JP3038273U - 玩具装置 - Google Patents

玩具装置

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JP3038273U
JP3038273U JP1996012790U JP1279096U JP3038273U JP 3038273 U JP3038273 U JP 3038273U JP 1996012790 U JP1996012790 U JP 1996012790U JP 1279096 U JP1279096 U JP 1279096U JP 3038273 U JP3038273 U JP 3038273U
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toy
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battery
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JP1996012790U
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Inventor
浩一 山崎
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株式会社エムエスシ−
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人形玩具装置の形態に違和感を与えることな
く、電池などの電子装置を容易に取り外すことのできる
簡単な構造で成る低コストの玩具装置を提供することを
目的とする。 【解決手段】 玩具装置本体(人形体1)を有し、玩具
装置本体には凹部3が形成され、この凹部3には電子装
置2が着脱自在に設けられ、電子装置2を凹部3に装着
したときに当該電子装置2の外表面が玩具装置本体の外
表面と連続する曲面に形成され、電子装置には少なくと
も電池9a,9bを有して構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本願考案は、玩具装置本体に電子装置を着脱自在に装着する玩具装置に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、合成音声等を出力する電子装置が組み込まれた種々の人形玩具装置が提 案されている。 従来のこのような人形玩具装置は、音声合成回路、スピーカ、抵抗、コンデン サー等の電子部品をプリント基板に組み付け、このプリント基板が直接的に人形 玩具装置内に設けられている。そして、前記プリント基板上の電子部品に電源を 供給するための電池がプリント基板上、若しくはプリント基板とは別体の容器内 に収容されて人形玩具装置内に設けられている。 ところで、このような人形玩具装置の外表面は適宜の人気キャラクターの形態 に形成されており、この形態に違和感を与えないようにするために、例えば、人 形玩具装置を二つ割りにして左右一対の人形玩具体を形成し、上記プリント基板 や電池をいずれか一方の人形玩具体内に取り付けた後、一対の人形玩具体をビス 等で固定することにより人形玩具装置を組み立てるようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の人形玩具装置は一対の人形玩具体をビス等で固定してい るので、電子装置や電池を容易に取り出すことができず、電池の交換作業が煩雑 であった。 このため、上記プリント基板や電池を立方体形状の容器内に収容し、当該容器 を人形玩具装置の胴体部に着脱自在に設けることが考えられる。 ところが、立方体形状の容器をそのまま人形玩具装置の胴体部に設けると、直 線的な立方体形状の容器が外部から視認されることになり、人形玩具装置に特有 な曲面を有する外表面に違和感を与えてしまうという問題点を有していた。 そこで、電子装置を人形玩具装置内に固定し、電子装置の蓋体の外表面を人形 玩具装置の外表面と同一曲面に形成することが考えられる。 しかしながら、電子装置の蓋体の外表面を人形玩具装置の外表面と同一曲面に 形成することにより違和感は改善される反面、電子装置が人形玩具装置内に固定 されているので、当該電子装置を容易に取り外すことができず、電池の交換作業 もやりづらいという問題点を有していた。 本願の請求項1乃至3に記載の考案は、上記問題点に鑑みてなされたもので、 人形玩具装置の形態に違和感を与えることなく、電池などの電子装置を容易に装 着し取り外すことのできる簡単な構造で製造が容易な低コストの玩具装置を提供 することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本願の請求項1に記載の玩具装置は下記の要件 を備えたことを特徴とする。すなわち、 (イ)玩具装置本体を有すること。 (ロ)前記玩具装置本体には、凹部が形成されていること。 (ハ)前記凹部には、電子装置が着脱自在に設けられていること。 (ニ)前記電子装置を前記凹部に装着したときに、当該電子装置の外表面が玩具 装置本体の外表面と連続する曲面に形成されていること。 (ホ)前記電子装置は、少なくとも電池を有すること。
【0005】 上記の課題を解決するために、本願の請求項2に記載の玩具装置は下記の要件 を備えたことを特徴とする。すなわち、 (イ)玩具装置本体を有すること。 (ロ)前記玩具装置本体には、凹部が形成されていること。 (ハ)前記凹部には、電子装置が着脱自在に設けられていること。 (ニ)前記電子装置を前記凹部に装着したときに、当該電子装置の外表面が玩具 装置本体の外表面と連続する曲面に形成されていること。 (ホ)前記電子装置は、少なくとも電池を有すること。 (ヘ)前記玩具装置本体は、人形の形態に形成されていること。
【0006】 上記の課題を解決するために、本願の請求項3に記載の玩具装置は、請求項1 若しくは請求項2に記載の玩具装置に対して下記の要件を加えたことを特徴とす る。すなわち、 (イ)前記電子装置は、前記電池により駆動される合成音声出力部を有すること 。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案に係る玩具装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は電子装 置を玩具装置に取り付ける場合を示した斜視図であり、図2は電子装置の分解斜 視図であり、図3は玩具装置の一部断面斜視図である。
【0008】 本考案に係る玩具装置は図1に示すように、合成樹脂やプラスチック等の適宜 の部材により任意のキャラクターの形態に成形される人形体1を有する。この人 形体1の胴部11と脚部14は一体に形成されている。胴部11には頭部12及 び腕部13が回動自在に取り付けられている。また、胴部11の背面側には凹部 3が形成されている。当該凹部3には電子装置2が着脱自在に装着される。すな わち、凹部3には溝31が設けられ、当該溝31には操作端51が摺動自在に設 けられている。この操作端51には一対の平行なフック部材5が一体に設けられ ている。従って、電子装置2を凹部3へ挿入した状態で操作端51を図1におい て右方向へスライドさせることにより、電子装置2側に設けられた係止突起4が フック部材5によって係止されるようになっている。 ここで、上記人形体1の外表面は適宜のキャラクターと擬似的な形態に形成さ れているが、上記キャラクターとは映画やテレビ画像に現出する人気キャラクタ ーのみならず、人物、動植物、空想上の生物、ロボット等が含まれる。
【0009】 図2に示すように、電子装置2は電池9a、9bを収容する電池収容部21と 、プリント基板7を収容する基板収容部22を有する。電池収容部21と基板収 容部22はそれぞれ対向する側が開放されている。また、電池収容部21は電池 9a,9bを収納し得る大きさに形成され、電池9a,9bを挿入するためにそ の底面側も開口されている。そして、基板収容部22は上記電池収納部21とほ ぼ同一の大きさでなる長方形の箱形に形成されている。電池収納部21の内壁に は取付部24a、24bが設けられている。また、電池収納部21の一端には係 止突起4が設けられると共に、その内側に一対の接点61a,61bが取り付け られている。この一対の接点61a,61bは電池9a,9bの電極と接触する ようになっている。 基板収容部22側には、前記一対の接点61a,61bと対向する位置に一対 の接点受け部が設けられており、電池収容部21と基板収容部22を重ね合わせ たときにこの一対の接点受け部と一対の接点61a,61bが接触するようにな っている。そして、基板収容部22側に設けられる一対の接点受け部はプリント 基板7から引き出されるリード線と接続されており、電池9a,9bからの電源 が接点61a,61b、接点受け部及びリード線を介してプリント基板7に供給 される。 また、基板収容部22の外表面である背面23は、玩具装置本体である人形体 1の外表面と連続する曲面に形成されている。そして、この背面23には通気口 73と開口74が形成されている。
【0010】 プリント基板7にはスイッチ71と、振動を検知したときにオンする振動検知 器72と、任意の音声を合成する音声合成回路及びトランジスタ、抵抗、コンデ ンサー等の電子部品が取り付けられている。また、プリント基板7にはリード線 を介してスピーカ8が接続されている。上記スイッチ71は開口74と対応する 位置に設けられ、スピーカ8は前記通気口73と対応する位置に設けられる。 従って、電子装置2は振動検知器72が振動を検知したときに適宜の音声を合 成して放音する。
【0011】 電子装置2を組み立てる場合は、スイッチ71を開口74に挿入する位置にプ リント基板7を位置決めすると共に、スピーカ8を通気口73と対応する位置に 配置する。そして、電池9a,9bを取り外した状態でビスを取付部24a,2 4bから挿入して基板収納部22側にビス止めする。これにより、電池収納部2 1が基板収納部22へ重ね合わされた状態で取り付けられる。その後、電池9a ,9bを電池収納部21の底面側から挿入して取り付ける。
【0012】 次に、本考案に係る玩具装置1の作用を説明する。 まず、電子装置2を人形体1に装着する場合を説明すると、基板収納部22が 人形体1の背面側となるようにして電子装置2を凹部3の内壁に沿って挿入する 。このように電子装置2が凹部3内の所定の位置に案内された状態で操作端51 を溝31に沿って右方向へ(図1において)スライドさせることにより、電子装 置2側に設けられた係止突起4がフック部材5によって係止される。これにより 、電子装置2が人形体1に確実に保持される。このように電子装置2が人形体1 に装着された状態では基板収容部22の外表面である背面23が人形体1の外表 面と連続する曲面に形成されているので、玩具装置の形態、特にその外表面の形 状に違和感を与えることがなく、興趣性の高い玩具装置を実現することができる 。 このように、まず、電子装置2を組み立てて当該電子装置2をそのまま人形体 1に装着するだけで組立が完了するので製造工程を簡略化することができる。 そして、電子装置2のスイッチ71をオンすると電子装置2が動作可能状態に 設定される。ここで、人形体1に振動を与えると振動検知器72が検出動作して 適宜の音声、例えば、「シュワッチ!」等の合成音がスピーカ8から出力され、 通気口73を介して放音される。また、このような振動を人形体1に与えた場合 でも、電池9a,9bは電池収容部21内に確実に保持されているので脱落する ことがない。
【0013】 次に、電子装置2を取り外す場合を説明する。電子装置2を人形体1から取り 外す場合は、操作端51を溝31に沿って左方向へ(図1において)スライドさ せることにより、電子装置2側に設けられた係止突起4とフック部材5との係止 が解除されるので、電子装置2を容易に取り外すことができる。 また、電子装置2が取り外されると、電池収納部21の底面側から電池9a, 9bを容易に交換することができる。 また、電子装置2が人形体1に着脱自在に設けられているので、電子装置2を 取り外して遊ぶことができる。
【0014】 尚、図1乃至図3に示した実施の形態では人形体1に適用した場合を説明した が本考案はこれに限定されず、自動車玩具などの適宜の玩具装置にそのまま適用 することができる。 また、上記の例では電子装置2を人形体1の背面に設けて構成したが、本考案 はこれに限定されず、適宜の位置、例えば人形体1の胸部や頭部等に設けて構成 してもよい。 また、上記の例では電子装置2内に電池9a,9bの他に音声合成回路などの 電子部品を収納して構成したが、音声合成回路などの電子部品を別体に設けて電 池のみを電子装置2内に収容してもよい。
【0015】
【実施例】
本願考案の一実施例によると、人形体1の大きさは、身長19cm、横幅8. 5cm、奥行き4cmに形成されている。また、電子装置2の高さは53mm、 横幅24mm、最大奥行き28mmに形成されている。そして、人形体1の背面 側には縦53mm、横24mm、深さ28mmの凹部3が形成されている。
【0016】
【考案の効果】
以上説明してきたように、本願の請求項1に記載の玩具装置は玩具装置本体を 有し、玩具装置本体には凹部が形成され当該凹部には電子装置が着脱自在に設け られている。電子装置を凹部に装着したときに当該電子装置の外表面が玩具装置 本体の外表面と連続する曲面に形成されているので、玩具装置の外表面に違和感 を与えることがなく、興趣性の高い玩具装置を実現することができるという効果 を有する。 また、玩具装置本体に着脱自在に設けられる電子装置には少なくとも電池が収 納されるので、電池交換を容易に行うことのできる簡単な構造で成る低コストの 玩具装置を提供することができるという効果を有する。 また、特別の蓋体を設ける必要がなく、単に電子装置を玩具装置へ装着するだ けで玩具装置の外表面を適切に形成することができ、異なる形状の他の玩具装置 にもそのまま適用することができるという効果を有する。 また、電子装置を組み立てて当該電子装置をそのまま人形体に装着するだけで 全体の組立が完了するので製造工程を簡略化することができるという効果が得ら れる。
【0017】 また、本願の請求項2に記載の玩具装置は、人形の形態に形成された玩具装置 本体を有し、玩具装置本体には凹部が形成され当該凹部には電子装置が着脱自在 に設けられている。電子装置を凹部に装着したときに当該電子装置の外表面が玩 具装置本体の外表面と連続する曲面に形成されているので、玩具装置の外表面に 違和感を与えることがなく、興趣性の高い玩具装置を実現することができるとい う効果を有する。 また、玩具装置本体に着脱自在に設けられる電子装置には少なくとも電池が収 納されるので、電池交換を容易に行うことのできる簡単な構造で成る低コストの 玩具装置を提供することができるという効果を有する。 また、電子装置を組み立てて当該電子装置をそのまま人形体に装着するだけで 全体の組立が完了するので製造工程を簡略化することができるという効果が得ら れる。
【0018】 また、本願の請求項3に記載の玩具装置は、人形の形態に形成された玩具装置 本体を有し、玩具装置本体には凹部が形成され当該凹部には電子装置が着脱自在 に設けられている。電子装置を凹部に装着したときに当該電子装置の外表面が玩 具装置本体の外表面と連続する曲面に形成されているので、玩具装置の外表面に 違和感を与えることがなく、興趣性の高い玩具装置を実現することができるとい う効果を有する。 また、玩具装置本体に着脱自在に設けられる電子装置には少なくとも電池が収 納されるので、電池交換を容易に行うことのできる簡単な構造で成る低コストの 玩具装置を提供することができるという効果を有する。 また、電子装置は電池により駆動される合成音声出力部を有するので、振動な どによって適宜の音声を出力させることができ、玩具遊びに飽きることがなく、 興趣性の高い玩具装置を実現することができるという効果を有する。 また、電子装置を組み立てて当該電子装置をそのまま人形体に装着するだけで 全体の組立が完了するので製造工程を簡略化することができるという効果が得ら れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る玩具装置に電子装置を取り付ける
場合を示した斜視図である。
【図2】電子装置の分解斜視図である。
【図3】玩具装置の一部断面斜視図である。
【符号の説明】
1 人形体 2 電子装置 3 凹部 4 係止突起 5 フック部材 7 プリント基板 8 スピーカ 9a 電池 9b 電池 11 胴部 21 電池収容部 22 基板収容部 23 背面

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件を備えたことを特徴とする玩
    具装置。 (イ)玩具装置本体を有すること。 (ロ)前記玩具装置本体には、凹部が形成されているこ
    と。 (ハ)前記凹部には、電子装置が着脱自在に設けられて
    いること。 (ニ)前記電子装置を前記凹部に装着したときに、当該
    電子装置の外表面が玩具装置本体の外表面と連続する曲
    面に形成されていること。 (ホ)前記電子装置は、少なくとも電池を有すること。
  2. 【請求項2】 前記玩具装置本体は、人形の形態に形成
    されていることを特徴とする請求項1に記載の玩具装
    置。
  3. 【請求項3】 前記電子装置は、前記電池により駆動さ
    れる合成音声出力部を有することを特徴とする請求項1
    又は請求項2に記載の玩具装置。
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