JP3084508B2 - スノーボード用締結装置 - Google Patents

スノーボード用締結装置

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JP3084508B2
JP3084508B2 JP07109779A JP10977995A JP3084508B2 JP 3084508 B2 JP3084508 B2 JP 3084508B2 JP 07109779 A JP07109779 A JP 07109779A JP 10977995 A JP10977995 A JP 10977995A JP 3084508 B2 JP3084508 B2 JP 3084508B2
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  • Road Paving Structures (AREA)
  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、請求項1の前段部分に
よるスノーボード用締結装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】このよ
うな締結装置は、1994年2月24日にミュンヘンで
開催されたISPO貿易博覧会に出品された。この締結
装置は、ブーツソールの前部を越えて延伸して、所定位
置に保持するスノーボードにしっかりと接続される前部
スターラップを有する。ブーツの長手方向軸に対して延
伸するピンが、ブーツソールのヒール側部分を通って差
し込まれて、ブーツソールの両側から約5−10mm突出
する。平行に延伸する2つの横側面部からなるヒール要
素がスノーボード上の所定位置にしっかりとねじ止めさ
れて、スノーボード表面から垂直に突出する。この横側
面部は、垂直方向のスロットを有し、ブーツから突出す
るピンの一部が、このスロット内に導かれる。横側面部
上の把持装置が、フック形状を有して、ピンがスロット
内に導かれる間に、後方に押されて、横側面部を開くと
同時に、スロット内に完全に収容されるピン部を固定位
置ではさんで、ピンと係合する。締結装置を開放するに
は、横側面部の片側にあるレバーを作動させる必要があ
り、この手段により、スターラップが開放位置に移動す
るとともに、ブーツのヒール部が締結装置から移動でき
る。ISPOに出品されたこの締結装置は、その後に公
開されたドイツ特許公開第4311630A1号にも開
示されている。
【0003】オーストリア特許第351419号は、ス
キーヤーのブーツを略完全に包み込むシェルを備えたス
キー用締結装置を開示する。この装置は、開いて折り畳
むことができるとともに、スキー表面にしっかりと締付
けられる。足部の前部を覆うシェル部と、脛部の前側を
覆うシェルの先端で旋回するように連接されて、開放位
置又は差込み位置と、閉塞位置との間で旋回可能であ
る。閉塞位置で、前記2つのシェル部は、固定シェル部
上のばね式把持ピンにより所定位置に固定される。過剰
圧力がかかった場合の解放或いは踏み出し開放をするに
は、ばね式ボルトがケーブルにより解放位置に導かれ
る。踏み出し解放の場合には、スキーヤーは、固定シェ
ル部上のレバーによりケーブルを作動する。このよう
に、この締結装置は、柔軟な使用とスキーブーツの快適
さを目的とするシェル締結装置である。
【0004】ドイツ特許公開第2556817A1号
は、スキー表面にばね式ケーブルで取付けられる締結プ
レートを備えたスキー用締結装置を開示する。解放力が
超過した場合、このプレートは、ケーブルの長さにより
予め設定された距離を、スキー表面から離れる。このプ
レート用のリセスが、スキー用ブーツのソール内に設け
られる。把持機構がプレート内部にあって、スキー用ブ
ーツソールのリセス内のプレートを固定させる。このた
め、超過力による、締結装置の解放の場合には、ブーツ
は、プレートとともにスキーから外れる。解放、即ち、
踏み出しによる解放をするには、ブーツはプレートから
切り離される必要がある。手動で或いはスキーストック
で、スキーヤーにより作動される解放機構が、この目的
のためにプレート上に設けられる。
【0005】締結装置に踏み込む際に、スキーヤーが固
定要素の作動を必要としない、いわゆる踏み込み式の、
別の締結装置がドイツ特許公開第4106401A1号
に開示される。ブーツが2つの普通のスターラップ、前
部スターラップとヒールスターラップ、により保持され
る。ヒールスターラップは、しかしながら、スノーボー
ドにしっかりと接続される接続要素に、旋回可能に取付
けられる踏み込み要素に連接される。また、踏み込み要
素が完全に押し下げられること、踏み込み要素を把持す
る固定機構が取付けられており、これを所定位置に固定
保持する。締結装置を開放するには、スキーヤーは屈み
込んで、この固定機構を手で作動して開放する必要があ
る。ブーツのソールの下側に雪或いは氷がついている
と、踏み込み要素を押し下げる前に、この雪或いは氷が
締結装置に接触するので、踏み込み要素の固定を確実に
行えない。このように、この締結装置は、限られた範囲
でしか機能的とは言えない。
【0006】ドイツ特許公開第2511332A1号
は、締結装置の一部が、同様に、スキー用ブーツのヒー
ル部と一体のスキー用締結装置を開示する。2つのばね
式形状ヘッドボルトが、ブーツソールヒール部から横方
向に突出して、スキーにしっかりと取付けられる対応リ
セスと両側で係合する。これは、所定の力が超過した時
に開く自己−解放安全締結装置である。この力は、2つ
のボルトを外方に雄スプリングとともに、これらのボル
トの球形ヘッドの形状とこれらの球形ヘッド用のリセス
形状とによって決定される。
【0007】締結装置の標準的な解放がブーツのつま先
を保持する前部ジョーで行われるのに対して、ヒール取
付けは、スプリング力を圧倒する足部の傾斜によっての
み解放できる。スキーヤーが負傷する可能性がある緊急
時のために、ボルトを収容する要素が回転して、要素内
に配置された溝がブーツを引き上げて締結装置から外す
ようにしてある。
【0008】ドイツ特許公開第2200056A1号は
スキー用の補助解放締結装置を具備していることを特徴
とするNAND型セルを具備したメモリ装置の感知増幅
器。開示する。この装置においても、また、ブーツソー
ルを通って横方向に押されるボルトが設けられ、このボ
ルトは、フック形状のばね式固定要素と係合する。固定
要素全体は、スキーの軸方向に後方に押されて、締結装
置を開放する。これは、スキーに取付けられたレバーを
作動することにより実施される。
【0009】ドイツ特許公開第141425A1号は、
ばね式ピンがブーツに取付けられるとともに、対応収納
装置がスキーに取付けられる、スキー用安全締結装置を
開示する。この装置でも、また、スキーに締付けられる
機構が作動して、締結装置を開放する。更に、ドイツ特
許公開第280918A1号は、スキー用ブーツと解放
締結要素からなるスキー用締結装置を開示し、ソール内
に組み込まれた、ブーツを越えて突出するプレートを備
えるか、又は若干離れた2つのボルトを儲け、このプレ
ート又はボルトを横方向に把持するスキー上のフックを
旋回させる。
【0010】スノーボード用締結装置については、いわ
ゆる踏み込み式締結装置、即ち、スノーボーダーが屈み
込んで固定スターラップ等の締結装置の部分を作動させ
る必要のない、スキー用締結装置と同様の、単に踏み込
むだけでよい締結装置が要求されてきた。他方では、多
くの提案がなされてきたにも拘わらず、使用者や付近に
いる他方の安全性の問題が依然として充分に解決されて
いないため、超過力がかけられた場合にスノーボードか
らブーツを完全に解放できる安全締結装置が依然として
スノーボードの問題点となっている。また、スペースの
問題がスノーボード用締結装置にとっては、重要な問題
となっている。スノーボーダーは、本来、ボードの移動
方向に対して横向きに立ち、これは、実際には、ブーツ
の長手方向軸とスノーボードの長手方向軸との間の角度
が45°と90°との間であることを意味するが、スノ
ーボーダーによっては、更に、後足後方、即ち、移動方
向に対して90°より大きい角度に向く場合がある。ス
ノーボード、特に、既存斜面上のスノーボーダー用のい
わゆるアルパインボードは、ますます狭くなっているの
で、ブーツのつま先とヒールは、スノーボードの輪郭か
らすでに突き出している。このため、ボードがエッジ上
で回転する時に、突出した締結部の幸人の抵触を引き起
こすので、スノーボード用締結装置は、ブーツのつま先
とヒールから突出してはならないという原則が確認され
る。この理由から、踏み込み機能を有する従来のスキー
用締結装置は、スノーボードには適さない。
【0011】1994年2月にISPO博覧会で公開さ
れた、上記踏み込み式スノーボード用締結装置は、これ
らの不都合を回避したものである。しかしながら、ボー
ド表面に直接に接続される解放レバーを作動するため
に、スノーボーダーは屈み込んで締結装置を開放しなけ
ればならないので、この装置は、所望の使用の快適性の
問題が残される。この解放レバーの設計は、また、どち
らかといえば技術的に精巧であり、重量が増大する傾向
がある。これは、スノーボードやスノーボード用締結装
置ができる限り軽量化される傾向に反する。
【0012】本発明は、このため、締結装置の快適性を
更に改良しながら、可能な限りの軽量化、機能的安全
性、低価格の要求を満たすようにして、従来のスノーボ
ード用締結装置を改良することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段及びその作用・効果】この
目的は、請求項1に特定される特徴部分により達成され
る。本発明の好ましい実施例は、従属請求項に開示され
る。本発明の基本的且つ本質的概念は、締結装置の主要
な移動部分と、特に、スノーボード用ブーツ内の固定装
置とにあり、締結装置から踏み出す時にスノーボーダー
が屈み込む必要がないように、締結装置から踏み出す時
の快適性を高めるだけでなく、以下の利点を達成するも
のである。スノーボードに締付けられる締結部品は軽量
であるとともに、着氷の影響を受けない。より高価な、
着氷の影響を受けやすい固定要素は、ブーツ又はブーツ
ソール内側に配置されるので、着氷から良好に保護され
て、同一の締結装置部品を使用する他のスノーボードと
組み合わせることができる。本発明の重要な態様は踏み
込みだけではなく、締結装置からの踏み出しもまた、か
なり容易であるので、いわゆる踏み出し機能が達成され
ることにある。また、特に強調できる点は、開放後に、
スノーボーダーの側で何の作業努力もせずに、締結装置
が自動的に初期位置に戻って、再び踏み込みができるこ
とにある。この初期位置は、閉塞位置と同一である。即
ち、固定要素が、完全開放締結装置と完全閉塞締結装置
における同一停止位置を有する。このため、固定装置
は、着氷により締結装置が不都合に開放されるような位
置にとどまることはない。
【0014】
【実施例】本発明を、添付の図面を参照しながら、実施
例に基づいて説明する。各々の図面の同一参照符号は、
同一又は対応する要素に対して付されている。本発明
は、前部スターラップの使用に関連して、図7以外の実
施例において説明されるように、全ての実施例におい
て、本発明はこのような前部スターラップなしで作動可
能であることは言うまでもない。この場合、図14に関
してより詳細に説明するように、ブーツ側面締結装置
が、ブーツの略中央に取付けられ、ベースブロックを使
用して、ソール及びヒールの先端部が、スノーボード表
面に対して正しい高さに確実に配置される。この場合、
締結用のベースプレートを省略することもできる。しか
しながら、例えば、2つの締結装置間のステップ寸法及
び/又はスノーボードの長手方向軸に対する締結装置の
回転軸を調整できるように、スノーボード側面締結部の
スノーボードへの締付けを、より変化可能にするのが好
ましい場合には、ベースプレートを、この変更例におい
ても同様に使用できる。
【0015】図1は、スノーボードに締付けられる締結
要素2を備え、固定位置にセットされる直前のスノーボ
ード用ブーツ1の側面図を示す。この締結要素2は、ス
ノーボードに様々な方法で締付けられるベースプレート
3からなる。いわゆるプレート締結装置と同様に、締結
要素は、スノーボード用ブーツ1のソール突起部5をし
っかりと把持して、スノーボード用ブーツの前端を適切
に保持する前部スターラップを有する。ここでは、スノ
ーボード用ブーツ1のヒール部6として構成される第2
の締結要素6は、締結要素2上に取り付けられるヒール
要素7と協働する締結装置の主要部分を含む。
【0016】概略的には、このヒール要素7は、2つの
平行な横側面部7’,7”を有し、この横側面部の間隔
は、スノーボード用ブーツ1のヒール部6の幅よりわず
かに大きいだけである。各横側面部7’,7”は、開口
部8を有し、ヒール部6を横方向に突出するばね式ピン
9が開口部8と係合する。スノーボード用ブーツをしっ
かりと締付けるには、ブーツを前方に、最小の力で前部
スターラップ4に押し付ける必要がある。従って、これ
は、前部スターラップ4とピン9又はピンを収容する開
口部8との間の間隔が、この力を発生させるために一定
の最大長さを有することを意味する。締結装置内にブー
ツを踏み込むと、ブーツは、通常は、低くなった前部と
幾分高くなったヒール部で前部スターラップ4に押し付
けられるが、充分な押し付け力を発生しない。このた
め、ヒール部を下げても、ピン9と開口部8とが完全に
一直線状にはならない。一直線状にするには、下方傾斜
部10が横側面部7’,7”にそれぞれ設けられ、これ
らの下方傾斜部は、横方向突起部11と協働して、ヒー
ル部が押し下げられた時に、ブーツ全体を前方に押し出
す。ピン9と突起部11との間隔は、開口部8と傾斜部
10との間の間隔と正確に一致するので、ヒールが押し
下げられると、ばね式ピン9が確実に開口部8内に案内
されて、ピンと開口部とが係合する。同時に、ブーツを
前方に押すのに必要な力が発生し、この力は、ブーツ前
端部をしっかりと前部スターラップ4に押し付ける。
【0017】ピン9が開口部8に係合すると、ブーツは
スノーボードにしっかりと取付けられて、不用意にゆる
むことはない。本実施例において、締結装置を開放する
には、2つのピン9を一緒に内側に押すか又は引いて、
2つのピン9を開口部8からはずす。これにより、まず
ブーツを、ヒール部でいく分か持ち上げてから、締結装
置から取り外す。上記のようにピン9を取り外すため
に、ケーブル12が設けられる。該ケーブル12は、ス
ノーボード用ブーツ1の後側に沿ってシャフトまで伸
び、そこでベルト13により適切に保持される。把持ル
ープ14がケーブル12に配設される。以下の説明でよ
り明らかなように、ケーブル12が引上げられると、2
つのピン9が内方に引かれて、締結装置を開放する。
【0018】このため、本発明の特徴は、締結装置の開
放又は解放がスノーボード用ブーツ上で行われることで
あり、従来公知のスノーボード用又はスキー用の締結装
置のように、スノーボード又はスキーに締付けられた締
結装置の部分上で行われるのではないことである。多く
の締結装置のうちで、本装置は、スノーボーダーが締結
装置の上に屈み込んだり、或いは、殆どのスキー用締結
装置ではよくあることであるが、スキーストック(スノ
ーボーディングにはないものであるが)を補助道具に使
用する必要がないという利点を有する。所望の場合に
は、スノーボーダーは、無制限に、ベルト高さにまでケ
ーブルの長さを伸ばすことができる。別の利点として
は、締結装置の主要構成要素がブーツと一体になってい
ることである。このように、スノーボードに常に接続さ
れる締結要素2を非常に簡便に且つ経済的に設計できる
ので、複数のスノーボードを所有するスノーボーダー
は、以前は、ブーツとともに高価な締結部品を購入する
必要があったが、全てのスノーボード用のより廉価な締
結要素2だけを購入すればよい。
【0019】締結装置の主要構成要素を含むヒール部6
は、また、別部品として製造して、ブーツにねじ止め又
は接着されるか、或いは何か別の方法で固定できること
は言うまでもない。図2は、固定状態、即ち、ピン9が
開口部8と係合した状態の締結装置のヒール側構成要素
の側面図である。ここでは、ピン9と開口部8とが相互
に向きあうように、ヒール部が押し下げられると同時
に、ブーツを案内するために協働すると言う傾斜部10
と突起部11の効果が明らかにされる。横側面部7’、
7”は、ベースプレート3に取付けられた取付けブロッ
ク15上を移動できるように、案内されることが、図2
から理解され、これは、締結装置全体がブーツ寸法と一
致可能であることを意味する。止めねじ16が、横側面
部移動用に設けられる。
【0020】横側面部は、その上端部にディンプル17
を有する。ヒール部に軽い力をかけると、ピン9がディ
ンプル17の最深点に移動するので、ディンプル17
は、締結装置への踏み込みを容易にする。これは、突起
部11が、その後に、傾斜部10に対して適切な位置に
あることを意味する。また、ヒール部のブーツソールの
下側が、取付けブロック15等の締結要素のいずれとも
まだ接触せずに距離を保っていることが、図2から理解
される。このように、ブーツソールの下側に雪があって
も、締結装置のしっかりとした固定ができる。いずれに
しても、スノーボード用ブーツのヒール部は、つま先部
より若干高いと考えられるので、本発明では、ウェッジ
をヒール部の下に敷くか、ヒール部に使用されることを
必要としない。
【0021】2つの横側面部7’,7”の位置が図3A
により明らかである。これらは、相互に平行に、スノー
ボードから垂直に突き出て、その間にスノーボード用ブ
ーツのヒール部を収容する。両横側面部7’,7”は、
取付けブロック15上の接続要素18により接続され
る。また、両横側面部7’,7”は、ベースプレート3
に向け、接続要素18を越えて伸びて、取付けブロック
15を内側方向アーム19’,19”でしっかりと把持
する。このようにして、スノーボードの長手方向にのみ
移動できるように、ヒール要素7が取付けブロック15
上にしっかりと固定される。この目的のために、取付け
ブロック15は、止めねじ16を収容する開口部20及
び該開口部20を取付けブロック15の上側に開くスロ
ット(図示せず)を備えるので、接続要素18に接続さ
れるねじ部(図示せず)が止めねじ16と接続するよう
にして、ヒール要素7の長手方向調整ができる。
【0022】更に、横側面部7’,7”が開口部8の上
方に傾斜部21’,21”をそれぞれ有し、この傾斜部
により、ばね式ピンがブーツのヒール部6内に確実に押
し込まれることが、図3Aから容易に理解できる。ディ
ンプル17の働きをより効果的にするには、ばね式ピン
9を、その円周部が横側面部の上側で接触する位置で、
内側にのみ確実に押し込むのがよい。この目的のため
に、横側面部7’,7”の長手方向延長部に平行に延伸
する補助ディンプル22を、傾斜部21’,21”に近
接して設ける。ディンプル22は図3Aに、最もよく示
されており、スノーボードに垂直な中心軸23に対して
傾斜部21’より大きな傾斜角を有する。ばね式ピン9
がディンプル17の最深部にある時にのみ、その自由端
部がディンプル22の壁部と接触するので、ヒール部が
押し下げられると、ピンが内方に押し込まれる。
【0023】開口部8の中心軸24は接続要素18から
上方に離れており、この距離は、ピン9の中心点と、ス
ノーボード用ブーツ1のヒール要素6のソールの底側と
の間の対応距離より大きいことが、図3Aから明らかで
ある。従って、締結装置の機能は、スノーボード用ブー
ツのソールについた雪又は氷により損なわれることはな
い。
【0024】図4は、スノーボード用ブーツ1のヒール
部6内側の平面図を示す。このヒール部は、ピン9,
9’と、これらを移動する機構が収容されるキャビティ
25を有する。図3Aの軸24と一致する軸26に沿っ
て、ヒール部6は、一直線状に対向する2つの開口部を
有し、その内部にガイドブッシュ27,27’が差し込
まれて、ピン9,9’がそれぞれ移動可能に案内され
る。2つのピン、図4の実施例では、内側端面でスプリ
ング28により直接に接続するピン9,9’が、ガイド
ブッシュ27により形成される停止具と当接するまで、
スプリング28により外方に押される。
【0025】スプリング28は、ここでは、U字形状ス
ターラップとして構成される。ピン9,9’の長さは、
ピン9,9’のみがヒール部6の輪郭から所定値、例え
ば、5〜10mmだけ横方向に突出するような寸法にされ
る。外方に突出するピン9,9’の端部は丸みをつけら
れて、2つの横側面部7’,7”間へのピンの差込みを
容易にする。この丸みの湾曲半径は、他の円筒状ピンの
直径の半分と等しいので、外方に突出するピンの先端
は、半球を形成する。
【0026】最も簡単な例では、プラスチックワイヤ又
は金属ワイヤでできる引張要素29,29’が、締結装
置を開放するために、ピン9,9’上にそれぞれ形成さ
れる。これら2つの引張要素は、偏位スタンション30
を越えて、対向方向に案内されて、連結要素31内に共
に連結されるとともに、図1に詳細に示されるように、
ヒール部6の内側から開口部32を通って案内されるケ
ーブル12に連結される。ケーブル12もまた、プラス
チック又は金属で作成できる。このケーブル12を引く
と、張力が両引張要素29,29’に向けられ、偏位ス
タンション30を介してピン9,9’に送られるので、
ピン9,9’が軸26に沿ってヒール部6の内方に引か
れる。ケーブル12を再び放すと、2つのピンはスプリ
ング28によって、再び外方に押される。
【0027】ピン9,9’を保護する突起部11,1
1’が、ヒール部6の輪郭から略ピン9,9’まで突出
して、歩行中にピンが衝突する危険性を減少させること
は図4から容易に理解できる。突起部11,11’の端
部もまた、丸み形状、例えば、長楕円形状を有するの
で、ピン9,9’が何らかの障害物との衝突するのを防
止する保護具として作用する。ピン9,9’と近接して
向い合う突起部11,11’の表面33,33’は、本
質的に滑らかで、傾斜部10と嵌合する(図1)。
【0028】更に、ヒール部6は、全周にわたって閉塞
されているので、従来のスノーボード用ブーツの付属品
として使用できることが、図4から理解できる。ヒール
部6をスノーボード用ブーツのシェルに完全に一体化で
きることは言うまでもない。図5の側面図において、ス
ノーボード用ブーツ1のヒール部6のスプリング28と
引張要素29とケーブル12の位置が明らかにされる。
通常はプラスチックで構成される偏移スタンション30
は、別部品として設けることができるが、ヒール部に一
部品として成形することができる。
【0029】図6は、スプリングと引張要素とが図4及
び図5の実施例のものとは異なるヒール部の別の実施例
を示す。スプリング28は、ここでは、軸26の沿って
方向づけられるコイルスプリングとして構成されて、2
つのピン9,9’を押す。各ピン9,9’は、それぞれ
の端部に引伸し部33,33’を有し、スプリング28
が引伸し部33,33’上で支持されるとともに、引伸
し部33,33’はスプリング28の反対側でレバー3
4,34’の片方のアームが支持される。これは、ピン
の片側でなされる。対応レバーアームもまた、両側でピ
ンを把持するつめとして構成できる。これらのアームは
凸形状に曲げられて、レバーが旋回軸35,35’回り
をそれぞれ旋回する間に、引伸し部33,33’に沿っ
てスライドする。レバー34,34’の他方の2つのア
ームは、前記アームに略直角であって、2つの短ケーブ
ル36,36’を介してケーブル12に接続される。図
6において、ケーブル12が引かれると、2つのピン
9,9’が略解放位置になる。固定位置では、2つのピ
ン9,9’は、ピン9,9’の制限位置を規定するガイ
ドブッシュ27,27’に当接する。
【0030】図7の実施例も、スプリング28とレバー
34,34’で同様に作用する。図7の実施例では、レ
バー形状と、ピン9,9’へのその取付けだけが、図6
の実施例と本質的に異なる。レバー34,34’は、こ
こでは、スロット接続部によってピンに接続される。即
ち、レバー34,34’は、それぞれ、ピン9,9’の
軸26に垂直に延伸するボルト37’を内部に差し込ん
だスロット37,37’を有する。レバーが旋回する
と、このボルト37’はスロット37に沿ってスライド
する。他の機能は図6の実施例に対応する。
【0031】図8の実施例も同様に、コイルスプリング
28とロッドリンケージで作動し、結果的に、所望の張
力がピン9,9’に作用する。ピン9,9’が屈曲し
て、屈曲アーム38,38’が軸26に対して偏位す
る。これら屈曲アーム38,38’の自由端部は、スロ
ット接続部39,39’によって、旋回レバー40に接
続される。旋回レバー40の旋回軸は、軸26上の2つ
のピン9,9’に鏡面対称に位置する。ケーブル12は
旋回レバー40の一端で、または、ケーブル12の所望
の出口点に応じて、旋回レバー40にしっかりと連結さ
れている補助旋回レバー42に接続されて、ケーブル1
2の張力を旋回レバー40に送る。
【0032】図9の実施例において、第2締結部6の内
部に配置されたピン部は、相互に横方向に偏位して、こ
こで、スプリング(図示なし)により外方に押される。
ピンの相互に重複する部分42は、傾斜側面部44を備
えた通路開口部43を有する。相対方向傾斜部46,4
7を有するボルト45が、これらの通路開口部に差し込
まれる。ケーブル22に接続されるボルト45が移動す
ると、2つのピン9,9’が内方に押されて、締結装置
を開放する。2つのピン9,9’を外方に押すのに役立
つ力を備えるスプリングが、様々な方法で実現される。
例えば、中心軸の延長部としてのボルト45で直接に行
ってもよく、圧縮ばね又は引張りばねとして構成するこ
ともできる。また、図4の実施例に対応するストラップ
ばねとして設計することもできる。更に、また、ピンに
直接に作用する1つ又は2つの圧縮ばねを設けることも
できる。
【0033】図10A、図10B、図11A及び図11
Bの実施例において、1つ又は2つのピンが横側面部
7’,7”に取付けられるのに対して、固定機構は、ピ
ンの後側を把持する1つ又は2つの旋回レバーの形状を
有する。図10Aは、スノーボード用ブーツ1のヒール
部6の側面図を示す。後側ソール領域において、両側を
内方に延伸するリセス48は、ソール先端部に向う領域
内で、ソールの下側50付近の丸み51内で終結する傾
斜部49を有する。固定レバー52,52’が、これら
2つのリセス48それぞれの内部に収容されて、共通の
回転シャフト53に締付けられる。この回転シャフト
は、キャビティ25を経由し、スノーボード用ブーツを
通って、横方向に延伸する。ケーブル12に接続される
別のレバー54が、回転シャフト53に、回転運動なし
に取付けられる。更に、図示しないスプリングをこのレ
バー54に取付けて、レバー54を押すとともに、ケー
ブル12の張力方向と相対する2つの固定レバー52,
52’をブーツのつま先方向に押すことによって、2つ
の固定レバーをその固定位置に押すことができる。固定
レバー52は弓形に屈曲するとともに、固定位置で略水
平に向いて、横側面部7’,7”上に位置する連携ピン
9,9’としっかりと接触する固定平面55を有する。
固定レバー52は、この固定平面55に隣接して、傾斜
面56を有する。この傾斜面56は、踏み込み過程で、
傾斜面56がピン9に接触するとすぐに、固定レバー5
2,52’が開放位置まで確実に後方に旋回できるよう
にする。固定レバーの先端部がピン9を通ってスライド
するとすぐに、固定レバー52はスプリング力により前
方向に押されて固定位置に入って、締結装置が閉じられ
る。
【0034】締結装置内に踏み込むと、傾斜部49はピ
ン9と接触するとすぐにブーツを前方に移動させるガイ
ド表面として作用する。このように、傾斜部49は本
来、上記実施例におけるガイド表面33とともに突起部
11と同じ機能を有する。固定レバーは、リセス48内
で良好に保護されるので、踏み込み過程でこれらのレバ
ーがどこかにぶつかる危険性はない。
【0035】2つのピン9,9’が、どのように横側面
部7’,7”に締付けられて、相互にに内方に向くかに
ついては、図10Bから更に明らかである。リセス48
と固定レバー52,52’用のリセスの保護機能もま
た、理解される。図10Aに関して、当然ながら、ブー
ツ内部においても、ケーブル12はブーツ内を上方に向
いて、例えば、ブーツライナーとシェルとの間を延伸で
きる。この配列は、全ての実施例に備えられた基本的な
可能性である。
【0036】固定レバーの固定位置がしっかりと適切に
固定されて、スプリングの力に依存しないためには、締
結装置を閉じるか又は、ブーツつま先を若干移動させ
て、回転シャフト53の中心軸をピン9の中心軸の上方
に配置するのが有効である。スノーボード表面から直角
に上方に向く力は、まず、固定レバー52に何のトルク
も及ぼさず、或いは、回転シャフト53の軸が更に前方
に移動する場合には、固定レバー52をよりしっかりと
固定位置に押すトルクを発生する。
【0037】図11A及び図11Bの実施例において、
2つの横側面部7’,7”を貫通して接続するピン9,
9’と、図10Aの2つの固定レバー52,52’と同
一の図11Aの側面図における断面を有する1つの中央
固定レバー52が使用される。ブーツソールは、下方に
開口して、横方向に終結して開口となるリセス57を有
し(図11A)、この開口はブーツつま先方向に向いた
壁に傾斜部58を有するとともに、ピン9と協働して、
ブーツをつま先方向に前方に押す。ここでは、中央固定
レバーは、図示されないスプリングに押されて、固定位
置に入る。その多の機能は、図10A及び図10Bの実
施例のものと同じである。
【0038】図12Aの実施例では、第2締結部6の内
部に配置されるピン9は、連接レバー60,60’によ
り旋回レバー40に接続され、連接レバー60,60’
の端部は、各々、ピボット継手により、ピン9,9’及
び旋回レバー40に接続される。旋回レバー40の中心
軸に直角に延伸する。これに対して、連接レバー60,
60’の中心軸は、旋回レバー40の中心軸に対して略
45°の角度で位置する。2つの連接レバー60,6
0’は相互に平行であって、各々、旋回レバー40の端
部に接続される。旋回レバー40が、その旋回軸41回
りを回転すると、各々の連接レバー60,60’は、ピ
ン9,9’に張力を加えて、ピンを第2締結部6の内部
に引き込む。引張要素12が旋回レバー40の一端部に
接続される。この目的のために、止まり穴63を連通し
た貫通孔64とが旋回レバー上に設けられる。引張要素
12は、貫通孔64を通ってねじ切りされ、ノット,プ
レスオンスリーブ等によりその端部に厚みをつけられる
ので、貫通孔64を通して引き戻されることはない。厚
みをつけられた端部は、止まり穴63内に沈められる。
【0039】前記の実施例に対して、引張要素12はブ
ーツの中心長手軸に対して略直角に第2締結部6の内部
を延伸するので、ブーツ上を横方向外方に向く。第2締
結部6は、他の実施例の原理においても同様に可能な、
射出成形プラスチック部として構成され、その後に、ブ
ーツのソールにねじ止めされる。ねじ穴65がこの目的
のために設けられる。締結部を、この締結要素6内に収
容するには、リセス66が設けられて、スプリング28
を含む個々の部品を収容する。図12Bの詳細な図から
明らかなように、このスプリングは、ここでは、締結部
の内部に突出するピン9,9’の端部で支持されるU字
形状に屈曲したリーフばねとして構成される。
【0040】また、引張要素12を各ブーツの外側、即
ち、右側ブーツの右側と左側ブーツの左側に導くこと
が、基本的に所望されるので、第2締結部6は、引張要
素12が導かれるドリル穴70を両面に有することは、
図12Aから明らかである。図12Bは、図12Aの特
定の態様、即ち、ピン9を第2締結部6の壁を通す態様
の拡大詳細図を示す。全方向における足部運動に関する
高弾性がスノーボーディングには所望されるが、プレー
ト締結具を使用する殆どのスノーボード用ブーツは比較
的硬い外側シェルを有するので、この弾性はブーツだけ
では達成できない。このため、ブーツにしっかりと接続
される第2締結部6に対して、ピン9が弾力的に支持さ
れる。ピン9は、その端部で、弾性ケーシング68によ
り第2締結部6に接続される金属ケーシング69内を移
動できるように支持される。この弾性ケーシング68
は、例えばゴム又は、弾性プラスチック等の弾性材料で
構成できる。第2締結部6を製造する際に、そのプラス
チックシェルを射出成形技術で製造して、第2作業ステ
ップにおいて、この弾性ケーシング68を同じ射出成形
形状に成形することができ、これは、ケーシング68も
締結部6への良好な接続性を有することを意味する。ス
ノーボードとブーツとの間の主要な力を吸収するこのピ
ンの弾性支持により、衝撃が抑制され吸収されるだけで
はなく、ブーツもまた、長手方向に直角に1°〜3°の
角度に傾斜できるので、使用の際の快適性がかなり増大
する。
【0041】スプリング28が、どのようにピン9上に
支持されるかについては、図12Bから理解できる。本
実施例において、ピン9は半径方向に突出するカラー6
7を有し、カラー67は一方ではボルトの制限位置を規
定する停止具としての役割を果たし、他方では、スプリ
ング28を支持する。ここで、スプリングはピンの内部
端部が通って突出するドリル穴28’を有し、このドリ
ル穴に、ピボット軸受61によって連接レバー60(図
12A)が接続される。この位置で、図12Bによるピ
ンの弾性軸受が、本発明の実施例に適用される。
【0042】図14により、より詳細に説明するよう
に、このピンの弾性軸受の代わりに、または、これと組
み合わせて第1締結部7もまた、例えば、スノーボード
表面と第1締結部との間にゴム又は弾性プラスチックの
弾性プレートを差し込むことによって、スノーボードに
弾性的に取付けることができる。図13は、締結装置を
開放する引張要素12が、更に延伸されて、スノーボー
ダーの衣服内に部分的に組み込まれる、本発明の実施例
を示す。このように、引張要素が任意の高さまで上方に
導かれて、スノーボーダーの快適性に適合できる。全く
体を折り曲げずにスノーボーダーの手により把持できる
略大腿部の高さまで引張要素を導くのが有効である。こ
の目的のために、引張要素12の上端部のループ13
が、好ましくは、スノーボード用パンツの内部を導かれ
て、開口部76で現れて、スナップフック71か、何か
他の容易に作動できる吊下げ装置により、延伸ベルト7
2に接続される。ここで、延伸ベルト72は、手で把持
できる別のループ77を有する。このループ77は、例
えば、パンツのベルト又はパンツに縫い付けられたルー
プに締付けられたゴムベルト78により所定位置に保持
される。
【0043】現在のスノーボード用パンツは殆ど、脛部
の高さでシーム75に沿ってパンツに縫い付けられて、
部分的にブーツ1の上部を越えて延伸するスリーブ74
を有する。延伸ベルト72は、パンツ73とスリーブ7
4との間の領域内に導かれる。スノーボーダーはブーツ
1をはくと、延伸ベルト72をスナップフック71で引
張要素12のループ14に接続するだけでよく、一日中
締結装置を作動するのに付加的な快適さが得られる。
【0044】図14は、基本的に、全ての実施例に適用
できる、本発明の別の実施例を示す。ブーツ側面の第2
締結部は、ヒール領域内には収容されず、ブーツ1の略
中間部にある。従って、スノーボード側締結部7がスノ
ーボードに中央位置で取付けられる。このように、ブー
ツは2つのピンによってのみ締付けられ、前部スターラ
ップによっては固定されない。ピンの回転軸回りのブー
ツの旋回を防止するために、踏み板80,81は、衝撃
を抑制し、吸収し、スノーボードに対するブーツの関連
運動のための一定の弾性を可能にするために、弾性材料
で作成するのが好ましい。引張要素12は、他の実施例
におけるのと同様に、ピンに効果的に接続されるので、
締結装置は、他には、上記のような作動をする。本実施
例では、ブーツを前部スターラップに対して前方に押す
必要がないので、スノーボード側締結部の横側面部7
は、いくらか異なる形状である。横側面部の上側は、V
字形状に配置されて、円形ディンプル17で終結する2
つのガイド表面10,10’を有する。ピンがこれらの
ガイド表面上に配置されると、ブーツはこれらのガイド
表面10,10’によって、ディンプル17への方向に
導かれ、そして、図3Aと図3Bの実施例により、ディ
ンプル22は、ピンが内方に押されて、開口部8に到達
するまでその固定位置に入るだけであることを確実にす
る。
【0045】締結装置全体をより弾性にするために、こ
こでは、補助弾性ブロック82がスノーボードSの表面
と、スノーボード側第1締結部7との間に差し込まれ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 スノーボード用締結装置とスノーボード用ブ
ーツの、第1実施例の、まだ締付けられていない状態を
示す概略図。
【図2】 スノーボード用締結装置のヒール部の締付け
られた状態を示す側面図。
【図3】 図3Aは、スノーボードに締付けられる締結
装置の一部の部分断面図、図3Bは、図3Aの平面図。
【図4】 図3Aのスノーボード用ブーツのヒール部に
固定されるスノーボード用締結装置の構成要素の切断平
面図。
【図5】 図4の実施例のヒール部の部分断面側面図。
【図6】 本発明の第2実施例の、図4と同様の図。
【図7】 本発明の第3実施例の、図4と同様の図。
【図8】 本発明の第4実施例の、図4と同様の図。
【図9】 本発明の第5実施例の、図4と同様の図。
【図10】 図10Aは、本発明の第6実施例によるス
ノーボード用ブーツの側面図、図10Bは、図10Aの
実施例のブーツの断面及び対応締結要素の部分断面を示
す図。
【図11】 図11Aは、本発明の第7実施例によるス
ノーボード用ブーツの側面図、図11Bは、図11Aの
実施例の、ブーツのヒール部の断面及びスノーボードに
しっかりと固定される対応締結要素の部分断面を示す
図。
【図12】 図12Aは、本発明の第7実施例の、図4
と同様の平面及び断面図、図12Bは、図12Aの部分
拡大断面図。
【図13】 本発明の他の態様を示すための、ブーツと
スノーボーダーの脚部とを含んで示される本発明による
締結装置の側面図。
【図14】 別の態様における本発明の締結装置の側面
図。
【符号の説明】
1 スノーボード用ブーツ 2 第1締結要素 4 スターラップ 6 第2締結要素 7’,7” 横側面部 8,8’ 開口部 9,9’ ピン 10 傾斜部 11 突起部 12,29,34,38,40,52 解放装置 12 ケーブル 15 ガイドブロック 17,21,21’ ディンプル 18 接続要素 19,19’ アーム 24,26 中心軸 28 スプリング 29,29’ 引張要素 30 ポスト 32 開口部 33,33’ 平坦面 34,34’ レバー 38 屈曲アーム 40 旋回レバー 42 領域 44 傾斜面 45 ボルト 46,47 対向傾斜面 48,57 リセス 49 傾斜部 52,52’ 固定レバー 55 固定表面 56,58 傾斜面 60 連接レバー 68,69 弾性ケーシング部 80,81 弾性踏み板ブロック 82 弾性軸受ブロック 以上
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 米国特許4640026(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63C 9/08 A63C 9/02 A63C 5/00

Claims (26)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スノーボードにしっかりと接続される第1
    締結要素(2)と、スノーボード用ブーツ(1)にしっ
    かりと接続されるとともに、ブーツの外表面を通ってブ
    ーツソールの両側を延伸して、第1締結要素にしっかり
    と固定される第2締結要素(6)と、前記2つの締結要
    素(2,6)間の接続を解放する解放装置(12,2
    9,34,38,40,52)と、を含んで構成される
    スノーボード用締結装置であって、 前記解放装置(12,29,34,38,40,52)
    が、スノーボード用ブーツ(1)上又は内部に永続的に
    配置されて、スノーボード用ブーツ(1)上又は内部に
    同様に配置された作動要素(12,14)により手動で
    作動されること、更に、前記作動要素(12,14)
    が、前記スノーボード用ブーツ上部を越えて延伸するこ
    と、 を特徴とするスノーボード用締結装置。
  2. 【請求項2】前記第2締結要素(6)が、スプリング
    (28)により弾性付勢されるとともに、ブーツソール
    の外表面を通って横方向に突出する2つのピン(9,
    9’)を有すること、 前記第1締結要素(2)が、ブーツソールの幅に対応す
    る間隔でスノーボード表面から垂直に、平行に配置され
    るとともに、ピン(9,9’)を収容する開口部(8,
    8’)をそれぞれ備えた2つの横側面部(7’,7”)
    を有すること、更に、 前記解放装置(12,29,34,38,40)が、ス
    プリング(28)の力に対して、ピン(9,9’)をブ
    ーツソール内に充分に引き戻して、ピン(9,9’)を
    開口部(8,8’)から引っ込ませる手段を有するこ
    と、 を特徴とする請求項1に記載のスノーボード用締結装
    置。
  3. 【請求項3】前記第2締結要素(6)の横側面部
    (7’,7”)が、前部スターラップ(4)方向に傾斜
    する傾斜部(10)を有すること、更に、ピン(9,
    9’)から間隔をあけて突起部(11)がスノーボード
    用ブーツ(1)上に配置されて、ブーツ先端部の方向に
    偏位し、前記突起部は、ヒール部が押し下げられた時に
    ブーツが前部スターラップ(4)の方向に、自動的に前
    方に押されるように、傾斜部(10)と協働する平坦面
    (33,33’)を有すること、 を特徴とする請求項2に記載のスノーボード用締結装
    置。
  4. 【請求項4】前記第2締結要素(6)が、旋回軸(5
    3)に締付けられるとともに、固定位置内でスプリング
    により負荷される1つ以上の固定レバーを有すること、
    第1締結要素(2)にしっかりと取付けられる1つ以上
    のピン(9)が固定レバー(52)上に設けられるこ
    と、更に、1つ以上の固定レバー(52)が、1つ以上
    のピン(9)を把持する固定表面を有すること、 を特徴とする請求項1に記載のスノーボード用締結装
    置。
  5. 【請求項5】前記1つ以上の固定レバー(52)が、第
    2締結要素(6)が押し下げられた時に、第1締結要素
    (2)方向に、開口部位置内の1つ以上のピン(9)に
    より旋回する傾斜面(56)を有すること、 を特徴とする請求項4に記載のスノーボード用締結装
    置。
  6. 【請求項6】前記第2締結要素(6)が、スノーボード
    用ブーツ(1)の外表面に対して偏位して配置されるリ
    セス(48)内に配置されたブーツソールの外表面を通
    って突出する2つの固定レバー(52,52’)を有す
    ること、更に、ブーツ先端部に向いたこれらのリセスの
    表面が傾斜部(49)として形成され、ヒール部が押し
    下げられた時に、この傾斜部が、前記第1締結要素
    (2)上に取付けられたピン(9,9’)と協働して、
    前部スターラップ(4)方向に、ブーツ(1)を自動的
    に前方に押すこと、 を特徴とする請求項4又は5に記載のスノーボード用締
    結装置。
  7. 【請求項7】前記第2締結要素(6)が、スノーボード
    用ブーツ(1)のブーツソールの下方に開口し該開口が
    横方向に終結するように形成されたリセス(57)内に
    配置される1つの固定レバー(52)を有すること、前
    記第1締結要素(2)が、第1締結要素を通り抜けて、
    2つの横側面部(7’,7”)を接続するピン(9)を
    有すること、更に、前記リセス(57)が傾斜面(5
    8)を備えた横方向開口部を有すること、 を特徴とする請求項4から6のいずれか1つに記載のス
    ノーボード用締結装置。
  8. 【請求項8】前記横側面部(7’,7”)が、スノーボ
    ード表面の向かい側の端部上にピン(9,9’)を案内
    するディンプル(17)を有すること、 を特徴とする請求項2に記載のスノーボード用締結装
    置。
  9. 【請求項9】前記横側面部(7’,7”)が、横側面部
    (7’,7”)の自由端部から開口部(8)まで傾斜方
    向に延伸するディンプル(21’,21’)をそれぞれ
    有すること、 を特徴とする請求項2、3又は8のいずれか1つに記載
    のスノーボード用締結装置。
  10. 【請求項10】前記2つの横側面部(7’,7”)が、
    横側面部に直角に配置される接続要素(18)により接
    続されること、更に、開口部(8)の中心軸(24)か
    らこの接続要素(18)までの間隔が、ピン(9,
    9’)の中心軸(26)とスノーボードソールの下側と
    の間の間隔より大きいこと、 を特徴とする請求項2、3、8、9のいずれか1つに記
    載のスノーボード用締結装置。
  11. 【請求項11】前記横側面部(7’,7”)と前記接続
    要素(18)が、スノーボードにねじで締付けられるガ
    イドブロック(15)上を、スノーボード表面に平行に
    移動するように支持され、前記横側面部が、ガイドブロ
    ック(15)を覆うように延伸するアーム(19’、1
    9’)により、スノーボード表面に直角な方向に所定位
    置に保持されること、 を特徴とする請求項10に記載のスノーボード用締結装
    置。
  12. 【請求項12】前記2つのピン(9,9’)が、上側か
    ら見た時に略U字形状を有するストラップスプリング
    (28)により離れるように押されること、 を特徴とする請求項2又は3に記載のスノーボード用締
    結装置。
  13. 【請求項13】スノーボード用ブーツ(1)のヒール部
    にキャビティ(25)が形成され、該キャビティ(2
    5)を構成するヒール部底壁上にポスト(30)が立設
    され、ケーブル(12)として形成される作動要素に接
    続される2つの引張要素(29,29’)が、前記ポス
    ト(30)の周囲を相対方向に包んで、前記2つのピン
    (9,9’)か、これらのピンにしっかりと接続される
    ストラップスプリング(28)の端部に取付けられ、前
    記作動要素が開口部(32)を通ってスノーボード用ブ
    ーツの外側に案内されること、 を特徴とする請求項12に記載のスノーボード用締結装
    置。
  14. 【請求項14】前記ピン(9,9’)がコイルスプリン
    グ(28)により離れるように押されること、更に、各
    ピン用の前記解放装置が、回転軸(35,35’)の軸
    回りを旋回するように支持されるレバー(34、3
    4’)からなり、前記レバー(34、34’)が、ピン
    の内側端部上の引伸し部(33,33’)上で支持され
    て、最終的にケーブル(12)に接続されること、 を特徴とする請求項2又は3に記載のスノーボード用締
    結装置。
  15. 【請求項15】前記レバー(34,34’)が、前記引
    伸し部(33,33’)との接続領域内で凸面形状に屈
    曲すること、 を特徴とする請求項14に記載のスノーボード用締結装
    置。
  16. 【請求項16】前記2つのピン(9,9’)がコイルス
    プリング(28)により外方に押されること、更に、前
    記解放装置が、旋回するように配置されるレバー(3
    4,34’)を有し、前記レバーが、スロット(37)
    を有して、ピン(9,9’)の長手方向軸(26)に垂
    直にスロットに差し込まれボルトによりピン(9,
    9’)に接続されること、 を特徴とする請求項2又は3に記載のスノーボード用締
    結装置。
  17. 【請求項17】前記ピン(9,9’)が第2締結要素
    (6)の内側で屈曲すること、更に、このように作成さ
    れた屈曲アーム(38)が、ケーブル(12)に直接又
    は間接に接続される旋回レバー(40)により共に接続
    されること、 を特徴とする請求項2又は3に記載のスノーボード用締
    結装置。
  18. 【請求項18】前記ピン(9,9’)が第2締結要素
    (6)の内側に偏位して配置されて相互に重なり合うと
    ともに、これらの重なり合う領域(42)内に傾斜面
    (44)を備える通路開口部(43)を有し、対応の対
    向傾斜面(46、47)を備えるボルト(45)が、こ
    の通路開口部内に差し込まれること、更に、このボルト
    (45)がケーブル(12)に接続されること、 を特徴とする請求項2又は3に記載のスノーボード用締
    結装置。
  19. 【請求項19】前記各ピン(9,9’)が、連接レバー
    (60,60’)により、旋回レバー(40)の一端に
    それぞれ接続され、連接レバー(60,60’)が旋回
    レバー(40)と連携ピン(9,9’)とに対して旋回
    するように支持されること、更に、引張要素(12)が
    旋回レバー(40)の一端に取付けられて、旋回レバー
    の長手方向軸に略直角に延伸すること、 を特徴とする請求項2、3、8、9、12のいずれか1
    つに記載のスノーボード用締結装置。
  20. 【請求項20】前記作動要素(12)がブーツライナー
    内側のブーツ上部とスノーボード用ブーツのシェルまで
    上方に導かれること、 を特徴とする請求項1から19のいずれか1つに記載の
    スノーボード用締結装置。
  21. 【請求項21】前記作動要素(12)が、スノーボーダ
    ーの略大腿部の位置にまで延伸すること、 を特徴とする請求項1から20のいずれか1つに記載の
    スノーボード用締結装置。
  22. 【請求項22】前記ピン(9,9’)が第2締結要素
    (6)内に弾性的に支持されること、更に、この弾性支
    持が、弾性ケーシング部(68)を有するケーシング
    (68,69)により実施されること、 を特徴とする請求項2、3、8、9、12〜19のいず
    れか1つに記載のスノーボード用締結装置。
  23. 【請求項23】前記第2締結要素が、ヒール部とつま先
    部との間のブーツ中間部に配置されること、 を特徴とする請求項1から21のいずれか1つに記載の
    スノーボード用締結装置。
  24. 【請求項24】弾性踏み板ブロック(80、81)が、
    スノーボード用ブーツ(1)のヒール部とつま先部の踏
    み込み領域内でスノーボード上に取付けられること、 を特徴とする請求項23に記載のスノーボード用締結装
    置。
  25. 【請求項25】弾性軸受ブロック(82)が、スノーボ
    ード表面とスノーボードに取付けられた第1締結要素
    (7)との間に配置されること、 を特徴とする請求項1から20のいずれか1つに記載の
    スノーボード用締結装置。
  26. 【請求項26】締結装置が前部領域内のスノーボード用
    ブーツソールを越えて延伸する前部スターラップを有す
    ること、更に、第2締結要素(6)がスノーボード用ブ
    ーツ(1)のヒール部領域内に配置されること、 を特徴とする請求項1、22、24、25のいずれか1
    つに記載のスノーボード用締結装置。
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