JP3087623U - 鍵収納用封緘容器 - Google Patents

鍵収納用封緘容器

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JP3087623U
JP3087623U JP2002000371U JP2002000371U JP3087623U JP 3087623 U JP3087623 U JP 3087623U JP 2002000371 U JP2002000371 U JP 2002000371U JP 2002000371 U JP2002000371 U JP 2002000371U JP 3087623 U JP3087623 U JP 3087623U
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Japan
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key
key storage
storage container
container
sealing
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JP2002000371U
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Inventor
陽一 久保
Original Assignee
株式会社タスコエンタープライズ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より優れた鍵収納用封緘容器を提供するこ
と。 【解決手段】 鍵を収納してその開口部を封緘する鍵収
納用封緘容器において、当該鍵収納用封緘容器1は、軟
質合成樹脂製の透明なシート状の素材からなり、前記鍵
には、掛け止め用の金具7aを具備するキーホルダ7を
装着するとともに、前記金具は、当該鍵収納用封緘容器
の外部に配置され、前記鍵を当該鍵収納用封緘容器に収
納してなる包装体は、前記キーホルダの金具を掛止して
吊るされることを特徴とする鍵収納用封緘容器。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、鍵を収納してその開口部を封緘する鍵収納用封緘容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年では、自宅の保全管理を警備会社に依頼し、その自宅において非常事態が 発生すると、警備会社の職員が駆けつけるという管理システムがある。依頼者は 、警備会社に予め自宅の鍵(スペアキー)を預けておく。ここで、警備会社が鍵 を預かる際には、不正使用防止の観点から、これを容器に収納し、その容器の開 口部を封緘しておくとよい。警備会社は、必要のない場合は、預かった鍵を容器 から取り出すことはない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前述した警備会社では、複数の依頼者から預かった多数の鍵を厳重 且つ正確に管理する必要があり、鍵収納用封緘容器についても、そのような管理 に対応するべく、一層の合理化が求められている。
【0004】 本考案は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、より優れた鍵収納用封緘 容器を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本願第1請求項に記載した発明は、鍵を収納してその開口部を封緘する鍵収納 用封緘容器において、当該鍵収納用封緘容器は、軟質合成樹脂製の透明なシート 状の素材からなり、前記鍵には、掛け止め用の金具を具備するキーホルダを装着 するとともに、前記金具は、当該鍵収納用封緘容器の外部に配置され、前記鍵を 当該鍵収納用封緘容器に収納してなる包装体は、前記キーホルダの金具を掛止し て吊るされる構成の鍵収納用封緘容器である。このような構成によると、より優 れた鍵収納用封緘容器が得られる。
【0006】 すなわち、本考案によると、鍵収納用封緘容器の素材が透明である故に、開口 部を封緘した状態いおいても、目視により鍵を点検することができる。尚、本願 においては、透明とは透光性に優れるという意味であり、物を通して向こう側が ある程度見える場合は、半透明であってもこれを透明と呼ぶ。また、包装体を吊 るすことによれば、鍵の点検作業や保管場所における整頓を効率よく行うことが でき、これを合理的に管理することができる。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下に、本考案の具体例を図面に基いて詳細に説明する。
【0008】 図1乃至図6に示す鍵収納用封緘容器1は、警備会社が依頼者から鍵Kを預か る際に、その鍵Kを収納するものである。
【0009】 これらの図に示すように、本鍵収納用封緘容器1は、軟質合成樹脂製の透明な シート状の素材を成形してなる封筒形のものであり、開口部2を覆う一対のフラ ップ状の蓋部3を備え、各蓋部3を所定の貼着部位4に貼着して開口部2を封緘 する構成となっている。
【0010】 更に本例では、各蓋部3にはセパレータ5aで被覆された粘着層5を設けると ともに、それらの蓋部3の貼着部位4には有色層6を設けており、各蓋部3は、 粘着層5を有色層6側にそれぞれ貼り付けて貼着される。
【0011】 また、鍵収納用封緘容器1に収納する鍵Kには、キーホルダ7を装着している 。このキーホルダ7は、掛け止め用の金具たる環状金具7aと、鍵K及び環状金 具7aを連結する紐体(本例ではワイヤー)7bとを備えたものである。かかる 鍵収納用封緘容器1の使用形態は、以下の通りである。
【0012】 まず、キーホルダ7に保持した鍵Kを開口部2から鍵収納用封緘容器1の内部 に挿入し(図1参照)、粘着層5のセパレータ5aを剥がす(図2参照)。次に 、一対の蓋部3をそれぞれ折り曲げて粘着層5を有色層6側に貼り付け、開口部 2を封緘する(図3参照)。ここで、一対の蓋部3はそれらの間に紐体7bを挟 み込むように折り曲げ、環状金具7aは鍵収納用封緘容器1の外部に配置する。 こうした開口部2の封緘作業は、警備会社及び依頼者の双方が立ち会う場で行わ れる。
【0013】 そして、鍵2を鍵収納用封緘容器1に収納してなる包装体は、警備会社の管理 下で保管される。保管場所において、包装体は環状金具7aを掛止して吊るされ る。特に本例では、鍵収納用封緘容器1の素材が透明である故に、開口部2を封 緘した状態いおいても、目視により鍵Kを点検することができる。また、包装体 を吊るすことによれば、鍵Kの点検作業や保管場所における整頓を効率よく行う ことができ、これを合理的に管理することができる。
【0014】 尚、本例の鍵収納用封緘容器1は、緊急時に対応する裂開手段を備えたもので ある。つまり、鍵収納用封緘容器1の縁部には、裂開手段たる切欠8を設けてお り、依頼者の自宅で火災が発生する等の緊急時には、鍵収納用封緘容器1を切欠 8から裂開することにより、ハサミやカッター等を用いずとも手作業で即座に鍵 2を取り出すことができる。
【0015】 更に、開口部2を封緘した鍵収納用封緘容器1について、一旦貼着された蓋部 3をその貼着部位4から分離すると、粘着層5側には有色層6が付着する。より 具体的には、蓋部3をその貼着部位4から分離すると、有色層6は蓋部3側及び その貼着部位4側に分断され、蓋部3及びその貼着部位4には、分断された有色 層6によって所定の模様(図例ではOPENの文字)がそれぞれ顕在化する構成 となっている(図4,5参照)。
【0016】 特に本例では、蓋部3及び粘着層5が透明であるため、有色層6は、蓋部3及 び粘着層5を通して目視することができる。ついては、鍵収納用封緘容器1の開 封後は、有色層6が粘着層5側に付着することに起因して、鍵収納用封緘容器1 の外観が変化する。つまり、開封された鍵収納用封緘容器1の外観は、蓋部3の 位置を戻しても、模様が現れることにより変化する(図6参照)。仮に、貼着部 位4から分離した蓋部3を糊付け等にて再び貼着部位4に貼り付けても、顕在化 した模様を解消するのは困難であり、鍵収納用封緘容器1が不正に開封された場 合は、一目でこれを発見することができる。
【0017】 図7乃至図9は、鍵収納用封緘容器1の要部断面を示す説明図である。本例の 粘着層5は、両面にそれぞれ感圧接着剤を有する両面テープからなり、この両面 テープの一方の面を蓋部3に接着して構成されている。他方の面は、有色層6に 接着される面であり、それまではセパレータ5aにて被覆されている。
【0018】 本例の有色層6は、透明フィルム6bの片面全域を脆弱なインク6aにて着色 するとともに、これを他の両面テープ6cに貼り付け、更に、その両面テープ6 cを蓋部3の貼着部位4に貼り付けて構成されている。この両面テープ6cは、 一方の面に感圧接着剤、他方の面に感熱接着剤を有するものである。一方の面は 、蓋部3の貼着部位4に接着され、他方の面は、透明フィルム6bのインク6a に比較的微弱な接着力で接着されている。更に、この両面テープ6cの他方の面 には、所定の模様を模る形状に、第2の感熱接着剤6dを設けている。かかる第 2の感熱接着剤6dは、インク6aを比較的強力な接着力で接着することにより 、鍵収納用封緘容器1の開封に伴い有色層6を分断するものである。
【0019】 つまり、有色層6の表層は透明フィルム6bであり(図7参照)、粘着層5は 、透明フィルム6bに接着される(図8参照)。そして、蓋部3をその貼着部位 4から分離すると、インク6aが両面テープ6cから剥離し、粘着層5には透明 フィルム6b及びインク6aが付着する(図9参照)。また、インク6cの一部 は、第2の感熱接着剤6dの接着力により、透明フィルム6bから分断されて両 面テープ6cに残留する。その結果、蓋部3及び貼着部位4には互いに反転する 模様がそれぞれ顕在化する。このような構成によると、開封の証拠を確実に顕示 することができる。
【0020】 尚、本例では蓋部3に粘着層5、貼着部位4に有色層6を設けているが、或い は、蓋部3に有色層6、貼着部位4に粘着層5を設けることも可能である。
【0021】 以上説明したように、本例の鍵収納用封緘容器は、開封されるとその証拠を確 実に顕示することができるものであり、警備会社が依頼者から預かる鍵を収納す る容器として、極めて好適に利用することができる。
【0022】 次に、本考案の第2具体例を図10に基いて説明する。
【0023】 同図に示す本例の鍵収納用封緘容器1は、固有の印を付すための印標示部9を 設けたものである。尚、その他の構成は、前述した具体例と同様であるため、共 通する部材には同一の符号を付すとともに、説明は省略する。
【0024】 本例の印標示部9は、合成樹脂製の素材の表面に吸湿性物質を印刷してなるも のである。かかる印標示部9は、複数の蓋部3に跨るように設けており、警備会 社に鍵を預ける依頼者は、開口部2を封緘した際に、封緘の証しとして印標示部 9に割り印を押す。又は、筆記具を用いてサインを記入する。
【0025】 このような構成によると、鍵収納用封緘容器1を不正に開封した者が鍵Kをそ のまま同型の鍵収納用封緘容器に入れ替えてしまうという行為を防止することが できる。
【0026】
【考案の効果】
以上説明したように、本願考案は、鍵を収納してその開口部を封緘する鍵収納 用封緘容器において、当該鍵収納用封緘容器は、軟質合成樹脂製の透明なシート 状の素材からなり、前記鍵には、掛け止め用の金具を具備するキーホルダを装着 するとともに、前記金具は、当該鍵収納用封緘容器の外部に配置され、前記鍵を 当該鍵収納用封緘容器に収納してなる包装体は、前記キーホルダの金具を掛止し て吊るされる構成の鍵収納用封緘容器であり、このような構成によると、より優 れた鍵収納用封緘容器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願考案の具体例に係り、鍵収納用封緘容器
を示す説明図である。
【図2】 本願考案の具体例に係り、鍵収納用封緘容器
を示す説明図である。
【図3】 本願考案の具体例に係り、鍵収納用封緘容器
を示す説明図である。
【図4】 本願考案の具体例に係り、鍵収納用封緘容器
を示す説明図である。
【図5】 本願考案の具体例に係り、鍵収納用封緘容器
を示す説明図である。
【図6】 本願考案の具体例に係り、鍵収納用封緘容器
を示す説明図である。
【図7】 本願考案の具体例に係り、鍵収納用封緘容器
の要部断面を示す説明図である。
【図8】 本願考案の具体例に係り、鍵収納用封緘容器
の要部断面を示す説明図である。
【図9】 本願考案の具体例に係り、鍵収納用封緘容器
の要部断面を示す説明図である。
【図10】 本願考案の具体例に係り、鍵収納用封緘容
器を示す説明図である。
【符号の説明】
1 鍵収納用封緘容器 2 開口部 3 蓋部 4 貼着部位 5 粘着層 5a セパレータ 6 有色層 6a インク 6b 透明フィルム 6c 両面テープ 6d 感熱接着剤 7 キーホルダ 7a 環状金具 7b 紐体 8 切欠 9 印標示部 K 鍵

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍵を収納してその開口部を封緘する鍵収
    納用封緘容器において、 当該鍵収納用封緘容器は、軟質合成樹脂製の透明なシー
    ト状の素材からなり、 前記鍵には、掛け止め用の金具を具備するキーホルダを
    装着するとともに、前記金具は、当該鍵収納用封緘容器
    の外部に配置され、 前記鍵を当該鍵収納用封緘容器に収納してなる包装体
    は、前記キーホルダの金具を掛止して吊るされることを
    特徴とする鍵収納用封緘容器。
JP2002000371U 2002-01-30 2002-01-30 鍵収納用封緘容器 Expired - Lifetime JP3087623U (ja)

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