JP3091486B2 - 自動車搭載ブレーキのための作動装置 - Google Patents
自動車搭載ブレーキのための作動装置Info
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- Braking Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、ケーシング底面部を有し、ブレーキに向か
って開いているシリンダ孔が設けられているケーシング
外套を更に有するケーシングと、ブレーキを作動するた
めにシリンダ孔の中を液圧的にシフト可能であるピスト
ンと、ピストンと同軸にケーシング底面部の中を回転可
能に支承されている機械的パーキング制動のためのシャ
フトと、一方の湾曲凹部装置はケーシングに固定され他
方の湾曲凹部装置はシャフトにより回転可能であり、こ
のようにして湾曲凹部装置は軸方向でケーシング底面部
から遠ざかって位置調整することができる２つの湾曲凹
部装置と、軸方向で位置調整可能な湾曲凹部装置とピス
トンとの間に追従調整可能な支柱を部分支柱が形成する
ように互いに螺合している一対の部分支柱と、ケーシン
グに固定されている一方の負荷受止台と２つの部分支柱
のうちの一方に取付けられている他方の負荷受止台との
間に設けられ位置調整可能な湾曲凹部装置を静止位置に
保持しようとする復帰ばねと、位置調整可能な湾曲凹部
装置から負荷受止台へ軸方向作動力を伝達するための軸
方向スラスト軸受とを具備する例えばディスクブレーキ
等の自動車搭載ブレーキのための作動装置に関する。
って開いているシリンダ孔が設けられているケーシング
外套を更に有するケーシングと、ブレーキを作動するた
めにシリンダ孔の中を液圧的にシフト可能であるピスト
ンと、ピストンと同軸にケーシング底面部の中を回転可
能に支承されている機械的パーキング制動のためのシャ
フトと、一方の湾曲凹部装置はケーシングに固定され他
方の湾曲凹部装置はシャフトにより回転可能であり、こ
のようにして湾曲凹部装置は軸方向でケーシング底面部
から遠ざかって位置調整することができる２つの湾曲凹
部装置と、軸方向で位置調整可能な湾曲凹部装置とピス
トンとの間に追従調整可能な支柱を部分支柱が形成する
ように互いに螺合している一対の部分支柱と、ケーシン
グに固定されている一方の負荷受止台と２つの部分支柱
のうちの一方に取付けられている他方の負荷受止台との
間に設けられ位置調整可能な湾曲凹部装置を静止位置に
保持しようとする復帰ばねと、位置調整可能な湾曲凹部
装置から負荷受止台へ軸方向作動力を伝達するための軸
方向スラスト軸受とを具備する例えばディスクブレーキ
等の自動車搭載ブレーキのための作動装置に関する。
背景技術 冒頭に記載の形式の公知の作動装置の場合には軸方向
スラスト軸受は針状ころ軸受である。はりの数及び大き
さは、最大負荷での機械的作動の際に軸方向スラスト軸
受の針とこれに所属のころがり面に発生する面圧が許容
負荷より著しく小さいように選択されている。それにも
かかわらず幾つかの作動装置においては比較的短い使用
時間ですでに軸方向スラスト軸受に現在のところ原因不
明の損傷が検出される。
スラスト軸受は針状ころ軸受である。はりの数及び大き
さは、最大負荷での機械的作動の際に軸方向スラスト軸
受の針とこれに所属のころがり面に発生する面圧が許容
負荷より著しく小さいように選択されている。それにも
かかわらず幾つかの作動装置においては比較的短い使用
時間ですでに軸方向スラスト軸受に現在のところ原因不
明の損傷が検出される。
技術的課題 本発明は、検出された損傷が、機械的パーキング制動
のためのシャフトの軸と、２つの部分支柱の軸との間の
軸整列誤差に関連するという認識を基礎としている。軸
方向スラスト軸受における検出された損傷の原因は予期
に反して、軸方向スラスト軸受が伝達すべき機械的作動
時に生じる軸方向力のみではない。復帰ばねの力による
作動反の復帰も、シャフトが２つの部分支柱と正確に心
合わせされていないと軸方向スラスト軸受の損傷に大き
く関わっている。
のためのシャフトの軸と、２つの部分支柱の軸との間の
軸整列誤差に関連するという認識を基礎としている。軸
方向スラスト軸受における検出された損傷の原因は予期
に反して、軸方向スラスト軸受が伝達すべき機械的作動
時に生じる軸方向力のみではない。復帰ばねの力による
作動反の復帰も、シャフトが２つの部分支柱と正確に心
合わせされていないと軸方向スラスト軸受の損傷に大き
く関わっている。
本発明の課題は、無視できない軸整列誤差を覚悟しな
ければならず、その都度の機械的ブレーキ作動の後に位
置調整可能な湾曲凹部装置の確実な復帰を保証するのに
十分なかなり大きいバイアス力が印加されている復帰ば
ねが組込まれている場合でもこのような損傷の危険を回
避することにある。
ければならず、その都度の機械的ブレーキ作動の後に位
置調整可能な湾曲凹部装置の確実な復帰を保証するのに
十分なかなり大きいバイアス力が印加されている復帰ば
ねが組込まれている場合でもこのような損傷の危険を回
避することにある。
上記課題は本発明により冒頭に記載の形式の作動装置
から出発して、軸方向スラスト軸受がすべり軸受ディス
クを有し、すべり軸受ディスクは位置調整可能な湾曲凹
部装置と負荷受止台との間に配置され、すべり軸受ディ
スクはこれら２つの部品すなわち湾曲凹部装置と負荷受
止台とのうちの１つにセンタリングされ、すべり軸受デ
ィスクは、その他の側面はともかく前記２つの部品のう
ちの１つに面している側面には、良好な滑動特性の加工
物質のコーティングを有することにより解決される。
から出発して、軸方向スラスト軸受がすべり軸受ディス
クを有し、すべり軸受ディスクは位置調整可能な湾曲凹
部装置と負荷受止台との間に配置され、すべり軸受ディ
スクはこれら２つの部品すなわち湾曲凹部装置と負荷受
止台とのうちの１つにセンタリングされ、すべり軸受デ
ィスクは、その他の側面はともかく前記２つの部品のう
ちの１つに面している側面には、良好な滑動特性の加工
物質のコーティングを有することにより解決される。
本発明の有利な実施例は実施態様項に記載されてい
る。
る。
図面の簡単な説明 次に本発明を２つの実施例に基づき図を用いて詳しく
説明する。
説明する。
第１図は本発明の作動装置の軸方向縦断面図、第２図
は第１図の一部を切取って拡大して示す縦断面図、第３
図は変形された作動装置の軸方向縦断面図から対応して
切取った示す縦断面図である。
は第１図の一部を切取って拡大して示す縦断面図、第３
図は変形された作動装置の軸方向縦断面図から対応して
切取った示す縦断面図である。
発明の最良の実施形態 ２つの図示されている作動装置は、例えば図示されて
いない部分パッド型ディスクブレーキの浮動キャリパと
一緒に１つの部品に鋳込されているケーシング20を有す
る。ケーシング20はケーシング底面部22とケーシング外
套24とを有し、ケーシング外套24の中にはシリンダ孔26
及び入口チャネル28が、主ブレーキシリンダへの接続の
ために形成されている。シリンダ孔26の中には、杯状の
ピストン30が案内されており、ピストン30は、ブレーキ
シューのための圧着面を有する閉じている外側の端面32
を有する。
いない部分パッド型ディスクブレーキの浮動キャリパと
一緒に１つの部品に鋳込されているケーシング20を有す
る。ケーシング20はケーシング底面部22とケーシング外
套24とを有し、ケーシング外套24の中にはシリンダ孔26
及び入口チャネル28が、主ブレーキシリンダへの接続の
ために形成されている。シリンダ孔26の中には、杯状の
ピストン30が案内されており、ピストン30は、ブレーキ
シューのための圧着面を有する閉じている外側の端面32
を有する。
ケーシング底面部22の背面には、後方に向かって開い
ているリング状の突出部33が形成されている。ケーシン
グ底面部22の中にはピストン30と同時にに、機械的なブ
レーキ作動のためのシャフト34が軸受ブシュ36の中に回
転可能にかつ軸方向でシフト可能に支承されている。シ
ャフト34の外側端部にはてこ38が固定されており、てこ
38は通常は例えばボーデンケーブルによりパーキングレ
バー又はパーキングペダルに接続されている。リング状
突出部33の中には密閉部材39が固定され、密閉部材39は
シャフト34及びてこ38に対して密閉する。
ているリング状の突出部33が形成されている。ケーシン
グ底面部22の中にはピストン30と同時にに、機械的なブ
レーキ作動のためのシャフト34が軸受ブシュ36の中に回
転可能にかつ軸方向でシフト可能に支承されている。シ
ャフト34の外側端部にはてこ38が固定されており、てこ
38は通常は例えばボーデンケーブルによりパーキングレ
バー又はパーキングペダルに接続されている。リング状
突出部33の中には密閉部材39が固定され、密閉部材39は
シャフト34及びてこ38に対して密閉する。
ケーシング底面部22の内側には、ケーシングに固定さ
れている湾曲凹部装置40が位置し、湾曲凹部装置40は、
シャフト34の上をシフトされシャフトにセンタリングさ
れピン42により回転不能にされているリング状の板の形
である。ピン42は、ケーシング底面部22の中に設けられ
軸に平行な盲穴44の中に打込まれており、ケーシングに
固定されている湾曲凹部装置40の中に設けられ盲穴44の
半径長より長い半径長の穴45の中を貫通している。
れている湾曲凹部装置40が位置し、湾曲凹部装置40は、
シャフト34の上をシフトされシャフトにセンタリングさ
れピン42により回転不能にされているリング状の板の形
である。ピン42は、ケーシング底面部22の中に設けられ
軸に平行な盲穴44の中に打込まれており、ケーシングに
固定されている湾曲凹部装置40の中に設けられ盲穴44の
半径長より長い半径長の穴45の中を貫通している。
ケーシングに固定されている湾曲凹部装置40には、周
方向で延在するバスタブ状の３つの湾曲凹部46が形成さ
れており、湾曲凹部46はそれぞれ１つの球状の膨張体48
を収容している。膨張体48は、同様にリングディスク状
であり位置調整可能である湾曲凹部装置50のそれぞれ１
つの対応する湾曲凹部49と共働する。位置調整可能な湾
曲凹部装置50はシャフト34と一体的に形成され、膨張体
48から湾曲凹部装置50に軸方向で印加される圧力は、軸
方向スラスト軸受56を介して、ボルト状の部分支柱60に
形成されている負荷受止台58により受止められる。
方向で延在するバスタブ状の３つの湾曲凹部46が形成さ
れており、湾曲凹部46はそれぞれ１つの球状の膨張体48
を収容している。膨張体48は、同様にリングディスク状
であり位置調整可能である湾曲凹部装置50のそれぞれ１
つの対応する湾曲凹部49と共働する。位置調整可能な湾
曲凹部装置50はシャフト34と一体的に形成され、膨張体
48から湾曲凹部装置50に軸方向で印加される圧力は、軸
方向スラスト軸受56を介して、ボルト状の部分支柱60に
形成されている負荷受止台58により受止められる。
ボルト状部分支柱60は、戻り止めなしでありねじ遊び
が正確に定められている並目ねじ対62によりスリーブ状
の部分支柱64にねじ締結され、ボルト状部分支柱60はス
リーブ状部分支柱64と共働して、ピストン30及びシャフ
ト34に同軸に配置されている支柱を形成し、この支柱の
作用長は、ブレーキにおける次第に進行するパッド磨耗
に対応して長くすることができる。スリーブ状部分支柱
64は補助ピストンとして、ピストン30の中に設けられて
いる対応する補助シリンダ孔66の中でシフト可能に案内
されている。
が正確に定められている並目ねじ対62によりスリーブ状
の部分支柱64にねじ締結され、ボルト状部分支柱60はス
リーブ状部分支柱64と共働して、ピストン30及びシャフ
ト34に同軸に配置されている支柱を形成し、この支柱の
作用長は、ブレーキにおける次第に進行するパッド磨耗
に対応して長くすることができる。スリーブ状部分支柱
64は補助ピストンとして、ピストン30の中に設けられて
いる対応する補助シリンダ孔66の中でシフト可能に案内
されている。
スリーブ状部分支柱64における、端面壁32に面してい
る端部は底面部プレート68により密に閉じられている。
補助シリンダ孔66のこの底面部プレート68及び端面壁32
により制限されている部分は、この部分に圧力が加わら
ないように半径方向の負荷逃しチャネル70によりピスト
ン30における外側の溝72に接続されている。溝72の中に
はベローズ74の一端が収容されている。ベローズ74は、
ピストン30のシリンダ孔26から突出している端部をケー
シング20に接続し、これによりシリンダ孔26を汚れから
保護する。
る端部は底面部プレート68により密に閉じられている。
補助シリンダ孔66のこの底面部プレート68及び端面壁32
により制限されている部分は、この部分に圧力が加わら
ないように半径方向の負荷逃しチャネル70によりピスト
ン30における外側の溝72に接続されている。溝72の中に
はベローズ74の一端が収容されている。ベローズ74は、
ピストン30のシリンダ孔26から突出している端部をケー
シング20に接続し、これによりシリンダ孔26を汚れから
保護する。
スリーブ状の部分支柱64には円錐状のフランジ76が形
成され、フランジ76にはピストン30の中の内側円錐部78
が対応配置されている。ピストン30の中には、軸方向で
バイアス緊張されているばね座金装置80がフランジ76と
ピストン30の中に係止されている安全リング82との間に
配置されている。ばね座金装置80は通常はフランジ76を
内側円錐部78に接触させて保持し、これによりピストン
30に対してスリーブ状部分支柱64が回転することを阻止
する。ピストン30は通常の手段により、例えば対応する
ブレーキシューと共働することにより、回転することが
通常は阻止されている。
成され、フランジ76にはピストン30の中の内側円錐部78
が対応配置されている。ピストン30の中には、軸方向で
バイアス緊張されているばね座金装置80がフランジ76と
ピストン30の中に係止されている安全リング82との間に
配置されている。ばね座金装置80は通常はフランジ76を
内側円錐部78に接触させて保持し、これによりピストン
30に対してスリーブ状部分支柱64が回転することを阻止
する。ピストン30は通常の手段により、例えば対応する
ブレーキシューと共働することにより、回転することが
通常は阻止されている。
シリンダ孔26の中にかつ杯状のピストン30のほぼ中に
スリーブ又は籠状の挿入体84が配置され、挿入体84は、
軸方向でシフトしないようにかつ回転しないようにケー
シング20に固定されている。挿入体84は例えば深絞り金
属板として、ボルト状部分支柱60が挿入体80により回転
しないように保証され、しかもこの保証により軸方向で
のシフトが阻止されることがないように形成されてい
る。図示の例では挿入体84は２つの長手方向溝86を有
し、長手方向溝86の中には負荷受止台58における半径方
向突出部88がそれぞれ１つ係合している。
スリーブ又は籠状の挿入体84が配置され、挿入体84は、
軸方向でシフトしないようにかつ回転しないようにケー
シング20に固定されている。挿入体84は例えば深絞り金
属板として、ボルト状部分支柱60が挿入体80により回転
しないように保証され、しかもこの保証により軸方向で
のシフトが阻止されることがないように形成されてい
る。図示の例では挿入体84は２つの長手方向溝86を有
し、長手方向溝86の中には負荷受止台58における半径方
向突出部88がそれぞれ１つ係合している。
負荷受止台58の軸方向スラスト軸受56に面していない
方の側面により、図示の例では螺旋状の線ばねである復
帰ばね90の一端が支持されている。他端は、ケーシング
に固定されている負荷受止台92により支持され、負荷受
止台92は、挿入体84における、半径方向で内方に向かっ
て突出しているフランジにより形成されている。復帰ば
ね90は例えば50kpのある特定の力によりバイアス緊張さ
れ、従って復帰ばね90は位置調整可能な湾曲凹部装置50
を、ケーシングに固定されている湾曲凹部装置40に最も
接近している位置すなわち静止位置に保持しようとす
る。
方の側面により、図示の例では螺旋状の線ばねである復
帰ばね90の一端が支持されている。他端は、ケーシング
に固定されている負荷受止台92により支持され、負荷受
止台92は、挿入体84における、半径方向で内方に向かっ
て突出しているフランジにより形成されている。復帰ば
ね90は例えば50kpのある特定の力によりバイアス緊張さ
れ、従って復帰ばね90は位置調整可能な湾曲凹部装置50
を、ケーシングに固定されている湾曲凹部装置40に最も
接近している位置すなわち静止位置に保持しようとす
る。
挿入体84は、外方に向かって折曲されている多数の平
金具94により固定される。平金具94は、半径方向で弾性
の規格の固定リング96の背面に係合し、固定リング96
は、シリンダ孔26とケーシング底面部22との間の移行部
の近くの内側段部98の背面により係止されている。ケー
シングに固定されている湾曲凹部装置40は３つの半径方
向の突出部100を有し、突出部100は挿入体84におけるそ
れぞれ１つの長手方向溝の中に形係合し、従って挿入体
84は、回転するのを阻止される。最後に、挿入体84にお
ける、負荷受止台92から離れている方の端部は、半径方
向で内方に湾曲されている多数の平金具102を有し、平
金具102は、ケーシングに固定されている湾曲凹部装置4
0の背面に係合している。
金具94により固定される。平金具94は、半径方向で弾性
の規格の固定リング96の背面に係合し、固定リング96
は、シリンダ孔26とケーシング底面部22との間の移行部
の近くの内側段部98の背面により係止されている。ケー
シングに固定されている湾曲凹部装置40は３つの半径方
向の突出部100を有し、突出部100は挿入体84におけるそ
れぞれ１つの長手方向溝の中に形係合し、従って挿入体
84は、回転するのを阻止される。最後に、挿入体84にお
ける、負荷受止台92から離れている方の端部は、半径方
向で内方に湾曲されている多数の平金具102を有し、平
金具102は、ケーシングに固定されている湾曲凹部装置4
0の背面に係合している。
従って、ケーシングに固定されている湾曲凹部装置40
は、軸方向で可動であり回転可能である湾曲凹部装置50
と、ボルト状の部分支柱60と、軸方向スラスト軸受56
と、復帰ばね90と一緒に、ケーシング20の外部で組合せ
られ一体として組込まれる１つの構成体に統合される。
は、軸方向で可動であり回転可能である湾曲凹部装置50
と、ボルト状の部分支柱60と、軸方向スラスト軸受56
と、復帰ばね90と一緒に、ケーシング20の外部で組合せ
られ一体として組込まれる１つの構成体に統合される。
軸方向スラスト軸受56は、位置調整可能な湾曲凹部装
置50と負荷受止台58との間の圧力を伝達する構成部品と
して円形のすべり軸受ディスク104を有し、すべり軸受
ディスク104は鋼板から成り、鉛−銅混合物が埋込まれ
ているポリテトラフルオエチレンのコーティング106を
有する。図示の２つの実施例は、すべり軸受ディスクの
形状及びセンタリングの点で異なる。
置50と負荷受止台58との間の圧力を伝達する構成部品と
して円形のすべり軸受ディスク104を有し、すべり軸受
ディスク104は鋼板から成り、鉛−銅混合物が埋込まれ
ているポリテトラフルオエチレンのコーティング106を
有する。図示の２つの実施例は、すべり軸受ディスクの
形状及びセンタリングの点で異なる。
第１図及び第２図ではすべり軸受ディスク104は中央
突出部108を有し、中心突出部108は、位置調整可能な湾
曲凹部装置50における対応する中心の切欠部110の中に
小さい半径方向遊びで係合し、これによりすべり軸受デ
ィスク104はセンタリングされている。中央突出部108
は、突出部108の中に台形円錐状の貫通穴を残すパンチ
ングと呼ばれる一種のスタンピングにより形成される。
コーティング106は負荷受止台58に面し、均一の角度間
隔で星状に配置されている３つの半径方向溝112により
中断され、溝112は、すべり軸受ディスク104における半
径方向で外側の端縁から中央突出部108の内部にまで延
在し、従って位置調整可能な湾曲凹部装置50に中心切欠
部110にも到達している。
突出部108を有し、中心突出部108は、位置調整可能な湾
曲凹部装置50における対応する中心の切欠部110の中に
小さい半径方向遊びで係合し、これによりすべり軸受デ
ィスク104はセンタリングされている。中央突出部108
は、突出部108の中に台形円錐状の貫通穴を残すパンチ
ングと呼ばれる一種のスタンピングにより形成される。
コーティング106は負荷受止台58に面し、均一の角度間
隔で星状に配置されている３つの半径方向溝112により
中断され、溝112は、すべり軸受ディスク104における半
径方向で外側の端縁から中央突出部108の内部にまで延
在し、従って位置調整可能な湾曲凹部装置50に中心切欠
部110にも到達している。
第３図ではすべり軸受ディスク104は円形の中心切欠
部114を有し、中心切欠部114の中には、負荷受止台58に
形成されている軸方向のジャーナル116が小さい半径方
向遊びで係合している。ジャーナル116はすべり軸受デ
ィスク115を貫通して、位置調整可能な湾曲凹部装置50
の中心切欠部110の中をこれに接触せずに延びている。
部114を有し、中心切欠部114の中には、負荷受止台58に
形成されている軸方向のジャーナル116が小さい半径方
向遊びで係合している。ジャーナル116はすべり軸受デ
ィスク115を貫通して、位置調整可能な湾曲凹部装置50
の中心切欠部110の中をこれに接触せずに延びている。
以下のことは２つの図示の実施例に対して同様に当嵌
まる。
まる。
作動装置が通常のように制動液により充填される場合
には半径方向溝112により中心切欠部110が完全に排気さ
れる。これにより、位置調整可能な湾曲凹部装置50と負
荷受止台58との間に空気泡が閉込られる危険が回避され
る。すなわち空気泡は圧縮可能であり、従ってペダル距
離の損失を惹起し、更には動作中に、負荷受止台58とコ
ーティング106とにおける互いに共働する面が制動液に
より漏れることを阻止する。
には半径方向溝112により中心切欠部110が完全に排気さ
れる。これにより、位置調整可能な湾曲凹部装置50と負
荷受止台58との間に空気泡が閉込られる危険が回避され
る。すなわち空気泡は圧縮可能であり、従ってペダル距
離の損失を惹起し、更には動作中に、負荷受止台58とコ
ーティング106とにおける互いに共働する面が制動液に
より漏れることを阻止する。
負荷受止台58に形成されている、すべり軸受ディスク
104のための摺動面は、すべり軸受ディスク104の外径が
約22mmの場合に800mmの半径Ｒを有する凸状球面湾曲部
を有する。従って湾曲部の半径Ｒはすべり軸受ディスク
104の外径の約35から38倍の大きさである。負荷受止台5
8と湾曲凹部装置50との間の軸の整列誤差を、その製造
精度ゆえに完全には回避することができないことから、
負荷が印加されるとすべり軸受ディスク104が適応する
この湾曲部において、負荷受止台58が湾曲凹部装置50に
対して斜めになることを阻止している。
104のための摺動面は、すべり軸受ディスク104の外径が
約22mmの場合に800mmの半径Ｒを有する凸状球面湾曲部
を有する。従って湾曲部の半径Ｒはすべり軸受ディスク
104の外径の約35から38倍の大きさである。負荷受止台5
8と湾曲凹部装置50との間の軸の整列誤差を、その製造
精度ゆえに完全には回避することができないことから、
負荷が印加されるとすべり軸受ディスク104が適応する
この湾曲部において、負荷受止台58が湾曲凹部装置50に
対して斜めになることを阻止している。
パーキング制動のためにブレーキが機械的に作動され
る場合にはシャフト34はレバー38により回転される。従
って膨張体48は２つの湾曲凹部装置40及び50の湾曲凹部
46及び49の湾曲斜面に乗り上げ、これにより機械的パー
キング制動のための位置調整が可能な湾曲凹部装置50は
前方すなわち図において右方へ押される。この際に位置
調整可能な湾曲凹部装置50は軸方向スラスト軸受56を介
して軸方向の押圧力をボルト状の部分支柱60に作用す
る。この押圧力は並目ねじ対62を介して、ねじ遊びを克
服してからスリーブ状の部分支柱64へ伝達され、次いで
部分支柱64から部分支柱64の円錐状フランジ76を介して
内側円錐部78ひいてはピストン30へ伝達される。この際
にスリーブ状の部分支柱64は回転を阻止される。従っ
て、機械的作動の際に２つの部分支柱60及び64は完全に
互いに対して不動の支柱を形成し、この支柱はシャフト
34及び軸方向スラスト軸受56と一緒に前方に動く。この
際にこれらの部品は2t台の軸方向力を損傷されずに伝達
することができる。
る場合にはシャフト34はレバー38により回転される。従
って膨張体48は２つの湾曲凹部装置40及び50の湾曲凹部
46及び49の湾曲斜面に乗り上げ、これにより機械的パー
キング制動のための位置調整が可能な湾曲凹部装置50は
前方すなわち図において右方へ押される。この際に位置
調整可能な湾曲凹部装置50は軸方向スラスト軸受56を介
して軸方向の押圧力をボルト状の部分支柱60に作用す
る。この押圧力は並目ねじ対62を介して、ねじ遊びを克
服してからスリーブ状の部分支柱64へ伝達され、次いで
部分支柱64から部分支柱64の円錐状フランジ76を介して
内側円錐部78ひいてはピストン30へ伝達される。この際
にスリーブ状の部分支柱64は回転を阻止される。従っ
て、機械的作動の際に２つの部分支柱60及び64は完全に
互いに対して不動の支柱を形成し、この支柱はシャフト
34及び軸方向スラスト軸受56と一緒に前方に動く。この
際にこれらの部品は2t台の軸方向力を損傷されずに伝達
することができる。
油圧作動及び追従調整の際の動作は公知であるとの前
提に立ち、本明細書では説明を省く。
提に立ち、本明細書では説明を省く。
参照番号リスト 20 ケーシング 22 ケーシング底面部 24 ケーシング外套 26 シリンダ孔 28 入口チャネル 30 ピストン 32 端面壁 33 リング状突出部 34 シャフト 36 軸受ブシュ 38 レバー 39 密閉部材 40 湾曲凹部装置 42 ピン 44 盲穴 45 穴 46 湾曲凹部 48 膨張体 49 湾曲凹部 50 湾曲凹部装置 56 スラスト軸受 58 負荷受止台 60 部分支柱 64 部分支柱 68 底面部プレート 70 負荷逃しチャネル 72 溝 74 ベローズ 76 円錐形フランジ 78 内側円錐部 80 挿入体 82 安全リング 84 挿入体 86 長手方向溝 90 復帰ばね 92 負荷受止台 94 平金具 96 固定リング 98 内側段部 100 突出部 102 平金具 104 すべり軸受ディスク 106 コーティング 108 中央突出部 110 中心突出部 112 半径方向溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−32052（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−49032（ＪＰ，Ａ) 実開 昭61−32838（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭49−47220（ＪＰ，Ｂ１) 特公 昭50−25567（ＪＰ，Ｂ１) 特表 平３−503202（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F16D 65/56
Claims (8)
- 【請求項１】ケーシング底面部（22）を有し、ブレーキ
に向かって開いているシリンダ孔（26）が設けられてい
るケーシング外套（24）を更に有するケーシング（20）
と、ブレーキを作動するためにシリンダ孔（26）の中を
液圧的にシフト可能であるピストン（30）と、ピストン
（30）と同軸にケーシング底面部（22）の中を回転可能
に支承されている機械的パーキング制動のためのシャフ
ト（34）と、一方の湾曲凹部装置（40）はケーシングに
固定され他方の湾曲凹部装置（50）はシャフト（34）に
より回転可能であり、このようにして湾曲凹部装置（5
0）は軸方向でケーシング底面部（22）から遠ざかって
機械的パーキング制動のための位置調整をすることがで
きる２つの湾曲凹部装置（40、50）と、軸方向で位置調
整可能な湾曲凹部装置（50）とピストン（30）との間に
追従調整可能な支柱を部分支柱（60、64）が形成するよ
うに互いに螺合している一対の部分支柱（60、64）と、
ケーシングに固定されている負荷受止台（92）と負荷受
止台（58）との間で２つの部分支柱（60、64）のうちの
一方（60）に取付られており、位置調整可能な湾曲凹部
装置（50）を静止位置に保持しようとする復帰ばね（9
0）と、位置調整可能な湾曲凹部装置（50）から負荷受
止台（58）へ軸方向作動力を伝達するための軸方向スラ
スト軸受（56）とを具備する例えばディスクブレーキ等
の自動車搭載ブレーキのための作動装置において、軸方
向スラスト軸受（56）がすべり軸受ディスク（104）を
有し、すべり軸受ディスク（104）は位置調整可能な湾
曲凹部装置（50）と負荷受止台（58）との間に配置さ
れ、すべり軸受ディスク（104）は２つの部品（50、5
8）のうちの１つにセンタリングされ、すべり軸受ディ
スク（104）は、２つの部品（50、58）のうちの１つに
面している側面には、滑動可能な加工物質のコーティン
グ（106）を有することを特徴とする自動車搭載ブレー
キのための作動装置。 - 【請求項２】すべり軸受ディスク（104）がそのセンタ
リングのために中心突出部（108）を有し、中心突出部
（108）は、２つの部品（50、58）のうちの一方に設け
られている中心切欠部（110）の中に係合することを特
徴とする請求項１に記載の自動車搭載ブレーキのための
作動装置。 - 【請求項３】コーティング（106）が２つの部品（50、5
8）のうちの他方に面して配置されていることを特徴と
する請求項２に記載の自動車搭載ブレーキのための作動
装置。 - 【請求項４】すべり軸受ディスク（104）がそのセンタ
リングのために中心切欠部（114）を有し、中心切欠部
（114）の中には、２つの部品（50、58）のうちの一方
に設けられているジャーナル（116）が係合しているこ
とを特徴とする請求項１に記載の自動車搭載ブレーキの
ための作動装置。 - 【請求項５】コーティング（106）が、ジャーナル（11
6）が形成されている部品（58）に面して配置されてい
ることを特徴とする請求項４に記載の自動車搭載ブレー
キのための作動装置。 - 【請求項６】コーティング（106）が少なくとも３つの
半径方向溝（112）により中断され、溝（112）はすべり
軸受ディスク（104）の半径方向で外側の端縁から中心
切欠部（110;104）まで延在していることを特徴とする
請求項の範囲２から５に記載の自動車搭載ブレーキのた
めの作動装置。 - 【請求項７】コーティング（106）が、鉛−銅混合物が
埋込まれているポリテトラフルオエチレンから成ること
を特徴とする請求項１に記載の自動車搭載ブレーキのた
めの作動装置。 - 【請求項８】２つの部品（50、58）のうちの、コーティ
ング（106）と共働する方の部品（58）が凸状球状湾曲
部を有することを特徴とする請求項１に記載の自動車搭
載ブレーキのための作動装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE9000257U DE9000257U1 (de) | 1990-01-11 | 1990-01-11 | Betätigungsvorrichtung für eine Fahrzeugbremse, insbesondere Scheibenbremse |
| DE9000257.1U | 1990-01-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04506107A JPH04506107A (ja) | 1992-10-22 |
| JP3091486B2 true JP3091486B2 (ja) | 2000-09-25 |
Family
ID=6849943
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03502231A Expired - Lifetime JP3091486B2 (ja) | 1990-01-11 | 1991-01-10 | 自動車搭載ブレーキのための作動装置 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0436906B1 (ja) |
| JP (1) | JP3091486B2 (ja) |
| KR (1) | KR0174249B1 (ja) |
| BR (1) | BR9103917A (ja) |
| DE (2) | DE9000257U1 (ja) |
| ES (1) | ES2049907T3 (ja) |
| WO (1) | WO1991010841A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101883194B1 (ko) * | 2016-07-12 | 2018-07-30 | 주식회사 강원산업 | 낚시받침대 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5440771A (en) * | 1990-05-14 | 1995-08-15 | S. Sclavos S.A. | Jet dyeing apparatus and method |
| DE4212383A1 (de) * | 1992-04-13 | 1993-10-14 | Knorr Bremse Ag | Druckluftbetätigte Scheibenbremse |
| DE19515063C2 (de) * | 1995-04-27 | 2002-06-06 | Knorr Bremse Systeme | Scheibenbremse für Fahrzeuge, insbesondere Straßenfahrzeuge |
| DE19644512A1 (de) * | 1996-10-25 | 1998-04-30 | Teves Gmbh Alfred | Scheibenbremse |
| DE19858651C1 (de) * | 1998-12-18 | 2000-08-31 | Lucas Ind Plc | Betätigungsvorrichtung mit selbsttätiger Nachstellung für eine hydraulische Fahrzeugscheibenbremse |
| SE522332C2 (sv) | 2000-05-31 | 2004-02-03 | Haldex Brake Prod Ab | Förfarande för att montera en bromsmekanism i ett bromsok samt ett sådant bromsok |
| SE516495C2 (sv) | 2000-05-31 | 2002-01-22 | Haldex Brake Prod Ab | Bromsmekanism och bromsok för en skivbroms |
| DE102004040261A1 (de) * | 2004-08-19 | 2006-03-09 | Lucas Automotive Gmbh | Hydraulisch betätigbare Fahrzeugbremse mit Druckentlastung |
| DE102005056166A1 (de) * | 2004-11-26 | 2006-06-08 | Continental Teves Ag & Co. Ohg | Bremssattel einer Scheibenbremse |
| US7331432B2 (en) * | 2005-08-26 | 2008-02-19 | Nissin Kogyo Co., Ltd. | Disk brake apparatus |
| CN100445590C (zh) * | 2005-08-26 | 2008-12-24 | 日信工业株式会社 | 盘式制动装置 |
| ITMI20071597A1 (it) * | 2007-08-02 | 2009-02-03 | Freni Brembo Spa | Dispositivo di stazionamento di una pinza freno |
| DE102009014339B4 (de) | 2009-03-21 | 2022-10-06 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Bremseinrichtung insbesondere für ein Kraftfahrzeug |
| DE102009034503A1 (de) | 2009-06-30 | 2011-01-05 | Continental Teves Ag & Co. Ohg | Bremssattel einer Scheibenbremse |
| KR200479882Y1 (ko) | 2014-07-07 | 2016-03-17 | 정태영 | 낚시받침틀 |
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|---|---|---|---|---|
| FR1017551A (fr) * | 1950-03-10 | 1952-12-12 | Glacier Co Ltd | Palier ou coussinet à structure composite et son procédé de fabrication |
| FR1240143A (fr) * | 1959-09-11 | 1960-09-02 | Self Seal Bearings Ltd | Perfectionnements aux paliers en matière plastique |
| NL298535A (ja) * | 1963-09-27 | |||
| US3768602A (en) * | 1972-04-13 | 1973-10-30 | Bendix Corp | Application adjuster for air-actuated disc brake |
| GB1451327A (en) * | 1973-02-23 | 1976-09-29 | Girling Ltd | Brake actuator mechanisms provided with automatic slack adjusters |
| US3848705A (en) * | 1973-08-13 | 1974-11-19 | Bendix Corp | Application adjuster for disc brake |
| US3991859A (en) * | 1976-02-27 | 1976-11-16 | General Motors Corporation | Adjusting mechanism for a disc brake caliper assembly |
| FR2559563B1 (fr) * | 1984-02-13 | 1989-11-24 | Kelsey Hayes Co | Dispositif de reglage pour frein a disque |
| US4620617A (en) * | 1985-02-04 | 1986-11-04 | Rockwell International Corporation | Automatic brake adjuster |
| DE8900277U1 (de) * | 1989-01-11 | 1990-05-10 | Lucas Industries P.L.C., Birmingham, West Midlands | Betätigungsvorrichtung mit selbsttätiger Nachstellung für eine Fahrzeugbremse |
-
1990
- 1990-01-11 DE DE9000257U patent/DE9000257U1/de not_active Expired - Lifetime
- 1990-12-20 ES ES90125050T patent/ES2049907T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1990-12-20 EP EP90125050A patent/EP0436906B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1990-12-20 DE DE90125050T patent/DE59004783D1/de not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-01-10 WO PCT/EP1991/000030 patent/WO1991010841A1/de unknown
- 1991-01-10 BR BR919103917A patent/BR9103917A/pt not_active IP Right Cessation
- 1991-01-10 JP JP03502231A patent/JP3091486B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1991-01-10 KR KR1019910701013A patent/KR0174249B1/ko not_active IP Right Cessation
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|---|---|---|---|---|
| KR101883194B1 (ko) * | 2016-07-12 | 2018-07-30 | 주식회사 강원산업 | 낚시받침대 |
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|---|---|
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| DE9000257U1 (de) | 1991-05-16 |
| EP0436906A1 (de) | 1991-07-17 |
| DE59004783D1 (de) | 1994-04-07 |
| JPH04506107A (ja) | 1992-10-22 |
| WO1991010841A1 (de) | 1991-07-25 |
| BR9103917A (pt) | 1991-12-10 |
| KR0174249B1 (ko) | 1999-02-18 |
| EP0436906B1 (de) | 1994-03-02 |
| ES2049907T3 (es) | 1994-05-01 |
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