JP3077289U - 指人形 - Google Patents

指人形

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JP3077289U
JP3077289U JP2000007731U JP2000007731U JP3077289U JP 3077289 U JP3077289 U JP 3077289U JP 2000007731 U JP2000007731 U JP 2000007731U JP 2000007731 U JP2000007731 U JP 2000007731U JP 3077289 U JP3077289 U JP 3077289U
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finger puppet
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保信 中村
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株式会社ハニートイス
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 口下片と口上片が相互に接近するよう手指に
力を入れることと、手指の力を抜くこととを交互に行う
だけで、口部を開閉できて、手指が疲れ難くなり、開閉
操作性が良く、誰でも容易に、確実に、且つスムーズに
口部を開閉でき、構成簡素で、耐久性に優れ、取扱いが
容易な指人形を提供する。 【解決手段】 口部が開閉するよう構成した指人形Aに
於いて、口部下部に配する口下片2と、口部上部に配す
る口上片3とからなる口部構成板1を適宜剛性を備えた
合成樹脂シート材によって一体的に形成すると共に、口
下片2と口上片3の連設部分に折りぐせ状の弾性折曲部
4を形成し、口部構成板1が弾性折曲部4で折曲自在と
なるよう構成すると共に、弾性折曲部4の弾性復元力に
よって、口下片2と口上片3とが相互に離れる向きに揺
動するよう構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、手指によって少なくとも口部が開閉するように構成された指人形( 手踊り人形)に係り、口部の開閉操作性を良くして、誰でも容易に、確実に、且 つスムーズに口部の開閉が行えるようにすると共に、口部の開閉操作に合せて適 宜音を発することができるよう工夫した指人形に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の指人形にあっては、種々のものが提供されており、例えば、口 部が開閉するように構成されたものの場合は、口部の下部と上部に夫々略袋状の 指入れ部分を形成し、口部の下部と上部に厚紙等の芯板材を夫々内装すると共に 、芯板材夫々の基端部分を布ヒンジ等で連結したり、或いは、芯板材夫々の基端 部分を接着したりして構成していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前述の如き指人形にあっては、口部の開閉操作が手指を閉じたり開 いたりすることによって行われるため、口部の開閉操作が連続すると、手指に力 を入れて閉じたり開いたりが繰り返され、手指が疲れ易くなる等の難点があった 。しかも、この種の指人形にあっては、主に幼児等が対象であるため、興趣に富 んだものを提供して、長期に亙って飽きることなく楽しめるものが望ましい。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案は、前述の如き難点等を解消するのは勿論のこと、口部の開閉 操作が誰でも容易に、確実に、且つスムーズに行え、加えて、口部の開閉操作に 合せて適宜音を発することもでき、興趣に富んで、長期に亙って飽きることなく 楽しめ、しかも、構成が簡素で、耐久性に優れ、取扱いが容易となる指人形を提 供すべく案出されたもので、請求項1記載の指人形Aにあっては、手指によって 口部が開閉するように構成した指人形Aに於いて、口部下部に配される口下片2 と、口部上部に配される口上片3とからなる口部構成板1を適宜剛性を備えた合 成樹脂シート材によって一体的に形成すると共に、口下片2と口上片3の連設部 分に折りぐせ状の弾性折曲部4を形成し、口部構成板1が弾性折曲部4で折曲自 在となるよう構成すると共に、弾性折曲部4の弾性復元力によって、口下片2と 口上片3とが相互に離れる向きに揺動するよう構成する手段を採用した。
【0005】 また、請求項2記載の指人形Aにあっては、口上片3に締付バンド6を固定し 、この締付バンド6によって手指が口上片3に密接するよう構成する手段を採用 した。
【0006】 更に、請求項3記載の指人形Aにあっては、小型電池、小型スピーカー、メロ ディーIC等を組込んで、鳴き声、おしゃべり、音楽、擬音等の適宜音を発する 音発生基板20を形成し、口下片2或いは口上片3に人形の舌の形態を模した舌 部構成体10を固定すると共に、この舌部構成体10に略袋状の収納部11を形 成し、この収納部11に音発生基板20を互換収納可能となるよう構成する手段 を採用した。
【0007】 そして、請求項4記載の指人形Aにあっては、小型電池、小型スピーカー、メ ロディーIC等を組込んで、鳴き声、おしゃべり、音楽、擬音等の適宜音を発す る音発生基板20を形成し、口下片2或いは口上片3に収容窪部2aを設け、こ の収容窪部2aに音発生基板20を互換収納可能となるよう構成し、口下片2と 口上片3の揺動動作に連繋して音発生基板20が作動するよう構成する手段を採 用した。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を図示例に基づいて説明すると、次の通りである。 図中Aは、手指によって少なくとも口部が開閉するように構成された本考案の 指人形(手踊り人形)であって、この指人形Aは、適宜布地等によって構成され る人形本体の口部下部(下顎部分)に縫着或いは接着される略半円板状の口下片 2と、人形本体の口部上部(上顎部分)に縫着或いは接着される略半円板状の口 上片3とからなる口部構成板1を適宜剛性を備えた略長円板状の合成樹脂シート 材によって一体的に形成すると共に、口下片2と口上片3の連設部分に折りぐせ 状の弾性折曲部4を形成する。そして、口部構成板1が弾性折曲部4で折曲自在 となるよう構成すると共に、弾性折曲部4の弾性復元力によって、口下片2と口 上片3とが相互に離れる向きに揺動するよう構成する。すなわち、口部構成板1 の弾性折曲部4によって口部が自動的に開く向きに弾性力が常時作用するように 構成されている。
【0009】 また、口下片2の上面及び口上片3の下面は、外観上の体裁を良くすると共に 幼児等が触ったときの感触が良くなるように、例えば、適宜布等による被覆材5 によって覆われている。
【0010】 更に、口上片3の上面上方に、適宜締付バンド6の中央部分が配されるように 形成すると共に、口上片3に、適宜締付バンド6の両端部分が固定されるように 形成してあり、この締付バンド6の締付け弾発力によって手指が口上片3に密接 (圧接)するように構成してある。すなわち、ゴムバンドや、帯紐や、その他の 適宜構成、材質の締付バンド6の両端部分を口上片3に固定(例えば、縫着或い は接着)し、この締付バンド6によって手指が口上片3がわに圧迫されるように 構成してある。尚、この締付バンド6は、指人形の口上片3上方にある適宜布で くるまれた綿部分内に配されており、口上片3と適宜布との間に設けられる空間 部分に手指をスムーズに入れることができると共に、締付バンド6の締付け弾発 力で手指が適度に圧迫されるように構成されている(図2、図3参照)。
【0011】 更に、本考案の指人形Aは、口部構成板1の口下片2或いは口上片3に、人形 の舌の形態を模した適宜布製の舌部構成体10の基端部分を固定(接着或いは縫 着)すると共に、この舌部構成体10の先端がわ部分に略袋状の収納部11を形 成してある。しかも、この収納部11の開口部12は、舌部構成体10の基端寄 りに配されると共に、舌部構成体10の下面がわに配され、収納部11に互換収 納可能に収納される音発生基板20が収納部11内から簡単に逸脱しないように 構成してある(図2、図4参照)。尚、音発生基板20を互換収納させるときは 、図4に示すように舌部構成体10を持ち上げて開口部12が下向き或いは前向 きとなるようにしてから、音発生基板20を収納部11から取出した後、他の音 発生基板20を収納部11に収納する。
【0012】 加えて、本考案の指人形Aは、口下片2(或いは口上片3)に、音発生基板2 0が互換収納可能となるような収容窪部2aを凹設し、この収容窪部2aを舌部 構成体15で覆えるように構成してある(図5参照)。
【0013】 前記音発生基板20は、小型電池、小型スピーカー、メロディーIC等を組込 んで、鳴き声、おしゃべり、音楽、擬音等の適宜音を発するように構成されてお り、例えば、感圧スイッチ等を設けて、口部の開閉操作(口下片2と口上片3の 揺動動作)に合せて適宜音を発することができるように構成しても良い。
【0014】 ところで、指人形Aの具体的構成、形状、寸法、材質、口部構成板1の具体的 構成、形状、寸法、材質、配設位置、固定手段、口下片2の具体的構成、形状、 寸法、材質、収容窪部2aの具体的構成、形状、寸法、配設位置、口上片3の具 体的構成、形状、寸法、材質、弾性折曲部4の具体的構成、形状、寸法、被覆材 5の具体的構成、形状、寸法、材質、締付バンド6の具体的構成、形状、寸法、 材質、配設位置、具体的固定手段、舌部構成体10の具体的構成、形状、寸法、 材質、配設位置、収納部11の具体的構成、形状、寸法、配設位置、開口部12 の具体的構成、形状、寸法、配設位置、舌部構成体15の具体的構成、形状、寸 法、材質、配設位置、音発生基板20の具体的構成、形状、寸法等は、図示例の もの等に限定されることなく適宜自由に設定、変更できるものである。
【0015】
【考案の効果】
従って、請求項1記載の指人形Aは、手指によって口部が開閉するように構成 した指人形Aに於いて、口部下部に配される口下片2と、口部上部に配される口 上片3とからなる口部構成板1を適宜剛性を備えた合成樹脂シート材によって一 体的に形成すると共に、口下片2と口上片3の連設部分に折りぐせ状の弾性折曲 部4を形成し、口部構成板1が弾性折曲部4で折曲自在となるよう構成すると共 に、弾性折曲部4の弾性復元力によって、口下片2と口上片3とが相互に離れる 向きに揺動するよう構成したので、口部構成板1の弾性折曲部4によって口部が 自動的に開く向きに作用するため、口部の開閉操作が、口下片2と口上片3が相 互に接近するように手指に力を入れることと、この手指の力を抜くこととを交互 に行うだけで良く、手指が疲れ難くなり、口部の開閉操作性が良くなり、誰でも 容易に、確実に、且つスムーズに口部を開閉できるようになる。しかも、構成が 簡素で、耐久性に優れ、取扱いが容易となる。
【0016】 また、請求項2記載の指人形Aは、口上片3に締付バンド6を固定し、この締 付バンド6によって手指が口上片3に密接するよう構成したので、手指による口 上片3の操作性が一層良好となる。
【0017】 更に、請求項3記載の指人形Aは、小型電池、小型スピーカー、メロディーI C等を組込んで、鳴き声、おしゃべり、音楽、擬音等の適宜音を発する音発生基 板20を形成し、口下片2或いは口上片3に人形の舌の形態を模した舌部構成体 10を固定すると共に、この舌部構成体10に略袋状の収納部11を形成し、こ の収納部11に音発生基板20を互換収納可能となるよう構成したので、口部の 開閉操作に合せて音発生基板20から適宜音を発することができるようになり、 興趣に富む指人形Aとなり、幼児等が長期に亙って飽きることなく楽しめるもの となる。 特に、舌部構成体10の収納部11に音発生基板20を簡単に互換収納できる ようになり、気分等に応じて音発生基板20を交換して、鳴き声や、おしゃべり や、音楽や、擬音等の適宜音を楽しめるようになる。
【0018】 そして、請求項4記載の指人形Aは、小型電池、小型スピーカー、メロディー IC等を組込んで、鳴き声、おしゃべり、音楽、擬音等の適宜音を発する音発生 基板20を形成し、口下片2或いは口上片3に収容窪部2aを設け、この収容窪 部2aに音発生基板20を互換収納可能となるよう構成し、口下片2と口上片3 の揺動動作に連繋して音発生基板20が作動するよう構成したので、口部の開閉 操作に合せて音発生基板20から適宜音を発することができるようになり、興趣 に富む指人形Aとなり、幼児等が長期に亙って飽きることなく楽しめるものとな る。 特に、口下片2或いは口上片3の収容窪部2aに音発生基板20を簡単に互換 収納できるようになり、気分等に応じて音発生基板20を交換して、鳴き声や、 おしゃべりや、音楽や、擬音等の適宜音を楽しめるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の指人形を例示する一部省略斜視図であ
る。
【図2】本考案の指人形を例示する一部省略縦断側面図
である。
【図3】本考案の指人形を例示する一部省略縦断正面図
である。
【図4】本考案の指人形の口部を例示する部分縦断側面
図である。
【図5】本考案の他の指人形の口部を例示する部分縦断
側面図である。
【符号の説明】
A 指人形 1 口部構成板 2 口下
片 2a 収容窪部 3 口上
片 4 弾性折曲部 5 被覆
材 6 締付バンド 10 舌部構成体 11 収納
部 12 開口部 15 舌部構成体 20 音発生基板

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手指によって口部が開閉するように構成
    した指人形に於いて、口部下部に配される口下片と、口
    部上部に配される口上片とからなる口部構成板を適宜剛
    性を備えた合成樹脂シート材によって一体的に形成する
    と共に、口下片と口上片の連設部分に折りぐせ状の弾性
    折曲部を形成し、口部構成板が弾性折曲部で折曲自在と
    なるよう構成すると共に、弾性折曲部の弾性復元力によ
    って、口下片と口上片とが相互に離れる向きに揺動する
    よう構成したことを特徴とする指人形。
  2. 【請求項2】 口上片に締付バンドを固定し、この締付
    バンドによって手指が口上片に密接するよう構成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の指人形。
  3. 【請求項3】 小型電池、小型スピーカー、メロディー
    IC等を組込んで、鳴き声、おしゃべり、音楽、擬音等
    の適宜音を発する音発生基板を形成し、口下片或いは口
    上片に人形の舌の形態を模した舌部構成体を固定すると
    共に、この舌部構成体に略袋状の収納部を形成し、この
    収納部に音発生基板を互換収納可能となるよう構成した
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の指人
    形。
  4. 【請求項4】 小型電池、小型スピーカー、メロディー
    IC等を組込んで、鳴き声、おしゃべり、音楽、擬音等
    の適宜音を発する音発生基板を形成し、口下片或いは口
    上片に収容窪部を設け、この収容窪部に音発生基板を互
    換収納可能となるよう構成し、口下片と口上片の揺動動
    作に連繋して音発生基板が作動するよう構成したことを
    特徴とする請求項1または請求項2記載の指人形。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08182196A (ja) * 1994-12-27 1996-07-12 Seikosha Co Ltd 電源回路
WO2022145116A1 (ja) * 2020-12-29 2022-07-07 三共理研株式会社 奏鳴玩具

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JPH08182196A (ja) * 1994-12-27 1996-07-12 Seikosha Co Ltd 電源回路
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