JP3091204U - 歩道用滑り止めコンクリート製品 - Google Patents

歩道用滑り止めコンクリート製品

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JP3091204U
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典夫 坂本
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株式会社常盤コンクリート工業所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 降雨時の歩道部におけるスリップを防止する
に加えて、歩行者が通常歩行をするにあたって、足底部
に適度な刺激を与えることによって、歩行の疲労を低減
でき、歩きやすい滑り止め模様のついたコンクリート製
品の開発。 【解決手段】歩道部に用いるコンクリート製品であり、
歩道部に露出する表面部分の全面または一部分に、独立
した半球形の凸状模様が形成され、この凸状模様の高さ
をh、底部の幅をmとしたとき、 2≦h≦3 10≦m≦25 の関係があり、且つ、この凸状模様の間隔をL1、ピッ
チ対角をL2とした場合、 10≦L1≦60 20≦L2≦50 の市松模様に配した歩道用滑り止めコンクリート製品に
よって達成される

Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【考案の属する技術分野】 本考案は、表面に滑り止め−模様を施した歩道用コンクリート製品に属する。 【0002】 【従来の技術】 従来、歩道用の滑り止め模様については、多くの種類が考案され実施されてき たが、歩行者に違和感を与えないために凹凸が微細になり却って滑り止めとして の機能を妨げるものや、美観のみに傾倒するあまり歩行しづらい模様があった。 【0003】 【考案が解決しようとする課題】 降雨時の歩道部におけるスリップを防止するに加えて、歩行者が通常歩行をす るにあたって、足底部に適度な刺激を与えることによって、歩行の疲労を低減で き、歩きやすい滑り止め模様のついたコンクリート製品の開発。 【0004】 【課題を解決するための手段】 上記の課題は、請求項1に記載したように、歩道部に用いるコンクリート製品 の人が歩行する部分に直径10mm高さ3mmの半球状の模様を間隔21mmピ ッチ対角30mmピッチで配することによって達成される。 【0005】 【考案の実施の形態】 本考案における歩道用滑止コンクリート製品は、人が歩行する面となる表面上 に半球状の凸状模様が市松模様に配置されている構造である。 【0006】 また、各凸状模様の底部をつなぐ面、すなわち、歩道用コンクリート製品の基 本構造体の表面は、水が滞留しないように十分平坦である必要がある。 【0007】 上記のような凸状模様を有するコンクリート製品は、基本的に従来のコンクリ ート製品の製造工程となんら変わることはない。すなわち、上記凸状模様と鏡像 関係にある面(例えば、底面)をもったコンクリート製品型枠にコンクリートを 投入するか、あるいは、同様の鏡像関係にある凹状模様を持ったシートなどをコ ンクリート製品型枠内に設置してからコンクリートを投入することで容易に製造 することができる。 【0008】 コンクリートを養生後、上記コンクリートから型枠あるいはシートを外すと型 枠内面あるいはシート表面の凹状模様が反転して、凸状模様が表面に表れたコン クリート製品が得られる。 【0009】 本考案で対象としているコンクリート製品は、車両、オートバイ等が頻繁に走 行する場所へ施工されるものではないが、進入路等で車両が歩道を横断するよう な箇所への施工は可能である。 【0010】 実験を伴う詳細な試験の結果、図1、図2に示すような形状寸法を持った凸状 模様をほどこした歩道用コンクリート製品が滑り止めとしての機能と歩きやすさ を最も両立させることができることが分かった。 【0011】 【考案の効果】 本考案により、降雨時の歩行者がすべりにくく、転倒等の事故を防ぐことがで きる。 【0012】 歩行者の足底部に適度な刺激を与えることによって歩行時の疲労を低減できる 。 【0013】 該製品を従来製品の製造と同工程で製造することによって、効率的にかつ安価 に提供することができる。 【0014】 積雪した場合、表面に高低差があることによって、これがないものより雪の溶 解が早い。
【図面の簡単な説明】 【図1】滑止模様の平面図 【図2】凸状模様の側面図 【図3】滑止模様の使用製品例

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】歩道部に用いるコンクリート製品であり、
    歩道部に露出する表面部分の全面または一部分に、独立
    した半球形の凸状模様が形成され、この凸状模様の高さ
    をh、底部の幅をmとしたとき、 2≦h≦3 10≦m≦25 の関係があり、且つ、この凸状模様の間隔をL1、ピッ
    チ対角をL2とした場合、 10≦L1≦60 20≦L2≦50 の市松模様に配したことを特徴とする歩道用滑り止めコ
    ンクリート製品
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