JP2000163599A - 関心領域設定装置、関心領域設定方法及び輪郭抽出装置 - Google Patents
関心領域設定装置、関心領域設定方法及び輪郭抽出装置Info
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- JP2000163599A JP2000163599A JP10338926A JP33892698A JP2000163599A JP 2000163599 A JP2000163599 A JP 2000163599A JP 10338926 A JP10338926 A JP 10338926A JP 33892698 A JP33892698 A JP 33892698A JP 2000163599 A JP2000163599 A JP 2000163599A
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Abstract
らしながら、関心領域を関心部位に対して高精度に設定
することのできる関心領域設定装置、関心領域設定及び
輪郭抽出装置を提供することにある。 【解決手段】本発明は、着目点に隣接する近傍点の中か
ら内部点と当該着目点とを結ぶ線を挟んで左又は右の一
定の側に位置し、且つ画素値が当該着目点に最も近い点
を次の着目点として同定するというルールに従って、関
心部位の輪郭線上に操作者が指定した点を最初の着目点
として、この着目点を次々と移しながら輪郭線上の点を
順次たどっていくことにより、関心領域を関心部位に設
定し、または関心部位の輪郭を抽出するようになってい
る。
Description
域(ROI;Region Of Interest)を関心部位に合わせ
て半自動又は自動で設定する関心領域設定装置、関心領
域設定方法及び輪郭抽出装置に関する。
合わせて設定する技術としては、次にあげる方法が代表
的である。 (a)マウスやトラックボール等のポインティングデバ
イスを使って操作者が関心部位の辺縁に沿ってポインタ
を動かすことにより関心領域を任意形状に設定する完全
手動方法。
形を操作者が適当に拡大縮小及び移動することにより関
心領域を決まった形で関心部位に対して近似的に設定す
る半手動方法。
た一部分を探索範囲として、その探索範囲から、画素値
が操作者が数値指定した範囲に含まれる点(画素)を抽
出し、その抽出した点の集合を関心領域として設定する
半自動化方法。
画素値が同じ近傍点(画素)を順次たどっていく方法。
は、次のような問題点がある。(a)の方法は、操作が
煩雑で、操作者の作業負担が大きい。(b)の方法で
は、関心領域の形状が矩形、円形、楕円形といった基準
図形に限定されてしまう。
定する探索のための画素値範囲によって、抽出される関
心領域の大きさや形状が非常に不安定になり、関心部位
に関心領域をほぼ合わせるまでに試行錯誤が必要とされ
る。例えば、図8に示すように、核医学の心プール画像
の左心室に関心領域を設定したいときであっても、画素
値範囲によっては、関心領域が右心室や左右の心房等に
拡がってしまう。また、この問題を解決するために、図
9に示すように、操作者が手動で探索範囲を限定するケ
ースもあるが、その分、操作者の作業負担が増大してし
まうさらに、(d)の方法では、近傍点の中に画素値が
指定点と同じ点が存在しない場合、関心領域設定処理が
完全にストップしてしまう。
者の作業を負担を極力減らしながら、関心領域を関心部
位に対して高精度に設定することのできる関心領域設定
装置、関心領域設定及び輪郭抽出装置を提供することに
ある。
に隣接する近傍点の中から、関心部位の内部に操作者が
指定した内部点と当該着目点とを結ぶ線を挟んで左又は
右の一定の側に位置し、且つ画素値が当該着目点に最も
近い点を次の着目点として同定するというルールに従っ
て、関心部位の輪郭線上に操作者が指定した点を最初の
着目点として、この着目点を次々と移しながら輪郭線上
の点を順次たどっていくことにより、関心領域を関心部
位に設定し、または関心部位の輪郭を抽出するようにな
っている。
の中から、画像の重心と当該着目点とを結ぶ線を挟んで
左又は右の一定の側に位置し、且つ画素値が当該着目点
に最も近い点を次の着目点として同定するというルール
に従って、関心部位の輪郭線上に操作者が指定した点を
最初の着目点として、この着目点を次々と移しながら輪
郭線上の点を順次たどっていくことにより、関心領域を
関心部位に設定し、または関心部位の輪郭を抽出するよ
うになっている。
の中から画素値が当該着目点と同じ点を次の着目点とし
て同定するというルールに従って、関心部位の内部に操
作者が指定した基準点を最初の着目点として、この着目
点を次々と移しながら、関心部位上の点を基準点から順
次拡大していくことにより、関心領域を関心部位に設定
し、または関心部位の輪郭を抽出するようになってい
る。
の中から画素値が当該着目点と同じ点を次の着目点とし
て同定するというルールに従って、画像の重心を最初の
着目点として、この着目点を次々と移しながら関心部位
上の点を重心から順次拡大していくことにより、関心領
域を関心部位に設定し、または関心部位の輪郭を抽出す
るようになっている。
の中から、画素値が関心部位の内部に操作者が指定した
基準線分上の点の最大画素値と最小画素値の範囲に含ま
れる点を次の着目点として同定するというルールに従っ
て、基準線分上の各点を最初の着目点として、この着目
点を次々と移しながら、関心部位上の点を基準線分から
順次拡大していくことにより、関心領域を関心部位に設
定し、または関心部位の輪郭を抽出するようになってい
る。
の中から、画素値が関心部位の内部に操作者が指定した
複数の基準線分上の点の最大画素値と最小画素値の範囲
に含まれる点を次の着目点として同定するというルール
に従って、複数の基準線分上の各点を最初の着目点とし
て、この着目点を次々と移しながら、関心部位上の点を
複数の基準線分から順次拡大していくことにより、関心
領域を関心部位に設定し、または関心部位の輪郭を抽出
するようになっている。
実施形態により詳細に説明する。なお、本発明は、関心
領域設定装置、その方法、及び輪郭抽出装置に関するも
のであるが、関心領域設定であろうと、輪郭抽出であろ
うと、その基本となる技術的な思想としては、画像中の
左心室等の関心部位の輪郭を抽出するという点で共通し
ており、抽出した輪郭をそのまま輪郭としてとらえて何
らかの用途に用いるのか、または抽出した輪郭を関心領
域(ROI)としてとらえて何らかの用途に用いるの
か、そのとらえ方又は使い方の違いにしか過ぎないもの
である。この意味で、以下の説明では、関心領域設定装
置/方法として説明するが、それがそのまま輪郭抽出装
置/方法の説明として適用され得るものである。 (第1実施形態)図1は、第1実施形態による関心領域
設定装置の構成を概略的に示している。画像データ格納
部1には、例えば、X線コンピュータ断層撮影装置(X
線CT、CTスキャナ)、磁気共鳴映像装置(MR
I)、超音波診断装置、核医学診断装置(ガンマカメ
ラ)といった医用画像撮影装置により収集された医用画
像データ(以下、画像データと略称する)が格納されて
いる。ここでいう関心領域(ROI)の設定とは、この
画像データに映っている左心室等の関心部位に合わせて
関心領域を設定することとして定義される。この格納部
1から選択的に読み出された画像データは、画像表示部
2を介して表示装置3に送られ、ここで画像として表示
される。
7からカーソル信号が供給され、このカーソル信号に従
ってカーソル(ポインタともいう)が画像に重畳して表
示されるようになっている。このカーソル信号は、カー
ソル座標入力部5からのカーソル座標信号に従ってカー
ソル表示部7で生成される。さらに、カーソル座標信号
は、マウスやトラックボール等のポインティングデバイ
スとしての座標入力装置4からの出力に従ってカーソル
座標入力部5で生成される。これら各部4,5,7の働
きにより、操作者が座標入力装置4を操作すると、それ
に追従して、カーソルが画像表示装置3の画面上を移動
するようになっている。
10からROI信号が供給され、このROI信号に従っ
てROIマークが画像に重畳して表示されるようになっ
ている。このROI信号は、ROI計算部9からのRO
I座標信号に従ってROI表示部10により生成され
る。ROI座標信号は、ROI計算部9により計算され
る。このROI計算部9は本実施形態の特徴的な構成要
素であり、その処理について以下に詳細に説明する。
算の処理手順を示している。まず、ROI計算部9に
は、格納部1から選択的に読み出された画像データが、
画像表示部2とパラレルに供給される。ROI計算部9
は、この供給された画像に映っている左心室等の関心部
位に合わせるように、画像上に関心領域(ROI)を設
定するものであり、この設定のために、図2(a)に示
すように、当該関心部位の内部に位置する内部点P0
と、当該関心部位の輪郭線上に位置する輪郭点P1とが
必要とされる。これら内部点P0と輪郭点P1とは、基
本的に操作者が座標入力装置4を操作して手動で指定さ
れ、この内部点P0と輪郭点P1の座標が、カーソル座
標入力部5とボタン情報入力部6との出力に基づいてR
OI計算部9で認識される。
最初の着目点として、ROI計算部9では、図2(b)
に示すように、この最初の着目点P1に隣接する近傍8
点の中から、内部点P0と当該着目点P1とを結ぶ線を
挟んで左側又は右側(図2では左側)に位置し、且つ画
素値が当該着目点P1に最も近い点を、輪郭点P1に隣
接する輪郭点P2として同定する。
郭点P2に移して、上述したルールに従ってP2に隣接
する輪郭点P3を同定し、さらに図2(d)に示すよう
に着目点を輪郭点P3に移して、上述したルールに従っ
てP3に隣接する輪郭点P4を同定し、このように次々
と隣の輪郭点を同定しながら、輪郭線上の点を最初の点
P1に戻るまで順次たどっていくことにより、関心部位
の輪郭を抽出し、この輪郭に関心領域を設定するもので
ある。
座標信号がROI計算部9からROI表示部10に供給
される。ROI表示部10はこの座標信号に基づいてR
OI信号を生成し、表示装置3に供給する。これにより
関心部位の輪郭線に沿ってROIマーカが表示される。
また、ROI座標信号は必要に応じてROI出力部11
を介して外部装置に出力される。
作業としては、関心部位の内部と、関心部位の輪郭線上
とにそれぞれ内部点と輪郭点とを指定することであり、
操作者の作業負担としては少ないと言える。また、この
輪郭線上の輪郭点の画素値に従って、関心部位の輪郭点
を一方向に順次たどっていくので、関心部位の輪郭を高
精度に抽出することができ、また関心領域を関心部位に
高精度に設定できる。
処理は、ほぼリアルタイムで実現可能であるので、処理
結果として表示されるROIマーカを観ながら、内部
点、輪郭点を動かして最適な位置に指定することができ
る。
に、重心計算部8を追加してもよい。この重心計算部8
は、画像の重心、つまり画像の画素値の中心を計算す
る。重心G(x(g) 、y(g) )は、x(i) を画素(i) の
x座標、y(i) を画素(i)のy座標、m(i) を画素(i)
の画素値とすると、周知の通り、 x(g) =(Σm(i) ・x(i) )/Σm(i) y(g) =(Σm(i) ・y(i) )/Σm(i) で与えられる。
て流用することにより、内部点P0を指定する分だけ、
操作者の作業としてはさらに軽減される。 (第2実施形態)図4は、第2実施形態による関心領域
設定装置の構成を概略的に示している。この図4におい
て、図1と同じ構成要素には、同じ符号を付して説明を
省略する。ROI計算部14による輪郭抽出や関心領域
設定方法は、図5(a)に示すように、当該関心部位の
内部の基準点P1を必要とする。この基準点P1は、基
本的に操作者が座標入力装置4を操作して手動で指定さ
れ、この基準点P1の座標が、カーソル座標入力部5と
ボタン情報入力部6との出力に基づいて基準点座標設定
部12で計算され、ROI計算部14に供給される。な
お、基準点P1は、第1実施形態の変形例のように、画
像の重心として自動設定し、操作者による指定作業を軽
減するようにしてもよい。この基準点P1の画素値が画
素値設定部13からROI計算部14に供給される。
最初の着目点として、ROI計算部14では、図5
(b)、図5(c)に示すように、この最初の着目点P
1に隣接する近傍8点の中から、画素値が当該着目点と
同じ点P2〜P6を、関心部位上の点として同定する。
次に、この同定した点P2〜P6各々を、次の着目点と
して、同様のルールに従って、図5(d)に示すよう
に、さらに外側に関心部位上の点P7〜P12を同定す
る。
めて、関心部位上の点群が変化しなくなるまで、順次拡
大していくことにより、関心部位上の全ての点をピック
アップすることができる。こうして得た関心部位上の点
群の辺縁から、図5(e)に示すように、当該関心部位
の輪郭を求めることができる。
作業としては、関心部位の内部に基準点を指定するだけ
なので、操作者の作業負担としては非常に少ないと言え
る。また、この関心部位内部の基準点の画素値に従っ
て、関心部位上の点を基準点から順次拡大していくの
で、関心部位の輪郭を高精度に抽出することができ、ま
た関心領域を関心部位に高精度に設定でき、しかも関心
部位が凹形であっても処理が停止することなく良好に輪
郭抽出することができる。
処理は、ほぼリアルタイムで実現可能であるので、処理
結果として表示されるROIマーカを観ながら、基準点
を動かして最適な位置に指定することができる。 (第3実施形態)図6は、第3実施形態による関心領域
設定装置の構成を概略的に示している。この図6におい
て、図1と同じ構成要素には、同じ符号を付して説明を
省略する。ROI計算部18による輪郭抽出や関心領域
設定方法は、図7(a)に示すように、当該関心部位の
内部の2つの基準点P1、P2を必要とする。この基準
点P1、P2は、基本的に操作者が座標入力装置4を操
作して手動で指定され、この基準点P1、P2の座標
が、カーソル座標入力部5とボタン情報入力部6との出
力に基づいてP1座標設定部15とP2座標設定部16
とでそれぞれ計算され、ROI計算部18に供給され
る。なお、基準点P1とP2の一方は、第1実施形態の
変形例のように、画像の重心として自動設定し、操作者
による指定作業を軽減するようにしてもよい。
準点P1からP2に至る線分(基準線分と称する)L1
上の複数点の画素値中の最小値と最大値とが最小値最大
値設定部17で特定される。この最小値と最大値は、R
OI計算部18に供給される。
上の各点を最初の着目点として、ROI計算部18で
は、図7(c)に示すように、この最初の着目点に隣接
する近傍8点の中から、画素値が、最小値から最大値の
範囲に含まれる点を、関心部位上の点として同定する。
次に、図7(d)に示すように、この同定した点各々
を、次の着目点として、同様のルールに従って、さらに
外側に関心部位上の点を同定する。
始めて、関心部位上の点群が変化しなくなるまで、順次
拡大していくことにより、関心部位上の全ての点をピッ
クアップすることができる。こうして得た関心部位上の
点群の辺縁から、図7(e)に示すように、当該関心部
位の輪郭を求めることができる。
作業としては、関心部位の内部に基準線分を指定する、
つまり2点を指定するだけなので、操作者の作業負担と
しては少ないと言える。また、この関心部位の内部の基
準線分上の点の最大画素値と最小画素値の範囲に従っ
て、関心部位上の点を基準線分から順次拡大していくの
で、関心部位の輪郭をより高精度に抽出することがで
き、また関心領域を関心部位により高精度に設定でき
る。しかも関心部位が凹形であっても処理が停止するこ
となく良好に輪郭抽出することができる。
はなく、複数本設定するようにしてもよく、この場合、
関心部位上の点の選別能が向上するので、関心部位の抽
出能もそれに応じてさらに高精度になる。
処理は、ほぼリアルタイムで実現可能であるので、処理
結果として表示されるROIマーカを観ながら、基準線
分を動かして最適な位置に指定することができる。
Kとなく、種々変形して実施可能である。
しては、関心部位の内部と、関心部位の輪郭線上とにそ
れぞれ点を指定することであり、操作者の作業負担とし
ては少ないと言える。また、この輪郭線上の点の画素値
に従って、関心部位の輪郭点を順次たどっていくので、
関心部位の輪郭を高精度に抽出することができ、また関
心領域を関心部位に高精度に設定できる。
も、関心部位の内部の点を重心として自動的に指定する
ようにした分だけ、操作者の作業としては軽減され得
る。また、関心部位の輪郭の抽出精度や関心領域の設定
精度は、重心が関心部位の内部に設定され得る限りにお
いては、(1)の発明と同様である。
ては、関心部位の内部に基準点を指定するだけなので、
操作者の作業負担としては非常に少ないと言える。ま
た、この関心部位内部の基準点の画素値に従って、関心
部位上の点を基準点から順次拡大していくので、関心部
位の輪郭を高精度に抽出することができ、また関心領域
を関心部位に高精度に設定できる。
要にして、完全自動化を実現できる。また、関心部位の
輪郭の抽出精度や関心領域の設定精度は、重心が関心部
位の内部に設定され得る限りにおいては、(3)の発明
と同様である。
ては、関心部位の内部に基準線分を指定するだけなの
で、操作者の作業負担としては少ないと言える。また、
この関心部位の内部の基準線分上の点の最大画素値と最
小画素値の範囲に従って、関心部位上の点を基準線分か
ら順次拡大していくので、関心部位の輪郭をより高精度
に抽出することができ、また関心領域を関心部位により
高精度に設定できる。
ては、関心部位の内部に複数の基準線分を指定するだけ
なので、操作者の作業負担としては少ないと言える。ま
た、この関心部位の内部の複数の基準線分上の点の最大
画素値と最小画素値の範囲に従って、関心部位上の点を
複数の基準線分から順次拡大していくので、関心部位の
輪郭をさらに高精度に抽出することができ、また関心領
域を関心部位にさらに高精度に設定できる。
の概略的な構成を示すブロック図。
図。
に関する概略的な構成を示すブロック図。
の概略的な構成を示すブロック図。
図。
の概略的な構成を示すブロック図。
図。
図。
Claims (18)
- 【請求項1】 画像中の関心部位に関心領域を設定する
ための関心領域設定装置において、 前記関心部位の内部と前記関心部位の輪郭線上とに内部
点と輪郭点とをそれぞれ操作者が指定するための手段
と、 着目点に隣接する近傍点の中から前記内部点と当該着目
点とを結ぶ線を挟んで左又は右の一定の側に位置し、且
つ画素値が当該着目点に最も近い点を次の着目点として
同定するというルールに従って、前記輪郭点を最初の着
目点として、この着目点を次々と移しながら前記輪郭線
上の点を順次たどっていくことにより前記関心領域を設
定する手段とを具備することを特徴とする関心領域設定
装置。 - 【請求項2】 画像中の関心部位に関心領域を設定する
ための関心領域設定装置において、 前記関心部位の輪郭線上に輪郭点を操作者が指定するた
めの手段と、 前記画像の重心を計算する手段と、 着目点に隣接する近傍点の中から前記重心と当該着目点
とを結ぶ線を挟んで左又は右の一定の側に位置し、且つ
画素値が当該着目点に最も近い点を次の着目点として同
定するというルールに従って、前記輪郭点を最初の着目
点として、この着目点を次々と移しながら前記輪郭線上
の点を順次たどっていくことにより前記関心領域を設定
する手段とを具備することを特徴とする関心領域設定装
置。 - 【請求項3】 画像中の関心部位に関心領域を設定する
ための関心領域設定装置において、 前記関心部位の内部に基準点を操作者が指定するための
手段と、 着目点に隣接する近傍点の中から画素値が当該着目点と
同じ点を次の着目点として同定するというルールに従っ
て、前記基準点を最初の着目点として、この着目点を次
々と移しながら、前記関心部位上の点を前記基準点から
順次拡大していくことにより前記関心領域を設定する手
段とを具備することを特徴とする関心領域設定装置。 - 【請求項4】 画像中の関心部位に関心領域を設定する
ための関心領域設定装置において、 前記画像の重心を計算する手段と、 着目点に隣接する近傍点の中から画素値が当該着目点と
同じ点を次の着目点として同定するというルールに従っ
て、前記重心を最初の着目点として、この着目点を次々
と移しながら前記関心部位上の点を前記重心から順次拡
大していくことにより前記関心領域を設定する手段とを
具備することを特徴とする関心領域設定装置。 - 【請求項5】 画像中の関心部位に関心領域を設定する
ための関心領域設定装置において、 前記関心部位の内部に基準線分を操作者が指定するため
の手段と、 着目点に隣接する近傍点の中から、画素値が前記基準線
分上の点の最大画素値と最小画素値の範囲に含まれる点
を次の着目点として同定するというルールに従って、前
記基準線分上の各点を最初の着目点として、この着目点
を次々と移しながら、前記関心部位上の点を前記基準線
分から順次拡大していくことにより前記関心領域を設定
する手段とを具備することを特徴とする関心領域設定装
置。 - 【請求項6】 画像中の関心部位に関心領域を設定する
ための関心領域設定装置において、 前記関心部位の内部に複数の基準線分を操作者が指定す
るための手段と、 着目点に隣接する近傍点の中から、画素値が前記複数の
基準線分上の点の最大画素値と最小画素値の範囲に含ま
れる点を次の着目点として同定するというルールに従っ
て、前記複数の基準線分上の各点を最初の着目点とし
て、この着目点を次々と移しながら、前記関心部位上の
点を前記複数の基準線分から順次拡大していくことによ
り前記関心領域を設定する手段とを具備することを特徴
とする関心領域設定装置。 - 【請求項7】 画像中の関心部位に関心領域を設定する
関心領域設定方法において、 着目点に隣接する近傍点の中から、前記関心部位の内部
に操作者が指定した内部点と当該着目点とを結ぶ線を挟
んで左又は右の一定の側に位置し、且つ画素値が当該着
目点に最も近い点を次の着目点として同定するというル
ールに従って、前記関心部位の輪郭線上に操作者が指定
した点を最初の着目点として、この着目点を次々と移し
ながら前記輪郭線上の点を順次たどっていくことにより
前記関心領域を設定することを特徴とする関心領域設定
方法。 - 【請求項8】 画像中の関心部位に関心領域を設定する
関心領域設定方法において、 着目点に隣接する近傍点の中から、前記画像の重心と当
該着目点とを結ぶ線を挟んで左又は右の一定の側に位置
し、且つ画素値が当該着目点に最も近い点を次の着目点
として同定するというルールに従って、前記関心部位の
輪郭線上に操作者が指定した点を最初の着目点として、
この着目点を次々と移しながら前記輪郭線上の点を順次
たどっていくことにより前記関心領域を設定することを
特徴とする関心領域設定方法。 - 【請求項9】 画像中の関心部位に関心領域を設定する
関心領域設定方法において、 着目点に隣接する近傍点の中から画素値が当該着目点と
同じ点を次の着目点として同定するというルールに従っ
て、前記関心部位の内部に操作者が指定した基準点を最
初の着目点として、この着目点を次々と移しながら、前
記関心部位上の点を前記基準点から順次拡大していくこ
とにより前記関心領域を設定することを特徴とする関心
領域設定方法。 - 【請求項10】 画像中の関心部位に関心領域を設定す
る関心領域設定方法において、 着目点に隣接する近傍点の中から画素値が当該着目点と
同じ点を次の着目点として同定するというルールに従っ
て、前記画像の重心を最初の着目点として、この着目点
を次々と移しながら前記関心部位上の点を前記重心から
順次拡大していくことにより前記関心領域を設定するこ
とを特徴とする関心領域設定方法。 - 【請求項11】 画像中の関心部位に関心領域を設定す
る関心領域設定方法において、 着目点に隣接する近傍点の中から、画素値が前記関心部
位の内部に操作者が指定した基準線分上の点の最大画素
値と最小画素値の範囲に含まれる点を次の着目点として
同定するというルールに従って、前記基準線分上の各点
を最初の着目点として、この着目点を次々と移しなが
ら、前記関心部位上の点を前記基準線分から順次拡大し
ていくことにより前記関心領域を設定することを特徴と
する関心領域設定方法。 - 【請求項12】 画像中の関心部位に関心領域を設定す
る関心領域設定方法において、 着目点に隣接する近傍点の中から、画素値が前記関心部
位の内部に操作者が指定した複数の基準線分上の点の最
大画素値と最小画素値の範囲に含まれる点を次の着目点
として同定するというルールに従って、前記複数の基準
線分上の各点を最初の着目点として、この着目点を次々
と移しながら、前記関心部位上の点を前記複数の基準線
分から順次拡大していくことにより前記関心領域を設定
することを特徴とする関心領域設定方法。 - 【請求項13】 画像中の関心部位の輪郭を抽出するた
めの輪郭抽出装置において、 前記関心部位の内部と前記関心部位の輪郭線上とに内部
点と輪郭点とをそれぞれ操作者が指定するための手段
と、 着目点に隣接する近傍点の中から前記内部点と当該着目
点とを結ぶ線を挟んで左又は右の一定の側に位置し、且
つ画素値が当該着目点に最も近い点を次の着目点として
同定するというルールに従って、前記輪郭点を最初の着
目点として、この着目点を次々と移しながら前記輪郭線
上の点を順次たどっていくことにより前記関心部位の輪
郭を抽出する手段とを具備することを特徴とする輪郭抽
出装置。 - 【請求項14】 画像中の関心部位の輪郭を抽出するた
めの輪郭抽出装置において、 前記関心部位の輪郭線上に輪郭点を操作者が指定するた
めの手段と、 前記画像の重心を計算する手段と、 着目点に隣接する近傍点の中から前記重心と当該着目点
とを結ぶ線を挟んで左又は右の一定の側に位置し、且つ
画素値が当該着目点に最も近い点を次の着目点として同
定するというルールに従って、前記輪郭点を最初の着目
点として、この着目点を次々と移しながら前記輪郭線上
の点を順次たどっていくことにより前記関心部位の輪郭
を抽出する手段とを具備することを特徴とする輪郭抽出
装置。 - 【請求項15】 画像中の関心部位の輪郭を抽出するた
めの輪郭抽出装置において、 前記関心部位の内部に基準点を操作者が指定するための
手段と、 着目点に隣接する近傍点の中から画素値が当該着目点と
同じ点を次の着目点として同定するというルールに従っ
て、前記基準点を最初の着目点として、この着目点を次
々と移しながら、前記関心部位上の点を前記基準点から
順次拡大していくことにより前記関心部位の輪郭を抽出
する手段とを具備することを特徴とする輪郭抽出装置。 - 【請求項16】 画像中の関心部位の輪郭を抽出するた
めの輪郭抽出装置において、 前記画像の重心を計算する手段と、 着目点に隣接する近傍点の中から画素値が当該着目点と
同じ点を次の着目点として同定するというルールに従っ
て、前記重心を最初の着目点として、この着目点を次々
と移しながら前記関心部位上の点を前記重心から順次拡
大していくことにより前記関心部位の輪郭を抽出する手
段とを具備することを特徴とする輪郭抽出装置。 - 【請求項17】 画像中の関心部位の輪郭を抽出するた
めの輪郭抽出装置において、 前記関心部位の内部に基準線分を操作者が指定するため
の手段と、 着目点に隣接する近傍点の中から、画素値が前記基準線
分上の点の最大画素値と最小画素値の範囲に含まれる点
を次の着目点として同定するというルールに従って、前
記基準線分上の各点を最初の着目点として、この着目点
を次々と移しながら、前記関心部位上の点を前記基準線
分から順次拡大していくことにより前記関心部位の輪郭
を抽出する手段とを具備することを特徴とする輪郭抽出
装置。 - 【請求項18】 画像中の関心部位の輪郭を抽出するた
めの輪郭抽出装置において、 前記関心部位の内部に複数の基準線分を操作者が指定す
るための手段と、 着目点に隣接する近傍点の中から、画素値が前記複数の
基準線分上の点の最大画素値と最小画素値の範囲に含ま
れる点を次の着目点として同定するというルールに従っ
て、前記複数の基準線分上の各点を最初の着目点とし
て、この着目点を次々と移しながら、前記関心部位上の
点を前記複数の基準線分から順次拡大していくことによ
り前記関心部位の輪郭を抽出する手段とを具備すること
を特徴とする輪郭抽出装置。
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