JP3092295B2 - ベクトルデータ編集処理装置 - Google Patents

ベクトルデータ編集処理装置

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JP3092295B2 JP04064359A JP6435992A JP3092295B2 JP 3092295 B2 JP3092295 B2 JP 3092295B2 JP 04064359 A JP04064359 A JP 04064359A JP 6435992 A JP6435992 A JP 6435992A JP 3092295 B2 JP3092295 B2 JP 3092295B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像を読み取って得
られる2値画像データをベクトルデータに変換して各種
処理を行う画像処理装置に係わり、特にベクトルデータ
の編集支援機能に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CAD(コンピュータエイディド
デザイン)の普及に伴って、図面入力装置のニーズが高
まっている。この図面入力装置は、図面や文書などの画
像をイメージスキャナ等で読み取ってCAD等で取り扱
うに適した画像データを得るためのものであり、CAD
等で取り扱うにあたっての簡便性を確保しつつデータ圧
縮を行う点が重要となる。これらの点を満足する画像処
理技術として画像ベクトル化処理が挙げられる。
【0003】ベクトル化処理による画像処理フローの一
例を図5に示す。図に示すように、まずイメージスキャ
ナ等から白黒に2値化された画像データを読み込み(S
1)、読み込んだ2値画像データを用いてベクトル化処
理を行う(S2)。すなわち画像の輪郭を抽出して輪郭
ベクトルを生成し、さらにその輪郭ベクトルを用いて芯
線ベクトルを生成する。この後、ベクトルデータを用い
て認識処理を行い(S3)、画像を構成する基本要素
(文字・線分等)を分離してコード化する。
【0004】ここで原図が非常に低品質であって、汚れ
ていたりあるいは線が薄かったりする場合、その2値画
像データにはノイズ(線の切れ・かすれ等を含む)が含
まれている。このような画像データから得られたベクト
ルデータにも当然ノイズが含まれており、その後の認識
処理に悪影響を及ぼす。このためベクトルデータに対し
ノイズ除去等を目的としてインタラクティブに編集処理
を行うことが可能となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に画像によっては
細かいベクトルが多数存在するものがあり、特にノイズ
の多い画像では本来1つのベクトルで済むところが複数
の細かいベクトルとなっている等、上記の傾向が顕著と
なる。このような画像について編集処理を行う場合、近
接した細かいベクトルを一々指定して加工を繰り返す手
間の掛かる煩瑣な作業となりがちであり、この点がオペ
レータの負担を増大する一要因となっていた。
【0006】この発明は、このような事情に鑑み、ベク
トルデータの編集処理を行う装置において、ベクトルの
指定操作を簡略化することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の構成を図1に
示す。図に示すようにこの発明によれば、2値画像デー
タをベクトル化して得られるベクトルデータを対象と
し、ベクトルデータから構成される画像を表示すると共
に、指示入力に基づいてベクトルデータの編集を行うベ
クトルデータ編集処理装置において、次の手段を備えた
ものである。
【0008】(1)前回指定された指定ベクトル1の近
傍にあるベクトルを探索して準候補ベクトル2とするベ
クトル探索手段3。
【0009】(2)ベクトル指定のための座標入力4が
あると、指定ベクトルの端点から入力座標への方向を基
準方向とし、準候補ベクトル2の中から基準方向と最も
近い方向のものを候補ベクトル5をとして選択し表示す
る候補ベクトル選択表示手段6。
【0010】(3)確定指示7があると、候補ベクトル
5を今回の指定ベクトル8として確定する指定ベクトル
確定手段9。
【0011】
【作用】一般にベクトルデータでは、原則として各ベク
トルに連続性があるため、編集処理すべきベクトルも連
続している場合が多い。特にノイズによりベクトルデー
タが乱れている場合、ノイズ部分に集中する互いに連続
するベクトルが対象となるケースが多い。人間の思考パ
ターンの順次的な性質を考慮すると、連続したベクトル
は順次処理される蓋然性が高い。このことに鑑みこの発
明では、ベクトル指定の際、前回の指定ベクトルの近傍
にあるベクトルを準候補ベクトルとしてピックアップし
ておき、入力座標により定まる基準方向に最も近いベク
トルを準候補ベクトルの中から候補ベクトルとして選択
表示する。オペレータは、表示された候補ベクトルを目
視により確認して最終的に指定ベクトルを決定すればよ
い。これにより大まかな座標を入力するだけで、意図す
るベクトルの指定が可能となる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を説明する。この発
明の一実施例に係る画像処理装置のシステム構成の要部
を図2に示す。10はポインティングデバイス11その
他からの入力を制御する入力インタフェース、12はC
RT(カソードレイチューブ)装置、13は表示制御を
行う表示インタフェース、14は外部記憶装置、15は
外部記憶インタフェース、16はCPU(中央処理装
置)である。17はメインメモリであり、この実施例に
係るベクトルデータの編集処理その他のプログラム等を
格納している。この装置では、ベクトルデータの編集処
理をインタラクティブに行うにあたって、作業の対象と
するベクトルを指定するのにポインティングデバイスを
使用するが、ベクトルをクリックする際、ベクトルの自
動追跡を行ってクリック操作の容易化を図っている。
【0013】この実施例による画像処理フローを図3に
示す。図に示すように、最初のベクトル加工処理では、
ベクトルの指定を普通に行って(S1)目的処理を行う
(S2)。以降はベクトルの指定に際し、前回に指定さ
れたベクトル(指定ベクトル)を参照してベクトル自動
追跡を行う。すなわちCPU16は、前回の指定ベクト
ルと接続関係にあるベクトルを探索して準候補ベクトル
とし、準候補ベクトルテーブルを作成する(S3)。こ
のとき、接続関係にあるベクトルだけでなく、前回の指
定ベクトルの近傍にあるすべてのベクトルも探索対象に
加える態様をとることもできる。
【0014】そしてポインティングデバイス11により
座標入力があると(S4)、その座標に基づいて準候補
ベクトルから候補ベクトルを選択する(S5)。候補ベ
クトルの選択の一例を図4に示す。図において、破線は
指定ベクトル、黒丸は指定ベクトルの端点、細実線は準
候補ベクトル、太実線は準候補ベクトル、×印は入力座
標を示す。図に示すように、まず指定ベクトルの端点か
ら入力座標への方向を検出して基準方向とし、この基準
方向に最も近いベクトルを準候補ベクトルの中から選択
する。選択した候補ベクトルはCRT12によりオペレ
ータが判断可能なように表示する(S6)。オペレータ
は、表示された候補ベクトルが意図するものでなけれ
ば、再び座標入力を行う。座標が再入力されると(S
7:Yes)、CPU16は新たな座標に基づいて候補
ベクトルを選択し直す。一方、候補ベクトルが意図する
ものである場合、オペレータは確定指示を入力する(S
8:Yes)。これにより候補ベクトルが今回の指定ベ
クトルとして確定し、その指定ベクトルを対象とする目
的処理へと進むこととなる。なお、確定指示も終了指示
もない場合は(S9:No)、座標入力待機に戻る。
【0015】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
ベクトル指定の際、入力座標から基準方向を定め、前回
の指定ベクトルの近傍にあるベクトルの中から基準方向
に最も近いものを選択して候補ベクトルとして表示し、
オペレータの確定指示をもって候補ベクトルを指定ベク
トルとする。したがってベクトル指定にあたっては、意
図するベクトルの大まかな位置(前回の指定ベクトルの
端点からの方向)を示すように座標を入力するだけでよ
いので、座標入力操作の厳密性が緩和されて操作性が向
上し、オペレータの負担が軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の構成を示すブロック図。
【図2】この発明の一実施例に係る画像処理装置のシス
テム構成の要部を示すブロック図。
【図3】図2の実施例による画像処理フローを示すフロ
ーチャート。
【図4】候補ベクトルの選択の一例を示す説明図。
【図5】ベクトル化処理による画像処理フローの一例を
示すフローチャート。
【符号の説明】
1…前回の指定ベクトル 2…準候補ベクトル 3…ベクトル探索手段 4…座標入力 5…候補ベクトル 6…候補ベクトル選択表示手段 7…確定指示 8…指定ベクトル 9…指定ベクトル確定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/50 G06T 5/30 G06T 11/80

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2値画像データをベクトル化して得られ
    るベクトルデータを対象とし、ベクトルデータから構成
    される画像を表示すると共に、指示入力に基づいてベク
    トルデータの編集を行う装置において、 前回指定された指定ベクトルの近傍にあるベクトルを探
    索して準候補ベクトルとするベクトル探索手段と、 ベクトル指定のための座標入力があると、指定ベクトル
    の端点から入力座標への方向を基準方向とし、準候補ベ
    クトルの中から基準方向と最も近い方向のものを候補ベ
    クトルをとして選択し表示する候補ベクトル選択表示手
    段と、 確定指示があると、前記候補ベクトルを今回の指定ベク
    トルとして確定する指定ベクトル確定手段とを備えたこ
    とを特徴とするベクトルデータ編集処理装置。
JP04064359A 1992-03-23 1992-03-23 ベクトルデータ編集処理装置 Expired - Fee Related JP3092295B2 (ja)

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