JPH08230903A - 開封禁止機能を有し再利用可能な袋 - Google Patents

開封禁止機能を有し再利用可能な袋

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JPH08230903A
JPH08230903A JP3739295A JP3739295A JPH08230903A JP H08230903 A JPH08230903 A JP H08230903A JP 3739295 A JP3739295 A JP 3739295A JP 3739295 A JP3739295 A JP 3739295A JP H08230903 A JPH08230903 A JP H08230903A
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JP
Japan
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bag
flap
opening
sheet piece
line
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JP3739295A
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Toshio Nakamura
俊夫 中村
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Nakamura Seitai Co Ltd
Original Assignee
Nakamura Seitai Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 開封禁止機能を有するとともに、正当な受取
人が再利用する際に好適な袋を提供する。 【構成】 袋を構成するシート片(12)の上に折り重
ねて封緘した状態における、フラップ自由端(32)の
近傍において、前記シート片(12)に袋幅方向に延び
る断続線よりなる開封禁止線(54)を設けた。したが
って、フラップ(20)をシート片(12)から引き剥
そうとする試みをした場合には、前記の開封禁止線(5
4)が破断したり、この個所において変形する。このよ
うにして、開封の試みが露見するので、第三者は開封を
躊躇する。また、フラップ(20)の適当な個所には、
袋幅方向に延びる切取り線(58)が設けられている。
したがって、正当な受取人はこの切取り線(58)を介
して袋を開封することができる。また、フラップ(2
0)の、袋封緘状態における袋開口部側の領域は、正当
な受取人による袋再利用の際の新たなフラップとして使
用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は開封禁止機能を有し再
利用可能な袋に関する。
【0002】
【従来の技術】開封禁止機能を有する封筒ないし袋が種
々知られている。ある人から他の人に重要な書類を収納
した袋を届ける場合のように、メッセンジャーなどの第
三者に内容物を見られたくない場合がある。このような
ときには、メッセンジャー等が袋を無断開封しようと試
みたとき、その痕跡が袋の外見上現れるようにすれば、
開封させない動機付けとなり、結果的に開封禁止の効果
が上がる。
【0003】この発明者は、先に、次のような開封禁止
機能を有する袋を提供した。すなわち、矩形の第1シー
ト片と、前記第1シート片に重合させて配した前記第1
シート片とほぼ同大の矩形の第2シート片であって、そ
の三側縁において前記第1シート片の対応する三側縁と
連接してなるものと、前記第2シート片における前記三
側縁以外の一側縁から外方に延設したフラップとからな
り、前記両シート片の間の空間が収納部を構成し、前記
袋の前記フラップ側の端部を袋開口部とし、前記袋開口
部とは反対側の端部を袋底部となし、前記袋開口部と前
記袋底部とを結ぶ方向を袋軸方向とし、これと直交する
方向を袋幅方向とし、さらに、開封禁止手段であって、
前記フラップを前記第1シート片の上に接着した状態で
前記フラップをその自由端側から剥離することにより不
正な開封を試みた場合に開封の痕跡が残るようになした
開封禁止手段を設けたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のような開封禁止
機能を有する袋は、効果の大きいものである。この発明
においては、このような開封禁止機能を維持しつつ、正
当な受取人が受取った後再利用可能な袋を提供しようと
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の袋は、開封禁
止機能を有し再利用可能な袋(10)であって、矩形の
第1シート片(12)と、前記第1シート片(12)に
重合させて配した前記第1シート片(12)とほぼ同大
の矩形の第2シート片(14)であって、その三側縁に
おいて前記第1シート片(12)の対応する三側縁と連
接してなるものと、前記第2シート片(14)における
前記三側縁以外の一側縁(18)から外方に延設したフ
ラップ(20)とからなり、前記両シート片(12,1
4)の間の空間が収納部(22)を構成し、前記袋(1
0)の前記フラップ(20)側の端部を袋開口部(2
4)とし、前記袋開口部(24)とは反対側の端部を袋
底部(25)となし、前記袋開口部(24)と前記袋底
部(25)とを結ぶ方向を袋軸方向とし、これと直交す
る方向を袋幅方向とし、さらに、開封禁止手段であっ
て、前記フラップ(20)を前記第1シート片(12)
の上に接着した状態で前記フラップ(20)をその自由
端(32)側から剥離することにより不正な開封を試み
た場合に開封の痕跡が残るようになした開封禁止手段を
設けた開封禁止袋において、前記開封禁止手段は開封禁
止線(54)よりなり、この開封禁止線(54)は、前
記第1シート片(12)において、袋の封緘状態におい
て前記フラップ(20)の自由端(32)の近傍に位置
する個所において、少なくとも袋幅方向の両側部におい
て設けた、袋幅方向に延びる断続状の切込み線よりな
り、前記フラップ(20)における少なくとも袋幅方向
の両側部においては、袋幅方向に延びる断続状の切込み
線よりなる切取り線(58)を設けたことを特徴とする
開封禁止機能を有し再利用可能な袋である。
【0006】請求項2の袋は、請求項1に記載の開封禁
止機能を有し再利用可能な袋において、前記フラップ
(20)に第2の切取り線(59)が設けられ、前記両
切取り線(58,59)の間を切除部としたことを特徴
とする開封禁止機能を有し再利用可能な袋である。
【0007】
【作 用】請求項1に記載の袋においては、フラップ2
0を第1シート片12から引き剥すことにより開封しよ
うと試みた場合には、開封禁止線54が破断したりこの
個所において第1シート片12が延伸変形したりする。
したがって、開封の試みは躊躇され、開封禁止の効果が
上がる。
【0008】また、フラップ20には切取り線58が設
けられているので、この切取り線よりフラップ自由端3
2の側に接着剤を塗布し、このような袋が封緘状態にあ
るところから、この切取り線58に沿って、切取ること
により、フラップ20はその軸方向の2つの部分に分断
される。この結果、フラップ20における切取り線58
よりも封筒開口部側の領域は、上方に展開可能となる。
したがって、この個所を新たなフラップとして使用すれ
ば、正当な受取人による再利用の際に好適である。
【0009】また、この発明の実施態様として、封緘状
態におけるフラップ20内面において、切取り線58よ
り封筒開口部側に適度の接着剤を塗布しておけば再利用
の際に便利である。
【0010】請求項2の袋においては、フラップ20に
切取り線が2列58,59設けられている。したがって
両者間を切除部60として用いることができる。すなわ
ち、切除部60をフラップから取り除くことにより、請
求項1の場合と同様に、袋は開封される。
【0011】
【実施例】図1〜図4はこの発明の1つの実施例を示
す。
【0012】10はこの発明の袋の全体を示し、この袋
10は前記第1シート片12に重合させて配した前記第
1シート片12とほぼ同大の矩形の第2シート片14で
あって、その三側縁において前記第1シート片12の対
応する三側縁と連接してなるものと、前記第2シート片
14における前記三側縁以外の一側縁18から外方に延
設したフラップ20とからなり、前記両シート片12,
14の間の空間が収納部22を構成し、前記袋10の前
記フラップ20側の端部を袋開口部24とし、前記袋開
口部24とは反対側の端部を袋底部25(不図示)とな
し、前記袋開口部24と前記袋底部25とを結ぶ方向を
袋軸方向とし、これと直交する方向を袋幅方向とするも
のである。
【0013】この袋の素材は、紙、合成樹脂フィルム、
クラフト紙、合成紙など任意のものを使用できる。
【0014】袋10の第1シート片12には、開封禁止
線54が設けられている。この開封禁止線は、袋幅方向
に延びる断続状の切込み線よりなる。この開封禁止線5
4は、袋の全幅に渡って設けてもよいが、袋の幅方向両
側部においてのみ設けることもできる。すなわち、開封
禁止の試みは、普通、袋両側部に位置する点フラップ隅
角部から開始するので、この個所において、開封禁止線
を設けておけば、最低限度の効果を達成するからであ
る。
【0015】開封禁止線54が設けられる位置は、フラ
ップ20を第1シート片12の上に折返した際に、フラ
ップ20の自由端32より僅かに図1において下方の位
置である。これに代えて、開封禁止線54をフラップ3
2と完全に一致させて設けてもよく、また、開封禁止線
54を、封緘状態において、フラップ20の自由端32
により若干上方に、すなわち、開封禁止線54がフラッ
プ20の自由端32近傍により被覆される状態において
配してもよい。
【0016】図示を省略するが、第1シート片12の開
口端26より僅かに上方の位置において、フラップ20
に折畳み線を設けることができる。この折畳み線は、袋
幅方向に断続状に延びる切込み線より形成されていてよ
い。このような折畳み線を設ける場合には、フラップ2
0を折る位置はこの折畳み線により規制される。したが
って、袋を封緘した状態において、フラップ20の自由
端32は、常に、決まった位置にもたらされる。すなわ
ち、開封禁止線54の近傍に確実にもたらすことができ
る。
【0017】フラップ20の袋軸方向におけるほぼ中央
位置においては、断続状の切込み線よりなる切取り線5
8が形成されている。
【0018】図1に示すように、切取り線58よりフラ
ップ自由端32の側においては、フラップ20に、接着
剤層40が配されている。
【0019】また、フラップ20の内面において、前記
の切取り線58より第1シート片開口端26までの領域
において、袋軸方向における部分的な長さを有する他の
接着剤層42を設けることができる。この接着剤層42
は、正当な受取人による袋再利用の際に利用するもので
ある。図示のようにこの接着剤層42を小幅に設けるこ
とにより、接着力が小さくなるように制御することがで
きる。これに代えて、接着剤層42は、切取り線58か
ら第1シート片12の開口端26までの間の軸方向のほ
ぼ全長に渡って接着剤を設けてもよいが、この場合に
は、接着力を制御して、比較的接着力の弱い接着剤層を
設けることが、袋の反覆した再利用のために好ましい。
【0020】このような袋10の封緘状態において、不
正開封者がこれを開封しようと試みる場合には、図4に
示すように、フラップ20の図における左下隅角部21
を第1シート片12から引き剥そうとするが、このよう
な動作により、開封禁止線54を構成する各切込み5
5,55は変形する。このような変形は復元しないの
で、開封の試みの痕跡として残る。したがって、このよ
うな事実を知るものは開封を躊躇し、ひいては開封禁止
の効果が上がる。
【0021】この袋を封緘状態から開封しようとする場
合には、切取り線58を用いる。すなわち、たとえば、
図3に示す空間23の個所に鉛筆、ナイフ等の先端が尖
った棒状体を紙面に垂直方向に挿入することにより、切
取り線58の個所においてフラップ20を破断させる。
このようにして、フラップ20における切取り線58よ
り自由端32の側を第1シート片に残したままの状態
で、フラップ20における切取り線58より袋開口部側
が上方に展開可能となる。そして、この個所は新たなフ
ラップとして、袋再利用の際に用いることができる。
【0022】図5〜図6はこの発明の他の実施例を示
す。
【0023】この場合においては、封緘状態におけるフ
ラップ20の図における左下隅角部において、隅角部先
端に向いたV字形の切込み60が設けられている。前記
のように、フラップ20を剥そうとする不正開封の試み
に対しては、開封禁止線54により有効に対抗しようと
するものであるが、これに加えて、このようなV字形の
切込み60を設けることにより、フラップ20の隅角部
を剥そうとした場合に、図6に示すように、V字60に
より画されるV字領域61が第1シート片の上に接着さ
れたままの状態として残る。フラップ隅角部を図6の状
態よりさらに引き剥そうとすると、部分61の基部より
破断がフラップ20上に走る。このような痕跡は顕著で
あるので、結局は、不正開封の試みを阻止することがで
きる。
【0024】図7〜図11はこの発明のさらに他の実施
例を示す。
【0025】この場合においては、フラップ20におい
て、袋軸方向に距離をおいて配された2列の切取り線5
8,59が設けられている。したがって、この袋を、正
当な受取人が、封緘状態から開封しようとする場合に
は、2本の切取り線58,59により画される切除部6
3を、前記の切取り線58,59を介して切除する。こ
れにより、フラップ20における切取り線58より袋開
口端側の個所は、第1シート片上に接着されたまま残る
フラップ20における切取り線58よりフラップ自由端
32の側の個所から分離して、上方に展開が可能であ
る。このようにして、フラップ20における切取り線5
9より袋開口端の側を新たなフラップとして用いること
ができる。また、この実施例では、フラップ20におけ
る、第1シート12の開口端の近傍に断続状の切込みよ
りなる折込み線が設けられている。これによりフラップ
20を折畳んだとき、フラップ自由端32は確実に開封
禁止線54の直近にもたらされる。
【0026】図12には、正当な受取人による開封後の
再利用の際に新たなフラップとして用いる部分の接着剤
層42の変更例である。この個所の接着剤は、反覆した
再利用のために適切なものであるのが好ましい。すなわ
ち、この新たなフラップを反覆して開閉する場合に、接
着力が失われず、しかも、フラップを引き剥して開封す
る際に余分な力を要さず、また、袋素材が変形しない程
度の接着力が好ましい。このような目的を達成するため
に、図12の(a)においては、接着剤層42として両
面接着テープが用いられている。この場合に、基材42
aの右側にある接着剤層42bは接着力が比較的大であ
り、これに比べて、右側にある接着剤層42cは接着力
が比較的小である。したがって、フラップ20を第1シ
ート片12に対して反覆して開閉する場合にも、接着剤
層42が全体として、フラップ20の側に維持されつ
つ、第1シート片12に対する接着剥離を反覆して円滑
に行うことができる。同様の目的は図12の(b)によ
っても達成される。この場合には、接着剤層42は、基
材42aの右側には基材42aと同幅の接着剤層42b
が設けられており、これとは反対側には基材42aと比
べて著しく小幅の接着剤層42cが設けられている。こ
の場合には、接着剤層42b,42cの接着力は同一の
ものを使うことができる。しかし、接着面が著しく異な
るので、接着剤層42全体として、フラップ20の側に
保持されつつ、第1シート片12に対して反覆的に接触
離反することができる。
【0027】図13〜図16にはこの発明のさらに他の
実施例を示す。この場合には、フラップ20には、袋を
封緘した状態において、図13における左上隅角部から
斜め下に向かって他の切込み線70が設けられている。
切取り線58と切込み線70とフラップ自由端32とに
より画される部分72は、不正開封者がフラップ20を
図における左下隅角部より引き剥そうとする場合には、
フラップ20の残余の部分から分離して引き剥される。
このように、開封の試みが顕著に残るので、開封禁止効
果を上げることができる。また、2本の切取り線58,
59と切込み線70とにより画される部分74は、図1
5に示すようにこれを切除することができる。その結
果、2本の切取り線58,59により画される切除部6
3の左側縁65は袋側縁より図において左側に入り込ん
だ位置において現れる。したがって、正当な受取人が切
除部63を切除しようとする際には、部分65の近傍を
把持しやすく、袋開封が容易である。
【0028】さらに、切取り線59と切込み線70とに
より画される三角形の部分76は、図16に示すように
これを切取ることにより、再利用の際における新たなフ
ラップの側縁を斜め方向に得ることができる。これは、
あたかも、通常の封筒のフラップのごとき外観を呈する
ので、外観上体裁がよい。
【0029】図17〜図19においては、この発明のさ
らに他の実施例を示している。この場合には前記の実施
例にさらにV字の溝を加えたものである。すなわち、図
17における、フラップの左下隅角部においては、V字
溝80が隅角部先端を向いて設けられており、切込み7
0より図における左の個所においては、他のV字形切込
みが、切込み70とフラップ自由端32とが構成する角
部に向いて配されている。フラップ20における前記部
分72を引き剥そうとする場合には、図18の状態とな
り、さらに、フラップ20における切込み線70より右
側を引き剥そうとすると図19に示す状態となる。これ
らの状態において、いずれも、部分81,83は、第1
シート片上に接着されて残ることになるので、フラップ
20をそれ以上に引き剥そうとすると、これら部分8
1,83の基部からフラップ20において破断が走る。
このようにして、不正開封の試みの痕跡がより顕著に現
れる。
【0030】図20にはこの発明のさらに他の実施例を
示す。例えば、図1に示すように、フラップ20の自由
端側に接着剤を塗布しようとする場合には、図20の
(a)(b)に示すように、接着剤層の端部とフラップ
20の端部とがピッタリと一致しない。(a)の場合に
は、フラップ20の端部に接着剤層により覆われない個
所が生じ、この個所がつまみ代となって、不正開封を誘
発しやすい。また、(b)の場合には、接着剤層がフラ
ップ20の端部より外方に突出することになり、このよ
うな袋を多数積み重ねた場合には、この接着剤層が他の
袋に接着されて不具合が大きい。
【0031】このような欠点を解消するために、(c)
に示すように、片面接着テープ80をフラップ20の背
面に配することが考えられる。片面接着テープ80は、
本来広幅の基材に接着剤層を形成したものを細幅に切断
したものであり、その端部においては、基材と接着剤層
とが揃っている。このようにして前記の不具合が解消さ
れる。
【0032】
【発明の効果】この発明の袋においては、不正開封の試
みを有効に防止するとともに、正当な受取人が袋を受け
取った後これを再利用することが可能である。なお、図
示を省略するが、開封禁止機構を2段に設け、袋封緘状
態においてフラップ基部にフラップの開閉自在機構を設
けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係わる袋の左上部分を示
す斜視図。
【図2】前図の袋のフラップを折畳んだ状態を示す斜視
図。
【図3】前図の縦断面図。
【図4】この実施例の袋を不正開封しようとした痕跡が
残った状態を示す斜視図。
【図5】この発明の他の実施例を示す斜視図。
【図6】前図の袋を不正開封しようとした状態を示す斜
視図。
【図7】この発明のさらに他の実施例に係わる袋の左上
部分を示す斜視図。
【図8】前図の袋のフラップを折畳んだ状態を示す斜視
図。
【図9】前図の縦断面図。
【図10】この実施例の袋を開封しつつある状態を示す
斜視図。
【図11】前図の状態から開封が終わった状態を示す断
面図。
【図12】再利用の際に新たなフラップとなる部分のた
めの接着剤層を示す断面図。
【図13】この発明のさらに他の実施例の袋を示す斜視
図。
【図14】前図の状態からフラップの一部を切取った状
態を示す斜視図。
【図15】図13の状態からフラップの他の部分を切取
った状態を示す斜視図。
【図16】図13の状態からフラップのさらに他の部分
を切り取った状態を示す斜視図。
【図17】この発明のさらに他の実施例を示す斜視図。
【図18】前図の袋を不正開封しようとしている状態を
示す斜視図。
【図19】図17の袋をさらに別の個所から不正開封し
ようとしている状態を示す斜視図。
【図20】フラップ自由端側に接着剤層を施す状態を示
す断面図。(a)、(b)は問題点を示し、(c)は解
決手段を示す。
【符号の説明】
10 袋 12 第1シート片 14 第2シート片 20 フラップ 22 収納部 24 開口部 25 袋底部 32 フラップ自由端 54 開封禁止線 58 切取り線 59 他の切取り線 60 切除部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年4月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【図3】
【図4】
【図1】
【図5】
【図6】
【図7】
【図12】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開封禁止機能を有し再利用可能な袋(1
    0)であって、 矩形の第1シート片(12)と、 前記第1シート片(12)に重合させて配した前記第1
    シート片(12)とほぼ同大の矩形の第2シート片(1
    4)であって、その三側縁において前記第1シート片
    (12)の対応する三側縁と連接してなるものと、 前記第2シート片(14)における前記三側縁以外の一
    側縁(18)から外方に延設したフラップ(20)とか
    らなり、 前記両シート片(12,14)の間の空間が収納部(2
    2)を構成し、前記袋(10)の前記フラップ(20)
    側の端部を袋開口部(24)とし、前記袋開口部(2
    4)とは反対側の端部を袋底部(25)となし、前記袋
    開口部(24)と前記袋底部(25)とを結ぶ方向を袋
    軸方向とし、これと直交する方向を袋幅方向とし、 さらに、開封禁止手段であって、前記フラップ(20)
    を前記第1シート片(12)の上に接着した状態で前記
    フラップ(20)をその自由端(32)側から剥離する
    ことにより不正な開封を試みた場合に開封の痕跡が残る
    ようになした開封禁止手段を設けた開封禁止袋におい
    て、 前記開封禁止手段は開封禁止線(54)よりなり、この
    開封禁止線(54)は、前記第1シート片(12)にお
    いて、袋の封緘状態において前記フラップ(20)の自
    由端(32)の近傍に位置する個所において、少なくと
    も袋幅方向の両側部において設けた、袋幅方向に延びる
    断続状の切込み線よりなり、 前記フラップ(20)における少なくとも袋幅方向の両
    側部においては、袋幅方向に延びる断続状の切込み線よ
    りなる切取り線(58)を設けたことを特徴とする開封
    禁止機能を有し再利用可能な袋。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の開封禁止機能を有し再利
    用可能な袋において、前記フラップ(20)に第2の切
    取り線(59)が設けられ、前記両切取り線(58,5
    9)の間を切除部としたことを特徴とする開封禁止機能
    を有し再利用可能な袋。
JP3739295A 1995-02-24 1995-02-24 開封禁止機能を有し再利用可能な袋 Pending JPH08230903A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0965532A1 (en) * 1998-05-22 1999-12-22 Britton Security Packaging Limited Multiple Use Security Bag
JP2013049482A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Toppan Printing Co Ltd パウチ
JP2015078017A (ja) * 2013-08-23 2015-04-23 シトマ マシナリー ソシエタ ペルアチオニ 製品の各々が単一の包囲体に包まれるように製品を連続的に包装する自動包装機及び方法

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