JP3092649U - モーターサイクル用ウインカを制御するスイッチ装置 - Google Patents

モーターサイクル用ウインカを制御するスイッチ装置

Info

Publication number
JP3092649U
JP3092649U JP2002005683U JP2002005683U JP3092649U JP 3092649 U JP3092649 U JP 3092649U JP 2002005683 U JP2002005683 U JP 2002005683U JP 2002005683 U JP2002005683 U JP 2002005683U JP 3092649 U JP3092649 U JP 3092649U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operation button
slider
button
turn signal
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002005683U
Other languages
English (en)
Inventor
王水瀬
Original Assignee
新元豪企業有限公司
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 新元豪企業有限公司 filed Critical 新元豪企業有限公司
Priority to JP2002005683U priority Critical patent/JP3092649U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3092649U publication Critical patent/JP3092649U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Switches With Compound Operations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】改良されたモーターサイクルのウインカ制御装
置を提供する。 【解決手段】 ケース1の前面開口に操作ボタン2と押し
ボタンロッド24を設け,ケース1の内部に操作部ケース
3を取り付け、操作部ケース3内部に操作ボタンにより
左右にスライドするスライダ組立体を設け、操作部ケー
ス3の裏蓋部材に左右のウインカ接点82、83と,細長い
制御レバー収納溝80を設け、左右一対の制御レバー6、7
を取り付け、操作ボタン2が左右何れかにスライドした
とき、操作ボタン2と共に移動位置にスライドしたスラ
イダ組立体がこの制御レバー6、7によりロックされ、押
しボタンロッド24が押圧されたとき,このロックが解除
されるように構成する。

Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【考案の属する技術分野】 本考案はモーターサイクルのウインカ制御スイッチ装置に関する。 【0002】 【従来の技術】 生活水準の向上に伴い、消費者は製品に対して快適性、利便性、安全性を強く要 求するようになっていることから、人口密度が日増しに増加する今日において、 とりわけ大都市部では、モーターサイクルは、場所を取らず駐車が便利であると いう長所により、有効かつ便利で安全に人類の「行動」の問題を解決するものと して、重要な地位を占めている。このことから、モーターサイクル業者は消費者 の購買欲を刺激するため、モーターサイクルの各部部材に対して思考を凝らし改 良を行うことで、製品の品質を向上し、更に利便性、実用性および安全性を増進 することで、消費者を捉えようとしており、同時に、これはまた産業の進歩を刺 激する動力にもなっている。本考案はすなわちモーターサイクルのウインカ制御 スイッチに対して改良を行うものである。まず従来の同類製品に対して検討して みる。 尚、本明細書で、前後左右上下と言うときは、図1に示したケース1の正面に向か って、前後左右上下と言うものとする。 【0003】 現在、市販されているモーターサイクルのウインカ制御スイッチは、すでに初期 の左、中間、右の三段階スライドスイッチから単に左、右のみスライドの二段階 式にまで進歩しており、ウインカの点滅を制御するとともに、プッシュボタン式 で電源回路を遮断するようになっている。つまり、プッシュボタンを押し下げな けレバー、ウインカは引続き点滅を続けるようになっている。これは運転者の不 用意な操作でウインカが消灯してしまうことを防止するために設けられたもので あって、従来の製品の構造は図5に示すとおり、このタイプのウインカはホーン と一電子部材を共用している。 図5を参照されたい。改良後のウインカスイッチはケース内に一つの電子部品を 設けるとともに、ウインカとブザーとの電線をそれぞれはんだ溶接するものであ る。 当該電子部品はスライダAを備え、スライダAの上面の幾つかの接点は、左右スラ イドの際にちょうど左または右ウインカの電線を導通状態にさせる。スライダA はテーパ状斜面A1を形成する。ウインカスイッチの押し軸BはビスB1によってね じ止めされるとともに、二つのストッパB2はテーパ状斜面A1に当接する。押し軸 BはビスB1によって取り付けられると共に、二つのストッパB2がテーパ状斜面A1 に当接することで、スライダAをスライドさせる。押し軸Bの底部は鋼球B3と復元 ばねB4であり、両者は収納空間C内に収納されるとともに、鋼球B3を押し軸Bの 底部凹面B5内に当接させる。ホーン部分は本考案の範疇とは関係ないので、記載 しない。 【0004】 図6に示すように、押し軸Bが操作されたとき、押し軸BのストッパB2はテーパ状 斜面A1に当接し、スライダAをスライド移動させウインカ回路を導通状態にする 。図7に示すように、導通を切断しウインカを停止させたい場合、押し軸Bを押下 する。図8に示すように、押し軸Bを鋼球B3とばねB4に押圧させた後に、同じく 図9に示すように、押し軸BのストッパB2がスライダAを中間位置にスライド復帰 させるとともに、電流回路が遮断される。そして、このウインカ制御装置の四大 欠点は以下のとおりである。 【0005】 まず、この材料の組合せは全体を摩耗、破損しやすくし、接触不良を招く。押し 軸は鉄材であり、その底部の鋼球、復帰ばねの収納空間はプラスチックスである ため、頻繁に操作すると、押し軸が収納空間を摩耗させ徐々に拡大し、接触不良 を招く。 【0006】 次に、押し軸はわずかに一本のビスのみで取り付けられており、ある程度の時間 使用すると、ビスは弛緩しやすくなり、作動の不正確を招く。 【0007】 そして、全体を組付ける際、ケースの接合度が悪く、隙間が残り、雨水の浸透に 遭うと電線配線のショートを招く。 【0008】 最後に、ウインカとホーンとは一つの電子部品を共用するため、その一つが故障 したときには全体を分解しなけレバーならず、点検・修理が不便である。 【0009】 従来のモーターサイクルのウインカ制御装置には以上のような欠点がある。 【0010】 【考案が解決しようとする課題】 本考案者は従来製品に対して改良を施すものである。本考案の目的は、モーター サイクルのウインカ制御装置を一体に構成し、組立て、交換が容易であるのみな らず、全体がプラスチックスで製造されていることから、摩耗、破損しにくく、 使用寿命が長いモーターサイクルのウインカ制御装置を提供しようとすることで ある。以下、図面により詳細な説明を行う。 【0011】 【課題を解決するための手段】 叙上の本考案の目的は、下記の構成要素、即ち、 下記の構成要素,即ち、 a) 前面に操作ボタン取付口(12)を有するケース本体(1)。 b) 前面側に操作用つまみが設けられ、背面側に突出する操作突起と、操作突起 の端部に設けられる突起縁(22、23)と、内部を貫通する押しボタンロッド挿入孔 とを有し、ケース本体(1)の操作ボタン取付口(12)にケース本体(1)の表面に沿っ てスライド自在に取り付けられる操作ボタン(2)。 c) 操作ボタン(2)の押しボタンロッド挿入孔にスライド自在に相通される押し ボタンロッド(24)。 d) 操作ボタン(2)と、押しボタンロッド(24)の間に介挿され、押しボタンロッ ド(24)を外方に押し出すよう弾性力を与えるばね(26)。 e) ケース(1)と、操作ボタン(2)の間に介挿され、操作ボタン(2)を常時中立位 置に保持するよう弾性力を与える復元ばね(13)。 f) 中央に操作ボタン(2)の突起が左右動自在に相通される開口(31)を有し、ケ ース(1)の内部に取り付けられる操作部ケース(3)。 g) 左右に対をなして相対向して設けられる一対のコの字形部材であって、後背 部にそれぞれ接点部材(46、56)が取り付けられており、方形に組み合わせたとき 、中央に操作ボタン(2)の突起の先端がしっくりと挿入され、押しボタンロッド( 24)がスライド自在に挿通される開口を有するスライダを構成し、操作部ケース( 3)の内部に、操作ボタン(2)の左右スライドに応じて、左右動自在に保持される スライダ部材(4、5) 。 h) 操作部ケース(3)と、スライダ部材(4、5)の間に介挿され、スライダ部材(4 、5)に、それらを常時中立位置に向かって押圧する弾性力を作用させる復元ばね (47、57)。 i) 操作ボタン(2)の左右スライドに応じて、接点部材(46、56) の何れか一方 により選択的に導通される右左各一対のウインカ用接点(82、83)と、細長い制御 レバー収納溝(80) を有し、操作部ケース(3)の背面に取り付けられその背面開口 を閉塞する裏蓋部材(8)。 j) それぞれ一端にヒンジピンを備え、前面側に各3個の制御突起(61、62、63と 71、72、73)を有し、裏蓋部材(8)の制御レバー収納溝(80)内に、ヒンジピンによ り回動自在に取り付けられる一対の制御レバー(6、7)。 k) 裏蓋部材(8)の制御レバー収納溝(80)の底面と制御レバー(6、7)との間に介挿 され、制御レバー(6、7)の自由端をスライダ部材(4、5)に押し当てるよう弾性力 を作用する圧縮ばね(64、74)。 とから成り、操作ボタン(2)が左右何れかにスライドし、スライダ部材(4、5)が それらの移動位置に移動したとき、 一対の制御レバー(6、7)が、操作ボタン(2)の左右スライドに応じて、微小角回 転運動して、その制御突起(61、62又は71、72)によりスライダ部材(4、5)をその 移動位置にロックし、操作ボタン(2)が中立位置に戻った後も、スライダ部材(4 、5)をその移動位置に保持して、対応するウインカ接点(82又は83)の導通を維持 すると共に、押しボタンロッド(24)が押されたときは、押しボタンロッド(24)の 先端に押されて、制御レバー収納溝(80)内に押し込まれ、スライダ部材(4、5)の ロックを解除し、中立位置に復帰させるよう構成された、モーターサイクル用ウ インカを制御するスイッチ装置 によって達成される。 【0012】 図1を参照されたい。 適宜に開口12を設けたケース1の内部に、中空で、前面に開口31を有する操作部 ケース3を設け、開口12には操作ボタン2を挿入する。 ケース1と操作ボタン2の互いの密着面には各々ばね収納溝11、21を設けるが、こ れは、この溝内に復元ばね13を装着し、これにより操作ボタン2を中立位置に保 持するためのものである。 操作ボタン2は貫通孔29を有する突起28を有し、突起28の中間部には左右に突起 縁22、23が設けられる。貫通孔29にはばね27と押しボタン24の脚部を挿入し、操 作ボタン2の突起を上下に貫通しているピンガイド用の長孔を通して押しボタン2 4のピン孔にピン26を打ち込み、押しボタン24の脚が操作ボタン2の貫通孔29内で 一定距離スライドできるように押しボタン24を装着する。操作ボタン2をケース1 の開口12の内部に挿入し、コの字形ストッパ28を突起縁22、23に掛かるよう取り 付け、操作ボタン2をケース1に一定距離左右にスライド自在に取り付ける。 【0013】 操作部ケース3は、前後に貫通する開口を有する中空のケースであり、その前面 には開口31が設けられ、内壁の両短辺中段に各々位置決め突起33、34が形成され 、内部にはスライダ部材4、5から成るスライダ組立体が収納される。 スライダ部材4、5から成るスライダ組立体は、長方形状の枠体であり、その両外 側の側面には、操作部ケース3の位置決め突起33、34に対応する位置に、それぞ れ凹孔42(図示されていない。)及び52が設けられ、当該凹孔42、52と位置決め突 起33、34との間には、それぞれ復元ばね47、57が設けられる。この復元ばね47、 57は圧縮ばねであり、その弾性力により、スライダ4、5部材から成るスライダ組 立体は常時一体となって作動する。 【0014】 スライダ組立体はその前面に操作ボタン2の突起の先端がしっくりと挿入される 角穴が形成されており、その角穴と同軸に押しボタンロッド24の先端が挿入され る貫通孔が設けられている。このため、スライダ組立体は、操作ボタン2の左右 スライドに伴って、操作部ケース3の内部で左右に移動する。 又,各スライダ4、5部材の背面側には導体片取附溝43、53(43は図示されていな い。)が設けられ、ここに圧縮ばね48、58と共にH字形導体片46、56が取り付けら れる。これらの導体片46、56の先端接点461、561は、操作ボタン2の左右スライ ドに応じてスライダ組立体が移動した際、裏蓋部材8の接点82又は83を選択的に 短絡し、ウインカのランプを点滅させる。更に具体的に言えば、スライダ組立体 が中立位置にあるときは、導体片46、56の先端接点461、561は何れも接点82又は 83に触れていないが、例えば,操作ボタン2が操作され、スライダ組立体が右方 向に移動すると、導体片46の先端接点461が、接点82に接触し右ウインカを点滅 させ、左方向に移動すると、導体片56の先端接点561が、接点83に接触しに左ウ インカを点滅させる。 【0015】 一方、裏蓋部材8の両端に設けた係合爪81、81を操作部ケース3両側の係合スリッ ト35、35(一方のスリットは図示されていない。)に契合することによって、操 作部ケース3と裏蓋部材8は密閉された一体のケースとなる。 また裏蓋部材8には、それぞれ右及び左のウインカ用の電気接点82、83の外に、 一対の細長い制御レバー6、7を収容する制御レバー収納溝80が設けられている。 制御レバー6、7はいずれもその一端にヒンジピンを有し、それらのヒンジピンは 制御レバー収納溝80の一端に設けた短い縦溝に取り付けられ、これにより、制御 レバー6、7が回動自在に保持される。 制御レバー6、7の自由端側には後方に向かう小さな突起が設けられ、これらの突 起には圧縮ばね64、74が取り付けられ、圧縮ばね64、74は制御レバー収納溝80の 底面との間で圧縮され、制御レバー6、7を外方に開かせるよう弾性力を作用させ ている。 又、制御レバー6、7はその前面側に、各3個の制御突起61、62、63及び71、72、7 3を有する。 これらの制御突起61、62、63及び71、72、73は、スライダ組立体が中立位置から 左右何れかに移動したとき、そのスライダ組立体をその移動位置にロックし、操 作ボタン2が解放されその中立位置に戻った後も、スライダ組立体をその移動位 置に保持し、ウインカの点滅状態を維持すると共に、押しボタンロッド24が押し 込まれたときは、上記ロックを解除して、スライダ組立体を中立位置に復帰させ るものである。 【0016】 図2ないし5により、制御突起61、62、63及び71、72、73の機能を説明する。 制御レバー6,7の各3個の制御突起は各々異なる機能を備えており、制御レバー 7(制御レバー6も同様)を例に取レバー、最先端の制御突起71は操作ボタン2の 右方向操作よって、突起縁22がスライダ部材4の面44に当接すると、スライダ部 材4の係止面45が、制御突起71の右外側までスライドする。そうすると圧縮ばね7 4の弾性力によって、制御レバー7の制御突起71が、係止面45に係止され、これに よりスライダ部材4,つまり、スライダ組立体がその位置にロックされ、操作ボ タン2が解放され中立位置に戻ってもそのロックが保たれる。 また中央の制御突起72は、操作ボタン2の押しボタンロッド25を押し下げたとき 、押しボタンロッド25の下端面24により、押し下げられ、制御レバー6を制御レ バー収納溝80内に退避させ、これにより上記のスライダ部材4のロックを解除し 、中立位置に復帰させる。 【0017】 制御レバー7の制御突起71が係止面45に係止されたとき、制御突起73は同時にス ライダ部材5の後背面に設けられた嵌入孔51内に嵌入されるもので、その目的は 、運転者が緊急に際して、操作ボタン2の右方向スライド操作によりスライダ部 材5の左方向移動を牽制し、嵌入孔51内の斜面による押し上げ効果で、制御レバ ー7を押し下げ、制御突起71と係止面45とのロックを解除し、スライダ組立体の 中立位置復帰、制御レバー6の上昇、そしてその制御突起61をスライダ部材5の係 止面55に係止するというウインカの迅速な切換の目的を達する。 【0018】 組立ての際は、まず操作ボタン2に押しボタンロッド24を取り付け、それをケー ス1の開口12に挿入して、コの字形ストッパ28で固定する。 次いで、操作部ケース3をケース1内にねじ留めし、操作部ケース3内に各スライ ダ部材4、5を配置し、凹孔42、52と位置決め突起33、34との間に復元ばね47、57 を取り付ける。両スライダ部材4、5の背面に設けた導体片取附溝43(図示されて いない。)及び53にはそれぞれ圧縮ばね48、58と共にH字形導体片46、56を取り 付け、裏蓋部材8の制御レバー収納溝80には制御レバー6、7装着するとともに、 制御レバー6、7と制御レバー収納溝80の底面との間には圧縮ばね64、74を挿入し 、 更に、裏蓋部材8の両側に設けた係合爪81,81を、操作部ケース3の両側壁に設け た係合スリット35、35に嵌め込むことにより、図2に示す密封された製品を得る 。 【0019】 【作用】 ウインカを使用する際について説明すると、図3は、操作ボタン2を右方向にスラ イド移動させた状態(左方向も同様)である。 操作ボタン2右方向に移動させたとき、右側スライダ部材4は操作ボタン2の右側 突起縁22から右向きの力を受け、その右方に示す作動線上にまでスライド移動さ れる。 このとき右側スライダ部材4の係止面45は既に左側制御レバー7の制御突起71の右 側まで移動していることから、左側制御レバー7は右側スライダ部材の4底面に当 接しなくなるので、圧縮ばね74の弾性力の作用を受け、上方に持ち上げられ、右 側スライダ部材4の係止面45に当接し、右側スライダ部材4を係止する。 このとき左側制御レバー7の制御突起73は同時に左側スライダ部材5の嵌入溝51内 に嵌め込まれ、H字形導体片46の両脚部接点461が裏蓋部材8上の右ウインカ接 点82に接触し、右ウインカ回路が導通し、右ウインカが点滅する。 【0020】 ウインカの点灯をキャンセルしたい場合、図4に示すとおり、操作ボタン2の押し ボタンロッド25を押し下げ、その先端を左側制御レバー7の制御突起72に当接さ せ、押圧して、制御レバー7を制御レバー収納溝80内に下降させる。このときは 最早、右側スライダ部材4は左制御レバー7の制御突起71に用るロックが外されて いるため、スライダ部材4はH字形導体片43と共に復元ばね47の弾性力の作用を 受け、作動前の中立状態に復帰する。 【0021】 【考案の効果】 上記を総合すると、本考案の主な特徴および長所を以下のように総括できる。ま ず、ウインカは速やかに左右に切換でき、かつ切替に必要な力も小さくて済み、 操作者の1本の指による操作で足り、便利で、スムーズである。 部材の組付けは簡便で、故障率は低く、製造コストを大幅に低減し、ひいては産 業的価値を備え、しかもケースは密封体であって、雨が降っても雨水が浸入する ことによるショートの不具合の発生を招くことはない。 【0022】 次に、各作動要素はいずれもプラスチックス材質であるので、機械的抵抗が少な く作動は軽快正確である。 そして、ウインカとホーンその他のボタンは各自独立した配線であるので、故障 の際でも、単に当該部分に対して点検、修理するのみで足り、全体を分解する必 要はなく、便利である。 【0023】 本考案に係る装置の組立ては容易で、操作も簡便であり、実用性および新規性を 備えた考案であって、実公平7−22824号の「キャンセルボタン付ウインカ スイッチ」実用新案に比べても実用性と進歩性をより備えたものである。 【0024】 尚、本考案の構成は叙上の実施例と示した構成に限定されるものでなく、各構成 要素の形状、構成は自由に設計変更し得るものであって、本考案は叙上の説明か ら当業者が容易に想到し得る総ての変更例を包摂するものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本考案に係るウインカ制御装置の立体分解図で
ある。 【図2】本考案に係るウインカ制御装置の組立て概略図
である。 【図3】本考案に係るウインカ制御装置の動作説明図
(一)である。 【図4】本考案に係るウインカ制御装置の動作説明図
(二)である。 【図5】従来技術に係るウインカ制御装置の概略図であ
る。 【図6】従来技術に係るウインカ制御装置の動作説明図
(一)である。 【図7】従来技術に係るウインカ制御装置の動作説明図
(二)である。 【図8】従来技術に係るウインカ制御装置の動作説明図
(三)である。 【図9】従来技術に係るウインカ制御装置の動作説明図
(四)である。 【図10】本考案に係るウインカ制御装置の動作説明図
(五)である。 【図11】従来技術に係るウインカ制御装置の動作説明図
(六)である。 【図12】従来技術に係るウインカ制御装置の動作説明図
(七)である。 【図13】従来技術に係るウインカ制御装置の動作説明図
(八)である。 【図14】従来技術に係るウインカ制御装置の動作説明図
(九)である。 【図15】従来技術に係るウインカ制御装置の動作説明図
(十)である。 【図16】従来技術に係るウインカ制御装置の動作説明図
(十一)である。 【符号の説明】 1 ケース 11 ばね収納溝 12 開口 13 復元ばね 2 操作ボタン 22 右側突起縁 22 突起縁 24 下端面 25 押しボタンロッド 26 ピン 28 コ字形ストッパ 28 突起 29 貫通孔 3 操作部ケース 31 開口 33 突起 35 係合スリット 4 スライダ部材 42 凹孔 43 H 字形導体片 43 導体片取附溝 44 面 45 係止面 46 H字形導体片 461 先端接点 47 復元ばね 48 圧縮ばね 5 スライダ部材 51 嵌入孔 55 係止面 56 導体片 561 先端接点 6 制御レバー 61 制御突起 62 制御突起 63 制御突起 7 制御レバー 71 制御突起 72 制御突起 73 制御突起 74 圧縮ばね 8 裏蓋部材 80 制御レバー収納溝 81 係合爪 82 右ウインカ接点 82 接点 83 接点

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】下記の構成要素,即ち、 a) 前面に操作ボタン取付口(12)を有するケース本体
    (1)。 b) 前面側に操作用つまみが設けられ、背面側に突出す
    る操作突起と、操作突起の端部に設けられる突起縁(2
    2、23)と、内部を貫通する押しボタンロッド挿入孔とを
    有し、ケース本体(1)の操作ボタン取付口(12)にケース
    本体(1)の表面に沿ってスライド自在に取り付けられる
    操作ボタン(2)。 c) 操作ボタン(2)の押しボタンロッド挿入孔にスライ
    ド自在に相通される押しボタンロッド(24)。 d) 操作ボタン(2)と、押しボタンロッド(24)の間に介
    挿され、押しボタンロッド(24)を外方に押し出すよう弾
    性力を与えるばね(26)。 e) ケース(1)と、操作ボタン(2)の間に介挿され、操作
    ボタン(2)を常時中立位置に保持するよう弾性力を与え
    る復元ばね(13)。 f) 中央に操作ボタン(2)の突起が左右動自在に相通さ
    れる開口(31)を有し、ケース(1)の内部に取り付けられ
    る操作部ケース(3)。 g) 左右に対をなして相対向して設けられる一対のコの
    字形部材であって、後背部にそれぞれ接点部材(46、56)
    が取り付けられており、方形に組み合わせたとき、中央
    に操作ボタン(2)の突起の先端がしっくりと挿入され、
    押しボタンロッド(24)がスライド自在に挿通される開口
    を有するスライダを構成し、操作部ケース(3)の内部
    に、操作ボタン(2)の左右スライドに応じて、左右動自
    在に保持されるスライダ部材(4、5) 。 h) 操作部ケース(3)と、スライダ部材(4、5)の間に介
    挿され、スライダ部材(4、5)に、それらを常時中立位置
    に向かって押圧する弾性力を作用させる復元ばね(47、5
    7)。 i) 操作ボタン(2)の左右スライドに応じて、接点部材
    (46、56) の何れか一方により選択的に導通される右左
    各一対のウインカ用接点(82、83)と、細長い制御レバー
    収納溝(80) を有し、操作部ケース(3)の背面に取り付け
    られその背面開口を閉塞する裏蓋部材(8)。 j) それぞれ一端にヒンジピンを備え、前面側に各3個
    の制御突起(61、62、63と71、72、73)を有し、裏蓋部材
    (8)の制御レバー収納溝(80)内に、ヒンジピンにより回
    動自在に取り付けられる一対の制御レバー(6、7)。 k) 裏蓋部材(8)の制御レバー収納溝(80)の底面と制御レ
    バー(6、7)との間に介挿され、制御レバー(6、7)の自由
    端をスライダ部材(4、5)に押し当てるよう弾性力を作用
    する圧縮ばね(64、74)。とから成り、操作ボタン(2)が
    左右何れかにスライドし、スライダ部材(4、5)がそれら
    の移動位置に移動したとき、一対の制御レバー(6、7)
    が、操作ボタン(2)の左右スライドに応じて、微小角回
    転運動して、その制御突起(61、62又は71、72)によりス
    ライダ部材(4、5)をその移動位置にロックし、操作ボタ
    ン(2)が中立位置に戻った後も、スライダ部材(4、5)を
    その移動位置に保持して、対応するウインカ接点(82又
    は83)の導通を維持すると共に、押しボタンロッド(24)
    が押されたときは、押しボタンロッド(24)の先端に押さ
    れて、制御レバー収納溝(80)内に押し込まれ、スライダ
    部材(4、5)のロックを解除し、中立位置に復帰させるよ
    う構成された、モーターサイクル用ウインカを制御する
    スイッチ装置。
JP2002005683U 2002-09-06 2002-09-06 モーターサイクル用ウインカを制御するスイッチ装置 Expired - Fee Related JP3092649U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002005683U JP3092649U (ja) 2002-09-06 2002-09-06 モーターサイクル用ウインカを制御するスイッチ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002005683U JP3092649U (ja) 2002-09-06 2002-09-06 モーターサイクル用ウインカを制御するスイッチ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3092649U true JP3092649U (ja) 2003-03-20

Family

ID=43246712

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002005683U Expired - Fee Related JP3092649U (ja) 2002-09-06 2002-09-06 モーターサイクル用ウインカを制御するスイッチ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3092649U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112071695A (zh) * 2020-09-09 2020-12-11 闻江波 微重力触发的电路开关
CN112071693A (zh) * 2020-09-09 2020-12-11 闻江波 一种微重力电路开关
CN112071694A (zh) * 2020-09-09 2020-12-11 闻江波 微重力电路开关

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112071695A (zh) * 2020-09-09 2020-12-11 闻江波 微重力触发的电路开关
CN112071693A (zh) * 2020-09-09 2020-12-11 闻江波 一种微重力电路开关
CN112071694A (zh) * 2020-09-09 2020-12-11 闻江波 微重力电路开关

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7663477B2 (en) Turn signal control device for vehicle
JP3092649U (ja) モーターサイクル用ウインカを制御するスイッチ装置
US4191866A (en) Three-function switch for a motorcycle
JP2006216259A (ja) レバースイッチ装置
JPH0621153Y2 (ja) トリガースイツチ
JP2001351497A (ja) 開閉器の電動操作装置
CN109148179B (zh) 一种基于弹簧释能快速分合闸的电源切换装置
JP4236091B2 (ja) ターンシグナルスイッチ
KR200468483Y1 (ko) 파워 윈도우 스위치 장치
JP2004095371A (ja) モーターサイクル用ウインカを制御するスイッチ装置
JP3092648U (ja) モーターサイクルのウインカ制御スイッチ装置
JP2009510679A (ja) 電気スイッチ装置
JPH0223464Y2 (ja)
KR100896416B1 (ko) 차량용 스티어링휠 리모콘
JP3853276B2 (ja) モーターサイクルのウインカ制御スイッチ装置
JPS5913167Y2 (ja) 車両用スイツチ
CN205666166U (zh) 汽车电动后视镜开关
CN204332791U (zh) 方向盘开关
PL1515352T3 (pl) Urządzenie wyłączające prąd elektryczny ze stykiem ruchomym poruszającym się ruchem postępowym
JP2000357435A (ja) 車両用スイッチ装置
JPH0334027Y2 (ja)
CN214477043U (zh) 一种带有锁止机构的旋钮电源开关
JP2697053B2 (ja) 電動工具用スイッチ
JP2008130498A (ja) スイッチ装置
JPH0521788Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees