JP6053647B2 - 回転電機の固定子、回転電機及び回転電機の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、樹脂モールドされ、渡り線で繋がれた回転電機の固定子、この固定子を備えた回転電機、及び、この回転電機の製造方法に関するものである。
固定子のティース部に巻線が巻装された回転電機(電動機)では、電位差が大きい各相の渡り線同士の接触を防止する必要がある。
そのようなものとして、分割された各コアに絶縁体を介して巻線が巻装されるとともに、その際、巻線間を繋ぐ複数の渡り線を、絶縁体に設けた渡り線収納溝に収納することで、電位差が大きい各相の渡り線同士の接触を防止し、また、モールドで一体とすることで渡り線の弛みを防止するようにした回転電動機が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−287240号公報([0017]、[0048]〜[0050]、図1、図2等)
特許文献1に記載されているような固定子では、BMC(バルクモールディングコンパウンド、以下同じ)のような粘性の高い樹脂素材でモールドを行う際、渡り線が樹脂に押し上げられ樹脂面から渡り線が露出した状態や渡り線がステータコアと接触し、または渡り線同士が接触し電気的絶縁が成されない状態で硬化してしまうことがある。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、モールド後の渡り線の露出、ステータコアとの接触、及び渡り線同士の接触を防ぐようにした回転電機の固定子、この固定子を備えた回転電機、及び、この回転電機の製造方法を提供することを目的としている。
本発明に係る回転電機の固定子は、ティース部を有する複数個のステータコアと、前記ステータコアに装着されるインシュレータと、前記インシュレータが装着された前記ステータコアのティース部に施される巻線と、一端が前記巻線に結線される渡り線と、を有し、前記インシュレータの外壁には、外周方向へ突出させた第1突起と、前記第1突起側に向けて開放された渡り線収納溝が形成された渡り線収納部と、外周方向へ突出させた第2突起と、が設けられており、前記渡り線を巻枠から中央立設部の切り欠きに這わし、高さ方向において、前記第1突起が一番上側に、前記第2突起が一番下側に、前記渡り線収納部が前記第1突起と前記第2突起との間に、それぞれ配置されているものである。
本発明に係る回転電機の固定子は、ティース部を有する複数個のステータコアと、前記ステータコアに装着されるインシュレータと、前記インシュレータが装着された前記ステータコアのティース部に施される巻線と、一端が前記巻線に結線される渡り線と、を有し、前記インシュレータの外壁には、前記渡り線を結束する結束部材が挿通される孔部と、前記孔部側に向けて開放された渡り線収納溝が形成された渡り線収納部と、外周方向へ突出させた突起と、が設けられており、高さ方向において、前記孔部が一番上側に、前記突起が一番下側に、前記渡り線収納部が前記孔部と前記突起との間に、それぞれ配置されているものである。
本発明に係る回転電機は、上記の回転電機の固定子と、回転子と、を備えたものである。
本発明に係る回転電機の製造方法は、上記の回転電機の固定子を備えた回転電機の製造方法であって、前記巻線に結線される前記渡り線のうちの1本を前記インシュレータの内壁側に這い回し、前記巻線に結線される前記渡り線のうちの残りの2本を前記インシュレータの外壁側の前記渡り線収納部の内側と前記第1突起の下側を通し、前記第2突起の内側を通るようにそれぞれ這い回し、その後、樹脂でモールドするものである。
本発明に係る回転電機の製造方法は、上記の回転電機の固定子を備えた回転電機の製造方法であって、前記巻線に結線される前記渡り線のうちの1本を前記インシュレータの内壁側に這い回し、前記巻線に結線される前記渡り線のうちの残りの2本を前記インシュレータの外壁側の前記渡り線収納部の内側に通し、前記突起の内側を通るようにそれぞれ這い回し、前記孔部に挿通された前記結束部材で前記渡り線収納部の内側に通した前記渡り線を結束し、その後、樹脂でモールドするものである。
本発明に係る回転電機の製造方法は、インシュレータが第1インシュレータと第2インシュレータとで構成されて回転電機の固定子を備えた回転電機の製造方法であって、離れた前記ステータコアの前記巻線に結線される前記渡り線のうちの1本を前記第1インシュレータの内壁側に這い回し、前記巻線に結線される前記渡り線のうちの残りの2本を前記第1インシュレータの外壁側の前記渡り線収納部の内側と前記第1突起の下側を通し、前記第2突起の内側を通るようにそれぞれ這い回し、隣り合う前記ステータコアの前記巻線の前記渡り線は前記第2インシュレータの突起の下側を通るように這い回し、その後、樹脂でモールドするものである。
本発明に係る回転電機の製造方法は、インシュレータが第1インシュレータと第2インシュレータとで構成されて回転電機の固定子を備えた回転電機の製造方法であって、離れた前記ステータコアの前記巻線に結線される前記渡り線のうちの1本を前記第1インシュレータの内壁側に這い回し、前記巻線に結線される前記渡り線のうちの残りの2本を前記第1インシュレータの外壁側の前記渡り線収納部の内側に通し、前記突起の内側を通るようにそれぞれ這い回し、前記孔部に挿通された前記結束部材で前記渡り線収納部の内側に通した前記渡り線を結束し、隣り合う前記ステータコアの前記巻線の前記渡り線は前記第2インシュレータの突起の下側を通るように這い回し、その後、樹脂でモールドするものである。
本発明に係る回転電機の固定子によれば、樹脂素材でモールドを行う際、第1突起、第2突起が障壁の役割を果たし、渡り線が樹脂に押し出されず、渡り線の樹脂表面からの露出を回避でき、渡り線とステータコアとの接触を防ぐことが可能になる。
本発明に係る回転電機の固定子によれば、樹脂素材でモールドを行う際、突起が障壁の役割を果たすとともに、結束バンドにより渡り線を固定できるため、モールドする際、渡り線が樹脂に押し出されず、渡り線の樹脂表面からの露出を回避でき、渡り線とステータコアとの接触を防ぐことが可能になる。また、結束部材を用いることにより、渡り線を強固に固定することができる。
本発明に係る回転電機によれば、渡り線が樹脂に押し出されず、渡り線の樹脂表面からの露出を回避でき、渡り線とステータコアとの接触を防ぐことが可能になるので、製品信頼性の高いものとなる。
本発明に係る回転電機の製造方法によれば、特段の手段や装置を用いることなく、渡り線の樹脂表面からの露出を回避でき、渡り線とステータコアとの接触を防ぐことが可能になるので、製造コストの大幅な抑制が可能となる。
本発明に係る回転電機の製造方法によれば、樹脂素材でモールドを行う際、渡り線を固定子の上下に這い回すことができ、渡り線同士の接触を防ぐことが可能になる。
本発明の実施の形態1に係る回転電機に用いるインシュレータを説明するための説明図である。 本発明の実施の形態1に係る回転電機のステータコアの構成を示す簡略斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る回転電機の固定子の構成を簡略的に示す平面図である。 本発明の実施の形態1に係る回転電機の固定子の渡り線の接続状態を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態2に係る回転電機に用いるインシュレータを説明するための説明図である。 本発明の実施の形態2に係る回転電機に用いるインシュレータに渡り線を結束する結束バンド57の構成を概略的に示す外観図である。 本発明の実施の形態3に係る回転電機に用いるインシュレータを説明するための説明図である。 本発明の実施の形態3に係る回転電機の固定子の渡り線の接続状態を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態3に係る回転電機の固定子の構成を簡略的に示す平面図である。 本発明の実施の形態3に係る回転電機の固定子の渡り線の這い回し状態を説明するための説明図である。
以下、図面に基づいてこの発明の実施の形態について説明する。なお、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、図1を含め、以下の図面において、同一の符号を付したものは、同一又はこれに相当するものであり、このことは明細書の全文において共通することとする。さらに、明細書全文に表わされている構成要素の形態は、あくまでも例示であって、これらの記載に限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る回転電機60に用いるインシュレータ1を説明するための説明図である。図2は、回転電機60のステータコア8の構成を示す簡略斜視図である。図3は、回転電機60の固定子11の構成を簡略的に示す平面図である。図4は、回転電機60の固定子11の渡り線12の接続状態を説明するための説明図である。図1〜図4に基づいて、本発明の実施の形態1に係る回転電機60について説明する。なお、図1(a)はインシュレータ1の構成を示す概略斜視図、図1(b)、(c)はインシュレータ1に渡り線12を這い回した状態を示す概略斜視図である。
本発明の実施の形態1に係る回転電機60は、図3に示すように、固定子11と、例えば永久磁石を用いる回転子55と、を備え、それらが組み合わされて構成されるものである。また、本発明の実施の形態1に係る回転電機60は、三相(UVW相)交流の回転電機であって、例えばヒートポンプを備えた空気調和装置に搭載される送風機やヒートポンプの一構成要素である圧縮機に使用されるものである。また、回転子55の中央には、回転子55に取り付けられるシャフトが挿入されるシャフト挿入孔56が形成されている。
図3に示すように、固定子11は、環状に配置された複数個のステータコア8を有している。ステータコア8のそれぞれには、軸心に向けて突出するティース部50が形成されている。ティース部50の先端部10は、ステータコア8の内周を構成し、回転子55に所定の間隙を空けて対向する。また、ステータコア8のそれぞれには、円環状に接続するバックヨーク部9が形成されている。このバックヨーク部9は、固定子11の外周を構成する。
このティース部50には、図1(a)に示すインシュレータ1が装着され、このインシュレータ1を介して巻線(図示省略)が集中巻される。巻線の端末(巻き終わり)には、渡り線12の一端が結線される。渡り線12の他端は、電源に接続される。そして、巻線が巻き回された複数個のステータコア8が環状に配置されて構成された固定子11は、例えばBMCのような粘性の高い樹脂素材でモールドされる。
インシュレータ1は、樹脂で形成されており、ステータコア8に装着される。インシュレータ1は、ステータコア8のバックヨーク部9及びティース部50の先端部10を露出するように、ステータコア8に装着される。例えば、2つのインシュレータ1を上下逆さまにし、ステータコア8を上下から挟さむようにして、インシュレータ1をステータコア8に装着するとよい。ただし、必ずしも2つのインシュレータ1でステータコア8を挟むようにしなくてもよい。例えば、1つのインシュレータ1をステータコア8に装着するようにしてもよい。この場合、ステータコア8の露出部(バックヨーク部9及び先端部10以外の露出部)をBMCのような粘性の高い樹脂素材で覆うようにすればよい。
インシュレータ1は、内壁2と、外壁4と、内壁2と外壁4とを連結する巻枠3と、を有している。内壁2は、インシュレータ1がステータコア8に装着された際に固定子11の内周側に位置する。外壁4は、インシュレータ1がステータコア8に装着された際に固定子11の外周側に位置する。巻枠3は、インシュレータ1がステータコア8に装着された際にティース部50を覆う。
また、外壁4は、中央立設部51、2つの両側立設部52、及び、延設部53を有している。中央立設部51は、外壁4の中心に立設している部分で上部に切り欠き51aを設けてある。両側立設部52は、中央立設部51と所定の間隔を空けて外壁4の左右に立設している部分である。延設部53は、中央立設部51と両側立設部52との間を含め、2つの両側立設部52まで延設された部分であって、中央立設部51及び両側立設部52よりも外側に位置している。
そして、インシュレータ1の外壁4には、外周方向に突出する突起(第1突起)6、外周方向に突出する渡り線収納部5、及び、外周方向に突出する突起(第2突起)7が設けられている。突起6は、中央立設部51の端部側(図1(a)では紙面上側の端部側)に設けられている。渡り線収納部5は、両側立設部52に設けられている。渡り線収納部5には、渡り線12が収納可能な渡り線収納溝5aが形成されている。渡り線収納部5は、図1(a)の紙面上側が開放、つまり突起6側に向けて開放されて渡り線収納溝5aが形成されている。突起7は、延設部53に設けられている。
突起6、渡り線収納部5、及び、突起7の高さ位置関係について説明する。図1(a)において、突起6が一番上側に位置し、突起7が一番下側に位置し、突起6と突起7との間に渡り線収納部5が位置している。また、突起6及び突起7の先端部(渡り線12が挿入される際の端部であるコーナー部又は隅部)は、テーパ面もしくは丸面を設ける面取り加工を行うことが望ましい。こうしておけば、渡り線12を挿入する際に、渡り線12が突起6及び突起7に接触しても、渡り線12を傷付けないようにできる。また、突起6の突起長さは、渡り線12の線径よりも大きいものとする。同様に、延設部53の長さも、渡り線12の線径よりも大きいものとする。なお、渡り線収納部5の先端部(渡り線12が挿入される際の端部であるコーナー部又は隅部)も、テーパ面もしくは丸面を設ける面取りを行うことが望ましい。
インシュレータ1をこのような形状とすることによって、図1(b)に示すように、渡り線収納部5の内側(渡り線収納溝5a)と突起6の下側を通るように、または、突起7の内側を通るように渡り線12を這わすことができる。したがって、インシュレータ1を用いることで、樹脂モールド時の渡り線12の樹脂表面からの露出、及び、渡り線12のステータコア8との接触を防ぐことができる。また、インシュレータ1を用いることで、突起6及び突起7による渡り線12の傷付けを回避することができる。
次に、本発明の実施の形態1に係る回転電機60の製造方法について説明する。インシュレータ1を用意する。用意したインシュレータ1をステータコア8に装着する。具体的には、インシュレータ1の外壁4がステータコア8のバックヨーク部9に、インシュレータ1の内壁2が先端部10に、巻枠3がティース部50に、それぞれ位置するように、インシュレータ1をステータコア8に取り付けて装着する。そして、U相、V相、W相を構成するそれぞれのステータコア8の巻枠3に対して連続巻線にて巻線を施す。
巻線を施した後、ステータコア8を一円(環状)に組み立てる。図3では、12個のステータコア8を環状に組み立てた状態を例に示している。したがって、U相を構成するステータコア8の両側には、V相を構成するステータコア8、W相を構成するステータコア8が位置するようになる。なお、12個のステータコア8で固定子11を構成する場合、U相、V相、W相を構成するステータコア8は、それぞれ4個ずつとなる(図4参照)。
ステータコア8を円環状に組み立てた後、図1(b)に示すように、渡り線12の3本のうち1本を内壁2側に這い回し、残り2本を外壁4側の渡り線収納部5の内側と突起6の下側を通し、突起7の内側を通るようにそれぞれ這い回す。こうすることで、渡り線12をインシュレータ1に這い回すことが可能になる。
また、巻線後、渡り線12を巻枠3から外周方向に通す際に図1(c)のように中央立設部51の切り欠き51aに這わすことで渡り線12が固定され、巻線が緩むことを防止することが可能となる。
こうすることにより、BMCのような粘性の高い樹脂素材でモールドを行う際、突起6、突起7が障壁の役割を果たし、渡り線12が樹脂に押し出されず、渡り線12の樹脂表面からの露出を回避でき、渡り線12とステータコア8との接触を防ぐことが可能になる。
また、このような固定子11を備えた回転電機60によれば、渡り線12が樹脂に押し出されず、渡り線12の樹脂表面からの露出を回避でき、渡り線12とステータコア8との接触を防ぐことが可能になるので、製品信頼性の高いものとなる。
さらに、回転電機60の製造方法によれば、特段の手段や装置を用いることなく、渡り線12の樹脂表面からの露出を回避でき、渡り線12とステータコア8との接触を防ぐことが可能になるので、製造コストの大幅な抑制が可能となる。
なお、上記説明では、連続巻線の渡り線12を例に挙げたが、はんだ付けやヒュージングといった方法で結線した渡り線12においても同様の効果を得ることは言うまでもない。
また、上記説明では、インシュレータ1に突起6と突起7とを1箇所ずつ設けた場合を例に挙げたが、それぞれ2箇所以上設けても同様の効果を得ることは言うまでもない。突起6と突起7との個数が同数でなくてもよい。
さらに、突起6、突起7の形状を図示したものに限定するものではなく、樹脂に対しての障壁として機能するような形状、具体的には渡り線12の樹脂表面からの露出を回避でき、渡り線12とステータコア8との接触を防ぐことが可能な形状であればよい。
簡単に、ステータコア8の巻線の結線方法について説明する。
巻線は、ステータコア8のティース部50にインシュレータ1を介して巻き回される。便宜的に、一相目をU相(図4に示すU〜U)、二相目をV相(図4に示すV〜V)、三相目をW相(図4に示すW〜W)と呼ぶことにする。各相の巻線をU相、V相、W相の順番に並べて配置し、それぞれに120°位相のずれた交流の電流を流すことにより、固定子11を備えた回転電機60を駆動することになる。
各相の巻線は、それぞれ例えば3個又は4個のコイルで構成される(本実施の形態1では4個)。巻線の巻き方向は全て同じである。各相の巻線の巻き始めは、それぞれ渡り線12に接続される。一方、各相の巻線の巻き終わりは、中性点端子(中性点N)に接続される。そして、固定子11の巻線は、シングルYに結線される。すなわち、U相のコイルが直列に接続され、V相のコイルが直列に接続され、W相のコイルが直列に接続される。そして、各相のコイルの巻き終わりが中性点Nに接続される。
実施の形態2.
図5は、本発明の実施の形態2に係る回転電機に用いるインシュレータ1Aを説明するための説明図である。図5に基づいて、本発明の実施の形態2に係る回転電機に用いるインシュレータ1Aについて説明する。なお、実施の形態2では実施の形態1との相違点を中心に説明し、実施の形態1と同一部分には、同一符号を付して説明を省略するものとする。また、本発明の実施の形態2に係る回転電機の基本構成は、実施の形態1に係る回転電機60と同様である。図5(a)はインシュレータ1Aの構成を示す概略斜視図、図5(b)はインシュレータ1Aに渡り線12を這い回した状態を示す概略斜視図である。
実施の形態1では、突起6及び突起7をインシュレータ1に設けたが、実施の形態2では、結束バンド孔13及び突起7をインシュレータ1Aに設けるようにしている。なお、インシュレータ1Aの基本的な構成は、実施の形態1で説明したインシュレータ1と同様である。「突起7」が、本発明の「突起」に相当する。
インシュレータ1Aは、インシュレータ1と同様に、内壁2と、外壁4と、内壁2と外壁4とを連結する巻枠3と、を有している。内壁2は、インシュレータ1Aがステータコア8に装着された際に固定子11の内周側に位置し、外壁4は、インシュレータ1Aがステータコア8に装着された際に固定子11の外周側に位置する。巻枠3は、インシュレータ1Aがステータコア8に装着された際にティース部50を覆う。
インシュレータ1Aの外壁4には、インシュレータ1と同様に、外側に突出する渡り線収納部5、及び、突起7が設けられている。また、インシュレータ1Aの外壁4には、結束バンド孔(孔部)13が設けられている。結束バンド孔13は、中央立設部51の端部側(図5(a)では紙面上側の端部側)に貫通するように設けられている。つまり、インシュレータ1Aは、実施の形態1で説明した突起6ではなく、結束バンド孔13を有している。
次に、本発明の実施の形態2に係る回転電機の製造方法について説明する。インシュレータ1Aを用意する。用意したインシュレータ1Aをステータコア8に装着する。具体的には、インシュレータ1Aの外壁4がステータコア8のバックヨーク部9に、インシュレータ1Aの内壁2が先端部10に、巻枠3がティース部50に、それぞれ位置するように、インシュレータ1Aをステータコア8に取り付けて装着する。そして、U相、V相、W相を構成するそれぞれのステータコア8の巻枠3に対して連続巻線にて巻線を施す。
巻線を施した後、ステータコア8を一円(環状)に組み立てる。ステータコア8を円環状に組み立てた後、図5(b)に示すように、渡り線12の3本のうち1本を内壁2側に這い回し、残り2本を外壁4側の渡り線収納部5の内側と結束バンド孔13の下側を通り、突起7の内側を通るようにそれぞれ這い回す。こうすることで、渡り線12をインシュレータ1に這い回すことが可能になる。そして、渡り線12の這い回し後、結束バンド孔13に結束バンド57を挿通させ、結束バンド57により渡り線12を固定する。
図6は、インシュレータ1Aに渡り線12を結束する結束バンド57の構成を概略的に示す外観図である。図6に基づいて、結束バンド57を用いた渡り線12のインシュレータ1への固定について説明する。
図6に示すように、結束バンド57は、絶縁性及び可撓性を有する材料で構成されており、帯状部57aと、帯状部57aの一方の端部である頭部57bと、帯状部57aの他方の端部である脚部57cと、で構成されている。帯状部57aは、細長い帯状に構成されており、2本の渡り線12を束ねることが可能な長さに構成されている。頭部57bは、脚部57cの一部が挿通可能な穴57dを有し、穴57dを介して脚部57cをロックするものである。脚部57cは、先端又は外周面に係止部を有し、挿通した穴57dに係止することで、頭部57bにロックされるものである。
なお、穴57dに開閉可能な部材を設けておき、脚部57cの挿通で穴57dが開口し、脚部57cに形成された係止部が穴57dに設けられ開閉可能な部材に係止することで、脚部57cを頭部57bにロックするとよい。また、脚部57cが挿通可能な第1の穴部と、脚部57cの先端部よりも径の小さな第2の穴部と、第1の穴部と第2の穴部とを接続するくびれ部と、が形成された穴57dを設けて、脚部57cを頭部57bにロックするようにしてもよい。
このように構成された結束バンド57の脚部57cを、まずインシュレータ1の結束バンド孔13に通す。結束バンド57の脚部57cを、結束バンド57の頭部57bに形成されている穴57dに挿通させる。そして、帯状部12aで2本の渡り線12を縛り、脚部57cを頭部57bにロックすることにより、2本の渡り線12がインシュレータ1に固定されることになる。
こうすることにより、BMCのような粘性の高い樹脂素材でモールドを行う際、突起7が障壁の役割を果たすとともに、結束バンド57により渡り線12を固定できるため、モールドする際、渡り線12が樹脂に押し出されず、渡り線12の樹脂表面からの露出を回避でき、渡り線12とステータコア8との接触を防ぐことが可能になる。また、結束バンド57を用いることにより、渡り線12を強固に固定することができる。
また、このような固定子11を備えた実施の形態2に係る回転電機によれば、渡り線12が樹脂に押し出されず、渡り線12の樹脂表面からの露出を回避でき、渡り線12とステータコア8との接触を防ぐことが可能になるので、製品信頼性の高いものとなる。
さらに、実施の形態2に係る回転電機の製造方法によれば、特段の手段や装置を用いることなく、渡り線12の樹脂表面からの露出を回避でき、渡り線12とステータコア8との接触を防ぐことが可能になるので、製造コストの大幅な抑制が可能となる。
ところで、上記説明では、結束部材の一例として結束バンド57を用いて渡り線12を固定したが、糸や紐等の結束部材を結束バンド孔13に通して渡り線12を縛りつけた場合でも同様の効果を得ることは言うまでもない。
また、上記説明では、結束バンド孔13を1つ設けているが、結束バンド孔13を2つ設けて2本の渡り線12をそれぞれ固定した場合でも同様の効果を得ることは言うまでもない。
なお、上記説明では、連続巻線の渡り線12を例に挙げたが、はんだ付けやヒュージングといった方法で結線した渡り線12においても同様の効果を得ることは言うまでもない。
また、上記説明では、インシュレータ1に突起6と突起7を1箇所ずつ設けた場合を例に挙げたが、それぞれ2箇所以上設けても同様の効果を得ることは言うまでもない。突起6と突起7の個数が同数でなくてもよい。
さらに、突起6、突起7の形状を図示したものに限定するものではなく、樹脂に対しての障壁として機能するような形状、具体的には渡り線12の樹脂表面からの露出を回避でき、渡り線12とステータコア8との接触を防ぐことが可能な形状であればよい。
実施の形態3.
図7は、本発明の実施の形態3に係る回転電機(以下回転電機60Bと称する)に用いるインシュレータ1Bを説明するための説明図である。図8は、回転電機60Bの固定子11の渡り線12の接続状態を説明するための説明図である。図9は、回転電機60Bの固定子11の構成を簡略的に示す平面図である。図10は、回転電機60Bの固定子11の渡り線12の這い回し状態を説明するための説明図である。図7〜図10に基づいて、回転電機60Bに用いるインシュレータ1Bについて説明する。
回転電機60Bの固定子11は、構成の異なる2つのインシュレータ(インシュレータ1、インシュレータ1B)がステータコア8に装着されて構成されている。なお、実施の形態3では実施の形態1、2との相違点を中心に説明し、実施の形態1、2と同一部分には、同一符号を付して説明を省略するものとする。また、回転電機60Bの基本構成は、実施の形態1に係る回転電機60と同様である。
インシュレータ1Bは、インシュレータ1とともに、ステータコア8に装着されるものである。図10に示すように、インシュレータ1がステータコア8の紙面上側に装着され、インシュレータ1Bがステータコア8の紙面下側に装着される。
なお、インシュレータ1が、本発明の「第1インシュレータ」に相当する。
また、インシュレータ1Bが、本発明の「第2インシュレータ」に相当する。
インシュレータ1Bの基本的な構成は、実施の形態1で説明したインシュレータ1と同様である。インシュレータ1Bは、インシュレータ1と同様に、内壁2と、外壁4と、内壁2と外壁4とを連結する巻枠3と、を有している。内壁2は、インシュレータ1Bがステータコア8に装着された際に固定子11の内周側に位置し、外壁4は、インシュレータ1Bがステータコア8に装着された際に固定子11の外周側に位置する。巻枠3は、インシュレータ1Bがステータコア8に装着された際にティース部50を覆う。インシュレータ1Bの外壁4には、外側に突出する第3突起である突起6Aが設けられている。
次に、回転電機60Bの製造方法について説明する。
インシュレータ1及びインシュレータ1Bを用意する。用意したインシュレータ1、インシュレータ1Bをステータコア8に装着する。具体的には、インシュレータ1、インシュレータ1Bの外壁4がステータコア8のバックヨーク部9に、インシュレータ1、インシュレータ1Bの内壁2が先端部10に、巻枠3がティース部50に、それぞれ位置するように、インシュレータ1、インシュレータ1Bをステータコア8に取り付けて装着する。そして、U相、V相、W相を構成するそれぞれのステータコア8の巻枠3に対して連続巻線にて巻線を施す。
巻線を施した後、図9に示すように、ステータコア8を一円(環状)に組み立てる。ステータコア8を円環状に組み立てた後、図10に示すように、離れたステータコア8間の渡り線12のうちの1本はインシュレータ1の内壁2側を這い回し、残りの2本を外壁4側の渡り線収納部5の内側と突起6の下側を通し、突起7の内側を通るようにそれぞれ這い回す。また、隣り合うステータコア8間の渡り線12はインシュレータ1Bの突起6Aの下側(図10ではインシュレータ1Bが逆さまになっているので突起6Aの上側)を通るように這い回す。こうすることで、渡り線12をインシュレータ1、インシュレータ1Bに這い回すことが可能になる。
このように渡り線12をステータコア8の上下にて這い回すことができ、渡り線12同士の接触を防ぐことが可能になる。そのため、回転電機60Bによれば、渡り線12同士の接触を回避するための特段の手段を講ずる必要がなくなり、製造コストの大幅な抑制が可能となる。
なお、上記説明では、連続巻線の渡り線12を例に挙げたが、はんだ付けやヒュージングといった方法で結線した渡り線12においても同様の効果を得ることは言うまでもない。
また、上記説明では、インシュレータ1に突起6と突起7を1箇所ずつ設けた場合を例に挙げたが、それぞれ2箇所以上設けても同様の効果を得ることは言うまでもない。突起6と突起7の個数が同数でなくてもよい。
さらに、突起6、突起7の形状を図示したものに限定するものではなく、樹脂に対しての障壁として機能するような形状、具体的には渡り線12の樹脂表面からの露出を回避でき、渡り線12とステータコア8との接触を防ぐことが可能な形状であればよい。
本発明に係る回転電機の固定子、この固定子を備えた回転電機、及び、この回転電機の製造方法を実施の形態1、2及び3に分けて説明したが、各実施の形態を適宜組み合わせて回転電機及び回転電機の製造方法を構成するようにしてもよい。つまり、突起6と結束バンド孔13の双方をインシュレータに設けるようにしてもよい。
1 インシュレータ、1A インシュレータ、1B インシュレータ、2 内壁、3 巻枠、4 外壁、5 渡り線収納部、5a 渡り線収納溝、6 突起、6A 突起、7 突起、8 ステータコア、9 バックヨーク部、10 先端部、11 固定子、12 渡り線、12a 帯状部、13 結束バンド孔、50 ティース部、51 中央立設部、51a 切り欠き、52 両側立設部、53 延設部、55 回転子、56 シャフト挿入孔、57 結束バンド、57a 帯状部、57b 頭部、57c 脚部、57d 穴、60 回転電機、60B 回転電機、N 中性点。

Claims (13)

  1. ティース部を有する複数個のステータコアと、
    前記ステータコアに装着されるインシュレータと、
    前記インシュレータが装着された前記ステータコアのティース部に施される巻線と、
    一端が前記巻線に結線される渡り線と、を有し、
    前記インシュレータの外壁には、
    外周方向へ突出させた第1突起と、
    前記第1突起側に向けて開放された渡り線収納溝が形成された渡り線収納部と、
    外周方向へ突出させた第2突起と、が設けられており、
    前記渡り線を巻枠から中央立設部の切り欠きに這わし、高さ方向において、前記第1突起が一番上側に、前記第2突起が一番下側に、前記渡り線収納部が前記第1突起と前記第2突起との間に、それぞれ配置されている
    ことを特徴とする回転電機の固定子。
  2. 前記第1突起及び前記第2突起のうち少なくとも1つの先端は、
    テーパ面もしくは丸面を設けるような面取り加工がされている
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転電機の固定子。
  3. 前記第1突起及び前記第2突起を複数設けた
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の回転電機の固定子。
  4. 前記インシュレータは、
    第1インシュレータと第2インシュレータとで構成されており、
    前記第1インシュレータの外壁に、前記第1突起、前記渡り線収納部、及び、前記第2突起が形成されており、
    前記第2インシュレータの外壁には、外周方向へ突出させた第3突起が形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の回転電機の固定子。
  5. ティース部を有する複数個のステータコアと、
    前記ステータコアに装着されるインシュレータと、
    前記インシュレータが装着された前記ステータコアのティース部に施される巻線と、
    一端が前記巻線に結線される渡り線と、を有し、
    前記インシュレータの外壁には、
    前記渡り線を結束する結束部材が挿通される孔部と、
    前記孔部側に向けて開放された渡り線収納溝が形成された渡り線収納部と、
    外周方向へ突出させた突起と、が設けられており、
    高さ方向において、前記孔部が一番上側に、前記突起が一番下側に、前記渡り線収納部が前記孔部と前記突起との間に、それぞれ配置されている
    ことを特徴とする回転電機の固定子。
  6. 前記突起の先端は、
    テーパ面もしくは丸面を設けるような面取り加工がされている
    ことを特徴とする請求項5に記載の回転電機の固定子。
  7. 前記孔部及び前記突起を複数設けた
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の回転電機の固定子。
  8. 前記インシュレータは、
    第1インシュレータと第2インシュレータとで構成されており、
    前記第1インシュレータの外壁に、前記孔部、前記渡り線収納部、及び、前記突起が形成されており、
    前記第2インシュレータの外壁には、外周方向へ突出させた突起が形成されている
    ことを特徴とする請求項5〜7のいずれか一項に記載の回転電機の固定子。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の回転電機の固定子と、
    回転子と、を備えた
    ことを特徴とする回転電機。
  10. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の回転電機の固定子を備えた回転電機の製造方法であって、
    前記巻線に結線される前記渡り線のうちの1本を前記インシュレータの内壁側に這い回し、
    前記巻線に結線される前記渡り線のうちの残りの2本を前記インシュレータの外壁側の前記渡り線収納部の内側と前記第1突起の下側を通し、前記第2突起の内側を通るようにそれぞれ這い回し、
    その後、樹脂でモールドする
    ことを特徴とする回転電機の製造方法。
  11. 請求項5〜7のいずれか一項に記載の回転電機の固定子を備えた回転電機の製造方法であって、
    前記巻線に結線される前記渡り線のうちの1本を前記インシュレータの内壁側に這い回し、
    前記巻線に結線される前記渡り線のうちの残りの2本を前記インシュレータの外壁側の前記渡り線収納部の内側に通し、前記突起の内側を通るようにそれぞれ這い回し、
    前記孔部に挿通された前記結束部材で前記渡り線収納部の内側に通した前記渡り線を結束し、
    その後、樹脂でモールドする
    ことを特徴とする回転電機の製造方法。
  12. 請求項4に記載の回転電機の固定子を備えた回転電機の製造方法であって、
    離れた前記ステータコアの前記巻線に結線される前記渡り線のうちの1本を前記第1インシュレータの内壁側に這い回し、
    前記巻線に結線される前記渡り線のうちの残りの2本を前記第1インシュレータの外壁側の前記渡り線収納部の内側と前記第1突起の下側を通し、前記第2突起の内側を通るようにそれぞれ這い回し、
    隣り合う前記ステータコアの前記巻線の前記渡り線は前記第2インシュレータの突起の下側を通るように這い回し、
    その後、樹脂でモールドする
    ことを特徴とする回転電機の製造方法。
  13. 請求項8に記載の回転電機の固定子を備えた回転電機の製造方法であって、
    離れた前記ステータコアの前記巻線に結線される前記渡り線のうちの1本を前記第1インシュレータの内壁側に這い回し、
    前記巻線に結線される前記渡り線のうちの残りの2本を前記第1インシュレータの外壁側の前記渡り線収納部の内側に通し、前記突起の内側を通るようにそれぞれ這い回し、
    前記孔部に挿通された前記結束部材で前記渡り線収納部の内側に通した前記渡り線を結束し、
    隣り合う前記ステータコアの前記巻線の前記渡り線は前記第2インシュレータの突起の下側を通るように這い回し、
    その後、樹脂でモールドする
    ことを特徴とする回転電機の製造方法。
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