JP3089766B2 - 格納式リアシート - Google Patents
格納式リアシートInfo
- Publication number
- JP3089766B2 JP3089766B2 JP03313414A JP31341491A JP3089766B2 JP 3089766 B2 JP3089766 B2 JP 3089766B2 JP 03313414 A JP03313414 A JP 03313414A JP 31341491 A JP31341491 A JP 31341491A JP 3089766 B2 JP3089766 B2 JP 3089766B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- latches
- striker
- rear seat
- latch
- latch mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バンやワンボックスカ
ーなどの荷物積載用自動車に装備する格納式リアシート
に関する。
ーなどの荷物積載用自動車に装備する格納式リアシート
に関する。
【0002】
【従来の技術】出願人は先に格納操作が容易なリアシー
トを提案した(実願平2−120970号参照)。この
リアシートは、図6に示すように両端をそれぞれフロア
パネル1とシートクッション2に枢支結合したレッグ3
を備えている。また、シートクッション2は裏面にスト
ライカ4を備えており、これを図7に示すようにラッチ
機構5のラッチ6に係合させてリアシートのセットを行
なっている。そして、操作レバー7によってラッチ機構
5の係合を解除し、レッグ3を前方へ倒すと、リアシー
トが二点鎖線で示すようにフロアパネル1の凹部8に格
納されるようになっている。
トを提案した(実願平2−120970号参照)。この
リアシートは、図6に示すように両端をそれぞれフロア
パネル1とシートクッション2に枢支結合したレッグ3
を備えている。また、シートクッション2は裏面にスト
ライカ4を備えており、これを図7に示すようにラッチ
機構5のラッチ6に係合させてリアシートのセットを行
なっている。そして、操作レバー7によってラッチ機構
5の係合を解除し、レッグ3を前方へ倒すと、リアシー
トが二点鎖線で示すようにフロアパネル1の凹部8に格
納されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
リアシートを格納すると、ストライカ挿入孔9がフロア
パネル1の表面に露出し、外観上好ましくないという問
題がある。また、この孔9からラッチ機構5のなかに異
物が入り、動作に支障を来たす虞れもある。
リアシートを格納すると、ストライカ挿入孔9がフロア
パネル1の表面に露出し、外観上好ましくないという問
題がある。また、この孔9からラッチ機構5のなかに異
物が入り、動作に支障を来たす虞れもある。
【0004】さらにこのラッチ機構5は、特定の方向か
らの衝撃に対してラッチ6がストライカ4から外れ易い
という欠点もある。
らの衝撃に対してラッチ6がストライカ4から外れ易い
という欠点もある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決しようとするもので、その要旨とするところは、
シートクッション裏面のストライカをラッチ機構に係合
させてセットするようにした格納式リアシートにおい
て、上記ラッチ機構のハウジングに2個のラッチを回動
自在に支持するとともに、これらラッチを、その端面同
志が圧接してハウジングのストライカ挿入孔を閉塞する
方向に付勢し、上記両ラッチのうちの一方にコントロー
ルケーブルを連係し、さらに上記両ラッチを開閉する連
結手段を設けたことを特徴とする格納式リアシートにあ
る。
を解決しようとするもので、その要旨とするところは、
シートクッション裏面のストライカをラッチ機構に係合
させてセットするようにした格納式リアシートにおい
て、上記ラッチ機構のハウジングに2個のラッチを回動
自在に支持するとともに、これらラッチを、その端面同
志が圧接してハウジングのストライカ挿入孔を閉塞する
方向に付勢し、上記両ラッチのうちの一方にコントロー
ルケーブルを連係し、さらに上記両ラッチを開閉する連
結手段を設けたことを特徴とする格納式リアシートにあ
る。
【0006】
【実施例】図1に本発明の格納式リアシートで使用して
いるラッチ機構を示す。このラッチ機構10は図6のリ
アシートのストライカ4と係合するもので、2個のラッ
チ11,12を備えている。これらのラッチ11,12
はそれぞれピン13,14によってハウジング15に枢
支結合してある。また、ラッチ11,12はそれぞれス
プリング16,17によって図中矢印C,D方向に付勢
してあり、常時は、その端面11a,12aを互いに圧
接させてハウジング15のストライカ挿入孔18を塞い
でいる。ところで、これらのラッチ11,12はそれぞ
れ半円形の凹部11b,12bを備えており、リアシー
ト格納時には、これらの凹部11b,12bがストライ
カ挿入孔18の真下で一致して円形の凹部を構成するよ
うになっている(図4参照)。左側のラッチ11はコン
トロールケーブル19を介して操作レバー20と連係し
てあり、このラッチ11も次のような連結手段を介して
右側のラッチ12と連係してある。すなわち、図2のロ
ック状態において操作レバー20を矢印E方向に回転す
ると、ラッチ11がその突出部11cをラッチ12のカ
ム面12cに当接させながら反時計方向に回転していく
ので、ラッチ12もこれに連動して同じ方向に回転して
いく。
いるラッチ機構を示す。このラッチ機構10は図6のリ
アシートのストライカ4と係合するもので、2個のラッ
チ11,12を備えている。これらのラッチ11,12
はそれぞれピン13,14によってハウジング15に枢
支結合してある。また、ラッチ11,12はそれぞれス
プリング16,17によって図中矢印C,D方向に付勢
してあり、常時は、その端面11a,12aを互いに圧
接させてハウジング15のストライカ挿入孔18を塞い
でいる。ところで、これらのラッチ11,12はそれぞ
れ半円形の凹部11b,12bを備えており、リアシー
ト格納時には、これらの凹部11b,12bがストライ
カ挿入孔18の真下で一致して円形の凹部を構成するよ
うになっている(図4参照)。左側のラッチ11はコン
トロールケーブル19を介して操作レバー20と連係し
てあり、このラッチ11も次のような連結手段を介して
右側のラッチ12と連係してある。すなわち、図2のロ
ック状態において操作レバー20を矢印E方向に回転す
ると、ラッチ11がその突出部11cをラッチ12のカ
ム面12cに当接させながら反時計方向に回転していく
ので、ラッチ12もこれに連動して同じ方向に回転して
いく。
【0007】次に、このラッチ機構10の作用について
説明する。いま、図4に示すようにストライカ4をスト
ライカ挿入孔18から内部に押し込むと、その頭部4a
が左右のラッチ11,12の凹部11b,12bに嵌ま
り、これらのラッチ11,12を押し拡げながら進入
し、やがてストライカ4の軸部4bにラッチ11,12
が係合してストライカ4をロックする(図5参照)。こ
のロック状態を解除するには、操作レバー20を矢印E
方向に回転させる。すると、左右のラッチ11,12が
上述のように連動しながら回転し、図3の位置まで押し
拡げられる。ここで、ストライカ4を外部に取り出し、
操作レバー20から手を離して、ラッチ11、12を図
1の位置まで復動させておけばよい。
説明する。いま、図4に示すようにストライカ4をスト
ライカ挿入孔18から内部に押し込むと、その頭部4a
が左右のラッチ11,12の凹部11b,12bに嵌ま
り、これらのラッチ11,12を押し拡げながら進入
し、やがてストライカ4の軸部4bにラッチ11,12
が係合してストライカ4をロックする(図5参照)。こ
のロック状態を解除するには、操作レバー20を矢印E
方向に回転させる。すると、左右のラッチ11,12が
上述のように連動しながら回転し、図3の位置まで押し
拡げられる。ここで、ストライカ4を外部に取り出し、
操作レバー20から手を離して、ラッチ11、12を図
1の位置まで復動させておけばよい。
【0008】なお、本実施例では、ラッチ11の突出部
11cをラッチ12のカム面12cに当接させて、ロッ
ク解除時にこれらのラッチ11,12が連動するように
してあるが、この連結手段はリンク機構で構成してもよ
い。
11cをラッチ12のカム面12cに当接させて、ロッ
ク解除時にこれらのラッチ11,12が連動するように
してあるが、この連結手段はリンク機構で構成してもよ
い。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、ラッチ機構のストライ
カ挿入孔がリアシートの格納時にラッチによって完全に
塞がれるようになるので、外観が向上するばかりでな
く、ラッチ機構のなかに異物が入る虞れがなくなる。
カ挿入孔がリアシートの格納時にラッチによって完全に
塞がれるようになるので、外観が向上するばかりでな
く、ラッチ機構のなかに異物が入る虞れがなくなる。
【0010】また、2個のラッチをストライカに係合さ
せてあるので、どのような方向から衝撃を受けても、ラ
ッチがストライカから外れることはない。
せてあるので、どのような方向から衝撃を受けても、ラ
ッチがストライカから外れることはない。
【図1】本発明で使用するラッチ機構の平面図である。
【図2】同ラッチ機構にストライカを係合させた場合の
説明図である。
説明図である。
【図3】図2のストライカの係合を解除した場合の図で
ある。
ある。
【図4】図1に示したA−A線による断面図である。
【図5】図4のラッチにストライカを係合させた場合の
図である。
図である。
【図6】格納式リアシートを概念的に示す図である。
【図7】従来のラッチ機構を示す図で、図6のB−B線
による断面図である。
による断面図である。
1 フロアパネル 2 シートクッション 3 レッグ 4 ストライカ 8 凹部 10 ラッチ機構 11 ラッチ 11a 端面 11b 凹部 11c 突出部 12 ラッチ 12a 端面 12b 凹部 12c カム面 13,14 ピン 15 ハウジング 16,17 スプリング 18 ストライカ挿入孔 19 コントロールケーブル 20 操作レバー
Claims (1)
- 【請求項1】 シートクッション裏面のストライカをラ
ッチ機構に係合させてセットするようにした格納式リア
シートにおいて、上記ラッチ機構のハウジングに2個の
ラッチを回動自在に支持するとともに、これらラッチ
を、その端面同志が圧接してハウジングのストライカ挿
入孔を閉塞する方向に付勢し、上記両ラッチのうちの一
方にコントロールケーブルを連係し、さらに上記両ラッ
チを開閉する連結手段を設けたことを特徴とする格納式
リアシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03313414A JP3089766B2 (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 格納式リアシート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03313414A JP3089766B2 (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 格納式リアシート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05124465A JPH05124465A (ja) | 1993-05-21 |
JP3089766B2 true JP3089766B2 (ja) | 2000-09-18 |
Family
ID=18041003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03313414A Expired - Fee Related JP3089766B2 (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 格納式リアシート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3089766B2 (ja) |
-
1991
- 1991-11-01 JP JP03313414A patent/JP3089766B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05124465A (ja) | 1993-05-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |