JPH08216750A - 車両用リヤシートのシートバックロック構造 - Google Patents

車両用リヤシートのシートバックロック構造

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JPH08216750A
JPH08216750A JP7025527A JP2552795A JPH08216750A JP H08216750 A JPH08216750 A JP H08216750A JP 7025527 A JP7025527 A JP 7025527A JP 2552795 A JP2552795 A JP 2552795A JP H08216750 A JPH08216750 A JP H08216750A
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JP
Japan
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seat back
rear seat
lock
arrow
vehicle
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JP7025527A
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Ryoji Senba
良二 仙波
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シートバックの前倒し及び立ち上げ時の操作
性を向上する。 【構成】 リヤシート10の可倒リヤシートバック12
には閂20が配設されており、閂20が矢印B方向へ移
動すると圧縮コイルスプリング28が圧縮されるように
なっている。固定リヤシートバック14には閂挿入部3
2が形成されており、閂20が係合するようになってい
る。閂20にはロックノブ36に接続されたケーブル3
4が接続されており、ロックノブ36を上方へ引き上げ
ると、閂20が矢印B方向へ移動して、閂20と閂挿入
部32との係合が解除されるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車等の車両用リヤシ
ートのシートバックロック構造に係り、特に、分割可倒
式とされた車両用リヤシートのシートバックロック構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の分割可倒式とされた車両
用リヤシートのシートバックロック構造としては、例え
ば、実開昭57−48140号公報に示されている。
【0003】図5に示される如く、この分割可倒式とさ
れた車両用リヤシート90では、シートバック92、9
4が2分割されている。また、各シートバック92、9
4の上面92A、94Aの車幅方向両端部近傍には、ロ
ックノブ96が突出しており、このロックノブ96を上
方へ引き上げると、各シートバック92、94の車幅方
向外側側面92B、94Bから突出したロックフック9
8が回動して、車体側に設けたストライカ(図示省略)
との係合が解除されて、各シートバック92、94がそ
れぞれ独立して車体前方へ倒せるようになっている。
【0004】また、図6に示される如く、この分割可倒
式とされた車両用リヤシート90では、各シートバック
92、94の後面92C、94Cの上部に連結機構99
が設けられている。この連結機構99はレバー99Aと
止め具99Bとで構成されており、レバー99Aを止め
具99Bに係合することによって、シートバック92、
94同士を段差なく連結するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この車
両用リヤシートのシートバックロック構造では、各シー
トバック92、94の何れか一方を前方へ倒す場合に
は、連結機構99のレバー99Aと止め具99Bとの係
合を解除する操作と、ロックノブ96を上方へ引き上げ
てロックフック98とストライカとの係合を解除する操
作とが必要である。また、前倒しになったシートバック
を立ち上げた場合にも、連結機構99のレバー99Aを
止め具99Bに係合する操作が必要であり、シートバッ
クの前倒し及び立ち上げ時の操作性が良くなかった。
【0006】本発明は上記事実を考慮し、シートバック
の前倒し及び立ち上げ時の操作性を向上できる車両用リ
ヤシートのシートバックロック構造を得ることが目的で
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
車両用リヤシートのシートバックロック構造は、シート
バックが左右に2分割され、それぞれのシートバックが
アウタロックとボデー側に設けたストライカとの係合が
解除され独立して前方へ倒せる構造の分割可倒式とされ
た車両用リヤシートのシートバックロック構造であっ
て、左右のシートバックをそれぞれ連結する連結機構を
持ち、この連結機構がアウタロックの係合動作と連動し
て施鍵するとともにアウタロックの解除動作と連動して
解錠することを特徴としている。
【0008】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
車両用リヤシートのシートバックロック構造において、
前記連結機構は左右のシートバックの少なくとも一方に
設けられた連結フックと、この連結フックを駆動するハ
ンマーと、このハンマーとアウタロックとを連結する連
結手段と、を持つことを特徴としている。
【0009】
【作用】請求項1記載の本発明の車両用リヤシートのシ
ートバックロック構造では、アウタロックとボデー側に
設けたストライカとの係合が解除されると、アウタロッ
クに連動して、左右のシートバックをそれぞれ連結する
連結機構が解錠する。また、アウタロックとボデー側に
設けたストライカとを係合させると、アウタロックに連
動して、左右のシートバックをそれぞれ連結する連結機
構が施鍵する。
【0010】請求項2記載の本発明の車両用リヤシート
のシートバックロック構造では、アウタロックとボデー
側に設けたストライカとの係合が解除されると、連結機
構の連結手段が引っ張られ、ハンマーが作動し、連結フ
ックが駆動して左右のシートバックの連結が解除され
る。
【0011】
【実施例】本発明の車両用リヤシートのシートバックロ
ック構造の第1実施例を図1及び図2に従って説明す
る。
【0012】なお、これらの図において、適宜示される
矢印FRは車体前方側を示し、矢印UPは車体上方側を
示している。
【0013】図2に示される如く、本実施例ではリヤシ
ート10に分割可倒式機能が採用されており、リヤシー
トバックが右側の可倒リヤシートバック12と左側の固
定リヤシートバック14とに2分割されている。固定リ
ヤシートバック14は車体に固定されている。可倒リヤ
シートバック12は、車幅方向両側下部に設けられたサ
イドヒンジ16とセンタヒンジ18とで車体に取付けら
れており、これらサイドヒンジ16、センタヒンジ18
の各ヒンジ軸を回転中心にして前倒しができるようにな
っている。
【0014】図1に示される如く、可倒リヤシートバッ
ク12の後面12Aの上端近傍には、連結機構としての
閂20が配設されている。この閂20は、可倒リヤシー
トバック12の後面12Aに設けられたガイド22に沿
って車幅方向(図1の矢印A方向及び矢印B方向)へ移
動可能とされている。ガイド22にはスプリングストッ
パ24が形成されている。一方、閂20にもスプリング
ストッパ26が形成されており、スプリングストッパ2
4とスプリングストッパ26との間には圧縮コイルスプ
リング28が挿入されている。従って、通常状態では、
圧縮コイルスプリング28が延びた状態、即ち閂20が
矢印A方向へ移動した状態(図1の実線の状態)にあ
り、閂20を矢印B方向へ移動すると圧縮コイルスプリ
ング28が圧縮されるようになっている。また、閂20
の上部にはストッパ20Aが突出している。このストッ
パ20Aは、ガイド22に形成された切欠き30に挿入
されており、ストッパ20Aが切欠き30の端部30A
に当接することで、閂20の矢印A方向への移動を規制
している。
【0015】固定リヤシートバック14の後面14Aの
上端近傍には、連結機構としての閂挿入部32が形成さ
れており、可倒リヤシートバック12のガイド22から
突出した閂20の車幅方向内側端部20Bが係合するよ
うになっている。なお、閂20の先端20Cには面取り
が施されており、閂挿入部32への挿入が円滑に行われ
るようになっている。
【0016】閂20の車幅方向外側端部20Dには、ケ
ーブル34の一方の端部が接続されており、このケーブ
ル34の他方の端部は、可倒リヤシートバック12の上
面12Bに設けられたロックノブ36に接続されてい
る。従って、ロックノブ36を上方(図1の矢印C方
向)へ引き上げると、ケーブル34が引っ張られ、閂2
0が、圧縮コイルスプリング28の付勢力に抗して矢印
B方向へ移動して、閂20と閂挿入部32との係合が解
除されるようになっている。
【0017】ロックノブ36は、ケーブル38によって
アウタロック40に連結されている。アウタロック40
は、可倒リヤシートバック12の後面12Aに立設され
た軸42に図1の時計回転方向(図1の矢印D方向)及
び図1の反時計回転方向(図1の矢印E方向)へ揺動可
能に軸支されており、ケーブル38が引っ張られると矢
印E方向へ回動して車体側に設けたストライカ44との
係合が解除されるようになっている。
【0018】なお、アウタロック40は図示を省略した
スプリング等の付勢手段によって矢印D方向へ付勢され
ており、可倒リヤシートバック12の後面12Aに設け
られたストッパ43によって矢印D方向への揺動を規制
されている。
【0019】次に、本第1実施例の作用を説明する。本
第1実施例の車両用リヤシートのシートバックロック構
造では、可倒リヤシートバック12を車体前方へ倒す場
合には、ロックノブ36を上方(図1の矢印C方向)へ
引き上げる。ロックノブ36を引き上げると、ケーブル
38が引っ張られ、ロックフック40が矢印E方向へ回
動して車体側に設けたストライカ44との係合が解除さ
れる。また、ロックノブ36を引き上げると、ケーブル
34が引っ張られ、閂20が、圧縮コイルスプリング2
8の付勢力に抗して矢印B方向へ移動し、閂20と閂挿
入部32との係合が解除され、可倒リヤシートバック1
2を車体前方へ倒すことができる。
【0020】一方、前倒し状態となった可倒リヤシート
バック12を立ち上げる場合には、可倒リヤシートバッ
ク12を立ち上げ、ロックノブ36を引き上げ状態から
開放すると、アウタロック40が矢印D方向へ回動し
て、ストライカ44に係合するとともに、閂20が圧縮
コイルスプリング28の付勢力によって矢印A方向へ移
動して固定リヤシートバック14の閂挿入部32に係合
する。
【0021】従って、本第1実施例の車両用リヤシート
のシートバックロック構造では、可倒リヤシートバック
12の前倒し及び立ち上げ時の操作性を向上できる。
【0022】次に、本発明の車両用リヤシートのシート
バックロック構造の第2実施例を図3及び図4に従って
説明する。
【0023】図4に示される如く、本実施例ではリヤシ
ート50に分割可倒式機能が採用されており、リヤシー
トバックが右側の可倒リヤシートバック52と左側の可
倒リヤシートバック54とに2分割されている。これら
の可倒リヤシートバック52、54はそれぞれ車幅方向
両側下部に設けられたサイドヒンジ16とセンタヒンジ
18とで車体に取付けられており、これらサイドヒンジ
16、センタヒンジ18の各ヒンジ軸を回転中心にして
前倒しができるようになっている。
【0024】図3に示される如く、可倒リヤシートバッ
ク52の後面52Aの上端近傍には、連結機構としての
連結フック56が設けられている。ここでは特に、可倒
リヤシートバック52側に設けられている連結フック5
6について詳述する。この連結フック56は、可倒リヤ
シートバック52の後面52Aに立設された軸57に図
3の矢印F方向及び図3の矢印G方向へ揺動可能に軸支
されている。連結フック56はL字状に屈曲されてお
り、短片側56Aの先端部には、ターンオーバスプリン
グ58の一方の端部58Aが取付けられている。このタ
ーンオーバスプリング58の他方の端部58Bは、可倒
リヤシートバック52の後面52Aに取付けられてい
る。また、可倒リヤシートバック52の後面52Aに
は、ストッパピン60、62が立設されている。従っ
て、連結フック56は、これらのストッパピン60、6
2とターンオーバスプリング58とによって、長片側5
6Bがシートの幅方向に対して略水平の位置になり、長
片側56Bの先端部が、可倒リヤシートバック54の後
面54Aに係合する連結位置(図3の実線の位置)と、
長片側56Bがシートの幅方向に対して略垂直の位置に
なり、長片側56Bの先端部と可倒リヤシートバック5
4の後面54Aとの係合が解除される解除位置(図3の
想像線の位置)との2位置に保持されるようになってい
る。
【0025】連結フック56の上方には、回転軸64が
立設されており、この回転軸64にはハンマー66が取
付けられている。ハンマー66は、回転軸64とともに
図3の矢印J方向へ回転可能となっており、ハンマー6
6の先端66Aは、連結フック56の長片側56Bの下
面に当接して、長片側56Bを上方(図3の矢印F方
向)へはね上げるようになっている。また、回転軸64
には鍔68が取付けられている。この鍔68には、ケー
ブル70の一方の端部70Aが接続されており、ケーブ
ル70の他方の端部70Bは、可倒リヤシートバック5
2の上面52Bに設けられたロックノブ72に取付けら
れている。なお、ケーブル70の端部70Bは、ロック
ノブ72内で移動可能となっており、ロックノブ72を
引き上げた場合のみ、端部70Bがロックノブ72の底
部に係合して、移動するようになっている。
【0026】また、鍔68には、コイルスプリング73
の一方の端部が接続されている。このコイルスプリング
73の他方の端部は可倒リヤシートバック52の後面5
2Aに固定されており、コイルスプリング73は、鍔6
8を図3の矢印H方向へ付勢している。従って、ロック
ノブ72を、コイルスプリング73の付勢力に抗して引
き上げると、鍔68、回転軸64、及びハンマー66が
図3の矢印J方向へ回動して、ハンマー66の先端66
Aが連結フック56を連結位置から解除位置方向へはね
上げるようになっている。
【0027】可倒リヤシートバック52の後面52Aに
は、アウタロック74が設けられている。このアウタロ
ック74は、可倒リヤシートバック52に車幅方向に沿
って設けられた軸76に上方(図3の矢印K方向)及び
下方(図3の矢印L方向)へ揺動可能に軸支されてい
る。このアウタロック74の先端部74Aには、ケーブ
ル78の一方の端部78Aが接続されており、ケーブル
78の他方の端部78Bはロックノブ72に取付けられ
ている。従って、ロックノブ72を引き上げると、アウ
タロック74が図3の矢印K方向へ回動し、車体側に設
けたストライカ80との係合が解除されるようになって
いる。なお、ケーブル78の端部78Bは、ロックノブ
72内で移動可能となっており、ロックノブ72を引き
上げた場合のみ、端部78Bがロックノブ72の底部に
係合して、移動するようになっている。
【0028】また、アウタロック74の先端部74A
は、ストライカ80に当接すると、一度矢印K方向へ押
し上げられ、ストライカ80を乗り越えて、ストライカ
80と係合するようになっている。アウタロック74の
下方には、レバー82が設けられている。このレバー8
2は、軸76と平行に配設された軸84によって、上方
(図3の矢印M方向)及び下方(図3の矢印N方向)へ
揺動可能に可倒リヤシートバック52に取付けられてい
る。また、レバー82の下端部には、ケーブル86の一
方の端部86Aが接続されており、ケーブル86の他方
の端部86Bは、連結フック56の短片側56Aの先端
部に接続されている。また、アウタロック74がストラ
イカ80と係合する時、ストライカ80によって、レバ
ー82の上端部が前方へ蹴られると、レバー82が矢印
N方向へ回動して、ケーブル86をターンオーバスプリ
ング58の付勢力に抗して引っ張り、連結フック56を
解除位置から連結位置方向へ回動するようになってい
る。
【0029】なお、説明を省略するが、以上説明したシ
ートバックロック構造は、左側の可倒リヤシートバック
54にも同様に設けられている。
【0030】次に、本第2実施例の作用を説明する。本
第2実施例の車両用リヤシートのシートバックロック構
造では、可倒リヤシートバック52を車体前方へ倒す場
合には、ロックノブ72を上方へ引き上げる。ロックノ
ブ72を引き上げると、ワイヤ78が引っ張られ、アウ
タロック74が図3の矢印K方向へ回動して車体側に設
けたストライカ80との係合が解除される。また、ロッ
クノブ72を引き上げると、ワイヤ70が引っ張られ、
コイルスプリング73の付勢力に抗して、鍔68、回転
軸64、及びハンマー66が図3の矢印J方向へ回動し
て、ハンマー66の先端66Aがシートバック52側の
連結フック56を連結位置から解除位置方向へはね上げ
る。はね上げられたシートバック52側の連結フック5
6は、ストッパピン62とターンオーバスプリング58
とによって、長片側56Bの先端部と可倒リヤシートバ
ック54の後面54Aとの係合が解除される解除位置
(図3の想像線の位置)に保持される。
【0031】なお、図3に示される如く、可倒リヤシー
トバック54の連結フック56が、可倒リヤシートバッ
ク52の連結フック56の上部に重なっているが、可倒
リヤシートバック54の連結フック56は、可倒リヤシ
ートバック52の連結フック56に押し上げられ、上方
(図3の矢印P方向)へ回動する。このため、可倒リヤ
シートバック52を車体前方へ倒すことができる。
【0032】一方、前倒し状態となった可倒リヤシート
バック52を立ち上げる場合には、可倒リヤシートバッ
ク12を立ち上げる方向へ回動して行くと、アウタロッ
ク74の先端部74Aは、ストライカ80に当接し、図
3の矢印K方向へ押し上げられ、その後、ストライカ8
0と係合する。アウタロック74がストライカ80と係
合する時、ストライカ80によってレバー82の上端部
が車体前方へ蹴られる。これによって、レバー82が図
3の矢印N方向へ回動し、ケーブル86を引っ張り、タ
ーンオーバスプリング58の付勢力に抗して、連結フッ
ク56が解除位置から連結位置方向へ回動する。このた
め、シートバック52側の連結フック56は、ストッパ
ピン60とターンオーバスプリング58とによって、長
片側56Bの先端部と可倒リヤシートバック54の後面
54Aとが係合する連結位置(図3の実線の位置)に保
持される。なお、左側の可倒リヤシートバック54にお
いても同様に、前倒し及び立ち上げが行える。
【0033】従って、本第2実施例の車両用リヤシート
のシートバックロック構造では、可倒リヤシートバック
52、54の前倒し及び立ち上げ時の操作性を向上でき
る。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の本発明は、シートバック
が左右に2分割され、それぞれのシートバックがアウタ
ロックとボデー側に設けたストライカとの係合が解除さ
れ独立して前方へ倒せる構造の分割可倒式とされた車両
用リヤシートのシートバックロック構造であって、左右
のシートバックをそれぞれ連結する連結機構を持ち、こ
の連結機構がアウタロックの係合動作と連動して施鍵す
るとともにアウタロックの解除動作と連動して解錠する
構成としたので、シートバックの前倒し及び立ち上げ時
の操作性を向上できるという優れた効果を有する。更
に、本発明の構成を取ることにより、左右のシートバッ
クを起こした状態での、分割可倒式リヤシートバックの
左右の連結が強固になるという優れた効果を有する。
【0035】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
車両用リヤシートのシートバックロック構造において、
連結機構は左右のシートバックの少なくとも一方に設け
られた連結フックと、この連結フックを駆動するハンマ
ーと、このハンマーとアウタロックとを連結する連結手
段と、を持つ構成としたので、シートバックの前倒し及
び立ち上げ時の操作性を向上できるという優れた効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の車両用リヤシートのシー
トバックロック構造を示す車体後方から見た背面図であ
る。
【図2】本発明の第1実施例の車両用リヤシートのシー
トバックロック構造が適用された車両用リヤシートを示
す車体斜め前方から見た斜視図である。
【図3】本発明の第2実施例の車両用リヤシートのシー
トバックロック構造を示す車体斜め後方から見た斜視図
である。
【図4】本発明の第2実施例の車両用リヤシートのシー
トバックロック構造が適用された車両用リヤシートを示
す車体斜め前方から見た斜視図である。
【図5】従来例の車両用リヤシートのシートバックロッ
ク構造が適用された車両用リヤシートを示す車体斜め前
方から見た斜視図である。
【図6】従来例の車両用リヤシートのシートバックロッ
ク構造が適用された車両用リヤシートを示す車体斜め後
方から見た斜視図である。
【符号の説明】
10 リヤシート 12 可倒リヤシートバック 14 固定リヤシートバック 20 閂(連結機構) 28 圧縮コイルスプリング 32 閂挿入部(連結機構) 34 ケーブル 36 ロックノブ 38 ケーブル 40 アウタロック 44 ストライカ 50 リヤシート 52 可倒リヤシートバック 54 可倒リヤシートバック 56 連結フック(連結機構) 58 ターンオーバスプリング 60 ストッパピン 62 ストッパピン 66 ハンマー 70 ケーブル 72 ロックノブ 73 コイルスプリング 80 ストライカ 82 レバー 86 ケーブル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートバックが左右に2分割され、それ
    ぞれのシートバックがアウタロックとボデー側に設けた
    ストライカとの係合が解除され独立して前方へ倒せる構
    造の分割可倒式とされた車両用リヤシートのシートバッ
    クロック構造であって、左右のシートバックをそれぞれ
    連結する連結機構を持ち、この連結機構がアウタロック
    の係合動作と連動して施鍵するとともにアウタロックの
    解除動作と連動して解錠することを特徴とする車両用リ
    ヤシートのシートバックロック構造。
  2. 【請求項2】 前記連結機構は左右のシートバックの少
    なくとも一方に設けられた連結フックと、この連結フッ
    クを駆動するハンマーと、このハンマーとアウタロック
    とを連結する連結手段と、を持つことを特徴とする請求
    項1記載の車両用リヤシートのシートバックロック構
    造。
JP7025527A 1995-02-14 1995-02-14 車両用リヤシートのシートバックロック構造 Pending JPH08216750A (ja)

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