JP2569483B2 - 光印写装置 - Google Patents
光印写装置Info
- Publication number
- JP2569483B2 JP2569483B2 JP61064925A JP6492586A JP2569483B2 JP 2569483 B2 JP2569483 B2 JP 2569483B2 JP 61064925 A JP61064925 A JP 61064925A JP 6492586 A JP6492586 A JP 6492586A JP 2569483 B2 JP2569483 B2 JP 2569483B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- microcapsules
- pressure
- recording paper
- optical printing
- sensitive recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Photographic Developing Apparatuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光印写プリンタや複写機等の光印写装置に
関する。
関する。
感光感圧記録紙は、露光量で硬度が変化するマイクロ
カプセルと、このマイクロカプセルの内包物（例えば、
染料前駆体）が前記記録紙に接触することにより発色す
る顕色剤とを支持体上に被層した記録媒体である。この
感光感圧記録紙で画像を形成するには、先ず初めに記録
すべき原稿の内容に応じて露光を行うことにより潜像を
形成し、次に、前記感光感圧紙を加圧して感光硬化しな
かったマイクロカプセルを加圧ロールで破壊し、破壊さ
れたマイクロカプセルの内包物と顕色剤とを反応させ、
露光状態に応じて発色させて現像を行う。
カプセルと、このマイクロカプセルの内包物（例えば、
染料前駆体）が前記記録紙に接触することにより発色す
る顕色剤とを支持体上に被層した記録媒体である。この
感光感圧記録紙で画像を形成するには、先ず初めに記録
すべき原稿の内容に応じて露光を行うことにより潜像を
形成し、次に、前記感光感圧紙を加圧して感光硬化しな
かったマイクロカプセルを加圧ロールで破壊し、破壊さ
れたマイクロカプセルの内包物と顕色剤とを反応させ、
露光状態に応じて発色させて現像を行う。
感光感圧記録紙を用いる従来の光印写装置は、通常、
蛍光灯等から発する光を所望の光量にして原稿に照射し
て露光することにより潜像を形成する。こうして潜像が
形成された感光感圧記録紙を加圧現像して定着すること
により画像を形成する。
蛍光灯等から発する光を所望の光量にして原稿に照射し
て露光することにより潜像を形成する。こうして潜像が
形成された感光感圧記録紙を加圧現像して定着すること
により画像を形成する。
しかしながら、この画像形成工程中に、感光硬化しな
かった未硬化のマイクロカプセルが加圧ロールを通過し
た時に壊れないことがある。これらの未硬化で未破壊の
状態にあるマイクロカプセル（以下、「残留マイクロカ
プセル」という）があると、これらのマイクロカプセル
が顕色剤と反応しないままいつまでも残留することとな
る。その結果、画像形成後に感光感圧紙を取り扱ってい
るようなときに何かの外力が前記残留マイクロカプセル
にかかった場合、これらの残留マイクロカプセルが破壊
されて中の内包物が流出し、記録画像を変色させてしま
うことがあった。
かった未硬化のマイクロカプセルが加圧ロールを通過し
た時に壊れないことがある。これらの未硬化で未破壊の
状態にあるマイクロカプセル（以下、「残留マイクロカ
プセル」という）があると、これらのマイクロカプセル
が顕色剤と反応しないままいつまでも残留することとな
る。その結果、画像形成後に感光感圧紙を取り扱ってい
るようなときに何かの外力が前記残留マイクロカプセル
にかかった場合、これらの残留マイクロカプセルが破壊
されて中の内包物が流出し、記録画像を変色させてしま
うことがあった。
このような欠点を有する従来の印写装置の要部の斜写
図を第１図に示す。
図を第１図に示す。
原稿１は原稿台２の上に載置され、光源３と反射カバ
ー４により一方向に集められた光束を受ける。原稿１に
達した前記光束の反射光は、光学レンズ又はレンズアレ
イ５を通過して感光感圧記録紙６に達し、感光感圧記録
紙上に潜像を形成する。感光感圧記録紙６は、加圧現像
ロール７によって矢印８の方向に送られることにより加
圧される。
ー４により一方向に集められた光束を受ける。原稿１に
達した前記光束の反射光は、光学レンズ又はレンズアレ
イ５を通過して感光感圧記録紙６に達し、感光感圧記録
紙上に潜像を形成する。感光感圧記録紙６は、加圧現像
ロール７によって矢印８の方向に送られることにより加
圧される。
光源３から発して前記感光感圧記録紙６に達する光量
は、途中で原稿に照射されてから反射して感光感圧記録
紙６に達するので、この光量は光源３の光量の百分の一
になっており、それほど大きくない。
は、途中で原稿に照射されてから反射して感光感圧記録
紙６に達するので、この光量は光源３の光量の百分の一
になっており、それほど大きくない。
本発明の課題は、長期間にわたって変色することのな
い記録画像を印写できる光印写装置を提供することにあ
る。
い記録画像を印写できる光印写装置を提供することにあ
る。
上記の課題は、露光した感光感圧記録紙を感光硬化し
なかった未硬化のマイクロカプセルを破壊するように加
圧し、前記マイクロカプセルの内包物と前記顕色剤を反
応させて発色させる加圧現像機構と、前記加圧現像機構
により加圧現像された後、前記未硬化のマイクロカプセ
ルのうち破壊されないで残留した残留マイクロカプセル
を再び露光して、硬化させる付加露光装置を有すること
によって達成される。
なかった未硬化のマイクロカプセルを破壊するように加
圧し、前記マイクロカプセルの内包物と前記顕色剤を反
応させて発色させる加圧現像機構と、前記加圧現像機構
により加圧現像された後、前記未硬化のマイクロカプセ
ルのうち破壊されないで残留した残留マイクロカプセル
を再び露光して、硬化させる付加露光装置を有すること
によって達成される。
以下、添付図面を参照し好適実施例に基づき本発明を
より詳しく説明する。
より詳しく説明する。
第２図は、本発明の光印写装置の構成を示す配置図で
ある。第１図と同様な部材には下１桁が等しい参照符号
を付けてある。本発明の実施例では、第１図にある従来
装置の部材に加えて、補助光源19を設置している。この
補助光源19には、露光して形成された潜像を加圧ロール
17で加圧して現像した感光感圧記録紙16に所望の光量に
した光で再び露光して未破壊のマイクロカプセルを硬化
させるはたらきがある。再び露光することにより、未硬
化で未破壊のマイクロカプセル（残留マイクロカプセ
ル）が全て通常の外力で破壊しない程度に硬化するの
で、従来の実施例のように加圧、現像後にこれらの残留
マイクロカプセルが残る、ということがない。したがっ
て、この実施例で完成した画像シートを取り扱う時に残
留マイクロカプセルが破壊し、中の内包物が流出して不
必要な発色が生じることがなくなるので、生成された記
録画像が長期間にわたり変色しない。前記補助光源19を
設置する代わりに、光源13から発する光の一部を反射部
材や光ファイバ等を介して前記記録紙16に照射してもよ
い。
ある。第１図と同様な部材には下１桁が等しい参照符号
を付けてある。本発明の実施例では、第１図にある従来
装置の部材に加えて、補助光源19を設置している。この
補助光源19には、露光して形成された潜像を加圧ロール
17で加圧して現像した感光感圧記録紙16に所望の光量に
した光で再び露光して未破壊のマイクロカプセルを硬化
させるはたらきがある。再び露光することにより、未硬
化で未破壊のマイクロカプセル（残留マイクロカプセ
ル）が全て通常の外力で破壊しない程度に硬化するの
で、従来の実施例のように加圧、現像後にこれらの残留
マイクロカプセルが残る、ということがない。したがっ
て、この実施例で完成した画像シートを取り扱う時に残
留マイクロカプセルが破壊し、中の内包物が流出して不
必要な発色が生じることがなくなるので、生成された記
録画像が長期間にわたり変色しない。前記補助光源19を
設置する代わりに、光源13から発する光の一部を反射部
材や光ファイバ等を介して前記記録紙16に照射してもよ
い。
前記補助光源19の光量は、感光感圧紙に直接照射され
るので、光源３から原稿に照射されてから反射して感光
感圧記録紙６に達する光量よりも遥に大きく、十分な光
量を維持している。一方、上記のように光源13から発す
る光の一部を反射部材や光ファイバ等を介して前記記録
紙16に照射した光量は、光源３の光量とほぼ等しい十分
な光量を維持している。
るので、光源３から原稿に照射されてから反射して感光
感圧記録紙６に達する光量よりも遥に大きく、十分な光
量を維持している。一方、上記のように光源13から発す
る光の一部を反射部材や光ファイバ等を介して前記記録
紙16に照射した光量は、光源３の光量とほぼ等しい十分
な光量を維持している。
以上説明したように、加圧、現像した後、簡単な構成
で残留マイクロカプセルを再び露光して硬化させること
により、その後、記録画像の変色の原因となるこれらの
硬化した残留マイクロカプセルが破壊して中の内包物が
流出することがなくなるので、本発明の光印写装置は長
期間にわたって変色することのない良好な画質を維持す
る記録画像を提供できる。
で残留マイクロカプセルを再び露光して硬化させること
により、その後、記録画像の変色の原因となるこれらの
硬化した残留マイクロカプセルが破壊して中の内包物が
流出することがなくなるので、本発明の光印写装置は長
期間にわたって変色することのない良好な画質を維持す
る記録画像を提供できる。
第１図、従来の技術の光印写装置の要部を示す説明図 第２図、本発明の光印写装置の要部を示す説明図 〔符号の説明〕 11……原稿 12……原稿台 13……光源（蛍光灯） 14……反射カバー 15……光学レンズ 16……記録紙 17……送りロール 19……補助光源
Claims (1)
- 【請求項１】感光硬化するマイクロカプセル及びこのマ
イクロカプセルの内包物と反応して発色する顕色剤を支
持体上に備えた感光感圧記録紙を露光し、原稿の画像に
対応する潜像を形成する機構を有する光印写装置におい
て、 露光した感光感圧記録紙を感光硬化しなかった未硬化の
マイクロカプセルを破壊するように加圧し、前記マイク
ロカプセルの内包物と前記顕色剤を反応させて発色させ
る加圧現像機構と、 前記加圧現像機構により加圧現像された後、前記未硬化
のマイクロカプセルのうち破壊されないで残留した残留
マイクロカプセルを再び露光して、硬化させる付加露光
装置を有することを特徴とする光印写装置。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61064925A JP2569483B2 (ja) | 1986-03-25 | 1986-03-25 | 光印写装置 |
| US06/943,195 US4742374A (en) | 1985-12-24 | 1986-12-18 | Copying apparatus |
| GB8630364A GB2184854B (en) | 1985-12-24 | 1986-12-19 | Copying apparatus |
| DE3644360A DE3644360C2 (de) | 1985-12-24 | 1986-12-24 | Kopiergerät |
| FR868618160A FR2592181B1 (fr) | 1985-12-24 | 1986-12-24 | Appareil de copie |
| US07/172,383 US4870444A (en) | 1985-12-24 | 1988-03-24 | Copying apparatus |
| US07/379,339 US4959682A (en) | 1985-12-24 | 1989-07-13 | Copying apparatus |
| US07/619,020 USRE34454E (en) | 1985-12-24 | 1990-11-28 | Copying apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61064925A JP2569483B2 (ja) | 1986-03-25 | 1986-03-25 | 光印写装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62222255A JPS62222255A (ja) | 1987-09-30 |
| JP2569483B2 true JP2569483B2 (ja) | 1997-01-08 |
Family
ID=13272101
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61064925A Expired - Lifetime JP2569483B2 (ja) | 1985-12-24 | 1986-03-25 | 光印写装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2569483B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62209461A (ja) * | 1986-03-10 | 1987-09-14 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像記録装置 |
-
1986
- 1986-03-25 JP JP61064925A patent/JP2569483B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62222255A (ja) | 1987-09-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |