JP3091143U - 人形用椅子 - Google Patents

人形用椅子

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JP3091143U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】人形自体には特別の機構は設けられていない
が、ミルクを飲ませたり、歯を磨いてあげたりするな
ど、身の回りの世話をするような動作をしてあげること
により、人形自体が音声を発するような状況を作ること
ができる人形用椅子を提供する。 【解決手段】以下の要件を備えたこと。 (イ)椅子本体と人形1の身の回りの世話用具8、9、1
0とから構成されていること (ロ)椅子本体には発声装置6が設けられていること (ハ)世話用具には、上記発声装置6に接続する電気回路
を開閉するスイッチが設けられていること (ニ)上記スイッチは押圧センサであること

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は人形を着座させるための椅子に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】
一般に、人形には手足が胴体部に対して回動可能に取りつけられただけの人形 と、さらに音声を発したり、駆動機構によって手足を動かしたりするものがある 。前者のものは安価であるが、面白みに欠け、後者のものは面白いが、高価であ るほか、乱暴に扱うと故障しやすい欠点がある。しかも、故障すると、捨てられ てしまうことが多かった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記問題点を解消し、人形1自体には特別の機構は設けられていない が、ミルクを飲ませたり、歯を磨いてあげたりするなど、身の回りの世話をする ような動作をしてあげることにより、人形自体が音声を発するような状況を作る ことができる人形用椅子を提供することをその課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案に係る人形用椅子は、人形を着座させるため の椅子の形状を模し、以下の要件を備えたことを特徴とする。 (イ)椅子本体と人形の身の回りの世話用具とから構成されていること (ロ)椅子本体には発声装置が設けられていること (ハ)世話用具には、上記発声装置に接続する電気回路を開閉するスイッチが設 けられていること (ニ)上記スイッチは押圧センサであること
【0005】 なお、前記世話用具は、人形の口に接触させる用具を模した形状を有し、人形 の口に接触する部分に前記押圧センサを設けるのが好ましい。
【0006】 また、人形用椅子には以下の要件を付加してもよい。 (イ)前記発声装置は、前記スイッチの押圧時に発生する第1の音声と、第1の 音声を発声した後に発生する第2の音声を記憶していること (ロ)上記第2の音声は複数の音をランダムに発生するように構成されているこ と
【0007】 さらに、前記世話用具は、哺乳瓶の形状を模したり、歯ブラシの形状を模して 構成されているものでよい。
【0008】
【考案の実施の形態】
図1及び図2において符号1は人形、2は人形用椅子を示す。
【0009】 人形1は合成樹脂製で、胴体部1aの肩部と腰部に形成された穴(図示せず) に腕部と脚部の付け根を回動自在に連結したもので、内部に特別の機構は設けら れていない。したがって、自動的に腕部や脚部が動いたり、声を発したりするこ とはない。
【0010】 人形用椅子2は椅子本体2aと人形1の身の回りの世話用具とから構成されて いる。
【0011】 椅子本体2aは座板3と背部4とテーブル5とを一体に構成してなり、座板3 の下には音声合成回路やスピーカなどからなる発声装置6の収納部が設けられて いる。
【0012】 人形用椅子2の側部には世話用具の収納部7が形成されている。
【0013】 世話用具として、哺乳瓶の形状を模している第1の世話用具8と、歯ブラシの 形状を模している第2の世話用具9と、スプーンの形状を模している第3の世話 用具10とが配設されている。第1の世話用具8はテーブル5に保持されている 。
【0014】 各世話用具は電気コード15を介して上記発声装置6に電気的に接続し、発声 装置6と世話用具と電池(図示せず)とによって電気回路が構成されている。各 世話用具には電気回路を開閉するスイッチが設けられている。上記スイッチは押 圧センサで、第1の世話用具8は乳首の部分11が押圧により移動し、第2の世 話用具9はブラシの部分12が押圧により移動し、また第3の世話用具10はス プーンのすくい部の先端部13(図3参照)が押圧により移動してそれぞれ電気 回路を閉じ、押圧を解除することにより電気回路を開くように形成されている。 すなわち、押圧を感知することにより電気回路が閉じて発声装置6が作動するよ うに構成されている。
【0015】 ところで、上記発声装置6は通常の音声発生装置でよく、押圧時に発生する第 1の音声と、第1の音声を発生した後に発生する第2の音声を記憶している。例 えば、「ゴクゴク」「シャカシャカ」又は「モグモグ」という第1の音声は1種 類であるが、これらにそれぞれ続く第2の音声は複数個設定されており、例えば 「ゴクゴク」に対しては「ハーッ」「ダーイスキ」、「シャカシャカ」に対して は「シュー」「フー」、「モグモグ」に対しては「オイシイネ」「オカワリ」な どである。そして、上記第2の音声は複数の音をランダムに発生するように構成 されている。つまり、第1の音声が発生した後は、第2の音声が発生するが、複 数のもののうちどれが発生するかは予想できないようになっている。
【0016】 次に、上記構成の人形用椅子2の使用態様について説明する。まず、図1及び 図2に示すように人形1を着座させる。そして、例えば図4に示すように第1の 世話用具8を収納部7から取り出してその先端の乳首部分11を人形1の口に押 しつける。乳首部分11は押し付けによって移動し、電気回路のスイッチがオン されるので、まず第1の音声「ゴクゴク」という音声が発せられ、続いて「ハー ッ」又は「ダーイスキ」という第2の音声が発せられる。第1の世話用具8を口 から離してスイッチをオフにした後に再び押しつけると、同様に、第1の音声「 ゴクゴク」という音声が発せられ、続いて「ハーッ」又は「ダーイスキ」という 第2の音声が発せられる。
【0017】 また、図5のように、第2の世話用具9を収納部7から取り出してその先端の ブラシ部分12を人形1の口に押しつけて歯を磨くようなしぐさをすると、ブラ シ部分12は押圧を感知して電気回路のスイッチがオンされるので、まず第1の 音声「シャカシャカ」という音声が発せられ、続いて「シュー」又は「フー」と いう第2の音声が発せられる。第2の世話用具9を口から離した後に再び押しつ けると、同様に、第1の音声「シャカシャカ」という音声が発せられ、続いて「 シュー」又は「フー」という第2の音声が発せられる。
【0018】 同様に、図3及び図6のように、第3の世話用具10を収納部7から取り出し てその先端部13を人形1の口に押しつけて食事を与えるようなしぐさをすると 、先端部分13は押されて引っ込み、押圧を感知して電気回路のスイッチがオン されるので、まず第1の音声「モグモグ」という音声が発せられ、続いて「オイ シイネ」又は「オカワリ」という第2の音声が発せられる。第3の世話用具10 を口から離した後に再び押しつけると、同様に、第1の音声「モグモグ」という 音声が発せられ、続いて「オイシイネ」又は「オカワリ」という第2の音声が発 せられる。
【0019】 以上のように、人形1自体には特別なしかけは何もないが、座板3の下の発声 装置6から声が出るので、あたかも人形1が話をしているように聞こえるという 効果が得られる。
【0020】 また、世話用具の通常の使用態様で口に押しつけることによりスイッチが自動 的に入るので、世話をすることに人形1が反応しているような感じがし、第2の 音声はランダムに出るので、機械的な感じがせず、リアルである。
【0021】 なお、人形1は簡単な構造でよいので、多少乱暴に扱っても壊れにくい。
【0022】
【考案の効果】
請求項1に係る考案によれば、世話用具に設けられたスイッチを人形1に押圧 することにより、椅子本体に設けられた発声装置から音声が発生するので、着座 させた人形から音声が出ているような錯覚を受ける。このため、人形自体に複雑 な音声発生装置を設けなくてもよく、人形は簡単な構造でよいので、多少乱暴に 扱っても壊れにくい。
【0023】 請求項2に係る考案によれば、世話用具の通常の使用態様で口に押しつけるこ とによりスイッチが自動的に入るので、あたかも世話をすることに人形が反応し ているような状態を作ることができる。
【0024】 請求項3に係る考案によれば、第2の音声はランダムに出るので、機械的な感 じがせず、リアル性が向上する。
【0025】 請求項4及び請求項5に係る考案によれば、世話用具は、哺乳瓶の形状又は歯 ブラシの形状を模しているので、人形の世話などに最適であり、口にスイッチを 押しつけるのに自然である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る人形用椅子の斜視図
【図2】上記人形用椅子の側面図
【図3】第3の世話用具の一部の断面図
【図4】第1の世話用具の使用態様説明図
【図5】第2の世話用具の使用態様説明図
【図6】第3の世話用具の使用態様説明図
【符号の説明】
1 人形 2 人形用椅子 6 発声装置 8、9、10 世話用具 11、12、13 スイッチ

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人形を着座させるための椅子の形状を模
    し、以下の要件を備えたことを特徴とする人形用椅子。 (イ)椅子本体と人形の身の回りの世話用具とから構成
    されていること (ロ)椅子本体には発声装置が設けられていること (ハ)世話用具には、上記発声装置に接続する電気回路
    を開閉するスイッチが設けられていること (ニ)上記スイッチは押圧センサであること
  2. 【請求項2】 前記世話用具は、人形の口に接触させる
    用具を模した形状を有し、人形の口に接触する部分に前
    記押圧センサを設けたことを特徴とする、請求項1記載
    の人形用椅子。
  3. 【請求項3】 以下の要件を備えたことを特徴とする、
    請求項1又は2に記載の人形用椅子。 (イ)前記発声装置は、前記スイッチの押圧時に発生す
    る第1の音声と、第1の音声を発声した後に発生する第
    2の音声を記憶していること (ロ)上記第2の音声は複数の音をランダムに発生する
    ように構成されていること
  4. 【請求項4】 前記世話用具は、哺乳瓶の形状を模して
    いることを特徴とする、請求項1、2又は3に記載の人
    形用椅子。
  5. 【請求項5】 前記世話用具は、歯ブラシの形状を模し
    ていることを特徴とする、請求項1、2、3又は4に記
    載の人形1用椅子。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011254993A (ja) * 2010-06-09 2011-12-22 People Co Ltd 音声出力遊具
JP2017093801A (ja) * 2015-11-24 2017-06-01 ピープル株式会社 音声出力遊具
JP2019098195A (ja) * 2017-12-01 2019-06-24 株式会社バンダイ 演出出力玩具

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