JP2592913Y2 - スノーボード - Google Patents

スノーボード

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JP2592913Y2
JP2592913Y2 JP1993066066U JP6606693U JP2592913Y2 JP 2592913 Y2 JP2592913 Y2 JP 2592913Y2 JP 1993066066 U JP1993066066 U JP 1993066066U JP 6606693 U JP6606693 U JP 6606693U JP 2592913 Y2 JP2592913 Y2 JP 2592913Y2
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shoes
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裕 上田
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C2203/00Special features of skates, skis, roller-skates, snowboards and courts
    • A63C2203/54Snowboard or ski binding or interface allowing pivoting motion during riding

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、スキー場のゲレンデで
の滑走遊戯に用いられるだけでなく、スラローム及びフ
リースタイル等の各種競技にも用いられるスノーボード
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記滑走遊戯や各種競技に用いら
れる各種スノーボードは、該スノーボード自体の大きさ
や重量等の各要因を踏まえての安全上の問題から、遊戯
者や競技者の靴を該スノーボードのデッキ部に確実に固
定しなければならないが、遊戯者や競技者が履く靴は、
スキー靴タイプのハード型と、スノーブーツタイプのソ
フト型とに大別され、使用する者の好みや使用用途によ
って随時使い分けされているのが現状である。
【0003】尚、上記前者ハード型の靴をデッキ部に固
定する場合のスノーボードとしては図7に示す様に、特
開平3−202077号公報所載のタイプのものが存在
し、又上記後者ソフト型の靴をデッキ部に固定する場合
のスノーボードとしては、図8に示すタイプのものが存
在する。
【0004】即ち、図7に示すハード型の靴固定用のス
ノーボードは、該スノーボードの基体15上に所定の間隔
で固着された一対の靴固定装置16が、スノーボードを使
用する者の靴の爪先及び踵を保持するバインディング17
を備えたベース部材18を有し、しかも前記靴固定装置16
が、一方では前記基体15に、且つ他方ではベース部材18
に属する調節装置19を有すると共に、該調節装置19を介
して前記ベース部材18が、前記基体15に対して回転し、
且つ選択された位置で係止可能に構成されたものであ
り、又図8に示すソフト型の靴固定用のスノーボード
は、スノーボードの基体15上に、靴20の甲部近傍を締結
する雌雄一対の締結具21,22を具備する一対の靴保持体
23を所定の間隔で固着した構成からなるものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】然しながら、上記前者
及び後者の構成からなるスノーボードに於いては、下記
に示す様な問題点があった。
【0006】即ち、上記前者の場合、スノーボードに固
着された靴固定装置のベース部材に設けられたバインデ
ィングにハード型の靴の爪先及び踵を保持させなければ
ならない。
【0007】よって、前記ハード型の靴の爪先部及び踵
部には、前記バインディング17に保持されるための前後
一対で突出した保持爪が必要となるが、該靴の前後に保
持爪が突出して設けられるとスノーボードを使用する遊
戯者や競技者の歩行に支障をきたすこととなるだけでな
く、その取り付け作業自体も煩わしいものとなる。
【0008】更に、上記後者の場合、スノーボードを使
用する遊戯者や競技者の歩行に直接支障をきたす様なこ
とはないが、スノーボードと靴との着脱作業が上記前者
の場合より更に煩雑となり、又その為の所要時間も必然
的に長くかかることとなる。
【0009】従って、上記前者及び後者何れの場合であ
っても、靴とスノーボードとの着脱作業が非常に煩雑
で、しかもその為の取り付け時間も長くかかるという実
用上極めて致命的な問題が生じていただけでなく、スノ
ーボードを使用する遊戯者や競技者の殆どが、前記着脱
作業及び取り付け時間を短縮させる目的のために、予め
一方の足をスノーボードに固定し、且つ他方の足で雪面
を蹴ることでリフト乗り場や、緩斜面等での移動を行う
ことになるが、如何せん、前記の如く一方の足が固定さ
れたスノーボードは、一般のスキー板と違い非常に大き
く又自重もかなり重いものである。よって、移動中に遊
戯者や競技者等がバランスを崩して転倒したりすると、
特に固定された足等を瞬時に損傷してしまう可能性もあ
るという安全上の問題点も存在していた。
【0010】然して、本考案は上記種々の問題を全て解
決するものであり、スノーボードを使用する遊戯者や競
技者が、スノーボードに固定する靴を履いたままで全く
支障なく雪面等を安全に、且つ自由に歩行することが出
来るだけでなく、更に煩雑な取り付け作業やその為の所
要時間も全く必要とすることなく、手動操作を介して簡
単に、且つ瞬時に靴とスノーボードの双方を離脱させる
ことが出来る極めて優れたスノーボードを提供すること
を課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記課題を解
決するために以下の手段を講じたものである。即ち、本
考案は、スノーボード2のデッキ部2aに、一定の間隔を
有して夫々位置決めされて一対の靴が取付けられたスノ
ーボードであって、該靴3の靴底部3aには、前記デッキ
部2aに設けられた取付け手段に対応して該デッキ部2a
に、靴3を離脱不能に装着するための取付け手段が土踏
まず部に設けられ、前記デッキ部2aには、取付け後の靴
3を手動操作によって前記デッキ部2aから離脱させるた
めの取外し手段が設けられ、該取付け手段および取外し
手段は、水平方向に一定の範囲で回転可能に保持する第
1保持具5aと、該第1保持具5aに一方の係止片4aが保持
されて水平方向に回転する靴3の他方の係止片4bが投入
可能な案内溝部6と、該案内 溝部6側にコイルバネ8aの
弾発力により上方に付勢される溝口部閉片8とから構成
され、かつ該溝口部閉片8の上端部には、前記案内溝部
6に係止片4bを案内すべくテーパー部8bが形成されてい
て、ワンタッチで靴の装着・離脱をできるようにした
にある。
【0012】また、スノーボード2のデッキ部2aに、一
定の間隔を有して一対の靴3を夫々位置決めすべく、該
靴3及び前記デッキ部2aの夫々には、靴3の離脱不能に
取付けるための取付け手段が設けられるとともに、該デ
ッキ部2aに取付けられた靴3を該デッキ部2aより手動操
作で離脱させることが出来る取外し手段が設けられたス
ノーボードであって、前記取付け手段の一方が、靴3の
靴底部3aの土踏まず部3cに設けられ、該靴3の長手方向
と交差する靴3の両側方の夫々に延出する一対の係止片
4a,4bを備えた係止片4で、且つ前記取付け手段の他方
が、前記一方の係止片4aを抜け止め状態で、しかも水平
方向に一定の範囲で回転可能に保持する第1保持具5a
と、該第1保持具5aに対向して設けられ、且つ該第1保
持具5aに一方の係止片4aが保持されて水平方向に回転す
る靴3の他方の係止片4bが投入可能な案内溝部6と、該
案内溝部6の溝口部7を常時閉鎖すべく該案内溝部6側
に付勢された溝口部閉片8とを備えた第2保持具5bとか
らなり、しかも該溝口部閉片8が、前記案内溝部6に投
入される他方の係止片4bを介して押圧されることで前記
案内溝部6の溝口部7を開口すべく該案内溝部6より離
間し、且つ係止片4bの投入後には、再び案内溝部6側へ
と逆戻りさせるようにした点にある。
【0013】又、前記取付け手段の他方には、デッキ部
2aに取付けられた靴3を、該デッキ部2a上で揺動させる
ことが出来る揺動手段を具備させるようにした点にあ
る。
【0014】更に、前記揺動手段が、ピボット10である
点にある。
【0015】そして、前記取付け手段の他方には、デッ
キ部2aに取付けられた靴3を、該デッキ部2a上で水平方
向に旋回させて該靴3の方向を転向させることが出来る
旋回手段を設けた点にある。
【0016】
【作用】上記構成からなるスノーボードに於いては、
ノーボード2のデッキ部2aに、一定の間隔を有して夫々
位置決めされて一対の靴が取付けられたスノーボードで
あって、該靴3の靴底部3aには、前記デッキ部2aに設け
られた取付け手段に対応して該デッキ部2aに、靴3を離
脱不能に装着するための取付け手段が土踏まず部に設け
られ、前記デッキ部2aには、取付け後の靴3を手動操作
によって前記デッキ部2aから離脱させるための取外し手
段が設けられ、該取付け手段および取外し手段は、水平
方向に一定の範囲で回転可能に保持する第1保持具5a
と、該第1保持具5aに一方の係止片4aが保持されて水平
方向に回転する靴3の他方の係止片4bが投入可能な案内
溝部6と、該案内溝部6側にコイルバネ8aの弾発力によ
り上方に付勢される溝口部閉片8とから構成され、かつ
該溝口部閉片8の上端部には、前記案内溝部6に係止片
4bを案内すべくテーパー部8bが形成されていて、ワンタ
ッチで靴の装着・離脱をできるようにしたことから、靴
3を履いたままで何ら支障なく雪面等を自由に歩行する
ことが出来るだけでなく、スノーボードの使用時に、別
の専用靴に履きかえることなく、必要に応じて瞬時に、
且つ容易に靴とスノーボードとを着脱することが出来
る。
【0017】更に、前記靴3の取付け手段が、靴3の爪
先及び踵を除く靴底部3aに設けられてなることから、ス
ノーボード2に装着する靴3の爪先部及び踵部に、靴保
持用の前後一対の突出する保持爪を必要とせず、よっ
て、靴を履いたままでの歩行をより安全に、且つ容易に
行うことが出来る。
【0018】更に、スノーボード2の長手方向に対して
所定の角度及び一定の間隔を有して一対の靴3が夫々位
置決めされる該スノーボード2のデッキ部2aには、前記
少なくとも何れか一方の靴3に設けられた取付け手段に
対応して該靴3を離脱不能に装着するための取付け手段
が設けられ、しかも該デッキ部2a又は前記靴3の少なく
とも何れか一方には、取付け後の靴3を前記デッキ部2a
から離脱させるための取外し手段が設けられてなること
から、瞬時に、且つ容易に靴とスノーボードとを着脱す
ることが出来る。
【0019】又、靴3及びスノーボード2のデッキ部2a
の夫々に、該靴3及びデッキ部2aの双方を離脱不能に取
付けるための取付け手段が設けられ、しかも該取付け手
段の一方が前記靴3の靴底部3aに設けられ、且つ前記取
付け手段の他方が、前記デッキ部2aに固着されてなり、
しかも該他方の取付け手段には双方の取付け手段を介し
てデッキ部2aに取付けられた靴3を該デッキ部2aより手
動操作を介して離脱させることが出来る取外し手段が設
けられてなることから、靴3を履いたままで雪面等を自
由に歩行することが出来るだけでなく、必要に応じて該
靴3とスノーボード2の双方を容易に、且つ瞬時に離脱
不能に取付けて安全に使用することが出来ると共に、使
用後には、手動操作を介して簡単に、且つ瞬時に靴3と
スノーボード2の双方を離脱させることが出来る。
【0020】更に、前記取付け手段の一方が、靴3の靴
底部3aの表底面3bより突出し、且つ靴3の長手方向と交
差する靴3の両側方の夫々に延出する一対の係止片4a,
4bを備えた係止体4で、且つ前記取付け手段の他方が、
前記一方の係止片4aを抜け止め状態で、しかも水平方向
に一定の範囲で回転可能に保持する第1保持具5aと、該
第1保持具5aに対向して設けられ、且つ該第1保持具5a
に一方の係止片4aが保持されて水平方向に回転する靴3
の他方の係止片4bが投入可能な案内溝部6と、該案内溝
部6の溝口部7を常時閉鎖すべく該案内溝部6側に付勢
された溝口部閉片8とを備えた第2保持具5bとからな
り、しかも該溝口部閉片8が、前記案内溝部6に投入さ
れる他方の係止片4bの押圧によって前記案内溝部6の溝
口部7を開口すべく該案内溝部6より離間し、且つ係止
片4bの投入後には、再び案内溝部6側へと逆戻りするこ
とから、スノーボード2の第1保持具5aに靴3の一方の
係止片4aを保持させて、該第1保持具5aを支点として前
記靴3を水平方向に回転させるだけで、瞬時に、且つ確
実に該靴3の他方の係止片4bを前記スノーボード2の第
2保持具5bに投入させて該靴3をスノーボード2に離脱
不能に取り付けることが出来るだけでなく、前記溝口部
閉片8を案内溝部6より離間させて該靴3を逆方向に回
転するだけで、瞬時に前記靴3をスノーボード2から離
脱させることが出来る。
【0021】又、前記取付け手段の一方が、前記靴底部
3aの土踏まず部3cに設けられてなることから、取付け手
段の一方を土踏まず部3cの凹状部内を利用して埋設する
ことが出来る。
【0022】更に、前記取付け手段の一方が、前記靴底
部3aに着脱自在に設けられてなることから、度重なる着
脱によって取付け手段の一方の各部位が磨耗したり、損
傷した場合であっても、容易に交換することが出来る。
【0023】又、前記取付け手段の他方には、デッキ部
2aに取付けられた靴3を、該デッキ部2a上で揺動させる
ことが出来る揺動手段が具備されてなることから、滑走
遊戯、スラローム及びフリースタイル等の各種競技に於
けるスノーボード2上での体重移動を容易に行うことが
出来る。
【0024】更に、前記揺動手段が、ピボット10である
ことから、取付け手段の他方をスノーボードのデッキ部
2aの何処へ固着しても固定した靴をスムーズに揺動させ
ることが出来る。
【0025】又、前記取付け手段の他方には、デッキ部
2aに取付けられた靴3を、該デッキ部2a上で水平方向に
旋回させて該靴3の方向を転向させることが出来る旋回
手段が設けられてなることから、すり鉢状の専用コース
を使用しての対向する周縁部間の往復移動の際に、靴3
の方向を常にスノーボード2の滑走方向に容易に、且つ
瞬時に転向させることが出来る。
【0026】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に従って説明
する。図1に於いて、1は左右一対のスノーボード用靴
3を、遊戯者や競技者の体型に応じて所定の間隔で夫々
固定した靴装着時のスノーボードを示す。
【0027】2は前記靴3が固定されたスノーボードを
示し、該スノーボード2のデッキ部2aには、該スノーボ
ード2の長手方向に対して前記靴3の一方が所定の角度
で斜めに位置決めされ、且つ前記靴3の他方がスノーボ
ード2の長手方向に直交すべく位置決めされてなる。
【0028】4は前記靴3の靴底部3aの表面3bより突
出し、且つ該靴3の長手方向と交差する靴3の両側方の
夫々に延出する一対の係止片4a、4bを備えた係止体4を
示し、該靴3の土踏まず部3cに螺子を介して着脱自在に
設けられてなると共に、該係止体4の係止片4a、4bの夫
々は、図2に示す様に、靴3の靴底部3aの両側より下方
に段差を有して突出してなり、しかも前記一方の係止片
4aの上部には、略円弧状の凸部4cが一体的に設けられて
なる。
【0029】5は上記スノーボード2のデッキ部2aに、
所定の間隔で夫々固された一対の係止体保持具を示
し、且つ該係止体保持具5の夫々には、図3及び図4に
示す様に、前記一方の係止片4aを抜け止め状態で、しか
も該係止片4aに設けられた略円弧状の凸部4cが投入可能
な略U字状の切欠部9を介して水平方向に一定の範囲で
回転可能に保持する第1保持具5aと、該第1保持具5aに
して設けられ、且つ該第1保持具5aに一方の係止片
4aが保持されて水平方向に回転する靴3の他方の係止片
4bが投入可能な案内溝部6と、該案内溝部6の溝口部7
を常時閉鎖すべく該案内溝部6側にコイルバネ8aの弾発
力を介して上方に付勢(矢印A)されるべく軸支された
溝口部閉片8とを備えた第2保持具5bとが具備されてな
る。
【0030】尚、上記案内溝部6の溝口部7を常時閉鎖
すべく該案内溝部6側にコイルバネ8aの弾発力を介して
付勢(矢印A)された溝口部閉片8の上端部には、前記
案内溝部6に投入されるべく接近した他方の係止片4bに
押圧されることで該溝口部閉片8を下方に押し下げる
(矢印B)ための端細のテーパー部8bが形成されてな
る。
【0031】本実施例に於けるスノーボードは以上の構
成からなるが、次にかかるスノーボードを用いる場合に
ついて説明する。
【0032】先ず、図4(イ)に示す様に、前記スノー
ボード2のデッキ部2aに固された係止体保持具5の第
1保持具5aに設けられた略U字状の切欠部9に、前記靴
3の靴底部3aの両側より下方に段差を有して突出した一
方の係止片4aの上部に設けられた略円弧状の凸部4cを投
入することで、該一方の係止片4aを具備した靴3は抜け
止め状態で水平方向に一定の範囲で回転可能に前記第1
保持具5aに保持されることとなる。
【0033】次に、上記の如く一方の係止片4aを前記第
1保持具5aに抜け止め状態で保持された靴3を、該第1
保持具5aを支点として同図(ロ)の様に水平方向で回転
(矢印C)させると、前記靴3の他方の係止片4bは、該
第1保持具5aに対向して設けられた第2保持具5bの案内
溝部6の溝口部7を常時閉鎖すべく該案内溝部6側にコ
イルバネ8aの弾発力を介して付勢(矢印A)された溝口
部閉片8に当接することになるが、該溝口部閉片8の上
端部には、図3に示す様に、端細のテーパー部8bが形成
されてなることから、該溝口部閉片8に当接した他方の
係止片4bは、その回転を介しての押圧によって、該溝口
部閉片8を下方に押し下げ(矢印B)ながら移動し、同
図(ハ)の様に、前記案内溝部6内に投入されることに
なる。
【0034】よって、第2保持具5bの案内溝部6内に他
方の係止片4bが投入されると、該他方の係止片4bの押圧
によって前記案内溝部6の溝口部7を開口すべく該案内
溝部6より離間すべく押し下げ(矢印B)された溝口部
閉片8は、再びコイルバネ8aの弾発力を介して案内溝部
6側へと逆戻り(矢印A)して前記溝口部7を完全に閉
鎖し、前記第2保持具5bの案内溝部6からの離脱を完全
に阻止することになるのである。
【0035】従って、スノーボード2のデッキ部2aに靴
3を固着する場合には、該デッキ部2aに固された各係
止体保持具5の第1保持具5aの夫々に、靴3の一方の係
止片4aを保持させた後、該第1保持具5aを支点として前
記靴3を水平方向に回転させるだけで、瞬時に、且つ確
実に該靴3の他方の係止片4bを各係止体保持具5の第2
保持具5bの夫々に投入させて該靴3をスノーボード2に
ワンタッチで離脱不能に取り付けて安全に使用すること
が出来るだけでなく、使用後には、手動操作を介して前
記溝口部閉片8を案内溝部6より離間させて該靴3を投
入時と逆方向に回転するだけで、容易に、しかも瞬時に
前記靴3をスノーボード2から離脱させることが出来る
と共に、スノーボード2に固定する靴3の爪先部及び踵
部にも、靴保持用の突出する保持爪を全く必要としない
ことから、靴を履いたままで何ら支障なく雪面等を安全
に、しかも自由に歩行することが出来るのである。
【0036】更に、前記係止体は靴の靴底部に螺子を介
して着脱自在に設けられてなることから、度重なるスノ
ーボードへの着脱によって前記係止体の各部位が磨耗し
たり、又損傷した場合であっても、容易に新しい係止体
と交換することが出来るだけでなく、該係止体が前記靴
底部の土踏まず部に設けられてなることから、土踏まず
部の凹状部内を利用して係止体取り付けることが出来
るために、日常使用する靴と比べて全く違和感のない履
きごこちのスノーボード用の専用靴を生産することが可
能となり、消費者の購買意欲をより高めることが出来
る。
【0037】尚、上記実施例に於いて、スノーボードの
デッキ部に固定される左右一対の靴の靴底部の土踏まず
部には、該靴底部の表底面より突出し、且つ該靴の長手
方向と交差する靴の両側方の夫々に延出する一対の係止
片を備えた係止体が設けられてなるが、必ずしも靴底部
の表底面より突出する必要はなく、例えば、靴底部内に
係止体が埋め込まれていてもよく、又該係止体が、靴の
長手方向の前後に夫々に延出する一対の係止片を備えた
構成であってもよく、又係止体の係止片が千鳥状に位置
ずれしていてもよく、更に係止体の一対の係止片が、前
記靴の長手方向と交差する靴の両側方の夫々から延出す
ることなく、靴の両側方の幅内に納まっていてもよく、
その他係止体の具体的な形状、数量、取り付け箇所等も
決して限定されず、要は靴の爪先及び踵を除く靴底部に
設けられていればよい。
【0038】更に、上記実施例に於いて、係止体は靴の
靴底部に螺子を介して着脱自在に設けられてなるが、例
えば、該靴底部に一体成形してもよく、その際には、ス
ノーボードに固定された靴の引張り強度及び耐久性をよ
り向上することが出来る。
【0039】又、上記実施例に於いて、前記靴の係止体
を離脱不能に保持する一対の係止体保持具は、スノーボ
ードのデッキ部に固着されてなるが、該係止体保持具と
スノーボードとの双方が、図5(イ)に示す様に、環状
ゴム等の弾性体を挾持状態とすべく取付ボルト12を介し
て一体的に形成された場合には、前記デッキ部に取付け
られた靴を、同図(ロ)の様に、該デッキ部上で揺動
(矢印D)させることが出来ると共に、滑走中の雪面の
凹凸を確実に吸収することが可能となり、よって滑走遊
戯、スラローム及びフリースタイル等の各種競技に於け
るスノーボード2上での体重移動をより簡単に、且つ安
全に行うことが出来るという利点を付することが出来
る。
【0040】更に、前記の如くデッキ部に取付けられた
靴を、該デッキ部上で揺動させるための揺動手段に、同
図(ハ)に示す様なピポット10を用いた場合には、遊戯
者及び競技者の体型に合わせて前記係止体保持具をスノ
ーボードのデッキ部の何処へ固着しても固定した靴をス
ムーズに揺動させることが出来る。
【0041】更に、前記係止体保持具とスノーボードと
の双方が、図6(イ)に示す様に、表面に波状の凸部が
放射状に形成された二枚の環状ロータ13の夫々の表面を
対面させ、しかも前記係止体保持具とスノーボードの夫
々に具備された押圧バネ14を介して前記夫々の環状ロー
タ13に所定の摩擦を生じさせて取付ボルト12で回転自在
に軸着された場合には、同図(ロ)に示す様に、前記ス
ノーボードに取付けられた靴3を、すり鉢状の専用コー
スを使用しての対向する周縁部間の往復移動(矢印E、
矢印F)時に、常にスノーボードの滑走方向に容易に、
且つ瞬時に転向(矢印G、矢印H)させることが出来
る。
【0042】尚、上記実施例に於いて、靴の靴底部に設
けられた取付け手段の一方は、該靴の長手方向と交差す
る靴の両側方の夫々に延出する一対の係止片を備えた係
止体からなるが、必ずしも一対の係止片を備えた係止体
である必要はなく、例えば、一方端が靴底部に固着さ
れ、且つ他方端が略Lに形成された少なくとも一対の係
止体が千鳥状又は対向して設けられていてもよく、更に
係止体が地面と接触する靴底部の表底面を除く、所謂、
不踏部の一側側や他側側に設けられていてもよいのは言
うまでもない。
【0043】更に、上記実施例に於いて、靴及びスノー
ボードのデッキ部の双方には、一対の取付け手段が設け
られてなるが、靴の靴底部に複数の係止体が並設されて
いてもよく、更に一方の靴が該靴の長手方向をスノーボ
ードの長手方向に沿って取付けられ、且つ他方の靴が該
靴の長手方向をスノーボードの長手方向と交差する方向
に取付けられてもよく、更に一方及び他方の靴の双方が
該靴の長手方向をスノーボードの長手方向に沿って取付
られてもよく、スノーボードに取付けられる靴の該スノ
ーボードに対しての具体的な取付け角度や箇所も決して
限定されない。
【0044】更にスノーボードのデッキ部に設けられた
取付け手段の方法は、靴の爪先及び踵を除く靴底部に設
けられた係止体の一方の係止片を抜け止め状態で、しか
も水平方向に一定の範囲で回転可能に保持する第1保持
具と、該第1保持具に対向して設けられ、且つ該第1保
持具に一方の係止片が保持されて水平方向に回転する靴
の他方の係止片が投入可能な案内溝部と、該案内溝部の
溝口部を常時閉鎖すべく該案内溝部側に付勢された溝口
部閉片とを備えた第2保持具とからなり、しかも該溝口
部閉片が、前記案内溝部に投入される他方の係止片を介
して押圧されることで前記案内溝部の溝口部を開口すべ
く該案内溝部より離間し、且つ係止片の投入後には、再
び案内溝部側へと逆戻りする構成からなるが、必ずしも
上記構成からなる必要はなく、例えば、取付け手段の他
方が、前記係止体の双方の係止片を同時に抜け止め状態
で保持する構成であってもよく、又、溝口部閉片が、第
1保持具及び第2保持具の夫々に具備されていてもよ
く、更に、前記案内溝部が鉛直方向に沿って形成される
ことで、該案内溝部の溝口部が上方開口で設けられてい
てもよく、更に手動操作によって案内溝部の溝口部を開
放することが出来る溝口部閉片の具体的な形状、取付け
箇所、回動方向も決して限定されない。
【0045】更に、上記実施例に於いて、靴及びスノー
ボードのデッキ部の設けられた取外し手段は、スノーボ
ードのデッキ部に設けられた取付け手段に一体的に具備
されてなるが、必ずしも取付け手段に一体的に設けられ
てなくともよく、例えば、別体で前記デッキ部に設けら
れていてもよく、靴の取付け手段に一体的又は別体的に
設けられていてもよいのは言うまでもない。
【0046】然して、本考案に於けるスノーボード、靴
の具体的な形状、大きさ、種類等も決して限定されるも
のではなく、要は靴及びデッキ部の夫々に、該靴及びデ
ッキ部の双方をワンタッチで離脱不能に取付けるための
取付け手段が設けられ、しかも該取付け手段の一方が前
記靴の爪先及び踵を除く靴底部に設けられていれば、例
えば、取付け手段の一方が複数の係止孔であってもよ
く、又靴底部にクランプ装置が具備されていてもよく、
該取付け手段の一方の具体的な構造、数量、靴底部での
取付け箇所も決して限定されるものではなく、更にスノ
ーボードのデッキ部に固着された取付け手段の他方が、
例えば、前記靴底部を案内嵌入可能な案内ガイド部を有
していてもよく、更に取付け手段の他方がクランプ装置
であってもよいのは言うまでもなく、又固着された取付
け手段の他方が、前記スノーボードのデッキ部に着脱自
在であってもよく、固着された取付け手段の他方の具体
的な構造、数量等も決して限定されず、要はスノーボー
ドのデッキ部に設けられていればよく、その他各部を構
成する各部品等の具体的な構成も決して限定されないの
は言うまでもない。
【0047】
【考案の効果】叙上の様に、本考案は、スノーボードの
デッキ部に、一定の間隔を有して夫々位置決めされて一
対の靴が取付けられたスノーボードであって、該靴の靴
底部には、前記デッキ部に設けられた取付け手段に対応
して該デッキ部に、靴を離脱不能に装着するための取付
け手段が土踏まず部に設けられ、前記デッキ部には、取
付け後の靴を手動操作によって前記デッキ部から離脱さ
せるための取外し手段が 設けられ、該取付け手段および
取外し手段は、水平方向に一定の範囲で回転可能に保持
する第1保持具と、該第1保持具に一方の係止片が保持
されて水平方向に回転する靴の他方の係止片が投入可能
な案内溝部と、該案内溝部側にコイルバネの弾発力によ
り上方に付勢される溝口部閉片とから構成され、かつ該
溝口部閉片の上端部には、前記案内溝部に係止片を案内
すべくテーパー部が形成されていて、ワンタッチで靴の
装着・離脱をできるようにしたので、靴を履いたままで
何ら支障なく雪面等を自由に歩行することが出来るだけ
でなく、スノーボードの使用時に、別の専用靴に履きか
えることなく、必要に応じて瞬時に、且つ容易に靴とス
ノーボードとを着脱することが出来る。
【0048】更に、前記靴の取付け手段が、靴の爪先及
び踵を除く靴底部に設けられてなることから、スノーボ
ードに装着する靴の爪先部及び踵部に、靴保持用の前後
一対の突出する保持爪を必要とせず、よって、靴を履い
たままでの歩行をより安全に、且つ容易に行うことが出
来る。
【0049】更に、スノーボードのデッキ部には、前記
少なくとも何れか一方の靴に設けられた取付け手段に対
応して該靴を離脱不能に装着するための取付け手段が設
けられ、しかも該デッキ部又は前記靴の少なくとも何れ
か一方には、取付け後の靴を前記デッキ部から離脱させ
るための靴及びスノーボードのデッキ部の夫々を離脱不
能に取付けるための取付け手段が設けられ、しかも該取
付け手段の一方が前記靴の靴底部に設けられ、且つ前記
取付け手段の他方が、前記デッキ部に固定されてなり、
しかも該他方の取付け手段には取付けられた靴を該デッ
キ部より手動操作を介してワンタッチで離脱させること
が出来る取外し手段が設けられてなることから、靴を履
いたままで何ら支障なく雪面等を自由に歩行することが
出来るだけでなく、必要に応じて該靴とスノーボードの
双方を容易に、且つ瞬時に離脱不能に取付けて安全に使
用することが出来ると共に、使用後には、手動操作を介
して簡単に、且つ瞬時に靴とスノーボードの双方を離脱
させることが出来る。
【0050】更に、前記取付け手段の一方が、靴の靴底
部の表底面より突出した一対の係止片を備えた係止体
で、且つ前記取付け手段の他方が、前記一方の係止片を
抜け止め状態で回転可能に保持する第1保持具と、他方
の係止片が投入可能な案内溝部の溝口部を常時閉鎖すべ
く該案内溝部側に付勢された溝口部閉片とを備えた第2
保持具とからなり、しかも該溝口部閉片が、前記他方の
係止片の押圧によって前記案内溝部の溝口部を開口すべ
く該案内溝部より離間し、且つ係止片の投入後には、再
び案内溝部側へと逆戻りすることから、スノーボードの
第1保持具に靴の一方の係止片を保持させて、該第1保
持具を支点として前記靴を水平方向に回転させるだけ
で、瞬時に、且つ確実に該靴の他方の係止片を前記スノ
ーボードの第2保持具に投入させて該靴をスノーボード
に離脱不能に取り付けることが出来るだけでなく、前記
溝口部閉片を案内溝部より離間させて該靴を逆方向に回
転するだけで、瞬時に前記靴をスノーボードから離脱さ
せることが出来る。
【0051】更に、前記係止体保持具とスノーボードと
の双方に揺動手段及び旋回手段を具備させた場合には、
前記スノーボードのデッキ部に取付けられた靴を、該デ
ッキ部上で揺動させたり、旋回させたりすることが出来
ることから、滑走遊戯、スラローム及びフリースタイル
等の各種競技に於けるスノーボード上での体重移動及び
操縦をより簡単に、且つ安全に行うことが出来るという
利点をも有することが出来る。
【0052】従って、スノーボードを使用する遊戯者や
競技者が、スノーボードに固定する靴を履いたままで全
く支障なく雪面等を安全に、且つ自由に歩行 すること
が出来るだけでなく、更に煩雑な取り付け作業やその為
の所要時間をほとんど必要とすることなく、ワンタッチ
で靴とスノーボードとを容易に、且つ瞬時に離脱不能に
取付けて安全に使用することが出来ると共に、使用後に
於いても、スノーボードを使用した遊戯者や競技者が自
分の意思で意識的に、しかも煩雑な取り外し作業やその
為の所要時間はほとんど必要とすることなく、手動操作
を介して簡単に、且つ瞬時に靴とスノーボードの双方を
離脱させることが出来る極めて優れたスノーボード及び
スノーボード用靴を提供することが出来るという格別な
効果を有するに至った。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に於けるスノーボード及びそ
のスノーボード用靴を示す斜視図。
【図2】本考案のスノーボードに固定される靴に取付け
られた係止体を示し、同図(イ)は斜視図、同図(ロ)
は同図(イ)の平面図。
【図3】本考案のスノーボードに固定される係止体保持
具を示し、同図(イ)は正面図、同図(ロ)は同図
(イ)の要部参考図。
【図4】本考案のスノーボードのデッキ部に靴を取付け
る場合を示し、同図(イ)、(ロ)、(ハ)は共に平面
図。
【図5】本考案のスノーボードに固定される係止体保持
具の他の実施例を示し、同図(イ)は正面図、同図
(ロ)は同図(イ)の参考側面図、同図(ハ)は一部断
面正面図。
【図6】本考案のスノーボードに固定される係止体保持
具の他の実施例を示し、同図(イ)は正面図、同図
(ロ)は同図(イ)の参考平面図。
【図7】従来のスノーボードを示す平面図。
【図8】従来のスノーボードを示し、同図(イ)は平面
図、同図(ロ)は同図(イ)の要部拡大斜視図。
【符号の説明】
1…靴付スノーボード 2…スノーボード 2a…デッキ部 3…靴 3a…靴底部 3b…表底面 3c…土踏まず部 4…係止体 4a…係止片の一方 4b…係止片の他方 5…係止体保持具 5a…第1保持具 5b…第2保持具 6…案内溝部 7…溝口部 8…溝口部閉片 8a…コイルバネ 9…略U字状の切欠部 10…ピポット 11…弾性体 12…取付ボルト 13…環状ロータ 14…押圧バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A63C 9/02 A63C 5/00 A63C 9/08

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スノーボード(2) のデッキ部(2a)に、一
    定の間隔を有して夫々位置決めされて一対の靴が取付け
    られたスノーボードであって、該靴(3) の靴底部(3a)に
    は、前記デッキ部(2a)に設けられた取付け手段に対応し
    て該デッキ部(2a)に、靴(3) を離脱不能に装着するため
    の取付け手段が土踏まず部に設けられ、前記デッキ部(2
    a)には、取付け後の靴(3) を手動操作によって前記デッ
    キ部(2a)から離脱させるための取外し手段が設けられ
    該取付け手段および取外し手段は、水平方向に一定の範
    囲で回転可能に保持する第1保持具(5a)と、該第1保持
    具(5a)に一方の係止片(4a)が保持されて水平方向に回転
    する靴(3) の他方の係止片(4b)が投入可能な案内溝部
    (6) と、該案内溝部(6) 側にコイルバネ(8a)の弾発力に
    より上方に付勢される溝口部閉片(8) とから構成され、
    かつ該溝口部閉片(8)の上端部には、前記案内溝部(6)
    に係止片(4b)を案内すべくテーパー部(8b)が形成されて
    いて、ワンタッチで靴の装着・離脱をできるようにした
    ことを特徴とするスノーボード
  2. 【請求項2】 スノーボード(2) のデッキ部(2a)に、一
    定の間隔を有して一対の靴(3) を夫々位置決めすべく、
    該靴(3) 及び前記デッキ部(2a)の夫々には、靴(3) の離
    脱不能に取付けるための取付け手段が設けられるととも
    に、該デッキ部(2a)に取付けられた靴(3) を該デッキ部
    (2a)より手動操作で離脱させることが出来る取外し手段
    が設けられたスノーボードであって、前記取付け手段の
    一方が、靴(3) の靴底部(3a) の土踏まず部(3c)に設け
    られ、該靴(3) の長手方向と交差する靴(3) の両側方の
    夫々に延出する一対の係止片(4a),(4b)を備えた係止片
    (4) で、且つ前記取付け手段の他方が、前記一方の係止
    片(4a)を抜け止め状態で、しかも水平方向に一定の範囲
    で回転可能に保持する第1保持具(5a)と、該第1保持具
    (5a)に対向して設けられ、且つ該第1保持具(5a)に一方
    の係止片(4a)が保持されて水平方向に回転する靴(3) の
    他方の係止片(4b)が投入可能な案内溝部(6)と、該案内
    溝部(6) の溝口部(7) を常時閉鎖すべく該案内溝部(6)
    側に付勢された溝口部閉片(8) とを備えた第2保持具(5
    b)とからなり、しかも該溝口部閉片(8 ) が、前記案内溝
    部(6) に投入される他方の係止片(4b)を介して押圧され
    ることで前記案内溝部(6) の溝口部(7) を開口すべく該
    案内溝部(6) より離間し、且つ係止片(4b)の投入後に
    は、再び案内溝部(6) 側へと逆戻りする構成にしてなる
    請求項1に記載のスノーボード
  3. 【請求項3】 前記取付け手段の他方には、デッキ部(2
    a)に取付けられた靴(3) を、該デッキ部(2a)上で揺動さ
    せることが出来る揺動手段が具備されてなることを特徴
    とする請求項1に記載のスノーボード
  4. 【請求項4】 前記揺動手段が、ピボット(10)である請
    求項3に記載のスノーボード
  5. 【請求項5】 前記取付け手段の他方には、デッキ部(2
    a)に取付けられた靴(3) を、該デッキ部(2a)上で水平方
    向に旋回させて該靴(3) の方向を転向させることが出来
    る旋回手段が設けられた請求項2に記載のスノーボー
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US5035443A (en) 1990-03-27 1991-07-30 Kincheloe Chris V Releasable snowboard binding
CH678278A5 (en) 1989-02-22 1991-08-30 Alexander Vorsteher Snow glider with boot binding - has base plate with boot couplers, and rotary, lockable turning device for coupler holder

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