JPH0578161A - 下水処理汚泥の処理方法 - Google Patents
下水処理汚泥の処理方法Info
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- JPH0578161A JPH0578161A JP4072746A JP7274692A JPH0578161A JP H0578161 A JPH0578161 A JP H0578161A JP 4072746 A JP4072746 A JP 4072746A JP 7274692 A JP7274692 A JP 7274692A JP H0578161 A JPH0578161 A JP H0578161A
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- sludge
- raw material
- ash
- incineration
- polymer
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P40/00—Technologies relating to the processing of minerals
- Y02P40/60—Production of ceramic materials or ceramic elements, e.g. substitution of clay or shale by alternative raw materials, e.g. ashes
Landscapes
- Treatment Of Sludge (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 下水処理汚泥がタイルの製造に活用でき、し
かもそれのみならず、汚泥焼却の為の燃料も不要化でき
ることも可能になるようにした下水処理汚泥を用いての
タイルの製法を提供する。 【構成】 高分子系下水処理汚泥を焼却して焼却灰と
し、その焼却灰と可塑性窯業原料とを混合して坏土粉を
形成し、その坏土粉をタイル形状に成形し、その成形さ
れた成形品を焼成する。
かもそれのみならず、汚泥焼却の為の燃料も不要化でき
ることも可能になるようにした下水処理汚泥を用いての
タイルの製法を提供する。 【構成】 高分子系下水処理汚泥を焼却して焼却灰と
し、その焼却灰と可塑性窯業原料とを混合して坏土粉を
形成し、その坏土粉をタイル形状に成形し、その成形さ
れた成形品を焼成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は下水処理汚泥を原料と
して使用したタイルの製造方法に関するものである。
して使用したタイルの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】下水処理汚泥の大部分は埋め立てに使わ
れている。即ち上記の汚泥は重金属の存在や悪臭、腐敗
の問題がある為、それを焼却してその焼却灰を埋め立て
に使用している。しかし上記焼却の為には多量の燃料が
必要となる問題点があった。
れている。即ち上記の汚泥は重金属の存在や悪臭、腐敗
の問題がある為、それを焼却してその焼却灰を埋め立て
に使用している。しかし上記焼却の為には多量の燃料が
必要となる問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記従来の
問題点を除くため、下水処理汚泥がタイルの製造に活用
でき、しかもそれのみならず、汚泥焼却の為の燃料も不
要化できることも可能になるようにした下水処理汚泥を
用いてのタイルの製法を提供しようとするものである。
問題点を除くため、下水処理汚泥がタイルの製造に活用
でき、しかもそれのみならず、汚泥焼却の為の燃料も不
要化できることも可能になるようにした下水処理汚泥を
用いてのタイルの製法を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決する為の手段】本願発明は前記請求の範囲
記載の通りの手段を講じたものであってその作用は次の
通りである。
記載の通りの手段を講じたものであってその作用は次の
通りである。
【0005】
【作用】下水処理汚泥と可塑性窯業原料とを混合して坏
土を形成する。次にその坏土を成形し、焼成する。その
焼成により成形品は固化する。又その焼成により成形品
中に含まれる上記汚泥中の有機物が除去される。
土を形成する。次にその坏土を成形し、焼成する。その
焼成により成形品は固化する。又その焼成により成形品
中に含まれる上記汚泥中の有機物が除去される。
【0006】
【実施例】以下本願の実施例について説明する。まず脱
水された下水処理汚泥を準備する。このような下水処理
汚泥としては生汚泥ケーキとして供給されるものやそれ
を乾燥させたもの等がある。生汚泥ケーキは手で持てる
位の固さに圧縮脱水された黒色板状のものとして供給さ
れ、約70%の水分を含有している。
水された下水処理汚泥を準備する。このような下水処理
汚泥としては生汚泥ケーキとして供給されるものやそれ
を乾燥させたもの等がある。生汚泥ケーキは手で持てる
位の固さに圧縮脱水された黒色板状のものとして供給さ
れ、約70%の水分を含有している。
【0007】高分子系汚泥とは脱水機に汚泥を投入して
処理する前に、汚泥の脱水性を高める為に用いる薬品
(調質材)として有機高分子系凝集剤を用いた場合のも
のである。また石灰系汚泥とは、脱水性を高める為の前
処理において無機系の硫酸第一鉄と過酸化水素等、或い
は塩化第二鉄と消石灰を併用されたものをであり、これ
の焼却灰中には石灰成分が重量比で15〜40%程度存在す
るものとして知られている。なお、上記高分子系汚泥に
は、上記石灰成分は例えば1〜8%という少ない値として
知られている。
処理する前に、汚泥の脱水性を高める為に用いる薬品
(調質材)として有機高分子系凝集剤を用いた場合のも
のである。また石灰系汚泥とは、脱水性を高める為の前
処理において無機系の硫酸第一鉄と過酸化水素等、或い
は塩化第二鉄と消石灰を併用されたものをであり、これ
の焼却灰中には石灰成分が重量比で15〜40%程度存在す
るものとして知られている。なお、上記高分子系汚泥に
は、上記石灰成分は例えば1〜8%という少ない値として
知られている。
【0008】乾燥された汚泥としては高分子系汚泥と石
灰系汚泥とがあるが、乾燥状態で前者は約75%の可燃成
分を含んでおり、約4700kcal/Kgの発熱量を有してい
る。尚上記下水処理汚泥の内、高分子系のものは後述の
焼成過程において約1050℃付近で軟化溶融し、石灰系は
約1200℃付近で軟化溶融する。
灰系汚泥とがあるが、乾燥状態で前者は約75%の可燃成
分を含んでおり、約4700kcal/Kgの発熱量を有してい
る。尚上記下水処理汚泥の内、高分子系のものは後述の
焼成過程において約1050℃付近で軟化溶融し、石灰系は
約1200℃付近で軟化溶融する。
【0009】上記のような汚泥(塊状の場合はそれを粉
砕するとよい)は周知の可塑性窯業原料及び必要に応じ
ては粒状骨材と混合して、タイル成形用の坏土粉を形成
する。上記の混合は周知の湿式混合や乾式混合を利用す
ることができる。湿式混合は次のように行う。
砕するとよい)は周知の可塑性窯業原料及び必要に応じ
ては粒状骨材と混合して、タイル成形用の坏土粉を形成
する。上記の混合は周知の湿式混合や乾式混合を利用す
ることができる。湿式混合は次のように行う。
【0010】即ち、周知のように上記の各原料を秤量配
合してボールミルを使用し水と共に湿式粉砕を行い、濃
度50〜60%の泥漿とする。次にその泥漿をフィルタプレ
スを使用して脱水し坏土ケーキとする。そして更に成形
に適した水分になるまで乾燥した後粉砕して坏土粉とす
る。或いは上記泥漿はスプレードライヤを使用して噴霧
乾燥し坏土粉とする。一方乾式混合は坏土粉として適し
た水分含有量になるよう適度の水分を与えた状態で混合
が行われる為、湿式の場合のような乾燥工程が不要とな
る。次に上記坏土粉は所定の形状に加圧成形する。そし
てその成形されたものを任意の焼成炉において焼成する
ことにより、磁器、せっ器質或いは陶器質の製品(床タ
イル、舗石タイル或いは内外装タイル等の製品)を得る
ことができる。尚上記焼成温度に関して、磁器、せっ器
製品は普通1150〜1300℃で焼成されているが、本例にお
いては前述のような汚泥をその原料として用いている
為、1050〜1200℃程度の比較的低い温度で焼成すること
が可能であり、燃料費の大幅な削減を図ることができ
る。
合してボールミルを使用し水と共に湿式粉砕を行い、濃
度50〜60%の泥漿とする。次にその泥漿をフィルタプレ
スを使用して脱水し坏土ケーキとする。そして更に成形
に適した水分になるまで乾燥した後粉砕して坏土粉とす
る。或いは上記泥漿はスプレードライヤを使用して噴霧
乾燥し坏土粉とする。一方乾式混合は坏土粉として適し
た水分含有量になるよう適度の水分を与えた状態で混合
が行われる為、湿式の場合のような乾燥工程が不要とな
る。次に上記坏土粉は所定の形状に加圧成形する。そし
てその成形されたものを任意の焼成炉において焼成する
ことにより、磁器、せっ器質或いは陶器質の製品(床タ
イル、舗石タイル或いは内外装タイル等の製品)を得る
ことができる。尚上記焼成温度に関して、磁器、せっ器
製品は普通1150〜1300℃で焼成されているが、本例にお
いては前述のような汚泥をその原料として用いている
為、1050〜1200℃程度の比較的低い温度で焼成すること
が可能であり、燃料費の大幅な削減を図ることができ
る。
【0011】上記のような製造工程においては、原料と
して前述のような生汚泥を用いていても、それを成形後
上記のように焼成することにより、汚泥中の有機物を除
去して汚泥からの臭気の発生や腐敗の防止を図ることが
できる。
して前述のような生汚泥を用いていても、それを成形後
上記のように焼成することにより、汚泥中の有機物を除
去して汚泥からの臭気の発生や腐敗の防止を図ることが
できる。
【0012】次に上記の可塑性窯業原料の一つとして粘
土類を加える場合は次のように行ってもよい。即ち上記
汚泥と粉末の可塑性原料或いは粒状骨材等とを乾式混合
した後、上記粘土類をボールミル又は攪拌機で泥漿とし
て乾重量で5〜20%添加する。このような方法を用いれ
ば、上記泥漿に加湿造粒の為のバインダーの役割を持た
せることができ、原料調整工程でのコストダウン及び省
エネルギーを図ることができる。
土類を加える場合は次のように行ってもよい。即ち上記
汚泥と粉末の可塑性原料或いは粒状骨材等とを乾式混合
した後、上記粘土類をボールミル又は攪拌機で泥漿とし
て乾重量で5〜20%添加する。このような方法を用いれ
ば、上記泥漿に加湿造粒の為のバインダーの役割を持た
せることができ、原料調整工程でのコストダウン及び省
エネルギーを図ることができる。
【0013】次に異なる方法として、上記下水処理汚泥
を一旦焼却して汚泥焼却灰としたものを前記汚泥に代え
て用い、それを前記可塑性窯業原料と共に混合してもよ
い。上記のような焼却の工程は周知の公共の下水処理施
設における焼却工程を利用することができ、その場合は
上記汚泥焼却灰としてその下水処理施設から送り出され
る汚泥焼却灰を利用することができる。汚泥焼却灰 (高
分子系焼却灰) は微細な黄褐色の粉末であり1050℃付近
で軟化溶融し始める。粉末の粒度は40ミクロン以下のも
のがほぼ90%を占め、5〜20ミクロンの範囲に50〜60%
が集中している。従ってそのような焼却灰は粉砕等の加
工を要することなく原料として使用することができる。
を一旦焼却して汚泥焼却灰としたものを前記汚泥に代え
て用い、それを前記可塑性窯業原料と共に混合してもよ
い。上記のような焼却の工程は周知の公共の下水処理施
設における焼却工程を利用することができ、その場合は
上記汚泥焼却灰としてその下水処理施設から送り出され
る汚泥焼却灰を利用することができる。汚泥焼却灰 (高
分子系焼却灰) は微細な黄褐色の粉末であり1050℃付近
で軟化溶融し始める。粉末の粒度は40ミクロン以下のも
のがほぼ90%を占め、5〜20ミクロンの範囲に50〜60%
が集中している。従ってそのような焼却灰は粉砕等の加
工を要することなく原料として使用することができる。
【0014】又上記のような汚泥焼却灰を用いた場合に
は、それを可塑性窯業原料と混合して坏土粉を形成した
りする作業や、或いはその坏土粉を所定の形状に成形し
たりする作業の場合に臭気が発生したり、或いは腐敗が
生じたりすることが無い為、それら混合或いは成形の作
業環境を良好なものとすることができる。
は、それを可塑性窯業原料と混合して坏土粉を形成した
りする作業や、或いはその坏土粉を所定の形状に成形し
たりする作業の場合に臭気が発生したり、或いは腐敗が
生じたりすることが無い為、それら混合或いは成形の作
業環境を良好なものとすることができる。
【0015】次に上記実施例に基づいた種々の実験例を
示す。
示す。
【0016】実験例−1
【0017】
【表1】
【0018】表1の原料に総重量の4〜6%水を添加
し、攪拌混合造粒して坏土を作る。次に油圧成形機を用
いて 250kgf/cm2の圧力で 100×100×5mmに成形し、1
200℃ローラーハースキルンで45分間焼成した結果、表
2に示す特性の素地を得た。
し、攪拌混合造粒して坏土を作る。次に油圧成形機を用
いて 250kgf/cm2の圧力で 100×100×5mmに成形し、1
200℃ローラーハースキルンで45分間焼成した結果、表
2に示す特性の素地を得た。
【0019】
【表2】
【0020】表2の結果は、施釉外装タイル、又は寒冷
地用施釉内装タイルの素地として適するものであり、夫
々に適した上釉を施釉して焼成すれば、施釉外装タイ
ル、寒冷地用施釉内装タイルの製品を得ることが出来
る。
地用施釉内装タイルの素地として適するものであり、夫
々に適した上釉を施釉して焼成すれば、施釉外装タイ
ル、寒冷地用施釉内装タイルの製品を得ることが出来
る。
【0021】実験例−2
【0022】
【表3】
【0023】表3の原料をほぼ同量の水と共にボールミ
ルで2時間粉砕し、約6%の水分になる迄乾燥させたの
ち、20メッシュ通過に粉砕して坏土を作る。次に油圧成
形機を用い、 250kgf/cm2の圧力で 100×100 ×10mmに
成形し、1080℃トンネル窯で22時間焼成した結果表4に
示す特性の製品を得た。
ルで2時間粉砕し、約6%の水分になる迄乾燥させたの
ち、20メッシュ通過に粉砕して坏土を作る。次に油圧成
形機を用い、 250kgf/cm2の圧力で 100×100 ×10mmに
成形し、1080℃トンネル窯で22時間焼成した結果表4に
示す特性の製品を得た。
【0024】
【表4】
【0025】表4の特性値は無釉外装タイル、及び無釉
床タイルに最も適したものである。
床タイルに最も適したものである。
【0026】実験例−3
【0027】
【表5】
【0028】表5の原料をほぼ同量の水と共にボールミ
ルで2時間細磨し、約6%の水分になる迄乾燥させたの
ち、20メッシュ通過に粉砕して坏土を作る。次に油圧成
形機を用い、 250kgf/cm2の圧力で 100×100 ×5mmに
成形し、水分2%以下になるまで乾燥後施釉し、1100℃
ローラハースキルンで40分焼成した結果表6に示す値の
製品を得た。
ルで2時間細磨し、約6%の水分になる迄乾燥させたの
ち、20メッシュ通過に粉砕して坏土を作る。次に油圧成
形機を用い、 250kgf/cm2の圧力で 100×100 ×5mmに
成形し、水分2%以下になるまで乾燥後施釉し、1100℃
ローラハースキルンで40分焼成した結果表6に示す値の
製品を得た。
【0029】
【表6】
【0030】実験例−4
【0031】
【表7】
【0032】表7の原料をほぼ同量の水と共にボールミ
ルで2時間粉砕し、約6%の水分になる迄乾燥させたの
ち、20メッシュ通過に粉砕して坏土を作る。次に油圧成
形機を用い、 250kgf/cm2の圧力で 100×100 ×5mmに
成形し、1180℃ローラハースキルンで45分焼成した結果
表8に示す特性値の製品を得た。
ルで2時間粉砕し、約6%の水分になる迄乾燥させたの
ち、20メッシュ通過に粉砕して坏土を作る。次に油圧成
形機を用い、 250kgf/cm2の圧力で 100×100 ×5mmに
成形し、1180℃ローラハースキルンで45分焼成した結果
表8に示す特性値の製品を得た。
【0033】
【表8】
【0034】表8の特性値は無釉外装タイル及び無釉床
タイルに最も適したものである。勿論上釉を施し、施釉
外装タイル、施釉床タイル製品を作る事も出来る。
タイルに最も適したものである。勿論上釉を施し、施釉
外装タイル、施釉床タイル製品を作る事も出来る。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明にあっては、タイル
を製造する場合、廃棄物として棄てられる下水処理汚泥
を原料として用い、それと可塑性窯業原料とを混合して
坏土粉とし、それを成形してタイルを製造するものであ
るから、原料費は極めて安価で、従って製品価格を安価
にできる効果がある。
を製造する場合、廃棄物として棄てられる下水処理汚泥
を原料として用い、それと可塑性窯業原料とを混合して
坏土粉とし、それを成形してタイルを製造するものであ
るから、原料費は極めて安価で、従って製品価格を安価
にできる効果がある。
【0036】しかも上記のような汚泥という臭気を発す
るものを原料として用いるものであっても、その汚泥を
成形した後タイルを焼き上げる為の焼成工程によって、
汚泥からの臭気の発生や腐敗の防止措置が構じられる特
長がある。このことは汚泥を原料とするものでも臭気や
腐敗等の問題のないタイルを形成できる効果があるその
上に、従来行われていた臭気発生や腐敗の防止の為の焼
却処理を不要化できて、その為の人件費や燃料費を不要
化できる効果がある。
るものを原料として用いるものであっても、その汚泥を
成形した後タイルを焼き上げる為の焼成工程によって、
汚泥からの臭気の発生や腐敗の防止措置が構じられる特
長がある。このことは汚泥を原料とするものでも臭気や
腐敗等の問題のないタイルを形成できる効果があるその
上に、従来行われていた臭気発生や腐敗の防止の為の焼
却処理を不要化できて、その為の人件費や燃料費を不要
化できる効果がある。
【0037】更に本願第2の発明にあっては、上記の如
く原料として汚泥を用いるものであっても、汚泥を予め
焼却して灰にし、その灰を用いて可塑性窯業原料との混
合や成形の工程を行うから、それらの工程においての臭
気の発生は無く、良好な作業環境でそれらの工程の作業
を行い得る効果がある。
く原料として汚泥を用いるものであっても、汚泥を予め
焼却して灰にし、その灰を用いて可塑性窯業原料との混
合や成形の工程を行うから、それらの工程においての臭
気の発生は無く、良好な作業環境でそれらの工程の作業
を行い得る効果がある。
【0038】更に本願第3の発明においては、原料を混
合して成形用の坏土粉にする場合、焼却灰や可塑性窯業
原料を乾式混合しそれに粘土類の泥漿を加えるから、そ
の泥漿に坏土粉の加湿造粒の為のバインダーの役割を持
たせることができて成形し易い坏土粉を形成できる特長
がある。
合して成形用の坏土粉にする場合、焼却灰や可塑性窯業
原料を乾式混合しそれに粘土類の泥漿を加えるから、そ
の泥漿に坏土粉の加湿造粒の為のバインダーの役割を持
たせることができて成形し易い坏土粉を形成できる特長
がある。
【0039】しかもその場合、乾式混合後に粘土類の泥
漿を加えるから添加後の水分含有量は非常に少ない特長
がある。このことは湿式混合のような大掛かりな乾燥工
程を不要にできてその労務費や燃料費の削減を図り得る
効果がある。
漿を加えるから添加後の水分含有量は非常に少ない特長
がある。このことは湿式混合のような大掛かりな乾燥工
程を不要にできてその労務費や燃料費の削減を図り得る
効果がある。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年3月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】明細書の全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 高分子系下水処理汚泥の処理方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は高分子系下水処理汚泥
を窯業製品にすることを特徴とする高分子系下水処理汚
泥の処理方法に関するものである。
を窯業製品にすることを特徴とする高分子系下水処理汚
泥の処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】下水処理汚泥の大部分は埋め立てに使わ
れている。即ち上記の汚泥は重金属の存在や悪臭、腐敗
の問題がある為、それを焼却してその焼却灰を埋め立て
に使用している。しかし上記焼却の為には多量の燃料が
必要となる問題点があった。また焼却灰の埋め立てには
処分地の確保及び膨大な処分費用の必要があり、しかも
環境破壊につながる可能性があった。
れている。即ち上記の汚泥は重金属の存在や悪臭、腐敗
の問題がある為、それを焼却してその焼却灰を埋め立て
に使用している。しかし上記焼却の為には多量の燃料が
必要となる問題点があった。また焼却灰の埋め立てには
処分地の確保及び膨大な処分費用の必要があり、しかも
環境破壊につながる可能性があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記従来の
問題点を除くため、高分子系下水処理汚泥を窯業製品に
して処理しようとするものである。
問題点を除くため、高分子系下水処理汚泥を窯業製品に
して処理しようとするものである。
【0004】
【課題を解決する為の手段】本願発明は前記請求の範囲
記載の通りの手段を講じたものであってその作用は次の
通りである。
記載の通りの手段を講じたものであってその作用は次の
通りである。
【0005】
【作用】高分子系下水処理汚泥の焼却灰と可塑性窯業原
料とを混合して坏土を形成する。次にその坏土を成形
し、焼成する。その焼成により成形品は固化する。
料とを混合して坏土を形成する。次にその坏土を成形
し、焼成する。その焼成により成形品は固化する。
【0006】
【実施例】以下本願の実施例について説明する。まず高
分子系下水処理汚泥を準備する。このような下水処理汚
泥としては周知の公共の下水処理施設における焼却工程
を利用することができる。その場合は上記下水処理汚泥
としてその下水処理施設から送り出される汚泥焼却灰を
利用する。高分子系下水処理汚泥焼却灰(高分子系焼却
灰)は微細な黄褐色の粉末であり1050℃付近で軟化
溶融し始める。これは一般の廃棄物の焼却灰とは大いに
異なる点である。粉末の粒度は40ミクロン以下のもの
がほぼ90%を占め、5〜20ミクロンの範囲に50〜
60%が集中している。
分子系下水処理汚泥を準備する。このような下水処理汚
泥としては周知の公共の下水処理施設における焼却工程
を利用することができる。その場合は上記下水処理汚泥
としてその下水処理施設から送り出される汚泥焼却灰を
利用する。高分子系下水処理汚泥焼却灰(高分子系焼却
灰)は微細な黄褐色の粉末であり1050℃付近で軟化
溶融し始める。これは一般の廃棄物の焼却灰とは大いに
異なる点である。粉末の粒度は40ミクロン以下のもの
がほぼ90%を占め、5〜20ミクロンの範囲に50〜
60%が集中している。
【0007】高分子系汚泥焼却灰とは脱水機に汚泥を投
入して処理する前に、汚泥の脱水性を高める為に用いる
薬品(調質材)として有機高分子系凝集剤を用いた場合
のものである。また石灰系汚泥焼却灰とは、脱水性を高
める為の前処理において無機系の塩化第二鉄と消石灰を
併用されたものであり、これの焼却灰中には石灰成分が
重量比で15〜40%程度存在するものとして知られて
いる。
入して処理する前に、汚泥の脱水性を高める為に用いる
薬品(調質材)として有機高分子系凝集剤を用いた場合
のものである。また石灰系汚泥焼却灰とは、脱水性を高
める為の前処理において無機系の塩化第二鉄と消石灰を
併用されたものであり、これの焼却灰中には石灰成分が
重量比で15〜40%程度存在するものとして知られて
いる。
【0008】上記のような汚泥焼却灰は周知の可塑性窯
業原料及び必要に応じてはその他窯業原料や粒状骨材と
混合して、成形用の坏土を形成すると成形性は良くな
る。上記の混合は周知の湿式混合や乾式混合を利用する
ことができる。湿式混合は次のように行う。
業原料及び必要に応じてはその他窯業原料や粒状骨材と
混合して、成形用の坏土を形成すると成形性は良くな
る。上記の混合は周知の湿式混合や乾式混合を利用する
ことができる。湿式混合は次のように行う。
【0009】即ち、周知のように上記の各原料を秤量配
合してボールミルを使用し水と共に湿式粉砕を行い、濃
度50〜60%の泥漿とする。次にその泥漿をフィルタ
プレスを使用して脱水し坏土ケーキとする。そして更に
成形に適した水分になるまで乾燥した後粉砕して坏土と
する。或いは上記泥漿はスプレードライヤを使用して噴
霧乾燥し坏土とする。一方乾式混合は坏土として適した
水分含有量になるよう適度の水分を与えた状態で混合が
行われる為、湿式の場合のような乾燥工程が不要とな
る。次に上記坏土は所定の形状に成形する。そしてその
成形されたものを任意の焼成炉において焼成することに
より、磁器、せっ器質或いは陶器質の製品(床タイル、
舗石タイル或いは内外装タイル等の製品)を得ることが
できる。尚上記焼成温度に関して、磁器、せっ器製品は
普通1150〜1300℃で焼成されているが、本例に
おいては前述のような汚泥焼却灰をその原料として用い
ている為、1050〜1200℃程度の比較的低い温度
で焼成することが可能であり、燃料費の大幅な削減を図
ることができる。
合してボールミルを使用し水と共に湿式粉砕を行い、濃
度50〜60%の泥漿とする。次にその泥漿をフィルタ
プレスを使用して脱水し坏土ケーキとする。そして更に
成形に適した水分になるまで乾燥した後粉砕して坏土と
する。或いは上記泥漿はスプレードライヤを使用して噴
霧乾燥し坏土とする。一方乾式混合は坏土として適した
水分含有量になるよう適度の水分を与えた状態で混合が
行われる為、湿式の場合のような乾燥工程が不要とな
る。次に上記坏土は所定の形状に成形する。そしてその
成形されたものを任意の焼成炉において焼成することに
より、磁器、せっ器質或いは陶器質の製品(床タイル、
舗石タイル或いは内外装タイル等の製品)を得ることが
できる。尚上記焼成温度に関して、磁器、せっ器製品は
普通1150〜1300℃で焼成されているが、本例に
おいては前述のような汚泥焼却灰をその原料として用い
ている為、1050〜1200℃程度の比較的低い温度
で焼成することが可能であり、燃料費の大幅な削減を図
ることができる。
【0010】上記成形後、焼成の場合、上記高分子系下
水処理汚泥の焼却灰中には当業者間において知られてい
るように燐(P2O5)が通常5%〜25(重量)%位
含まれているので、1050℃前後の低い温度で軟化溶
融する。
水処理汚泥の焼却灰中には当業者間において知られてい
るように燐(P2O5)が通常5%〜25(重量)%位
含まれているので、1050℃前後の低い温度で軟化溶
融する。
【0011】次に上記の可塑性窯業原料の一つとして粘
土類を加える場合は次のように行ってもよい。即ち上記
汚泥焼却灰と粉末の窯業原料或いは必要に応じて粒状骨
材等とを乾式混合した後、上記粘土類をボールミル又は
攪拌機で泥漿として乾重量で5〜20%添加する。この
ような方法を用いれば、上記泥漿に加湿造粒の為のバイ
ンダーの役割を持たせることができ、原料調整工程での
コストダウン及び省エネルギーを図ることができる。
土類を加える場合は次のように行ってもよい。即ち上記
汚泥焼却灰と粉末の窯業原料或いは必要に応じて粒状骨
材等とを乾式混合した後、上記粘土類をボールミル又は
攪拌機で泥漿として乾重量で5〜20%添加する。この
ような方法を用いれば、上記泥漿に加湿造粒の為のバイ
ンダーの役割を持たせることができ、原料調整工程での
コストダウン及び省エネルギーを図ることができる。
【0012】又上記のような汚泥焼却灰を用いた場合に
は、それを可塑性窯業原料と混合して坏土を形成したり
する作業や、或いはその坏土を所定の形状に成形したり
する作業の場合に臭気が発生したり、或いは腐敗が生じ
たりすることが無い為、それら混合或いは成形の作業環
境を良好なものとすることができる。
は、それを可塑性窯業原料と混合して坏土を形成したり
する作業や、或いはその坏土を所定の形状に成形したり
する作業の場合に臭気が発生したり、或いは腐敗が生じ
たりすることが無い為、それら混合或いは成形の作業環
境を良好なものとすることができる。
【0013】次に上記実施例に基づいた種々の実験例を
示す。
示す。
【0014】実験例−1
【0015】
【表1】
【0016】表1の原料に総重量の4〜6%水を添加
し、攪拌混合造粒して坏土を作る。次に油圧成形機を用
いて250kgf/cm2の圧力で100×100×5
mmに成形し、1200℃ローラーハースキルンで45
分間焼成した結果、表2に示す特性の素地を得た。
し、攪拌混合造粒して坏土を作る。次に油圧成形機を用
いて250kgf/cm2の圧力で100×100×5
mmに成形し、1200℃ローラーハースキルンで45
分間焼成した結果、表2に示す特性の素地を得た。
【0017】
【表2】
【0018】表2の結果は、施釉外装タイル、又は寒冷
地用施釉内装タイルの素地として適するものであり、夫
々に適した上釉を施釉して焼成すれば、施釉外装タイ
ル、寒冷地用施釉内装タイルの製品を得ることが出来
る。
地用施釉内装タイルの素地として適するものであり、夫
々に適した上釉を施釉して焼成すれば、施釉外装タイ
ル、寒冷地用施釉内装タイルの製品を得ることが出来
る。
【0019】実験例−2
【0020】
【表3】
【0021】表3の原料をほぼ同量の水と共にボールミ
ルで2時間粉砕し、約6%の水分になる迄乾燥させたの
ち、20メッシュ通過に粉砕して坏土を作る。次に油圧
成形機を用い、250kgf/cm2の圧力で100×
100×10mmに成形し、1080℃トンネル窯で2
2時間焼成した結果表4に示す特性の製品を得た。
ルで2時間粉砕し、約6%の水分になる迄乾燥させたの
ち、20メッシュ通過に粉砕して坏土を作る。次に油圧
成形機を用い、250kgf/cm2の圧力で100×
100×10mmに成形し、1080℃トンネル窯で2
2時間焼成した結果表4に示す特性の製品を得た。
【0022】
【表4】
【0023】表4の特性値は無釉外装タイル、及び無釉
床タイルに最も適したものである。
床タイルに最も適したものである。
【0024】実験例−3
【0025】
【表5】
【0026】表5の原料をほぼ同量の水と共にボールミ
ルで2時間細磨し、約6%の水分になる迄乾燥させたの
ち、20メッシュ通過に粉砕して坏土を作る。次に油圧
成形機を用い、250kgf/cm2の圧力で100×
100×5mmに成形し、水分2%以下になるまで乾燥
後施釉し、1100℃ローラハースキルンで40分焼成
した結果表6に示す値の製品を得た。
ルで2時間細磨し、約6%の水分になる迄乾燥させたの
ち、20メッシュ通過に粉砕して坏土を作る。次に油圧
成形機を用い、250kgf/cm2の圧力で100×
100×5mmに成形し、水分2%以下になるまで乾燥
後施釉し、1100℃ローラハースキルンで40分焼成
した結果表6に示す値の製品を得た。
【0027】
【表6】
【0028】実験例−4
【0029】
【表7】
【0030】表7の原料をほぼ同量の水と共にボールミ
ルで2時間粉砕し、約6%の水分になる迄乾燥させたの
ち、20メッシュ通過に粉砕して坏土を作る。次に油圧
成形機を用い、250kgf/cm2の圧力で100×
100×5mmに成形し、1180℃ローラハースキル
ンで45分焼成した結果表8に示す特性値の製品を得
た。
ルで2時間粉砕し、約6%の水分になる迄乾燥させたの
ち、20メッシュ通過に粉砕して坏土を作る。次に油圧
成形機を用い、250kgf/cm2の圧力で100×
100×5mmに成形し、1180℃ローラハースキル
ンで45分焼成した結果表8に示す特性値の製品を得
た。
【0031】
【表8】
【0032】表8の特性値は無釉外装タイル及び無釉床
タイルに最も適したものである。勿論上釉を施し、施釉
外装タイル、施釉床タイル製品を作る事も出来る。
タイルに最も適したものである。勿論上釉を施し、施釉
外装タイル、施釉床タイル製品を作る事も出来る。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明にあっては、高分子
系下水処理汚泥焼却灰を直接埋め立てる場合と異なり、
床タイル或いは舗石タイル等の成形品にして処理するも
のであるから、埋立地にではなく都市部に活用できる効
果がある。しかも本願発明の場合、高分子系下水処理汚
泥焼却灰は成形後焼成されているので、都市の市街に利
用しても、下水処理汚泥焼却灰を直接利用する場合に比
較して環境を破壊する恐れは皆無となる効果もある。
系下水処理汚泥焼却灰を直接埋め立てる場合と異なり、
床タイル或いは舗石タイル等の成形品にして処理するも
のであるから、埋立地にではなく都市部に活用できる効
果がある。しかも本願発明の場合、高分子系下水処理汚
泥焼却灰は成形後焼成されているので、都市の市街に利
用しても、下水処理汚泥焼却灰を直接利用する場合に比
較して環境を破壊する恐れは皆無となる効果もある。
【0034】更に本願の発明にあっては、上記の如く原
料として汚泥を用いるものであっても、汚泥を予め焼却
して灰にし、その灰を用いて可塑性窯業原料との混合や
成形の工程を行うから、それらの工程においての臭気の
発生は無く、良好な作業環境でそれらの工程の作業を行
い得る効果がある。
料として汚泥を用いるものであっても、汚泥を予め焼却
して灰にし、その灰を用いて可塑性窯業原料との混合や
成形の工程を行うから、それらの工程においての臭気の
発生は無く、良好な作業環境でそれらの工程の作業を行
い得る効果がある。
【0035】その上高分子系下水処理汚泥焼却灰は溶融
温度が低いので、本願発明のように成形後焼成するもの
であっても比較的焼固の為のエネルギー費は極めて低額
で実施化できる画期的効果もある。
温度が低いので、本願発明のように成形後焼成するもの
であっても比較的焼固の為のエネルギー費は極めて低額
で実施化できる画期的効果もある。
Claims (1)
- 【請求項1】 高分子系下水処理汚泥を焼却して焼却灰
とし、その焼却灰と可塑性窯業原料とを混合して坏土を
形成し、その坏土をタイル形状に成形し、その成形され
た成形品を焼成することを特徴とする下水処理汚泥の処
理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4072746A JPH0578161A (ja) | 1985-10-24 | 1992-02-20 | 下水処理汚泥の処理方法 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60238170A JPS62100470A (ja) | 1985-10-24 | 1985-10-24 | 高分子系下水処理汚泥の焼却灰を用いての表面が粗面のタイルの製法 |
JP4072746A JPH0578161A (ja) | 1985-10-24 | 1992-02-20 | 下水処理汚泥の処理方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60238170A Division JPS62100470A (ja) | 1985-10-24 | 1985-10-24 | 高分子系下水処理汚泥の焼却灰を用いての表面が粗面のタイルの製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0578161A true JPH0578161A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=26413883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4072746A Pending JPH0578161A (ja) | 1985-10-24 | 1992-02-20 | 下水処理汚泥の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0578161A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104291859A (zh) * | 2014-10-14 | 2015-01-21 | 中建三局集团有限公司 | 储能免烧淤泥陶粒及其制备方法 |
CN106699112A (zh) * | 2016-12-06 | 2017-05-24 | 广州市科恩电脑有限公司 | 一种利用建筑废弃物制砖方法 |
CN109437841A (zh) * | 2018-11-26 | 2019-03-08 | 徐州振丰新型墙体材料有限公司 | 一种高致密度污泥砖及其制备方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5836969A (ja) * | 1981-08-24 | 1983-03-04 | 樋 幸四郎 | 廃棄物焼却灰の焼成結合法 |
-
1992
- 1992-02-20 JP JP4072746A patent/JPH0578161A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5836969A (ja) * | 1981-08-24 | 1983-03-04 | 樋 幸四郎 | 廃棄物焼却灰の焼成結合法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104291859A (zh) * | 2014-10-14 | 2015-01-21 | 中建三局集团有限公司 | 储能免烧淤泥陶粒及其制备方法 |
CN106699112A (zh) * | 2016-12-06 | 2017-05-24 | 广州市科恩电脑有限公司 | 一种利用建筑废弃物制砖方法 |
CN109437841A (zh) * | 2018-11-26 | 2019-03-08 | 徐州振丰新型墙体材料有限公司 | 一种高致密度污泥砖及其制备方法 |
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