洗浄も容易 で、持ち運び中の食品容器のずれによるこぼれもなく、多数個の積み重ねも容易 できて、コンパクトにまとめ得る合成樹脂製の食事用通い函を提供することにあ る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的によるこの考案は、平面形状が長方形で、中央部に本体底壁を部分的 に隆起させて形成した長手方向の中空支持台を有し、その中空支持台は収納され る調理済みの食品容器の高さに合わせて形成した本体側壁と同一高さで、かつ長 さが食品容器の長さと略同一の細長直方体で、その上面に握り部をアーチ状に両 側にわたり所要高さに一体形成した合成樹脂の函状本体と、平面形状が函状本体 と同一の板体で、板面中央部に上記握り部の挿通長穴を有する合成樹脂の蓋体と からなり、上記中空支持台により函状本体内に形成された環状の収納部の横幅を 、横長の上記食品容器の縦幅と略等しく形成して、4個以上の上記食品容器が互 いに接近して収納部内に収まるように構成してなる、というものである。
【0006】 またこの考案は、上記中空支持台の上部は函状本体の開口縁より突出して周囲 が段部に形成され、その段部に上記蓋体の長穴周縁が嵌合して蓋体の横ずれを防 止してなる、というものである。
【0007】 さにこの考案は、上記収納部における食品容器の収納は、収納部の片側の長手 方向に2個の食品容器を、他側に3個の食品容器をコ状に配置して行われている というものであり、また上記収納部の片側に収納される食品容器の1個は、他の 食品容器よりも横長に大きく形成され、他の1個の食品容器と共に長手方向に収 納されている、というものでもある。
【0008】
【考案の実施の形態】
図中1は函状本体、2は蓋体、3,4は蓋付き横長の調理済みの食品容器で、 それらは合成樹脂により形成されている。
【0009】 上記函状本体1は平面形状が長方形で、中央部に中空支持台11を有する。こ の中空支持台11は、本体底壁12の中央部を上記食品容器3,4の高さに合わ せて形成した本体側壁13と同一高さに、かつ長さを短い方の食品容器3の長さ と略同一に部分的に隆起させて形成した長手方向の細長直方体からなり、その上 部は函状本体1の開口縁14よりも上方へ突出形成されて、周囲を段部15に形 成している。また上面16には手を差込んで握り持つのに十分な高さの握り部1 7が両端にわたりアーチ状に一体形成してある。
【0010】 また函状本体1の内部は、上記中空支持台11により環状の収納部18に形成 され、図2に示すように、その収納部18の横幅Aは、横長の食品容器4の縦幅 Bと略等しく形成されて、上記食品容器3,4が互いに接近して収納部内に収ま るようにしてある。
【0011】 上記蓋体2は、平面形状が函状本体1と同一の板体21からなり、その板面中 央部に上記握り部16の挿通長穴22を有する。また板周辺と長穴周縁の内面と には補強リブ23が一体形成してある。
【0012】 このような蓋体2は、上記握り部16に挿通長穴22を差込んで函状本体1の 上に被せ設けられ、上記段部15と長穴周縁との嵌合により横ずれ防止がなされ ている。また函状本体1の開口縁14の内側に位置して板周辺の持ち上がりを防 止している。
【0013】 函状本体1に収納される上記食品容器3,4は、長方形の四隅を弧状に形成し た横長のものであるが、縦幅Bは全て同一に形成されている。また横の長さは大 きな隙間を生ずることなく各食品容器が互いに接近して収納部内に収まる長さか らなるが、その長さは配置状態によって任意に選択することができ、収納される 食品容器の数が4個以上であれば、中空支持台11を囲むように収納部17にき ちんと収めることが可能となる。
【0014】 図示の実施形態は長さが異なる5個の食品容器3,4を収納した場合を示すも ので、4個の食品容器3は主食又は副食用として、横の長さは全て上記中空支持 台11の長さと略同一に形成してあるが、食品容器4は主として焼き魚や煮魚な ど長さのある副食品用として、中空支持台11よりも横長に形成してある。しか し、その長さは他の1個の食品容器3と共に収納部18の片側に長手方向に互い に接近して収まる長さに制限されている。
【0015】 したがって、上記5個の食品容器3,4では、収納部18の片側の長手方向に 2個の食品容器3,4を、また他側に同一の3個の食品容器3をコ状に配置する ことによって、規則正しく僅かな隙間を空けて収まり、横揺れを受けてもずれに くいものとなる。
【0016】 図5は複数個の食事用通い函を施蓋状態にて積み重ねた場合を示すもので、上 記握り部材17は、中空支持台11の上面16に突出形成されていることから、 1つの食事用通い函の上に他の食事用通い函を載置すると、下位の握り部材17 が上位の中空支持台11の中に収まるので、函状本体1から握り部11が突出し ていても積み重ねの障害となるようなことがない。したがって、不要時には多数 個を積み重ねて置くことができるので場所を取らず、また複数個を積み重ねて移 送することもできるので、保管及び移送にきわめて便利なものとなる。
【0017】 上記構成の考案にあっては、一食分の食事に必要な調理済みの食品を、主食と 副食とに分けて、それぞれの食品容器3,4に入れて1セットとして運ぶことが できる。また函状本体1内では大きな隙間が生ずることなく各食品容器3,4が 蓋付きの状態で収まり、また中央部の中空支持台11と本体側壁13とにより両 側が抑えられるので、持ち運び中に横にずれて中身がはみ出したり、こぼれたり などせず、衛生の行き届いた食事を届けることができる。
【0018】 また蓋体2は、握り部16を通して中空支持台11に嵌め設けられ、その握り 部11を握り持って函状本体1が運ばれるので、持ち運び中に蓋体1が外れるよ うなことがなく、取外しにも手数を要しない。さらに全体を合成樹脂により形成 したので軽量で保温性にも優れ、洗浄も容易に行い得る。特にポリカーボネート などの耐熱性合成樹脂による場合には熱湯洗浄も可能となるので、長期にわたり 繰返し使用しても衛生状態を良好に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案に係る食事用通い函の蓋開き状態に
おける斜視図である。
【図2】 函状本体の平面図である。
【図3】 施蓋状態における食事用通い函の断面図であ
る。
【図4】 同上の長手方向の断面図である。
【図5】 複数個の食事用通い函を積み重ねた状態の長
手方向の断面図である。
【符号の説明】
1 函状本体 2 蓋体 3,4 食品容器 11 中空支持台 12 本体底壁 13 本体側壁 15 段部 16 上面 17 握り部 18 収納部 A 収納部の横幅 B 食品容器の縦幅

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面形状が長方形で、中央部に本体底壁
    を部分的に隆起させて形成した長手方向の中空支持台を
    有し、その中空支持台は収納される調理済みの食品容器
    の高さに合わせて形成した本体側壁と同一高さで、かつ
    長さが食品容器の長さと略同一の細長直方体で、その上
    面に握り部をアーチ状に両側にわたり一体形成した合成
    樹脂の函状本体と、平面形状が函状本体と同一の板体
    で、板面中央部に上記握り部の挿通長穴を有する合成樹
    脂の蓋体とからなり、上記中空支持台により函状本体内
    に形成された環状の収納部の横幅を、横長の上記食品容
    器の縦幅と略等しく形成して、4個以上の上記食品容器
    が互いに接近して収納部内に収まるように構成してなる
    ことを特徴とする食事用通い函。
  2. 【請求項2】 上記中空支持台の上部は函状本体の開口
    縁より突出して周囲が段部に形成され、その段部に上記
    蓋体の長穴周縁が嵌合して蓋体の横ずれを防止してなる
    ことを特徴とする請求項1記載の食事用通い函。
  3. 【請求項3】 上記収納部における上記食品容器の収納
    は、収納部の片側の長手方向に2個の食品容器を、他側
    に3個の食品容器をコ状に配置して行われていることを
    特徴とする請求項1記載の食事用通い函。
  4. 【請求項4】 上記収納部の片側に収納される上記食品
    容器の1個は、他の食品容器よりも横長に大きく形成さ
    れ、他の1個の食品容器と共に長手方向に収納されてい
    ることを特徴とする請求項3記載の食事用通い函。
JP1997011341U 1997-12-26 1997-12-26 食事用通い函 Expired - Lifetime JP3050219U (ja)

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