JP3086844B2 - 電気自動車用コネクタ - Google Patents

電気自動車用コネクタ

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JP3086844B2
JP3086844B2 JP07125192A JP12519295A JP3086844B2 JP 3086844 B2 JP3086844 B2 JP 3086844B2 JP 07125192 A JP07125192 A JP 07125192A JP 12519295 A JP12519295 A JP 12519295A JP 3086844 B2 JP3086844 B2 JP 3086844B2
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/627Snap or like fastening
    • H01R13/6276Snap or like fastening comprising one or more balls engaging in a hole or a groove

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボールロック式の電気
自動車用コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】コネクタには、差し込むことにより、雄
雌コネクタを離脱不能状態にロックするボールロック式
のものがある。この種のコネクタで、実開昭52−52
090号公報記載のものを図9に基づき説明する。図9
は従来のコネクタを示す断面図である。雌コネクタ本体
1の先端部周壁には四つのテーパ穴3が穿設され、この
テーパ穴3にはボールベアリング5が嵌入されている。
雌コネクタ本体1の外周にはスプリング受7がスライド
自在に嵌挿され、スプリング受7は雌コネクタ本体1と
の間に設けられたスプリング9により、常時前方に付勢
される。
【0003】ボールベアリング5は、スプリング受7の
内周面に接して、雌コネクタ本体1のテーパ穴3内に保
持され、スプリング受7がスプリング9に抗して後方に
スライドされた際には、スプリング受7の間隙11が上
方に配置され、下方への押し下げがなくなる。一方、ス
プリング9により、スプリング受7が前方に付勢されて
いる間は、ボールベアリング5は、スプリング受7の内
周面によって下方に押し付けられ、テーパ穴3から雌コ
ネクタ本体1の内側へ突出される。
【0004】このように構成されるコネクタでは、雌コ
ネクタ本体1のスプリング受7を、スプリング9に抗し
て手で後方にスライドさせ、雌コネクタ本体1を雄コネ
クタ本体13に押し込む。雄コネクタ本体13の外周面
に接するボールベアリング5は、上方の間隙11内へ押
し上げられ、両コネクタは、スムースに嵌合される。雌
コネクタ本体1を完全に押し込んだ後、スプリング受7
から手を離せば、スプリング受7はスプリング9によ
り、自動的に前方へスライドする。ボールベアリング5
は、スプリング受7の内周面により、下方に押し下げら
れ、雌コネクタ本体1内に突出し、雄コネクタ本体13
外周面に凹設した溝15に嵌合して、両コネクタは、雌
端子17、雄端子19を差し込んだ状態で、確実に連結
されることになる。このように、従来のコネクタによれ
ば、雄コネクタに雌コネクタを嵌合するだけで、両コネ
クタを離脱不能状態にロックすることができた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ボールロック式コネクタでは、端子を収容する雌コネク
タ本体1にテーパ穴3を形成し、この雌コネクタ本体1
に更にスプリング受7を嵌挿することによって、ボール
ロック構造を構成していたので、ボールベアリング5が
雌コネクタ本体1とスプリング受7との間に介在するこ
とになり、形状が大きくなる問題があった。また、従来
のボールロック式コネクタでは、雄コネクタに雌コネク
タを嵌合する際、一度スプリング受7をスライドさせ、
ボールベアリング5のロックを解除した状態で雌コネク
タを雄コネクタへ挿入しなければならず、一つの動作、
即ち、差し込み動作のみでは両コネクタを嵌合すること
ができなかった。本発明は上記状況に鑑みてなされたも
ので、小型化が可能となり、差し込み動作のみで嵌合が
行える電気自動車用コネクタを提供し、コストの低減、
嵌合作業性の向上を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る電気自動車用コネクタは、棒状の雄端子
が挿入される筒状の電気接触部を雌端子に設け、該雌端
子を筒状の雌ハウジングに装着し、該雌ハウジングの外
周にスライドカバーをスライド自在に装着し、前記電気
接触部の一部分を該スライドカバー内で露出させ、該露
出した電気接触部にテーパ穴を穿設し、前記電気接触部
の内側に突出するボールベアリングを該テーパ穴に嵌入
し、前記テーパ穴の上に配置された際該ボールベアリン
グの上方向の移動を規制する突出部を前記スライドカバ
ーの内周に突設し、前記電気接触部内へ突出した前記ボ
ールベアリングに係合する凹部を前記雄端子に形成した
ことを特徴とするものである。そして、電気自動車用コ
ネクタは、前記突出部が前記テーパ穴の上に配置される
ように前記スライドカバーをスプリングによって前記雌
端子の前方向に付勢したものであることが好ましい。ま
た、電気自動車用コネクタは、前記雄端子にフランジ部
を形成し、該雄端子が前記雌端子に挿入される際該フラ
ンジ部に係合して前記スライドカバーを該雄端子の挿入
方向にスライドさせるとともに、前記雄端子が前記テー
パ穴位置まで挿入された後には前記雌ハウジングの先端
に当接して撓み前記フランジ部との係合が解除される可
撓片を前記スライドカバーの内周に突設したことを特徴
とするものであっても良い。
【0007】
【作用】スライドカバーをスプリングに抗して後方にス
ライドさせると、突出部がテーパ穴から外れ、ボールベ
アリングが移動可能となる。雌コネクタが雄端子に挿入
されると、雄端子に接するボールベアリングは、一旦上
方へ押し上げられ、両コネクタは、スムースに嵌合され
る。雌コネクタを完全に押し込んだ後、スライドカバー
から手が離されると、スライドカバーがスプリングによ
り、自動的に前方へスライドされ、ボールベアリングが
突出部により下方に押し下げられる。これにより、ボー
ルベアリングが雄端子の凹部に嵌合され、両端子の離脱
がボールベアリングによって規制される。また、可撓片
をスライドカバーに設けたものでは、雄端子が雌コネク
タに挿入されると、スライドカバーの可撓片が雄端子の
フランジ部に当接し、スライドカバーが雌コネクタの後
方へスライドされる。これにより、突出部がテーパ穴か
ら外れ、ボールベアリングが上方へ移動可能となる。更
に雄端子が挿入されると、可撓片がフランジ部から外
れ、スライドカバーはスプリングによって、雌コネクタ
の前方向へスライドされる。これにより、ボールベアリ
ングが、突出部によってテーパ穴内に押し込まれると同
時に、雄端子の凹部へ嵌入され、両端子の離脱がボール
ベアリングによって規制される。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係る電気自動車用コネクタ
(以下、「コネクタ」という)の好適な実施例を図面を
参照して説明する。図1は本発明によるコネクタの雄雌
嵌合状態を示す断面図である。コネクタ21は、露出状
態のままとなる雄端子23と、スライドカバー25、雌
ハウジング27、雌端子29により構成される雌コネク
タ31とからなる。筒状に形成された雌ハウジング27
の後部からは雌端子29が挿入され、雌端子29は雌ハ
ウジング27の後部に取り付けられるリヤホルダ33に
よって抜けが防止される。
【0009】雌端子29の前部には円筒状の電気接触部
35が設けられ、電気接触部35の内周には雄端子23
との接続を図る接触バネ片37が設けられる。雌ハウジ
ング27の前部には切欠部39が形成され、切欠部39
からは電気接触部35の一部分が露出状態となる。電気
接触部35の外周にはコイル状のスプリング41が装着
され、スプリング41は一端が電気接触部35の後部に
形成されたフランジ部43に当接されるとともに、他端
が雌ハウジング27の内周に形成された段部44に当接
される。従って、スプリング41の前部は、切欠部39
から露出された状態となる。
【0010】雌ハウジング27の前部には筒状のスライ
ドカバー25がスライド自在に取り付けられ、スライド
カバー25は雌ハウジング27の外周に形成された摺動
溝45に係止爪47を係合することで、雌ハウジング2
7からの抜けが防止されている。スライドカバー25の
内周には電気接触部35の外周に摺動する突出部47が
設けられ、突出部47の後端はスプリング41の他端に
当接する。
【0011】電気接触部35の外周にはテーパ穴49が
穿設され、テーパ穴49にはボールベアリング51が嵌
入される。テーパ穴49に嵌入されたボールベアリング
51は、一部分が電気接触部35の内部へ突出される。
また、突出部47がテーパ穴49の上にスライドされて
いる際には、ボールベアリング51は、上方向の移動が
規制される。突出部47前方のスライドカバー25の内
周には、退避溝53が形成される。退避溝53がテーパ
穴49の上にスライドされている際には、ボールベアリ
ング51は、退避溝53内への移動が可能となる。そし
て、退避溝53内へ移動されたボールベアリング51
は、電気接触部35の内側へは突出しなくなる。
【0012】一方、電気接触部35に挿入される雄端子
23の電気接触部55外周には凹部57が形成され、こ
の凹部57は、雄端子23の電気接触部55が雌端子2
9の電気接触部35の所定位置まで挿入された際、電気
接触部35のテーパ穴49と一致するようになってい
る。
【0013】このように構成されるコネクタ21の動作
を図2、図3に基づき説明する。図2はスライドカバー
がスライドされた雌コネクタの断面図、図3は雄端子が
挿入された直後のコネクタの断面図である。図2に示す
ように、スライドカバー25をスプリング41に抗して
手で後方にスライドさせると、突出部47がテーパ穴4
9から外れ、退避溝53がテーパ穴49の上へ移動さ
れ、ボールベアリング51が退避溝53内へ移動可能と
なる。図3に示すように、雌コネクタ31を雄端子23
に挿入すると、雄端子23の電気接触部55外周に接す
るボールベアリング51は、一旦上方の退避溝53内へ
押し上げられ、両コネクタは、スムースに嵌合される。
雌コネクタ31を完全に押し込んだ後、スライドカバー
25から手を離せば、スライドカバー25はスプリング
41により、自動的に前方へスライドする。ボールベア
リング51は、突出部47により、下方に押し下げら
れ、雌端子29の電気接触部35内へ突出し、雄端子2
3の凹部57に嵌合する(図1の状態参照)。これによ
り、両コネクタは、雌端子29、雄端子23を差し込ん
だ状態で、確実に連結されることになる。
【0014】この実施例によるコネクタ21によれば、
雌端子29の電気接触部35に直接テーパ穴49を穿設
し、このテーパ穴49にボールベアリング51を嵌入す
るとともに、このボールベアリング51が係合する凹部
57を雄端子23の電気接触部55外周に形成したの
で、雌端子29、雄端子23が直接係合可能となり、少
ない部材でボールロック構造を構成することができる。
これにより、部材点数が減るとともに、コネクタの小型
化が可能となり、コストの低減が可能となる。また、こ
のコネクタ21によれば、雄端子23を露出状態とし、
嵌合後には雌コネクタ31のスライドカバー25で雄端
子23を覆うことができるので、雄ハウジングを省略す
ることができ、これによってもコストを低減することが
できる。更に、このコネクタ21によれば、金属からな
る雌端子29、雄端子23を同じく金属からなるボール
ベアリング51を介して直接係合できるので、従来構造
に比べ、コネクタの嵌合保持力を大幅に増大させること
ができる。
【0015】次に、本発明の他の実施例によるコネクタ
を図4に基づいて説明する。図4は他の実施例によるコ
ネクタの雄雌嵌合状態を示す断面図である。コネクタ6
1は、露出状態のままとなる雄端子63と、スライドカ
バー65、雌ハウジング67、雌端子69により構成さ
れる雌コネクタ71とからなる。筒状に形成された雌ハ
ウジング67の後部からは雌端子69が挿入され、雌端
子69は雌ハウジング67に設けられた弾性係止片73
によって雌ハウジング67からの抜けが防止される。
【0016】雌端子69の前部には円筒状の電気接触部
75が設けられ、電気接触部75の内周には雄端子63
との接続を図る接触バネ片(図示せず)が設けられる。
雌ハウジング67の前部には切欠部77が形成され、切
欠部77からは電気接触部75の一部分が露出状態とな
る。雌ハウジング67の前部には筒状のスライドカバー
65がスライド自在に取り付けられ、スライドカバー6
5は後部に設けられたランス部81を雌ハウジング67
後部のフランジ部83に係止して雌ハウジング67前方
向への離脱が防止される。
【0017】スライドカバー65の内周には、電気接触
部75の外周に摺動する突出部85が設けられる。雌ハ
ウジング67の前方外周にはスプリング87が装着さ
れ、スプリング87は一端が雌ハウジング67のフラン
ジ部83に当接されるとともに、他端が突出部85に当
接されている。つまり、スライドカバー65は、スプリ
ング87によって前方向に付勢された状態となる。
【0018】電気接触部75の外周にはテーパ穴91が
穿設され、テーパ穴91にはボールベアリング93が嵌
入される。テーパ穴91に嵌入されたボールベアリング
93は、一部分が電気接触部75の内部へ突出される。
また、突出部85がテーパ穴91の上にスライドされて
いる際には、ボールベアリング93は、上方向の移動が
規制される。突出部85前方のスライドカバー65内周
には、退避溝95が形成される。退避溝95がテーパ穴
91の上にスライドされている際には、ボールベアリン
グ93は、退避溝95内への移動が可能となる。退避溝
95内へ移動されたボールベアリング93は、電気接触
部75の内側へ突出しなくなる。
【0019】一方、電気接触部75に挿入される雄端子
63の電気接触部97外周には凹部99が形成され、こ
の凹部99は、雄端子63の電気接触部97が雌端子6
9の電気接触部75の所定位置まで挿入された際、テー
パ穴91と一致するようになっている。
【0020】スライドカバー65の内周には片持ち梁状
の可撓片101が突出され、可撓片101は電気接触部
75に雄端子63が挿入される際、雄端子63に形成さ
れたフランジ部103に当接するようになっている。
【0021】このように構成されるコネクタ61の動作
を図5〜図8に基づき説明する。図5は雄端子挿入時の
説明図、図6はスライドカバー移動時の説明図、図7は
可撓片変位時の説明図、図8は可撓片係止解除時の説明
図である。図5に示すように、雄端子63を雌コネクタ
71に挿入すると、スライドカバー65の可撓片101
が雄端子63のフランジ部103に当接し、図6に示す
ように、スライドカバー65が雌コネクタ71の後方へ
スライドされる。これにより、スライドカバー65の突
出部85がテーパ穴91から外れ、ボールベアリング9
3が退避溝95と一致して上方へ移動可能となる。
【0022】図7に示すように、更に雄端子63が雌コ
ネクタ71に挿入されると、可撓片101が雌ハウジン
グ67の先端67aに当たり、フランジ部103から離
反する方向へ撓み始める。撓みが最大になると、図8に
示すように、可撓片101はフランジ部103から外
れ、スライドカバー65はスプリング87によって、雌
コネクタ71の前方向へスライドされる。これにより、
退避溝95に位置していたボールベアリング93は、突
出部85によってテーパ穴91内に押し込まれると同時
に、雄端子63の凹部99へ嵌入する。
【0023】スライドカバー65がスプリング87によ
って所定位置まで戻ると、図4に示すように、突出部8
5がテーパ穴91の上部に配置され、ボールベアリング
93は、凹部99に嵌入した状態で、上方への移動が阻
止される。これにより、雄端子63と雌端子69とは、
ボールベアリング93を介して離脱不能に嵌合されるこ
とになる。
【0024】この実施例によるコネクタ61によれば、
上述のコネクタ21と同様、雌端子69、雄端子63が
直接係合可能となり、少ない部材でボールロック構造を
構成することができ、コストの低減が可能となる。ま
た、雄ハウジングの省略によってもコストの低減が可能
となる。そして、金属からなる雌端子69、雄端子63
が同じく金属からなるボールベアリング93で直接係合
されるので、コネクタの嵌合力を大幅に増大させること
ができる。更に、この実施例によるコネクタ61によれ
ば、コネクタ嵌合時、雄端子63と係合する可撓片10
1をスライドカバー65に設けたので、一方のコネクタ
の差し込み動作のみで、自動的にスライドカバー65を
スライドさせてボールベアリング93のロックを解除で
き、従来のようなスプリング受7(図9参照)をスライ
ドさせる煩雑な動作を省略し、ワンタッチで嵌合を行う
ことができる。
【0025】なお、上述した他の実施例では、雄端子6
3を雌コネクタ71に挿入する場合を例に説明したが、
コネクタ61は、雌コネクタ71を雄端子63へ挿入す
るものであっても勿論良い。但し、この場合、雌コネク
タ71は、雌ハウジング67の後部などを把持すること
により、スライドカバー65の移動が妨げられないよう
にする。また、コネクタの離脱は、上述した二つの実施
例とも、スライドカバー25又はスライドカバー65の
みを持って引き抜くことで、ボールベアリング51、9
3のロック解除と同時に行うことができる。
【0026】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る電気自動車用コネクタによれば、雌端子に直接テーパ
穴を穿設し、テーパ穴にボールベアリングを嵌入すると
ともに、このボールベアリングが係合する凹部を雄端子
に形成したので、雌端子、雄端子が直接係合可能とな
り、少ない部材でボールロック構造を構成することがで
きる。また、雄端子を露出状態とし、嵌合後には雌コネ
クタのスライドカバーで雄端子を覆うことができるの
で、雄ハウジングを省略することができる。この結果、
コストを低減することができる。また、可撓片をスライ
ドカバーに設けたものでは、一方のコネクタの差し込み
動作のみで、自動的にスライドカバーをスライドさせて
ボールベアリングのロックを解除できるので、従来のよ
うなスプリング受をスライドさせる煩雑な動作が省略さ
れ、ワンタッチで嵌合を行うことができる。この結果、
嵌合作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコネクタの雄雌嵌合状態を示す断
面図である。
【図2】スライドカバーがスライドされた雌コネクタの
断面図である。
【図3】雄端子が挿入された直後のコネクタの断面図で
ある。
【図4】他の実施例によるコネクタの雄雌嵌合状態を示
す断面図である。
【図5】雄端子挿入時の説明図である。
【図6】スライドカバー移動時の説明図である。
【図7】可撓片変位時の説明図である。
【図8】可撓片係止解除時の説明図である。
【図9】従来のコネクタを示す断面図である。
【符号の説明】
21、61 電気自動車用コネクタ 23、63 雄端子 25、65 スライドカバー 27、67 雌ハウジング 29、69 雌端子 35、75 電気接触部 41、87 スプリング 47、85 突出部 49、91 テーパ穴 51、93 ボールベアリング 57、99 凹部 101 可撓片 103 フランジ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 濱口 雄幸 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢 崎部品株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−266947(JP,A) 実開 昭52−52090(JP,U) 実開 昭62−84178(JP,U) 実開 昭56−106385(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/56 - 13/72

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状の雄端子が挿入される筒状の電気接
    触部を雌端子に設け、該雌端子を筒状の雌ハウジングに
    装着し、該雌ハウジングの外周にスライドカバーをスラ
    イド自在に装着し、前記電気接触部の一部分を該スライ
    ドカバー内で露出させ、該露出した電気接触部にテーパ
    穴を穿設し、前記電気接触部の内側に突出するボールベ
    アリングを該テーパ穴に嵌入し、前記テーパ穴の上に配
    置された際該ボールベアリングの上方向の移動を規制す
    る突出部を前記スライドカバーの内周に突設し、前記電
    気接触部内へ突出した前記ボールベアリングに係合する
    凹部を前記雄端子に形成したことを特徴とする電気自動
    車用コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記突出部が前記テーパ穴の上に配置さ
    れるように前記スライドカバーをスプリングによって前
    記雌端子の前方向に付勢したことを特徴とする請求項1
    記載の電気自動車用コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記雄端子にフランジ部を形成し、該雄
    端子が前記雌端子に挿入される際該フランジ部に係合し
    て前記スライドカバーを該雄端子の挿入方向にスライド
    させるとともに、前記雄端子が前記テーパ穴位置まで挿
    入された後には前記雌ハウジングの先端に当接して撓み
    前記フランジ部との係合が解除される可撓片を前記スラ
    イドカバーの内周に突設したことを特徴とする請求項2
    記載の電気自動車用コネクタ。
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