JP2003112331A - 射出成形機 - Google Patents
射出成形機Info
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Abstract
図ることができる射出成形機を提供する。 【解決手段】樹脂を溶融して射出する射出機構部2と、
金型が取付けられる型締め機構部とを有する射出成形機
において、型締め機構部が、固定側プラテン12と、金
型の固定側型板19を取付ける固定側型板ホルダー13
と、金型の可動側型板20を取付ける可動側プラテンと
しての可動側型板ホルダー14とを備える。
Description
るもので、特に、カセット型構成の金型を用いる射出成
形機に関するものである。
ー射出方式タイプの構造を図11に示す。基本的な構成
は型締め機構部と射出機構部の組み合わせであり、射出
部がインラインスクリュータイプやプリプランジャータ
イプの物もある。また型締め部も図11に示す直圧方式
の他にトグル方式などもある。
体を立てた竪型方式もある。
プラテンを回転させる機構を設けたロータリーテーブル
方式では、成形後テーブルを回転させることにより、成
形品の取り出し及びインサート品の挿入等の作業性を向
上させることができる。
の成形中に空いているもう一方の可動側金型で作業が行
えるようにし、成形作業効率を上げることも可能であ
る。
構を設けたものもある。
構成を示している。図13は3プレート金型が開いた状
態を示す図である。
部は射出ユニット移動用シリンダー46により型締めユ
ニット方向に移動させられ、ノズル52は射出時の樹脂
漏れが無い圧力で金型スプールブッシュ68に押付けら
れる。樹脂材料はホッパー1に入れられ射出シリンダー
50に送り込まれる、射出シリンダー50の部分はバン
ドヒーター51により樹脂材料に適した温度に加熱され
ている。樹脂材料は射出用油圧シリンダー45が作動す
ることにより連結されたプランジャー48がノズル方向
に前進し、樹脂材料はトービート49の部分で溶融さ
れ、さらにノズル部52を介し、スプールブッシュ68
内に射出される。金型は成形機固定側プラテン54に固
定側取付け板58がボルトなどで固定され、可動側プラ
テン55には可動側取付け板62がボルトなどで固定さ
れる。可動側プラテン55は型締め用油圧シリンダー5
6に連結され、シリンダ−56の前後進でタイバー57
にガイドされた可動側プラテン55が移動することによ
り金型が開閉される。射出時は型締め用油圧シリンダー
56により金型が開かれない所定の力で締め付けられ
る。射出冷却後金型は開かれ成形品66はエジェクター
ピン65により金型外に排出される。なお、図におい
て、53はバンドヒーター、60は可動側型板、61は
受板、63はスペーサブロックである。
る。この3プレート金型は、成形機固定側プラテン54
にあけられた位置決め用穴と嵌合するロケートリング6
9、固定側プラテンに金型を取付けるための固定側取付
け板58、可動側プラテン55に金型を取付けるための
可動側取付け板62、成形機ノズル52が押付けられ樹
脂の流路が形成されているスプールブッシュ68を備
え、ノズル52から射出された溶融樹脂はスプールブッ
シュ68に形成された1次スプール67aから固定側型
板59に形成されたランナー67bさらに2次スプール
67cからゲート部を通過しキャビティ66に注入され
る。ランナー67bにはゲート部切断時スプールランナ
ーをストリッパープレート71面に保持するためにラン
ナーロックピン70が設けられている。なお、図におい
て、59は固定側型板、64はエジェクタープレートで
ある。
示している。バネ72の働きによりランナー67bの部
分のパーテイング面が最初に開かれ、その際ゲート部
(2次スプール67cの先端部分)が切断される。つぎ
に成形品66aが成形されたパーティング面が開かれ、
最後にストリッパープレート71が開かれランナーロッ
クピン70がランナー67bから抜け、取出し可能とな
る。
力数トンの超小型機も、型締め力数千トンの超大型機も
基本的には同じ構成で出来ている。射出ユニットを前後
進させ金型のスプールブッシュ68にタッチさせるため
の機構が必要であり当然ながら、前後進のスペースも必
要となる。また移動するための配管配線も複雑である。
また、ノズル52とスプールブッシュ68の位置合わせ
機構も必要になる。
に入り込んでくるため、また金型の位置合わせのための
ロケートリング69を入れるために、穴が必要で、固定
側プラテン54に大きな穴を空ける必要が有り、固定側
プラテン54の剛性を大きく低下させる原因となってい
た。
タリーテーブル方式の竪型方式では、型締め機構以外に
テーブルを回転させる機構が必要となるため、機構が複
雑で装置も大きくなってしまう。
のロケートリング69を成形機の固定側プラテン54に
あけられた穴に嵌合させ、金型の固定側取付け板58を
成形機の固定側プラテン54にボルトなどで固定する方
法が多く用いられている。同様に可動側も金型の可動側
取付け板62を成形機の可動側プラテン55にボルト等
で固定する。この時、金型の厚み、型開き量、エジェク
ター量など成形機の設定を調整する必要がある。またボ
ルト固定には時間がかかり、段取時間の削減が難しかっ
た。
ット型も用いられているが、一般的な成形機のプラテン
にカセット型を固定するためのホルダーを取付ける方式
であり、成形機タイバーの内側に金型ホルダを取付ける
必要があり、成形機の大きさに比較して小さなカセット
型しか取付けられない問題があり、また、金型ホルダー
も高価であった。
7のロック機構が必要であり金型構造を複雑にしストリ
ッパープレート71、ランナーロックピン70、かんざ
しなどの部品が必要である。そのため、金型が高価にな
りかつサイズも大きくなるという問題がある。
て扱われ、構造的に様々な無駄がある。また成形機の大
きさに関係なく同じ構造であり、成形機の大きさに合わ
せた構造的な工夫が無い。
されたものであり、その目的は、無駄な機構を削減し、
小型化とローコスト化を図ることができる射出成形機を
提供することである。
目的を達成するために、本発明に係わる射出成形機は、
樹脂を溶融して射出する射出機構部と、金型が取付けら
れる型締め機構部とを有する射出成形機において、前記
型締め機構部が、固定側プラテンと、金型の固定側型板
を取付ける固定側型板ホルダーと、金型の可動側型板を
取付ける可動側プラテンとしての可動側型板ホルダーと
を備えることを特徴としている。
て、前記射出機構部は射出シリンダーを有し、該射出シ
リンダーが前記固定側プラテンに接続される2体のブロ
ックに支えられたジャケットに断熱板を挟んで取付けら
れるとともに、射出シリンダー先端には、金型のスプー
ル部に接し溶融樹脂を流し込むためのノズルが取り付け
られ、該ノズルの先端部が固定側プラテンに設けられた
穴と嵌合し、位置が決められた状態で、前記射出シリン
ダーが前記固定側プラテンに対して移動できない形で取
付けられていることを特徴としている。
て、前記型締め機構部に取付けられる金型は、固定側金
型と可動側金型とを備え、前記固定側金型は固定側型板
を有し、前記可動側金型は可動側型板と受板とエジェク
ター部材とを有し、前記可動側型板ホルダーが型締め用
油圧シリンダーに連結され、前記金型が開閉されること
を特徴としている。
て、前記射出シリンダーのノズルを前記固定側プラテン
内に組込む形状とし、かつ前記ノズルの先端部の形状を
平らな面として、前記固定側プラテンの前記金型と接す
る面からの前記ノズルの先端部の突出量を、成形状態で
−0.3mm〜0.3mm程度の範囲内に調整できるよ
うにしたことを特徴としている。
て、前記金型のランナー部分をロックするためのランナ
ーロック取出しバーを有し、該ランナーロック取り出し
バーに、型開き時において、ランナー部分の保持とゲー
ト部分の切断の両方の機能を持つ構造を設け、射出時に
おいて、射出圧力で動かない構造とし、かつ前記金型に
対して出入り可能にする構造を、前記ランナーロック取
出しバーと前記型締め機構部とに設けたことを特徴とし
ている。
て、前記固定側型板を保持する構造を前記固定側型板ホ
ルダーに設けたことを特徴としている。
て、前記金型の型開き時に、前記固定側型板ホルダーと
前記固定側プラテンの間が先に開くように、前記固定側
型板ホルダーと前記可動側プラテンをロックするための
ロック機構を有することを特徴としている。
て、前記金型の型開き開始時に、前記固定側型板ホルダ
ーと前記固定側プラテンの間を先に開くように、前記固
定側型板ホルダーと前記可動側型板ホルダーと前記可動
側プラテンの間にばねを組み込んだことを特徴としてい
る。
て、前記固定側型板ホルダーの開き量を、前記可動側プ
ラテンから立てたボルトを前記固定側型板ホルダーと連
結させて調節することを特徴としている。
て、成形品を突き出すエジェクター動作を型開きと同時
に行うようにしたことを特徴としている。
ついて説明する。
ンに対して射出機構部を断熱性を考慮して、移動を必要
としない形で固定保持させた。このとき、射出シリンダ
ー先端に金型スプールに接し溶融樹脂を押しこむノズル
が取付けられ、ノズル部先端を固定側プラテンにあけら
れた穴に嵌合させることによりノズル位置精度を出し
た。同時にノズル先端面を平面状にし、且つノズル先端
部の出っ張り量を厳密に調整し、金型に設けられたスプ
ール部の入口部と平面状にタッチさせるようにした。こ
のとき、金型は型締め力により固定側プラテンに押付け
られるため射出時に樹脂が漏れることはない。
続される2体のブロックとそのブロックに支えられたジ
ャケットに断熱板を挟んで取付け、前記射出シリンダの
先端に接続されるノズル部も固定側プラテンの穴に最小
接触面積で嵌合させ、それによって射出シリンダが移動
できない形で取付けられていることにより、射出シリン
ダー部からの固定側プラテン部への熱伝達を最小限に抑
えた。
むことにより金型構造をシンプルなカセット型にした。
また、固定側型板を保持する機構を成形機側に設けたこ
とにより固定側の取付け板を廃止でき、同時にピンポイ
ントゲートなどのゲート方式に対応するために固定側プ
ラテンと固定側型板を保持するプレートの間にバネ等を
設け、型開き時において先に開かせるようにした。また
開き量を規制するためのストップボルトを組み込んだ。
またピンポイントゲートなどに対応するため、ランナー
ロック取出しバーを、型開き時において、ランナー保持
とゲート切断の両方の機能を持つ構造とするとともに、
射出時において、射出圧力で動かない構造とし、ランナ
ーロック取出しバー及び前記型締め機構部に、空圧シリ
ンダー等を使用し金型に出入り可能にする構造とした。
これにより、金型のストリッパープレートを廃止でき、
またランナーロックピンもなくすことができた。
型の可動側型板を保持する形状を設け、金型受板部を受
ける形状を設けることにより型締め力を金型部に加える
構造とした。
きと同時に行えるような構造にした。
に説明する。
形機のプランジャー射出方式に適用した第1の実施形態
の成形機を正面から見た図である。
開いた状態を示す正面図である。
え、ジャケット6を介して射出シリンダー7に材料を供
給するためのものである。射出シリンダー7は、固定側
プラテン12に接続される2体のブロック10に支えら
れたジャケット6に断熱板11を挟んで取付けられるこ
とで、移動できない形で固定されている。射出シリンダ
ー7の周囲にはヒータバンド8が巻き付けられ、使用す
る樹脂材料にあわせて所定の温度に制御される。射出用
油圧シリンダー2は固定側プラテン12から立てられた
ブロック10と、ジャケット6を介したポール5とで固
定されたシリンダ固定用プレート4に固定される。射出
プランジャー3は射出用油圧シリンダー2のロッドに連
結されている。
セット金型の固定側型板19を保持する固定側型板ホル
ダー13と、金型の可動側を保持する可動型ホルダー1
4と、金型を開閉する型締め力を出すための型締め側油
圧シリンダー17と、可動側ホルダー14と型締めシリ
ンダー17を連結するための型締め側シリンダー連結部
16と、固定側型板ホルダー13、可動側ホルダー14
の動きをガイドする4本のタイバー15とを備えて構成
され、全体を保持するアングル18上に固定される。
可動側型板、21はカセット型受板、22はカセット型
エジェクターピン、23はカセット型リターンピン、2
4はカセット型エジェクタープレートである。
バー28、ランナー分離板27、ランナーロック取り出
し用空圧シリンダー26、ランナーロックユニット固定
プレート25が示されている。図3では固定側型板ホル
ダー13、先開きバネ29、固定側型板ホルダーストッ
パーボルト30、成形品31が示されている。
り、ピンポイントゲート方式の例を示している。
た射出シリンダー7内に供給された樹脂材料は、射出プ
ランジャー3がノズル方向に前進することによりトービ
ート33の部分で溶融され、固定側プラテン12の金型
接触面側に設けられた穴に最小限の接触面積で嵌合され
たノズル35の部分へ送られ、ノズルニードル弁37が
開いた状態で金型固定側プレート19に設けられたラン
ナー部38に注入される。
スプール38aを通過しゲート部を通り成形品31を成
形する。ランナー部38は金型固定側型板19に設けら
れたランナー形状と、図2、図4、図9、及び図10で
示されるランナーロック取出しバー28に設けられた形
状38bで構成され、ランナーのテーパー形状部38a
がランナーロック取り出しバー28に形成される。そし
て、図5で示される金型開き時ランナーを保持しゲート
を切断する。ランナーロック取出しバー28には型締め
時、金型との位置を決めるための形状を設けることによ
り問題なく型の開閉ができる。同時に射出圧によりラン
ナーロック取出しバー28が動かない様に位置決めピン
やブロック等で固定する。
は固定側先開き用バネ29の働きにより成形品31のあ
るパーテイング面よりも先に開かれる。その開き量は固
定側型板ホルダーストッパーボルト30により決められ
る。固定側型板ホルダー13と可動側型板ホルダー14
にパーテイングロック機構を設け先開き用バネ29の代
わりをさせても良い。
リンダー7のノズル35が固定側プラテン12内に組込
まれる。ノズル35の先端部の形状は平らな面に形成さ
れており、固定側プラテン12の金型と接する面に対す
る出っ張り状態が、成形できる状態で略−0.3mm〜
略0.3mmの範囲内であることが望ましい。
ランナーロック取り出し用空圧シリンダー26の作動に
より金型の外に移動し、この時ランナー38はランナー
分離板27によりランナーロック取出しバー28から分
離される。分離後ランナーロック取出しバー28は金型
内に戻される。
でのダイレクトゲートで使用した時の実施形態を示す図
である。本実施形態において、射出成形機の基本的な構
成、動作は第1の実施形態におけるものと実質的にほぼ
同一である。
どの時にはランナーロック取出し機構は使用しない。従
ってノズル35から直接、固定側型板19に設けられた
スプール43に溶融樹脂が射出される。スプール43を
通過した樹脂は成形品42を成形する。冷却終了後金型
は開かれ、成形品42は取出しロボット、人手などによ
り取り除かれる。型開き時、図8ではピンポイントゲー
トなどと同様に固定側型板ホルダー13が開いている
が、固定側型板ホルダー13を固定側プラテン12に開
かない様に固定しても構わない。
式を採用した竪型成形機の例で説明したが、射出方式は
インラインスクリュー方式でもプリプランジャー方式で
も構わない。成形機本体は横形でも構わない。
出成形機は、樹脂を溶融射出する射出機構部と、金型が
取付けられる型締め機構部とを有する射出成形機におい
て、前記型締め機構部を、固定側プラテンと、金型の固
定側型板を取付ける固定側型板ホルダーと、金型の可動
側型板を取付ける可動プラテンとしての可動側型板ホル
ダーとによって構成するので、射出機構部を、固定側プ
ラテンにブロックとジャケットと断熱板とを介して取付
けることで、射出シリンダーが移動できない形で固定
し、射出シリンダーに連結したノズル先端部を固定側プ
ラテンの金型接触面にあけられた穴に最小限の接触面積
で嵌合させて、精密位置固定されて固定側プラテンへの
熱の伝熱を最小限に抑え、固定側プラテンとの一体化が
実現でき、射出機構部の移動のためのシリンダーやノズ
ル位置合わせ機構が必要なくなり、固定側プラテンに設
ける穴も最小限にでき、固定側プラテンの剛性低下を防
止することができ、コンパクトな金型構造の製作を可能
にした。
を有し、該射出シリンダーが前記固定側プラテンに接続
される2体のブロックとそのブロックに支えられたジャ
ケットに断熱板を挟んで取付けられる。この時、射出シ
リンダー先端に、金型スプール部に接し溶融樹脂を流し
込むためのノズルが取り付けられ、ノズル先端部が固定
側プラテンに設けられた穴と最小限の接触面積で嵌合
し、精密に位置が決められる。これにより、射出シリン
ダが移動できない形で取付けられているので、固定側プ
ラテンとノズル部との接触面積を最小限に抑えることが
できた。結果として固定側プラテンへの熱の伝熱を最小
限に抑えて、固定側プラテンとの一体化が実現でき、か
つ機械本体の剛性を向上させ、組立も容易になり、射出
機構移動のためのシリンダーやノズル位置合わせが必要
なくなった。
金型が、固定側金型と可動側金型とから構成され、前記
固定側金型が、固定側型板を有し、前記可動側金型が、
可動側型板と受板とエジェクター部材とを有し、前記可
動側型板ホルダーが型締め用油圧シリンダーに連結さ
れ、金型が開閉されるので、金型構造が簡略化されコン
パクトに構成することができると共に、金型の段取り時
間も大幅に短縮することができる。
記固定側プラテン内に組込み、且つノズル先端部の形状
を平らな面として前記固定側プラテンの金型と接する面
からの出っ張りを成形状態で略−0.3mm〜略0.3
mmの範囲内で調整できるようにしたので、金型構造が
簡略化され、同じ構成で2プレート方式のゲートにも対
応できるカセット型とすることができ、金型の段取り時
間も短縮することができる。
き時において、ランナー保持とゲート切断の両方の機能
を持つ構造を設け、射出時において、射出圧力で動かな
い構造とし、かつ金型への出入り可能にする構造を前記
ランナーロック取出しバー及び前記型締め機構部とに設
けたことにより、従来技術で使用していたランナースト
リッパープレート、ランナーロックピンを削除すること
を可能にした。結果として、金型構造が簡略化され、金
型段取り時間も大幅に短縮することができた。
る構造を前記固定側型板ホルダーに設けたことによっ
て、従来技術で使用していた金型の固定側取り付け板を
削除することを可能にした。結果として、金型構造が簡
略化され、同じ構成で2プレート方式のゲート方式にも
対応できるカセット金型とすることができるし、金型の
段取り時間も大幅に短縮することができた。
ト部を切断するために、固定側型板ホルダーと固定側プ
ラテンの間を先に開くように固定側型板ホルダーと稼動
側プラテンのパーティングロック機構を有するので、金
型構造が簡略化され、同じ構成で2プレート方式のゲー
ト方式にも対応できるカセット型とすることができる
し、金型の段取り時間も大幅に短縮することができる。
ト部を切断するために、固定側型板ホルダーと固定側プ
ラテンの間を先に開くように固定側型板ホルダーと稼動
側プラテンの間にばねを組込んで、ばねの復元力を用い
るようにするので、金型構造が簡略化され、金型の段取
り時間も大幅に短縮することができる。
動側プラテンから立てたボルトを固定側型板ホルダーと
連結させることにより行うので、金型が簡略化され、金
型の段取り時間も大幅に短縮することができる。
を型開きと同時に行うようにしたので、金型構造が簡略
化され、金型の段取り時間も大幅に短縮することができ
る。
無駄な機構を削減し、小型化とローコスト化を図ること
ができる射出成形機を提供することが可能となる。
適用した第1の実施形態の成形機を正面から見た図であ
る。
が開いた状態を示す断面図である。
す図である。
る。
る。
る。
である。
図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 樹脂を溶融して射出する射出機構部と、
金型が取付けられる型締め機構部とを有する射出成形機
において、 前記型締め機構部が、固定側プラテンと、金型の固定側
型板を取付ける固定側型板ホルダーと、金型の可動側型
板を取付ける可動側プラテンとしての可動側型板ホルダ
ーとを備えることを特徴とする射出成形機。 - 【請求項2】 前記射出機構部は射出シリンダーを有
し、該射出シリンダーが前記固定側プラテンに接続され
る2体のブロックに支えられたジャケットに断熱板を挟
んで取付けられるとともに、射出シリンダー先端には、
金型のスプール部に接し溶融樹脂を流し込むためのノズ
ルが取り付けられ、該ノズルの先端部が固定側プラテン
に設けられた穴と嵌合し、位置が決められた状態で、前
記射出シリンダーが前記固定側プラテンに対して移動で
きない形で取付けられていることを特徴とする請求項1
に記載の射出成形機。 - 【請求項3】 前記型締め機構部に取付けられる金型
は、固定側金型と可動側金型とを備え、前記固定側金型
は固定側型板を有し、前記可動側金型は可動側型板と受
板とエジェクター部材とを有し、前記可動側型板ホルダ
ーが型締め用油圧シリンダーに連結され、前記金型が開
閉されることを特徴とする請求項1に記載の射出成形
機。 - 【請求項4】 前記射出シリンダーのノズルを前記固定
側プラテン内に組込む形状とし、かつ前記ノズルの先端
部の形状を平らな面として、前記固定側プラテンの前記
金型と接する面からの前記ノズルの先端部の突出量を、
成形状態で−0.3mm〜0.3mm程度の範囲内に調
整できるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の
射出成形機。 - 【請求項5】 前記金型のランナー部分をロックするた
めのランナーロック取出しバーを有し、該ランナーロッ
ク取り出しバーに、型開き時において、ランナー部分の
保持とゲート部分の切断の両方の機能を持つ構造を設
け、射出時において、射出圧力で動かない構造とし、か
つ前記金型に対して出入り可能にする構造を、前記ラン
ナーロック取出しバーと前記型締め機構部とに設けたこ
とを特徴とする請求項1に記載の射出成形機。 - 【請求項6】 前記固定側型板を保持する構造を前記固
定側型板ホルダーに設けたことを特徴とする請求項1に
記載の射出成形機。 - 【請求項7】 前記金型の型開き時に、前記固定側型板
ホルダーと前記固定側プラテンの間が先に開くように、
前記固定側型板ホルダーと前記可動側プラテンをロック
するためのロック機構を有することを特徴とする請求項
1に記載の射出成形機。 - 【請求項8】 前記金型の型開き開始時に、前記固定側
型板ホルダーと前記固定側プラテンの間を先に開くよう
に、前記固定側型板ホルダーと前記可動側型板ホルダー
と前記可動側プラテンの間にばねを組み込んだことを特
徴とする請求項1に記載の射出成形機。 - 【請求項9】 前記固定側型板ホルダーの開き量を、前
記可動側プラテンから立てたボルトを前記固定側型板ホ
ルダーと連結させて調節することを特徴とする請求項8
記載の射出成形機。 - 【請求項10】 成形品を突き出すエジェクター動作を
型開きと同時に行うようにしたことを特徴とする請求項
1に記載の射出成形機。
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