JPH0636864Y2 - 発声ダルマ装置 - Google Patents

発声ダルマ装置

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JPH0636864Y2
JPH0636864Y2 JP3078289U JP3078289U JPH0636864Y2 JP H0636864 Y2 JPH0636864 Y2 JP H0636864Y2 JP 3078289 U JP3078289 U JP 3078289U JP 3078289 U JP3078289 U JP 3078289U JP H0636864 Y2 JPH0636864 Y2 JP H0636864Y2
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dharma
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JP3078289U
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ロン シ ワン
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キヨー プレシジョン インダストリィ カンパニー リミテッド
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、従来のダルマを改良し、発声回路にICを用
い、スイッチにマイクロスイッチを使用した発声ダルマ
装置に関する。
「従来技術」 時代の変遷と工業の迅速な進歩により、現今のハイテク
時代では、一般の子供がもはや従来の玩具に対する興味
を失い、特殊音声や発光を有する玩具へ興味が移ってい
る。しかし、従来の玩具は、僅かな改良を加えるだけ
で、新たな生命を付与したかのごとく、生き生きとな
り、子供の好むものとなる。
「考案が解決しようとする課題」 我々の知っている従来のダルマ装置は、底部に重りを置
き、重心を下げて、ダルマが左右に揺れても、起きてい
る姿勢を保つものである。しかし、この程度ではもはや
人達の興味をそそらない。
「課題を解決するための手段」 本考案者は、上記理由に鑑み、従来のダルマ装置を改良
設計し、もっと娯楽効果を与えるために、目下の電子技
術を利用して、美しいメロデーを発声するダルマ装置を
考案し、日常生活の楽しみの増進に寄与することを目的
とするものである。
「実施例」 第1図は本考案によるダルマ装置の斜視図である。勿
論、その外観が色々と変化でき、最も娯楽的趣の異なっ
たものや、最も形の美しいデザインにすることができ
る。ここでは図示の形状に基づいて、外観の一実施例と
して説明する。
本実施例においては、ダルマ全体が上殻体1と、下殻体
2とから構成される。第2図は下殻体2を断面して、内
部構造を示したもので、下殻体2には雌ネジ溝が各々刻
まれた3本の円筒ボス202が配置されている。ダルマの
重心が下殻体2の底部にあり、下殻体底部中央には孔20
3が形成されている。下殻体2の内部には、体積の比較
的小さい重り3があり、この重り3には、下殻体2の円
筒ボス202が貫通する3つの貫通孔が形成されている。
重り3の底部には、螺子5aによって下殻体2に固定され
るマイクロスイッチ4が内部に配置される長方形の溝が
形成される。スイッチは2本の導線6a,6bを経由して回
路板7に接続されている。この回路板7は両面発泡テー
プで電子音スピーカ8の下に貼られ、この電子音スピー
カ8が下殻体の蓋2aの底部に固定されている。この蓋2a
は、3つの螺子5bによって下殻体の3本の円筒ボス202
と重り3とを同時に固定して、一体に結合している。
従来のダルマ内の重りは嵩張るが、本考案の重り3は、
電子音スピーカ8及び電池室9内の電池の重量を利用で
きるので、極めて小さい体積の鉄塊で事足り、従ってダ
ルマを低重心に維持することができる。
第3図は、本考案によるダルマ装置の別の実施例を示し
ている。重り3′の中央部は中空の円柱202′になって
おり、その中に負抵抗係数の光電要素4′例えばCDSを
取付け、この光電要素4′が2本の導線6a′,6b′によ
って回路板7′に接続されている。この回路板上には電
子発音(発光)装置8′及び水銀電池9a′が配置され
る。下殻体部分には、3本の円筒ボスが形成され、重り
3′には、各円筒ボスに通される3つの貫通孔が形成さ
れて、直接下殻体内に入れられる。従って、回路板7′
は、3本の螺子5a′で下殻体2′に固定され、同時に重
り3′も螺子で固定される。
下殻体2′の底部中央には、ちょうど重りの中空円柱下
方に位置している小孔203′がある。感光(光電)要素
4′例えばCDSは、スポンジのジャケットをはめて、重
りの中央円柱内に取付けられている。光電要素4′は、
下殻体の底部にある孔に入射した光線を利用して回路板
7′の電子回路を導通させ、これによって発声装置8′
を発声させる。電池9′は、回路板7′に電気を供給す
る電源である。しかし、実際の設計では、ダルマが静止
状態において光線が重りの中空円柱202′に入射するの
を防止するため、下殻体底部の小孔の外部の口径を小さ
く、内部口径を大きくして、孔に円錐面を形成してい
る。従って、ダルマは、静止状態においても光線が入射
せず、回路が誤動作する恐れがない。
第4図は本考案によるダルマ装置の分解図である。下殻
体の蓋2a上には、電池を収容して回路板の供給電源とす
る電池室9が設けられている。上殻体1の下方には、先
端近傍の上部に半球状の突起が各々形成されるL型鈎10
1が設けられている。各蓋の裏側の片側には、上殻体1
と下殻体2とを組み合せた時に、L型鈎101が下殻体2
のスロット201に侵入して、突起と接触し得る窪み204が
形成され、更に、窪み方向に廻すと、各突起が窪み204
に係合して、ピッタリとかぶせられて一体となる。上殻
体のL型鈎と下殻体のスロットとの結合が第5図に示さ
れている。この結合構造では、電池さえ交換すれば何時
でも使えるので、本考案の使用寿命が極めて長い。
ダルマが揺れた時に、発声回路から予め設定された音声
が発声される動作を第6図を参照して説明する。ダルマ
が起きている静止姿勢では、マイクロスイッチの先端が
引込んでいるので、接点が離れて通電せず、ダルマが発
声しない。第7図に示すように、ダルマが揺れると、マ
イクロスイッチの先端が下殻体からはみ出すので、上部
の接点が接触し、回路が通電して、発声装置から所定の
音声を発声する。
ダルマが揺れている時には、マイクロスイッチがオンオ
フしているが、回路板の回路設計により、オンオフの状
態にあっても音声が中断することなく、設定の音声例え
ば音楽の演奏が終了するまで継続し、演奏が終わっても
まだ揺れている場合には演奏を再開できる。本考案によ
る別の実施例は、第8図に示すように光電要素を用いた
スイッチを採用している。ダルマが起きている静止姿勢
の状態では、光線が光電要素に照射できないので、回路
板が通電せず、ダルマが発声しない。しかし、ダルマが
揺れると、ダルマが傾斜するので、底部の孔から光線が
入り、光電要素が感光し、ダルマ内部の発声回路と発声
装置の通電を誘発して、設定された音声を発声する。音
声の種類は、設計により、色々できるが、例えば、音楽
のメロデー、動物の泣き声、人間の言葉、特殊電子音響
等であるが、人間の笑声も最良の実施例の1つである。
揺れる毎に笑声を発し、揺れが大きい程笑声の間隔も大
きく、揺れの末期での笑声間隔が一番大きく、揺れが止
まると笑声も止む。勿論、異なった音響効果も、回路の
設計によって容易に達成することができる。例えば、笑
声は一揺れを周期とし、揺れ始めは笑声が最大で、連続
的であるが、揺れが小さくなるにつれて笑声も小さくな
り、揺れが止まると笑声も止まる。
「考案の効果」 上記を総合すると、本考案は、変化に富んだ外観と、種
々の設定音声を発声するダルマ装置を提供し、このよう
なデザインによりダルマの機能を大幅に向上したもので
ある。
ダルマが起きている時にはマイクロスイッチが切れた状
態にあり、揺れるとマイクロスイッチが入って、発声回
路が通電して、スピーカを通じて発声される。これに新
規な外形を付与してダルマの玩具としての娯楽性と面白
味を増すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるダルマ装置の斜視図、第2図は第
1図に示す下殻体の断面図、第3図は本考案による別の
下殻体の断面図、第4図は本考案によるダルマ装置の立
体分解図、第5図は本考案によるダルマ装置の組み合わ
せ部品の透視図、第6図は本考案によるダルマ装置の静
止時、即ちマイクロスイッチが切れている(オフ)状態
の図、第7図は本考案によるダルマ装置の揺動時、即ち
マイクロスイッチが入った(オン)状態の図、第8図は
本考案によるダルマ装置の別の実施例の揺動時の図であ
る。 1…上殻体、2…下殻体、3…重り、4…スイッチ、7
…回路板、8…スピーカ、9…電池室、101…L型鈎、2
01…スロット、203…小孔。

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】L型鈎を有する上殻体と、各L型鈎が侵入
    し得るスロットを有する下殻体と、下殻体の底部中央に
    形成される小孔と、下殻体の底近傍に配置されると共に
    矩形溝が形成される小体積の重りと、この矩形溝に配置
    されてダルマの発音を制御するスイッチと、予め発声を
    設定した回路板と、電子音スピーカ及び電池室とを備
    え、ダルマが揺れるとスイッチが導通して、ダルマは所
    定の音声を発声することを特徴とするダルマ装置。
  2. 【請求項2】前記重りは、電子音スピーカと電池室内の
    電池と共にダルマの重心を構成することを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載のダルマ装置。
  3. 【請求項3】前記L型鈎の先端近傍上には半球状の突起
    が形成され、前記スロット近傍の蓋の裏側には突起と係
    合し得る窪みを有して、上下殻体の組合時に突起と窪み
    が接触して両者の殻体がしっかりと一体になる実用新案
    登録請求の範囲第1項記載のダルマ装置。
  4. 【請求項4】前記回路板が製造時に任意に各種の音声を
    設定できる実用新案登録請求の範囲第1項記載のダルマ
    装置。
  5. 【請求項5】前記ダルマの発音を制御するスイッチは、
    マイクロスイッチである実用新案登録請求の範囲第1項
    記載のダルマ装置。
  6. 【請求項6】前記ダルマの発音を制御するスイッチは、
    光電部品である実用新案登録請求の範囲第1項記載のダ
    ルマ装置。
  7. 【請求項7】前記下殻体の小孔は、内部口径が大きく、
    外部口径が小さくて、円錐面を形成する実用新案登録請
    求の範囲第6項記載のダルマ装置。
JP3078289U 1989-03-17 1989-03-17 発声ダルマ装置 Expired - Lifetime JPH0636864Y2 (ja)

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JPH02121093U JPH02121093U (ja) 1990-10-01
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