JP3088473U - 扉開閉式キャビネット - Google Patents

扉開閉式キャビネット

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JP3088473U
JP3088473U JP2002001206U JP2002001206U JP3088473U JP 3088473 U JP3088473 U JP 3088473U JP 2002001206 U JP2002001206 U JP 2002001206U JP 2002001206 U JP2002001206 U JP 2002001206U JP 3088473 U JP3088473 U JP 3088473U
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文彦 佐藤
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花岡産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 扉を開いたときでも、その扉を収納すること
でじゃまになる空間を無くす。 【解決手段】 少なくとも前方が開口されたキャビネッ
ト本体と、開口を覆うための2つの扉8,9と、扉を蝶
番12を介して回動可能に支持し、蝶番を介して扉と連
結されたガイド枠7と、キャビネット本体の両側部のそ
れぞれの上下の辺に沿って設けられた4つのレール3、
6と、各ガイド枠の上下方向に取り付けられ、キャビネ
ット本体の側部の上下の辺に沿って設けられた2つのレ
ールに沿って、扉と連結された状態でガイド枠を移動さ
せるための車輪と、を備え、キャビネット本体の開口を
覆うように扉が閉じる場合には、ガイド枠は扉と前方へ
移動するとともに扉は回動し、2つの扉を開く場合は、
ガイド枠はガイド枠に対して並んで配置された扉ととも
に後方へ移動する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は扉開閉式キャビネットに係わり、特に少なくとも前方が開口されたキ ャビネット本体と、この開口を覆うための2つの扉とを備えた扉開閉式キャビネ ットに関する。
【0002】
【従来の技術】
商品等を展示する又は収納するキャビネットには種々の方式のものがあるが、 固定式のキャビネットの場合や屋外展示用のキャビネットには、埃等の侵入防止 や夜間での商品の盗難防止等の必要性から扉を設けた扉開閉式キャビネットがあ る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、扉を開いたときに、その扉は通行や商品展示の妨げとなる。また、扉 を270度回転させてキャビネットの側部に配置しても、回転のためのスペース を要するためにキャビネットを複数並べて配置することができない等の不都合が 生ずることになる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の扉開閉式キャビネットは、少なくとも前方が開口されたキャビネット 本体と、 該開口を覆うための2つの扉と、 該扉を連結部材を介して回動可能に支持し、該連結部材を介して該扉と連結さ れた支持体と、 該キャビネット本体の両側部のそれぞれの上下の辺に沿って設けられた4つの レール部と、 各支持体の上下方向に取り付けられ、該キャビネット本体の側部の上下の辺に 沿って設けられた2つのレール部に沿って、該扉と連結された状態で該支持体を 移動させるための車輪と、を備え、 該キャビネット本体の開口を覆うように該2つの扉が閉じる場合には、該支持 体は該扉と前方へ移動するとともに該扉は回動し、該2つの扉を開く場合は、該 支持体は該支持体に対して並んで配置された該扉とともに後方へ移動することを 特徴とする扉開閉式キャビネットである。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
【0006】 図1〜図3は、本考案による扉開閉式キャビネットの構成を示す斜視図であり 、図1は扉の開閉、収納動作を示す斜視図、図2は扉の収納状態を示す斜視図、 図3は扉を閉じた状態を示す斜視図である。
【0007】 図1〜図3に示すように、キャビネット本体は、天井部1、右左の両側部に設 けられた側枠部(側面部)4、底板部13、不図示の背面部からなり、前方は開 口されている。この開口は図3に示すように、右前扉8と左前扉9を閉じること で覆われるようになっている。右前扉8と左前扉9にはそれぞれ取手が設けられ ている。必要に応じて鍵が取り付けられる。
【0008】 右前扉8は連結部材となる蝶番12で、90度回動可能に、支持体となるスラ イド用ガイド枠7に連結されている。スライド用ガイド枠7は逆L字形状をなし ている。
【0009】 上レール3と下レール6が、キャビネット本体の右側部のそれぞれの上下の辺 に沿って設けられている。なお、ここでは上レール3は下レール6よりも長く、 図1〜図3及び図4に示すように、キャビネット本体の側部の前方端縁より突き 出す突き出し部を有している。スライド用ガイド枠7は逆L字形状をなしている のは、この突き出し部に対応させて車輪を設けるためである。突き出し部には看 板10を取り付けることができ、店頭販売用として有効である。
【0010】 スライド用ガイド枠7の上下方向にはそれぞれ2つの上部車輪2、2つの下部 車輪5が取り付けられ、上部車輪2、下部車輪5は上レール3、下レール6に沿 って移動可能に取り付けられる。またスライド用ガイド枠7がキャビネット本体 の前方へ移動したときでも、上レール3の突き出し部に上部車輪2が係合するよ うにスライド用ガイド枠7に車輪が取り付けられている。上部車輪2、下部車輪 5の数は3つ以上であってもよい。
【0011】 キャビネット本体の開口を覆うように右前扉8を閉じる場合には、スライド用 ガイド枠7は、上部車輪2、下部車輪5によって、右前扉8とともにキャビネッ ト本体の前方へ移動する。このとき、スライド用ガイド枠7が前に移動するにし たがって右前扉8は回動可能となり図3に示すように、キャビネット本体の開口 を閉じることができる。
【0012】 一方、右前扉8を開く場合には、右前扉8をスライド用ガイド枠7に対して並 ぶように配置されるまで回動させ(図1のA)、スライド用ガイド枠7は、スラ イド用ガイド枠7に対して並んで配置された右前扉8とともにキャビネット本体 の後方へ移動する(図1のB)。図2は移動により右前扉8がキャビネット本体 の右側部に収まった状態を示している。
【0013】 以上の説明はキャビネット本体の右部の構成及びその動作について説明したが 、左部の構成及びその動作も同様である。つまり、キャビネット本体の開口は右 前扉8と左前扉9を閉じることで閉じられ(覆われ)、右前扉8と左前扉9を開 くことで開かれる。
【0014】 図4は扉、スライド用ガイド枠及び扉とスライド用ガイド枠とを移動可能に支 持する上下レールを示す斜視図である。上レール3、下レール6の断面が両方と も逆「C」の字の字状となっており、その内部にそれぞれ上部車輪2、下部車輪 5が挿入され、右前扉8とスライド用ガイド枠7とが移動可能となっている。上 レール3、下レール6の断面が両方とも逆「C」の字の字状となっているために 、上レール3、下レール6の内部が外側に露出せず、埃等の侵入防止に有効であ る。
【0015】 図5は突き出し部を有する上下レールの配置の変形例を示す図である。3aは 上レール、6aは下レールを示す。図5(A)は上レール3、下レール6の断面 形状をそれぞれ「C」の字状、逆「C」の字状としたものである。図5(B)は 上レール3、下レール6の断面形状を両方とも「C」の字状としたものである。 この場合、メンテナンスが容易となる。図5(C)は図5(A)の配置とは逆に 、上レール3の断面形状を逆「C」の字状、下レール6の断面形状を「C」の字 状としたものである。
【0016】 図6は突き出し部の機能を説明するための説明図である。図6(B)に示すよ うに、もし上レール3に突き出し部が無い場合には、スライド用ガイド枠7が上 下レール3,6の左端部に来たときに右前扉8の自重で右前扉8が傾く可能性が あるが、図6(A)に示すように、上レール3に突き出し部を設けることで、右 前扉8の傾きを抑えることができる。
【0017】 図7は突き出し部の配置の変形例を示す説明図である。図6(A)においては 、突き出し部を上レール3に設けた例を示したが、図7(B)に示すように、突 き出し部を下レール6に設けてもよい。この場合はスライド用ガイド枠7は左右 反転L字状とする。また図7(A)に示すように、突き出し部を上レール3と下 レール6との両方に設けてもよい。この場合はスライド用ガイド枠7は「コ」の 字状とする。突き出し部は看板10を取り付けることができ、店頭販売用として 有効である。特に上レールの突き出し部に取り付ければ視認性がよい。
【0018】 図8はキャスターがないキャビネットの構成例を示す図である。移動用のキャ スターがない場合には、キャビネットは固定式となるが、この場合でも、扉開閉 式のキャビネットの扉がじゃまにならないので、複数のキャビネットを並べて配 置する場合でもキャビネット間の隙間を小さくすることができる。
【0019】 以上説明した本実施形態の扉開閉式キャビネットは屋内、屋外を問わず使用す ることができるが、特に屋外の展示用に好適に用いることができる。また、本実 施形態の扉開閉式キャビネットは物置として好適に用いることができる。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、扉を開いたときでも、その扉を収納す ることでじゃまになる空間が無くなり、通行や商品展示等の妨げとなることがな くなる。また、不都合なくキャビネットを複数並べて配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による扉開閉式キャビネットの扉の開
閉、収納動作を説明するための斜視図である。
【図2】本考案による扉開閉式キャビネットの扉の収納
状態を示す斜視図である。
【図3】本考案による扉開閉式キャビネットの扉を閉じ
た状態を示す斜視図である。
【図4】扉、スライド用ガイド枠及び扉とスライド用ガ
イド枠とを移動可能に支持する上下レールを示す斜視図
である。
【図5】突き出し部を有する上下レールの配置の変形例
を示す図である。
【図6】突き出し部の機能を説明するための説明図であ
る。
【図7】突き出し部の配置の変形例を示す説明図であ
る。
【図8】キャスターがないキャビネットの構成例を示す
図である。
【符号の説明】
1 天井部 2 上部車輪 3 上レール 4 側枠部(側面部) 5 下部車輪 6 下レール 7 スライド用ガイド枠 8 右前扉 9 左前扉 10 看板 11 キャスター 12 蝶番 13 底板部

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも前方が開口されたキャビネッ
    ト本体と、 該開口を覆うための2つの扉と、 該扉を連結部材を介して回動可能に支持し、該連結部材
    を介して該扉と連結された支持体と、 該キャビネット本体の両側部のそれぞれの上下の辺に沿
    って設けられた4つのレール部と、 各支持体の上下方向に取り付けられ、該キャビネット本
    体の側部の上下の辺に沿って設けられた2つのレール部
    に沿って、該扉と連結された状態で該支持体を移動させ
    るための車輪と、を備え、 該キャビネット本体の開口を覆うように該2つの扉が閉
    じる場合には、該支持体は該扉と前方へ移動するととも
    に該扉は回動し、該2つの扉を開く場合は、該支持体は
    該支持体に対して並んで配置された該扉とともに後方へ
    移動することを特徴とする扉開閉式キャビネット。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の扉開閉式キャビネット
    において、該キャビネット本体の側部の上下の辺に沿っ
    て設けられた2つのレール部の少なくとも一方が、該キ
    ャビネット本体の側部の前方端縁より突き出す突き出し
    部を有しており、前記支持体に該突き出し部のレールに
    前記車輪の少なくとも1つが係合するように前記車輪が
    取り付けられていることを特徴とする扉開閉式キャビネ
    ット。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の扉開閉式キャビネット
    において、前記突き出し部は前記キャビネット本体の側
    部の上辺に沿って設けられたレール部に設けられてお
    り、前記支持体は前記突き出し部に対応するように逆L
    字形状をなしていることを特徴とする扉開閉式キャビネ
    ット。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3に記載の扉開閉式
    キャビネットにおいて、前記突き出し部に看板を取り付
    けたことを特徴とする扉開閉式キャビネット。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれか1項に
    記載の扉開閉式キャビネットは屋外展示用であることを
    特徴とする扉開閉式キャビネット。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項4のいずれか1項に
    記載の扉開閉式キャビネットを物置として用いることを
    特徴とする扉開閉式キャビネット。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれか1項に
    記載の扉開閉式キャビネットは、移動用のキャスターが
    設けられていることを特徴とする扉開閉式キャビネッ
    ト。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011067272A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Okamura Corp 商品陳列棚装置及び商品遮蔽装置
JP2016163596A (ja) * 2016-06-16 2016-09-08 ユーテック株式会社 水耕栽培装置
KR20170119147A (ko) * 2016-04-18 2017-10-26 박기범 사물함, 이의 사용방법, 및 이를 포함하는 문

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