JP3091060U

JP3091060U - 型枠のレベル調整を可能にした部材と工法

Info

Publication number: JP3091060U
Application number: JP2002002925U
Authority: JP
Inventors: 雅康美藤
Original assignee: 雅康美藤
Priority date: 2002-04-11
Filing date: 2002-04-11
Publication date: 2003-01-17
Anticipated expiration: 2008-04-11

Abstract

(57)【要約】【課題】この考案は、ベニヤ型枠を迅速に建込め
る型枠受け部材をレベル調整ボルトで型枠レベルの調整
をする型枠レベル調整部材に関する物である。【解決手段】敷板セパ（１）の上にＬ形ベース部材
（２）を固定して、型枠受け部材（４）に、レベル調整
ボルト（５）を配して、Ｌ形ベース部材（２）に差込ん
で、型枠（６）を建込み、レベル調整ボルト（５）をも
って、型枠のレベル調整をする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、板セパとＬ形ベース部材を固定して、型枠受け部材をボルトを回転させて型枠を上下させるコンクリート打設型枠組みに関する物である。

【０００２】

【従来の技術】

従来、型枠組立後に、レベル墨出しをして、釘を打ち、目印として、コンクリートの天端鏝押エをするため複雑で不正確である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本案は、その欠点を除いて、出来るだけ多くの部材が再利用出来て、簡単に、早くコンクリート型枠の天端のレベルが、正確に出来るように、開発をしようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

その解決手段を図面に追いながら説明すれば（イ）基礎床付上に、敷板セパ（１）を配置して、その上にＬ形ベース部材（２）を釘（３）をもって固定する。（ロ）型枠受け部材（４）に、レベル調整ボルト（５）をねじ込んで、Ｌ形ベース部材（２）に差込み配置する。（ハ）型枠受け部材（４）に、型枠（６）を補助桟、釘も使わないで建込み、セパ（７）とフォームタイ（８）をもって型枠の仮固定をする。（ニ）レベル調整ボルト（５）を回して、型枠受け部材（４）を調整して、型枠（６）のレベル調整をする。（ホ）鋼管バタ（９）と鋼管バタ座金（１０）を使用して、型枠（６）を固定する。以上の構成からなる、単純な作業で、早く、正確な型枠組みを可能とするとともに、各部材の再利用の出来る型枠のレベル調整を可能にした部材と工法である。

【０００５】

【考案の実施の形態】

本案は以上のような構成であるため（イ）敷板セパ（１）とＬ形ベース部材（２）を固定することで型枠下部のセパレートを可能とし、その固定されたＬ形ベース部材（２）に型枠受け部材（４）を差置きし、型枠（６）を建込む単純な工法なので作業効率も良くコストダウンにつながる。

【０００６】なお本考案の実施に当たって次のような利用も出来る。（イ）図４に示すように、Ｌ形ベース部材（２）の下部にパッキン（１１）を入れることで、傾斜型枠組みも可能である。

【０００７】

【考案の効果】

（イ）型枠の組立が簡単に出来るため技能工でなくても容易に施工が出来る。（ロ）型枠の天端をレベルにするためコンクリート天端鏝押エが、早く、正確に出来る。（ハ）型枠外でレベル調整をするため、コンクリート打設時であってもレベル調整が可能である。（ニ）レベル調整部材が再利用出来るため、経済的である。（ホ）一般建築の型枠組み等、多方面の利用が可能である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の断面図

【図２】本考案部材の斜視図

【図３】本考案の斜視図

【図４】本考案の他の実施例を示す断面図

【符号の説明】

１は敷板セパ２はＬ形ベース部材３は釘４は型枠受け部材５はレベル調整部材６は型枠７はセパ８はフォームタイ９は鋼管バタ１０は鋼管バタ座金１１はパッキン

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【手続補正書】

【提出日】平成１４年７月３日（２００２．７．３）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】（イ）基礎床付上に敷板セパ（１）を配置
し、Ｌ形ベース部材（２）を釘（３）をもって固定す
る。（ロ）型枠受け部材（４）に、レベル調整ボルト（５）
をねじ込んで、Ｌ形ベース部材（２）に差込み配置す
る。（ハ）型枠受け部材（４）に型枠（６）を差込んで、セ
パ（７）とフォームタイ（８）をもって建込む。（ニ）レベル調整ボルト（５）を回して、型枠受け部材
（４）を調整して、型枠（６）のレベル調整をする。（ホ）鋼管バタ（９）、鋼管バタ座金（１０）、を使用
して、型枠（６）を固定する。以上の如く構成された、型枠のレベル調整を可能にした
部材と工法
【請求項２】敷板セパ（１）とセパ（７）を除き全ての
部材が再利用出来る。