JP3092964U - 筆記具ケース - Google Patents

筆記具ケース

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JP3092964U JP2002005993U JP2002005993U JP3092964U JP 3092964 U JP3092964 U JP 3092964U JP 2002005993 U JP2002005993 U JP 2002005993U JP 2002005993 U JP2002005993 U JP 2002005993U JP 3092964 U JP3092964 U JP 3092964U
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省三 太田
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合資会社大洋堂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 筆記具ケースにおいて、部品点数と組立の手
間を少なくする 【解決する手段】 底筺2と天筺3を接合して形成され
一端が開口した合成樹脂製の横長のケース主体1と、該
ケース主体10の開口を開閉可能に覆う合成樹脂製の蓋体
4とによって構成される筆記具ケースであって、蓋体4
は、底筺2の延長上の底側蓋部5と天筺3の延長上の天
側蓋部6とからなり、底筺2と底側蓋部5、底側蓋部5
と天側蓋部6及び天筺3と底筺2は、夫々屈曲可能な薄
肉部7で一体に繋がっている。底筺2に対して薄肉部7
から外側に折り曲げた底側蓋部5に天側蓋部6を被せ
て、ケース主体1から一部が飛び出している筆記具9に
蓋体4を当て、蓋体4を支持脚40としてケース主体1を
斜めに起こして使用できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する分野】
本考案は、ボールペン等の筆記具を入れる筆記具ケースにおいて、斜めに起こ した状態で机上に置して使用できる筆記具ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
図6は、従来の斯種筆記具ケースを示している。 筆記具ケースは、一端が開口(10)した横長のケース主体(1)に蓋体(4)を起伏 可能に枢支連結して構成される。 ケース主体(1)は、底筺(2)と天筺(3)を接着して形成され、蓋体(4)は、2 つの蓋半体(44)(45)を接着して形成されている。 ケース主体(1)に電子計算機(8)が組み込まれている。 蓋体(4)を起こしてケース主体(1)の延長上に揃えると、ケース主体(1)に収 容した筆記具(9)の抜け出しが阻止され、蓋体(4)を倒して該蓋体(4)を支持脚 代わりにすれば、ケース主体(1)を斜めに起こして机上に置くことが出来、筆記 具(9)を取り出し易くなる。
【0003】 上記筆記具ケースでは、ケース主体(1)は、電子計算機(8)を含まずに2つの 部材からなり、蓋体(4)も2つの部材からなるため、部品点数が多くなる。又、 ケース主体(1)及び蓋体(4)の組立に手間が掛かり、更に、ケース主体(1)に蓋 体(4)を組み付けるのに手間が掛かる。 本考案は、机上に斜めに起こした状態で使用できる筆記具ケースにおいて、部 品点数と組立の手間を少なくできる技術を明らかにするものである。
【0004】
【課題を解決する手段】
本考案の筆記具ケースは、底筺(2)と天筺(3)を接合して形成され一端が開口 した合成樹脂製の横長のケース主体(1)と、該ケース主体(1)の開口(10)を開閉 可能に覆う合成樹脂製の蓋体(4)とによって構成され、蓋体(4)は底筺(2)の延 長上の底側蓋部(5)と天筺(3)の延長上の天側蓋部(6)とからなり、底筺(2)と 底側蓋部(5)、底側蓋部(5)と天側蓋部(6)及び天筺(3)と底筺(2)は、夫々屈 曲可能な薄肉部(7)で一体に繋がっている。
【0005】
【作用及び効果】
天筺(3)、底筺(2)、底側蓋部(5)及び天側蓋部(6)は、夫々薄肉部(7)を介 して一体に形成されているため、筆記具ケースを1つの部品で構成することがで き、即ち、部品の製造に用いる成形金型は1つで済み、部品の製造工程を簡素化 できる。 又、1つの部品を各薄肉部(7)で屈曲し、底筺(2)と天筺(3)を接合するだけ で筆記具ケースを形成できるため、組立の手間も少なくて済み、生産性を高めて 筆記具ケースの製造コストを下げることができる。 底筺(2)に対して薄肉部(7)から外側に折り曲げた底側蓋部(5)に天側蓋部( 6)を被せて筆記具(9)に当てれば、蓋体(4)を支持脚代わりにしてケース主体( 1)を斜めに起こして机上に置くことが出来、筆記具ケースを机上に置いたまま 、筆記具(9)の取出しが容易にできる。
【0006】
【考案の実施の形態】
図1に示す如く、筆記具ケースは、一端が開口(10)した扁平横長のケース主体 (1)に、蓋体(4)を連接して形成されている。 図2に示す如く、ケース主体(1)は、クリップ付きボールペンである筆記具( 9)を3本平行に並べて収容できる幅と、筆記具(9)より短い長さに形成され、 筆記具(9)をケース主体(1)の開口(10)から挿入した状態で、クリップ(91)はケ ース主体(1)の外に飛び出す。
【0007】 ケース主体(1)は、底筺(2)に天筺(3)を被せて形成され、蓋体(4)は底側蓋 部(5)に天側蓋部(6)を開閉可能に被せて形成される。 蓋体(4)を閉じてケース主体(1)の開口(10)を閉じた状態で、底筺(2)の延長 上に底側蓋部(5)、天筺(3)の延長上に天側蓋部(6)が位置する。 図3に示す如く、天筺(3)、底筺(2)、底側蓋部(5)及び天側蓋部(6)は、筆 記ケースの長手方向に1列に繋がった状態で、合成樹脂の射出成形によって一体 に形成され、夫々屈曲自由な薄肉部(7)(7)(7)で繋がっている。
【0008】 底筺(2)及び天筺(3)には、ケースの開口(10)位置及び夫々の略中央部に、筆 記具(9)を横に整列して挿入するための仕切板(21)(21)、(31)(31)が底筺(2)及 び天筺(3)の幅一杯の長さで底筺(2)及び天筺(3)と一体に成形されている。 仕切板(21)(31)には該板の長さ方向に、筆記具(9)が嵌まる半円状の3つの切 欠(22)(32)が開設されている。 天筺(3)の端部開口側縁に4本の突片(34)を突設し、隣合う突片(34)(34)間に 筆記具(9)のクリップ(91)が嵌まる3つの溝孔(35)を形成している。
【0009】 底筺(2)と天筺(3)、底側蓋部(5)と天側蓋部(6)には、夫々閉じた状態に軟 係止する軟係止手段(30)(60)が設けられている。 軟係止手段(30)(60)は、底筺(2)と底側蓋部(5)の夫々ケースの長手方向に沿 う側縁に形成した掛り穴(23)(51)と、天筺(3)と天側蓋部(6)の該掛り穴(23)(5 1)との対応位置に形成した突起(33)(61)とによって構成され、突起(33)(61)は、 相手掛り穴(23)(51)に樹脂の弾性変形によって無理に嵌まる様に形成されている 。 天筺(3)は、底筺(2)に被せて突起(33)を掛り穴(23)に嵌めると共に、接着剤 で底筺(2)に接合される。
【0010】 天筺(3)に薄型の電子計算機(8)が組み込まれ、操作キー群(81)、液晶表示窓 (82)、太陽電池(83)が天筺(3)の外面に臨出している。
【0011】 天側蓋部(6)の両側部には、指掛かり用の隆起部(62)(62)が形成されている。
【0012】 図5に示す如く、底側蓋部(5)の外面には、引っ掛け孔(42)を有する薄型ハン ガー(41)が支軸(43)を中心に回転可能に配備されており、該ハンガー(41)を外側 に回転させて、引っ掛け孔(42)を利用して、筆記具ケースを壁に掛けることがで きる。
【0013】 然して、筆記具ケースを構成する、天筺(3)、底筺(2)、底側蓋部(5)及び天 側蓋部(6)は、夫々薄肉部(7)を介して一体に連続しているため、これらを1つ の金型で一体成形することが出来、部品の製造工程を簡素化できる。 又、底筺(2)と天筺(3)を薄肉部(7)で屈曲して接合するだけで筆記具ケース を形成できるため、組立の手間も少なくて済み、生産性を高めて筆記具ケースの 製造コストを下げることができる。
【0014】 筆記具ケースには、筆記具(9)が嵌まる切欠(22)(32)を有する仕切板(21)(31) と、筆記具(9)のクリップ(91)が嵌まる溝孔(35)が設けられているため、筆記具 (9)を向きを揃えて整列して収容できる。 仕切板(21)(31)は、ケースの幅一杯に夫々底筺(2)、天筺(3)と一体に形成さ れているため、ケース主体(1)の補強材の役割を果たすことができる。
【0015】 図1の二点鎖線で示す様に、天側蓋部(6)を開くと、筆記具(9)の取出しがで きる。天側蓋部(6)を閉じると、天側蓋部(6)の突起(61)が底側蓋部(5)の掛り 穴(51)に嵌まって軟係止され、天側蓋部(6)が自然に開くことはない。
【0016】 天側蓋部(6)を開き、底筺(2)に対して底側蓋部(5)を薄肉部(7)から下方に 折り曲げ、天側蓋部(6)を底側蓋部(5)に被せて筆記具(9)に当てると、蓋体( 4)を支持脚代わりにして、ケース主体(1)を斜めに起こして机上に置くことが できる。この様にすれば、筆記具ケースを机上に置いたまま、筆記具(9)の取出 しが容易にできる。
【0017】 電子計算機(8)を使用するときも、上記の様に、ケース主体(1)を斜めに起こ した状態にすれば使い易い。
【0018】 筆記具ケースに収容する筆記具(9)は、ボールペンに限ることはなく、鉛筆、 シャープペンシル、万年筆、カラーマーカぺン等、種類は問わない。
【0019】 上記実施例の説明は、本考案を説明するためのものであって、実用新案登録請 求の範囲に記載の考案を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又 、本考案の各部構成は上記実施例に限らず、実用新案登録請求の範囲に記載の技 術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】筆記具ケースの斜面図である。
【図2】ケース主体を斜めに起こした状態の斜面図であ
る。
【図3】筆記具ケーケを展開した状態の斜面図である。
【図4】薄肉部近傍の断面図である。
【図5】ハンガー取付け部の斜面図である。
【図6】従来例の斜面図である。
【符号の説明】
(1) ケース主体 (2) 底筺 (3) 天筺 (4) 蓋体 (5) 底側蓋部 (6) 天側蓋部 (7) 薄肉部 (8) 電子計算機 (9) 筆記具

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底筺(2)と天筺(3)を接合して形成され
    一端が開口した合成樹脂製の横長のケース主体(1)と、
    該ケース主体(1)の開口(10)を開閉可能に覆う合成樹脂
    製の蓋体(4)とによって構成される筆記具ケースであっ
    て、蓋体(4)は、底筺(2)の延長上の底側蓋部(5)と天
    筺(3)の延長上の天側蓋部(6)とからなり、底筺(2)と
    底側蓋部(5)、底側蓋部(5)と天側蓋部(6)及び天筺
    (3)と底筺(2)は、夫々屈曲可能な薄肉部(7)(7)(7)
    で一体に繋がっており、底筺(2)に対して薄肉部(7)か
    ら外側に折り曲げた底側蓋部(5)に天側蓋部(6)を被せ
    だ状態で、ケース主体(1)の開口から一部がはみ出てい
    る筆記具(9)に当てて、蓋体(4)を支持脚としてケース
    主体(1)を斜めに起こして使用できる筆記具ケース。
  2. 【請求項2】 ケース主体(1)の長さは、収容すべき筆
    記具(9)よりも短い請求項1に記載の筆記具ケース。
  3. 【請求項3】 底側蓋部(5)と天側蓋部(6)には、両者
    の閉じ状態を保つ軟係止手段(60)が設けられている請求
    項1又は2に記載の筆記具ケース。
  4. 【請求項4】 ケース主体(1)の天筺(3)の外面に電子
    計算機(8)が取り付けられている請求項1乃至3の何れ
    かに記載の筆記具ケース。
  5. 【請求項5】 ケース主体(1)に、筆記具(9)が嵌まる
    切欠(22)(32)を有する仕切板(21)(31)が、筆記具の挿入
    方向と直交して底筺(2)及び天筺(3)と一体に形成され
    ている請求項1乃至4の何れかに記載の筆記具ケース。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012250764A (ja) * 2011-05-11 2012-12-20 Lihit Lab Inc 収納ケース
JP2013535271A (ja) * 2010-07-26 2013-09-12 フーロ カンパニィ リミテッド タッチ機能を備える筆入れ
JP2014210392A (ja) * 2013-04-19 2014-11-13 有限会社空色技研 画材箱
JP2019136372A (ja) * 2018-02-14 2019-08-22 シヤチハタ株式会社 筆記具用ケース

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