JP3086191B2 - ピボテッドバケットコンベヤのこぼれ回収装置 - Google Patents

ピボテッドバケットコンベヤのこぼれ回収装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はピボテッドバケット
コンベヤのバケットへの撒物投入時にバケット下方へこ
ぼれ落ちた撒物を回収する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、穀粒等の撒物を搬送する場合、例
えば実公昭62−43933号公報に記載されているよ
うな、多数のバケットがチェーンに揺動自在に支持され
ているピボテッドバケットコンベヤが用いられている。
【0003】これは、図5に示すように、左右に並行し
て循環駆動される一対のチェーンA1間に多数のバケッ
トA2が揺動自在に支持されており、これらのバケット
A2が水平搬送路途中の投入位置F上方に設置された供
給ホッパA3の排出口A4からバケットA2に向けて撒
物が投入され、排出位置RでバケットA2が反転されて
撒物が前記バケットA2から排出されるように構成され
ている。このようなピボテッドバケットコンベヤは、隣
り合うバケットA2間に一般に隙間が設けられている。
【0004】そのため、前記排出口A4には、バケット
A2がその直下に移動してきたときのみ排出口A4を開
放する遮断板A5が開閉自在に設けられており、排出口
A4が隣り合うバケットA2どうしの隙間に対向してい
る位置では、前記遮蔽板A5が排出口A4を閉鎖して撒
物が前記隙間から下方にこぼれ落ちないようにしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなピボテッドバケットコンベヤでは、供給ホッパの排
出口の下を連続的に走行するバケットへの撒物の投入タ
イミングを、遮断板の開閉動作だけで制御してバケット
下方への撒物のこぼれ落ちを防ぐことは非常に困難であ
った。
【0006】また、隣り合うバケットが互いにラップし
ているバケットコンベヤにおいても、撒物投入時の衝撃
によるバケットの揺動によって、バケット間のラップ部
に隙間ができ、そこから撒物のこぼれ落ちが発生してい
た。
【0007】このこぼれた撒物がバケットの搬送路の下
部に落下して堆積すると、バケットの移動が妨げられて
チェーンやその駆動機構等に故障を生じる原因となるた
め、搬送路の下部に落下した撒物の清掃等を頻繁に行う
必要があった。
【0008】そこで、本発明は前記問題を解決し、バケ
ットへの撒物の投入時に隣り合うバケットどうしの隙間
からこぼれ落ちる撒物を回収して戻り側のバケット内へ
戻すようにしたピボテッドバケットコンベヤのこぼれ回
収装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的のため、本発明
のピボテッドバケットコンベヤのこぼれ回収装置は、ピ
ボテッドバケットコンベヤの往き側搬送路の水平部分に
設けられた撒物供給部を移動するバケットの下方へこぼ
れ落ちる撒物を受ける回収ホッパと、前記回収ホッパ下
部に連続して設けられ、前記往き側搬送路の水平部分の
下方に設けられた戻り側搬送路の水平部分を移動するバ
ケットへ前記撒物を誘導する回収シュートと、前記回収
シュート下端の開口部の前記戻り側搬送路の水平部分の
バケット移動方向に対する後部側に前記移動方向と直交
する水平軸線回りに後端部が回動自在に軸支され、バケ
ットの開口縁部左右内側の対向間隔よりも幅の狭いトレ
イ状に形成されて、下方を移動するバケットの開口縁部
に下面が係合して略水平姿勢に保持されたときに、回収
シュートを流下してきた撒物を上面で受け止め、バケッ
トの移動に伴って前記下面とバケットの開口縁部との係
合が外れると自重で前端部がバケット内へ揺動して前記
上面に沿って撒物をバケット内へ流下させるシャッタポ
ットとを備えている。
【0010】
【作用】撒物供給部でバケット内に撒物が投入される際
に、隣り合うバケットどうしの隙間から下方へこぼれ落
ちた撒物は、回収用ホッパに受け止められて集められ、
その下部に連続して設けられている回収シュートを流下
する。
【0011】前記回収シュートの下端開口部の下面に設
置されたシャッタポットの下面が下方を移動するバケッ
トの開口縁部と係合して略水平姿勢に保持されている状
態では、回収シュートの内部を流下してきた撒物は、シ
ャッタポットの上面に受け止められ、ここに一旦滞留さ
れる。
【0012】その後、バケットの前進移動によって、シ
ャッタポットの下面とバケットの開口縁部との係合が外
れると、シャッタポットは自重で前端部がバケット内へ
揺動するため、シャッタポット上面に滞留された撒物
は、前記上面に沿って戻り側バケット内に流下される。
【0013】そして、さらにバケットが前進すると、そ
の開口縁部の後側が前端部が下傾しているシャッタポッ
トの下面に係合して押し上げていき、回収シュートの内
部を流下してきた撒物は、再び略水平姿勢となったシャ
ッタポットの上面に受け止められ、バケットへの撒物の
流入は遮断される。
【0014】さらなるバケットの前進によって、先行す
るバケットの開口縁部の後側から後続のバケットの開口
縁部の前側へシャッタポット下面に係合する部分が移動
し、やがて後続のバケットの傾向縁部の前側とシャッタ
ポット下面との係合が外れると、シャッタポットの前端
部は再び後続のバケット内へ揺動して撒物を後続のバケ
ット内へ流下させる。
【0015】前述したシャッタポットの動作がバケット
の移動に合わせて繰り返され、撒物供給部で撒物を投入
する際にバケットからこぼれ落ちた撒物は、戻り側搬送
路の水平部分を移動するバケットへ順次回収される。
【0016】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明を詳細に説明す
る。図1は、本発明のピボテッドバケットコンベヤのこ
ぼれ回収装置の一実施例を示す側面図であって、本発明
のこぼれ回収装置1は、回収ホッパ2とその下部に連続
して設けられた回収シュート3と前記回収シュート3下
端に上下方向に揺動自在に軸支されているシャッタポッ
ト4とを2組用いて構成されており、ピボテッドバケッ
トコンベヤ5の上下に並行した往き側搬送路Aの水平部
分と戻り側搬送路Bの水平部分との間に配置されてい
る。
【0017】前記ピボテッドバケットコンベヤ5は、図
2に示すように、機枠を兼ねた防塵カバー6の左右両側
の内壁面にそれぞれ一対のガイドレール7が取り付けら
れている。
【0018】これらのガイドレール7は図示しない駆動
装置によって循環駆動される一対の無端状のチェーン8
をそれぞれ走行自在に支持していて、これらのチェーン
8間には等間隔でバケット9の上部両側中央がピボット
部10で揺動自在に支持されており、通常はバケット9
の重心位置が前記連結部よりも下方にあることでその開
口縁部が上向きになった姿勢が維持されている。
【0019】これらのバケット9はチェーン8の移動と
ともに一方向に連続的に駆動され、その往き側搬送路A
の水平部分の途中に設けられた撒物供給部11において
撒物が投入された後、その下流側に設けられている図示
しない撒物排出部まで移動すると、ここでバケット9が
反転されて搬送してきた撒物が排出され、空になったバ
ケット9は戻り側搬送路Bを経て再び往き側搬送路Aへ
循環するように構成されている。
【0020】前記撒物供給部11には往き側搬送路Aを
移動するバケット9内へ撒物を投入するための撒物投入
シュート12が設置されている。前記撒物投入シュート
12内には撒物の投入量を調整する流量調整ダンパー1
3が設けられていて、搬送する撒物に応じた最適な投入
量が得られるように撒物投入シュート12の外部側面か
ら前記流量調整ダンパー13の開度を調整操作できるよ
うになっている。
【0021】また撒物投入シュート12下端の開口周囲
は、撒物の飛散を防止するためのスカート部14で包囲
されており、前記スカート部14の往き側搬送路Aの搬
送方向に対して後端となる側には上方に反り返った板状
の投入側シャッタポット15の後端が回動自在に軸支さ
れている。
【0022】前記投入側シャッタポット15は回収シュ
ート3下端に設けられているシャッタポット4と基本的
動作は同じであり、投入シュート12下端開口の下方を
前後のバケット9の隙間が通過するときは、前記投入シ
ュート12を流下してくる撒物をその上面15Aに一時
的に受け止め、バケット9が前記開口の真下に移動した
ときに下方へ揺動して前記バケット9内に撒物を流下さ
せるように、バケット9の移動に伴って上下に揺動す
る。
【0023】撒物供給部11の下流側に近接した位置に
は、前記投入側シャッタポット15前端が上向きに揺動
する際に、前方へはじき飛ばした撒物を受け止めて、下
方を通過するバケット9内へ落とすためのブラシ16が
設けられている。
【0024】往き側搬送路Aを移動するバケット9へ投
入された撒物が、図示していない撒物排出部まで搬送さ
れると、ここでバケット9の両側に固定されている傾転
レバー17が前記撒物排出部に設置されている傾転カム
に当接して、バケット9をその移動とともに傾転させ、
搬送してきた撒物を排出する。撒物排出部で空になった
バケット9は、戻り側搬送路Bを通って再び往き側搬送
路Aの撒物供給部11へ循環移動する。
【0025】一方、こぼれ回収装置1に設けられている
2つの回収ホッパ2の上端開口部はそれぞれ、往き側搬
送路Aの水平部分を通過するバケット9の底面に接近し
て対向するように前後に隣り合って配置され、撒物投入
シュート12から撒物供給部11を通過するバケット9
へ撒物が供給される際に、バケット9の下方にこぼれ落
ちる撒物と、撒物供給部11の下流側に隣接して設けら
れているブラシ16ではじき飛ばしを防げなかった一部
の撒物とを受けとめることができるようになっている。
【0026】また、回収ホッパ2の下方に連設されてい
る回収シュート3は、回収ホッパ2内を流下してくる撒
物を戻り側搬送路Bを移動するバケット9へ誘導するた
めに設けられている。
【0027】図3に示すように、回収シュート3はその
上端開口部3Aが複数のボルト18で回収ホッパ2の下
部に吊下支持されており、ホッパ2の下端開口部と回収
シュート3の上端開口部3Aとの間に形成されている隙
間Sから外部の空気を流入させてその空気流により撒物
の流下を促進するようにしている。
【0028】また、回収シュート3内部に形成されてい
る撒物流下面3Bは、下端開口部3C側が戻り側搬送路
Bのバケット9の移動方向後方に向くように斜め下方に
傾斜している。
【0029】回収シュート3の下端開口部3Cの後部外
側左右位置には、軸受孔19Aがそれぞれ形成されてい
る一対の軸受ブラケット19が固定されており、これら
の軸受孔19A間にシャッタポット4の後端部に固定さ
れた支軸20が回動自在に支持されている。
【0030】前記シャッタポット4は、平坦な底部4A
の左右両側に垂直壁4Bが設けられたトレイ状に形成さ
れ、底部4Aの後方は上方へ湾曲して支軸20と連結さ
れている。
【0031】そして、戻り側搬送路Bを通過するバケッ
ト9の開口縁部前側9Aがシャッタポット4の底部4A
下面を通過するときは、シャッタポット4はその前端4
Cがバケット9の移動方向前方を向いて略水平になり、
回収シュート3の下端開口部3Cの左右両側と後側の部
分がシャッタポット4の両側の垂直壁4Bと底部4A後
方の湾曲部分によって覆われ、前記下端開口部3Cがほ
ぼ遮蔽されるようになっている。このとき、回収シュー
ト3の撒物流下面3Bを滑り落ちてきた撒物は、一時的
にシャッタポット4の底部4A上面に滞留されて保持さ
れる。
【0032】また、前記シャッタポット4の幅は、バケ
ット9の左右両側の内壁面9C間の間隔よりも少なく、
下方を通過するバケット9の内部に侵入可能に形成され
ている。そのため、シャッタポット4の前端4Cから前
進するバケット9の開口縁部前側9Aが外れると、前記
シャッタポット4はその自重(底部4A上面に滞留され
ている撒物の重量を含む)によってバケット9内に支軸
20を中心に揺動して落ち込み、前傾したシャッタポッ
ト4に保持されていた撒物がバケット9内に移動する。
【0033】この際、回収シュート3上方から撒物流下
面3Bを後方斜め下方に流下してくる撒物は、前傾した
シャッタポット4の底部上面で一度受け止められた後、
バケット9内に誘導されるため、バケット9の外側に飛
散することが防止される。
【0034】そして、バケット9がさらに前進すると、
その開口縁部後側9Bがシャッタポット4の底部4B下
面を押し上げ、再び回収シュート3の下端開口部3Cを
遮蔽し、バケット9どうしの隙間からの撒物のこぼれ落
ちが防止される。
【0035】次に、図4は本発明のピボテッドバケット
コンベヤのこぼれ回収装置の別の実施例を示す要部側面
図であって、同図に示す実施例は、シャッタポット4’
の自重によってその前端4’Cを下傾させる向きに作用
する支軸20’回りの揺動モーメントをシャッタポット
4’が固定されている支軸20’にウエイト支持桿21
を介してウエイト22を取り付けている。また、他の部
分の構成においては前述した実施例と同様に構成されて
いる。
【0036】本実施例では、ウエイト21の重量によっ
て前記揺動モーメントが小さくなり、バケット9内にシ
ャッタポット4’が落ち込む際に、シャッタポット4’
の揺動運動が緩やかになるため、シャッタポット4’の
前端4’Cとバケット9内面との衝突によって発生する
騒音を低減することができるとともに、バケット9内へ
シャッタポット4’へ落ち込む衝撃で撒物がバケット外
部に飛散することも防止できる。
【0037】なお、本実施例では、ウエイト22はウエ
イト支持桿21の外周面に形成されているネジに螺合さ
れていて、ウエイト支持桿21の軸方向にウエイト22
位置調整が可能になっており、シャッタポット4’が受
け入れる撒物の量や、バケット9の移動速度に応じて、
シャッタポット4’が最適な状態でバケット9の動きに
追従できるようにしている。
【0038】前述したそれぞれの実施例においては、シ
ャッタポットの底部両側に垂直壁を形成し、シャッタポ
ットの両側方から撒物が落下することを防止するととも
に、回収シュート下端開口部を遮蔽できるように構成し
ているが、シャッタポット上へ流下してくる撒物の量が
少量である場合には、シャッタポットは回収シュート下
端開口部の下を隣接するバケットどうしの隙間が通過す
る間、シャッタポット上に撒物を一時的に滞留しておく
機能があれば十分であり、その場合には、これらの垂直
壁を省略してもよい。
【0039】また、前述した各実施例では、回収ホッパ
と回収シュートとを別体に形成したものをボルトで連結
して用いているが、回収ホッパの下部に回収シュートを
一体に形成してもよい。
【0040】また、回収シュートの撒物流下面を下端開
口部に向けて後方斜め下方に傾斜させているが、取り扱
う撒物の跳ね返りが少ないものでは、必ずしも後方斜め
下方に傾斜させる必要はない。
【0041】さらに、前述した各実施例では、往き側搬
送路の撒物供給部の前後の広範囲の部分でバケット下方
に落下する撒物を受け止められるようにするため、こぼ
れ回収装置を回収ホッパと回収シュートとシャッタポッ
トをバケットの移動方向に2組並べて構成しているが、
撒物の落下する範囲や量に応じて一組で構成してもよい
し、あるいは、3組以上で構成してもよい。
【0042】
【発明の効果】本発明のピボテッドバケットコンベヤの
こぼれ回収装置によれば、ピボテッドバケットコンベヤ
の往き側搬送路の水平部分に設けられた撒物供給部でバ
ケットへ上方から撒物を投入する際に、隣り合うバケッ
トどうしの隙間から下方へこぼれ落ちる撒物を回収ホッ
パで受けて回収シュートへ流下させ、回収シュート下端
に取り付けられたシャッタポットによって、回収シュー
ト下端に戻り側搬送路を移動するバケットどうしの隙間
が移動してきたときは、シャッタポットが回収シュート
を流下してくる撒物を一時的に受け止め、バケットが回
収シュートの真下に移動してきたときにシャッターポッ
トが自重で下方へ揺動して前記バケット内に撒物を流下
させるようにしているため、戻り側搬送路を移動するバ
ケットが上方の往き側搬送路側から落下した撒物を確実
に受け止めることができる。
【0043】その結果、バケットへ投入された撒物を無
駄なく排出部まで搬送することができるとともに、撒物
が戻り側搬送路の下部に落下して堆積することがないた
め、堆積物でバケットの移動が妨げられて、チェーンや
その駆動機構等に損傷を生じる恐れがなく、清掃等の保
守作業が容易になる。
【0044】しかも、シャッターポットは、バケットの
移動で上下に揺動される極めて簡単な構造であるため、
バケットの移動速度を変えても確実に追従動作させるこ
とができるとともに、シャッターポットを動作させる駆
動源やバケットの移動にタイミングを合わせるための高
価な制御機構等が不要であるため、保守が容易であると
ともに、製造コストを安くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のピボテッドバケットコンベヤのこぼ
れ回収装置の一実施例を示す側面図。
【図2】 本発明のピボテッドバケットコンベヤのこぼ
れ回収装置の一実施例を示す正面図。
【図3】 本発明のピボテッドバケットコンベヤのこぼ
れ回収装置の一実施例におけるシャッタポットの取り付
け構造を示す要部側面図。
【図4】 本発明のピボテッドバケットコンベヤのこぼ
れ回収装置の別の実施例を示す要部側面図。
【図5】 従来のピボテッドバケットコンベヤの一例を
示す図。
【符号の説明】
1 こぼれ回収装置 2 回
収ホッパ 3 回収シュート 3A 上
端開口部 3B 撒物流下面 3C 下
端開口部 4,4’ シャッタポット 4A 底
部 4B 垂直壁 4C,4’C 前端 5 ピボテッドバケットコンベヤ 6 防塵カバー 7 ガイドレール 8 チ
ェーン 9 バケット 9A 開
口縁部前側 9B 開口縁部後側 9C 内
壁面 10 ピボット部 11 撒
物供給部 12 撒物投入シュート 13 流
量調整ダンパー 14 スカート部 15 投
入側シャッタポット 15A 上面 16 ブ
ラシ 17 傾転レバー 18 ボ
ルト 19 軸受ブラケット 19A 軸
受孔 20,20’ 支軸 21 ウ
エイト支持桿 22 ウエイト A 往
き側搬送路 B 戻り側搬送路 S 隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 17/00 - 17/48

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピボテッドバケットコンベヤの往き側搬
    送路の水平部分に設けられた撒物供給部を移動するバケ
    ットの下方へこぼれ落ちる撒物を受ける回収ホッパと、 前記回収ホッパ下部に連続して設けられ、前記往き側搬
    送路の水平部分の下方に設けられた戻り側搬送路の水平
    部分を移動するバケットへ前記撒物を誘導する回収シュ
    ートと、 前記回収シュート下端の開口部の前記戻り側搬送路の水
    平部分のバケット移動方向に対する後部側に前記移動方
    向と直交する水平軸線回りに後端部が回動自在に軸支さ
    れ、バケットの開口縁部左右内側の対向間隔よりも幅の
    狭いトレイ状に形成されて、下方を移動するバケットの
    開口縁部に下面が係合して略水平姿勢に保持されたとき
    に、回収シュートを流下してきた撒物を上面で受け止
    め、バケットの移動に伴って前記下面とバケットの開口
    縁部との係合が外れると自重で前端部がバケット内へ揺
    動して前記上面に沿って撒物をバケット内へ流下させる
    シャッタポットとを備えたことを特徴とするピボテッド
    バケットコンベヤのこぼれ回収装置。
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