JP2932193B2 - 図形処理装置 - Google Patents

図形処理装置

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JP2932193B2 JP1291749A JP29174989A JP2932193B2 JP 2932193 B2 JP2932193 B2 JP 2932193B2 JP 1291749 A JP1291749 A JP 1291749A JP 29174989 A JP29174989 A JP 29174989A JP 2932193 B2 JP2932193 B2 JP 2932193B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、図形処理装置に関し、特に、図形操作を行
うCAD(設計支援計算機)装置等の図形処理装置におい
て、操作を行う図形に対して参照する画像の特徴点を抽
出して、図形操作のための制御点とすることができる画
像特徴点認識機能を備えた図形処理装置に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来から、紙に描かれた図面を図形処理システムへ入
力する入力方法としては、まず、図面をイメージスキャ
ナなどにより画像データとして入力し、その画像データ
を図形処理システムで画面に表示した後、操作者が画面
上の画像データを見ながら、ポインテングデバイス等を
用いて手入力によりトレースして入力する方法が一般的
に行われる。
例えば、特開昭62−269276号公報に記載の会話型図形
入力方式は、図面をスキャナを用いて一旦計算機にイメ
ージデータとして入力し、そのイメージデータと、中心
線イメージデータとをディスプレイ画面に重畳表示し、
ディスプレイ上で図形を形成する上での必要位置を座標
指示器で指示することにより、図形をベクトルデータと
して入力するようにしたものである。
このように、例えば、イメージデータ(画像データ)
をベクトルデータなどの図形データに変換する場合、線
画像の中心(中心線)の中心データを求め、中心データ
のうちから図形を形成する上で必要な画像の特徴点であ
る端点,分岐点,角部点などのデータを選択して入力し
ている。この場合、特徴点の入力を行うため、表示画面
上に中心データと画像データとを重ねて表示し、特徴点
の入力を行うようにしている。このため、表示画面が繁
雑になって、操作者が必要な画像の特徴点データの選択
操作を能率よく行えない。
例えば、第5図に示すような「」型の図形の特徴を
示す特徴点(角部点)である点52を得て、画像データを
ベクトルデータの図形データとする場合、画像データ50
から中心点データ51を求め、この画像データ50と中心点
データ51の双方を表示し、その中心点データ51のうちか
ら選択を行い、例えば、角部点の特徴点として点52を指
示して、図形データの入力を行うようにしていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前述したような図形データ(ベクトル
データ)の入力を行う図形操作方法では、まず、図面を
画像データとして入力し、中心点データを求めるという
手順が必要である。更に、その後に特徴点を指示するた
め、表示画面上で手入力により、点52を選択するという
ように2回の操作が必要となる。このように、操作者が
図形データを得るための操作が複雑となる上に、手入力
により入力を行うため正確に特徴点を指示することがで
きない場合があり、入力した図形データに誤差が生ずる
という問題点があった。
本発明は、前記問題点を解決するためになされたもの
であり、本発明の目的は、図形操作のために入力する制
御点として、任意に入力された入力点から該入力点の近
傍にある参照画像の適当な特徴点を抽出して、図形操作
のための制御点とすることができる画像特徴点認識機能
を備えた図形処理装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明の図形処理装置
は、画像データを格納する画像データ格納手段と、図形
データを格納する図形データ格納手段と、入力点の座標
を入力する座標入力手段と、画像データおよび図形デー
タを表示する表示手段と、図形操作のための制御点を入
力する制御点入力手段と、制御点の指示により画像デー
タを参照して、画像データおよび図形データを操作し、
図形処理を行う図形操作処理手段と、入力した入力点に
対し、該入力点の近傍に判定領域を設定し、該判定領域
内の画像を検出して画像の追跡を行い、該判定領域内で
の画像の連続方向の状態により画像の特徴点を判定し、
制御点として前記制御点入力手段に与える画像特徴点認
識手段とを備えたことを特徴とする。
また、前記画像特徴点認識手段は、図形操作のための
制御点として入力した入力点に対し、該入力点の近傍の
所定領域を設定し、該所定領域を走査して画像を検出
し、画像を検出した点を中心とした所定の判定領域を設
定し、該検出した点から画像を追跡して、判定領域内で
の画像の連続方向の状態により画像の特徴点を抽出し、
制御点として前記制御点入力手段に与える処理を行うこ
とを特徴とする。
〔作用〕
本発明の図形処理装置においては、画像特徴点認識手
段が備えられ、この画像特徴点認識手段は、図形操作の
ための制御点として入力した入力点に対し、該入力点の
近傍の所定領域を設定し、該所定領域を走査して画像を
検出し、画像を検出した点を中心とした所定の判定領域
を設定し、該検出した点から画像を追跡して、判定領域
内での画像の連続方向の状態により画像の特徴点を抽出
し、制御点として前記制御点入力手段に与える処理を行
う。
すなわち、座標入力デバイス等によって、制御点を得
るための点が入力点として入力された時、該入力点に対
し、入力点の近傍の所定領域を設定し、該所定領域の画
像データを走査して画像を検出し、画像を検出した点を
中心とした所定の判定領域を設定し、該検出した点から
画像を追跡して、判定領域内での画像の連続方向の状態
により画像の特徴点を抽出し、制御点として前記制御点
入力手段に与える処理を行う。画像の特徴点の抽出で
は、例えば、判定領域の範囲内で画像が線状に連続して
いる方向に画像の追跡を行い、最初に画像を検出した位
置(検出した点)から追跡して画像の不連続点を検出し
た場合、該不連続点を端点の特徴点とする。また、画像
の連続方向が複数方向に分岐している点を検出した場合
は、検出した分岐している点を特徴点とする。この特徴
点は分岐点の特徴点である。更にまた、画像の連続方向
が変化している変化点を検出した場合には、該変化点を
角部点の特徴点とする。
このように、入力した入力点に対して、入力点の近傍
に所定領域を設定し、該所定領域の画像データを走査し
て画像を検出し、画像を検出した点を中心として所定の
判定領域を設定し、判定領域内での画像を追跡して特徴
点を抽出する処理を行うが、この場合、画像は検出でき
たが、判定領域を追跡しても特徴点を検出できなかった
場合、入力点に近い位置における画像の線幅の中心点を
求め、該中心点を特徴点とする。そして、特徴点が求ま
った場合、入力した入力点に替えて、求まった特徴点
を、図形操作のための制御点として制御点入力部に渡
す。
これにより、図形処理装置において、画像データを参
照して図形データの操作を行う場合、参照する画像の一
部を制御点を入力する毎に拡大することなく、従って、
表示画面をその度に切り替えることなく、不正確な制御
点指示であっても、正確に参照画像上の特徴点を検出
し、それを制御点として利用することができる。このた
め、操作者が図形操作を効率よく行うことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体的に説明
する。
第1図は、本発明の一実施例にかかる図形処理装置の
構成を示すブロック図である。この図形処理装置は、各
種の処理を行う中央処理装置11、中央処理装置11での処
理に必要なプログラムを格納するプログラムメモリ12、
図形処理のための参照される画像データ26を格納する画
像メモリ13、図形処理の対象となる図形データ25を格納
するデータメモリ14、図形操作に必要な座標位置を入力
するための座標入力デバイス15、画像データ26および図
形データ25を表示するための表示装置16から構成されて
いる。
プログラムメモリ12には、各種の図形操作を行う図形
操作処理部21を構成するプログラムが格納されており、
図形操作処理部21は、図形操作部22、制御点入力部23に
加え、画像特徴点認識部24を備えている。中央処理装置
11は、プログラムメモリ12の図形操作処理部21を構成す
るプログラムに基づいて、図形の操作を行う。図形操作
部22は、図形生成,削除,移動,複写などの図形操作を
行う基本的な処理機能を提供する部分であり、また、制
御点入力部23は、例えば、図形編集の図形操作を行う時
などに、図形指定のための点(制御点)を入力する処理
を行う処理機能を提供する部分である。画像特徴点認識
部24は、制御点入力部23の処理により、入力された入力
点の種類の分析をした後、該入力点がその近傍の画像の
特徴点と置き換える必要があると判断された場合、例え
ば、入力点を中心とした一定の範囲に画像データが存在
する場合に、処理を開始し、画像データ26の所定領域の
画像の画素の座標点(以下、画像点と略称する)を追跡
して、画像の特徴点を抽出する処理を行う。
第2a図および第2b図は、画像特徴点認識部の処理の動
作を説明する説明図である。
第2a図および第2b図を参照して説明する。図形操作を
行う場合、中央処理装置11に対して、座標入力デバイス
15から図形操作に必要な点が入力されると、中央処理装
置11は、図形操作処理部21のプログラムにしたがい、図
形操作の処理を行う。これは、まず、制御点入力部23の
処理により、入力された入力点の種類の分析をした後、
該入力点がその近傍の画像の特徴点と置き換える必要が
あると判断された場合、例えば、第2a図に示すように、
入力された入力点Sに対して、入力点Sを中心とした一
定範囲の方形領域31の内に画像データ30が存在する場合
に、画像特徴点認識部24による処理が開始される。
画像特徴点認識部24の処理では、まず、入力点Sが入
力された場合、第2a図に示すように、入力点Sを中心と
した一定範囲の方形領域31の内にある画像データ30に対
して、入力点Sから螺旋状に画像データを走査(破線矢
印方向に走査)して、画像点Pを検出することで、画像
データ30が存在することを判定する。画像点Pを検出す
ると、第2b図に示すように、次に、検出した画像点Pを
中心とした一定範囲の方形領域の判定領域範囲32を設定
する。この判定領域範囲32を、当該入力点Sの近傍の画
像の特徴点を判定する領域範囲とする。そして、判定領
域範囲32の内の画像の形状から特徴点の抽出を行う。
このようなデータ処理は、物理的には入力点の座標デ
ータから順次に処理を行い、画像メモリ13に格納されて
いる画像データ26上に所定領域を設定し、その範囲で画
像の形状を判定し、その画像の特徴点を抽出する処理で
ある。特徴点の抽出の後、中央処理装置11は、再び制御
点入力部23に処理を戻し、抽出した当該特徴点を制御点
として入力し、図形操作部22の処理で該制御点による図
形操作を行う。このような一連の処理の結果は、表示装
置16に表示され、または、データメモリ14に格納されて
いる図形データ25に反映される。
第3図は、画像特徴点認識部における処理の処理フロ
ーを示すフローチャートである。また、第4a図,第4b
図,第4c図,および第4d図は、それぞれ抽出する画像の
各種の特徴点の検出過程の一例を説明する説明図であ
る。
まず、第3図の処理フローに従って、画像特徴点認識
処理を説明する。いま、座標入力デバイス15から、図形
操作に必要な入力点Sが、図形操作処理部21の制御点入
力部23を介して、入力されたものとする。中央処理装置
11では、この入力点Sの座標データをもとに、画像特徴
点認識部24により画像特徴点認識処理を行う。画像特徴
点認識処理では、まず、ステップ101において、入力点
Sを制御点入力部23より得て、次のステップ102で、該
入力点Sに対応して、画像メモリ13に格納している画像
データ26から入力点Sの座標を中心とした一定範囲を、
該入力点Sの近傍として近傍範囲を設定する。次にステ
ップ103でこの近傍範囲を走査し画像点を判定する。そ
して、次のステップ104で画像点が検出できたか否かを
判定する。画像点が検出できなかった場合、ステップ10
5に進み、入力した該入力点Sを制御点とすべく、制御
点入力部23に渡し、画像特徴点認識処理を終了する。
一方、ステップ104で、画像点が検出できた場合に
は、ステップ106に進み、検出した画像点から追跡判定
範囲を設定する。この追跡判定範囲は検出した画像点P
を中心とした一定の方形領域の範囲である(第2b図)。
次に、ステップ107において設定した追跡判定範囲で、
画像を線状に連続している方向に追跡する。この追跡
は、画像点に対して右左の両方向に画像が線状に連続し
ている方向に追跡する。次に、追跡した結果の判定を行
い、画像の連続方向の状態により、特徴点を求める。つ
まり、追跡結果の判定では、第2b図に示すように、例え
ば、線画像の境界画素(両側)を追跡して線画像の線幅
の中心(中心線)を追跡し、画像の追跡方向に対して垂
直方向での線幅の変化と、追跡方向の画像の連続性の変
化を判定し、第4a図に示すように、線幅が所定値以上に
広がる点を検出すると、その線幅の中心点を分岐点Mbで
あると判定し、第4b図に示すように、線幅が一時的に広
がっても所定値以上に広がらず、追跡方向の画像が不連
続とならず、追跡方向が変化する点を検出すると角部点
であると判定し、第4c図に示すように、線幅が狭くな
り、追跡方向の画像が不連続となり、追跡が途切れる点
を検出すると端点であると判定する。
つまり、まず、ステップ108で、第4c図に示すよう
に、該画像が追跡方向に対して不連続になっている点Me
(端点)が検出できたか否かを判定する。点Meが検出で
きなかった場合には、次にステップ109に進み、第4a図
に示すように、該画像の追跡方向が分岐している点Mb
(分岐点)が検出できたか否かを判定する。点Mbが検出
できなかった場合、ステップ110に進み、第4b図に示す
ように、該画像の追跡方向の変化している点Mc(角部
点)が検出できたか否かを判定する。点Mcが検出できな
かった場合には、次にステップ112に進む。このよう
に、点Me,点Mb,点Mcのいずれの特徴点も検出できなかっ
た場合には、ステップ112で画像の線幅の中心で、かつ
入力点Sに最も近い点Mm(第4d図)を特徴点とし、ステ
ップ113に進む。
一方、ステップ108で点Meが検出できた場合、ステッ
プ109で点Mbが検出できた場合、また、ステップ110で点
Mcが検出できた場合には、いずれの場合もステップ111
に進み、検出した点を特徴点とし、ステップ113に進
む。ステップ113では、入力点Sに替えて、検出した特
徴点を制御点とすべく、制御点入力部23に渡して、画像
特徴点認識処理を終了する。
このように本実施例によれば、座標入力デバイス15よ
り、入力点Sが入力されたとき、画像データ26より、自
動的に入力点Sの近傍の画像領域範囲を設定し、その画
像領域範囲の画像から特徴点を認識し、入力点Sに替え
て制御点とする。このため、図形操作のための参照画像
を拡大することなく、また、このために限られた表示面
積をもつ。表示装置16の表示画面を、制御点の入力毎に
切り替えることなく、不正確な点入力であっても正確な
制御点を得て、図形を操作することができる。
以上、説明した本実施例の要点をまとめれば次のよう
になる。すなわち、 (1)図形操作を行う場合、座標入力デバイス等により
入力された点の座標を入力点とし、該入力点を中心とし
た一定範囲の所定領域を該入力点の近傍領域と定義す
る。
(2)次に、定義した近傍領域において、入力点から画
像データを走査し、画像点を検出する。
(3)画像点を検出することにより、検出した画像点を
中心とした一定範囲を、画像の特徴点を認識する判定範
囲として限定する。これにより、特徴点を認識すべき対
象画像の画像データ領域が決定される。
(4)限定した判定範囲において、検出した該画像点か
ら画像点の追跡を開始し、画像点を線状に連続している
方向に追跡する。そして追跡の結果により画像の形状を
判定し、すなわち、画像の線状画像としての特徴を評価
し、特徴点を抽出する。
(5)画像点の連続する方向への追跡において、該画像
点の不連続点を検出した場合、これを端点と判断し、画
像の特徴点とする。
(6)該画像の連続方向が複数に分岐している点を検出
した場合、これを分岐点と判断し、該画像の特徴点とす
る。
(7)該画像の連続方向が変化している点を検出した場
合、これを角部点と判定し、該画像の特徴点とする。
(8)また、このような特徴点を抽出する処理におい
て、端点、分岐点、または角部点が検出されなかった場
合、該画像の線幅の中心であって、かつ最も、該入力点
に近い点を求め、この画像線幅中心点を該画像の特徴点
とする。
(9)求まった特徴点は、入力された入力点に替えて、
図形操作を行うための制御点として、制御点入力部に渡
す。これにより、図形操作をする上での参照情報となる
画像データを拡大表示することなく、該画像データの特
定の特徴点を正確に指定し、制御点として使用すること
ができる。
以上、本発明を実施例にもとづき具体的に説明した
が、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、
その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である
ことは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上、説明したように、本発明によれば、図形処理装
置において、画像を参照して画形操作を行う場合、制御
点入力毎に参照画像の一部を拡大することなく、従っ
て、表示画面をその度に切り替えることなく、不正確な
制御点の指示であっても、正確に参照画像上の特徴点を
検出し、それを制御点として利用することができるとい
う効果がある。また、これにより、操作者が図形操作時
間を短縮できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例にかかる図形処理装置の構
成を示すブロック図、 第2a図および第2b図は、画像特徴点認識部の処理の動作
を説明する説明図、 第3図は、画像特徴点認識部における処理の処理フロー
を示すフローチャート、 第4a図,第4b図,第4c図,および第4d図は、それぞれ抽
出する画像の各種の特徴点の検出過程の一例を説明する
説明図、 第5図は、従来における画像の特徴点の入力方法の一例
を説明する説明図である。 図中、11……中央処理装置、12……プログラムメモリ、
13……画像メモリ、14……データメモリ、15……座標入
力デバイス、16……表示装置、21……図形操作処理部、
22……図形操作部、23……制御点入力部、24……画像特
徴点認識部、25……図形データ、26……画像データ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−269276(JP,A) 特開 昭59−95680(JP,A) 特開 昭60−195675(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 17/50 G06T 11/80

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像データを格納する画像データ格納手段
    と、 図形データを格納する図形データ格納手段と、 入力点の座標を入力する座標入力手段と、 画像データおよび図形データを表示する表示手段と、 図形操作のための制御点を入力する制御点入力手段と、 制御点の指示により画像データを参照して、画像データ
    および図形データを操作し、図形処理を行う図形操作処
    理手段と、 入力した入力点に対し、該入力点の近傍に判定領域を設
    定し、該判定領域内の画像を検出して画像の追跡を行
    い、該判定領域内での画像の連続方向の状態により画像
    の特徴点を判定し、制御点として前記制御点入力手段に
    与える画像特徴点認識手段と を備えたことを特徴とする図形処理装置。
  2. 【請求項2】前記画像特徴点認識手段は、図形操作のた
    めの制御点として入力した入力点に対し、該入力点の近
    傍の所定領域を設定し、該所定領域を走査して画像を検
    出し、画像を検出した点を中心とした所定の判定領域を
    設定し、該検出した点から画像を追跡して、判定領域内
    での画像の連続方向の状態により画像の特徴点を抽出
    し、制御点として前記制御点入力手段に与える処理を行
    う ことを特徴とする請求項1に記載の図形処理装置。
  3. 【請求項3】画像特徴点認識手段が抽出する画像の特徴
    点は、端点,分岐点,および角部点であることを特徴と
    する請求項2に記載の図形処理装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の図形処理装置において、
    画像特徴点認識手段が抽出する画像の特徴点を、端点,
    分岐点,および角部点とすることができない場合、入力
    点に最も近い画像の線幅の中心点を特徴点とすることを
    特徴とする図形処理装置。
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