JP3088516U - 免状・証書入れ - Google Patents

免状・証書入れ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 免状・証書を収容する免状・証書入れを、角
帽としても用いることができるようにする。 【解決手段】 内側に免状・証書1を収容できるように
正方形の袋構造とした免状・証書入れ本体2と、免状・
証書入れ本体2の下面に取り付けた筒体3とからなる。
免状・証書入れ本体2の一辺部に有する開口6の縁に封
緘部7を設ける。封緘部7に房10を取り付ける。筒体
3は平坦に折り畳めるようにする。角帽として使用する
ときは、免状・証書入れ本体2を天板部とし、筒体3を
嵌装部として、頭に着用する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は大学の卒業証書、幼稚園の卒園証書の如き免状や、修士課程、博士課 程の修了証書の如き証書を収容できると共に、卒業式や卒園式等において角帽と して着用することができるようにするための免状・証書入れに関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
たとえば、大学の卒業証書の如き免状は、これまでは比較的大きいサイズのも のが多く、最近では大分小型化されているようではあるが、これを収容する場合 、細長い筒を用いているのが一般的である。
【0003】 又、一部の大学の卒業式では、学位を授与されるときに、角帽を正装として着 用するということが儀式的、慣例的に行われている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記免状の収容容器としての細長い筒は、単に免状を汚すことなく 保管することを主目的としたものであることから、通常は、日の目を見ない場所 に奥深く仕舞い込まれてしまうことが多いというのが実状であり、又、丸めた状 態で収容させるため、出し入れが必要になったときにはその取り扱いが面倒であ る。
【0005】 一方、上記角帽は、卒業式やその後に行われる謝恩会に出席した場合のみに着 用するものであって、日常生活には殆ど不必要に近いものであるため、卒業式等 のためだけに購入することは経済的な負担となる。
【0006】 そこで、本考案は、免状・証書を収容する機能だけでなく、角帽としての機能 を併せもつような免状・証書入れを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するために、一辺部に開口を設けて該開口より内側 に免状・証書を収容できるように袋構造とした正方形の平らな角帽の天板部とな る免状・証書入れ本体の上記開口側に、該開口を開閉するための封緘部を設ける と共に、該封緘部に房を取り付け、更に、上記免状・証書入れ本体の下面部中央 領域に、角帽の嵌装部となるようにしてある筒体を、平坦に折り畳み可能に取り 付けてなる構成とする。
【0008】 免状・証書入れ本体の内側に、一辺部の開口を通して免状・証書を収容させ、 封緘部で開口を閉じることで、免状・証書入れとして用いることができる。又、 筒体を展開し、免状・証書入れ本体を天板部とし且つ筒体を嵌装部として頭に被 せると角帽として用いることができる。
【0009】 又、免状・証書入れ本体を、袋構造とすることに代えて、見開きできる構造と することにより、免状・証書の出し入れが容易となり、特に、2つ折りの免状・ 証書の場合に有利となる。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、図面に基づいて本考案の実施の形態を説明する。
【0011】 図1(イ)(ロ)乃至図3は本考案の実施の一形態を示すもので、本考案の免 状・証書入れは、主として、内側に免状・証書1を収容できるようにしてあって 角帽として用いるときの天板部となるようにしてある正方形の免状・証書入れ本 体2と、該免状・証書入れ本体2の下面部中央領域に平坦に折り畳んだ状態で取 り付けられていて展開することにより角帽として用いるときの頭部への嵌装部と なるようにしてある筒体3とからなる。
【0012】 詳述すると、角帽の天板部となる上記免状・証書入れ本体2は、所要厚みを有 する紙からなり、たとえば、一辺の長さを30cm程度とした正方形の上板4と 下板5の一辺を除く他の辺縁部同士を封止して、一辺部に開口6を形成した封筒 の如き袋構造としてあり、開口6より内側に免状・証書1を収容できるようにし てある。
【0013】 又、上記免状・証書入れ本体2の開口6中央部には、封緘部7が設けてある。 該封緘部7は、基端部を上板4の上面に接着した紙又は樹脂製の帯片8と、該帯 片8の先端部下面に取り付けた布製接着テープ9aと、下板5の下面に上記布製 接着テープ9aと対応するように取り付けた布製接着テープ9bとからなり、帯 片8の先端部を下板5の下面側に折り返して布製接着テープ9aを下板5の下面 の布製接着テープ9bに接着することにより開口6の中央部を封緘できるように してあり、又、帯片8の先端部の布製接着テープ9aを下板5の布製接着テープ 9bより剥して上方へ持ち上げるようにすることにより開口6を開くことができ るようにしてある。更に、上記開口6の封緘部7には、先端に房10を有する所 要長さの房紐11の基端部が取り付けてある。すなわち、本実施の形態では、図 1(ロ)に拡大して示す如く、上記帯片8の基端部に小孔8aを設け、該小孔8 aを通して房紐11の基端部を帯片8の上面側から下面側へ挿通させ、該挿通部 を帯片8と一体に上板4の上面に接着してある。
【0014】 一方、上記角帽の嵌装部となる筒体3は、免状・証書入れ本体2と同様な紙製 とし、図2に示す如く、たとえば、4つの側板部11a,11b,11c,11 dにより形成される周長が60cm程度、高さが7〜8cm程度の正四角筒形状 として、免状・証書入れ本体2の下面となる正方形の下板5の下面の中央領域に 、正方形の該下板5に対して位相を45°ずらして高さ方向の上端辺部を接着代 12として折り曲げて接着により固定してあり、且つ一方向で相対向する側板部 11aと11cの高さ方向の下端辺となる自由端辺の中心から上端辺となる固定 端辺の両端コーナー部へ向けて外側が山折りとなるように斜め方向に折り目13 をそれぞれ入れ、これら折り目13を外側へ折り曲げながら側板部11aと11 cを免状・証書入れ本体2への接着部を外側へ折り曲げると同時に、側板部11 bと11dを免状・証書入れ本体2への接着部を内側へそれぞれ折り曲げること により、図3に示す如く、上記下板5の下面に沿い平坦に(偏平に)折り畳める ようにしてある。なお、筒体3は、側板部11a,11b,11c,11dの適 宜個所で継いで周方向に一連に構成してある。又、接着代12は見栄え上からす べて内向きにしてあるが、これに限られるものではない。
【0015】 上記構成としてある本考案の免状・証書入れを、たとえば、大学の卒業式に用 いる場合は、図3に示す如く、免状・証書入れ本体2の下面に平坦に折り畳んだ 状態で取り付けてある筒体3を、図1(イ)及び図2に示す如く、立体的に展開 し、全体を角帽の形状として頭部に着用し、その状態で卒業式に臨むようにする 。この際、角帽の天板部となる免状・証書入れ本体2の開口6は封緘部7により 中央部を閉じておくようにして、房10を垂れ下げた状態にし、且つ該房10が 頭の右側に位置するようにして着用する。しかる後、免状・証書1が授与される と、図2に示す如く、封緘部7の布製接着テープ9a,9bを剥離させて開口6 を開き、該開口6を通し免状・証書入れ本体2の内側に免状・証書1を丸めるこ となく平らなまま収容させてから再び封緘部7により開口6を閉じるようにする 。この場合、免状・証書1が免状・証書入れ本体2よりも大きいサイズのときは 2つ折りにする必要がある。次に、免状・証書1を収納した後は、角帽として着 用し直すようにするが、この際、前後方向を逆にして、学位が授与される前とは 逆に、房10が頭の左側に垂れ下がるようにする。
【0016】 上記のように、免状・証書1は免状・証書入れ本体2の内側に収容されていて 、汚れる心配はないので、たとえば、卒業式後の謝恩会に出席するような場合で も、そのまま角帽として着用し続けることで、謝恩会を盛り上げることができ、 写真撮影等を行うことにより、一生の記念、思い出とすることができる。又、免 状・証書1を持ち帰る際には、立体的に展開しておいた筒体3を図3に示す如く 、平面的に折り畳むようにすれば邪魔になることはない。一方、自宅で保管する 場合、平らな状態として所要の場所に仕舞うようにすればスペースをとることも なく、又、角帽の形として壁等に掛けておけばインテリアとして楽しむこともで きる。
【0017】 このように、本考案の免状・証書入れは、免状・証書1を収容する機能だけで なく、角帽としての機能をも有することから便利であり、又、比較的安価に製作 することができるので、大学側が用意するにしても学生側が用意するにしても、 免状・証書入れと角帽とを用意する場合に比して経済的に有利となる。なお、帽 子とは一般的に室外で着用するものであるので、室内で着用することに抵抗感が 生じないように、筒体3の表面の目立たない個所に、たとえば、公明正大の意味 を兼ねる「‘under the sun’mode……univ.」などの言葉を入れておくように することは任意である。
【0018】 次に、図4は本考案の実施の他の形態を示すもので、上記実施の形態に示した ものと同様な構成において、免状・証書入れ本体2を、袋構造とすることに代え て、上板4と下板5が封緘部7とは反対側の辺部を支軸として大きく開くように 見開きできる構造として、免状・証書1を、たとえばコーナークリップ14等で 固定できるようにしたものである。
【0019】 図4に示すようにすると、下板5に対し上板4を開くだけで、免状・証書1を 免状・証書入れ本体2に収容させたまま免状・証書1を見ることができ、又、免 状・証書1の出し入れも容易に行うことができ、特に、図示の如き2つ折り(屏 風式)の免状・証書1の場合の収容に適したものとなる。
【0020】 次いで、図5は本考案の実施の更に他の形態を示すもので、図1乃至図3に示 した袋構造の免状・証書入れ本体2を有する免状・証書入れにおいて、蛇腹式に 折り畳めるようにした免状・証書1の一端部を免状・証書入れ本体2の内側に糊 付けしておいて、免状・証書一体型の免状・証書入れとし、免状・証書1を折り 畳んだ状態で収容させ、他端部を持って引き出しても免状・証書入れと免状・証 書1とが別々にならないようにしたものである。
【0021】 図5に示すような免状・証書と免状・証書入れとを一体型とした場合、免状・ 証書1を直接落したり無くしたりすることがないので、たとえば、幼稚園の卒園 用に用いると有利である。
【0022】 なお、本考案は上記実施の形態のみに限定されるものではなく、免状・証書入 れ本体2と筒体3の製作材料としては、紙だけでなく、たとえば、ビニールやセ ルロイド等の樹脂、あるいは、2重構造としたビニールの間に紙を芯材として入 れたもの等、任意のシート材を選定して用いることができ、この際、樹脂製とし た場合は、筒体3の折り目13は熱処理によって容易に形成することができるこ と、又、全体の色としては黒が好ましいものであるが、これにとらわれずに任意 の色を選定し得ること、更に、封緘部7は図示し説明した以外の別の構造であっ てもよいこと、その他本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え 得ることは勿論である。
【0023】
【考案の効果】
以上述べた如く、本考案の免状・証書入れによれば、次の如き優れた効果を発 揮する。 (1)一辺部に開口を設けて該開口より内側に免状・証書を収容できるように袋構 造とした正方形の平らな角帽の天板部となる免状・証書入れ本体の上記開口側に 、該開口を開閉するための封緘部を設けると共に、該封緘部に房を取り付け、更 に、上記免状・証書入れ本体の下面部中央領域に、角帽の嵌装部となるようにし てある筒体を、平坦に折り畳み可能に取り付けてなる構成としてあるので、免状 ・証書入れ本体の内側に免状・証書を収容させる機能と、筒体を立体的に展開さ せることによって角帽としての機能をも発揮させることができて便利であり、又 、免状・証書は丸める必要がないので出し入れが容易であり、且つ全体を平らな 状態で保管できるのでスペース的に有利であり、しかも、角帽として飾ることに よりインテリアとしても利用することができる。 (2)免状・証書入れ本体を、袋構造とすることに代えて、見開きできる構造とす ることにより、免状・証書の出し入れを更に楽に行うことができ、特に2つ折り の免状・証書を収容する場合に有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の免状・証書入れの実施の一形態を示す
もので、(イ)は全体の概要図、(ロ)は(イ)のA部
拡大図である。
【図2】筒体の展開状態を示す下側からの斜視図であ
る。
【図3】筒体の折り畳み状態を示す下側からの斜視図で
ある。
【図4】本考案の実施の他の形態を示す概要図である。
【図5】本考案の実施の更に他の形態を示す概要図であ
る。
【符号の説明】
1 免状・証書 2 免状・証書入れ本体 3 筒体 6 開口 7 封緘部 10 房

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一辺部に開口を設けて該開口より内側に
    免状・証書を収容できるように袋構造とした正方形の平
    らな角帽の天板部となる免状・証書入れ本体の上記開口
    側に、該開口を開閉するための封緘部を設けると共に、
    該封緘部に房を取り付け、更に、上記免状・証書入れ本
    体の下面部中央領域に、角帽の嵌装部となるようにして
    ある筒体を、平坦に折り畳み可能に取り付けてなる構成
    を有することを特徴とする免状・証書入れ。
  2. 【請求項2】 免状・証書入れ本体を、袋構造とするこ
    とに代えて、見開きできる構造とした請求項1記載の免
    状・証書入れ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10034509B2 (en) 2016-07-20 2018-07-31 Josh Pruett Tassel securing graduate cap device

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