JP2560307Y2 - 封緘用タグ - Google Patents
封緘用タグInfo
- Publication number
- JP2560307Y2 JP2560307Y2 JP201892U JP201892U JP2560307Y2 JP 2560307 Y2 JP2560307 Y2 JP 2560307Y2 JP 201892 U JP201892 U JP 201892U JP 201892 U JP201892 U JP 201892U JP 2560307 Y2 JP2560307 Y2 JP 2560307Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive sheet
- tag
- layer
- tongue
- sensitive adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Burglar Alarm Systems (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、コンテナ等の開閉部の
封緘に使用するタグに関する。
封緘に使用するタグに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、コンテナや倉庫の開閉部に施錠を
施し、その施錠部に更に封緘を設けて荷抜きや侵入の確
認をすることが行なわれており、この封緘には、通常、
金属線を施錠部に挿通しその両端を鉛で固める形式のも
のが使用されている。また、特開昭６３−１９３８４号
公報に見られるように、ラッチとソケットをベルトの両
端に有する封緘用リングも知られており、不正に解錠す
るとベルトが切れてその不正解錠を発見できるようにし
たものも知られている。更に、シールにおいて、一旦貼
着部から剥がすと、表面に剥がした事実が確認できるも
のが知られている（実開昭５９−１０７７号公報、特開
昭６２−１３５８７９号公報）。
施し、その施錠部に更に封緘を設けて荷抜きや侵入の確
認をすることが行なわれており、この封緘には、通常、
金属線を施錠部に挿通しその両端を鉛で固める形式のも
のが使用されている。また、特開昭６３−１９３８４号
公報に見られるように、ラッチとソケットをベルトの両
端に有する封緘用リングも知られており、不正に解錠す
るとベルトが切れてその不正解錠を発見できるようにし
たものも知られている。更に、シールにおいて、一旦貼
着部から剥がすと、表面に剥がした事実が確認できるも
のが知られている（実開昭５９−１０７７号公報、特開
昭６２−１３５８７９号公報）。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】上記のような従来の金
属製の封緘は比較的高価であり、その封緘及び開封のた
めに特殊な工具が必要で、取扱いが簡単でない等の不都
合がある。また、上記のベルト型の封緘リングは更に高
価である。封緘は正規に解錠されたときでも再使用され
ずに破棄されるものであるから安価なものであることが
望ましい。
属製の封緘は比較的高価であり、その封緘及び開封のた
めに特殊な工具が必要で、取扱いが簡単でない等の不都
合がある。また、上記のベルト型の封緘リングは更に高
価である。封緘は正規に解錠されたときでも再使用され
ずに破棄されるものであるから安価なものであることが
望ましい。
【０００４】本考案は、安価で取扱いが容易で封緘の様
子を簡単に判別できる封緘用のタグを提供することをそ
の目的とするものである。
子を簡単に判別できる封緘用のタグを提供することをそ
の目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案では、可撓性合成
樹脂の薄板により舌片状の一端とこれよりも幅広の他端
を備えたタグ本体を形成し、該タグ本体の幅広の他端に
該舌片状の一端を挿通する挿通孔を設け、該幅広の他端
の表面に剥離紙を部分的に介在させて再使用防止粘着シ
ートを貼着することにより、上記の目的を達成するよう
にした。上記再使用防止粘着シートには、その表面に透
明フィルムを備え、該透明フィルムの裏面に部分的に透
明な剥離剤層を設け、更に該剥離剤層の裏面に金属蒸着
膜層を設け、該金属蒸着膜層の裏面に粘着剤層を設けた
ものが使用され、該粘着剤層の一部を露出させてその残
り部分を剥離紙で覆い、上記タグ本体の挿通孔とその付
近が該剥離紙で覆われるように該タグ本体の幅広の他端
の表面に該再使用防止粘着シートを貼着する。
樹脂の薄板により舌片状の一端とこれよりも幅広の他端
を備えたタグ本体を形成し、該タグ本体の幅広の他端に
該舌片状の一端を挿通する挿通孔を設け、該幅広の他端
の表面に剥離紙を部分的に介在させて再使用防止粘着シ
ートを貼着することにより、上記の目的を達成するよう
にした。上記再使用防止粘着シートには、その表面に透
明フィルムを備え、該透明フィルムの裏面に部分的に透
明な剥離剤層を設け、更に該剥離剤層の裏面に金属蒸着
膜層を設け、該金属蒸着膜層の裏面に粘着剤層を設けた
ものが使用され、該粘着剤層の一部を露出させてその残
り部分を剥離紙で覆い、上記タグ本体の挿通孔とその付
近が該剥離紙で覆われるように該タグ本体の幅広の他端
の表面に該再使用防止粘着シートを貼着する。
【０００６】
【作用】コンテナ等の開閉部を閉じて施錠を施し、その
施錠部にタグ本体を挿通させ、タグ本体の舌片状の一端
を他端の挿通孔に通す。そして、該一端を他端の面に沿
わせ、その上から剥離紙を剥がして再使用防止粘着シー
トを貼り付けて開閉部を封緘する。該再使用防止粘着シ
ートは、一端貼着したのちこれを剥がすと、剥がした事
実が該シートの表面にマークとなって現れるので、開閉
部が不正に開けられた事実を確認できる。この封緘のた
めに、特別の工具が必要でなく、封緘作業が簡単にな
り、タグ本体と再使用防止粘着シートとで構成されるの
で、簡単安価に製作できる。
施錠部にタグ本体を挿通させ、タグ本体の舌片状の一端
を他端の挿通孔に通す。そして、該一端を他端の面に沿
わせ、その上から剥離紙を剥がして再使用防止粘着シー
トを貼り付けて開閉部を封緘する。該再使用防止粘着シ
ートは、一端貼着したのちこれを剥がすと、剥がした事
実が該シートの表面にマークとなって現れるので、開閉
部が不正に開けられた事実を確認できる。この封緘のた
めに、特別の工具が必要でなく、封緘作業が簡単にな
り、タグ本体と再使用防止粘着シートとで構成されるの
で、簡単安価に製作できる。
【０００７】
【実施例】本考案の実施例を別紙図面に基づき説明する
と、図１及び図２に於いて、符号１は可撓性の透明な或
いは不透明なポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂
の薄板で作成した長手のタグ本体で、その一端２を舌片
状に形成し、他端３は該一端２よりも幅広に形成され
る。また、該舌片状の一端２の根部の左右には切欠４を
形成し、幅広の他端３に該舌片状の一端２を挿通するた
めの切り溝から成る挿通孔５を設け、該幅広の他端３の
一方の表面６に剥離紙７を部分的に介在させて再使用防
止粘着シート８が貼着される。
と、図１及び図２に於いて、符号１は可撓性の透明な或
いは不透明なポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂
の薄板で作成した長手のタグ本体で、その一端２を舌片
状に形成し、他端３は該一端２よりも幅広に形成され
る。また、該舌片状の一端２の根部の左右には切欠４を
形成し、幅広の他端３に該舌片状の一端２を挿通するた
めの切り溝から成る挿通孔５を設け、該幅広の他端３の
一方の表面６に剥離紙７を部分的に介在させて再使用防
止粘着シート８が貼着される。
【０００８】該再使用防止粘着シート８の一例の詳細は
図３に示す如くであり、透明フィルム９の裏面に部分的
に透明な剥離剤層１０を設け、更に該剥離剤層１０の裏
面に金属蒸着膜層１１を設け、該金属蒸着膜層１１の裏
面に粘着剤層１２を設けて構成され、図２に示すように
該粘着剤層１２の一部を露出させてその残り部分を剥離
紙７で覆い、タグ本体１の幅広の他端３に挿通孔５とそ
の付近を覆うように貼着される。具体的には、該再使用
防止粘着シート８の剥離剤層１０は、図４に示すように
印刷により例えば開封済の文字を透明フィルム９の裏面
に形成され、そのあと該剥離剤層１０の裏面及び該透明
フィルム９の残りの裏面にアルミニウムの蒸着膜層１１
を形成し、更にその蒸着膜層１１の裏面に粘着剤層１２
が設けられる。該再使用防止粘着シート８を一旦タグ本
体１に貼着した後は、これを剥がすと図５に示すように
剥離剤層１０のない部分の粘着剤層１２は透明フィルム
９に付着してタグ本体１から剥がれるが、剥離剤層１０
が設けられている部分は透明フィルム９から剥がれてタ
グ本体１に付着したまま残り、図６のように開封済の文
字が現れる。そして、一旦剥がした後は元へ戻そうとし
ても、分離した透明フィルム９と剥離剤層１０との間に
空気が介在するために、開封済の文字は明瞭に現れ、消
すことができないため、開封されたことが一目で分かる
ようになる。本考案の封緘タグは、図７及び図８に示す
ようにコンテナトラックの施錠部１３にタグ本体１を通
し、タグ本体１の舌片状の一端２を幅広の他端３の挿通
孔５に挿通して環状とし、剥離紙７を剥がして挿通孔２
に挿通された一端２を押さえ込むようにその上から再使
用防止粘着シート８を貼り付けて使用される。
図３に示す如くであり、透明フィルム９の裏面に部分的
に透明な剥離剤層１０を設け、更に該剥離剤層１０の裏
面に金属蒸着膜層１１を設け、該金属蒸着膜層１１の裏
面に粘着剤層１２を設けて構成され、図２に示すように
該粘着剤層１２の一部を露出させてその残り部分を剥離
紙７で覆い、タグ本体１の幅広の他端３に挿通孔５とそ
の付近を覆うように貼着される。具体的には、該再使用
防止粘着シート８の剥離剤層１０は、図４に示すように
印刷により例えば開封済の文字を透明フィルム９の裏面
に形成され、そのあと該剥離剤層１０の裏面及び該透明
フィルム９の残りの裏面にアルミニウムの蒸着膜層１１
を形成し、更にその蒸着膜層１１の裏面に粘着剤層１２
が設けられる。該再使用防止粘着シート８を一旦タグ本
体１に貼着した後は、これを剥がすと図５に示すように
剥離剤層１０のない部分の粘着剤層１２は透明フィルム
９に付着してタグ本体１から剥がれるが、剥離剤層１０
が設けられている部分は透明フィルム９から剥がれてタ
グ本体１に付着したまま残り、図６のように開封済の文
字が現れる。そして、一旦剥がした後は元へ戻そうとし
ても、分離した透明フィルム９と剥離剤層１０との間に
空気が介在するために、開封済の文字は明瞭に現れ、消
すことができないため、開封されたことが一目で分かる
ようになる。本考案の封緘タグは、図７及び図８に示す
ようにコンテナトラックの施錠部１３にタグ本体１を通
し、タグ本体１の舌片状の一端２を幅広の他端３の挿通
孔５に挿通して環状とし、剥離紙７を剥がして挿通孔２
に挿通された一端２を押さえ込むようにその上から再使
用防止粘着シート８を貼り付けて使用される。
【０００９】
【考案の効果】以上のように本考案によるときは、可撓
性合成樹脂の薄板のタグ本体に舌片状の一端と挿通孔を
有する幅広の他端を設け、該幅広の他端の表面に剥離紙
を部分的に介在させた再使用防止粘着シートを貼着した
ので、工具を使用しないで簡単に封緘及び開封でき、タ
グ本体と再使用防止粘着シートとで構成できるので安価
に製作でき、不正使用の発見も確実に行なえる等の効果
がある。
性合成樹脂の薄板のタグ本体に舌片状の一端と挿通孔を
有する幅広の他端を設け、該幅広の他端の表面に剥離紙
を部分的に介在させた再使用防止粘着シートを貼着した
ので、工具を使用しないで簡単に封緘及び開封でき、タ
グ本体と再使用防止粘着シートとで構成できるので安価
に製作でき、不正使用の発見も確実に行なえる等の効果
がある。
【図１】 本考案の実施例の正面図
【図２】 本考案の実施例の側面図
【図３】 再使用防止粘着シートの一例の拡大断面図
【図４】 再使用防止粘着シートの表面斜視図
【図５】 再使用防止粘着シートを剥離した状態の拡大
断面図
断面図
【図６】 再使用防止粘着シートを剥離した状態の表面
斜視図
斜視図
【図７】 使用状態の正面図
【図８】 使用状態の拡大断面図
１ タグ本体 ２ 舌片状の一端 ３
幅広の他端 ５ 挿通孔 ６ 表面 ７
剥離紙 ８ 再使用防止粘着シート ９
透明フィルム １０ 剥離剤層 １１ 金属蒸着膜層 １２
粘着剤層
幅広の他端 ５ 挿通孔 ６ 表面 ７
剥離紙 ８ 再使用防止粘着シート ９
透明フィルム １０ 剥離剤層 １１ 金属蒸着膜層 １２
粘着剤層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０９Ｆ 3/10 Ｇ０９Ｆ 3/10 Ｈ // Ｅ０５Ｂ 39/02 Ｅ０５Ｂ 39/02
Claims (2)
- 【請求項１】 可撓性合成樹脂の薄板により舌片状の一
端とこれよりも幅広の他端を備えたタグ本体を形成し、
該タグ本体の幅広の他端に該舌片状の一端を挿通する挿
通孔を設け、該幅広の他端の表面に剥離紙を部分的に介
在させて再使用防止粘着シートを貼着したことを特徴と
する封緘用タグ。 - 【請求項２】 上記再使用防止粘着シートは、その表面
に透明フィルムを備え、該透明フィルムの裏面に部分的
に透明な剥離剤層を設け、更に該剥離剤層の裏面に金属
蒸着膜層を設け、該金属蒸着膜層の裏面に粘着剤層を設
けて構成され、該粘着剤層の一部を露出させてその残り
部分を剥離紙で覆い、上記タグ本体の挿通孔とその付近
が該剥離紙で覆われるように該タグ本体の幅広の他端の
表面に該再使用防止粘着シートを貼着したことを特徴と
する請求項１に記載の封緘用タグ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP201892U JP2560307Y2 (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | 封緘用タグ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP201892U JP2560307Y2 (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | 封緘用タグ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0561777U JPH0561777U (ja) | 1993-08-13 |
| JP2560307Y2 true JP2560307Y2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=11517602
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP201892U Expired - Fee Related JP2560307Y2 (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | 封緘用タグ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2560307Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022055724A (ja) * | 2020-09-29 | 2022-04-08 | 日本ゼオン株式会社 | 光学表示媒体及び物品 |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7017294B2 (en) * | 2002-09-27 | 2006-03-28 | Laser Band, Llc | Wristband/cinch with inboard label assembly business form and method |
| US6439625B1 (en) * | 2000-03-23 | 2002-08-27 | Medin Corporation | Tamper-proof seal and method for using same |
| JP4662660B2 (ja) * | 2001-08-24 | 2011-03-30 | リンテック株式会社 | 情報表示バンド |
| JP2004012552A (ja) * | 2002-06-03 | 2004-01-15 | Lintec Corp | 自己接着性開封表示機能付き管理タグ及びその使用方法 |
| US8904686B2 (en) | 2008-02-05 | 2014-12-09 | Laser Band, Llc | Continuous strip of thermal wristband/label forms |
| JP7412236B2 (ja) * | 2020-03-17 | 2024-01-12 | Ｔｏｐｐａｎエッジ株式会社 | 不正検知ラベルが取り付けられた被検知体 |
-
1992
- 1992-01-23 JP JP201892U patent/JP2560307Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022055724A (ja) * | 2020-09-29 | 2022-04-08 | 日本ゼオン株式会社 | 光学表示媒体及び物品 |
| JP7459745B2 (ja) | 2020-09-29 | 2024-04-02 | 日本ゼオン株式会社 | 光学表示媒体及び物品 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0561777U (ja) | 1993-08-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |