JP3092589B2 - ハンドオフ制御方式 - Google Patents

ハンドオフ制御方式

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JP3092589B2
JP3092589B2 JP10124849A JP12484998A JP3092589B2 JP 3092589 B2 JP3092589 B2 JP 3092589B2 JP 10124849 A JP10124849 A JP 10124849A JP 12484998 A JP12484998 A JP 12484998A JP 3092589 B2 JP3092589 B2 JP 3092589B2
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    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0083Determination of parameters used for hand-off, e.g. generation or modification of neighbour cell lists
    • H04W36/0085Hand-off measurements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/24Reselection being triggered by specific parameters
    • H04W36/30Reselection being triggered by specific parameters by measured or perceived connection quality data
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/56Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on priority criteria

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セルラー通信シス
テムにおけるハンドオフ制御方式に関し、特に、優先順
位を付与してハンドオフ処理を行うハンドオフ制御方式
及びハンドオフ制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、移動通信システムにおける加入者
は増加の一途を辿っており、加入者容量の増加が求めら
れている。
【0003】そこで、移動通信システムにおける加入者
容量を増加させるために、セル半径を縮小することが考
えられている。セル半径を縮小した場合、その領域にお
ける基地局の数が増え、それにより、加入者が利用する
チャネル数を増やすことができる。
【0004】図8は、一般的な移動通信システムにおけ
るハンドオフ制御方式を説明する図であり、(a)はセ
ル半径が任意に設定された場合を示す図、(b)は
(a)に示したものよりもセル半径が縮小された場合を
示す図である。
【0005】図8(a)に示すように、端末110が、
基地局120aのセル130a内に存在して基地局12
0aからサービスを受けている状態において、基地局1
20bのセル130b方向に移動する場合を考える。
【0006】端末110が基地局120aから遠ざかっ
ていくと、端末110における基地局120aからの受
信信号強度が徐々に弱くなっていく。ここで、受信信号
強度とは、基地局から受信する電力の大きさを示す。
【0007】端末110においては基地局120aから
の受信信号強度が周期的に測定されており、測定された
受信信号強度が予め決められたしきい値以下になると、
端末110から、基地局120aに対してハンドオフ要
求が送出され、それにより、端末110は基地局120
bからもサービスを受けることができる状態となる。
【0008】ここで、端末110から基地局120aに
対して送出されたハンドオフ要求においては、ネットワ
ーク(不図示)を介して基地局120aから基地局12
0bに通知されている。
【0009】すると、この時点では、端末110は、基
地局120a,120bの両方からサービスを受けるこ
とができる。
【0010】その後、端末110がさらに、基地局12
0aから遠ざかると、基地局120aからのサービスが
停止され、端末110は基地局120bに切り替えてサ
ービスのみを受けることになる。
【0011】なお、端末110が基地局120a,12
0bの両方からサービスを受けることができる領域は、
セル130aとセル130bとが交わる領域であるエリ
ア140である。
【0012】図8(b)に示すように、セル半径が縮小
された場合、上述したハンドオフ動作が多く行われるよ
うになる。
【0013】そのため、セル半径が縮小された場合、ハ
ンドオフのトラヒックが増大し、通信の強制切断が発生
しやすくなってしまう。
【0014】これを避けるために、ハンドオフが必要な
端末からの要求に対して待ち行列を持つ方法が、例え
ば、D. Hong, S. S. Rappaport, “Traffic model and
performance analysis for cellular mobile radio tel
ephone systems with prioritized and nonprioritized
handoff prcedures”, IEEE Trans. Vef. Technol., v
ol. VT-35, 1986.と、Q. A. Zeng, K. Mukumoto, A. Fu
kuda, “Performance analysis of mobile cellular ra
do system with priority reservation handoffprocedu
res”, IEEE Proc. VTC-94, vol.3, 1984とにおいて開
示されている。
【0015】前者の論文においては、設定されたチャネ
ルのうち、ハンドオフ専用のチャネルを常にいくつか確
保し、そのチャネルは新規の呼に対して使用しないよう
にしている。それにより、ハンドオフ時の呼損の発生率
を低減させている。
【0016】また、後者の論文においては、前者の論文
に記載された技術にさらに、新規呼用のバッファを設け
ることにより、ハンドオフ呼の切断率をあまり上げずに
新規呼の呼損率を低減させている。
【0017】また、特開平7−264656号公報にお
いては、移動する端末の速度や移動方向を考慮した算出
式に基づいて、端末からのハンドオフ処理に優先順位を
付与し、その優先順位にしたがってハンドオフ処理を行
う技術が開示されている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】セル間を移動している
端末においては、移動する速度が様々であり、例えば、
車により移動する端末と徒歩により移動する端末とでは
移動速度が互いに異なっている。
【0019】上述したように移動速度が異なる場合、ハ
ンドオフが要求されてからハンドオフの処理を終了する
までに許される時間が異なるため、単にハンドオフが必
要な端末からの要求に対して順次ハンドオフ処理を行う
と、高速に移動する端末においては、ハンドオフが要求
されてからハンドオフの処理を終了するまでの時間が長
くなった場合、通信の強制切断が発生してしまう虞れが
ある。
【0020】また、高速に移動する端末においては、所
定の時間に多くのセルを通過するため、通信の間に要求
されるハンドオフの回数が多くなり、通信の強制切断が
多くなる傾向がある。
【0021】また、セル間を移動している端末において
は、移動する経路が様々であり、現在サービスを受けて
いる基地局に対して、離れていくだけのものもあれば、
一定の距離を保つように移動するものもある。
【0022】上述したように移動経路が異なる場合にお
いても、ハンドオフが要求されてからハンドオフの処理
を終了するまでに許される時間が異なるため、単にハン
ドオフが必要な端末からの要求に対して順次ハンドオフ
処理を行うと、現在サービスを受けている基地局に対し
て、離れていくだけの端末においては、ハンドオフが要
求されてからハンドオフの処理が遅れた場合に、処理が
間に合わず、通信の強制切断が発生してしまう虞れがあ
る。
【0023】また、特開平7−264656号公報に開
示されたものにおいては、優先順位を付与するための演
算が複雑となり、また、優先順位が呼のそれぞれに付与
されるため、ハンドオフが要求された場合の処理が頻繁
に行われ、処理が複雑になってしまうという問題点があ
る。
【0024】本発明は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされたものであって、端末がハン
ドオフを要求してからハンドオフの処理が終了するまで
に許される時間を考慮することにより、通信の強制切断
の発生率を低減させることができるハンドオフ制御方式
及びハンドオフ制御方法を提供することを目的とする。
【0025】
【0026】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、 また、セル内の基地局を介して通信動作を
行う端末が複数のセル間を移動する際に、該端末のハン
ドオフ処理を行うハンドオフ制御方式であって、前記端
末は、前記基地局からの受信信号の強度を周期的に測定
する測定手段と、該測定手段にて測定された受信信号の
強度の測定時間毎の相対変化量を算出する算出手段と、
前記測定手段における測定結果及び前記算出手段におけ
る算出結果を前記基地局に対して送信する送信手段とを
有し、前記基地局は、前記端末から送信された受信信号
の強度及び受信信号の強度の相対変化量を隣接するセル
内の基地局に通知するとともに、前記端末からハンドオ
フが要求された場合に該ハンドオフ要求を隣接するセル
内の基地局に通知するインタフェース手段と、該インタ
フェース手段を介して通知された、受信信号の強度の相
対変化量に基づいて優先順位が付与された待ち行列が格
納される待ち行列格納手段と、前記インタフェース手段
を介してハンドオフ要求が通知された場合、ハンドオフ
を要求した端末における受信信号の強度の相対変化量に
基づいて該端末の呼を該当する待ち行列に分配する要求
処理手段と、前記測定手段にて測定された受信信号の強
度に基づいて前記受信信号の強度の測定時間毎に、前記
端末の呼が分配された待ち行列内にて前記端末の呼の待
ち順位を決定する待ち順位決定手段と、前記端末の移動
先のセル内に空きチャネルがあるかどうかを監視し、該
セル内に空きチャネルがある場合に、前記待ち行列の優
先順位及び該待ち行列内の待ち順位に基づいた順序で該
待ち行列内に分配された呼を前記空きチャネルに割り当
てる待ち行列制御手段とを有することを特徴とする。
【0027】
【0028】また、前記基地局は、前記インタフェース
手段を介して通知された受信信号の強度の相対変化量を
格納するための第1の格納手段を有し、前記要求処理手
段は、前記インタフェース手段を介してハンドオフ要求
が通知された場合、前記第1の格納手段に格納された該
当端末の受信信号の強度の相対変化量に基づいて該端末
の呼を該当する待ち行列に分配することを特徴とする。
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】
【0043】
【0044】
【0045】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、測定手段において、端末における基地局から
の受信信号の強度が周期的に測定され、算出手段におい
て、測定手段にて測定された受信信号の強度の測定時間
毎の相対変化量が算出されており、ハンドオフが要求さ
れた場合、要求処理手段において、ハンドオフを要求し
た端末の呼が、該端末における受信信号の強度の相対変
化量に基づいて、予め相対変化量による優先順位が付与
された待ち行列のうち、該当する待ち行列に分配され
る。また、待ち順位決定手段においては、測定手段にて
測定された受信信号の強度に基づいて受信信号の強度の
測定時間毎に、端末の呼が分配された待ち行列内にて端
末の呼の待ち順位が決定される。一方、待ち行列制御手
段においては、端末の移動先のセル内に空きチャネルが
あるかどうかが監視されており、該セル内に空きチャネ
ルがある場合に、待ち行列の優先順位及び該待ち行列内
の待ち順位に基づいた順序で該待ち行列内に分配された
呼が空きチャネルに割り当てられる。
【0046】このように、端末における受信信号の強度
及び受信信号の強度の相対変化量に基づいた順序でハン
ドオフ処理が行われるので、受信信号の強度の相対変化
量が大きな端末であるハンドオフを要求してからハンド
オフ処理が終了するまでに許される時間が短い端末は、
相対変化量が小さな端末であるハンドオフを要求してか
らハンドオフ処理が終了するまでに許される時間が長い
端末よりも先に処理され、かつ、受信信号の強度が弱
く、通信切断となるおそれのある端末のハンドオフ処理
が優先して行われる。
【0047】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0048】図1は、本発明のハンドオフ制御方式の実
施の一形態を示す図である。
【0049】図1に示すように本形態においては、端末
10が、基地局20aのセル30a内に存在して基地局
20aからサービスを受けている状態において、基地局
20bのセル30b方向に移動している。
【0050】ここで、端末10においては、基地局20
aからの受信信号強度が周期的に測定されており、測定
された受信信号強度と受信信号強度の測定時間毎の相対
変化量とが基地局20aに通知されている。
【0051】また、受信信号強度及び受信信号強度の相
対変化量においては、基地局20aのセル30aに隣接
するセル30b内の基地局20bにも、ネットワーク
(不図示)を介して基地局20aから通知されている。
【0052】また、基地局20a,20bにおいては、
端末10から通知された受信信号強度及び受信信号強度
の相対変化量が格納されるとともに、予め、受信信号強
度の相対変化量に基づいて優先順位が付与された待ち行
列が作成されており、端末10からハンドオフの要求が
送出された場合、端末10の受信信号強度の相対変化量
に基づいて、端末10が該当する待ち行列に分配される
とともに、端末10の受信信号強度に基づいて、端末1
0が分配された待ち行列内において待ち順位が決定され
る。その後、優先順位に基づいてハンドオフ制御が行わ
れる。
【0053】以下に、本形態における受信信号強度の相
対変化量の算出方法と優先順位の決定方法について説明
する。
【0054】図2は、図1に示したハンドオフ制御方式
における受信信号強度の算出方法を説明するための図で
あり、(a)は2つの端末が同じ受信信号強度を有する
位置から移動した場合を説明する図、(b)は2つの端
末が互いに異なる受信信号強度を有する位置から受信信
号強度がハンドオフしきい値になる位置まで移動した場
合を説明する図である。なお、図2においては、横軸に
時間、縦軸に受信信号強度がそれぞれ示されている。
【0055】図2(a)において、時刻t0における受
信信号強度がP0であった端末が移動し、時刻t1におい
て受信信号強度がPL1になったとする。その場合の相対
変化量は、(PL1−P0)/(PL1+P0)で定義され
る。
【0056】また、時刻t0における受信信号強度がP0
であった端末が移動し、時刻t1において受信信号強度
がPH1になったとする。その場合の相対変化量は、(P
H1−P0)/(PH1+P0)で定義される。
【0057】ここで、時刻t1において受信信号強度が
L1になった端末の受信電界信号強度の絶対変化量はΔ
L1となり、また、時刻t1において受信信号強度がP
H1になった端末の受信電界信号強度の絶対変化量は、時
刻t1において受信信号強度がPL1になった端末の受信
電界信号強度の絶対変化量のΔPL1よりも大きなΔP H1
となり、時刻t1において受信信号強度がPH1になった
端末は、時刻t1において受信信号強度がPL1になった
端末よりも基地局からの遠ざかり方が速いことになる。
【0058】なお、上述した相対変化量は、時刻t0
おける受信信号強度がP0であった端末が移動し、時刻
1において受信信号強度がPL1になった場合、(PL1
−P0)/PL1、または、(PL1−P0)/P0で定義す
ることもでき、また、時刻t0における受信信号強度が
0であった端末が移動し、時刻t1において受信信号強
度がPH1になったとする。その場合の相対変化量は、
(PH1−P0)/PH1、または、(PH1−P0)/P0
定義することもできる。
【0059】また、図2(b)において、時刻t0にお
ける受信信号強度がPL2であった端末が移動し、時刻t
1において受信信号強度がハンドオフしきい値P1になっ
たとする。その場合の相対変化量は、(P1−PL2)/
(t1−t0)で定義される。
【0060】また、時刻t0における受信信号強度がP
H2であった端末が移動し、時刻t1において受信信号強
度がハンドオフしきい値P1になったとする。その場合
の相対変化量は、(P1−PH2)/(t1−t0)で定義
される。
【0061】ここで、時刻t0において受信信号強度が
L2であった端末の受信電界信号強度の絶対変化量はΔ
L2となり、また、時刻t0において受信信号強度がP
H2であった端末の受信電界信号強度の絶対変化量は、時
刻t0において受信信号強度がPL2であった端末の受信
電界信号強度の絶対変化量のΔPL2よりも大きなΔP H2
となり、時刻t0において受信信号強度がPH2であった
端末は、時刻t0において受信信号強度がPL2であった
端末よりも基地局からの遠ざかり方が速いことになる。
【0062】図3は、図1に示したハンドオフ制御方式
における端末のハンドオフ処理の優先順位の決定方法を
説明するための図である。
【0063】図3に示すように本形態における端末の優
先順位は、その端末の受信信号強度の相対変化量の大き
さに基づいて決定される。受信信号強度の相対変化量が
その大きさによって4つのクラスに分けられており、各
端末の受信信号強度の相対変化量がどのクラスに入るか
によって端末の優先順位が決定する。
【0064】例えば、端末10aはクラス2に入り、端
末10bはクラス3に入り、端末cはクラス4に入る。
【0065】優先順位は、クラス4が最も高く、クラス
1が最も低くなっている。
【0066】以下に、本形態における端末及び基地局の
詳細な構成について説明する。
【0067】図4は、図1に示したハンドオフ制御方式
における端末10の一構成例を示すブロック図である。
【0068】本形態における端末10は図4に示すよう
に、電波の受信及び送信を行うためのアンテナ部11
と、アンテナ部11を介して受信された受信RF信号及
びアンテナ部11を介して送信される送信RF信号を増
幅するとともに受信RF信号と送信RF信号とを多重分
離する送受信増幅部12と、送受信増幅部12にて増幅
された受信RF信号を準同期検波し、デジタル信号に変
換するとともに、アンテナ部11を介して送信される送
信信号をアナログ信号に変換し、直交変調により送信R
F信号に変換する無線部13と、無線部13にてデジタ
ル信号に変換された受信信号の復調、同期、誤り訂正複
号化及びデータの多重分離やアンテナ部11を介して送
信される送信信号の誤り訂正符号化、フレーム化及びデ
ータ変調等のベースバンド信号処理を行うとともに、基
地局20aからの受信信号の強度を周期的に測定する測
定手段を具備し、該受信信号の強度を測定するベースバ
ンド信号処理部14と、ベースバンド処理部14におい
て測定された受信信号の強度の測定時間毎の相対変化量
を算出する算出手段である相対変化量算出部15と、音
声CODEC及びデータ用アダプタ機能を有し、外部に
接続されたハンドセットや外部データ端末(不図示)と
のインタフェースを行う端末インタフェース部16と、
制御信号の送受信を行う無線制御機能を有し、送受信増
幅部12、無線部13、ベースバンド信号処理部14、
相対変化量算出部15及び端末インタフェース部16の
動作を制御する制御部17とから構成されている。
【0069】上記のように構成された端末10において
は、基地局20aに対して信号が送信される場合、ま
ず、端末インタフェース部16を介して入力された信号
がベースバンド信号処理部14においてベースバンド信
号処理され、その後、無線部13においてアナログ信号
に変換される。
【0070】次に、送受信増幅部12において、無線部
13にてアナログ信号に変換された信号が増幅され、増
幅された信号がアンテナ部11を介して基地局20aに
対して送信される。
【0071】一方、基地局20aから送信された信号が
受信される場合、まず、アンテナ部11を介して受信さ
れた信号が送受信増幅部12において増幅され、増幅さ
れた信号が無線部13において準同期検波されてデジタ
ル信号に変換され、その後、ベースバンド信号処理部1
4において、無線部にてデジタル信号に変換された信号
がベースバンド処理され、端末インタフェース部16を
介して出力される。
【0072】また、ベースバンド信号処理部14におい
ては、基地局20aからの受信信号の強度が周期的に測
定されており、相対変化算出部15において、ベースバ
ンド処理部14にて測定された受信信号の強度の測定時
間毎の相対変化量が算出されている。
【0073】ベースバンド信号処理部14において測定
された受信信号の強度と、相対変化算出部15において
算出された受信信号の強度の相対変化量とは、所定の周
期毎に同時に基地局20aに通知されている。
【0074】図5は、図1に示したハンドオフ制御方式
における基地局20a,20bの一構成例を示すブロッ
ク図である。
【0075】本形態における基地局20a,20bは図
5に示すように、電波の受信及び送信を行うためのアン
テナ部21と、アンテナ部21を介して受信された受信
RF信号及びアンテナ部21を介して送信される送信R
F信号を増幅するとともに受信RF信号と送信RF信号
とを多重分離する送受信増幅部22と、送受信増幅部2
2にて増幅された受信RF信号を準同期検波し、デジタ
ル信号に変換するとともに、アンテナ部21を介して送
信される信号をアナログ信号に変換し、変調により送信
RF信号に変換する無線部23と、無線部23にてデジ
タル信号に変換された受信信号の復調、同期、誤り訂正
複号化及びデータの多重分離やアンテナ部21を介して
送信される送信信号の誤り訂正符号化、フレーム化及び
データ変調等のベースバンド信号処理を行うベースバン
ド信号処理部24と、ベースバンド処理部24において
処理された信号のうち、端末10から通知された受信信
号強度の相対変化量を格納するための第1の格納手段で
ある相対変化量テーブル25と、ベースバンド処理部2
4において処理された信号のうち、端末10から通知さ
れた受信信号強度を格納するための第2の格納手段であ
る受信信号強度テーブル33と、外部に接続された上位
装置50とのインタフェースを行う有線伝送路インタフ
ェース部26と、受信信号強度の相対変化量に基づいて
優先順位が付与された待ち行列31−1〜31−nが格
納された待ち行列部31と、端末からハンドオフが要求
された場合、相対変化量テーブル25に格納された該当
端末の受信信号強度の相対変化量に基づいて該当端末の
呼を待ち行列部31内の待ち行列31−1〜31−nに
分配するハンドオフ要求処理部28と、ハンドオフ要求
処理部28における判断に基づいて待ち行列部31内の
待ち行列31−1〜31−nの処理を切り替えるための
スイッチ29と、受信信号強度テーブル33に格納され
た該当端末の受信信号強度に基づいて、待ち行列31−
1〜31−nのそれぞれにおける呼の待ち順位を決定す
る待ち順位決定部34と、セル内に空きチャネルがある
かどうかを監視するとともに、空きチャネルがある場
合、待ち行列31−1〜31−n内にハンドオフ要求の
呼が存在するかどうかを監視し、ハンドオフ要求の呼が
ある場合、該ハンドオフ要求の呼を待ち行列31−1〜
31−nの優先順位及び待ち行列31−1〜31−nの
それぞれにおける呼の待ち順位に基づいて空きチャネル
に割り当てる待ち行列制御部32と、送受信増幅部2
2、無線部23、ベースバンド信号処理部24、有線伝
送路インタフェース部26及び待ち行列制御部32の動
作を制御するとともに、上位装置50との制御信号の送
受信を行い、無線回線管理及び無線回線の設定解放等を
行う制御部27とから構成されている。なお、待ち行列
部31内の待ち行列31−1〜31−nの優先順位は、
待ち行列31−1の優先順位が最も高く、待ち行列31
−nの優先順位が最も低い。また、待ち行列31−1〜
31−nのそれぞれにおける呼の待ち順位は、端末にお
ける受信信号強度が弱いものから順に並ぶように制御さ
れている。また、受信信号強度テーブル33に格納され
た受信信号強度は、端末10から受信信号強度が通知さ
れる度に更新され、待ち順位決定部34は、受信信号強
度テーブル33に格納された受信信号強度が更新される
度に、待ち行列31−1〜31−nのそれぞれにおける
呼の待ち順位を決定する。
【0076】以下に、上記のように構成されたハンドオ
フ制御方式における動作について説明する。
【0077】図6は、図1〜図5に示したハンドオフ制
御方式における動作を説明するためのフローチャートで
あり、(a)はハンドオフ要求処理部28及び待ち順位
決定部34における処理動作を示す図、(b)は待ち行
列制御部32における処理動作を示す図である。
【0078】まず、ハンドオフ要求処理部28における
処理動作について説明する。
【0079】端末10においては、基地局20aからの
受信信号強度が周期的に測定されており、測定された受
信信号強度及び受信信号強度の測定時間毎の相対変化量
が基地局20aに通知されている。
【0080】基地局20aに通知された端末10の受信
信号強度は基地局20a内の受信信号強度テーブル33
に、また、受信信号強度の相対変化量は基地局20a内
の相対変化量テーブル25にそれぞれ格納され、受信信
号強度テーブル33に格納された受信信号強度は、端末
10から通知される度に更新される。
【0081】ここで、端末10の受信信号強度及び受信
信号強度の相対変化量においては、有線伝送路インタフ
ェース部26及びネットワークを介して基地局20aか
ら基地局20bにも通知されており、端末10の受信信
号強度は基地局20b内の受信信号強度テーブル33
に、また、端末10の受信信号強度の相対変化量は基地
局20b内の相対変化量テーブル25にもそれぞれ格納
される。
【0082】また、端末の受信信号強度の相対変化量が
その値に応じて複数のクラスに分割され、それぞれに優
先順位が付与された待ち行列31−1〜31−nが予め
作成されており、待ち行列部31内に格納されている。
なお、待ち行列31−1〜31−nにおいては、受信信
号強度の相対変化量が最も大きなクラスが待ち行列31
−1となって最も優先順位が高くなり、受信信号強度の
相対変化量が最も小さなクラスが待ち行列31−nとな
って最も優先順位が低くなる。
【0083】ここで、端末10が基地局20aから遠ざ
かっていくと、端末10における基地局20aからの受
信信号強度が徐々に弱くなっていく。端末10において
は基地局20aからの受信信号強度が周期的に測定され
ており、測定された受信信号強度が予め決められたハン
ドオフしきい値以下になると、端末10から、基地局2
0aに対してハンドオフ要求が送出される。なお、端末
10から基地局20aに対して送出されたハンドオフ要
求においては、有線伝送路インタフェース部26及びネ
ットワークを介して基地局20aから基地局20bに通
知される。
【0084】端末10から基地局20aに対してハンド
オフ処理が要求された場合、そのハンドオフ要求は基地
局20bに送出され(ステップS1)、基地局20b内
のハンドオフ要求処理部28においてまず、ハンドオフ
処理を要求した端末10の受信信号強度の相対変化量が
相対変化量テーブル25から抽出される(ステップS
2)。
【0085】次に、ハンドオフ要求処理部28におい
て、待ち行列31内の待ち行列のうち、ステップS2に
て抽出された受信信号強度の相対変化量に対応するクラ
スの待ち行列に、端末10によるハンドオフ要求の呼が
分配される(ステップS3)。
【0086】また、待ち順位決定部34において、ハン
ドオフ処理を要求した端末10の受信信号強度が受信信
号強度テーブル33から抽出される(ステップS4)。
【0087】その後、待ち順位決定部34の制御によっ
て、ステップS4にて抽出された受信信号強度に基づい
て、端末10によるハンドオフ要求の呼が分配された待
ち行列内において端末10の呼の待ち順位が決定される
(ステップS5)。なお、待ち行列31−1〜31−n
のそれぞれにおける呼の待ち順位は、受信信号強度テー
ブル33に格納された受信信号強度が更新される度に更
新される。
【0088】一方、待ち行列制御部32においては、ま
ず、セル30b内に空きチャネルがあるかどうかが確認
される(ステップS11)。
【0089】ステップS11において空きチャネルがあ
ることが確認された場合、待ち行列部31内の待ち行列
31−1〜31−nにハンドオフ要求の呼が存在するか
どうかが確認される(ステップS12)。
【0090】ステップS12において待ち行列部31内
の待ち行列31−1〜31−nにハンドオフ要求の呼が
存在することが確認された場合、待ち行列31−1〜3
1−n内に存在するハンドオフ要求の呼が優先順位及び
待ち行列31−1〜31−n内の待ち順位に基づいた順
序でセル30b内の空きチャネルに割り当てられる(ス
テップS13)。
【0091】ここで、待ち行列31−1〜31−nの優
先順位においては、待ち行列31−1の優先順位が最も
高く、待ち行列31−nの優先順位が最も低いため、待
ち行列31−1内のハンドオフ要求の呼が最も先に処理
され、その後、待ち行列31−2内のハンドオフ要求の
呼、待ち行列31−3内のハンドオフ要求の呼、・・
・、待ち行列31−n内のハンドオフ要求の呼というよ
うに順次処理される。また、同じ待ち行列内に複数の呼
が存在する場合、待ち順位決定部34にて決定された待
ち順位に基づいた順序で処理される。また、同じ待ち行
列内に同じ待ち順位を有する複数の呼が存在する場合、
その待ち行列に分配された順序で処理される。
【0092】また、端末10から受信信号強度及び受信
信号強度の相対変化量が通知されなくなった状態にて、
該端末10によるハンドオフ要求の呼が待ち行列31−
1〜31−n内に残っている場合、待ち行列制御部32
において、残っている呼の処理は行われず、待ち行列か
ら廃棄され、次の待ち順位が付与された呼のハンドオフ
処理が行われる。
【0093】また、端末10がハンドオフエリア内でハ
ンドオフを行うことができなかった場合は、待ち行列制
御部32において、該端末10によるハンドオフ要求の
呼の処理は行われず、次の待ち順位が付与された呼のハ
ンドオフ処理が行われる。
【0094】なお、新規の呼が発生した場合は、通常の
処理が行われる。
【0095】また、本形態においては、端末10におけ
る受信信号強度の相対変化量が、端末10内の相対変化
量算出部15にて算出され、端末10における受信信号
強度とともに基地局20a,20bに通知されていた
が、基地局20a,20bあるいは基地局20a,20
bの上位装置50となる交換局内に、端末10から通知
された受信信号強度から、端末10における受信信号強
度の測定時間毎の相対変化量を算出する手段を設け、端
末10からは受信信号強度のみが基地局20a,20b
に通知され、基地局あるいは交換局にて、端末10にお
ける受信信号強度の測定時間毎の相対変化量を算出する
ことも考えられる。
【0096】(他の実施の形態)上述した実施の形態に
おいては、端末の移動速度に基づいた順序でハンドオフ
処理が行われるように説明したが、本発明においては、
その端末の受信信号強度の相対変化量に基づいて優先順
位が決定されているため、端末の移動経路を考慮し、基
地局からの遠ざかり方の速さに基づいた順序でハンドオ
フ処理が行われることも可能である。
【0097】図7は、本発明のハンドオフ制御方式にお
いて端末の移動経路による制御を説明するための図であ
る。
【0098】図7に示すように、端末10aは基地局2
0のセル30を直線的に移動し、端末10bは、所定の
間、セル20内を基地局20との距離がほぼ一定となる
ように移動するものとする。なお、端末10aと端末1
0bの移動速度は、互いに等しいものとする。
【0099】すると、端末10aの受信信号強度は変化
するが、端末10bの受信信号強度は所定の間、ほぼ一
定となる。
【0100】そのため、端末10a,10bにおいてハ
ンドオフ処理が要求された場合、受信信号強度の相対変
化量が大きな端末10aによるハンドオフ要求の呼の方
が、端末10bによるハンドオフ要求の呼よりも優先順
位が高くなり、先に処理されるようになる。
【0101】
【0102】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
端末における基地局からの受信信号の強度を周期的に測
定する測定手段と、測定手段にて測定された受信信号の
強度の測定時間毎の相対変化量を算出する算出手段と、
算出手段にて算出された受信信号の相対変化量に基づい
て優先順位が付与された待ち行列が格納される待ち行列
格納手段と、ハンドオフを要求した端末における受信信
号の強度の相対変化量に基づいて該端末の呼を該当する
待ち行列に分配する要求処理手段と、測定手段にて測定
された受信信号の強度に基づいて受信信号の強度の測定
時間毎に、端末の呼が分配された待ち行列内にて端末の
呼の待ち順位を決定する待ち順位決定手段と、端末の移
動先のセル内に空きチャネルがあるかどうかを監視し、
該セル内に空きチャネルがある場合に、前記待ち行列の
優先順位及び該待ち行列内の待ち順位に基づいた順序で
該待ち行列内に分配された呼を前記空きチャネルに割り
当てる待ち行列制御手段とを設け、端末における受信信
号の強度及び受信信号の強度の相対変化量に基づいた順
序でハンドオフ処理を行う構成としたため、受信信号の
強度の相対変化量が大きな端末であるハンドオフを要求
してからハンドオフ処理が終了するまでに許される時間
が短い端末を、相対変化量が小さな端末であるハンドオ
フを要求してからハンドオフ処理が終了するまでに許さ
れる時間が長い端末よりも先に処理することができ、ま
た、受信信号の強度が弱く、通信切断となるおそれのあ
る端末のハンドオフ処理を優先して行うことができる。
【0103】ここで、移動速度が速い端末は移動速度が
遅い端末よりも、ハンドオフを要求してからハンドオフ
処理が終了するまでに許される時間が短く、また、現在
サービスを受けている基地局に対して離れていく経路で
移動する端末は、一定の距離を保つように移動する端末
よりもハンドオフを要求してからハンドオフ処理が終了
するまでに許される時間が短いため、移動速度が速い端
末や、現在サービスを受けている基地局に対して離れて
いく経路で移動する端末における通信の強制切断の発生
率を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハンドオフ制御方式の実施の一形態を
示す図である。
【図2】図1に示したハンドオフ制御方式における受信
信号強度の算出方法を説明するための図であり、(a)
は2つの端末が同じ受信信号強度を有する位置から移動
した場合を説明する図、(b)は2つの端末が互いに異
なる受信信号強度を有する位置から受信信号強度がハン
ドオフしきい値になる位置まで移動した場合を説明する
図である。
【図3】図1に示したハンドオフ制御方式における端末
のハンドオフ処理の優先順位の決定方法を説明するため
の図である。
【図4】図1に示したハンドオフ制御方式における端末
の一構成例を示すブロック図である。
【図5】図1に示したハンドオフ制御方式における基地
局の一構成例を示すブロック図である。
【図6】図1〜図5に示したハンドオフ制御方式におけ
る動作を説明するためのフローチャートであり、(a)
はハンドオフ要求処理部及び待ち順位決定部における処
理動作を示す図、(b)は待ち行列制御部における処理
動作を示す図である。
【図7】本発明のハンドオフ制御方式において端末の移
動経路による制御を説明するための図である。
【図8】一般的な移動通信システムにおけるハンドオフ
制御方式を説明する図であり、(a)はセル半径が任意
に設定された場合を示す図、(b)は(a)に示したも
のよりもセル半径が縮小された場合を示す図である。
【符号の説明】
10,10a〜10n 端末 11,21 アンテナ部 12,22 送受信増幅部 13,23 無線部 14,24 ベースバンド信号処理部 15 相対変化量算出部 16 端末インタフェース部 17,27 制御部 20,20a,20b 基地局 25 相対変化量テーブル 26 有線伝送路インタフェース部 28 ハンドオフ要求処理部 29 スイッチ 30,30a,30b セル 31 待ち行列部 31−1〜31−n 待ち行列 32 待ち行列制御部 33 受信信号強度テーブル 34 待ち順位決定部 40 エリア 50 上位装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セル内の基地局を介して通信動作を行う
    端末が複数のセル間を移動する際に、該端末のハンドオ
    フ処理を行うハンドオフ制御方式であって、 前記端末は、 前記基地局からの受信信号の強度を周期的に測定する測
    定手段と、 該測定手段にて測定された受信信号の強度の測定時間毎
    の相対変化量を算出する算出手段と、 前記測定手段における測定結果及び前記算出手段におけ
    る算出結果を前記基地局に対して送信する送信手段とを
    有し、 前記基地局は、 前記端末から送信された受信信号の強度及び受信信号の
    強度の相対変化量を隣接するセル内の基地局に通知する
    とともに、前記端末からハンドオフが要求された場合に
    該ハンドオフ要求を隣接するセル内の基地局に通知する
    インタフェース手段と、 該インタフェース手段を介して通知された、受信信号の
    強度の相対変化量に基づいて優先順位が付与された待ち
    行列が格納される待ち行列格納手段と、 前記インタフェース手段を介してハンドオフ要求が通知
    された場合、ハンドオフを要求した端末における受信信
    号の強度の相対変化量に基づいて該端末の呼を該当する
    待ち行列に分配する要求処理手段と、 前記測定手段にて測定された受信信号の強度に基づいて
    前記受信信号の強度の測定時間毎に、前記端末の呼が分
    配された待ち行列内にて前記端末の呼の待ち順位を決定
    する待ち順位決定手段と、 前記端末の移動先のセル内に空きチャネルがあるかどう
    かを監視し、該セル内に空きチャネルがある場合に、前
    記待ち行列の優先順位及び該待ち行列内の待ち順位に基
    づいた順序で該待ち行列内に分配された呼を前記空きチ
    ャネルに割り当てる待ち行列制御手段とを有することを
    特徴とするハンドオフ制御方式。
  2. 【請求項2】 請求項に記載のハンドオフ制御方式に
    おいて、 前記基地局は、 前記インタフェース手段を介して通知された受信信号の
    強度の相対変化量を格納するための第1の格納手段を有
    し、 前記要求処理手段は、前記インタフェース手段を介して
    ハンドオフ要求が通知された場合、前記第1の格納手段
    に格納された該当端末の受信信号の強度の相対変化量に
    基づいて該端末の呼を該当する待ち行列に分配すること
    を特徴とするハンドオフ制御方式。
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