JPH0215656Y2 - - Google Patents

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JPH0215656Y2
JPH0215656Y2 JP1983112039U JP11203983U JPH0215656Y2 JP H0215656 Y2 JPH0215656 Y2 JP H0215656Y2 JP 1983112039 U JP1983112039 U JP 1983112039U JP 11203983 U JP11203983 U JP 11203983U JP H0215656 Y2 JPH0215656 Y2 JP H0215656Y2
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JP
Japan
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leaf spring
book
sound
spring piece
piece
Prior art date
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JP1983112039U
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JPS6019473U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、雑誌、文字書、写真集、辞書等の
書籍を開くと音(たとえば音楽のメロデイー、人
の声等)が出るようになつている音の出る書籍に
関する。
従来より書籍は広く利用されているが、単に読
んだり、見たりするようになつているだけで、立
体的な趣向を楽しむことはできなかつた。そし
て、最近マイクロ電池や半導体IC素子が開発さ
れ、音発生回路を小型化かつ薄型化することが可
能となり、書籍の内容に適合した音を発生させる
ことにより、耳からの立体的な効果を楽しめる書
籍の出現が望まれている。
この考案はかかる事情よりなされたものであ
り、書籍が閉じられている時には通常の書籍と同
じであり、書籍を開いた時にその書籍に適した音
を発生させることにより、立体的な音響効果を楽
しめるようにした書籍を提供することを目的とし
ている。
以下にこの考案を説明する。
この考案は第1図〜第3図に示すように、IC
素子で成る薄型の音発生回路11と、この音発生
回路11に電気的に接続された薄型のスピーカ1
2と、音発生回路11及びスピーカ12に電力を
供給するマイクロ電池13と、音発生回路11を
電気的にオンオフするスイツチ手段20とで成る
音発生装置10を一体的にかつ平板状に構成し
て、書籍1の表−表紙2又は裏−裏紙3の裏面に
埋設すると共に、スイツチ手段20を書籍1の開
閉に応じて移動する一端が固定された導電性材料
で成る板ばね片21と、この板ばね片21の移動
部に係合する導電性材料で成る係合片22とで構
成し、第4図Aに示すように書籍1を閉じた時
に、板ばね片21の先端部21Aを紙4で押圧し
て板ばね片21と係合片22とを別離させ、第4
図Bに示すように書籍1を開いた時に、板ばね片
21の先端部21Aをフリーとして、板ばね片2
1の復元作用によつて板ばね片21と係合片22
とを接触させ、音発生装置10のスピーカ12よ
り音を発生させるようにしたものである。ここ
で、音発生装置10は第2図に示すように表−表
紙2の裏面に明けられた矩形状の凹部14に組み
込まれるようになつており、その上面に紙等で成
るカバー5が装着されて内部回路が外部から見え
ないようになつている。また、カバー5の板ばね
片21と対向する部分には矩形状の穴23が設け
られており、この穴23から板ばね片21の先端
部21Aが出没するようになつている。
次に、スイツチ手段20の詳細を第5図に示す
断面図を参照して説明すると、板ばね片21は長
形状の片材で成つており、その一端21Bが表−
表紙2の凹部14の底面に接着材等で固定されて
おり、他端部は垂直方向に折曲され、その折曲さ
れた先端部21Aがカバー5の穴23から出没で
きるようになつており、先端部21Aを下方に押
圧すると板ばね片21の全体が一端部21Bを支
点として下方に押動され、先端部21Aが穴23
内に没する。また、先端部21Aを押圧していな
いフリーの状態では、第5図に示す如く板ばね片
21の復元作用によつて穴23から突出してい
る。このような出没動作は、板ばね片21の弾性
作用によるものである。また、板ばね片21の上
面部を覆うように長形状の係合片22が一端部2
2Aを凹部14の底面に接着材で固定されて設け
られており、係合片22の下面先端部が板ばね片
21の曲線部上面と接触するようになつており、
この係合片22は振動等によつて上下又は左右に
移動しないようになつている。そして、板ばね片
21の先端部21Aがフリーの状態では、第5図
に示す如く板ばね片21と接触するようになつて
おり、先端部21Aが穴23内に没した時に板ば
ね片21との接触が遮断されるようになつてい
る。
一方、音発生装置10の回路構成は第6図に示
すようになつており、マイクロ電池13からの電
力はスイツチ手段20がオンされた時に音発生回
路11及び12に供給されるようになつており、
音発生回路11から出力される音声信号VSはス
ピーカ12に入力され、音として外部に出力され
るようになつている。したがつて、スイツチ手段
20がオフとなつている場合には音発生回路11
及びスピーカ12には電力は供給されず、音発生
回路11から音声信号VSは出力されないのでス
ピーカ12からも音は出ない。また、スイツチ手
段20がオンとなると音発生回路11及びスピー
カ12に電力が供給されるので、音発生回路11
から音声信号VSが所定時間だけ出力され、スピ
ーカ12から音楽等のメロデイーが出力される。
このような構造において、書籍1は通常第4図
Aに示すように閉じられた状態で取引、販売され
るので、表−表紙2の裏面に埋設されている音発
生装置10の板ばね片21の先端部21Aが紙4
に押圧されて穴23内に没している。したがつ
て、板ばね片21と係合片22とは別離されてお
り、スイツチ手段20は電気的にオフしている。
したがつて、マイクロ電池13からの電力は音発
生回路11及びスピーカ12には供給されず、ス
ピーカ12からも音は発生しない。そして、書籍
1が販売されて利用者が書籍を利用する段階にな
ると、利用者は表−表紙2を開けることになるの
で、第4図B及び第5図に示す如く板ばね片21
の先端部21Aがその復元作用によつてカバー5
の穴23から突出する。このように、板ばね片2
1がその弾性作用によつてカバー5方向に復元す
ると、板ばね片21の上面と係合片22の下面と
が接触することになるので、スイツチ手段20を
形成する板ばね片21及び係合片22が電気的に
接続され、マイクロ電池13からの電力が音発生
回路11及びスピーカ12に供給され、音発生回
路11は所定時間だけ音声信号VSを出力する。
したがつて、スピーカ12からもこれに対応する
音が出力され、書籍1の利用者にメロデイー等を
聞かせることができ、利用者は本を読む前に立体
的な音響効果を楽しむことができる。
一方、第7図A及びBはスイツチ手段20の他
の例を示すものであり、板ばね片21の移動部の
側面に長形状の係合片24を対向するように垂設
し、係合片24の上部を直角に折曲して、その折
曲部24Aが板ばね片21の上面と交差するよう
にする。そして、板ばね片21の先端部21Aが
紙4によつて押圧されている場合には、第7図A
に示す如く板ばね片21と係合片24の折曲部2
4Aが離れるようになつており、先端部21Aが
フリーとなつた場合に板ばね片21の上面と折曲
部24Aの底面とが接触し、電気的に導通するよ
うな構造となている。このような構造のスイツチ
手段によつても、同様に書籍の開閉を電気的に検
出してオンオフすることができる。
以上のようにこの考案の書籍によれば、書籍を
開く毎にその内容に適合した音を発生させること
により、耳からの立体的な効果を楽しむことが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す書籍の斜視
図、第2図はこの考案に用いる音発生装置の構造
例を示す図、第3図はそのカバーの様子を示す
図、第4図A,Bは書籍の開閉の様子を説明する
ための図、第5図は第2図のV−Vの断面構造
図、第6図はこの考案の音発生装置の回路構成
図、第7図Aはこの考案のスイツチ手段の他の構
造例を示す側面図、同図Bはその平面図である。 1……書籍、2……表−表紙、3……裏−表
紙、4……紙、5……カバー、10……音発生装
置、11……音発生回路、12……スピーカ、1
3……マイクロ電池、20……スイツチ手段、2
1……板ばね片、22,24……係合片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 音発生回路と、この音発生回路に接続されたス
    ピーカと、前記音発生回路及びスピーカに電力を
    供給する電池と、前記音発生回路をオンオフする
    スイツチ手段とからなり、一体的かつ平板状に構
    成された音発生装置を、書籍の表−表紙又は裏−
    表紙の裏面に設けられた凹部に組み込み、この凹
    部の上面に穴を有するカバーを装着し、前記スイ
    ツチ手段は、一端の先端部が前記カバーの穴より
    出没し他端が固定された導電性板ばね片と、この
    板ばね片に係合する導電性係合片とで構成し、前
    記書籍を閉じた時に前記板ばねの先端部を押圧し
    て前記板ばね片と前記係合片とを別離させ、前記
    書籍を閉じた時に前記板ばね片の先端部をフリー
    として前記板ばね片と前記係合片とを接触させ、
    前記音発生装置のスピーカより音を発生させるよ
    うにしたことを特徴とする音の出る書籍。
JP11203983U 1983-07-19 1983-07-19 音の出る書藉 Granted JPS6019473U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11203983U JPS6019473U (ja) 1983-07-19 1983-07-19 音の出る書藉

Applications Claiming Priority (1)

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JP11203983U JPS6019473U (ja) 1983-07-19 1983-07-19 音の出る書藉

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6019473U JPS6019473U (ja) 1985-02-09
JPH0215656Y2 true JPH0215656Y2 (ja) 1990-04-26

Family

ID=30259883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11203983U Granted JPS6019473U (ja) 1983-07-19 1983-07-19 音の出る書藉

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5932458B2 (ja) * 1980-09-02 1984-08-09 テキサコ・デイベロツプメント・コ−ポレ−シヨン N−(アルキルアミノアルキル)アクリルアミドの製造方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5932458U (ja) * 1982-08-24 1984-02-29 株式会社リリツク 綴じ物

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5932458B2 (ja) * 1980-09-02 1984-08-09 テキサコ・デイベロツプメント・コ−ポレ−シヨン N−(アルキルアミノアルキル)アクリルアミドの製造方法

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Publication number Publication date
JPS6019473U (ja) 1985-02-09

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