JPH0347899Y2 - - Google Patents

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JPH0347899Y2
JPH0347899Y2 JP1983120944U JP12094483U JPH0347899Y2 JP H0347899 Y2 JPH0347899 Y2 JP H0347899Y2 JP 1983120944 U JP1983120944 U JP 1983120944U JP 12094483 U JP12094483 U JP 12094483U JP H0347899 Y2 JPH0347899 Y2 JP H0347899Y2
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JP
Japan
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card
battery
leaf spring
sound
contact
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JP1983120944U
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JPS6029661U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案、カードを開くと音(たとえばメロデ
イー、人の音声等)が出るようになつている音の
出るカードに関する。
従来より、クリスマスカード、バレンタインカ
ード、バースデーカード、結婚記念カード、引出
物カード等の挨拶あるいは記念カード、商品カタ
ログ、パンフレツト又は書籍、オルゴール、アル
バム等の商品において、カード等から音を発生さ
せる工夫が種々提案されているが、音を発生させ
る装置の大きさ及び厚さが開発改良の支障となつ
ていた。しかし、最近マイクロ電池やIC素子が
開発され、音発生装置を小型化かつ薄型化するこ
とが可能となり、カード表面の絵柄に適合した音
を発生させることにより、耳からの立体的な効果
を楽しめるカードの出現が望まれている。
この考案はかかる事情よりなされたものであ
り、カードが閉じられている時には通常のカード
と同じであり、カードを開いた時にそのカードに
適した音を発生させることにより、立体的な音響
効果を楽しめるようにしたカードを提供すること
を目的としている。
以下にこの考案を説明する。
この考案は、基板の回路パターンに装着された
音声発生回路と、この音声発生回路に接続された
スピーカと、前記音声発生回路に電力を供給する
電池と、前記電池の電力供給をオンオフするスイ
ツチ手段とで成る平板状の音声発生装置を、折部
を介して開閉できるカードの裏板又は表板に一体
に配置して成る音の出るカードにおいて、前記ス
イツチ手段は、一端が前記回路パターンに固定さ
れ、他端が前記電池の表面に接触するように折曲
された弾性変位する板ばねで形成され、前記板ば
ねの折曲部が接触子として前記カードの前記折部
の近傍に突出して接し、かつ前記接触子が前記カ
ードの表板又は裏板のカード面に沿つて移動でき
るように形成されており、前記カードが前記折部
を介して閉じられている時に、前記接触子が前記
カード面の押圧作用により前記折部に対して直角
方向にかつ前記カード面に沿つて移動することに
より、前記板ばねが付勢されて弾性変位し、前記
板ばねの他端が前記電池の表面より離れて前記電
池より電力の供給がオフとなり、前記カードが前
記折部を介して開かれた時に、前記接触子が前記
折部と直角方向にかつ前記カード面に沿つて移動
することにより、前記板ばねが弾性作用によつて
弾性復帰し、前記板ばねの他端が前記電池の表面
に接触して前記電池より電力の供給がオンとなる
ようにしたものである。すなわち、第1図はこの
考案の一実施例を示すカード1の概略構造を示す
ものであり、カード1は表板2を開いて利用され
ているようになつており、このカードの目的(こ
の例ではクリスマスカード)が絵柄や文字等で表
板2の裏面及び裏板3に表現されており、表板2
を開けると裏板3内に見えないように設けられて
いる音発生装置10が作動して、このカード(こ
の例ではクリスマスカード)に最も適した音楽
(たとえばジングルベル、ホワイトクリスマス)
のメロデイーを発生するようにしている。音発生
装置10は裏板3の折返しカバー(たとえば紙)
で利用者には直接目で見えないうに埋設されてお
り、この音発生装置10に設けられているスイツ
チ手段としての板ばね11がその先端部の接触3
11Aを介して表板2の開閉を検知するようにな
ている。表板2が閉じられて裏板3と接触してい
る場合、板ばね11が図示の右方に押されてカバ
ー内に隠れ、これにより内蔵されている電池(後
述する)を回路系からオフする。そして、利用者
によつて表板2が開けられた時、板ばね11の弾
性作用によつて左方に移動して第1図の状態とな
り、板ばね11の移動可能な一端が電池に接触す
ることにより電池から電力が供給されるようにな
り、これにより音発生装置10を作動させて音を
発生させるものである。
第2図A,Bはこの考案に適用することができ
る音発生装置の構造を示すものであり、音発生装
置10の各素子は矩形状の薄い基板12の上に装
着されており、薄い円板状のマイクロ電池13は
弾性作用を有する押え板16で上部を押さえら
れ、着脱可能に基板12に装着されており、IC
素子で成る音発生回路14は基板12の回路パタ
ーンに装着されている。また、音を外部に出力す
るためのスピーカ15も薄型円形状に構成されて
おり、基板12の上部に装着されており、スイツ
チ手段としての板ばね11が導体の回路パターン
17にその一端を固定され、他端がマイクロ電池
13の側面に接触するように、かつ移動可能に取
付けられている。ここで、音発生装置10の回路
構成を示すと第3図のようになつており、外的な
力によつて板ばね11がマイクロ電池13と接触
することにより回路系がオン状態となり、電池1
3からの電力供給によつて音発生回路14及びス
ピーカ15が作動し、所定時間だけ音楽等のメロ
デイーが出力される。
このような構造において、カード1は通常表板
2及び裏板3が閉じられた状態で取引、販売され
るので、音発生装置10の板ばね11は表板2の
押圧作用によつて第2図Aの破線の状態となつて
いる。したがつて、第3図に示すように板ばね1
1はオフとなつており、マイクロ電池13からの
電力は音発生回路14及びスピーカ15には供給
されず、スピーカ15からも音は発生しない。そ
して、カード1が販売されて利用者がカードを利
用する段階になると、利用者は表板2を開けるこ
とになるので、音発生装置10の板ばね11がそ
の弾性作用によつて第2図Aの実線のように変形
し、板ばね11の一端がマイクロ電池13の側面
に接触することにより回路系が導通する。つま
り、第3図の回路構成で板ばね11がオンするの
で、マイクロ電池13からの電力が音発生回路1
4及びスピーカ15に供給され、音発生回路14
から所定時間だけ出力される音声信号がスピーカ
15を介して外部に出力される。これにより、カ
ード1の利用者はそのカードを開くと同時に音を
聞くことができ、カードからより一層の効果を楽
しむことが可能となる。そして、カードの開閉か
ら所定時間が経過すると音発生回路14は音声信
号の出力を停止するので、スピーカ15からは音
声が出力されなくなる。さらに、カード1の表板
2を閉じると板ばね11がその押圧作用によつて
第2図Aの破線のように変形するので、板ばね1
1の一端とマイクロ電池13の側面との接触が遮
られることにより、音発生回路14は動作が停止
される。
なお、上述の実施例ではクリスマスカードを例
に挙げて説明したが、他のカードについても全く
同様に適用することができる。
以上のようにこの考案のカードによれば、カー
ドが開くと音が出て、閉じると止るようにしてあ
るので、電池の消耗が少なく、この電池に対する
開閉が板ばねの変形によるものであるから、円滑
にして確実な動作を行ない得、この種の薄物カー
ドのスイツチとしては適切なものである。また、
全体として薄型のカードであるから梱包して運搬
する場合にも便利である。
なお、スピーカの代りに圧電ブザーを用いるよ
うにすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す図、第2図
Aはこの考案に用いる音発生装置の概略構造を示
す平面図、同図Bはその側面図、第3図は音発生
装置の回路構成を示すブロツク図である。 1……カード、2……表板、3……裏板、10
……音発生装置、11……板ばね、12……基
板、13……マイクロ電池、14……音発生回
路、15……スピーカ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板の回路パターンに装着された音声発生回路
    と、この音声発生回路に接続されたスピーカと、
    前記音声発生回路に電力を供給する電池と、前記
    電池の電力供給をオンオフするスイツチ手段とで
    成る平板状の音声発生装置を、折部を介して開閉
    できるカードの裏板又は表板に一体に配置して成
    る音の出るカードにおいて、前記スイツチ手段
    は、一端が前記回路パターンに固定され、他端が
    前記電池の表面に接触するうに折曲された弾性変
    位する板ばねで形成され、前記板ばねの折曲部が
    接触子として前記カードの前記折部の近傍に突出
    して接し、かつ前記接触子が前記カードの表板又
    は裏板のカード面に沿つて移動できるように形成
    されており、前記カードが前記折部を介して閉じ
    られている時に、前記接触子が前記カード面の押
    圧作用により前記折部に対して直角方向にかつ前
    記カード面に沿つて移動することにより、前記板
    ばねが付勢されて弾性変位し、前記板ばねの他端
    が前記電池の表面より離れて前記電池より電力の
    供給がオフとなり、前記カードが前記折部を介し
    て開かれた時に、前記接触子が前記折部と直角方
    向にかつ前記カード面に沿つて移動することによ
    り、前記板ばねが弾性作用によつて弾性復帰し、
    前記板ばねの他端が前記電池の表面に接触して前
    記電池より電力の供給がオンとなることを特徴と
    する音の出るカード。
JP12094483U 1983-08-03 1983-08-03 音の出るカ−ド Granted JPS6029661U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12094483U JPS6029661U (ja) 1983-08-03 1983-08-03 音の出るカ−ド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12094483U JPS6029661U (ja) 1983-08-03 1983-08-03 音の出るカ−ド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6029661U JPS6029661U (ja) 1985-02-28
JPH0347899Y2 true JPH0347899Y2 (ja) 1991-10-14

Family

ID=30276988

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12094483U Granted JPS6029661U (ja) 1983-08-03 1983-08-03 音の出るカ−ド

Country Status (1)

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JP (1) JPS6029661U (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6039266Y2 (ja) * 1980-12-17 1985-11-25 大日本印刷株式会社 扉を開くと音が出るカ−ド
JPS5958495U (ja) * 1982-10-08 1984-04-16 ベタ−ライフ株式会社 オルゴ−ルユニツト
JPS59104198U (ja) * 1982-12-27 1984-07-13 株式会社さくら商事 電子音曲記憶シ−ト

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6029661U (ja) 1985-02-28

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