JP2722962B2 - 図面認識装置 - Google Patents
図面認識装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、紙等に描かれた図面
を認識して、図面の情報を計算機に入力する図面認識装
置に関するものである。
を認識して、図面の情報を計算機に入力する図面認識装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術としては「会話型図
面入力システム」(日経CG1987年4月号120〜
130頁)に記載されたものがあった。この方式は線追
跡法による認識を基礎においている。
面入力システム」(日経CG1987年4月号120〜
130頁)に記載されたものがあった。この方式は線追
跡法による認識を基礎においている。
【0003】この従来例の構成を図21を参照しながら
説明する。図21において、図面認識装置はイメージリ
ーダ11、ディスプレイ装置12、マウスまたはタブレ
ット13、図面認識プログラム14、及び図面プロッタ
15から構成されている。図面認識プログラム14は、
追跡開始位置決定プログラム66、線追跡プログラム6
7、及び追跡候補提示決定プログラム68より構成され
ている。上記各プログラム14,66,67,68はコ
ンピュータシステム上で動作する。また、上記各装置1
1,12,13,15は、上記コンピュータシステムに
接続されている。
説明する。図21において、図面認識装置はイメージリ
ーダ11、ディスプレイ装置12、マウスまたはタブレ
ット13、図面認識プログラム14、及び図面プロッタ
15から構成されている。図面認識プログラム14は、
追跡開始位置決定プログラム66、線追跡プログラム6
7、及び追跡候補提示決定プログラム68より構成され
ている。上記各プログラム14,66,67,68はコ
ンピュータシステム上で動作する。また、上記各装置1
1,12,13,15は、上記コンピュータシステムに
接続されている。
【0004】次にこの従来装置の動作を図22を参照し
ながら説明する。まず、マウスまたはタブレット13を
用いて、認識したい図形の種類を、予め用意された一覧
表の中からオペレータが指定する。例えば、「多角形」
を指定する。次にディスプレイ装置12に表示された図
面上のカーソルを見ながら、マウスまたはタブレット1
3を用いて追跡開始点付近の位置Pを指示すると、追跡
開始位置決定プログラム66が指示点の最近傍にあたる
図形上の一点Qを求めてこれを追跡開始位置に決定す
る。次に線追跡プログラム67が追跡開始点Qから任意
の方向に線の追跡を始める(図22(a))。線の分岐
点においては、最初に指示された認識したい図形の種類
から判断して追跡の方向を決める。例えば、図22
(b)中の分岐点Tにおいては、分岐状態が直交に近い
ことから、追跡の進行方向を最も保存する直進方向に追
跡する。判断すべき根拠が薄弱な場合は、追跡候補提示
決定プログラム68が、可能性が高いと判断した順番で
オペレータに複数の追跡候補を提示することにより指示
を求める。図22(c)では追跡の進行方向R,Sが候
補として示される。これに対してオペレータがマウスま
たはタブレット13を用いて正しい追跡の方向であるR
を選択すると、これに基づいて再び線追跡プログラム6
7が線の追跡を続行する。線追跡プログラム67が、目
的の図形の線追跡を終えると、この結果をもって認識図
形とする。図22(d)では、追跡開始点Qに戻ってき
たことをもって多角形を認識し終わったと判断して追跡
を終えている。
ながら説明する。まず、マウスまたはタブレット13を
用いて、認識したい図形の種類を、予め用意された一覧
表の中からオペレータが指定する。例えば、「多角形」
を指定する。次にディスプレイ装置12に表示された図
面上のカーソルを見ながら、マウスまたはタブレット1
3を用いて追跡開始点付近の位置Pを指示すると、追跡
開始位置決定プログラム66が指示点の最近傍にあたる
図形上の一点Qを求めてこれを追跡開始位置に決定す
る。次に線追跡プログラム67が追跡開始点Qから任意
の方向に線の追跡を始める(図22(a))。線の分岐
点においては、最初に指示された認識したい図形の種類
から判断して追跡の方向を決める。例えば、図22
(b)中の分岐点Tにおいては、分岐状態が直交に近い
ことから、追跡の進行方向を最も保存する直進方向に追
跡する。判断すべき根拠が薄弱な場合は、追跡候補提示
決定プログラム68が、可能性が高いと判断した順番で
オペレータに複数の追跡候補を提示することにより指示
を求める。図22(c)では追跡の進行方向R,Sが候
補として示される。これに対してオペレータがマウスま
たはタブレット13を用いて正しい追跡の方向であるR
を選択すると、これに基づいて再び線追跡プログラム6
7が線の追跡を続行する。線追跡プログラム67が、目
的の図形の線追跡を終えると、この結果をもって認識図
形とする。図22(d)では、追跡開始点Qに戻ってき
たことをもって多角形を認識し終わったと判断して追跡
を終えている。
【0005】従来の図面認識装置は以上のようにして、
図面中の図形を逐一認識するものである。
図面中の図形を逐一認識するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の図面認識装置は
以上のように構成されているので、例えば、図形どおし
が重なりあって書かれている図面の中から線図形を認識
する場合には、他の図形と重なっているところを追跡す
ると、追跡する線の方向にまぎらわしい分岐があるた
め、いちいちオペレータがどの線を追跡するか指示する
必要があり、オペレータの負担が重くなるという問題が
あった。
以上のように構成されているので、例えば、図形どおし
が重なりあって書かれている図面の中から線図形を認識
する場合には、他の図形と重なっているところを追跡す
ると、追跡する線の方向にまぎらわしい分岐があるた
め、いちいちオペレータがどの線を追跡するか指示する
必要があり、オペレータの負担が重くなるという問題が
あった。
【0007】また、他の図形と重なって書かれた破線、
鎖線や度重なる複写によって図面が劣化して、線に途切
れやかすれがあった場合、従来の図面認識装置では線の
追跡が行えず、対象となる図形が抽出できないという問
題があった。
鎖線や度重なる複写によって図面が劣化して、線に途切
れやかすれがあった場合、従来の図面認識装置では線の
追跡が行えず、対象となる図形が抽出できないという問
題があった。
【0008】また、複数の線図形からなる線(以降、複
合線図形と呼ぶ)を認識する場合、各線毎に指示する必
要があり、上記同様オペレータの負担が増大したり、途
切れ等で線の追跡が行えないという問題点があった。ま
た、線図形や複合線図形にシンボルが付加して書かれて
いる場合、線図形とシンボルをオペレータが別々に指示
しなければならないという問題点があった。
合線図形と呼ぶ)を認識する場合、各線毎に指示する必
要があり、上記同様オペレータの負担が増大したり、途
切れ等で線の追跡が行えないという問題点があった。ま
た、線図形や複合線図形にシンボルが付加して書かれて
いる場合、線図形とシンボルをオペレータが別々に指示
しなければならないという問題点があった。
【0009】また、図面上で様々な図形要素が密集して
書かれたところに存在する孤立シンボルや文字列を入力
するためには、シンボルや文字の位置や傾きや種別を指
定して入力する必要があった。
書かれたところに存在する孤立シンボルや文字列を入力
するためには、シンボルや文字の位置や傾きや種別を指
定して入力する必要があった。
【0010】また、図面中の図形を認識する際、1つず
つ図形を指示してから、認識結果が出力されるまで次の
指示ができないという問題点があった。
つ図形を指示してから、認識結果が出力されるまで次の
指示ができないという問題点があった。
【0011】さらに、従来の図面認識装置では、認識し
た図形のイメージデータを下絵となる背景図から除いた
ものが得られないので、全てのデータを認識しなけれ
ば、下絵となる背景図と認識した図形を組合せたデータ
の利用ができず、認識したデータの用途が限定されると
いう問題があった。
た図形のイメージデータを下絵となる背景図から除いた
ものが得られないので、全てのデータを認識しなけれ
ば、下絵となる背景図と認識した図形を組合せたデータ
の利用ができず、認識したデータの用途が限定されると
いう問題があった。
【0012】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、図形どおしが重なりあって書か
れた図面や度重なるコピーで劣化した図面から、オペレ
ータが概略の図形種と概略位置を指示するだけで、図面
中の線や複合線を構成する図形の種別、形状の正確な位
置を認識し、認識した図形を下絵となる背景図から分離
することができる図面認識装置を得ることを目的とす
る。
ためになされたもので、図形どおしが重なりあって書か
れた図面や度重なるコピーで劣化した図面から、オペレ
ータが概略の図形種と概略位置を指示するだけで、図面
中の線や複合線を構成する図形の種別、形状の正確な位
置を認識し、認識した図形を下絵となる背景図から分離
することができる図面認識装置を得ることを目的とす
る。
【0013】また、線や複合線に付随するシンボルが存
在する場合でも、線図形や複合線図形とあわせて同時に
シンボルの種別や正確な位置を認識し、認識した図形を
下絵となる背景図から分離することができる図面認識装
置を得ることを目的とする。
在する場合でも、線図形や複合線図形とあわせて同時に
シンボルの種別や正確な位置を認識し、認識した図形を
下絵となる背景図から分離することができる図面認識装
置を得ることを目的とする。
【0014】また、孤立シンボルや文字も概略位置を指
示するだけで、図面中からシンボルや文字を構成する図
形を取り出し、種別、位置、傾きを認識することができ
る図面認識装置を得ることを目的とする。
示するだけで、図面中からシンボルや文字を構成する図
形を取り出し、種別、位置、傾きを認識することができ
る図面認識装置を得ることを目的とする。
【0015】さらに、図面上で認識したい図形の概略位
置を連続的に指示しても、それらの位置情報をもとに対
象となる図形を認識することができる図面認識装置を得
ることを目的とする。
置を連続的に指示しても、それらの位置情報をもとに対
象となる図形を認識することができる図面認識装置を得
ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る図面認識装置は、オペレータが入力したい図面中の図
形の概略種別を指示する概略図形指示手段と、オペレー
タが入力したい図形の図面上での概略位置(概略形状)
を指示する概略位置指示手段と、オペレータからの概略
の図形種別と概略位置の指示にもとづいて、図面中の図
形を認識するための線図形モデルを生成する線図形モデ
ル生成手段と、認識対象の図面データと線図形モデルと
をマッチングして図形を認識する線図形認識手段とを備
えたものである。
る図面認識装置は、オペレータが入力したい図面中の図
形の概略種別を指示する概略図形指示手段と、オペレー
タが入力したい図形の図面上での概略位置(概略形状)
を指示する概略位置指示手段と、オペレータからの概略
の図形種別と概略位置の指示にもとづいて、図面中の図
形を認識するための線図形モデルを生成する線図形モデ
ル生成手段と、認識対象の図面データと線図形モデルと
をマッチングして図形を認識する線図形認識手段とを備
えたものである。
【0017】請求項2記載の発明に係る図面認識装置
は、オペレータが入力したい図面中の図形の概略種別を
指示する概略図形指示手段と、オペレータが入力したい
図形の図面上での概略位置(概略形状)を指示する概略
位置指示手段と、オペレータからの概略の図形種別と概
略位置の指示にもとづいて、図面中の図形を認識するた
めの線図形モデルを生成する線図形モデル生成手段と、
認識対象の図面データと線図形モデルとをマッチングし
て図形を認識する線図形認識手段と、認識対象外の背景
図形のイメージデータをベクトル化して蓄積するベクト
ル化手段を備えたものである。
は、オペレータが入力したい図面中の図形の概略種別を
指示する概略図形指示手段と、オペレータが入力したい
図形の図面上での概略位置(概略形状)を指示する概略
位置指示手段と、オペレータからの概略の図形種別と概
略位置の指示にもとづいて、図面中の図形を認識するた
めの線図形モデルを生成する線図形モデル生成手段と、
認識対象の図面データと線図形モデルとをマッチングし
て図形を認識する線図形認識手段と、認識対象外の背景
図形のイメージデータをベクトル化して蓄積するベクト
ル化手段を備えたものである。
【0018】また、請求項3記載の発明に係る図面認識
装置は、上記線図形認識手段において、直線や破線等の
線を構成する線図形モデルを図面中の認識図形のイメー
ジデータに基づいて修正し、修正された線図形モデルか
ら線の種類と形状と位置を認識する単純線図形認識手段
を備えたものである。
装置は、上記線図形認識手段において、直線や破線等の
線を構成する線図形モデルを図面中の認識図形のイメー
ジデータに基づいて修正し、修正された線図形モデルか
ら線の種類と形状と位置を認識する単純線図形認識手段
を備えたものである。
【0019】また、請求項4記載の発明に係る図面認識
装置は、上記線図形認識手段において、線や複合線に接
続するシンボルに対して、その概略位置の近傍エリアの
イメージデータの特徴よりシンボルの種別や形状、正確
な位置を認識するシンボル認識手段を備えたものであ
る。
装置は、上記線図形認識手段において、線や複合線に接
続するシンボルに対して、その概略位置の近傍エリアの
イメージデータの特徴よりシンボルの種別や形状、正確
な位置を認識するシンボル認識手段を備えたものであ
る。
【0020】また、請求項5記載の発明に係る図面認識
装置は、上記線図形認識手段において、線の組合わせか
ら成る線図形モデルと図面中のイメージデータと指示さ
れた概略位置から複合線図形の外郭線を抽出し、複合線
図形の種類、形状、正確な位置を認識する複合線図形認
識手段を備えたものである。
装置は、上記線図形認識手段において、線の組合わせか
ら成る線図形モデルと図面中のイメージデータと指示さ
れた概略位置から複合線図形の外郭線を抽出し、複合線
図形の種類、形状、正確な位置を認識する複合線図形認
識手段を備えたものである。
【0021】また、請求項6記載の発明に係る図面認識
装置は、上記線図形認識手段において、シンボルの概略
種別と図面中のイメージデータと指示された概略位置か
ら、孤立したシンボルを構成するイメージデータを抽出
し、その特徴から孤立したシンボルの種類、傾き、正確
な位置を認識する孤立シンボル認識手段を備えたもので
ある。
装置は、上記線図形認識手段において、シンボルの概略
種別と図面中のイメージデータと指示された概略位置か
ら、孤立したシンボルを構成するイメージデータを抽出
し、その特徴から孤立したシンボルの種類、傾き、正確
な位置を認識する孤立シンボル認識手段を備えたもので
ある。
【0022】また、請求項7記載の発明に係る図面認識
装置は、上記線図形認識手段において、図面中のイメー
ジデータと認識対象が文字であることと、指示された概
略位置から文字列を構成するイメージデータを抽出し、
文字列の種類、大きさ、傾きを認識する文字列認識手段
を備えたものである。
装置は、上記線図形認識手段において、図面中のイメー
ジデータと認識対象が文字であることと、指示された概
略位置から文字列を構成するイメージデータを抽出し、
文字列の種類、大きさ、傾きを認識する文字列認識手段
を備えたものである。
【0023】また、請求項8記載の発明に係る図面認識
装置は、上記概略位置指定手段が、概略の位置を認識対
象となる図形毎に複数記憶しておき、上記線図形認識手
段が、記憶された複数の位置情報をもとに複数の対象を
連続して一度に認識するようにしたものである。
装置は、上記概略位置指定手段が、概略の位置を認識対
象となる図形毎に複数記憶しておき、上記線図形認識手
段が、記憶された複数の位置情報をもとに複数の対象を
連続して一度に認識するようにしたものである。
【0024】また、請求項9記載の発明に係る図面認識
装置は、上記概略位置指定手段により概略の位置指示さ
れると同時に、上記線図形認識手段が、指示された位置
情報をもとに認識動作を開始し、概略位置指定手段から
連続して位置情報が指示されると、線図形認識手段は指
示された順に対象を次々に認識するものである。
装置は、上記概略位置指定手段により概略の位置指示さ
れると同時に、上記線図形認識手段が、指示された位置
情報をもとに認識動作を開始し、概略位置指定手段から
連続して位置情報が指示されると、線図形認識手段は指
示された順に対象を次々に認識するものである。
【0025】
【作用】請求項1記載の発明においては、概略図形指示
手段によって、オペレータが入力したい図形の概略種別
を指示し、概略位置指示手段によって認識したい図形の
図面上での概略の位置、形状をオペレータが指示し、線
図形モデル生成手段がオペレータからの概略の図形種別
と概略の位置、形状の指示にもとづいて、認識を行うた
めの線図形モデルを生成し、線図形認識手段は、その線
図形モデルと認識対象の図面のイメージデータとの間で
マッチングを行い、図面中の線図形の種別、位置、形状
を認識し、図形どおしが重なって描かれた複雑な図面や
度重なるコピーで劣化した図面中の図形であっても、オ
ペレータが指示したところだけを認識して、計算機に入
力することができる。
手段によって、オペレータが入力したい図形の概略種別
を指示し、概略位置指示手段によって認識したい図形の
図面上での概略の位置、形状をオペレータが指示し、線
図形モデル生成手段がオペレータからの概略の図形種別
と概略の位置、形状の指示にもとづいて、認識を行うた
めの線図形モデルを生成し、線図形認識手段は、その線
図形モデルと認識対象の図面のイメージデータとの間で
マッチングを行い、図面中の線図形の種別、位置、形状
を認識し、図形どおしが重なって描かれた複雑な図面や
度重なるコピーで劣化した図面中の図形であっても、オ
ペレータが指示したところだけを認識して、計算機に入
力することができる。
【0026】請求項2記載の発明においては、概略図形
指示手段によって、オペレータが入力したい図形の概略
種別を指示し、概略位置指示手段によって認識したい図
形の図面上での概略の位置、形状をオペレータが指示
し、線図形モデル生成手段がオペレータからの概略の図
形種別と概略の位置、形状の指示にもとづいて、認識を
行うための線図形モデルを生成し、線図形認識手段は、
その線図形モデルと認識対象の図面のイメージデータと
の間でマッチングを行い、図面中の線図形の種別、位
置、形状を認識し、ベクトル化手段は、認識対象外の図
形のイメージデータをベクトル化し蓄えるため、蓄積す
るデータを少なくでき、認識した図形と背景図形を重ね
表示する場合も高速に表示することができる。
指示手段によって、オペレータが入力したい図形の概略
種別を指示し、概略位置指示手段によって認識したい図
形の図面上での概略の位置、形状をオペレータが指示
し、線図形モデル生成手段がオペレータからの概略の図
形種別と概略の位置、形状の指示にもとづいて、認識を
行うための線図形モデルを生成し、線図形認識手段は、
その線図形モデルと認識対象の図面のイメージデータと
の間でマッチングを行い、図面中の線図形の種別、位
置、形状を認識し、ベクトル化手段は、認識対象外の図
形のイメージデータをベクトル化し蓄えるため、蓄積す
るデータを少なくでき、認識した図形と背景図形を重ね
表示する場合も高速に表示することができる。
【0027】また、請求項3記載の発明においては、単
純線図形認識手段が、図面中のイメージデータと線図形
モデルとの位置関係から、近傍にある線状のイメージデ
ータとの間でマッチングを行って、指示された線図形の
種類、形状、位置を認識するので、図形どおしが重なっ
て描かれた複雑な図面中の直線だけでなく、破線や鎖線
等の線図形も認識できる。また、線の形状を忠実に近似
したり、認識した線の形状を整形することもできる。
純線図形認識手段が、図面中のイメージデータと線図形
モデルとの位置関係から、近傍にある線状のイメージデ
ータとの間でマッチングを行って、指示された線図形の
種類、形状、位置を認識するので、図形どおしが重なっ
て描かれた複雑な図面中の直線だけでなく、破線や鎖線
等の線図形も認識できる。また、線の形状を忠実に近似
したり、認識した線の形状を整形することもできる。
【0028】また、請求項4記載の発明においては、線
図形や複合線図形上にシンボルを構成する図形が存在す
る場合、概略位置指示手段でシンボルの存在の位置を指
示するだけで、シンボル認識手段が線図形又は複合線に
接続するシンボルの種別や位置を認識するため、オペレ
ータは線図形やシンボル毎に各々別々に指示する必要が
なくなり、オペレータの負担が軽減される。
図形や複合線図形上にシンボルを構成する図形が存在す
る場合、概略位置指示手段でシンボルの存在の位置を指
示するだけで、シンボル認識手段が線図形又は複合線に
接続するシンボルの種別や位置を認識するため、オペレ
ータは線図形やシンボル毎に各々別々に指示する必要が
なくなり、オペレータの負担が軽減される。
【0029】また、請求項5記載の発明においては、複
合線図形認識手段が、図面中のイメージデータと線図形
モデルとの位置関係から複合線図形を構成するイメージ
データの外郭線を抽出し、その内部を認識して種別の認
識を行うため、オペレータは1つ1つの線図形を指示せ
ずにひとかたまりの複合線図形としてとり出して認識で
きる。
合線図形認識手段が、図面中のイメージデータと線図形
モデルとの位置関係から複合線図形を構成するイメージ
データの外郭線を抽出し、その内部を認識して種別の認
識を行うため、オペレータは1つ1つの線図形を指示せ
ずにひとかたまりの複合線図形としてとり出して認識で
きる。
【0030】また、請求項6記載の発明においては、孤
立シンボル認識手段が、指示された概略位置から、近傍
エリアのイメージデータを取り出して、イメージデータ
の特徴からシンボルを認識するため、オペレータはシン
ボルの傾きや位置を正確に指示する必要がなくなる。
立シンボル認識手段が、指示された概略位置から、近傍
エリアのイメージデータを取り出して、イメージデータ
の特徴からシンボルを認識するため、オペレータはシン
ボルの傾きや位置を正確に指示する必要がなくなる。
【0031】また、請求項7記載の発明においては、文
字列認識手段が、指示された概略位置から、近傍エリア
のイメージを取り出して、文字列を構成するイメージを
分離して、文字列を認識するため、オペレータは文字列
の傾きや位置や大きさを正確に指示する必要がなくな
る。
字列認識手段が、指示された概略位置から、近傍エリア
のイメージを取り出して、文字列を構成するイメージを
分離して、文字列を認識するため、オペレータは文字列
の傾きや位置や大きさを正確に指示する必要がなくな
る。
【0032】また、請求項8記載の発明においては、認
識したい対象の概略位置を1つの対象に対して指示して
認識結果を得る以外に、概略位置指示手段が、複数の対
象の概略位置を記憶しておき、認識実行命令の選択によ
り、この記憶した位置情報をもとに、認識結果を一度に
得ることが可能であるため、図面の情報を短時間で計算
機に入力することができる。
識したい対象の概略位置を1つの対象に対して指示して
認識結果を得る以外に、概略位置指示手段が、複数の対
象の概略位置を記憶しておき、認識実行命令の選択によ
り、この記憶した位置情報をもとに、認識結果を一度に
得ることが可能であるため、図面の情報を短時間で計算
機に入力することができる。
【0033】さらに、請求項9記載の発明においては、
認識したい対象の概略位置を1つの対象に対して指示し
て認識結果を得る以外に、概略位置指示手段が、複数の
対象の概略位置を連続的に指示して、認識結果を次々得
ることが可能であるため、図面の情報を短時間で計算機
に入力することができる。
認識したい対象の概略位置を1つの対象に対して指示し
て認識結果を得る以外に、概略位置指示手段が、複数の
対象の概略位置を連続的に指示して、認識結果を次々得
ることが可能であるため、図面の情報を短時間で計算機
に入力することができる。
【0034】
【実施例】実施例1. 以下、請求項1,3〜9に示す発明の一実施例を図につ
いて説明する。図1において、11は紙等に描かれた図
面をイメージデータとして入力する画像入力手段として
のイメージリーダ、12はオペレータに図面を提示する
図面表示手段としてのディスプレイ装置、13はオペレ
ータが認識したい図形の概略の種類を指示する概略図形
指示プログラム13aと、オペレータが認識したい図形
(認識図形)の図面上での概略位置や概略形状を指示す
る概略位置指示プログラム13bとに入力するためのマ
ウス又はタブレット、14は図面認識プログラム、16
はオペレータから指示された概略の図形種別と概略の位
置、形状から図形の認識を行うための線図形モデル(ラ
フスケッチ)を生成する線図形モデル生成プログラム、
17はイメージリーダ11から入力された図面のイメー
ジデータとラフスケッチとのマッチングを行う線図形認
識プログラム、20は線図形を認識するための特徴が記
録されている認識辞書、18はディスプレイ装置の上に
表示された図面のイメージデータに認識結果を重ね表示
して提示する認識結果表示プログラム、19は認識結果
を修正したり、認識した図形を図面のイメージデータか
ら取除いて背景図面を作成する対話修正プログラム、1
5は上記決定された認識結果図面を出力する認識結果出
力手段としての図面プロッタである。
いて説明する。図1において、11は紙等に描かれた図
面をイメージデータとして入力する画像入力手段として
のイメージリーダ、12はオペレータに図面を提示する
図面表示手段としてのディスプレイ装置、13はオペレ
ータが認識したい図形の概略の種類を指示する概略図形
指示プログラム13aと、オペレータが認識したい図形
(認識図形)の図面上での概略位置や概略形状を指示す
る概略位置指示プログラム13bとに入力するためのマ
ウス又はタブレット、14は図面認識プログラム、16
はオペレータから指示された概略の図形種別と概略の位
置、形状から図形の認識を行うための線図形モデル(ラ
フスケッチ)を生成する線図形モデル生成プログラム、
17はイメージリーダ11から入力された図面のイメー
ジデータとラフスケッチとのマッチングを行う線図形認
識プログラム、20は線図形を認識するための特徴が記
録されている認識辞書、18はディスプレイ装置の上に
表示された図面のイメージデータに認識結果を重ね表示
して提示する認識結果表示プログラム、19は認識結果
を修正したり、認識した図形を図面のイメージデータか
ら取除いて背景図面を作成する対話修正プログラム、1
5は上記決定された認識結果図面を出力する認識結果出
力手段としての図面プロッタである。
【0035】上記各プログラムはコンピュータシステム
上で動作する。イメージリーダ11、ディスプレイ装置
12、マウス又はタブレット13、及び図面プロッタ1
5は上記コンピュータシステムに接続されている。
上で動作する。イメージリーダ11、ディスプレイ装置
12、マウス又はタブレット13、及び図面プロッタ1
5は上記コンピュータシステムに接続されている。
【0036】また、図2は線図形認識プログラム17の
構成を示すブロック図であり、21は直線や破線等の線
図形を認識する単純線図形認識プログラム、22は直線
や破線等の線が複数組合さってできた複合線図形を認識
する複合線図形認識プログラム、23は線図形や複合線
図形に接続するシンボル図形を認識するシンボル認識プ
ログラム、24は図面中に孤立して存在するシンボル図
形を認識する孤立シンボル認識プログラム、25は文字
列を認識する文字列認識プログラムである。
構成を示すブロック図であり、21は直線や破線等の線
図形を認識する単純線図形認識プログラム、22は直線
や破線等の線が複数組合さってできた複合線図形を認識
する複合線図形認識プログラム、23は線図形や複合線
図形に接続するシンボル図形を認識するシンボル認識プ
ログラム、24は図面中に孤立して存在するシンボル図
形を認識する孤立シンボル認識プログラム、25は文字
列を認識する文字列認識プログラムである。
【0037】まず、概略の動作を説明する。例えば図3
に示す図面をイメージリーダ11より2値の画像データ
として入力し、ディスプレイ装置12に表示し、マウス
又はタブレット13で認識したい図形の概略種別、例え
ば「直線」等の「線図形」か、「複数の線」が組合さっ
て構成される「複合線図形」か「シンボル」か「文字」
かを選択する。また線図形を選択した場合、それらを詳
細に近似するか、詳細近似でなく整形するかも選択でき
る。
に示す図面をイメージリーダ11より2値の画像データ
として入力し、ディスプレイ装置12に表示し、マウス
又はタブレット13で認識したい図形の概略種別、例え
ば「直線」等の「線図形」か、「複数の線」が組合さっ
て構成される「複合線図形」か「シンボル」か「文字」
かを選択する。また線図形を選択した場合、それらを詳
細に近似するか、詳細近似でなく整形するかも選択でき
る。
【0038】次にオペレータはマウス又はタブレット1
3を用いて、認識したい図形の代表点数ヶ所を概略位置
で指定する。このとき線図形又は複合線図形に接続する
シンボルがあれば、そのシンボルの概略位置も指示す
る。シンボルや文字列の場合、1つのシンボル、文字列
に対し、概略位置を1点指示する。
3を用いて、認識したい図形の代表点数ヶ所を概略位置
で指定する。このとき線図形又は複合線図形に接続する
シンボルがあれば、そのシンボルの概略位置も指示す
る。シンボルや文字列の場合、1つのシンボル、文字列
に対し、概略位置を1点指示する。
【0039】上記のようなそれぞれの指示は例えば、マ
ウスにより、線の折れ曲がり点はシングルクリック、シ
ンボルのある点はダブルクリックして指定する。する
と、後で述べるように図面認識プログラム14が指定さ
れた図形を認識し、図面プロッタ15が認識結果を出力
する。
ウスにより、線の折れ曲がり点はシングルクリック、シ
ンボルのある点はダブルクリックして指定する。する
と、後で述べるように図面認識プログラム14が指定さ
れた図形を認識し、図面プロッタ15が認識結果を出力
する。
【0040】次に、図面認識プログラム14の詳細動作
を説明する。まず、直線や破線などの線図形の認識に関
して説明するが、この認識動作は単純線図形認識プログ
ラムが行うもので、図4のフローチャートをもとに説明
する。例えば図5(a)に示す、破線Hを認識するため
に、オペレータは線図形を対象とすることを指示すると
ともに、ディスプレイ装置12上に表示されている図面
中の破線の端の点付近(点A,点C)や線の曲点の付近
(点B)を指示したとする。
を説明する。まず、直線や破線などの線図形の認識に関
して説明するが、この認識動作は単純線図形認識プログ
ラムが行うもので、図4のフローチャートをもとに説明
する。例えば図5(a)に示す、破線Hを認識するため
に、オペレータは線図形を対象とすることを指示すると
ともに、ディスプレイ装置12上に表示されている図面
中の破線の端の点付近(点A,点C)や線の曲点の付近
(点B)を指示したとする。
【0041】すると、その指示された位置を結ぶ線分A
B,BC上にラフスケッチ(線図形モデル)の線を生成
する(ステップ31)。そしてラフスケッチの各線分、
例えばABに対し、図6(a)に示すように等間隔にA
1 =A,A2 ,…,AN-1 ,AN =Bの点を発生させ
る。次に図6(b)に示すように、発生した各点A1 ,
A2 ,…,AN に対し、各点から最も近傍の図面中のイ
メージデータの黒(値1)の点を探索し、各点の位置を
探索したそれぞれの位置に変更する。
B,BC上にラフスケッチ(線図形モデル)の線を生成
する(ステップ31)。そしてラフスケッチの各線分、
例えばABに対し、図6(a)に示すように等間隔にA
1 =A,A2 ,…,AN-1 ,AN =Bの点を発生させ
る。次に図6(b)に示すように、発生した各点A1 ,
A2 ,…,AN に対し、各点から最も近傍の図面中のイ
メージデータの黒(値1)の点を探索し、各点の位置を
探索したそれぞれの位置に変更する。
【0042】ここで、一般にイメージデータは線の太さ
をもつため、各点を最も近い黒の点より、さらに線の太
さの半分だけ内側に入った黒の点に対応づけて変更する
(ステップ32)。線の太さは予め入力しておくなどす
ればよい。次に、各点間の線分A1 A2 ,A2 A3 ,…
の方向を算出し、あるしきい値内の方向にある線の集ま
りを良区間と判定し、方向が大きく異なる線の集まりを
不良区間と判定する。図6(c)の例ではA1 〜A3 ,
およびA6 〜AN が良区間、A3 〜A6 が不良区間とな
っている(ステップ33)。
をもつため、各点を最も近い黒の点より、さらに線の太
さの半分だけ内側に入った黒の点に対応づけて変更する
(ステップ32)。線の太さは予め入力しておくなどす
ればよい。次に、各点間の線分A1 A2 ,A2 A3 ,…
の方向を算出し、あるしきい値内の方向にある線の集ま
りを良区間と判定し、方向が大きく異なる線の集まりを
不良区間と判定する。図6(c)の例ではA1 〜A3 ,
およびA6 〜AN が良区間、A3 〜A6 が不良区間とな
っている(ステップ33)。
【0043】不良区間と判定された区間は、例えば図6
(d)に示すようにYXの間にラフスケッチを再び生成
し、再度ステップ32〜33の処理をくり返すことによ
り線を認識していく(ステップ34)。そしてA1 ,A
2 ,…,AN が収束した線を形状および位置の認識結果
とする(図6(e))。
(d)に示すようにYXの間にラフスケッチを再び生成
し、再度ステップ32〜33の処理をくり返すことによ
り線を認識していく(ステップ34)。そしてA1 ,A
2 ,…,AN が収束した線を形状および位置の認識結果
とする(図6(e))。
【0044】次にA1 〜AN 上の線の種類を認識する。
例えば、A1 からAN の図面上のイメージデータが周期
的に白の値と黒の値でくり返される時は破線、あるしき
い値以上黒の値があるときは直線と判定する(ステップ
35)。このような処理をラフスケッチの各線に対して
行い、線図形の種別、およびマッチしたラフスケッチの
最終状態を正確な位置、形状を示す結果のコードデータ
として出力する(ステップ36)。
例えば、A1 からAN の図面上のイメージデータが周期
的に白の値と黒の値でくり返される時は破線、あるしき
い値以上黒の値があるときは直線と判定する(ステップ
35)。このような処理をラフスケッチの各線に対して
行い、線図形の種別、およびマッチしたラフスケッチの
最終状態を正確な位置、形状を示す結果のコードデータ
として出力する(ステップ36)。
【0045】ここで、図7(a)に示すような図面のイ
メージデータを認識する時、最初にマウス等で指示され
た点を線で結んだだけの形状を形状の認識結果としてコ
ード化するいわば整形することも可能である(図7
(b))し、または、認識したラフスケッチA1 A2 …
を用いて、元のイメージに忠実にコード化することもで
きる(図7(c))。
メージデータを認識する時、最初にマウス等で指示され
た点を線で結んだだけの形状を形状の認識結果としてコ
ード化するいわば整形することも可能である(図7
(b))し、または、認識したラフスケッチA1 A2 …
を用いて、元のイメージに忠実にコード化することもで
きる(図7(c))。
【0046】次に図8(a)に示すような、二重丸のシ
ンボルとその間をつなぐ破線を認識する場合を説明す
る。この場合、線図形とシンボルをあわせて、線図形と
ほぼ同様の操作で認識することができる。オペレータは
二重丸のシンボルとその間をつなぐ破線を認識するため
に、線図形を対象とすることと、ディスプレイ装置12
上に表示されている図面中の二重丸のシンボル付近(点
A,点C)や線の曲点の付近(点B)を指示したとす
る。シンボルの位置を指示する場合はマウス又はタブレ
ット13でダブルクリックする。指示された位置AB,
BC上にラフスケッチの線を生成し、(図8(b))、
以下前述したように単純線図形認識プログラム21によ
り破線を認識する。
ンボルとその間をつなぐ破線を認識する場合を説明す
る。この場合、線図形とシンボルをあわせて、線図形と
ほぼ同様の操作で認識することができる。オペレータは
二重丸のシンボルとその間をつなぐ破線を認識するため
に、線図形を対象とすることと、ディスプレイ装置12
上に表示されている図面中の二重丸のシンボル付近(点
A,点C)や線の曲点の付近(点B)を指示したとす
る。シンボルの位置を指示する場合はマウス又はタブレ
ット13でダブルクリックする。指示された位置AB,
BC上にラフスケッチの線を生成し、(図8(b))、
以下前述したように単純線図形認識プログラム21によ
り破線を認識する。
【0047】破線認識後、シンボル認識プログラム23
により例えば図10に示すフローチャートの動作でシン
ボルを認識する。図9は二重丸のシンボル付近を拡大し
て示す説明図であり、認識した破線の端A1 から長さd
A ,幅dB のシンボル探索範囲を図面中のイメージデー
タから切出す(ステップ41)。次に中心線QA1 の両
側に連なる白の点のひとつながりの長さ(白ラン長)を
計算し、長さdA 間でヒストグラムをとる(ステップ4
2)。
により例えば図10に示すフローチャートの動作でシン
ボルを認識する。図9は二重丸のシンボル付近を拡大し
て示す説明図であり、認識した破線の端A1 から長さd
A ,幅dB のシンボル探索範囲を図面中のイメージデー
タから切出す(ステップ41)。次に中心線QA1 の両
側に連なる白の点のひとつながりの長さ(白ラン長)を
計算し、長さdA 間でヒストグラムをとる(ステップ4
2)。
【0048】そしてシンボル認識のための認識辞書との
間でマッチングをとって、シンボルの中点候補をとり出
す。マッチング方法は例えばヒストグラムの正規化を行
って、認識辞書(シンボルが理想的に書かれていた時の
ヒストグラム)とあるしきい値以上でマッチングすると
ころを取出す。取出した点の中点候補をPとする(ステ
ップ43)。
間でマッチングをとって、シンボルの中点候補をとり出
す。マッチング方法は例えばヒストグラムの正規化を行
って、認識辞書(シンボルが理想的に書かれていた時の
ヒストグラム)とあるしきい値以上でマッチングすると
ころを取出す。取出した点の中点候補をPとする(ステ
ップ43)。
【0049】今度はPを通りQA1 に垂直な中心線S,
Tを引き、ステップ42,43をくり返して、シンボル
の中心、大きさ、種別を同定する(ステップ44)。こ
の様な方法でシンボル認識すると、シンボルの大きさに
よるバラツキや一部分の途切れに対しても、シンボルの
認識が可能となる。
Tを引き、ステップ42,43をくり返して、シンボル
の中心、大きさ、種別を同定する(ステップ44)。こ
の様な方法でシンボル認識すると、シンボルの大きさに
よるバラツキや一部分の途切れに対しても、シンボルの
認識が可能となる。
【0050】次に複数線が組合わさって構成される複合
線図形の認識の場合であるが、これは複合線図形認識プ
ログラム22が行う。その動作を図11のフローチャー
トをもとに説明する。図12(a)に示すような複数の
線で構成される複合線図形を認識するため、オペレータ
により、複合線図形を対象とすることと、ディスプレイ
装置12上に表示されている図面中の複合線図形の端の
点(点D,点F)や線の曲点(点E)の付近が指示され
る。
線図形の認識の場合であるが、これは複合線図形認識プ
ログラム22が行う。その動作を図11のフローチャー
トをもとに説明する。図12(a)に示すような複数の
線で構成される複合線図形を認識するため、オペレータ
により、複合線図形を対象とすることと、ディスプレイ
装置12上に表示されている図面中の複合線図形の端の
点(点D,点F)や線の曲点(点E)の付近が指示され
る。
【0051】すると図12(b)に示すように、指示さ
れた位置の線分DE,EF上にラフスケッチの線を生成
する(ステップ51)。次に図13(a)に示すように
各ラフスケッチの線分、例えばDEに対し、点Dを通り
DEに垂直な線分D1 DN と、点Eを通りDEに垂直な
線分E1 EN を発生する(ステップ52)。
れた位置の線分DE,EF上にラフスケッチの線を生成
する(ステップ51)。次に図13(a)に示すように
各ラフスケッチの線分、例えばDEに対し、点Dを通り
DEに垂直な線分D1 DN と、点Eを通りDEに垂直な
線分E1 EN を発生する(ステップ52)。
【0052】次にD1 DN ,E1 EN に対し、等間隔に
点をとり、端点候補D1 ,D2 ,…,DN ,E1 ,E
2 ,…,EN を発生させる(ステップ53)。次に図1
3(b)に示すようにあらゆる端点Dl (l=1,…,
n)とEk (k=1,…,n)との間を結ぶサンプリン
グ線Dl Ek を発生させる。例えばD1 E1 に平行なサ
ンプリング線はn本存在し、D3 E1 に平行なサンプリ
ング線はn−2本存在する。
点をとり、端点候補D1 ,D2 ,…,DN ,E1 ,E
2 ,…,EN を発生させる(ステップ53)。次に図1
3(b)に示すようにあらゆる端点Dl (l=1,…,
n)とEk (k=1,…,n)との間を結ぶサンプリン
グ線Dl Ek を発生させる。例えばD1 E1 に平行なサ
ンプリング線はn本存在し、D3 E1 に平行なサンプリ
ング線はn−2本存在する。
【0053】そして、図13(c)に示すように各サン
プリング線の線分Dl Ek (l,k=1,…,n)上に
等間隔にサンプリング点を発生させ、各サンプリング点
の図面上のイメージの点が黒の値のものをカウントする
(ステップ54)。各サンプリング線の黒の値の点の総
和が最も大きい2本の平行線をとり出し、図13(d)
に示すようなサンプリング線Sを外郭線とする。但し、
2本の平行線の距離は複合線図形の幅に近いものを採用
する(ステップ55)。
プリング線の線分Dl Ek (l,k=1,…,n)上に
等間隔にサンプリング点を発生させ、各サンプリング点
の図面上のイメージの点が黒の値のものをカウントする
(ステップ54)。各サンプリング線の黒の値の点の総
和が最も大きい2本の平行線をとり出し、図13(d)
に示すようなサンプリング線Sを外郭線とする。但し、
2本の平行線の距離は複合線図形の幅に近いものを採用
する(ステップ55)。
【0054】そして抽出された外郭線の内側の黒の値の
分布より、複合線の種別を判別する。これは例えば、外
郭線とその内側のサンプリング線の黒の値により、2本
線であるとか、図13に示す複合図形であるとかの区別
は可能である(ステップ56)。
分布より、複合線の種別を判別する。これは例えば、外
郭線とその内側のサンプリング線の黒の値により、2本
線であるとか、図13に示す複合図形であるとかの区別
は可能である(ステップ56)。
【0055】このような処理をラフスケッチ各線に対し
行い、複合線図形の種別、位置、形状を出力する(ステ
ップ57)。
行い、複合線図形の種別、位置、形状を出力する(ステ
ップ57)。
【0056】なお、前に述べた方法と同様にして、図1
7(b)に示すような二重丸のシンボルとその間をつな
ぐ複合線図形を認識することができる。
7(b)に示すような二重丸のシンボルとその間をつな
ぐ複合線図形を認識することができる。
【0057】次に、図面中に存在するシンボルの認識の
場合、概略図形指示プログラム13aで「シンボル」が
選ばれ、概略位置指示プログラム13bで1つのシンボ
ルに対し、指示された図面上の概略の位置の座標を取り
出す。線図形モデル生成プログラム16では、これらの
種別と位置の情報をそのまま線図形認識プログラム17
へ送り、これをもとに孤立シンボル認識プログラム24
がシンボルの認識を行う。この動作を図14のフローチ
ャートをもとに説明する。
場合、概略図形指示プログラム13aで「シンボル」が
選ばれ、概略位置指示プログラム13bで1つのシンボ
ルに対し、指示された図面上の概略の位置の座標を取り
出す。線図形モデル生成プログラム16では、これらの
種別と位置の情報をそのまま線図形認識プログラム17
へ送り、これをもとに孤立シンボル認識プログラム24
がシンボルの認識を行う。この動作を図14のフローチ
ャートをもとに説明する。
【0058】図15(a)に示すようなシンボルに対
し、オペレータが指示した概略の位置を点Fとする。ま
ず、点Fを中心とした矩形エリアK1 、K2 、K3 、K
4 を元の図面のイメージデータから取り出す(ステップ
61)。次に領域K1 、K2 、K3 、K4 の内部の黒画
素、白画素毎に連結した領域に対し、ラベルをつけ、連
結領域を抽出する。図15(b)では、白画素の連結領
域としてL1 〜L5 の連結領域が抽出される。この時、
矩形領域の外周に接している領域L4 、L5 は除く。図
15(b)では、白画素の連結領域5つの内L1、L
2 、L3 が取り出される(ステップ62)。取り出され
た各連結領域L1 、L2 、L3 に対し、幾何学的な特徴
量を算出する。例えば、領域の面積、形状、周囲長、領
域間の位置関係等を求める(ステップ63)。算出され
た特徴量と、予め登録されたシンボル毎の特徴量の認識
辞書20とをマッチングして、シンボルの種別、中心、
傾きを確定する(ステップ64)。
し、オペレータが指示した概略の位置を点Fとする。ま
ず、点Fを中心とした矩形エリアK1 、K2 、K3 、K
4 を元の図面のイメージデータから取り出す(ステップ
61)。次に領域K1 、K2 、K3 、K4 の内部の黒画
素、白画素毎に連結した領域に対し、ラベルをつけ、連
結領域を抽出する。図15(b)では、白画素の連結領
域としてL1 〜L5 の連結領域が抽出される。この時、
矩形領域の外周に接している領域L4 、L5 は除く。図
15(b)では、白画素の連結領域5つの内L1、L
2 、L3 が取り出される(ステップ62)。取り出され
た各連結領域L1 、L2 、L3 に対し、幾何学的な特徴
量を算出する。例えば、領域の面積、形状、周囲長、領
域間の位置関係等を求める(ステップ63)。算出され
た特徴量と、予め登録されたシンボル毎の特徴量の認識
辞書20とをマッチングして、シンボルの種別、中心、
傾きを確定する(ステップ64)。
【0059】なお、オペレータが概略種別を選択する
際、「シンボル」と選択するのに加えて、例えば「円
形」を選ぶと、認識対象シンボルの候補範囲をせばめ
て、より正確な認識が可能になる。たとえば、図15に
示すようなシンボル例においては、白画素の連結領域L
1 が「円形」の「シンボル」として抽出されることにな
る。
際、「シンボル」と選択するのに加えて、例えば「円
形」を選ぶと、認識対象シンボルの候補範囲をせばめ
て、より正確な認識が可能になる。たとえば、図15に
示すようなシンボル例においては、白画素の連結領域L
1 が「円形」の「シンボル」として抽出されることにな
る。
【0060】このように、孤立シンボル認識プログラム
24は、図面中の孤立したシンボルを認識するときに、
上記概略位置指示プログラム13bにより指示されたシ
ンボルの概略位置の情報により、それらの近傍エリアの
イメージデータを取り出し、イメージデータ中の黒画素
や白画素が形成する領域の大きさや形状等の特徴量を算
出し、認識辞書20をマッチングすることにより、孤立
シンボルの種別と位置と傾きを認識する。
24は、図面中の孤立したシンボルを認識するときに、
上記概略位置指示プログラム13bにより指示されたシ
ンボルの概略位置の情報により、それらの近傍エリアの
イメージデータを取り出し、イメージデータ中の黒画素
や白画素が形成する領域の大きさや形状等の特徴量を算
出し、認識辞書20をマッチングすることにより、孤立
シンボルの種別と位置と傾きを認識する。
【0061】次に、図面中に存在する文字列の認識の場
合は、概略図形指示プログラム13aで「文字」が選ば
れ、概略位置指示プログラム13bで、1つの文字列に
対して、指示された図面上の概略の位置の座標を取り出
す。線図形モデル生成プログラム16では、これらの種
別と位置の情報をそのまま線図形認識プログラム17へ
送り、これをもとに文字列認識プログラム25が文字列
の認識を行う。
合は、概略図形指示プログラム13aで「文字」が選ば
れ、概略位置指示プログラム13bで、1つの文字列に
対して、指示された図面上の概略の位置の座標を取り出
す。線図形モデル生成プログラム16では、これらの種
別と位置の情報をそのまま線図形認識プログラム17へ
送り、これをもとに文字列認識プログラム25が文字列
の認識を行う。
【0062】この動作を図16をもとに説明する。図1
6(a)に示すような文字列に対し、オペレータが指示
した概略の位置を点Gとする。孤立シンボルの認識の時
と同様に点Gを中心とした矩形エリアK5、K6 、K
7 、K8 を元の図面のイメージデータから取り出す。次
に図16(b)に示すように領域K5 、K6 、K7 、K
8 の内部の黒画素毎に連結領域に対し、ラベルをつけ、
連結領域を抽出する。図16では、L6 、L7 の連結領
域が抽出される。これらの連結領域L6 、L7 毎の中心
を結んで、文字列の傾きを求め、各文字列のイメージデ
ータの傾きを補正する。後は、文字列イメージを見て、
オペレータがキー入力してもよいし、各文字毎に従来の
文字認識装置にイメージデータを送って認識させてよ
い。このようにして、文字列の種類、大きさ、位置、傾
きを取り出す。
6(a)に示すような文字列に対し、オペレータが指示
した概略の位置を点Gとする。孤立シンボルの認識の時
と同様に点Gを中心とした矩形エリアK5、K6 、K
7 、K8 を元の図面のイメージデータから取り出す。次
に図16(b)に示すように領域K5 、K6 、K7 、K
8 の内部の黒画素毎に連結領域に対し、ラベルをつけ、
連結領域を抽出する。図16では、L6 、L7 の連結領
域が抽出される。これらの連結領域L6 、L7 毎の中心
を結んで、文字列の傾きを求め、各文字列のイメージデ
ータの傾きを補正する。後は、文字列イメージを見て、
オペレータがキー入力してもよいし、各文字毎に従来の
文字認識装置にイメージデータを送って認識させてよ
い。このようにして、文字列の種類、大きさ、位置、傾
きを取り出す。
【0063】このように、文字列認識プログラム25
は、図面中の文字列を認識するときに、上記概略位置指
示手段により指示された文字列の概略位置の情報によ
り、それらの近傍エリアのイメージデータ中の黒画素の
連結領域を抽出することにより、文字列を構成するイメ
ージデータを取り出し、文字列の種類、大きさ、位置、
傾きを認識する。
は、図面中の文字列を認識するときに、上記概略位置指
示手段により指示された文字列の概略位置の情報によ
り、それらの近傍エリアのイメージデータ中の黒画素の
連結領域を抽出することにより、文字列を構成するイメ
ージデータを取り出し、文字列の種類、大きさ、位置、
傾きを認識する。
【0064】次に、認識結果表示プログラム18及び対
話修正プログラム19の動作について説明する。認識結
果表示プログラム18は認識した線図形、シンボル、文
字列をディスプレイ装置12上に表示された図面のイメ
ージデータに重ねて提示する。この時、下絵となるイメ
ージデータの中の認識した線図形、シンボル、文字列の
消去範囲も同時に表示する。対話修正プログラム19
は、認識結果の線図形やシンボル文字の種別、位置、形
状等の修正を行う。指定した種別に変更する以外に、認
識の際に最もマッチしたものから順に提示し、オペレー
タの指示を仰ぐこともできる。また、線図形の位置や形
状の誤りを修正するのに、誤り区間を指示して、その区
間に対し、ステップ32以降の処理を行うことにより、
少ないオペレーションで訂正可能となる。
話修正プログラム19の動作について説明する。認識結
果表示プログラム18は認識した線図形、シンボル、文
字列をディスプレイ装置12上に表示された図面のイメ
ージデータに重ねて提示する。この時、下絵となるイメ
ージデータの中の認識した線図形、シンボル、文字列の
消去範囲も同時に表示する。対話修正プログラム19
は、認識結果の線図形やシンボル文字の種別、位置、形
状等の修正を行う。指定した種別に変更する以外に、認
識の際に最もマッチしたものから順に提示し、オペレー
タの指示を仰ぐこともできる。また、線図形の位置や形
状の誤りを修正するのに、誤り区間を指示して、その区
間に対し、ステップ32以降の処理を行うことにより、
少ないオペレーションで訂正可能となる。
【0065】認識した線図形のイメージデータをもとの
図面から消去して背景図を得る動作を図17により説明
する。まず認識された(即ちコード化された)線図形を
イメージデータ60に変換し、線の太さだけ太めた部分
61を得る。そして、この部分61内のイメージデータ
を消去することによりイメージデータ62が消去できる
(図17(a))。複合線図形の場合は認識した外郭線
より外郭線の長方形エリアを消去する(図17
(b))。シンボルはシンボルの大きさ、形と中心位置
の情報から図面のイメージデータを消去する。
図面から消去して背景図を得る動作を図17により説明
する。まず認識された(即ちコード化された)線図形を
イメージデータ60に変換し、線の太さだけ太めた部分
61を得る。そして、この部分61内のイメージデータ
を消去することによりイメージデータ62が消去できる
(図17(a))。複合線図形の場合は認識した外郭線
より外郭線の長方形エリアを消去する(図17
(b))。シンボルはシンボルの大きさ、形と中心位置
の情報から図面のイメージデータを消去する。
【0066】また、図1及び図2の実施例において、図
18のような線図形を認識する際、1回目のオペレータ
の指示でP1 P2 P3 線図形が認識され、2回目のオペ
レータの指示でP4 P2 P5 (P2 のシンボルは除かれ
る)の線図形が認識されるが、2回目の認識が終了した
際にこれら2つのデータが自動的にマージされ、ひとま
とまりのデータが作成される。
18のような線図形を認識する際、1回目のオペレータ
の指示でP1 P2 P3 線図形が認識され、2回目のオペ
レータの指示でP4 P2 P5 (P2 のシンボルは除かれ
る)の線図形が認識されるが、2回目の認識が終了した
際にこれら2つのデータが自動的にマージされ、ひとま
とまりのデータが作成される。
【0067】また、概略位置指示の方法は、認識したい
1つの対象を指示して、認識結果を得る以外に以下のよ
うな指示もできる。例えば、認識した複数の対象に対し
て、オペレータは概略位置の指示のみを最初に複数回行
って、その情報を図形毎に記憶しておく。認識実行命令
を選択すると、複数の対象に対して、線図形モデル生成
プログラム16から認識結果表示プログラム18までを
複数のプロセスとしてバックグラウンド処理させてお
き、認識が終了したものから、対話修正プログラム19
により、修正作業を行う。
1つの対象を指示して、認識結果を得る以外に以下のよ
うな指示もできる。例えば、認識した複数の対象に対し
て、オペレータは概略位置の指示のみを最初に複数回行
って、その情報を図形毎に記憶しておく。認識実行命令
を選択すると、複数の対象に対して、線図形モデル生成
プログラム16から認識結果表示プログラム18までを
複数のプロセスとしてバックグラウンド処理させてお
き、認識が終了したものから、対話修正プログラム19
により、修正作業を行う。
【0068】このように、この例は概略位置指示プログ
ラム13aは、入力された概略の位置を認識対象となる
図形毎に記憶しておき、認識実行命令が選択されると、
図面認識プログラム14がそれまで記憶されていた概略
の位置の情報をもとに複数の対象に対し、一度に認識を
行うことを特徴とする。
ラム13aは、入力された概略の位置を認識対象となる
図形毎に記憶しておき、認識実行命令が選択されると、
図面認識プログラム14がそれまで記憶されていた概略
の位置の情報をもとに複数の対象に対し、一度に認識を
行うことを特徴とする。
【0069】また、別の例としてオペレータが線図形や
シンボル、文字列の概略位置を指示すると同時に、コン
ピュータ側で線図形モデル生成プログラムから認識結果
表示プログラムまでを1つのプロセスとして、実行する
こともできる。オペレータは画面上で次々と認識対象の
概略位置を指示すると、指示の順番に認識結果が表示さ
れていく。
シンボル、文字列の概略位置を指示すると同時に、コン
ピュータ側で線図形モデル生成プログラムから認識結果
表示プログラムまでを1つのプロセスとして、実行する
こともできる。オペレータは画面上で次々と認識対象の
概略位置を指示すると、指示の順番に認識結果が表示さ
れていく。
【0070】このように、この例は概略位置指示プログ
ラム13aは入力された概略の位置を連続的に指示する
と同時に、図面認識プログラム14がその情報をもとに
次々に対象を認識していくことを特徴とする。これらの
手法を用いることにより図面中の図形入力時間の短縮が
図れる。
ラム13aは入力された概略の位置を連続的に指示する
と同時に、図面認識プログラム14がその情報をもとに
次々に対象を認識していくことを特徴とする。これらの
手法を用いることにより図面中の図形入力時間の短縮が
図れる。
【0071】ここで、たとえば非常に長い図面や大きな
図面を複数に切って、イメージリーダから別々に入力し
た場合、切った境界上にある線図形やシンボルを認識す
るには、線図形やシンボルを構成する線をつないで認識
するのが従来は非常にむずかしかったが、この発明によ
れば、イメージデータだけからシンボルや線図形を認識
しているので、イメージデータとして、図面間をつなぎ
さえすれば、図面間の境界上のシンボルや線図形であっ
ても、境界にまたがったイメージデータを読出してき
て、認識することが可能である。
図面を複数に切って、イメージリーダから別々に入力し
た場合、切った境界上にある線図形やシンボルを認識す
るには、線図形やシンボルを構成する線をつないで認識
するのが従来は非常にむずかしかったが、この発明によ
れば、イメージデータだけからシンボルや線図形を認識
しているので、イメージデータとして、図面間をつなぎ
さえすれば、図面間の境界上のシンボルや線図形であっ
ても、境界にまたがったイメージデータを読出してき
て、認識することが可能である。
【0072】次に、請求項2に示す発明の一実施例を図
について説明する。図19において、11は紙等に描か
れた図面をイメージデータとして入力する画像入力手段
としてのイメージリーダ、12はオペレータに図面を提
示する図面表示手段としてのディスプレイ装置、13は
オペレータが認識したい図形の概略の種類を指示する概
略図形指示プログラム13aと、オペレータが認識した
い図形(認識図形)の図面上での概略位置や概略形状を
指示する概略位置指示プログラム13bとに入力するた
めのマウス又はタブレット、14は図面認識プログラ
ム、16はオペレータから指示された概略の図形種別と
概略の位置、形状から図形の認識を行うための線図形モ
デル(ラフスケッチ)を生成する線図形モデル生成プロ
グラム、17はイメージリーダ11から入力された図面
のイメージデータとラフスケッチとのマッチングを行う
線図形認識プログラム、20は線図形を認識するための
特徴が記録されている認識辞書、18はディスプレイ装
置に上に表示された図面のイメージデータに認識結果を
重ね表示して提示する認識結果表示プログラム、19は
認識結果を修正したり、認識した図形を図面のイメージ
データから取除いて背景図面を作成する対話修正プログ
ラム、65は背景図面のイメージデータをベクトル化し
て蓄積するベクトル化プログラム、15は上記決定され
た認識結果図面を出力する認識結果出力手段としての図
面プロッタである。線図形認識プログラム17の構成は
図2と同様である。
について説明する。図19において、11は紙等に描か
れた図面をイメージデータとして入力する画像入力手段
としてのイメージリーダ、12はオペレータに図面を提
示する図面表示手段としてのディスプレイ装置、13は
オペレータが認識したい図形の概略の種類を指示する概
略図形指示プログラム13aと、オペレータが認識した
い図形(認識図形)の図面上での概略位置や概略形状を
指示する概略位置指示プログラム13bとに入力するた
めのマウス又はタブレット、14は図面認識プログラ
ム、16はオペレータから指示された概略の図形種別と
概略の位置、形状から図形の認識を行うための線図形モ
デル(ラフスケッチ)を生成する線図形モデル生成プロ
グラム、17はイメージリーダ11から入力された図面
のイメージデータとラフスケッチとのマッチングを行う
線図形認識プログラム、20は線図形を認識するための
特徴が記録されている認識辞書、18はディスプレイ装
置に上に表示された図面のイメージデータに認識結果を
重ね表示して提示する認識結果表示プログラム、19は
認識結果を修正したり、認識した図形を図面のイメージ
データから取除いて背景図面を作成する対話修正プログ
ラム、65は背景図面のイメージデータをベクトル化し
て蓄積するベクトル化プログラム、15は上記決定され
た認識結果図面を出力する認識結果出力手段としての図
面プロッタである。線図形認識プログラム17の構成は
図2と同様である。
【0073】次に、この図面認識装置の動作を説明す
る。まず、図形の認識及び認識結果の表示、対話修正ま
では図1の実施例と同様にして行われる。次にベクトル
化プログラム65は、認識した線図形のイメージデータ
から消去して得られた背景図のイメージデータ(図20
(a))に対し、黒画素のイメージデータの中心点をと
り出す細線化処理を行い(図20(b))、それらの中
心点を、例えば、n点おきに直線で近似して(図20
(c))、ベクトル化処理を施し、ベクトルデータとし
て、蓄積する。
る。まず、図形の認識及び認識結果の表示、対話修正ま
では図1の実施例と同様にして行われる。次にベクトル
化プログラム65は、認識した線図形のイメージデータ
から消去して得られた背景図のイメージデータ(図20
(a))に対し、黒画素のイメージデータの中心点をと
り出す細線化処理を行い(図20(b))、それらの中
心点を、例えば、n点おきに直線で近似して(図20
(c))、ベクトル化処理を施し、ベクトルデータとし
て、蓄積する。
【0074】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、概略図形指示手段、概略位置指示手段、線図形モデ
ル生成手段、線図形認識手段を備えて構成したので、図
形どおしの重なりの多い図面や、度重なるコピーにより
劣化して、途切れの多い図形のある図面を認識すること
ができるという効果がある。
ば、概略図形指示手段、概略位置指示手段、線図形モデ
ル生成手段、線図形認識手段を備えて構成したので、図
形どおしの重なりの多い図面や、度重なるコピーにより
劣化して、途切れの多い図形のある図面を認識すること
ができるという効果がある。
【0075】また、請求項2記載の発明によれば、概略
図形指示手段、概略位置指示手段、線図形モデル生成手
段、線図形認識手段、ベクトル化手段を備えて構成した
ので、請求項1記載の発明の効果に加えて認識した図形
以外の背景図のデータ量を減らすことができ、認識した
図形と背景図を重ね表示する際、高速に表示できるとい
う効果がある。
図形指示手段、概略位置指示手段、線図形モデル生成手
段、線図形認識手段、ベクトル化手段を備えて構成した
ので、請求項1記載の発明の効果に加えて認識した図形
以外の背景図のデータ量を減らすことができ、認識した
図形と背景図を重ね表示する際、高速に表示できるとい
う効果がある。
【0076】また、請求項3記載の発明によれば、単純
線図形認識手段を備えることにより、直線以外に破線や
鎖線が他の図形と重なって書かれても認識できるという
効果がある。
線図形認識手段を備えることにより、直線以外に破線や
鎖線が他の図形と重なって書かれても認識できるという
効果がある。
【0077】また、請求項4記載の発明によれば、シン
ボル認識手段を備えることにより、線図形に接続するシ
ンボルも合わせて少ないオペレーションで認識できると
いう効果がある。
ボル認識手段を備えることにより、線図形に接続するシ
ンボルも合わせて少ないオペレーションで認識できると
いう効果がある。
【0078】また、請求項5記載の発明によれば、複合
線図形認識手段を備えることにより、複数の線からなる
複合線図形が他の図形と重なって書かれても、少ないオ
ペレーション数で認識できるという効果がある。
線図形認識手段を備えることにより、複数の線からなる
複合線図形が他の図形と重なって書かれても、少ないオ
ペレーション数で認識できるという効果がある。
【0079】また、請求項6記載の発明によれば、孤立
シンボル認識手段を備えることにより、図面中の孤立シ
ンボル少ないオペレーションで、認識できるという効果
がある。
シンボル認識手段を備えることにより、図面中の孤立シ
ンボル少ないオペレーションで、認識できるという効果
がある。
【0080】また、請求項7記載の発明によれば、文字
列認識手段を備えることにより、図面中の文字列を少な
いオペレーションで入力できるという効果がある。
列認識手段を備えることにより、図面中の文字列を少な
いオペレーションで入力できるという効果がある。
【0081】また、請求項8記載の発明によれば、概略
位置指示手段を備えることにより、複数の対象を一度に
認識できるため、短い時間で図面を入力できるという効
果がある。
位置指示手段を備えることにより、複数の対象を一度に
認識できるため、短い時間で図面を入力できるという効
果がある。
【0082】また、請求項9記載の発明によれば、概略
位置指示手段を備えることにより、図面中の対象を連続
的に認識できるため、短い時間で図面を入力できるとい
う効果がある。
位置指示手段を備えることにより、図面中の対象を連続
的に認識できるため、短い時間で図面を入力できるとい
う効果がある。
【図1】請求項1の発明の実施例における図面認識装置
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図2】線図形認識手段の詳細を示すブロック図であ
る。
る。
【図3】認識対象となる図面の例を示す説明図である。
【図4】図面認識装置における線図形を認識する動作を
示すフローチャート図である。
示すフローチャート図である。
【図5】図面に対し、概略位置の指示方法を示す説明図
である。
である。
【図6】線図形を認識する際の動作を説明する説明図で
ある。
ある。
【図7】線図形を認識した際の詳細近似又は整形結果を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図8】線図形にシンボルが接続した場合の説明図であ
る。
る。
【図9】シンボル認識の説明図である。
【図10】シンボル認識の動作を示すフローチャート図
である。
である。
【図11】複合線図形を認識するための動作を示すフロ
ーチャート図である。
ーチャート図である。
【図12】複合線図形とその指示方法を示す説明図であ
る。
る。
【図13】複合線図形認識の説明図である。
【図14】図面認識装置における孤立シンボルを認識す
る動作を示すフローチャート図である。
る動作を示すフローチャート図である。
【図15】孤立シンボルを認識する際の動作を説明する
説明図である。
説明図である。
【図16】文字列を認識する際の動作を説明する説明図
である。
である。
【図17】背景図面作成の際のイメージの消去を示す説
明図である。
明図である。
【図18】複数指示したデータを統合することを説明し
た説明図である。
た説明図である。
【図19】請求項2の発明の実施例における図面認識装
置の構成を示すブロック図である。
置の構成を示すブロック図である。
【図20】背景図のイメージデータをベクトル化する方
法を示す説明図である。
法を示す説明図である。
【図21】従来の図面認識装置の構成を示すブロック図
である。
である。
【図22】従来の図面認識装置の動作を示す説明図であ
る。
る。
11 イメージリーダ 12 ディスプレイ装置 13 マウス又はタブレット 13a 概略図形指示プログラム 13b 概略位置指示プログラム 15 図面プロッタ 16 線図形モデル生成プログラム 17 線図形認識プログラム 18 認識結果表示プログラム 19 対話修正プログラム 21 単純線図形認識プログラム 22 複合線図形認識プログラム 23 シンボル認識プログラム 24 孤立シンボル認識プログラム 25 文字列認識プログラム 65 ベクトル化プログラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西川 忠司 鎌倉市大船五丁目1番1号 三菱電機株 式会社 情報電子研究所内 (56)参考文献 鎌田靖彦編 日刊工業新聞社刊 「地 図情報システム入門」 16−17頁 「3 対話型(半自動)入力システム」 情報処理学会第33回全国大会講演論文 集(▲II▼) 1487−1488頁 4N− 5 鈴木智ほか 「地図認識入力システ ムMARIS −知的会話処理−」
Claims (9)
- 【請求項1】 図面を認識して図面の情報を計算機に入
力する図面認識装置において、図面中の認識図形の概略
種別を指示する概略図形指示手段と、認識図形の概略位
置を指示する概略位置指示手段と、上記概略図形指示手
段、概略位置指示手段からの概略種別と概略位置の指示
にもとづいて、線図形モデルを生成する線図形モデル生
成手段と、図面中の認識図形と上記線図形モデルとをマ
ッチングして図形を認識し図形情報を出力する線図形認
識手段とを備えたことを特徴とする図面認識装置。 - 【請求項2】 図面を認識して図面の情報を計算機に入
力する図面認識装置において、図面中の認識図形の概略
種別を指示する概略図形指示手段と、認識図形の概略位
置を指示する概略位置指示手段と、上記概略図形指示手
段、概略位置指示手段からの概略種別と概略位置の指示
にもとづいて、線図形モデルを生成する線図形モデル生
成手段と、図面中の認識図形と上記線図形モデルとをマ
ッチングして図形を認識し図形情報を出力する線図形認
識手段と、認識対象外である図面中の背景のイメージデ
ータをベクトル化して蓄積するベクトル化手段とを備え
たことを特徴とする図面認識装置。 - 【請求項3】 線図形認識手段において、図面中の認識
図形に基づいて線図形モデルの位置を近似させながらそ
の位置を修正し、修正された線図形モデルから認識図形
を認識する単純線図形認識手段を備えたことを特徴とす
る請求項1又は2記載の図面認識装置。 - 【請求項4】 線図形認識手段において、図面中の線や
複合線に接続するシンボルを認識するときに、上記概略
位置指示手段より指示されたシンボルの概略位置と認識
された線の図形の位置の情報より、それらの近傍エリア
のイメージデータの画素の分布をもとに、シンボルを認
識するシンボル認識手段を備えたことを特徴とする請求
項1又は2記載の図面認識装置。 - 【請求項5】 線図形認識手段において、図面中の認識
図形と線図形モデルとから認識対象の複合線図形を構成
するイメージデータの外郭線を抽出し、この外郭線内の
イメージデータの画素の分布をもとに複合線図形を認識
する複合線図形認識手段を備えたことを特徴とする請求
項1又は2記載の図面認識装置。 - 【請求項6】 上記線図形認識手段は、シンボルの種類
毎に予め算出した特徴量を蓄積する認識辞書を備え、線
図形認識手段において、図面中の孤立したシンボルを認
識する場合に、上記概略位置指示手段により指示された
シンボルの概略位置の情報により、その近傍エリアのイ
メージデータを取り出し、イメージデータ中の画素が形
成する領域の所定の特徴量を算出し、上記認識辞書とマ
ッチングすることにより、孤立シンボルを認識する孤立
シンボル認識手段を備えたことを特徴とする請求項1又
は2記載の図面認識装置。 - 【請求項7】 線図形認識手段において、図面中の文字
列を認識する場合に、上記概略位置指示手段により指示
された文字列の概略位置の情報により、その近傍エリア
のイメージデータを取り出し、イメージデータ中の画素
の連結領域を抽出することにより、文字列を認識する文
字列認識手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2
記載の図面認識装置。 - 【請求項8】 概略位置指示手段は、入力した概略の位
置を認識対象となる図形毎に記憶しておき、線図形認識
手段は、概略位置指示手段により記憶された概略の位置
の情報をもとに、複数の対象に対し一度に認識を行うこ
とを特徴とする請求項1又は2記載の図面認識装置。 - 【請求項9】 概略位置指示手段は、概略の位置を連続
して指示するとともに、線図形認識手段は、概略位置指
示手段により指示された位置情報をもとに順次対象を認
識していくことを特徴とする請求項1又は2記載の図面
認識装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4235717A JP2722962B2 (ja) | 1991-09-26 | 1992-09-03 | 図面認識装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24770091 | 1991-09-26 | ||
JP3-247700 | 1991-09-26 | ||
JP4235717A JP2722962B2 (ja) | 1991-09-26 | 1992-09-03 | 図面認識装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05197771A JPH05197771A (ja) | 1993-08-06 |
JP2722962B2 true JP2722962B2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=26532284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4235717A Expired - Fee Related JP2722962B2 (ja) | 1991-09-26 | 1992-09-03 | 図面認識装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2722962B2 (ja) |
-
1992
- 1992-09-03 JP JP4235717A patent/JP2722962B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (2)
Title |
---|
情報処理学会第33回全国大会講演論文集(▲II▼) 1487−1488頁 4N−5 鈴木智ほか 「地図認識入力システムMARIS −知的会話処理−」 |
鎌田靖彦編 日刊工業新聞社刊 「地図情報システム入門」 16−17頁 「3 対話型(半自動)入力システム」 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05197771A (ja) | 1993-08-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |