JP3086416B2 - 複合成形品の射出成形方法および成形用金型 - Google Patents

複合成形品の射出成形方法および成形用金型

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    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/03Injection moulding apparatus
    • B29C45/04Injection moulding apparatus using movable moulds or mould halves
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    • B29C45/0416Injection moulding apparatus using movable moulds or mould halves involving at least a linear movement co-operating with fixed mould halves
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    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/16Making multilayered or multicoloured articles
    • B29C45/1615The materials being injected at different moulding stations

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固定金型と、この
固定金型に対して第1位置と第2位置とを採るようにス
ライド的に駆動されるスライド金型とを使用して2色成
形品あるいは積層品を成形する複合成形品の射出成形方
法およびこの方法の実施に使用される成形用金型に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】1次成形で第1樹脂材料を射出し、2次
成形で第1樹脂材料と異なる色の第2樹脂材料を射出し
て、異なる色からなる成形品を一体的に成形する2色成
形法、第1樹脂材料の上に第2樹脂材料を重ねて射出し
て得られる積層品の成形方法等は、複合成形方法として
従来周知である。この方法の実施に使用される金型も周
知で、固定金型と、金型の中心軸を回転の中心として回
転する回転金型とから構成されている。そして、これら
の金型には、回転軸の一方に1次成形用のキャビテイ
が、また他方に2次成形用のキャビテイが設けられてい
る。したがって、1次成形用のキャビテイに第1樹脂材
料を射出すると、1次成形品が成形される。そこで、型
を開いて回転金型を2次成形位置へ回転させ、1次成形
品が保持されている2次成形用のキャビテイに第2樹脂
材料を射出すると、2色成形品あるいは積層品が得られ
る。上記操作を繰りかえして複合成形品を得ることがで
きる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
金型によっても複合成形品は得るこはできるが、色々な
欠点あるいは問題点がある。例えば、1次成形では比較
的大きな射出圧力で射出されるが、1次成形用のキャビ
テイは、金型の中心から片寄った位置に設けられている
ので、偏荷重あるいは偏圧が作用し、複合成形品の大き
さに比較して大きな型締装置を必要とする欠点がある。
型締装置が大きいと、型締装置を駆動する動力費も嵩む
ことになる。また、偏圧が作用するので、金型、型締装
置等の耐久性が劣るようにもなる。さらには、型締力が
大きいので、複合成形するためには専用の成形機を必要
とすることもある。また、回転金型を回転させるため、
金型が大型化する欠点もある。本発明は、上記したよう
な欠点を解消した複合成形品の射出成形方法および成形
用金型を提供することを目的としている。すなわち、本
発明は、本発明の実施に使用される金型の耐久性が長
く、金型が小さく、しかも小さな型締力でも成形でき
る、複合成形品の射出成形方法および成形用金型を提供
することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、金
型に射出時に偏圧が作用しないようにして成形すること
により達成される。すなわち、本発明は上記目的を達成
するために、スライド金型を固定金型に対して第1位置
へスライドさせて、固定金型の略中央に位置する1次成
形用の中央凹部とスライド金型の一方の第2の凹部とに
より形成される1次成形用のキャビテイに第1の樹脂材
料を射出して1次成形品を成形すると共に、前記中央凹
部の一方の隣に位置する2次成形用の第1の凹部と前記
スライド金型の他方の第2の凹部に保持されている、先
に成形した1次成形品とで形成される2次成形用のキャ
ビテイに第1樹脂材料と異なる第2の樹脂材料を射出し
て、先に成形した1次成形品と一体化した複合成形品を
成形する第1工程と、前記第1工程により成形した複合
成形品を取り出す第2工程と、前記第1工程により成形
した1次成形品を保持した状態で前記スライド金型を前
記固定金型に対して第2位置へスライドさせて、前記固
定金型の略中央に位置するの中央凹部と前記スライド金
型の他方の第1の凹部とにより形成される1次成形用の
キャビテイに第1の樹脂材料を射出して1次成形品を成
形すると共に、前記中央凹部の他方の隣に位置する2次
成形用の第2の凹部と前記スライド金型の一方の第1の
凹部に保持されている、第1工程で成形した1次成形品
とで形成される2次成形用のキャビテイに第1樹脂材料
と異なる第2の樹脂材料を射出して、1次成形品と一体
化した複合成形品を成形する第3工程と、前記第3工程
により成形した複合成形品を取り出す第4工程と、前記
第3工程により成形した1次成形品を保持した状態で前
記スライド金型を前記固定金型に対して第1位置へスラ
イドさせて、前記第1工程と同様にした成形する工程と
を、繰り返しながら成形するように構成される。請求項
2記載の発明は、固定金型と、この固定金型に対して第
1位置と第2位置とを採るようにスライド的に駆動され
るスライド金型とからなり、前記固定金型には、その略
中央部に1次成形用の中央凹部が、そしてその両隣に2
次成形用の第1、2の凹部が設けられ、これらの第1、
2の凹部に開口している第1、2のランナは、ランナ切
換装置により切り換えられるようになっていると共に、
前記スライド金型には、1次成形用の第1、2の凹部が
設けられ、前記スライド金型を第1位置にスライドさせ
ると、前記固定金型の1次成形用の中央凹部と2次成形
用の第1の凹部は、前記スライド金型の1次成形用の第
2の凹部と第1凹部とにそれぞれ整合し、前記スライド
金型を第2位置にスライドさせると、前記固定金型の1
次成形用の中央凹部と2次成形用の第2の凹部は、前記
スライド金型の1次成形用の第1の凹部と第2凹部とに
それぞれ整合するように構成される。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1に示されているように、本実施の形態に係わ
る複合成形品の成形用金型は、図1において上方に示さ
れている固定金型1と、下方に示されているスライド金
型30とから構成されている。そしてこれらの金型1、
30は、図に示されていない型締装置により型締めされ
るようになっている。また、スライド金型30にはエジ
ェクタ装置等も設けられている。
【0006】固定金型1のパーティングラインP側に
は、その略中心部に下側が開放した1次成形用の中央凹
部2が1個設けられている。このように、中央凹部2が
固定金型1の略中心部に設けられているので、1次成形
時に比較的大きな射出圧で射出してもこれらの金型1、
30に偏荷重が作用して金型を損傷することはない。1
次成形用の中央凹部2の両サイドには、下側が開放され
た2次成形用の第1および第2の凹部3、4が形成され
ている。これらの第1および第2の凹部3、4は、2次
成形時に1次成形品が入る部分で、その上にこれらの凹
部3、4に連続して2次成形用の第1、2のサブ凹部
5、6が設けられている。本実施の形態では、第1、2
のサブ凹部5、6の径あるいは面積は、第1および第2
の凹部3、4の面積よりも小さく、形状的には理解し易
いように半球形をしている。
【0007】固定金型1の射出装置側すなわち図1にお
いて上方には、第1、2のランナ入口7、8が設けら
れ、これらの第1、2のランナ入口7、8に対応して第
1の樹脂材料を射出する第1射出ノズル10と、第2の
樹脂材料を射出する第2射出ノズル11とが配置されて
いる。第1のランナ入口7からはストレートに、従来周
知の形状をしたランナ12が1次成形用の中央凹部2の
方へ延びている。これに対して、第2のランナ入口8か
ら延びている2次成形用のメインランナ13は、途中で
2次成形用の第1のランナ15と第2のランナ16とに
分岐し、第1のランナ15は2次成形用の第1のサブ凹
部5に開口し、第2のランナ16は2次成形用の第2の
サブ凹部6に開口している。そして、2次成形用のメイ
ンランナ13の分岐点に、ランナ切換装置20が設けら
れている。
【0008】ランナ切換装置20は、本実施の形態では
柱状のピストン部21を備えている。このピストン部2
1には、本体を横切るような形で所定の間隔をおいて第
1樹脂通路22と、第2樹脂通路23とが形成されてい
る。そして、このピストン部21は、固定金型1のボア
24内にランナ切換ピストン・シリンダユニット25に
より図1において左右方向に駆動されるようになってい
る。メインランナ13、ピストン部21の第1、2樹脂
通路22、23、2次成形用の第1、2のランナ15、
16等の位置関係は、ピストン部21が図1に示されて
いる第1位置では、2次成形用のメインランナ13はピ
ストン部21の第1樹脂通路22を介して第1のランナ
15に連通し、ランナ切換ピストン・シリンダユニット
25によりピストン部21を右方向に駆動して第2位置
にすると、今度は2次成形用のメインランナ13はピス
トン部21の第2樹脂通路23を介して第2のランナ1
6に連通する関係になっている。なお、ランナ12、メ
インランナ13、2次成形用の第1、2のランナ15、
16は、互いに短絡しないようになっている。
【0009】スライド金型30の、固定金型1に対向し
た面には、上側が開放した1次成形用の第1、2の凹部
31、32が2個形成されている。これらの1次成形用
の第1、2の凹部31、32は、固定金型1の1次成形
用の中央凹部2と第1および第2の凹部3、4と対をな
すもので、スライド金型30が図1に示されている第1
位置にあるときは、これらの第1、2の凹部31、32
は、固定金型1の2次成形用の第1の凹部3と1次成形
用の中央凹部2とにそれぞれ整合する。そして、スライ
ド金型30が第2位置へ駆動されると、第1、2の凹部
31、32は、固定金型1の1次成形用の中央凹部2と
2次成形用の第2の凹部4とにそれぞれ整合する。な
お、スライド金型30は、従来周知のように型を開くこ
とができると共に、図には詳しい機構は表されていない
が、型移動ピストン・シリンダユニット35により図に
おいて左右方向にスライド的に駆動され、前述したよう
に第1位置と第2位置とを採ることができるようになっ
ている。
【0010】次に上記金型1、30を使用した射出成形
方法を説明する。2色成形と同様にして積層成形品も成
形できるが、以下2色成形法についてのみ説明する。ス
ライド金型30を図1に示されている第1位置へスライ
ドさせる。なお、この時スライド金型30の1次成形用
の第1の凹部31には既に1次成形品J1’が成形され
ているものと仮定する。次いで型締めする。また、ラン
ナ切換装置20のピストン部21をランナ切換ピストン
・シリンダユニット25により第1位置へ駆動する。そ
うすると、2次成形用のメインランナ13は、ピストン
部21の第1樹脂通路22を介して第1のランナ15に
連通し、2次成形用の第1のサブ凹部5に開口する。ラ
ンナ12は、常に1次成形用の中央凹部2に連通してい
る。
【0011】第1射出ノズル10から第1の樹脂材料を
射出する。第1の樹脂材料はランナ12から、固定金型
1の1次成形用の中央凹部2とスライド金型30の第2
の凹部32とで形成されるキャビテイに射出され、1次
成形品J1が成形される。同時に、第2射出ノズル11
から第1の樹脂材料と異なる色の第2の樹脂材料を射出
する。そうすると、第2の樹脂材料は、2次成形用のメ
インランナ13からピストン部21の第1樹脂通路22
および第1のランナ15を通って、固定金型1の2次成
形用の第1のサブ凹部5に充填される。すなわち、1次
成形品J1’の上にこれと一体的に射出された2色成形
品Jが成形される。1次成形品J1と2色成形品Jとが
成形された状態は、図2の(イ)に示されている。
【0012】スライド金型30を図2の(ロ)に示され
ているように開く。そしてスライド金型30を型移動ピ
ストン・シリンダユニット35により第2の位置へスラ
イドさせる。それとともに、2色成形品Jを取り出す。
スライド金型30を第2の位置へスライドさせ、2色成
形品Jを取り出している状態は図3の(イ)に示されて
いる。この第2の位置では、固定金型1の1次成形用の
中央凹部2とスライド金型30の1次成形用の第1の凹
部31は整合し、固定金型1の2次成形用の第2のサブ
凹部6と、スライド金型30の第2の凹部32に保持さ
れている1次成形品J1は整合する。また、ランナ切換
装置20のピストン部21を第2位置へ駆動する。そう
すると、2次成形用のメインランナ13は、ピストン部
21の第2樹脂通路23を介して第2のランナ16に連
通し、2次成形用の第2のサブ凹部6に開口する。ラン
ナ12は、このときも1次成形用の中央凹部2に連通し
ている。そこで型締めする。
【0013】そして、図3の(ロ)に示されているよう
に、第1射出ノズル10から第1の樹脂材料を射出す
る。第1の樹脂材料はランナ12から、固定金型1の中
央凹部2とスライド金型30の第1の凹部31とで形成
されるキャビテイに射出され、1次成形品J1が成形さ
れる。同時に、第2射出ノズル11から第1の樹脂材料
と異なる色の第2の樹脂材料を射出する。そうすると、
第2の樹脂材料は、2次成形用のメインランナ13から
ピストン部21の第2樹脂通路23および第2のランナ
16を通って、固定金型1の2次成形用の第2のサブ凹
部6に充填される。すなわち、1次成形品J1の上にこ
れと一体的に射出され2色成形品Jが成形される。
【0014】スライド金型30を、図3の(ハ)に示さ
れているように開く。そしてスライド金型30を第1の
位置へスライドさせる。それとともに、2色成形品Jを
取り出す。以下前述したような成形を繰り返して成形す
る。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明によると、1次成
形と2次成形とにより複合成形品を得るとき、1次成形
は常に金型の略中央で成形するので、比較的大きな射出
圧で射出しても金型に偏圧は作用しない。したがって、
金型の耐久性が向上する、また、偏圧が作用しないの
で、小さな型締力でも成形でき、さらには、スライド金
型はスライド的に駆動されるので、金型を小型化するこ
ともできる、等の本発明特有の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係わる金型を示す断面
図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係わる金型を使用した
成形工程を示す図で、その(イ)はスライド金型が第1
位置にあり、1次成形品と複合成形品とを成形した工程
を示す断面図、その(ロ)はスライド金型が第1位置に
あり開いた状態を示す断面図である。
【図3】 図2に示す工程の次の工程を示す図で、その
(イ)はスライド金型が第2位置にあり、スライド金型
を開いて複合成形品を取り出している工程を示す断面
図、その(ロ)は第2位置で1次成形品と複合成形品と
を成形した工程を示す断面図、その(ハ)はスライド金
型が第1位置にあり開いた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 固定金型 2 1次成形用の中央凹部 3 2次成形用の第1の凹部 4 2次成形用の第1の凹部 10 第1の射出ノズル 11 第2の射出ノズル 20 ランナ切換装置 30 スライド金型 31 1次成形用の第1の凹部 32 1次成形用の第2の凹部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スライド金型(30)を固定金型(1)
    に対して第1位置へスライドさせて、固定金型(1)の
    略中央に位置する1次成形用の中央凹部(2)とスライ
    ド金型(30)の一方の第2の凹部(32)とにより形
    成される1次成形用のキャビテイに第1の樹脂材料を射
    出して1次成形品(J1)を成形すると共に、前記中央
    凹部(2)の一方の隣に位置する2次成形用の第1の凹
    部(3)と前記スライド金型(30)の他方の第2の凹
    部(31)に保持されている、先に成形した1次成形品
    (J1’)とで形成される2次成形用のキャビテイに第
    1樹脂材料と異なる第2の樹脂材料を射出して、先に成
    形した1次成形品(J1’)と一体化した複合成形品
    (J)を成形する第1工程と、 前記第1工程により成形した複合成形品(J)を取り出
    す第2工程と、 前記第1工程により成形した1次成形品(J1)を保持
    した状態で前記スライド金型(30)を前記固定金型
    (1)に対して第2位置へスライドさせて、前記固定金
    型(1)の略中央に位置するの中央凹部(2)と前記ス
    ライド金型(30)の他方の第1の凹部(31)とによ
    り形成される1次成形用のキャビテイに第1の樹脂材料
    を射出して1次成形品(J1)を成形すると共に、前記
    中央凹部(2)の他方の隣に位置する2次成形用の第2
    の凹部(6)と前記スライド金型(30)の一方の第1
    の凹部(32)に保持されている、第1工程で成形した
    1次成形品(J1)とで形成される2次成形用のキャビ
    テイに第1樹脂材料と異なる第2の樹脂材料を射出し
    て、1次成形品(J1)と一体化した複合成形品(J)
    を成形する第3工程と、 前記第3工程により成形した複合成形品(J)を取り出
    す第4工程と、 前記第3工程により成形した1次成形品(J1)を保持
    した状態で前記スライド金型(30)を前記固定金型
    (1)に対して第1位置へスライドさせて、前記第1工
    程と同様にした成形する工程とを、繰り返しながら成形
    することを特徴とする複合成形品の射出成形方法。
  2. 【請求項2】 固定金型(1)と、この固定金型(1)
    に対して第1位置と第2位置とを採るようにスライド的
    に駆動されるスライド金型(30)とからなり、 前記固定金型(1)には、その略中央部に1次成形用の
    中央凹部(2)が、そしてその両隣に2次成形用の第
    1、2の凹部(3、4)が設けられ、これらの第1、2
    の凹部(3、4)に開口している第1、2のランナ(1
    5、16)は、ランナ切換装置(20)により切り換え
    られるようになっていると共に、 前記スライド金型(30)には、1次成形用の第1、2
    の凹部(31、32)が設けられ、 前記スライド金型(30)を第1位置にスライドさせる
    と、前記固定金型(1)の1次成形用の中央凹部(2)
    と2次成形用の第1の凹部(3)は、前記スライド金型
    (30)の1次成形用の第2の凹部(32)と第1凹部
    (31)とにそれぞれ整合し、 前記スライド金型(30)を第2位置にスライドさせる
    と、前記固定金型(1)の1次成形用の中央凹部(2)
    と2次成形用の第2の凹部(4)は、前記スライド金型
    (30)の1次成形用の第1の凹部(31)と第2凹部
    (32)とにそれぞれ整合することを特徴とする複合成
    形品の成形用金型。
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