JP3093328B2 - 不揮発性メモリ - Google Patents

不揮発性メモリ

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JP3093328B2 JP03149413A JP14941391A JP3093328B2 JP 3093328 B2 JP3093328 B2 JP 3093328B2 JP 03149413 A JP03149413 A JP 03149413A JP 14941391 A JP14941391 A JP 14941391A JP 3093328 B2 JP3093328 B2 JP 3093328B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はMNOSやMONOS等
の如きトラップ型の不揮発性メモリに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】斯種のトラップ型の不揮発性メモリ(以
下「メモリ」という)を複数個マトリクス接続して所望
するマトリクス部分の書き込み・消去を自由に行い得る
ようにした半導体装置が提案されている。このような装
置では書き込みがなされるメモリと書き込みがなされな
いメモリが並存することになるが、書き込みの際に、書
き込み不要のメモリに書き込みが行なわれないようにす
るため例えば図4に示すように各メモリM1,M2にト
ランジスタTR1,TR2がそれぞれメモリM1,M2
と対を成して設けることが行なわれている。
【0003】即ち、今、図4において、メモリM1に書
き込みを行なうべくプログラム電圧VPPをゲ−トに印
加したとき、書き込み不要のメモリM2には書き込み禁
止電圧Viをドレインに与える。このとき、もしトラン
ジスタTR2が存在しなければ、図5に示すこのメモリ
M2のドレイ領域2には電圧Viがかかるが、ソ−ス側
へ向けて、その電圧が下がっていき、ソ−ス領域3に近
い部分Wでは0Vになる。そのため、この部分Wに対応
する半導体基板1の表面とゲ−ト電極5間には電荷書き
込みバイアスがかかり、その部分Wに対応した絶縁膜4
の部分には電荷が蓄積されることになり、書き込みが行
なわれてしまう。
【0004】しかしながら、図4に示すようにトランジ
スタTR2が存在しており且つ該トランジスタTR2が
オ−プン(OFF状態)であることから、前記部分Wの
電圧は0Vにならず、従って不要な書き込みは阻止され
る。尚、図5において、6はSiO2の酸化膜、7はS
iNの窒化膜である。
【0005】前記図4のようにメモリとトランジスタを
対に設けたものは特開昭59−211281号公報等に
おいても示されている。また、日立評論VOL68、N
O.7(1986−7)には図6で示すように1つの基
板上にメモリ部分8以外にゲ−トを2つ追加した形のメ
モリが提案されている。上記図4のメモリが1セルにつ
き2トランジスタであるのに対し、図6のメモリは1セ
ルにつき3トランジスタであるといえる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来例ではメモリ部分以外にもトランジスタ部分を形成
するためセルの面積が大きくなるという欠点がある。し
かも、図4の従来例ではマトリクスの列ごとにソ−ス線
が存在するので、その点からもセルが大きくなり、且つ
デコ−ドの仕方も複雑になるのを避け得なっかった。ま
た、図6の従来例でも面積が大きくなるという欠点以外
にデコ−ド方法が複雑であって使用上不便であった。本
発明はこのような点に鑑みなされたものであって、セル
の面積が比較的小さく且つデコ−ド方法が容易な不揮発
性メモリを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、半導体基板のソース領域とドレイン領域
間のチャンネル上における前記半導体基板とゲート電極
間に電荷をトラップできる絶縁膜を介在させ且つ前記ソ
ース領域とドレイン領域のうち一方の領域に書き込み禁
止電圧が印加される不揮発性メモリにおいて、前記絶縁
膜の下の半導体基板部分と前記書き込み禁止電圧が印加
されない他の領域との間にのみ抵抗体領域が設けられ、
前記一方の領域と前記半導体基板部分との間には抵抗体
領域が設けられていない構成としている。
【0008】
【作用】このような構成によると、例えばソ−スを接地
してドレインに書き込み禁止電圧を印加したとき、前記
抵抗体領域により電圧降下が抑えられてソ−ス領域側で
も基板電位(例えば0V)に近くならない。従って、従
来のような書き込み阻止専用のトランジスタがなくても
絶縁膜への電荷のトラップ(書き込み)が行なわれるこ
とはない。
【0009】
【実施例】以下図に示した実施例に従って本発明を説明
する。本発明を実施した図1の(a)において、11は
絶縁膜4の下の半導体基板1の部分(従ってチャンネル
CH)とソ−ス領域3との間に設けた拡散によるN層か
らなる抵抗体領域である。この抵抗体領域11はN−層
の場合は例えばリン又はヒ素を不純物として形成され
る。尚、この抵抗体領域11を形成した分だけ、ソ−ス
領域3は図の左方へシフトした位置に設けられている。
【0010】このように構成されたメモリのドレイン電
極Dに書き込み禁止電圧Viを与えた場合、ドレイン領
域2からソ−ス領域3にかけての電位分布は図1の
(b)のようになり、絶縁膜4の下で0Vに低下する部
分は存しないことになる。そのため、電荷が絶縁膜4
(厳密にいえば窒化膜7)内にトラップされず、電荷の
書き込みをしないという目的を達成することができる。
【0011】図2は図1(a)の等価回路を示してお
り、Rは前記抵抗体領域11による抵抗を表わしてい
る。
【0012】図1において、メモリ部(従って絶縁膜
4)の下の半導体基板部分の左端の電位Vはチャンネル
CHの前記抵抗体領域11の抵抗との比によって決ま
る。ゲ−ト電極5に印加される書き込み電圧をVPPと
すると、前記左端においてチャンネル部分との電位差は
VPP−Vとなるので、この値を書き込み臨界電圧以下
とするようにVi及び抵抗体領域11の抵抗Rの値を選
ぶようにする。
【0013】尚、上記の実施例では書き込み禁止電圧V
iをドレイン領域2側へ印加し、ソ−ス領域3側に抵抗
体領域11を設けているが、ソ−ス領域3とドレイン領
域2を逆にしてソ−ス領域に書き込み電圧Viを印加
し、ドレイン領域側に抵抗体領域11を設けるように構
成しても同様の効果が得られる。
【0014】次に、図3は上記図1の構成のメモリを使
用したメモリ・マトリクス回路であり、この回路におい
て、12はX・デコ−ダ、13はY・デコ−ダである。
今、点線枠14内のメモリにのみ書き込みを行なう場
合、全てのメモリの基板1とソ−ス電極Sを接地すると
ともにワ−ドラインL1,L2,L4,L5及びビット
ラインL7を接地し、ワ−ドラインL3には書き込み電
圧VPPを与え、ビットラインL6とL8に書き込み禁
止電圧Viを与えればよい。このように本実施例のメモ
リを用いた場合、メモリ・マトリクス回路の配線数が少
なくなる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来の不揮発性メモリに比し、書き込み禁止用のトランジ
スタを設けなくて済むので、メモリセルの面積が少なく
て済み、且つ書き込み時に要する配線数も少なくて済む
という効果があり、極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施した不揮発性メモリの構成を示
す図。
【図2】 その等価回路図。
【図3】 図1のメモリを使用したメモリ・マトリクス
回路を示す回路図。
【図4】 従来例のメモリ・マトリクス回路の一部を示
す図。
【図5】 従来例の不揮発性メモリの構成を示す図。
【図6】 他の従来例の等価回路図。
【符号の説明】
1 半導体装置 2 ドレイン領域 3 ソ−ス領域 4 絶縁膜 5 ゲ−ト電極 6 酸化膜 7 窒化膜 11 抵抗体領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/8247 H01L 27/115 H01L 29/788 H01L 29/792

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板のソース領域とドレイン領域
    間のチャンネル上における前記半導体基板とゲート電極
    間に電荷をトラップできる絶縁膜を介在させ且つ前記ソ
    ース領域とドレイン領域のうち一方の領域に書き込み禁
    止電圧が印加される不揮発性メモリにおいて、 前記絶縁膜の下の半導体基板部分と前記書き込み禁止電
    圧が印加されない他の領域との間にのみ抵抗体領域が設
    けられ、前記一方の領域と前記半導体基板部分との間に
    は抵抗体領域が設けられていないことを特徴とする不揮
    発性メモリ。
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