JP3178821B1 - 建築・建設用ブロックの製造方法 - Google Patents
建築・建設用ブロックの製造方法Info
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P40/00—Technologies relating to the processing of minerals
- Y02P40/60—Production of ceramic materials or ceramic elements, e.g. substitution of clay or shale by alternative raw materials, e.g. ashes
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- Treatment Of Sludge (AREA)
Abstract
【要約】
【課題】廃棄物汚泥を処理する必要がないようにする。
【解決方法】ゴミの焼却灰、消石灰成分から成る廃水処
理スラッジ、泥土成分から成る廃水処理スラッジ、鉄粉
スラッジ、及び石材の加工時に発生する石粉を約４：
３：１：１：１の体積割合で混合することによって廃棄
物汚泥の混合物を形成し、該混合物を、脱水し、熱風乾
燥させて粉砕し、粘土を熱風乾燥させて粉砕し、前記混
合物及び粘土を約１：１の体積割合で混合することによ
って廃棄物汚泥・粘土混合物を形成し、該廃棄物汚泥・
粘土混合物を適量の水でこねてこね物を形成し、該こね
物を圧縮させて成形物を形成し、該成形物を、水分が約
０．５〔％〕以下になるように温風乾燥させ、温風乾燥
させられた成形物を１０００〜１２００〔℃〕で加熱し
て焼成する。
理スラッジ、泥土成分から成る廃水処理スラッジ、鉄粉
スラッジ、及び石材の加工時に発生する石粉を約４：
３：１：１：１の体積割合で混合することによって廃棄
物汚泥の混合物を形成し、該混合物を、脱水し、熱風乾
燥させて粉砕し、粘土を熱風乾燥させて粉砕し、前記混
合物及び粘土を約１：１の体積割合で混合することによ
って廃棄物汚泥・粘土混合物を形成し、該廃棄物汚泥・
粘土混合物を適量の水でこねてこね物を形成し、該こね
物を圧縮させて成形物を形成し、該成形物を、水分が約
０．５〔％〕以下になるように温風乾燥させ、温風乾燥
させられた成形物を１０００〜１２００〔℃〕で加熱し
て焼成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築・建設用ブロ
ックの製造方法に関するものである。
ックの製造方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、産業廃棄物に分類される廃棄物汚
泥は、主として、ゴミの焼却灰、消石灰成分から成る廃
水処理スラッジ、泥土成分から成る廃水処理スラッジ、
鉱物の製錬時又は金属の加工時に発生する鉄粉スラッ
ジ、石材の加工時に発生する石粉等から成る。
泥は、主として、ゴミの焼却灰、消石灰成分から成る廃
水処理スラッジ、泥土成分から成る廃水処理スラッジ、
鉱物の製錬時又は金属の加工時に発生する鉄粉スラッ
ジ、石材の加工時に発生する石粉等から成る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の廃棄物汚泥においては、処理されることなく埋め立
てられることがあり、その場合、廃棄物汚泥の浸出水等
から多量の汚染物質が排出され、自然環境を破壊してし
まう。また、廃棄物汚泥を埋め立てるために、広大な面
積の埋立地が必要になり、埋立地を確保するのが極めて
困難である。
来の廃棄物汚泥においては、処理されることなく埋め立
てられることがあり、その場合、廃棄物汚泥の浸出水等
から多量の汚染物質が排出され、自然環境を破壊してし
まう。また、廃棄物汚泥を埋め立てるために、広大な面
積の埋立地が必要になり、埋立地を確保するのが極めて
困難である。
【０００４】そこで、廃棄物汚泥を所定の汚泥処理方法
で処理することが考えられるが、前記廃棄物汚泥は、排
出許容基準を上回る汚染物質を有することが多いので、
廃棄物汚泥を処理するためのコストが高くなる。
で処理することが考えられるが、前記廃棄物汚泥は、排
出許容基準を上回る汚染物質を有することが多いので、
廃棄物汚泥を処理するためのコストが高くなる。
【０００５】本発明は、前記従来の汚泥処理方法の問題
点を解決して、廃棄物汚泥を処理する必要がないように
した建築・建設用ブロックの製造方法を提供することを
目的とする。
点を解決して、廃棄物汚泥を処理する必要がないように
した建築・建設用ブロックの製造方法を提供することを
目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の建
築・建設用ブロックの製造方法においては、ゴミの焼却
灰、消石灰成分から成る廃水処理スラッジ、泥土成分か
ら成る廃水処理スラッジ、鉄粉スラッジ、及び石材の加
工時に発生する石粉を約４：３：１：１：１の体積割合
で混合することによって廃棄物汚泥の混合物を形成し、
該混合物を、脱水し、熱風乾燥させて粉砕し、粘土を熱
風乾燥させて粉砕し、前記混合物及び粘土を約１：１の
体積割合で混合することによって廃棄物汚泥・粘土混合
物を形成し、該廃棄物汚泥・粘土混合物を適量の水でこ
ねてこね物を形成し、該こね物を圧縮させて成形物を形
成し、該成形物を、水分が約０．５〔％〕以下になるよ
うに温風乾燥させ、温風乾燥させられた成形物を１００
０〜１２００〔℃〕で加熱して焼成する。
築・建設用ブロックの製造方法においては、ゴミの焼却
灰、消石灰成分から成る廃水処理スラッジ、泥土成分か
ら成る廃水処理スラッジ、鉄粉スラッジ、及び石材の加
工時に発生する石粉を約４：３：１：１：１の体積割合
で混合することによって廃棄物汚泥の混合物を形成し、
該混合物を、脱水し、熱風乾燥させて粉砕し、粘土を熱
風乾燥させて粉砕し、前記混合物及び粘土を約１：１の
体積割合で混合することによって廃棄物汚泥・粘土混合
物を形成し、該廃棄物汚泥・粘土混合物を適量の水でこ
ねてこね物を形成し、該こね物を圧縮させて成形物を形
成し、該成形物を、水分が約０．５〔％〕以下になるよ
うに温風乾燥させ、温風乾燥させられた成形物を１００
０〜１２００〔℃〕で加熱して焼成する。
【０００７】本発明の他の建築・建設用ブロックの製造
方法においては、さらに、前記鉄粉スラッジとして、鉱
物の製錬時に発生するものが使用される。
方法においては、さらに、前記鉄粉スラッジとして、鉱
物の製錬時に発生するものが使用される。
【０００８】本発明の更に他の建築・建設用ブロックの
製造方法においては、さらに、前記鉄粉スラッジとして
廃鋳物砂が使用される。
製造方法においては、さらに、前記鉄粉スラッジとして
廃鋳物砂が使用される。
【０００９】本発明の更に他の建築・建設用ブロックの
製造方法においては、さらに、前記鉄粉スラッジとし
て、鉱物の製錬時に発生するもの及び廃鋳物砂を約１：
１の体積割合で混合したものが使用される。
製造方法においては、さらに、前記鉄粉スラッジとし
て、鉱物の製錬時に発生するもの及び廃鋳物砂を約１：
１の体積割合で混合したものが使用される。
【００１０】本発明の更に他の建築・建設用ブロックの
製造方法においては、さらに、前記鉄粉スラッジとし
て、金属の加工時に発生するもの及び廃鋳物砂を約１：
１の体積割合で混合したものが使用される。
製造方法においては、さらに、前記鉄粉スラッジとし
て、金属の加工時に発生するもの及び廃鋳物砂を約１：
１の体積割合で混合したものが使用される。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【００１２】図１は本発明の実施の形態における建築・
建設用ブロックの製造方法を示す工程図である。
建設用ブロックの製造方法を示す工程図である。
【００１３】一般に、建築用又は建設用として使用され
る建築・建設用ブロックは、各種の建物、構造物等の構
成素材として使用されるほか、歩道又は車道に敷かれた
り、歩道と車道との間の境界石として使用されたりして
いる。前記建築・建設用ブロックは、板材、煉瓦（れん
が）等の形態に製造される。
る建築・建設用ブロックは、各種の建物、構造物等の構
成素材として使用されるほか、歩道又は車道に敷かれた
り、歩道と車道との間の境界石として使用されたりして
いる。前記建築・建設用ブロックは、板材、煉瓦（れん
が）等の形態に製造される。
【００１４】この場合、建築・建設用ブロックを製造す
るために必要な材料として、粘土、及び多数の成分から
成る廃棄物汚泥が使用される。前記粘土は、主として赤
泥又は陶土から成り、熱風機によって、粉砕が可能にな
る程度に熱風乾燥させられた後、粉砕機によって数回に
わたり微細に粉砕される。
るために必要な材料として、粘土、及び多数の成分から
成る廃棄物汚泥が使用される。前記粘土は、主として赤
泥又は陶土から成り、熱風機によって、粉砕が可能にな
る程度に熱風乾燥させられた後、粉砕機によって数回に
わたり微細に粉砕される。
【００１５】また、前記廃棄物汚泥は、主として、ゴミ
の焼却灰、消石灰成分から成る廃水処理スラッジ、泥土
成分から成る廃水処理スラッジ、鉱物の製錬時及び金属
の加工（研磨、切断等）時に発生する鉄粉スラッジ（チ
ップ）、並びに石材の加工時に発生する石粉を約４：
３：１：１：１の体積割合で混合することによって混合
物を形成する。
の焼却灰、消石灰成分から成る廃水処理スラッジ、泥土
成分から成る廃水処理スラッジ、鉱物の製錬時及び金属
の加工（研磨、切断等）時に発生する鉄粉スラッジ（チ
ップ）、並びに石材の加工時に発生する石粉を約４：
３：１：１：１の体積割合で混合することによって混合
物を形成する。
【００１６】本実施の形態においては、前記鉄粉スラッ
ジとして、鉱物の製錬時及び金属の加工時に発生するも
のが使用されるようになっているが、廃鋳物砂、サンド
ブラストに使用された砂等のように金属成分を含有する
ものを使用することもできる。また、前記鉄粉スラッジ
として、鉱物の製錬時に発生するもの及び廃鋳物砂を約
１：１の体積割合で混合したものを使用したり、金属の
加工時に発生するもの及び廃鋳物砂を約１：１の体積割
合で混合したものを使用したりすることもできる。な
お、鉄粉スラッジを加えることによって、建築・建設用
ブロックの強度を大きくすることができる。
ジとして、鉱物の製錬時及び金属の加工時に発生するも
のが使用されるようになっているが、廃鋳物砂、サンド
ブラストに使用された砂等のように金属成分を含有する
ものを使用することもできる。また、前記鉄粉スラッジ
として、鉱物の製錬時に発生するもの及び廃鋳物砂を約
１：１の体積割合で混合したものを使用したり、金属の
加工時に発生するもの及び廃鋳物砂を約１：１の体積割
合で混合したものを使用したりすることもできる。な
お、鉄粉スラッジを加えることによって、建築・建設用
ブロックの強度を大きくすることができる。
【００１７】また、前記消石灰成分から成る廃水処理ス
ラッジを加えることによって、セメントのように、前記
廃棄物汚泥の混合物の結合力を高くすることができる。
ラッジを加えることによって、セメントのように、前記
廃棄物汚泥の混合物の結合力を高くすることができる。
【００１８】そして、前記廃棄物汚泥は、脱水機によっ
て水分が約１０〔％〕以下になるように脱水され、続い
て、熱風機によって、粉砕が可能になる程度に熱風乾燥
させられた後、粉砕機によって数回にわたり微細に粉砕
される。
て水分が約１０〔％〕以下になるように脱水され、続い
て、熱風機によって、粉砕が可能になる程度に熱風乾燥
させられた後、粉砕機によって数回にわたり微細に粉砕
される。
【００１９】このように微細に粉砕された廃棄物汚泥及
び粘土は、混合機によって約１：１の体積割合で混合さ
れ、廃棄物汚泥・粘土混合物が形成される。次に、該廃
棄物汚泥・粘土混合物を適量の水でこねてこね物を形成
し、該こね物を圧縮機によって高圧で圧縮させた後、一
定の寸法に切断し、ブロック状の成形物を形成する。
び粘土は、混合機によって約１：１の体積割合で混合さ
れ、廃棄物汚泥・粘土混合物が形成される。次に、該廃
棄物汚泥・粘土混合物を適量の水でこねてこね物を形成
し、該こね物を圧縮機によって高圧で圧縮させた後、一
定の寸法に切断し、ブロック状の成形物を形成する。
【００２０】続いて、該ブロック状の成形物は、温風乾
燥機によって４０〜５０〔℃〕の温度で加熱され、水分
が約０．５〔％〕以下になるように温風乾燥させられ
る。次に、温風乾燥させられた成形物を焼成炉に投入
し、１０００〜１２００〔℃〕の温度で加熱して焼成す
ると、建築・建設用ブロックが形成される。
燥機によって４０〜５０〔℃〕の温度で加熱され、水分
が約０．５〔％〕以下になるように温風乾燥させられ
る。次に、温風乾燥させられた成形物を焼成炉に投入
し、１０００〜１２００〔℃〕の温度で加熱して焼成す
ると、建築・建設用ブロックが形成される。
【００２１】なお、焼成炉から排出されたガスを４０〜
５０〔℃〕に冷却することによって得られた温風を、前
記温風乾燥機において前記成形物を加熱するために使用
すると、エネルギーを節約することができる。
５０〔℃〕に冷却することによって得られた温風を、前
記温風乾燥機において前記成形物を加熱するために使用
すると、エネルギーを節約することができる。
【００２２】また、前記廃棄物汚泥・粘土混合物に各種
の色調の塗料を添加すると、各種の色調を有する建築・
建設用ブロックを得ることができるので、建築・建設用
ブロックの外観を良くすることができる。
の色調の塗料を添加すると、各種の色調を有する建築・
建設用ブロックを得ることができるので、建築・建設用
ブロックの外観を良くすることができる。
【００２３】このように、廃棄物汚泥を利用して建築・
建設用ブロックを製造することができるので、廃棄物汚
泥を処理する必要がなくなる。また、廃棄物汚泥を埋め
立てる必要がなくなるので、自然環境を破壊するのを防
止することができる。そして、埋立地を確保する必要が
なくなる。
建設用ブロックを製造することができるので、廃棄物汚
泥を処理する必要がなくなる。また、廃棄物汚泥を埋め
立てる必要がなくなるので、自然環境を破壊するのを防
止することができる。そして、埋立地を確保する必要が
なくなる。
【００２４】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【００２５】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、建築・建設用ブロックの製造方法においては、ゴ
ミの焼却灰、消石灰成分から成る廃水処理スラッジ、泥
土成分から成る廃水処理スラッジ、鉄粉スラッジ、及び
石材の加工時に発生する石粉を約４：３：１：１：１の
体積割合で混合することによって廃棄物汚泥の混合物を
形成し、該混合物を、脱水し、熱風乾燥させて粉砕し、
粘土を熱風乾燥させて粉砕し、前記混合物及び粘土を約
１：１の体積割合で混合することによって廃棄物汚泥・
粘土混合物を形成し、該廃棄物汚泥・粘土混合物を適量
の水でこねてこね物を形成し、該こね物を圧縮させて成
形物を形成し、該成形物を、水分が約０．５〔％〕以下
になるように温風乾燥させ、温風乾燥させられた成形物
を１０００〜１２００〔℃〕で加熱して焼成する。
れば、建築・建設用ブロックの製造方法においては、ゴ
ミの焼却灰、消石灰成分から成る廃水処理スラッジ、泥
土成分から成る廃水処理スラッジ、鉄粉スラッジ、及び
石材の加工時に発生する石粉を約４：３：１：１：１の
体積割合で混合することによって廃棄物汚泥の混合物を
形成し、該混合物を、脱水し、熱風乾燥させて粉砕し、
粘土を熱風乾燥させて粉砕し、前記混合物及び粘土を約
１：１の体積割合で混合することによって廃棄物汚泥・
粘土混合物を形成し、該廃棄物汚泥・粘土混合物を適量
の水でこねてこね物を形成し、該こね物を圧縮させて成
形物を形成し、該成形物を、水分が約０．５〔％〕以下
になるように温風乾燥させ、温風乾燥させられた成形物
を１０００〜１２００〔℃〕で加熱して焼成する。
【００２６】この場合、廃棄物汚泥を利用して建築・建
設用ブロックを製造することができるので、廃棄物汚泥
を処理する必要がなくなる。また、廃棄物汚泥を埋め立
てる必要がなくなるので、自然環境を破壊するのを防止
することができる。そして、埋立地を確保する必要がな
くなる。
設用ブロックを製造することができるので、廃棄物汚泥
を処理する必要がなくなる。また、廃棄物汚泥を埋め立
てる必要がなくなるので、自然環境を破壊するのを防止
することができる。そして、埋立地を確保する必要がな
くなる。
【００２７】しかも、前記消石灰成分から成る廃水処理
スラッジが加えられるので、セメントのように、前記廃
棄物汚泥の混合物の結合力を高くすることができる。ま
た、鉄粉スラッジが加えられるので、建築・建設用ブロ
ックの強度を大きくすることができる。
スラッジが加えられるので、セメントのように、前記廃
棄物汚泥の混合物の結合力を高くすることができる。ま
た、鉄粉スラッジが加えられるので、建築・建設用ブロ
ックの強度を大きくすることができる。
【図１】本発明の実施の形態における建築・建設用ブロ
ックの製造方法を示す工程図である。
ックの製造方法を示す工程図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ Ｃ０２Ｆ 11/00 ＺＡＢ Ｃ０２Ｆ 11/12 Ａ 11/12 Ｂ０９Ｂ 3/00 ３０３Ｌ Ｅ０４Ｂ 2/02 ３０３Ａ Ｅ０４Ｃ 1/04 Ｑ (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) C04B 33/00 - 33/36 B09B 3/00 C02F 11/00,11/12
Claims (5)
- 【請求項１】 （ａ）ゴミの焼却灰、消石灰成分から成
る廃水処理スラッジ、泥土成分から成る廃水処理スラッ
ジ、鉄粉スラッジ、及び石材の加工時に発生する石粉を
約４：３：１：１：１の体積割合で混合することによっ
て廃棄物汚泥の混合物を形成し、（ｂ）該混合物を、脱
水し、熱風乾燥させて粉砕し、（ｃ）粘土を熱風乾燥さ
せて粉砕し、（ｄ）前記混合物及び粘土を約１：１の体
積割合で混合することによって廃棄物汚泥・粘土混合物
を形成し、（ｅ）該廃棄物汚泥・粘土混合物を適量の水
でこねてこね物を形成し、（ｆ）該こね物を圧縮させて
成形物を形成し、（ｇ）該成形物を、水分が約０．５
〔％〕以下になるように温風乾燥させ、（ｈ）温風乾燥
させられた成形物を１０００〜１２００〔℃〕で加熱し
て焼成することを特徴とする建築・建設用ブロックの製
造方法。 - 【請求項２】 前記鉄粉スラッジとして、鉱物の製錬時
に発生するものが使用される請求項１に記載の建築・建
設用ブロックの製造方法。 - 【請求項３】 前記鉄粉スラッジとして廃鋳物砂が使用
される請求項１に記載の建築・建設用ブロックの製造方
法。 - 【請求項４】 前記鉄粉スラッジとして、鉱物の製錬時
に発生するもの及び廃鋳物砂を約１：１の体積割合で混
合したものが使用される請求項１に記載の建築・建設用
ブロックの製造方法。 - 【請求項５】 前記鉄粉スラッジとして、金属の加工時
に発生するもの及び廃鋳物砂を約１：１の体積割合で混
合したものが使用される請求項１に記載の建築・建設用
ブロックの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000183216A JP3178821B1 (ja) | 2000-06-19 | 2000-06-19 | 建築・建設用ブロックの製造方法 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000183216A JP3178821B1 (ja) | 2000-06-19 | 2000-06-19 | 建築・建設用ブロックの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3178821B1 true JP3178821B1 (ja) | 2001-06-25 |
| JP2002029821A JP2002029821A (ja) | 2002-01-29 |
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ID=18683832
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000183216A Expired - Fee Related JP3178821B1 (ja) | 2000-06-19 | 2000-06-19 | 建築・建設用ブロックの製造方法 |
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| JP (1) | JP3178821B1 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101553314B1 (ko) * | 2014-07-14 | 2015-09-15 | 웅비티에스(주) | 런너 |
| CN108176696A (zh) * | 2017-12-26 | 2018-06-19 | 中城绿建科技有限公司 | 建筑废弃物处置多次风选与砖混分离方法 |
| CN110000194A (zh) * | 2019-04-19 | 2019-07-12 | 艾迪机器(杭州)有限公司 | 一种家庭集成垃圾处理机及用户信息智能追溯方法 |
| CN110078472A (zh) * | 2019-05-17 | 2019-08-02 | 广东金宇环境科技有限公司 | 一种利用混合污泥及渣土制备环保空心烧结砖的方法 |
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| JP2007225166A (ja) * | 2006-02-22 | 2007-09-06 | Daio Paper Corp | 建設・土木材料の製造方法 |
| KR100938511B1 (ko) | 2009-03-17 | 2010-01-25 | 김광남 | 음식폐기물과 생석회를 기저로 하는 블럭성형품의 제조방법 |
| CN102503370B (zh) * | 2011-10-19 | 2013-07-24 | 金立虎 | 一种铁尾矿粉陶粒及其制造方法 |
| CN105756262A (zh) * | 2016-02-17 | 2016-07-13 | 深圳市新天能科技开发有限公司 | 一种环保建筑结构套件 |
| KR102264721B1 (ko) * | 2020-12-07 | 2021-06-11 | 박새롬 | 유기성슬러지와 석재슬러지를 복합적으로 이용한 경량골재 제조방법 |
-
2000
- 2000-06-19 JP JP2000183216A patent/JP3178821B1/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2002029821A (ja) | 2002-01-29 |
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