JP3087308B2 - スタンプ素材およびこのスタンプ素材を用いたスタンプ作成方法並びにこのスタンプ作成方法により製造したスタンプ - Google Patents

スタンプ素材およびこのスタンプ素材を用いたスタンプ作成方法並びにこのスタンプ作成方法により製造したスタンプ

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JP3087308B2
JP3087308B2 JP08516736A JP51673696A JP3087308B2 JP 3087308 B2 JP3087308 B2 JP 3087308B2 JP 08516736 A JP08516736 A JP 08516736A JP 51673696 A JP51673696 A JP 51673696A JP 3087308 B2 JP3087308 B2 JP 3087308B2
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弘 栗山
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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    • B41D7/00Shaping elastic or deformable material, e.g. rubber, plastics material, to form printing surfaces
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、所望の印影の印鑑、スタンプ等を簡単に得
るために適したスタンプ素材に関するものである。ま
た、本発明は、このスタンプ素材を用いたスタンプ作成
方法、およびこの方法によって得られたスタンプに関す
るものである。
背景技術 従来、印鑑、ゴム判等のスタンプ(本明細書では、こ
れらを総称して「スタンプ」と呼ぶものとする。)を、
専門家以外でも簡単に作成できる印章作成機あるいはス
タンプ作成機と呼ばれる装置が市販されている。これら
の装置に用いられるスタンプ素材は、印面形成部材とこ
れを保持するスタンプ台木とから成り、これらは別部材
として用意されている。印面形成部材はベース体とベー
ス体に固着した紫外線硬化樹脂とで構成されており、こ
の紫外線硬化樹脂により印面が形成される。この紫外線
硬化樹脂は、定常状態において、所定の硬度および脆性
を有するが、紫外線の照射により硬度を増すと共に靱性
を帯びる性質を有している。また、この紫外線硬化樹脂
は、定常状態においては水溶性であるが、紫外線の照射
により非水溶性となる。
このスタンプ素材を用いてスタンプを作成する場合に
は、予め装置の露光部を利用して所望の印章画像を写し
込んだネガフィルムを形成しておき、このネガフィルム
をマスクとして、スタンプ素材の紫外線硬化樹脂に紫外
線を露光する。この露光により、紫外線硬化樹脂の印章
画像に相当する部分が硬化するため、次にブラシなどを
用いて、水に浸しながら紫外線硬化樹脂の硬化していな
い部分を書き落とすようにして洗い流す。そして好まし
くは、再度、紫外線硬化樹脂に紫外線を照射し、印面を
安定させ、その後この印面形成部材をスタンプ台木に取
り付けて、スタンプが完成する。
しかし、このような従来のスタンプの作成方法では、
紫外線硬化樹脂の未硬化部分であっても、所定の硬度お
よび脆性を有しているので、水により軟化させながら洗
い流すようにしても、細部まで完全に洗い流すために
は、時間がかかると共に煩雑な作業を強いられるものと
なっていた。しかも、慣れないと、ブラシなどで強く擦
り過ぎて硬化部分を損傷することがあり、またインクが
付着する硬化部分の表面の粗面(インクが弾けないよう
に印面への載りを保つ部分)を平滑に削ってしまうこと
があった。
したがって、本発明は、光により硬化した感光性樹脂
の硬化部分を損傷することなく、この硬化部分を残して
未硬化部分を、熟練を要することなく簡単に除去するこ
とができるスタンプ素材を、またこのスタンプ素材を用
いたスタンプ作成方法を、さらにこのスタンプ作成方法
により製造したスタンプを提供することを目的としてい
る。
発明の開示 クレーム1のスタンプ素材の発明は、受光した光によ
り液体から固体に変化する感光性樹脂を有する印面形成
部材と、印面形成部材を保持するスタンプ台木とを備
え、印面形成部材は、スタンプ台木との間に感光性樹脂
をスタンプ台木の端面から突出させて液密に充填したカ
バー部材を有し、カバー部材は透光性の材料で構成され
ると共に、スタンプ台木に対し離脱可能に取り付けられ
ていることを特徴とする。この構成によれば、感光性樹
脂は、光が照射される前は液体であり、光が照射された
後は固体となるため、この感光性樹脂に対し、印章画像
に相当する部分に露光を行って印面を構成すると、印面
の部分は硬化し印面以外の部分は流出する。このため、
印面の部分に対し印面以外の部分を簡単に除去すること
が可能になる。また、露光を行って印面を構成する前
は、カバー部材により、液体の感光性樹脂が流出するこ
となくスタンプ台木に適切に保持され、また露光を行っ
て印面を構成した後は、カバー部材を取り外すことによ
り、印面以外の部分が流出する。なお、「スタンプ台
木」は一般名称であってその材質を表すものではなく、
一般的には樹脂や金属や木材で構成されている。
好ましくは、印面形成部材は、カバー部材を着脱自在
に覆う遮光性のキャップ部材を、更に有する。この構成
によれば、運搬や保管に際し、感光性樹脂がキャップ部
材により遮光されるため、液体の感光性樹脂が硬化した
り劣化したりすることがない。
好ましくは、固体に変化した後の感光性樹脂のスタン
プ台木の接触面に対する付着力が、カバー部材の接触面
に対する付着力より大きくなるように、スタンプ台木の
接触面を粗面に形成すると共にカバー部材の接触面を滑
面に形成した。この構成によれば、露光を行って印面を
構成しカバー部材を取り外したときに、硬化した印面に
相当する部分が、スタンプ台木側に確実に付着して残
る。
好ましくは、光が紫外線であり、感光性樹脂が紫外線
硬化樹脂である。この構成によれば、液体の感光性樹脂
が通常の室内光などでは硬化し難いため、その取扱いが
容易になる。
好ましくは、スタンプ台木と印面形成部材との間に弾
性部材が介在している。この構成によれば、スタンプと
して完成したときに、その操作性や操作感が良好にな
る。
クレーム7のスタンプ素材の発明は、受光した光によ
り液体から固体に変化する感光性樹脂を有する印面形成
部材と、印面形成部材を保持するスタンプ台木とを備
え、印面形成部材は、感光性樹脂を液密に充填した透光
性の充填容器を介して、スタンプ台木に保持され、充填
容器は、スタンプ台木に取り付けられた平板状の容器基
底部と、容器基底部に対し離脱可能に突出する容器本体
とを有することを特徴とする。この構成によれば、露光
を行って印面を構成する前は、充填容器により、液体の
感光性樹脂が流出することなくスタンプ台木に適切に保
持され、また露光を行って印面を構成した後は、容器本
体を取り外すことにより、印面以外の部分が流出する。
また、充填容器により、液体の感光性樹脂が取扱い易く
なる。
クレーム13のスタンプ作成方法の発明は、クレーム
1、2、3、4、5または6に記載のスタンプ素材を用
いて行うスタンプ作成方法であって、カバー部材を介し
て感光性樹脂に印影画像に相当する形状の露光を行っ
て、この露光部分を液体から固体に変化させる露光工程
と、固体に変化した露光部分を残して、カバー部材およ
び感光性樹脂の未露光部分を除去する除去工程とを備え
たことを特徴とする。この構成によれば、感光性樹脂の
未露光部分が液体のままであるため、この未露光部分を
流出させるようにして、簡単に除去することが可能であ
る。
好ましくは、露光工程は、印影画像を形成したネガフ
ィルムをマスクとして露光を行う。この構成によれば、
感光性樹脂の印影画像に相当する部分に対し、的確な露
光が可能であり、かつ単純な装置構成で露光を行うこと
が可能になる。
クレーム15のスタンプ作成方法の発明は、クレーム
7、8、9、10、11または12に記載のスタンプ素材を用
いて行うスタンプ作成方法であって、容器本体を介して
感光性樹脂に印影画像に相当する形状の露光を行って、
この露光部分を液体から固体に変化させる露光工程と、
固体に変化した露光部分を残して、容器本体および感光
性樹脂の未露光部分を除去する除去工程とを備えたこと
を特徴とする。この構成によれば、感光性樹脂の未露光
部分が液体のままであるため、この未露光部分を流出さ
せるようにして、簡単に除去することが可能である。
クレーム17のスタンプの発明は、クレーム13、14、15
または16に記載のスタンプ作成方法により作成したこと
を特徴とする。この構成によれば、簡単に製造すること
が可能になる。
図面の簡単な説明。
第1図は、本発明の一実施形態に係るスタンプ素材お
よびスタンプ作成方法が適用されたスタンプ作成装置の
外観斜視図である。
第2図は、第1図のリボンカートリッジ装着部へのカ
ートリッジおよびスタンプ作成用ユニットの取付け状態
を示す部分分解斜視図である。
第3図は、第1図のカートリッジ装着部およびそこに
装着されたリボンカートリッジの構成を示す拡大平面図
である。
第4図は、第3図のカートリッジに装着されるスタン
プ作成用ユニットの裁断平面図である。
第5図は、本発明のスタンプ作成用ユニットの第2の
実施形態を示す裁断平面図である。
第6図は、本発明のスタンプ作成用ユニットの第3の
実施形態を示す分解斜視図である。
第7図は、第6図のスタンプ作成用ユニットの裁断平
面図である。
第8図は、本発明のスタンプ作成用ユニットの第4の
実施形態を示す構成図である。
第9図は、第8図スタンプ作成用ユニットの未硬化部
分を除去する状態を示す説明図である。
発明を実施するための最良の形態 以下に、図面を参照して本発明の好適な実施形態につ
いて説明する。
第1図および第2図には、本発明を適用可能なスタン
プ作成装置の外観構成を示している。これら図に示すよ
うに、このスタンプ作成装置1は、所望の文字を入力す
るためのキー入力部2と、入力された文字等を表示する
ための表示部3と、リボンカートリッジ装着部4を有し
ている。リボンカートリッジ装着部4は、開閉蓋4aを備
え、これを開けることにより、内部に形成されている矩
形の装着用凹部4bが露出する。そして、この装着用凹部
4bに矩形のリボンカートリッジ5が装着できるようにな
っている。
リボンカートリッジ5には、第2図に示すように、そ
の中心部に矩形のポケット5aが形成され、このポケット
5aには、スタンプ素材であるスタンプ作成用ユニット7
が装着されるようになっている。また、ポケット5aを逃
げたリボンカートリッジ5の内部には、後述するインク
リボンおよび印刷紙リボンが内蔵されている。
次に、第3図を参照して、リボンカートリッジ装着部
4およびリボンカートリッジ5の構成について説明す
る。リボンカートリッジ5は、一定の厚さのカートリッ
ジケース51の内部に、インクリボン52を巻き出す巻出し
リール53と、インクリボン52を巻き取る巻取りリール58
とを有し、また印刷紙リボン54を巻き出す印刷紙リール
55を有している。インクリボン52は、巻出しリール53か
ら繰り出され、ガイド56等に案内されて印字位置57に導
かれ、さらに露光位置60からケース内周壁51bに沿って
導かれて、巻取りリール58に巻き取られる。なお、巻取
りリール58の駆動軸は、カートリッジ装着部4の装着用
凹部4b側に設けられており、リボンカートリッジ5をこ
の装着用凹部4bに装着することにより、巻取りリール58
が駆動軸に嵌合する。
一方、印刷紙リボン54は、印刷紙リール55から繰り出
され、インクリボン52に重ね合わされた状態で印字位置
57に導かれ、さらにカートリッジケース51の側面に形成
した排出口51aを通過して外部に導かれる。この排出口5
1aの延長上に位置して、装置本体側にも排出口4cが形成
されており、印刷紙リボン54は排出口4cを通過して装置
外に送り出される。排出口4cの近傍には、手動式のカッ
タ4dが配設されており、カッタ4dは隣接した位置に配設
したカッタボタン4eを押し下げることにより切断動作さ
れる。装置外に送り出されてきた印刷紙リボンは、この
カッタ4dにより所定の長さに切断される。
上記の印字位置57には、熱転写式の印字ヘッド57a
と、これに対峙させたプラテンローラ57bとが配設され
ている。印字ヘッド57aは、カートリッジ装着部4の装
着用凹部4b側に設けられており、リボンカートリッジ5
のカートリッジケース51を貫通して矩形ケース51内に臨
んでいる。また、プラテンローラ57bは、そのローラが
カートリッジ5側に取付けられる一方、その駆動軸が装
着用凹部4b側に設けられている。これにより、カートリ
ッジ5を装着用凹部4bに装着すると、印字ヘッド57aと
プラテンローラ57bとが、わずかに離間した状態で対峙
すると共に、プラテンローラ57bがその駆動軸に嵌合し
て回転可能な状態になる。
上記の露光位置60は、カートリッジケース51の内周壁
51bの一辺に沿った部分であり、内周壁51bの両端には一
対のガイド61、62が配設されている。そして、一対のガ
イド61、62間に掛け渡されたインクリボン53に対し平行
に対峙するように、装置本体の側には、露光手段として
の紫外線照射光源63が配置されている。また、インクリ
ボン53と紫外線照射光源63との間には、紫外線透過性の
リボン押さえ板65が、インクリボン53に平行に配置され
ている。
このリボン押さえ板65は、例えば、スタンプ作成装置
1の装着用凹部4b側に設置されており、カートリッジ5
を装着すると、第3図に示すように、一対のガイド61、
62よりも僅かに紫外線照射光源63の側の位置するように
なっている。このリボン押さえ板65は、図外の機構によ
りガイド61、62側に平行移動可能に構成されており、紫
外線露光時には、これらのガイド61、62の間に架け渡さ
れているインクリボン53を、スタンプ作成用ユニット7
側に押し付けるようになっている。この場合、一対のガ
イド61、62は、図外のばね等によりスタンプ作成用ユニ
ット7側に移動可能に構成されており、リボン押さえ板
65の平行移動に倣うように移動する。
このように露光時には、リボン押さえ板65によってイ
ンクリボン53のネガ部分が、後述するスタンプ作成用ユ
ニット7の透明カバー72に押し付けられるので、照射光
が必要以外の部分に漏れるおそれがない。なお、リボン
押さえ板65は、上記のように紫外線透過性の板の代わり
に、インクリボン53のネガ部分に対応する中央部が矩形
の開口となっている矩形枠であってもよい。
一方、カートリッジ5に形成した開口5aに装着したス
タンプ作成用ユニット7は、第4図に示すように、台木
(スタンプ台木)71と、この台木71の端面71aに被せた
透明カバー72と、台木71の端面71aと透明カバー72との
間の密閉空間(充填空間)に充填した感光性樹脂73とで
構成されている。感光性樹脂73は紫外線硬化型の樹脂液
であり、紫外線を受光することにより液相状態から固相
状態に変化(硬化)する性質を有している。台木71は樹
脂や木材や金属などで構成されており、完成したスタン
プの握り部分となる。透明カバー72は、紫外線透過性の
樹脂(アクリル系樹脂)などで構成され、台木71の端面
71aとの間に直方体の密閉空間を構成すべく、平坦な天
壁72aとその四周の側壁72bとを備えている。そして、側
壁72bは、台木71のに端部に嵌め込まれると共に、シー
ル材等によって密着させてある。
また、台木71の端面71aは表面処理、表面加工等によ
って粗面に形成されており、硬化後の感光性樹脂73の付
着力が、透明カバー72の天壁72aの内周面の樹脂の付着
力によりも遙に大きくなるようにしている。すなわち、
透明カバー72の内周面は滑面に仕上げられ、台木71の端
面71aを粗面に仕上げられていて、感光性樹脂73が硬化
した後、透明カバー72を台木71から取り去ったとき、感
光性樹脂73が台木71側に残るようにしている。
なお、第3図に示すように、カートリッジ装着部4に
は、その開閉蓋4aの開閉を検出する蓋オープン検出スイ
ッチ66が配置されている。この蓋オープン検出スイッチ
66は、開閉蓋4aの開閉に連動するものであり、開閉蓋4a
が開くと、紫外線照射光源63を自動的にオフにする。こ
れにより、紫外線露光時等に、誤って開閉蓋4bが開けら
れてしまっても、自動的に紫外線照射光源63が自動的に
オフするので、紫外線が外部に漏れることが無い。
次に、このように構成した本実施形態のスタンプ作成
装置1によるスタンプ作成の手順を説明する。
まず、スタンプ作成者は、カートリッジ装着部4の開
閉蓋4aを開けて、装着用凹部4bに、リボンカートリッジ
5を装着する。さらに、装着したリボンカートリッジ5
の開口5aに、スタンプ作成用ユニット7を装着し、しか
る後に開閉蓋4aを閉じる。
次に、作成しようとする印影文字(印章画像)を、キ
ー入力部2を介して入力する。入力された文字群は表示
部3に表示されるので、希望する文字が入力されたか否
かを確認できる。希望する文字群を入力した後は、キー
入力部2を介して印字動作を指示する。これにより、装
置本体に内蔵されているリボン搬送駆動機構、および印
字制御機構が動作して、インクリボン52および印刷紙リ
ボン53の送りを開始すると共に、印字ヘッド57aの発熱
体を駆動して、印字位置57を通過するインクリボン52お
よび印刷紙リボン54に対して印字動作を行う。
この結果、印字位置57を通過する印刷紙リボン54には
印影文字が印字されるが、インクリボン52には、印影文
字の部分のインクが印刷紙リボン54に転写して無くな
る。すなわち、印刷紙リボン54には印影文字が印字さ
れ、インクリボン52には、印影文字の部分が紫外線透過
性となったネガフィルムが形成される。その後、印刷紙
リボン54は、排出口51a,4cを介して装置外部に排出さ
れ、カッタ4dにより所定の長さに切断される。一方、イ
ンクリボン52は、更に先方に送られ、そのネガフィルム
形成部分が露光位置60に達したところで停止する。
露光位置60にインクリボン52のネガフィルム形成部分
が到達すると、まず、リボン押さえ板65が平行移動し
て、一対のガイド61、62の間に架け渡されているインク
リボン52のネガフィルム形成部分を、スタンプ作成用ユ
ニット7の透明カバー72の表面に密着させる。しかる後
に、紫外線照射光源63が点灯され、インクリボン52のネ
ガフィルム部分をマスクとして、透明カバー72を介し、
スタンプ作成用ユニット7に封入されている感光性樹脂
73に所定時間露光が行われる。これにより、感光性樹脂
73の露光部分は硬化して、液体から固体に変化すると共
に、未露光部分は液状のまま残る。このようにして、感
光性樹脂73には印影文字に対応した硬化部分が形成され
る。そして、露光終了後は、リボン押さえ板65は再び初
期位置に後退する。この結果、一対のガイド61、62も初
期位置に戻る。
その後は、開閉蓋4aを開けて、装着用凹部4bからスタ
ンプ作成用ユニット7を取り出す。そして、スタンプ作
成用ユニット7から透明カバー72を取り外す。透明カバ
ー72に対する感光性樹脂73の付着力は、台木71の端面71
aに対する付着力よりも遙に小さいので、感光性樹脂73
は台木71側に付着した状態で残り、透明カバー72のみ簡
単に外すことができる。透明カバー72を取外すと、感光
性樹脂73の未露光部分は自然に流れ出し、硬化部分のみ
が残る。なお、未硬化部分を完全に除去するために、水
等の液体を用いて洗い流す。
この結果、感光性樹脂73の硬化部分のみが残り、印影
文字に対応した凸版スタンプ面(印面)が得られる。こ
のようにして、スタンプ作成用ユニット7から、所望の
印影文字の凸版スタンプ面が形成されたスタンプユニッ
ト(スタンプ)を得ることができる。なお、スタンプユ
ニットの印影文字を表示するために、その台木71の背面
には、前述の印影文字が印刷された印刷紙リボンを貼り
付けるようにする。
このように、本実施形態のスタンプ作成用ユニット7
を用いれば、露光後の感光性樹脂73に対する洗流し作業
は、未硬化部分が液体であるため、この部分に流水を当
てる程度でよく、極めて簡単に、かつ短時間で行うこと
ができる。また、洗流し作業において、凸版スタンプ面
が損傷するなどの不具合を防止することができる。な
お、本実施形態では紫外線により硬化する感光性樹脂73
を用いたが、定常状態が液体であれば、紫外線以外の波
長の光によって硬化する他の感光性樹脂を用してもよい
ことは勿論である。
また、実施形態では、透明カバー72の内周面を滑面と
し、台木71の端面71aを粗面としているので、透明カバ
ー72を台木71から取り除く際に、感光性樹脂73が透明カ
バー72の側に付着して取れてしまうことが無い。なお、
このような双方の部材の滑面仕上げおよび粗面仕上げ
は、感光性樹脂73が台木71側に確実に残るように処理で
きるものであれば、どのような表面処理あるいは表面加
工であってもよい。
さらに、液体の感光性樹脂73の封止構造として、本実
施形態では、透明カバー72の端部と台木71との接合部分
をシール材等で密着させているが、これ以外の方法によ
る封止構造を採用してもよい。例えば、粘着テープを用
いて透明カバー72の周囲をシールしてもよい。これらの
封止構造の代わりに、あるいはこれらの封止構造と併用
して、封入する感光性樹脂73自体の粘度を調整すること
により、漏れないようにしてもよい。
さらにまた、本実施形態では、液体の感光性樹脂73を
充填している透明カバー72として、紫外線透過性の良好
な屈折率の低い素材のものを用いているので、凸部のく
ずれ(裾広がり、細り)等の無い印影品質の高い凸版ス
タンプ面を得ることができる。
次に、第5図を参照してスタンプ作成用ユニットの別
の実施形態について説明する。この実施形態におけるス
タンプ作成用ユニット31は、感光性樹脂32が容器33に充
填され、この容器33を介して台木34に取り付けられてい
る。容器33は、台木34の端面34aに固着した基底部33a
と、基底部33aに着脱自在に取り付けた容器本体33bとで
構成されている。容器本体33bは上記の透明カバーに代
わるものであり、紫外線透過性の良好な透明な樹脂など
で構成されている。また、容器本体33bの内面は滑面に
仕上げられ、基底部33aの表面は粗面に仕上げられてい
る。
この場合も、インクリボン52のネガフィルム部分をマ
スクとして、感光性樹脂73に露光が行われる。これによ
り、感光性樹脂73の露光部分は硬化して、液体から固体
に変化すると共に、未露光部分は液体のまま残る。この
ようにして、感光性樹脂73に印影文字に対応した硬化部
分を形成したら、容器33の容器本体33bを取り外し、未
硬化部分を水洗いで完全に除去する。
この実施形態では、感光性樹脂32が容器33に封入され
ているので、感光性樹脂32の取扱い性を向上させること
ができる。
次に、第6図および第7図を参照してスタンプ作成用
ユニットの更に別の実施形態について説明する。この実
施形態におけるスタンプ作成用ユニット11は、直方体形
状をしたスタンプ台木12を有しており、台木12は樹脂、
木材、金属等で構成されている。スタンプ台木12の背面
側の端面12aには、スタンプ作成用ユニットに形成され
る印影文字を表示する原画13が取付けられており、また
台木12の前面側の端面12bには、一定の厚さのラバー板1
4が取り付けられている。さらにラバー板14には、その
表面14aを覆うように透光性のカバー部材15が取付けら
れている。
カバー部材15は紫外線透過性のものであり、屈折率が
小さな素材から形成されている。このカバー部材15はカ
バー部材15側が開口した矩形形状を有しており、天壁15
aと四周の側壁15bとで一体に形成されている。側壁15b
の内周面には係合溝15cが形成されており、これに対応
して、ラバー部材14の外周面には、この係合溝15cに嵌
まり込む突起14bが形成されている。この突起14bに係合
溝15に嵌まり込むように、ラバー部材14にカバー部材15
を取り付けると、図7に示すように、ラバー部材14の表
面14aとカバー部材15の天壁15aとが一定の間隔を存して
平行に対峙し、ラバー部材14の表面14aとカバー部材15
の内周面15dとの間に、一定の厚さの密閉空間(充填空
間)16が区画形成される。
そして、この密閉空間16には、受光部分が液体から固
体に変化する紫外線硬化型の感光性樹脂17が水密に充填
されている。この場合、ラバー部材14の表面14aはホー
ニング仕上げ等により粗面となっており、これに対し
て、透明カバー部材15の内周面15dは滑面仕上げとなっ
ている。したがって、感光性樹脂17が感光して硬化した
場合には、ラバー部材14への付着力の方が、カバー部材
5への付着力よりも遙かに大きくなる。
さらに、カバー部材15には、遮光性のキャップ部材18
が着脱自在の状態で取付けられている。このキャップ部
材18を取り付けておくことにより、スタンプ作成用ユニ
ット11を運搬或いは保管しておくときに、感光性樹脂液
17が硬化してしまうのを防止することができる。
このスタンプ作成用ユニット11を用いたスタンプ作成
は、原画13を読み取る画像読取り機構と、読み取った画
像のネガフィルムを作成するネガフィルム作成機構と、
このネガフィルムを用いて感光性樹脂液17を露光する露
光機構を備えたスタンプ作成装置を用いて行われる。ネ
ガフィルムの作成機構および露光機構は上記の実施例の
場合と同様である。また、画像読取り機構は、CCD等の
一次元センサを用いて簡単に構成することができる。
この場合、スタンプ作成者は、希望する印影文字が描
かれた原画13が取付けられたスタンプ作成用ユニット11
を用意する。そして、この画像13を読み取り、それに対
応したネガフィルム部分をインクリボン52に形成する。
そして、このネガフィルム部分をマスクとして用い、露
光機構によって、透明カバー部材15を介し、スタンプ作
成用ユニット11に封入されている感光性樹脂液17を所定
時間だけ露光する。この結果、感光性樹脂液17の露光部
分は硬化して、液体から固体に変化する。また、未露光
部分は液体のまま残る。この結果、感光性樹脂17には印
影文字に対応した硬化部分が形成される。
その後、スタンプ作成用ユニット11から透明カバー部
材15を取り外す。カバー部材15を取外すと、未露光部分
が流出して硬化部分のみが残る。さらに、この未硬化部
分を完全に洗い流して除去する。これにより、感光性樹
脂17の硬化部分のみが残り、印影文字に対応した凸版ス
タンプ面が得られる。このようにして、スタンプ作成用
ユニット11から、所望の印影文字の凸版スタンプ面が形
成されたスタンプユニット(スタンプ)を得ることがで
きる。
本実施形態のスタンプ作成用ユニット11も、上記のス
タンプ作成用ユニット7、31と同様な利点が得られる。
また、本実施形態では、台木12と感光性樹脂17との間
にラバー部材14を挿入しているので、押印時の操作性お
よび操作感が良くなるという利点がある。しかし、これ
を省略して、台木12の端面12bと透明カバー部材15の間
に感光性樹脂17の充填用の密閉空間16を形成してもよ
い。さらに、感光性樹脂17の封止構造として本実施形態
では、ラバー部材14の外周面に形成した突起14bを利用
しているが、これ以外の方法による封止構造を採用して
もよい。例えば、透明カバー部材5とラバー部材14との
接合部分に、シール材等を塗布して封止するものであっ
てもよい。
さらに、本実施形態では、遮光性のキャップ部材18を
取付けているので、スタンプ作成用ユニット11を長期保
存しても感光性樹脂17が感光して、硬化したり劣化した
りするのを防止することができる。
次に、第8図および第9図を参照して、本発明の更に
別のスタンプ作成用ユニットの実施形態について説明す
る。本実施形態のスタンプ作成用ユニット21は、台木22
と、その一端に取り付けた紫外線硬化型の感光性樹脂23
とで構成されている。特徴となっているのは、感光性樹
脂23が、液体ではなく固体と液体の中間の状態、すなわ
ちゲルであり、自己形状を保持するのに必要な粘性を有
している点である。
このスタンプ作成用ユニット21においても、印影文字
に対応するネガフィルムを用いて、その感光性樹脂樹脂
23を露光し、部分的に硬化させる。硬化させた後は、図
9に示すように、感光性樹脂樹脂23の未硬化部分23a
を、硬化部分23bから引き剥すようにして、分離する。
これにより、硬化部分から成る凸版スタンプ面24を得る
ことができる。
このように、本実施形態のスタンプ作成用ユニット21
においては、その硬化部分23bから未硬化部分23aを引き
剥すようにして分離することができるので、水等の流体
を用いた洗流し作業が不要となる。また、感光性樹脂樹
脂23を封入しておくためのカバーや容器等が必要ないの
で、その分、部品点数を削減することができる。
産業上の利用可能性 以上のように、本発明のスタンプ素材、スタンプの作
成方法およびスタンプは、熟練を要することなく、極め
て簡単に、かつ印面が良好なスタンプを製作するのに、
適している。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−278350(JP,A) 特開 平4−225009(JP,A) 特開 平5−85027(JP,A) 特開 昭63−121849(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41K 1/00 - 1/02 G03F 7/00

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受光した光により液体から固体に変化する
    感光性樹脂を有する印面形成部材と、 当該印面形成部材を保持するスタンプ台木とを備え、 前記印面形成部材は、前記スタンプ台木との間に前記感
    光性樹脂を当該スタンプ台木の端面から突出させて液密
    に充填したカバー部材を有し、 前記カバー部材は透光性の材料で構成されると共に、前
    記スタンプ台木に対し離脱可能に取り付けられているこ
    とを特徴とするスタンプ素材。
  2. 【請求項2】前記印面形成部材は、前記カバー部材を着
    脱自在に覆う遮光性のキャップ部材を、更に有すること
    を特徴とするクレーム1記載のスタンプ素材。
  3. 【請求項3】固体に変化した後の前記感光性樹脂の前記
    スタンプ台木の接触面に対する付着力が、前記カバー部
    材の接触面に対する付着力より大きくなるように、前記
    スタンプ台木の接触面を粗面に形成すると共に前記カバ
    ー部材の接触面を滑面に形成したことを特徴とするクレ
    ーム2記載のスタンプ素材。
  4. 【請求項4】前記印面形成部材は、前記カバー部材を着
    脱自在に覆う遮光性のキャップ部材を、更に有すること
    を特徴とするクレーム3記載のスタンプ素材。
  5. 【請求項5】前記光が紫外線であり、前記感光性樹脂が
    紫外線硬化樹脂であることを特徴とするクレーム1、
    2、3または4記載のスタンプ素材。
  6. 【請求項6】前記スタンプ台木と前記印面形成部材との
    間に弾性部材が介在していることを特徴とするクレーム
    1、2、3、4または5記載のスタンプ素材。
  7. 【請求項7】受光した光により液体から固体に変化する
    感光性樹脂を有する印面形成部材と、 当該印面形成部材を保持するスタンプ台木とを備え、 前記印面形成部材は、前記感光性樹脂を液密に充填した
    透光性の充填容器を介して、前記スタンプ台木に保持さ
    れ、 前記充填容器は、前記スタンプ台木に取り付けられた平
    板状の容器基底部と、当該容器基底部に対し離脱可能に
    突出する容器本体とを有することを特徴とするスタンプ
    素材。
  8. 【請求項8】前記印面形成部材は、前記容器本体を着脱
    自在に覆う遮光性のキャップ部材を、更に有することを
    特徴とするクレーム7記載のスタンプ素材。
  9. 【請求項9】固体に変化した後の前記感光性樹脂の前記
    容器基底部の接触面に対する付着力が、前記容器本体の
    接触面に対する付着力より大きくなるように、前記容器
    基底部の接触面を粗面に形成すると共に前記容器本体の
    接触面を滑面に形成したことを特徴とするクレーム7記
    載のスタンプ素材。
  10. 【請求項10】前記印面形成部材は、前記容器本体を着
    脱自在に覆う遮光性のキャップ部材を、更に有すること
    を特徴とするクレーム9記載のスタンプ素材。
  11. 【請求項11】前記光が紫外線であり、前記感光性樹脂
    が紫外線硬化樹脂であることを特徴とするクレーム7、
    8、9または10記載のスタンプ素材。
  12. 【請求項12】前記スタンプ台木と前記印面形成部材と
    の間に弾性部材が介在していることを特徴とするクレー
    ム7、8、9、10または11記載のスタンプ素材。
  13. 【請求項13】クレーム1、2、3、4、5または6に
    記載のスタンプ素材を用いて行うスタンプ作成方法であ
    って、 前記カバー部材を介して前記感光性樹脂に印影画像に相
    当する形状の露光を行って、この露光部分を液体から固
    体に変化させる露光工程と、 固体に変化した前記露光部分を残して、前記カバー部材
    および前記感光性樹脂の未露光部分を除去する除去工程
    とを備えたことを特徴とするスタンプ作成方法。
  14. 【請求項14】前記露光工程は、印影画像を形成したネ
    ガフィルムをマスクとして露光を行うことを特徴とする
    クレーム13記載のスタンプ作成方法。
  15. 【請求項15】クレーム7、8、9、10、11または12に
    記載のスタンプ素材を用いて行うスタンプ作成方法であ
    って、 前記容器本体を介して前記感光性樹脂に印影画像に相当
    する形状の露光を行って、この露光部分を液体から固体
    に変化させる露光工程と、 固体に変化した前記露光部分を残して、前記容器本体お
    よび前記感光性樹脂の未露光部分を除去する除去工程と
    を備えたことを特徴とするスタンプ作成方法。
  16. 【請求項16】前記露光工程は、印影画像を形成したネ
    ガフィルムをマスクとして露光を行うことを特徴とする
    クレーム15記載のスタンプ作成方法。
  17. 【請求項17】クレーム13、14、15または16に記載のス
    タンプ作成方法により作成したことを特徴とするスタン
    プ。
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