JP3090288U - 産業用ダンパー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 油圧、ガスに変わり衝撃吸収スプリングを用
いて衝撃の緩和する事による生産性の向上、耐熱及びメ
ンテナンスを容易に出来る産業用ダンパーを提供する。 【構成】 メインシャフト２２が圧縮方向への力が加わ
った時にメインシャフト２２と固着したスプリングシー
ト０８が縮じみ側衝撃吸収スプリング１２を圧縮する作
用により衝撃を吸収し、メインシャフト２２が引っ張り
方向への力が加わった時にメインシャフト２２と固着し
たスプリングシート０８が伸び側衝衝撃吸収スプリング
１０を圧縮する作用により衝撃を吸収し、縮じみ側衝撃
吸収スプリング１２及び伸び側衝衝撃吸収スプリング１
０のバネ定数を変更する事で衝撃に対する吸収力を変更
出来る事を特徴とする産業用ダンパー１００である。メ
ンテナンス及びスプリングの交換に於いてはシリンダー
キャップ１４及びシリンダーキャップ１６外しシリンダ
ー０２とを分離する事により分解する事が出来る産業用
ダンパー１００である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は産業用ダンパーに関し、更に詳細には、一端部に装着されたメインシ ャフト２２と、前記メインシャフト２２に設けられたストッパーの両側に伸び側 衝撃吸収材１０及び縮み側衝撃吸収材１２が装着され、他物体に固着されるシリ ンダー０２に内挿された産業用ダンパーに関する。

【０００２】

【従来の技術】

衝撃に対しその衝撃を暖和する機構に於いてゴム、オイル及びガスショックア ブソーバー、オイル及びガスショックアブソーバーにスプリングを装着された物 が有る。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

衝撃に対しスプリング単体のみであれば衝撃は吸収されるがその力の分反発す る力が生まれ、そのスプリングにショックアブソーバーを装着する事で反発する 力を押さえる事ができる。しかしそのショックアブソーバーを製作するに関して コストが掛かるため製作が困難である。コストを押さえた方法では、ゴム単体に よる衝撃吸収を目的とした物も有るが、ゴムの反発により一旦は衝撃の入力は吸 収されるが弾力による反発は吸収仕切れない。衝撃を吸収する為に衝撃吸収し且 つ反発を押さえる機能を持ち、衝撃吸収力を変更する事も出来る産業用ダンパー の提供する事に有る。

【０００４】

【考案の実施の形態】

本考案者等は、前記課題を解決すべく検討を重ねた結果、シリンダー内に衝撃 を吸収する為に油圧、ガスに変わる衝撃吸収材料スプリングを用いたところ、図 １にあるメインシャフト２２が圧縮方向へ衝撃が加わった時メインシャフト２２ に固着したスプリングシート０８が縮み側衝撃吸収スプリング１２を圧縮し衝撃 を吸収し、メインシャフト２２が伸び方向へ衝撃が加わった時メインシャフト２ ２に固着したスプリングシート０８が伸び側衝撃吸収材１０を圧縮し衝撃を吸収 する。伸び側衝撃吸収スプリング１０及び縮み側衝撃吸収スプリング１２のバネ 定数を変更する事で可能とし且つ、他物体に固着されるシリンダー０２に装着さ れたターンバックル２０を締め付ける事によりライナー０６を介し伸び側衝撃吸 収スプリング１０及び縮み側衝撃吸収スプリング１２を圧縮する事によりバネ定 数の微調整を行うことが出来る事を見出し、本考案に到達した。

【０００６】 また、図５において両端部に取り付けされる固着具２６及び固着具２８は脱着 可能な為固着具２６及び固着具２８の形状を固着部に合わせた物を取り付ける事 が出来る。

【０００９】

【考案の効果】

本考案によれば、衝撃の吸収がスムーズに行う事が出来る。その他容易に衝撃 吸収力を変更することが出来、且つ取り付け形状の変更を図る事が出来る

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一例を示す正面図である。

【図２】図１に示すダンパー詳細を説明する説明図であ
る。

【図３】図１に示すダンパー１に固着具が装着された図
である。

【符号の説明】

１００．産業用ダンパー０２．シリンダー
１６．シリンダーキャップ ０４．ライナー １
８．ロックナット ０６．ライナー ２
０．ターンバックル ０８．スプリングシート ２
２．メインシャフト １０．伸び側衝撃吸スプリング ２
４．固着具ロックナット １２．縮じみ衝撃吸スプリング ２
６．固着具 １４．シリンダーキャップ ２
８．固着具

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 メインシャフト２２に設けられたスプリ
   ングシート０８の両側に伸び側衝撃吸収スプリング１０
   及び縮み側衝撃吸収スプリング１２が装着され、メイン
   シャフト２２が圧縮方向へ力が加わった時にメインシャ
   フト２２と固着したスプリングシート０８が縮み側衝撃
   吸収スプリング１２を圧縮する作用により衝撃を吸収
   し、スプリングシート０８が引っ張り方向へ力が加わっ
   た時にメインシャフト２２と固着したスプリングシート
   ０８が伸び側衝撃吸収スプリング１０を圧縮する作用に
   より衝撃を吸収する事の出来る産業用ダンパー１００。
2. 【請求項２】 一端部に装着されたメインシャフト２２
   は他端のシリンダー０２に内装されるライナー０４及び
   ライナー０６により振れを押さえる事が出来る請求項１
   記載の産業用ダンパー１００。
3. 【請求項３】 衝撃に対する吸収力を変更する際、伸び
   側衝撃吸収スプリング１０及び縮み側衝撃吸収スプリン
   グ１２のバネ定数を変更する事で可能とし且つ、他物体
   に固着されるシリンダー０２に装着されたターンバック
   ル２０を締め付ける事によりライナー０６を介し伸び側
   衝撃吸収スプリング１０及び縮み側衝撃吸収スプリング
   １２を圧縮する事によりバネ定数の微調整を可能としバ
   ネ定数の微調整後においては調整位置の固定をロックナ
   ット１８により行う事を可能とする請求項１及び請求項
   ２記載の産業用ダンパー１００。
4. 【請求項４】 メンテナンス及びバネ定数の変更時に於
   いてはシリンダーキャップ１４及びシリンダーキャップ
   １６を外しシリンダー２２とを分離する事により分解す
   る事ができ、接合物への取り付けは両端のネジにより取
   り付け場所及び取り付け形状に合わせた固着具を付ける
   事が出来る請求項１及び請求項２及び請求項３記載の産
   業用ダンパー１００。