JP3046655U - ティッシュ・ボックス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で、ティッシュの入れ替えがとて
も便利なティッシュ・ボックスを提供する。 【解決手段】 箱本体１０の一面に開口１１が設けられ
ている。開口１１の両側にはカバー１２が設けられ、カ
バー１２が互いに重なる場所に粘着パーツ１２１があ
る。箱本体１０に最低１つの面上に粘着体１３が設けら
れている、

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案はティッシュ・ボックスに関するもので、携帯に便利で一定の位置に固 定できるティッシュ・ボックスである。

【０００２】

【従来の技術】

従来のティッシュ箱はその構造がプラスチック製ではないティッシュを収納す る中空の箱で、箱の１つの面にはティッシュ取り出し口が、もう１つの面には開 口が設けられる。使用時、直接開口部よりティッシュを箱に入れてティッシュを 交換するが、設置して使用するにはこのようなティッシュ箱は大きすぎて、場所 を大きくとりすぎる。また箱本体には固定装置を有しないので、車内に置いた時 に車の揺れのため、車内乗客の身体上に滑り落ちる現象がよく見られる。ある従 来のティッシュ箱は布製で箱本体上にはチャックが設けられ、使用しない時は折 り畳んで収納場所を取らなくてすむが、ティッシュ交換時にいつもチャックを開 き、その開いて作った空間にティッシュを挿入して箱内に入れる。またこの種の 箱には固定装置が設けらないため、車内に置いたとき車の揺れのため車内を滑っ て移動するため、とても使いずらく不便である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の課題はティッシュを収納するための便利な箱を提供することで、その 箱の材質は布または軟質性の材料で、箱本体の一面には開口が設けられ、その開 口の両側にはお互いが重ねられるカバーが設けられる。使用者がティッシュを箱 本体に入れる時ティッシュを開口から箱本体に入れ、開口両側のカバーを開口上 でお互いに重ねて開口は閉じられる。ティッシュを交換する時は開口上のカバー を両側に開くだけで、簡単に箱の中に残っている使い終わったプラスチックの袋 を取り出して、同時に新しいティッシュのパックを箱に入れられる。使用上便利 であるだけでなく箱は布か軟質性の材料で製作されているため、使用しない時は 折り畳んでその置いたときの空間を最小にできる。また箱本体上には最低１つの 粘着体が設けられて、使用時その粘着体を毛のある表面に貼って箱を設置したい 場所に固定し、箱本体が自由に動かないようにする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上述の課題を解決するために、箱本体の一面に開口を設けて、その開口両側に は交互に重ねることのできるカバーを設ける。また箱本体の一面には最低１つの 粘着体を有し、箱の表面には紙を取り出すための紙取り出し口が設けられる。開 口を閉じる時は、開口両側のカバーを相互に重ね合わせて箱の中のティッシュが 開口から滑り落ちないようにする。粘着体がくっつく適当な場所に箱本体上の粘 着体を貼り合わせて、箱本体を一定の場所に固定して使用者が便利に使えるよう にする。

【０００５】

【考案の実施の形態】

図１に示すように、本考案のティッシュ・ボックスはティッシュを収納するた めの箱本体１０を含み、箱本体１０は布またはその他の柔らかい材料で製作され る。箱本体１０の一面には開口１１が設けられ、開口１１の両側には開口１１を 完全に閉じることのできるカバー１２が設けられる。カバー１２が互いに重なる 場所にはカバー１２をお互いに粘着して合わせられるように粘着パーツ１２１が あり、また開口１０側面に最低１つの粘着体１３が設けられる。

【０００６】 図１と図４に示すように、本考案の粘着体１３は箱本体１０の側面上に設けら れ、粘着体１３により箱本体１０をフロントシートの後ろ（図４参照）に粘着固 定して、乗客がティッシュを取りやすいようにする。その他に粘着体１３を箱本 体１０の底面上に設け、使用時ひっくり返して車内天井（図５参照）の適当な所 に粘着体１３により粘着固定して、車内の乗客が容易にティッシュを取れるよう にする。

【０００７】 図１と図２に示すように、本考案の粘着体１３は長い帯状（図１参照）か少し 大きめの紙状（図２参照）で、粘着体１３により箱本体１０をくっつけて一定の 位置に固定する。また箱本体１０の表面上にはティッシュを取るための紙取り出 し口１４が設けられる。

【０００８】 図１と図２に示すように、開口１１上のカバー１２を両側に開いて開口１１を 露出した後、開口１１を通してティッシュを箱本体１０に入れ、開口１１両側の カバー１２を内側に折り畳んで閉める。カバー１２上の粘着パーツ１２１をお互 いに張り合わせて、箱本体１０の中にあるティッシュが箱本体１０の外に滑り出 さないように開口１１を閉める。粘着体１３で箱本体１０を希望の場所に固定し て、使用者が箱本体１０の取り出し口からティッシュを容易に取り出せるように する。また箱本体１０中のティッシュを使い切った時は、開口１１上のカバー１ ２を開き、新しいティッシュを箱本体１０に入れすぐに使用することができる。

【考案の効果】

【０００９】 上記のように本考案ティッシュ・ボックスは構造が簡単で、ティッシュの入れ 替えがとても便利な優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の外観斜視図である。

【図２】本考案のもう１つの実施例の外観斜視図であ
る。

【図３】本考案のさらにもう１つ実施例の外観斜視図で
ある。

【図４】本考案をフロント・シート後部に取り付けたと
きの外観斜視図である。

【図５】本考案を車内の天井に取り付けた時の外観斜視
図である。

【符号の説明】

１０ 箱本体 １１ 開口 １２ カバー １２１ 粘着パーツ １３ 粘着体 １４ 紙取り出し口

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】箱本体の一面にティッシュのパックを収納
   するため開口が設けられ、その開口の両側には開口を完
   全に閉じることのできるカバーが設けられ、カバーが互
   いに重なる場所にはお互いを粘着するための粘着パーツ
   があり、箱本体に最低１つの面上に粘着体が設けられて
   いる、ことを特徴とするティッシュ・ボックス。
2. 【請求項２】粘着パーツがお互いに粘着することのでき
   る粘着帯である、ことを特徴とする請求項１記載のティ
   ッシュ・ボックス。
3. 【請求項３】粘着体が数本の帯状または一枚の紙状であ
   る、ことを特徴とする請求項１記載のティッシュ・ボッ
   クス。