JP3085959B2 - アスベストの溶融処理法 - Google Patents
アスベストの溶融処理法Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、近年発ガン性物質として問題になっている
アスベストやアスベスト製品の溶融処理法に関する。
アスベストやアスベスト製品の溶融処理法に関する。
尚、アスベストとは、クリソタイル［Mg3Si8O5（OH）
４］、クロシドライト［Na2Fe5Si8O22（OH）２］、アモ
サイト［（FeMg）6Si8O22（OH）２］等の綿状鉱物の総
称である。
４］、クロシドライト［Na2Fe5Si8O22（OH）２］、アモ
サイト［（FeMg）6Si8O22（OH）２］等の綿状鉱物の総
称である。
また、アスベスト製品とは、アスベストにモルタルを
混合して製造されたスレートやボードなどである。
混合して製造されたスレートやボードなどである。
〔従来の技術〕 従来、アスベストの処理は埋立処分が主であり、近年
一部で電気炉により溶融処理が行われ始めたにすぎな
い。
一部で電気炉により溶融処理が行われ始めたにすぎな
い。
しかし、埋立処分は二次公害発生のおそれが無いよう
に、アスベストを十分な強度のプラスチック袋に二重に
して密封入したり、堅固な容器に密封入したり、セメン
トなどによって固化して、2m以上の深さに埋める必要が
あり、また、埋立数量と位置の確認等が必要であり、埋
立処分地の確保や管理において問題があり、処理費が高
くなる欠点があった。
に、アスベストを十分な強度のプラスチック袋に二重に
して密封入したり、堅固な容器に密封入したり、セメン
トなどによって固化して、2m以上の深さに埋める必要が
あり、また、埋立数量と位置の確認等が必要であり、埋
立処分地の確保や管理において問題があり、処理費が高
くなる欠点があった。
また、電気炉による溶融処理は高価な電気を大量に必
要とするため、溶融処理経費が膨大になり、処理経費を
できる限り安価にする必要がある廃棄物処理としては、
大きな欠点があった。
要とするため、溶融処理経費が膨大になり、処理経費を
できる限り安価にする必要がある廃棄物処理としては、
大きな欠点があった。
本発明の目的は、アスベストの溶融処理経費を大巾に
節減できるようにし、かつ、そのための手段を、二次公
害防止に有効なものに工夫する点にある。
節減できるようにし、かつ、そのための手段を、二次公
害防止に有効なものに工夫する点にある。
本第１発明の特徴手段は、 アスベストに対して、SiO2よりもCaOの含有量が多い
水処理汚泥を塩基度調整剤兼バインダーとして混合し、 混合物のSiO2とCaOの重量濃度比率を調整し、 比率調整済みの混合物を成形処理し、 その成形混合物を炭素系可燃物質で形成した高温炉床
に供給して加熱溶融することにあり、その作用は次の通
りである。
水処理汚泥を塩基度調整剤兼バインダーとして混合し、 混合物のSiO2とCaOの重量濃度比率を調整し、 比率調整済みの混合物を成形処理し、 その成形混合物を炭素系可燃物質で形成した高温炉床
に供給して加熱溶融することにあり、その作用は次の通
りである。
水処理汚泥は、水に似た性状になると共に水よりも粘
着性があって、バインダーとして好適なものになること
を有効利用し、アスベストを水処理汚泥で成形し、その
成形混合物をコークスなどの炭素系可燃物質の高温炉床
で、燃焼排ガスによる飛散を十分に抑制した状態で溶融
する。
着性があって、バインダーとして好適なものになること
を有効利用し、アスベストを水処理汚泥で成形し、その
成形混合物をコークスなどの炭素系可燃物質の高温炉床
で、燃焼排ガスによる飛散を十分に抑制した状態で溶融
する。
そして、吹付けアスベストなどのアスベストは、SiO2
の含有量が34〜42％程度と多いものであり、例えば消石
炭や塩化第２鉄などにを脱水剤にして得た水処理汚泥の
脱水ケーキは、SiO2よりもCaOの含有量が多いことを有
効利用して、アスベストに適量の水処理汚泥を混合する
ことによって、混合物の塩基度を十分に融点を降下でき
るように、例えばCaO/SiO2≒１に調整でき、後述の実験
結果で示すように十分な融点降下を図れ、また、アスベ
ストを綿状にして水処理汚泥に均一に混合できる。した
がって、加熱溶融に際して、十分な融点降下によりコー
クス等の炭素系可燃物質の消費量を大幅に削減できる。
の含有量が34〜42％程度と多いものであり、例えば消石
炭や塩化第２鉄などにを脱水剤にして得た水処理汚泥の
脱水ケーキは、SiO2よりもCaOの含有量が多いことを有
効利用して、アスベストに適量の水処理汚泥を混合する
ことによって、混合物の塩基度を十分に融点を降下でき
るように、例えばCaO/SiO2≒１に調整でき、後述の実験
結果で示すように十分な融点降下を図れ、また、アスベ
ストを綿状にして水処理汚泥に均一に混合できる。した
がって、加熱溶融に際して、十分な融点降下によりコー
クス等の炭素系可燃物質の消費量を大幅に削減できる。
つまり、電気炉に比して運転経費がはるかに安価な高
温炉床型式の溶融炉によって、しかも炭素系可燃物質に
要する経費を十分に節減した状態で、アスベストを無害
な溶融物に変えることができ、アスベストの処理経費を
大巾に節減できる。
温炉床型式の溶融炉によって、しかも炭素系可燃物質に
要する経費を十分に節減した状態で、アスベストを無害
な溶融物に変えることができ、アスベストの処理経費を
大巾に節減できる。
また、本来廃棄物である水処理汚泥を利用して、アス
ベストを成形状態で溶融するから、溶融処理に伴ってア
スベストが燃焼排ガスと共に外部放出される不都合な事
態を回避できて、二次公害を十分に防止でき、しかも、
成形用バインダーに起因する処理経費高騰を十分に抑え
られる。
ベストを成形状態で溶融するから、溶融処理に伴ってア
スベストが燃焼排ガスと共に外部放出される不都合な事
態を回避できて、二次公害を十分に防止でき、しかも、
成形用バインダーに起因する処理経費高騰を十分に抑え
られる。
さらに説明すると、例えば水ガラスなどの特殊なバイ
ンダーで成形すると、バインダーに要する経費が高くな
るが、水処理汚泥であれば材料経費が不要であり、又、
水で成形すると、アスベストの20〜30重量％程度の水を
添加しなければならないために、溶融処理において蒸発
潜熱ロスが多くなると共に溶融速度が低下して、溶融処
理経費が高くなるが、水処理汚泥であれば粘着性がある
ためにアスベストと汚泥の混合物の水分を10重量％程度
にするだけでよく、溶融処理経費を安価にできる。
ンダーで成形すると、バインダーに要する経費が高くな
るが、水処理汚泥であれば材料経費が不要であり、又、
水で成形すると、アスベストの20〜30重量％程度の水を
添加しなければならないために、溶融処理において蒸発
潜熱ロスが多くなると共に溶融速度が低下して、溶融処
理経費が高くなるが、水処理汚泥であれば粘着性がある
ためにアスベストと汚泥の混合物の水分を10重量％程度
にするだけでよく、溶融処理経費を安価にできる。
本第２発明の特徴手段は、 アスベストにモルタルを混合して製造されたアスベス
ト製品に対して、CaOよりもSiO2の含有量が多い水処理
汚泥を塩基度調整剤兼バインダーとして混合し、 混合物のSiO2とCaOの重量濃度比率を調整し、 比率調整済みの混合物を成形処理し、 その成形混合物を炭素系可燃物質で形成した高温炉床
に供給して加熱溶融することにあり、その作用は次の通
りである。
ト製品に対して、CaOよりもSiO2の含有量が多い水処理
汚泥を塩基度調整剤兼バインダーとして混合し、 混合物のSiO2とCaOの重量濃度比率を調整し、 比率調整済みの混合物を成形処理し、 その成形混合物を炭素系可燃物質で形成した高温炉床
に供給して加熱溶融することにあり、その作用は次の通
りである。
アスベスト製品を、本第１発明と同様に、水処理汚泥
をバインダーとして成形した後で、炭素系可燃物質の高
温炉床で、燃焼排ガスによる飛散を十分に抑制した状態
で溶融する。
をバインダーとして成形した後で、炭素系可燃物質の高
温炉床で、燃焼排ガスによる飛散を十分に抑制した状態
で溶融する。
そして、アスベスト製品は、アスベストにCaOを主成
分とするモルタルを混合したものであるために、CaOの
含有量が55％程度と多いものであり、例えば高分子凝集
剤を脱水助剤にして得た水処理汚泥の脱水ケーキは、Ca
OよりもSiO2の含有量が多いことを有効利用して、アス
ベスト製品に適量の水処理汚泥を混合することによっ
て、混合物の塩基度を十分に融点を降下できるように、
例えばCaO/SiO2≒１に調整でき、また、アスベスト製品
を綿状にして水処理汚泥に均一に混合できる。したがっ
て、後述の実験結果で示すように十分な融点降下を図
れ、加熱溶融に際して、十分な融点降下によりコークス
等の炭素系可燃物質の消費量を大幅に節減できる。
分とするモルタルを混合したものであるために、CaOの
含有量が55％程度と多いものであり、例えば高分子凝集
剤を脱水助剤にして得た水処理汚泥の脱水ケーキは、Ca
OよりもSiO2の含有量が多いことを有効利用して、アス
ベスト製品に適量の水処理汚泥を混合することによっ
て、混合物の塩基度を十分に融点を降下できるように、
例えばCaO/SiO2≒１に調整でき、また、アスベスト製品
を綿状にして水処理汚泥に均一に混合できる。したがっ
て、後述の実験結果で示すように十分な融点降下を図
れ、加熱溶融に際して、十分な融点降下によりコークス
等の炭素系可燃物質の消費量を大幅に節減できる。
つまり、本第１発明と同様に、電気炉に比して運転経
費がはるかに安価な高温炉床型式の溶融炉によって、し
かも炭素系可燃物質に要する経費を十分に節減した状態
で、アスベスト製品を無害な溶融物に変えることがで
き、アスベスト製品の処理経費を大巾に節減できる。
費がはるかに安価な高温炉床型式の溶融炉によって、し
かも炭素系可燃物質に要する経費を十分に節減した状態
で、アスベスト製品を無害な溶融物に変えることがで
き、アスベスト製品の処理経費を大巾に節減できる。
また、本来廃棄物である水処理汚泥を利用して、アス
ベスト製品を成形状態で溶融するから、溶融処理に伴っ
てアスベスト製品が燃焼排ガスと共に外部放出される不
都合な事態を回避できて、二次公害を十分に防止でき、
しかも、成形用バインダーに起因する処理経費高騰を十
分に抑えられる。
ベスト製品を成形状態で溶融するから、溶融処理に伴っ
てアスベスト製品が燃焼排ガスと共に外部放出される不
都合な事態を回避できて、二次公害を十分に防止でき、
しかも、成形用バインダーに起因する処理経費高騰を十
分に抑えられる。
その結果、アスベストやアスベスト製品の溶融処理に
よる無害化を、処理経費を十分に節減して実行できると
共に、二次公害を十分に防止できる、安全性のみならず
経済性においても優れたアスベストの溶融処理法を確立
できた。
よる無害化を、処理経費を十分に節減して実行できると
共に、二次公害を十分に防止できる、安全性のみならず
経済性においても優れたアスベストの溶融処理法を確立
できた。
次に、図面により実施例を示す。
下水、上水、産業排水などの浄化処理に伴って発生す
る水処理汚泥を、脱水機（１）による処理で含水率75〜
80％程度の脱水ケーキにする。
る水処理汚泥を、脱水機（１）による処理で含水率75〜
80％程度の脱水ケーキにする。
アスベストと水処理汚泥の脱水ケーキを、アスベスト
と汚泥の混合物の水分が10重量％程度になるように配合
して、混合機（２）で十分に攪拌混合する。
と汚泥の混合物の水分が10重量％程度になるように配合
して、混合機（２）で十分に攪拌混合する。
混合機（２）からの混合物を成型機（３）で成形処理
し、その成形混合物を溶融炉（４）においてコークスな
どの炭素系可燃物質により形成した高温炉床で加熱溶融
処理する。
し、その成形混合物を溶融炉（４）においてコークスな
どの炭素系可燃物質により形成した高温炉床で加熱溶融
処理する。
この時、水処理汚泥がバインダーとして有効に作用し
て、十分に強い成形品が得られ、溶融炉（４）における
アスベストの飛散を十分に抑制できる。
て、十分に強い成形品が得られ、溶融炉（４）における
アスベストの飛散を十分に抑制できる。
アスベストが吹付けアスベストなどのようにSiO2の含
有量が多いアスベストの場合、消石灰や塩化第２鉄など
を脱水助剤にして脱水機（１）で処理した、SiO2よりも
CaOの含有量が多い脱水ケーキを、混合機（２）により
予備粉砕したアスベストに混合し、水処理汚泥を塩基度
調整剤にして、混合物の塩基度を十分な融点降下に必要
な値、例えばCaO/SiO2≒１になるように調整し、溶融炉
（４）での処理においてコークス等の炭素系可燃物質の
消費量を大幅に減少させる。
有量が多いアスベストの場合、消石灰や塩化第２鉄など
を脱水助剤にして脱水機（１）で処理した、SiO2よりも
CaOの含有量が多い脱水ケーキを、混合機（２）により
予備粉砕したアスベストに混合し、水処理汚泥を塩基度
調整剤にして、混合物の塩基度を十分な融点降下に必要
な値、例えばCaO/SiO2≒１になるように調整し、溶融炉
（４）での処理においてコークス等の炭素系可燃物質の
消費量を大幅に減少させる。
尚、アスベストの組成は、下記表１に示す通りであ
る。単位は重量％である。
る。単位は重量％である。
また、融点降下についての実験結果は下記表２に示す
通りである。単位は℃である アスベストが、CaOを主成分とするモルタルとアスベ
ストの混合物から成るスレートやボードなどのアスベス
ト製品の場合、高分子凝集剤を脱水助剤にして脱水機
（１）で処理した、CaOよりもSiO2の含有量が多い脱水
ケーキを、混合機（２）により予備粉砕したアスベスト
製品に混合し、水処理汚泥を塩基度調整剤にして、混合
物の塩基度を十分な融点降下に必要な値、例えばCaO/Si
O2≒１になるように調整し、溶融炉（４）での処理にお
いてコークス等の炭素系可燃物質の消費量を大幅に減少
させる。
通りである。単位は℃である アスベストが、CaOを主成分とするモルタルとアスベ
ストの混合物から成るスレートやボードなどのアスベス
ト製品の場合、高分子凝集剤を脱水助剤にして脱水機
（１）で処理した、CaOよりもSiO2の含有量が多い脱水
ケーキを、混合機（２）により予備粉砕したアスベスト
製品に混合し、水処理汚泥を塩基度調整剤にして、混合
物の塩基度を十分な融点降下に必要な値、例えばCaO/Si
O2≒１になるように調整し、溶融炉（４）での処理にお
いてコークス等の炭素系可燃物質の消費量を大幅に減少
させる。
尚、アスベスト製品の組成は、下記表３に示す通りで
ある。単位は重量％である。
ある。単位は重量％である。
また、融点降下についての実験結果は下記表４に示す
通りである。単位は℃である。
通りである。単位は℃である。
〔別実施例〕 次に別実施例を説明する。
アスベストに対する水処理汚泥の配合比は、アスベス
トやアスベスト製品の組成、及び、水処理汚泥の組成や
含水率や粘着性などに見合って適当に選定できる。
トやアスベスト製品の組成、及び、水処理汚泥の組成や
含水率や粘着性などに見合って適当に選定できる。
アスベストやアスベスト製品と水処理汚泥の混合物
に、都市ゴミ焼却残渣や石炭灰などの別の廃棄物を塩基
度調整剤として含有させると、各種の廃棄物を合理的に
一括処理できる。
に、都市ゴミ焼却残渣や石炭灰などの別の廃棄物を塩基
度調整剤として含有させると、各種の廃棄物を合理的に
一括処理できる。
使用する脱水機（１）や混合機（２）は公知のものか
ら適当に選定できる。
ら適当に選定できる。
成形混合物の形状や寸法などは適当に変更でき、ま
た、使用する成型機（３）は例えばスクリュー式押出し
成型機など公知のものから適当に選定できる。
た、使用する成型機（３）は例えばスクリュー式押出し
成型機など公知のものから適当に選定できる。
溶融炉（４）からのスラグをいかに処理するかは不問
である。
である。
図面は本発明の実施例を示すフローシートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−237984（ＪＰ，Ａ) 特開 昭51−52678（ＪＰ，Ａ) 特開 昭52−30202（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B09B 3/00 F23G 5/00 115 F23G 7/00
Claims (3)
- 【請求項１】アスベストに対して、SiO2よりもCaOの含
有量が多い水処理汚泥を塩基度調整剤兼バインダーとし
て混合し、 混合物のSiO2とCaOの重量濃度比率を調整し、 比率調整済みの混合物を成形処理し、 その成形混合物を炭素系可燃物質で形成した高温炉床に
供給して加熱溶融するアスベストの溶融処理法。 - 【請求項２】アスベストにモルタルを混合して製造され
たアスベスト製品に対して、CaOよりもSiO2の含有量が
多い水処理汚泥を塩基度調整剤兼バインダーとして混合
し、 混合物のSiO2とCaOの重量濃度比率を調整し、 比率調整済みの混合物を成形処理し、 その成形混合物を炭素系可燃物質で形成した高温炉床に
供給して加熱溶融するアスベストの溶融処理法。 - 【請求項３】都市ゴミ焼却残渣、石炭灰などの別の廃棄
物を塩基度調整剤として前記混合物中に含有させる請求
項１又は２記載のアスベストの溶融処理法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01197302A JP3085959B2 (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | アスベストの溶融処理法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01197302A JP3085959B2 (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | アスベストの溶融処理法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0360789A JPH0360789A (ja) | 1991-03-15 |
| JP3085959B2 true JP3085959B2 (ja) | 2000-09-11 |
Family
ID=16372202
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01197302A Expired - Fee Related JP3085959B2 (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | アスベストの溶融処理法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3085959B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008111512A1 (ja) | 2007-03-12 | 2008-09-18 | Street Design Corp. | アスベストの無害処理工法 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5194297B2 (ja) | 2005-09-20 | 2013-05-08 | 大学共同利用機関法人自然科学研究機構 | アスベストの変性方法 |
| JP4747287B2 (ja) * | 2006-03-28 | 2011-08-17 | 三菱マテリアル株式会社 | 廃棄アスベストの処理方法 |
| JP4540686B2 (ja) * | 2007-03-29 | 2010-09-08 | カワサキプラントシステムズ株式会社 | 廃石綿を含む廃棄物を溶融処理する溶融炉および溶融処理方法 |
| KR101670993B1 (ko) * | 2015-08-04 | 2016-11-01 | 김상정 | 누운 자세용 휴대 단말기 거치대 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5152678A (en) * | 1974-10-15 | 1976-05-10 | Ebara Infilco | Haikibutsuno shorihoho |
| JPS62237984A (ja) * | 1986-04-08 | 1987-10-17 | Meisei Kogyo Kk | 石綿含有物の廃棄処理方法 |
-
1989
- 1989-07-28 JP JP01197302A patent/JP3085959B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008111512A1 (ja) | 2007-03-12 | 2008-09-18 | Street Design Corp. | アスベストの無害処理工法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0360789A (ja) | 1991-03-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |