JP3085022B2 - 電解コンデンサ用電解液 - Google Patents

電解コンデンサ用電解液

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JP3085022B2 JP05124909A JP12490993A JP3085022B2 JP 3085022 B2 JP3085022 B2 JP 3085022B2 JP 05124909 A JP05124909 A JP 05124909A JP 12490993 A JP12490993 A JP 12490993A JP 3085022 B2 JP3085022 B2 JP 3085022B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電解コンデンサ用電解液
に関する。
【0002】
【従来の技術】アルミ電解コンデンサ等の電解コンデン
サは、通常、電解液を含浸したコンデンサ素子を用いて
いる。電解液は、一般的に、グリセリンやエチレングリ
コール等の多価アルコール類を溶媒とし、これにホウ酸
とアンモニウム水あるいはホウ酸アンモニウムあるいは
マレイン酸やアジピン酸、安息香酸、ブチルオクタン二
酸等のカルボン酸またはそれらの塩を溶質として溶解し
た組成になっている。
【0003】ところで、この電解液は、高温度の雰囲気
中において、液中の水分が電極の酸化皮膜を劣化させ
る。そのために、電解コンデンサは、漏れ電流(以下L
Cという)が増大し、それとともに水素ガスが多く発生
し、内圧が上昇して防爆弁が作動し易くなる。これを防
ぐため、例えば電解液に芳香族ニトロ化合物を添加し
て、水素ガスを吸収している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、芳香族ニトロ
化合物は、水素ガスを所定量吸収すると、それ以上吸収
しなくなる。従って、水素ガスの発生量が多いと、芳香
族ニトロ化合物の水素ガスを吸収する効果が短時間で失
われる。そのため、電解コンデンサの防爆弁の作動を遅
らせて寿命を改善する効果が低い欠点があった。
【0005】本発明の目的は、以上の欠点を改良し、電
解コンデンサの寿命を著しく改善できる電解コンデンサ
用電解液を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、多価アルコール類にカルボン酸又はそ
の塩、芳香族ニトロ化合物を溶解した電解コンデンサ用
電解液において、リン酸、亜リン酸、次亜リン酸、リン
酸の縮重合体またはリン酸エステルの縮重合体の内の少
なくとも一種と、平均分子量が200〜20000のポ
リオキシエチレンジグリコール酸またはその塩の内の少
なくとも一種とを0.1〜30wt%含有することを特徴
とする電解コンデンサ用電解液を提供するものである。
【0007】多価アルコール類にはエチレングリコール
やジエチレングリコール、グリセリン等を用い、これを
溶媒とする。
【0008】また、ブチルオクタン二酸やセバシン酸、
アゼライン酸、ピメリン酸、アジピン酸、カプリル酸、
安息香酸等のカルボン酸やそのアンモニウム塩、あるい
はさらにホウ酸アンモニウム等を主電解質として溶解す
る。
【0009】芳香族ニトロ化合物は、ニトロ安息香酸ア
ンモニウムやニトロフタル酸、ニトロアセトフェノン、
ニトロフェノール、ニトロベンジルアルコール等を用い
る。そしてその含有量は、0.05〜2.0wt%が好ま
しい。すなわち0.05wt%未満では水素ガスを吸収す
る効果が低く、従って電解コンデンサの寿命を改善する
効果が低く、また、2.0wt%より多いと電解液の火花
発生電圧が低くなる。
【0010】リン酸の縮重合体としてはポリリン酸等を
用いる。また、リン酸エステルの縮重合体としてはポリ
リン酸メチルやポリリン酸エチル、ポリリン酸n−ブチ
ル、ポリリン酸n−ヘキシル等を用いる。
【0011】リン酸や亜リン酸、次亜リン酸、リン酸の
縮重合体、リン酸エステルの縮重合体の含有量は、0.
01〜2.0wt%が好ましく、0.01wt%未満では電
解コンデンサの寿命を改善する効果が低く、2.0wt%
より多いと電解液の火花発生電圧が低くなる。
【0012】そしてポリオキシエチレンジグリコール酸
及びその塩は、平均分子量が200〜20000で含有
量を0.1〜30wt%とする。この場合、平均分子量が
200未満では火花発生電圧を向上する効果が低く、2
0000より大きくなると溶解し難くなる。また、含有
量が0.1wt%未満でも火花発生電圧を向上する効果が
低く、30wt%より多いと比抵抗が高くなる。
【0013】なお、他に添加剤として、マンニトールや
ソルビトール、純水、ジメチルアミン等を用いてもよ
い。
【0014】
【作用】芳香族ニトロ化合物は、電極から発生する水素
と酸化還元反応して芳香族アミノ化合物に変化する。こ
の反応は芳香族ニトロ化合物1に対して水素3のモル比
で起る。そのため、芳香族ニトロ化合物は、含有量が少
量であっても、水素ガスの発生を抑制する効果が大き
い。また、電解液が有機酸系であっても無機酸系であっ
てもいずれの場合も水素ガスの発生を抑制する効果があ
る。
【0015】また、リン酸や亜リン酸、次亜リン酸、リ
ン酸の縮重合体、リン酸エステルの縮重合体は、電極表
面に安定な保護膜を形成して水素過電圧を高める。その
ため、電極の耐水性が向上し、水素ガスの発生を抑制で
きる。
【0016】さらに、ポリオキシエチレンジグリコール
酸及びその塩は、表面活性作用がある。そのため、電解
コンデンサをエージング処理した際に、リン酸や亜リン
酸等のリン化合物が電極に接触し易くなる。従って、電
極の切断部や酸化皮膜の欠陥部を補修し易くなる。それ
故、電解コンデンサのLCを長期間低下でき、水素ガス
の発生を抑制できる。なお、エチレングリコール等の多
価アルコール類にカルボン酸やその塩を溶解した電解液
は、85℃〜105℃程度の高温領域で使用するとエス
テル化反応を生じ、pHが高くなり、また、COOH基
が減少して電導度が低下する。そしてpHが高くなり
8.5を越えるとアルミニウムが溶解し易くなりコンデ
ンサの漏れ電流が増大する。また、電導度が高くなると
コンデンサのtanδが増加し、熱劣化し易くなる。ポリ
オキシエチレングリコール酸等は、電解質であり、CO
OH基を有しているため、電解液のpHを低く抑えるこ
とができ、電導度を高く維持できる。従って、コンデン
サの漏れ電流特性やtanδ特性を改良できる。これに対
して、ポリエチレングリコールは、非電解質であるた
め、ポリオキシエチレンジグリコール酸等のこのような
作用を有していない。
【0017】これにより、芳香族ニトロ化合物により水
素ガスの発生を抑制する効果が長くなる。
【0018】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
実施例、従来例及び比較例の電解液の組成を表1〜表3
に示す。なお、リン酸、亜リン酸、次亜リン酸、リン酸
の縮重合体、リン酸エステルの縮重合体を添加剤1と表
わす。また、ポリエチレングリコール、ポリオキシエチ
レングリコール酸、その塩を添加剤2と表わす。そして
その他の添加剤を添加剤3と表わす。
【0019】
【表1】
【0020】
【表2】
【0021】
【表3】
【0022】次に、表1〜表3に示した電解液を含浸し
た定格400V、470μFのアルミ電解コンデンサに
ついて高温負荷試験を行い、LCの変化と外観の変化と
を測定し、表4に示した。なお、高温負荷試験は、周囲
温度105℃で定格電圧を3000h連続印加して行
う。試料数は各々20個とする。
【0023】
【表4】
【0024】表4から明らかな通り、初期のLCは、実
施例1〜実施例10が41〜91μAであるのに対し
て、従来例が110μAそして比較例1〜比較例4が1
00〜130μAとなった。すなわち、初期LCは、実
施例1〜実施例10の方が従来例に比較して約37.3
〜82.7%にそして比較例1〜比較例4に比べて約3
1.5〜91%に各々低下している。
【0025】また、3000h後のLCは、実施例1〜
実施例10が30〜80μAであるのに対して、従来例
が101μAそして比較例1〜比較例4が107〜15
0μAであった。従って、実施例1〜実施例10は、従
来例に比較して約29.7〜79.2%にそして比較例
1〜比較例4に比べて20〜約74.8%に各々低下す
る。
【0026】さらに、外観についても、3000h後に
おいて、実施例1〜実施例10は何も異常が認められな
かった。これに対して、従来例、比較例2及び比較例3
はケースが大きく膨らんだ。また、比較例1は全数がそ
して比較例4は11個が各々防爆弁が作動した。
【0027】そして添加剤2の添加量を変えて、比抵抗
及び火花発生電圧に対する影響を調べた。これに用いる
電解液1の組成は次の通りとする。
【0028】電解液1: エチレングリコール (86.2−y)wt% アゼライン酸アンモニウム 10.0wt% ニトロベンジルアルコール 1.0wt% 次亜リン酸 0.8wt% 添加剤2(平均分子量1000) ywt% 純水 2.0wt%
【0029】なお、比抵抗は25℃のときの値とし、火
花発生電圧は85℃のときの値とする。そして添加剤2
としてはポリオキシエチレンジグリコール酸を用いる。
測定結果は、図1に示した。この図1において、実線は
比抵抗のグラフをそして点線は火花発生電圧のグラフを
示す。
【0030】この図1から明らかな通り、比抵抗は添加
量が30wt%より多くなると急激に増加する。従って、
添加量は30%以下が好ましい。
【0031】さらに、添加剤2の分子量を変えて火花発
生電圧に対する影響を調べた。これに用いる電解液2の
組成は次の通りとする。
【0032】電解液2: エチレングリコール 82.3wt% カプリル酸アンモニウム 10.0wt% ニトロフタル酸 0.5wt% ポリリン酸 0.2wt% 添加剤2 5.0wt% 純水 2.0wt%
【0033】また、測定値は85℃のときの値とする。
そして添加剤2としてはポリオキシエチレンジグリコー
ル酸を用いる。測定結果は図2に示した。
【0034】図2から明らかな通り、分子量が大きくな
るに従って火花発生電圧も高くなる。しかし、分子量が
20000より大きくなると溶解し難くなるので好まし
くない。
【0035】なお、芳香族ニトロ化合物の影響を調べる
ために、その添加量を変えて火花発生電圧と水素ガスの
発生傾向を測定した。この測定に用いる電解液3の組成
は次の通りとする。
【0036】電解液3: エチレングリコール 82.9−zwt% ブチルオクタン二酸アンモニウム 10.0wt% 芳香族ニトロ化合物 zwt% リン酸 0.1wt% ポリオキシエチレンジグリコール酸 3.0wt% 純水 2.0wt%
【0037】そして火花発生電圧は、温度85℃のとき
の値とし、結果を図3に示した。また、水素ガスの発生
傾向は、この電解液3を含浸した定格400V、330
μFのアルミ電解コンデンサを周囲温度105℃の雰囲
気中に定格電圧を連続して印加しながら3000h放置
後に、コンデンサのケース内に発生したガス量を測定し
て求めた。このガス量の測定結果は図4に示した。試料
数は各々10個とする。
【0038】図3及び図4においてイは芳香族ニトロ化
合物としてニトロ安息香酸やニトロフェノールを用いた
電解液3を使用している。また、ロはニトロアセトフェ
ノンやニトロベンジルアルコール、ニトロフタル酸を用
いた電解液3を使用している。
【0039】図3から明らかな通り、火花発生電圧は、
電解液3−イ及び電解液3−ロとも添加量が2.0wt%
より多くなると急激に低下する。従って、添加量は2.
0wt%以下が好ましい。
【0040】また、図4から明らかな通り、水素ガス発
生量は、電解液3−イ及び電解液3−ロとも添加量が多
いほど減少する。すなわち、水素ガスの発生を抑制する
には、添加量が多い方がよい。
【0041】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、多価アル
コール類にカルボン酸やその塩、芳香族ニトロ化合物を
含む電解液に、リン酸や亜リン酸、次亜リン酸等のリン
化合物を含有するとともに、平均分子量が200〜20
000のポリオキシエチレンジグリコール酸等を0.1
〜30wt%含有することによって、電解コンデンサに用
いた場合に、LCを低下して水素ガスが発生するのを長
期間に渡って抑制でき、防爆弁が作動するのを遅らせて
寿命を改善でき、特性を向上できる電解コンデンサ用電
解液が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】添加剤2の添加量を変えた場合の比抵抗及び火
花発生電圧の変化のグラフを示す。
【図2】添加剤2の分子量を変えた場合の火花発生電圧
の変化のグラフを示す。
【図3】芳香族ニトロ化合物の添加量を変えた場合の火
花発生電圧の変化のグラフを示す。
【図4】芳香族ニトロ化合物の添加量を変えた場合のガ
ス発生量の変化のグラフを示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多価アルコール類にカルボン酸又はその
    塩、芳香族ニトロ化合物を溶解した電解コンデンサ用電
    解液において、リン酸、亜リン酸、次亜リン酸、リン酸
    の縮重合体またはリン酸エステルの縮重合体の内の少な
    くとも一種と、平均分子量が200〜20000のポリ
    オキシエチレンジグリコール酸またはその塩の内の少な
    くとも一種とを0.1〜30wt%含有することを特徴と
    する電解コンデンサ用電解液。
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