JP3176067B2 - スノーボードのクリート係合機構 - Google Patents

スノーボードのクリート係合機構

Info

Publication number
JP3176067B2
JP3176067B2 JP52685695A JP52685695A JP3176067B2 JP 3176067 B2 JP3176067 B2 JP 3176067B2 JP 52685695 A JP52685695 A JP 52685695A JP 52685695 A JP52685695 A JP 52685695A JP 3176067 B2 JP3176067 B2 JP 3176067B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleat
snowboard
latch
engagement
engaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP52685695A
Other languages
English (en)
Inventor
伸平 岡島
裕 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimano Inc
Original Assignee
Shimano Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimano Inc filed Critical Shimano Inc
Application granted granted Critical
Publication of JP3176067B2 publication Critical patent/JP3176067B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C10/00Snowboard bindings
    • A63C10/16Systems for adjusting the direction or position of the bindings
    • A63C10/22Systems for adjusting the direction or position of the bindings to fit the size of the shoe
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C10/00Snowboard bindings
    • A63C10/28Snowboard bindings characterised by auxiliary devices or arrangements on the bindings
    • A63C10/285Pads as foot or binding supports, e.g. pads made of foam
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B5/00Footwear for sporting purposes
    • A43B5/04Ski or like boots
    • A43B5/0401Snowboard boots
    • A43B5/0403Adaptations for soles or accessories with soles for snowboard bindings
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C10/00Snowboard bindings
    • A63C10/02Snowboard bindings characterised by details of the shoe holders
    • A63C10/10Snowboard bindings characterised by details of the shoe holders using parts which are fixed on the shoe, e.g. means to facilitate step-in
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C10/00Snowboard bindings
    • A63C10/02Snowboard bindings characterised by details of the shoe holders
    • A63C10/10Snowboard bindings characterised by details of the shoe holders using parts which are fixed on the shoe, e.g. means to facilitate step-in
    • A63C10/103Snowboard bindings characterised by details of the shoe holders using parts which are fixed on the shoe, e.g. means to facilitate step-in on the sides of the shoe
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C10/00Snowboard bindings
    • A63C10/02Snowboard bindings characterised by details of the shoe holders
    • A63C10/10Snowboard bindings characterised by details of the shoe holders using parts which are fixed on the shoe, e.g. means to facilitate step-in
    • A63C10/106Snowboard bindings characterised by details of the shoe holders using parts which are fixed on the shoe, e.g. means to facilitate step-in to the front and back of the shoe
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C10/00Snowboard bindings
    • A63C10/16Systems for adjusting the direction or position of the bindings
    • A63C10/18Systems for adjusting the direction or position of the bindings about a vertical rotation axis relative to the board
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C10/00Snowboard bindings
    • A63C10/26Shock or vibration dampers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C10/00Snowboard bindings
    • A63C10/16Systems for adjusting the direction or position of the bindings
    • A63C10/20Systems for adjusting the direction or position of the bindings in longitudinal or lateral direction relative to the board

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、スノーボードのクリート係合機構に関す
る。更に詳しくは、スノーボードと靴に一体化されてい
るクリートとを脱着自在に結合するためのスノーボード
のクリート係合機構に関する。
背景技術 スノーボードを用いるスポーツでは、乗り手はスノー
ボードに乗って雪で覆われた丘陵を滑降する。スノーボ
ードは一般に小さいサーフボード又は無車輪のスケート
ボードのような恰好をしている。乗り手は、普通スノー
ボードの長軸に交叉させた足でスノーボード上に立つ。
乗り手のブーツ(以下、靴という)をスノーボードにし
っかり固定する手段が必要である。
スノーボードの係合機構を乗り手が簡単に操作でき手
で結合を解除できることが要請される。このような手動
操作が行えれば、スノーボードから降り雪面一帯を歩い
たり、片足のみを自由にして近辺の雪面を歩いたり、ま
た、リフトに乗り降りする際に結合を解きたいと思う場
合に便利である。従って、乗り手が滑降している間は靴
を確実にスノーボードに一体化できるが、簡単に手で開
放できる結合手段が必要である。
雪面を強く押して歩くとスノーボード靴の靴底に雪が
ケーキ状に固まりつくことが多い。ブーツの靴底とスノ
ーボードの上面との間に挟まれ捕捉されるこのような雪
は、スノーボードに靴を履いて再度乗る場合の邪魔にな
る。このため、係合機構の固定を困難にしてしまう。そ
れゆえ、雪が係合機構にはまりこまないように構成され
た靴とクリートを提供することが要求されている。ま
た、クリートとか靴底とかスノーボードの上面に雪がま
とわりついていても動作するクリートと係合機構の提供
が望まれている。
係合機構に靴を結合させようとする乗り手が平らでな
い雪面地帯にいる場合でも、踏込動作だけで簡単に動作
する係合機構が必要である。このような要請がある係合
機構は、靴を履いたまま乗り入れるだけで靴を結合メカ
部に対して適正な位置に容易に位置づけることができる
ものでなければならない。
スノーボードに対して靴を強固に固定するためには、
クリートとスノーボードとの複数の結合点が互いに遠く
離れている必要がある。このようにすると、乗り込み中
は靴をしっかり位置づけて保持でき、激しい滑降中は踵
の浮き上がりを避けることができる。しかし、大きいク
リートは歩行する際に乗り手の足に衝撃を与えるように
なるため、やっかいなものになる。それゆえ、十分な係
合強度を有するが、靴を結合から解除した後の歩行を容
易にするような係合機構とクリートの提供が必要であ
る。
荒っぽい雪面上を横断しようとする場合、クリートが
スノーボードの表面に直接に設けられておれば、スノー
ボードを介して乗り手の足に伝達される振動が増大し、
滑走を不愉快なものにする。それゆえ、スノーボードを
介して雪面から伝達される振動を吸収するようなクリー
トと係合構造が要求される。
スノーボードの係合機構は、一般に、一定の距離離れ
た2つの靴がスノーボードの長軸に直交するように向き
つけられている。このため、不愉快に感じる乗り手がい
る。それゆえ、スノーボードの長軸に対する角度を簡単
に調整でき、2つの靴の間隔を調整できるような係合機
構とクリートが望まれる。
スノーボード係合機構は、米国特許5,299,823(グレ
ーサー)、同5,236,216(ラツェック)、同5,145,202
(ミラー)、同4,973,073(レイネス)、同4,728,116
(ヒル)、同3,900,204(ウエーバー)、米国リイッシ
ュー特許Re.33,544に開示されている。同4,571,858(フ
ォーリン)は、スキーに関する靴を開示している。
しかし、前記した要求の全てに応える技術は知られて
いない。本発明は、このような技術的背景に基づいてな
されたものであり、次のような目的を達成する。
本発明の目的は、従来技術の欠陥を全て克服し強靭小
型軽量であり、スノーボードの上面に靴を確実に一体化
することができ、ステップイン動作即ち踏込動作だけで
簡単にスノーボードと靴との係合を行うことができるよ
うなスノーボードのクリート係合機構を提供することに
ある。
本発明の更に他の目的は、靴のクリートとの結合にお
いて前記目的を達成するスノーボードのクリート係合機
構を提供することにある。
本発明の他の目的は、従来技術の欠陥を全て克服し強
靭小型軽量であり、スノーボードの上面に靴を確実に一
体化することができ、ステップイン動作即ち踏込動作だ
けで簡単にスノーボードと靴との係合を行うことができ
るようにスノーボード係合機構に適切に結合されるクリ
ートを提供することにある。
本発明の更に他の目的は、スノーボードが歩行中の靴
の柔軟性を保持できるように前後方向に分離された2つ
のクリートを備え、このクリートが係合機構に結合され
た場合に安定性があるように靴の両側に延びるスノーボ
ード係合機構を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、係合機構が内側本体を備
え、操作具により外側本体を容易に手動で操作してクリ
ートを結合しロックし結合を容易に解除できるスノーボ
ード係合機構を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、操作具が不本意にクリート
を解除するのを回避できるように構成されたスノーボー
ド係合機構を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、内側本体側が平らな上面を
備え外側本体より短く、内側機構に乗り手の足を置いて
外側機構に結合するまで外側に滑らせることができ、こ
の動作によりクリート片と係合部材を踏み込み結合でき
るようにクリートを配置したスノーボード係合機構を提
供することにある。
本発明の更に他の目的は、内側と外側の係合部材の角
度と間隔の位置調整が可能な一対の調整板を備えスノー
ボードに附属されるスノーボード係合機構を提供するこ
とにある。
本発明の更に他の目的は、単体のクリートに結合する
一対の内側フックと一対の外側フックを備える係合部材
の単体の本体とが不本意に解除されないようにクリート
を保護するラッチと備えるスノーボード係合機構を提供
することにある。
本発明の更に他の目的は、簡単な踏込係合を可能にす
るために本体の上面に載置した後で外側フックに向けて
外側にクリートを摺動させることができる一対の内側フ
ックよりも高い外側フックを備えたスノーボード係合機
構を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、単体のクリートとの簡単な
結合が可能な係合部材に対して前後方向の適切な位置に
靴を位置づける結合用本体の上面に合致する靴から遠ざ
かる角度を備える一対の斜面に単体のクリートが形成さ
れたスノーボード係合機構を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、雪がクリートに被さるのを
回避し、捕捉された雪が係合動作を妨害しないように、
靴の底面より上方にクリートが位置付けられたスノーボ
ード係合機構を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、本体の角度を360度自由に
調整できるように本体の窪みに合致する円板によりスノ
ーボードに単体の係合部材本体が取り付けられたスノー
ボード係合機構を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、前方側本体に係合されるつ
ま先部を下方に向けて靴を踏み込み、踵を下げることに
より後方側本体に設けられスプリングにより付勢される
ラッチにより単体のクリートが係合部材に係合されるス
ノーボード係合機構を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、つま先部と踵部の嵩上げを
減ずるように靴の前後方向の距離が約140mmになるよう
に一体のクリートを延長したスノーボード係合機構を提
供することにある。
本発明の更に他の目的は、クリートが靴底中間部に固
定され中間部の外形に沿って曲げられたスノーボード係
合機構を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、内側と外側の本体が靴の両
側でクリートを結合するように設けられ、外側の結合部
材の上面の傾斜角度よりもスノーボードに対して浅い傾
斜角を持った上面を内側本体が持ち、両足が分離されて
置かれる際に踏込係合時の案内をよくすることにより、
スノーボードに対する正規の角度位置と異なるある角度
に乗り手の両足を位置付けるスノーボード係合機構を提
供することにある。
本発明の更に他の目的は、簡単な解除を可能にするた
めに、スノーボードの上面に平行に靴を回転させてスノ
ーボードからクリートを外すようにしたスノーボード係
合機構を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、前方側と後方側の本体が靴
の前後方向の位置でクリートを結合するように設けら
れ、前方側本体に前方側タブを角度づけ後方側タブを後
方側本体に下向きに向けることにより後方側と前方側に
延びるタブを備える単体のクリートが係合機構と結合
し、スノーボードの長軸方向に平行な回転軸の回転によ
り後方側のタブの結合が行われ、後方側タブの上方の結
合位置に回転するラッチがスノーボードに附属している
スノーボード係合機構を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、後方部よりも低い位置の前
方部分を備える一体のクリートの容易な結合を可能にす
るように、後方側本体の結合部分が前方側本体の結合位
置よりも高いスノーボード係合機構を提供することにあ
る。
本発明の更に他の目的は、結合部材に対する靴の外側
靴底の接触を減殺するように一体のクリートの前方側及
び後方側の両部分の下側にゴムパッドが附属しているス
ノーボード係合機構を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、クリートの前方側及び後方
側の末端に位置づけされているバックルの使用により、
一体のクリートがスノーボード靴に捕捉され、バックル
は紐を受容しているスノーボード係合機構を提供するこ
とにある。
本発明の更に他の目的は、後方側タブを結合位置でラ
ッチに結合するように乗り手が靴の踵を下げ、前記後方
側タブがクリート受容穴に結合されるようになるまで下
向きの圧力により前記ラッチを解除位置まで回転させ、
前記ラッチは前記結合位置まで押し戻されるスノーボー
ド係合機構を提供することにある。
発明の開示 本発明は、前記のような目的を達成するため、次のよ
うな手段が採られている。
本発明1のスノーボードのクリート係合機構(1)
は、 当該スノーボードの上面に固定されるように設けられ
クリートの第1端部を受容し固定するために下記外側本
体に面して下方部分に形成される内側クリート受容窪み
を有する内側クリート受容体と上面を備える内側本体
と、 当該スノーボードの上面に固定されるように設けられ
後記ラッチを回転自在に受容するためのラッチ窪みを有
する外側本体と、 前記クリートの第2端部を受容し固定するために前記
内側クリート受容窪みに面して横切る外側クリート受容
窪みを有するラッチと、 前記外側本体に設けられ前記ラッチによりロックされ
るハンドルとからなり、 前記ラッチは、前記外側クリート受容窪みが前記内側
クリート受容窪みから離れる方向に動かされる第1の位
置への前記ハンドルの回転に対応して解放位置に回転さ
れ、前記外側クリート受容窪みが前記内側クリート受容
窪みに向かって動かされ前記内側及び外側クリート受容
窪み間にクリートを固定する第2の位置への前記ハンド
ルの回転に対応して係合位置に固定回転される。
前記発明1は、次のような手段により、さらに小型軽
量、操作容易であり、踏込係合を踏み込み動作だけで行
うことができて一層効果的である。
本発明1のスノーボードのクリート係合機構(1)の
より具体的な手段は、 前記発明1において、 前記ハンドルと一緒に回転するように前記ハンドルに
設けられているカムからなり、前記カムはカムピンを含
み、 前記ラッチは前記カムを前記ハンドルとともに回転さ
せることにより前記カムピンが前記ラッチを回転させて
前記カムピンを受容するように側面に形成されているカ
ム溝からなる。
本発明1のスノーボードのクリート係合機構(1)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記第1外側受容体は、前記ラッチ窪みを形成する第
1の壁、第2の壁と前記第1の壁と前記第2の壁の間に
延びるラッチピンを備え、 前記第1の壁は前記カムを回転自在に支持するカム支
持体を含み、 前記カムは前記ラッチピンの長軸に平行な回転中心を
有する。
本発明1のスノーボードのクリート係合機構(1)の
より具体的な手段は、 前記発明1において、 前記ハンドルに回転自在に設けられているフックと前
記外側本体に設けられている係合片とからなり、前記ハ
ンドルが第2位置にあるときは、前記フックは前記係合
片に解放自在に固定され、前記ハンドルを第2位置に維
持する。
本発明1のスノーボードのクリート係合機構(1)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記フックは前記係合片に係合するように設けられて
いる窪みからなる。
本発明1のスノーボードのクリート係合機構(1)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記フックが前記係合片からフックを解放するために
操作する前記フックに引き紐を固定するための紐結合手
段からなる。
本発明のスノーボードのクリート係合機構(1)のよ
り具体的な手段は、 前記発明1において、 前記内側本体が、当該スノーボードの乗り手がスノー
ボード靴を前記内側本体の上面に載置して前記外側本体
に対して当該スノーボードの上面に平行な方向に靴を摺
動させることができるように、当該スノーボードの上面
に直交する方向に外側本体よりも短く形成されている。
本発明2のスノーボードのクリート係合機構(1)
は、 前記発明1において、 前記内側本体は、前記外側本体に面し横切る下方部分
に形成されている第2内側クリート受容窪みを備え、 前記外側本体は、第2ラッチ窪みを備え前記内側本体
に面する第2外側クリート受容体、前記第2ラッチ窪み
に回転自在に設けられている第2ラッチからなり、前記
第2ラッチは前記第2内側受容窪みに面し横切るように
設けられている第2外側クリート受容窪みを備え、 前記ハンドルは前記第2ラッチとともにロックされ、 前記第2ラッチは、前記第2内側クリート受容窪みか
ら離れる方向に前記第2外側クリート受容窪みが動かさ
れる前記第1位置への前記ハンドルの回転に応じて解放
位置に回転させられ、前記内側及び外側クリート受容窪
み間の第2クリートを固定する第2内側クリート受容窪
みに向かう方向に前記第2外側クリート受容窪みが動か
される前記第2位置への前記ハンドルの回転に応じて係
合位置に回転させられる。
本発明1,2のスノーボードのクリート係合機構(1)
のより具体的な手段は、 前記発明1において、 前記内側第1受容体は前記第1内側クリート受容体の
上面の受容斜面からなり、前記受容斜面は前記第1内側
クリート受容体によりクリート端を案内して係合するよ
うに形成されている。
本発明のスノーボードのクリート係合機構(1)のよ
り具体的な手段は、 前記発明2において、 前記第1及び第2クリート受容体は前記内側クリート
受容体の各々の上面の受容体斜面からなり、前記受容体
斜面は前記第1及び第2内側クリート受容体によりクリ
ート端を案内して係合するように形成されている。
本発明のスノーボードのクリート係合機構(1)のよ
り具体的な手段は、 前記発明1において、 当該スノーボードに前記内側本体と前記外側本体を固
定するための固定手段と、前記固定手段は前記内側及び
外側本体の少なくとも一方の位置を当該スノーボードの
長軸に沿って調整するための軸方向調整手段とからな
る。
本発明のスノーボードのクリート係合機構(1)のよ
り具体的な手段は、 前記構成において、 前記軸方向調整手段は、前記内側及び外側本体を当該
スノーボードの長軸方向の位置調整を可能にする。
本発明のスノーボードのクリート係合機構(1)のよ
り具体的な手段は、 前記構成において、 前記固定手段は第1固定用プレートを含み、前記長軸
方向調整手段は当該スノーボードに前記固定用プレート
を結合するボルトを受容するように設けられている前記
固定用プレートの長穴を含む。
本発明のスノーボードのクリート係合機構(1)のよ
り具体的な手段は、 前記構成において、 前記固定用プレートは当該スノーボードに前記内側本
体を固定するように設けられ、前記固定用手段は前記外
側本体に対する第2固定用プレートを含む。
本発明のスノーボードのクリート係合機構(1)のよ
り具体的な手段は、 前記発明1において、 前記内側本体と前記外側本体を当該スノーボードに固
定するための固定用手段を含み、前記固定用手段は当該
スノーボードの長軸に対して前記内側及び外側本体の少
なくとも一方の角度を調整するための角度調整手段を含
む。
本発明のスノーボードのクリート係合機構(1)のよ
り具体的な手段は、 前記構成において、 前記角度調整手段は当該スノーボードの長軸に対して
前記内側及び外側本体の両方の角度調整をするための調
整手段を含む。
本発明のスノーボードのクリート係合機構(1)のよ
り具体的な手段は、 前記構成において、 前記固定用手段は第1円弧状係合部分を備える内側固
定用プレートを含み、前記内側本体は前記第1円弧状係
合部分に係合される内側円弧状係合部分を含み、前記固
定用手段は前記第2円弧状係合部分を備える外側固定用
プレートを含み、前記外側本体は前記第2円弧状結合部
分に係合される外側円弧状係合部分を含む。
本発明のスノーボードのクリート係合機構(1)のよ
り具体的な手段は、 前記構成において、 前記内側固定用プレートは前記内側本体の角度方向の
調整範囲を増加させるために前記内側円弧状係合部分を
延長した延長部分を含む。
本発明のスノーボードのクリート係合機構(1)のよ
り具体的な手段は、 前記構成において、 前記外側固定用プレートは前記内側本体の角度方向の
調整範囲を増加させるために前記外側円弧状係合部分を
延長した延長部分を含む。
本発明のスノーボードのクリート係合機構(1)のよ
り具体的な手段は、 前記発明1において、 前記内側及び外側クリート受容窪みは当該スノーボー
ド上面から離脱する位置にクリートを固定する。
本発明のスノーボードのクリート係合機構(1)のよ
り具体的な手段は、 前記発明2において、 前記内側及び外側本体は第1及び第2クリートを当該
スノーボードの上面から離脱する位置に固定する。
本発明のスノーボードのクリート係合機構(1)のよ
り具体的な手段は、 前記発明2において、 前記第1内側クリート受容体により固定されるように
設けられている第1端と前記第1外側クリート受容体に
より固定されるように設けられている第2端とを備える
第1クリートと、 前記第2内側クリート受容体により固定されるように
設けられている第1端と前記第2外側クリート受容体に
より固定されるように設けられている第2端とを備える
第2クリートとからなる。
本発明のスノーボードのクリート係合機構(1)のよ
り具体的な手段は、 前記構成において、 靴外底を含み、前記靴外底は底面と凹部を備え、前記
第1及び第2クリートは、前記クリートが前記靴外底の
底面よりも当該スノーボードから遠くなるように前記凹
部内で前記靴に固定されている。
本発明のスノーボードのクリート係合機構(1)のよ
り具体的な手段は、 前記機構において、 前記第1クリートは前記凹部の後端側に固定され、前
記第2クリートは前記凹部の前端側に固定され、前記内
側及び外側本体は前記靴の前記長軸が概ね当該スノーボ
ードの長軸に交叉するように前記クリートを固定してい
る。
本発明のスノーボードのクリート係合機構(1)のよ
り具体的な手段は、 前記構成において、 前記靴は前記靴の長軸に交叉する方向に前記靴の膨ら
み部で測られる膨らみ部の広さを備え、前記第1及び第
2クリートは前記靴の長軸に交叉する方向に測られるク
リート幅を備え、前記クリート幅は前記膨らみ部の幅よ
りも狭い。
本発明のスノーボードのクリート係合機構(1)のよ
り具体的な手段は、 前記構成において、 前記靴は前記靴の長軸に交叉する方向に前記靴の踵で
測られる踵幅を備え、前記クリート幅は踵幅よりも狭
い。
本発明のスノーボードのクリート係合機構(1)のよ
り具体的な手段は、 前記構成(発明1の第2実施態様項)において、 前記カムの回転中心線から前記ラッチピンの長軸まで
延びている線が当該スノーボードの上面に対して概ね直
交している。
本発明3のスノーボードのクリート係合機構(2)
は、 スノーボードの上面に固定されて設けられている本体
と、 前記本体に設けられクリートの第1側面を係合し保持
する複数の内側フックと、 前記本体に設けられ前記クリートの第2側面に係合す
る複数の外側フックと、 前記内側フックから前記外側フックに向かう第1方向
に動いて前記本体に挿入され前記第1方向と逆方向に動
く前記クリートに係合するラッチと からなる。
本発明3のスノーボードのクリート係合機構(2)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記本体との係合のための正規の位置に向かう第1方
向に交叉する第2方向に前記クリートを案内するための
案内手段を含む。
本発明3のスノーボードのクリート係合機構(2)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記本体との係合のための正規の位置に向かう第1方
向に交叉する第2方向に前記クリートを案内するための
案内手段 からなり、 前記案内手段は、クリートが前記本体に下降して前記
本体に対して前記クリートを案内するときに、前記クリ
ート部分が前記前方側及び後端側の端部本体を係合する
ように構成されている前記本体の上面及び前記上面の前
方側、後方側端部からなる。
本発明3のスノーボードのクリート係合機構(2)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記本体の前記内側フックは前記本体の前記上面より
も低く、前記本体の前記外側フックは前記本体の前記上
面よりも高くて、前記クリートの部分は前記本体の上面
に置かれ前記第1方向に摺動し前記クリートが前記内側
及び外側フックに係合されるようになっている。
本発明4のスノーボードのクリート係合機構(2)の
より具体的な手段は、 前記発明3において、 前記本体との係合のための正規の位置に向かう第1方
向に交叉する第2方向に前記クリートを案内するための
案内手段とからなり、 前記案内手段は、クリートが前記本体に下降して前記
本体に対して前記クリートを案内するときに、前記クリ
ート部分が前記前方側及び後端側の端部本体を係合する
ように構成されている前記本体の上面及び前記上面の前
方側、後方側端部からなり、 前記本体の前記内側フックは前記本体の前記上面より
も低く、前記本体の前記外側フックは前記本体の前記上
面よりも高くて、前記クリートの部分は前記本体の上面
に置かれ前記第1方向に摺動し前記クリートが前記内側
及び外側フックに係合されるようになっており、 前記本体に設けられているラッチ軸とラッチスプリン
グとからなり、 前記ラッチは前記本体から前記クリートが係合解消さ
れる解放位置と前記ラッチが前記クリートに係合し前記
本体に前記ラッチが前記クリートを係合する係合位置と
の間で前記本体に対して動かされるように前記ラッチ軸
に設けられ、前記スプリングは前記ラッチを前記係合位
置へ付勢している。
本発明4のスノーボードのクリート係合機構(2)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記ラッチは前記ラッチが前記係合位置にある時に前
記クリートに係合されるラッチフックを含む。
本発明4のスノーボードのクリート係合機構(2)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記ラッチは前記クリートと当該スノーボードの間に
設けられ、前記ラッチフックは当該スノーボードに面す
る側から前記クリートを係合するように設けられてい
る。
本発明4のスノーボードのクリート係合機構(2)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記ラッチは前記ラッチを前記解放位置び動かすよう
に操作される前記ラッチに引き紐を固着するための紐固
着手段を含む。
本発明3のスノーボードのクリート係合機構(2)の
より具体的な手段は、 前記発明3において、 外周と前記外周の窪みを備える固定用プレートを含
み、前記本体は底部プレートを備え、前記底部プレート
は取付用端部を備え、前記固定用プレート窪みは当該ス
ノーボードの上面に固定されるように設けられて前記窪
みは前記底部プレートを係合し前記本体を当該スノーボ
ードに固定するようになっている。
本発明3のスノーボードのクリート係合機構(2)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記固定用プレート窪みと前記取付用端部は円の少な
くとも一部を形成して前記本体が当該スノーボードの長
軸に対する角度を変更できるように固定されている。
本発明3のスノーボードのクリート係合機構(2)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記固定用プレートは前記固定用プレートが当該スノ
ーボードに固定される複数の長穴を含み、前記本体は当
該スノーボードの長軸に沿う位置を変更されることがで
きる。
本発明4のスノーボードのクリート係合機構(2)の
より具体的な手段は、 前記構成(発明4の前記第1実施態様項)において、 前記クリートは前記内側フックにより係合される第1
側面、前記外側フックにより係合される第2側面を備
え、ラッチの係合部分が前記ラッチにより係合される。
本発明4のスノーボードのクリート係合機構(2)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記クリートは前方斜面、本体プレート及び後方斜面
を備え、前記前方及び後方プレートは前記本体プレート
から前記本体に向かって傾斜して、前記クリートが前記
本体に降下させられる際に、前記前方及び後方斜面プレ
ートが前記本体の前記前方及び後方の端部を係合し、前
記本体による係合のために前記本体に対して前記クリー
トを正しく位置させるようになっている。
本発明4のスノーボードのクリート係合機構(2)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記内側フックにより係合されるように前記クリート
は前記本体に向かって前記本体プレートから突出する複
数の内側係合片及び前記外側フックにより係合される外
側係合片を含む。
本発明4のスノーボードのクリート係合機構(2)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 外底を備える靴を含み、前記外底は底面及び凹部を備
え、前記クリートは前記凹部内で前記靴に固定され、前
記クリート本体プレートが前記底面よりも当該スノーボ
ードから遠くに離隔されている。
本発明4のスノーボードのクリート係合機構(2)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記靴は前記靴の長軸に交叉する方向に前記靴の膨ら
み部で測られる膨らみ部の広さを備え、前記クリートは
前記靴の長軸に交叉する方向に測られるクリート幅を備
え、前記クリート幅は前記膨らみ部の幅よりも狭い。
本発明4のスノーボードのクリート係合機構(2)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記靴は前記靴の長軸に交叉する方向に前記靴の踵で
測られる踵幅を備え、前記クリート幅は踵幅よりも狭
い。
本発明4のスノーボードのクリート係合機構(2)の
より具体的な手段は、 前記構成(発明4の前記第7実施態様項)において、 前記本体は前記靴の前記長軸が概ね当該スノーボード
の長軸に直交するように前記クリートを結合している。
本発明4のスノーボード係合機構(2)により固定さ
れるクリートは、 係合機構の上面に載置される本体プレートと、 前記本体プレートに一体に形成され係合機構に向かう
方向に前記本体プレートから離れるように角度づけられ
傾斜する前方斜面プレートと、 前記前方斜面プレートとは反対側で前記本体プレート
に一体に形成され前記係合機構に向かう方向に前記本体
プレートから離れるように角度づけられ傾斜する後方斜
面プレート とからなる 本発明5のスノーボード係合機構(2)により固定さ
れるクリートのより具体的な手段は、 前記構成において、 当該係合機構に向かって前記本体プレートの第1側面
から突出する複数の第1側面側係合片と本体プレートの
第2側面に固定されている複数の第2側面側係合片を含
み、 前記本体プレートは係合機構の上面に係合するように
設けられて前記第2側面側係合片に向かって摺動し、前
記第1及び第2側面側係合片が前記係合機構と係合する
ようになっている。
本発明6のスノーボードのクリート係合機構(3)、 スノーボードに固定されて設けられクリートの前方係
合片を受容するためのクリート受容開口を備える前方本
体と、 前記スノーボードに固定されて設けられている後方本
体と、 係合位置と解放位置との間で回転するように前記後方
本体に回転自在に設けられ前記クリートの後方係合片を
受容するための受容窪みを有するラッチと、 前記後方本体に設けられ前記係合位置に向かわせ回転
させる方向に前記ラッチを付勢するためのスプリング
と、 からなる。
本発明6のスノーボードのクリート係合機構(3)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記ラッチが前記解放位置に回転するのを阻止するた
めの保持手段を含む。
本発明6のスノーボードのクリート係合機構(3)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記ラッチ保持手段は前記後方本体に設けられている
摺動軸を備え、前記摺動軸はヘッドを備え、前記摺動軸
は、(a)前記ラッチが解放位置に回転するのを阻止す
るラッチに前記ヘッドが接触する保持位置と(b)前記
ヘッドが前記ラッチの運動範囲から離脱して前記ラッチ
を解放位置に回転させることができる自由位置との間で
運動可能である。
本発明6のスノーボードのクリート係合機構(3)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記ラッチ保持手段は前記摺動軸に設けられているフ
ックを備え、前記フックは窪みを備え、前記後方本体に
設けられている係合片を含み、前記摺動軸が前記保持位
置にあるときは前記窪みは前記係合片に係合されてい
る。
本発明6のスノーボードのクリート係合機構(3)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記フックは前記係合片から前記窪みを解放するよう
に操作される引き紐を固着するための紐固着手段を備え
る。
本発明7のスノーボードのクリート係合機構(3)
は、 前記発明6において、 前記クリート受容窪みは前記スプリングの付勢力に打
ち勝って前記ラッチを前記解放位置に回転させる力を生
じさせるように前記クリートの斜面と係合するための少
なくとも1つの窪み斜面を有している。
本発明7のスノーボードのクリート係合機構(3)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記ノッチは、前記解放位置にラッチを回転させるた
めに、クリート係合片の反対側面に設けられているそれ
ぞれの係合片面と係合するために前記ノッチの反対側面
に第1及び第2ノッチ斜面を備えている。
本発明6のスノーボードのクリート係合機構(3)の
より具体的な手段は、 前記発明6において、 前記後方本体に設けられているラッチ軸を備え、前記
ラッチは前記ラッチ軸に回転自在に設けられ、前記スプ
リングは前記軸に設けられている。
本発明6のスノーボードのクリート係合機構(3)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記スプリングは前記後方本体と係合する第1腕と前
記ラッチと係合する第2腕とを備える。
本発明6のスノーボードのクリート係合機構(3)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記ラッチは前記窪みを形成するラッチ本体を備え、
第1及び第2足が前記ラッチ本体から突出し、前記第1
及び第2足は前記ラッチ軸に設けられている。
本発明6のスノーボードのクリート係合機構(3)の
より具体的な手段は、 前記発明6において、 前記前方本体は第1壁及び第2壁を備え、前記前方係
合片が前記クリート受容開口に向かって動かされる際
に、前記前方係合片を案内し係合させるように、前記第
1壁及び第2壁はクリート受容開口に向かって傾斜して
いる。
本発明6のスノーボードのクリート係合機構(3)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記前方本体は前記第1壁から前記第2壁に向かって
延びる保持棒を含み、前記クリート受容開口は前記第
1、第2壁及び前記保持棒によって囲まれている。
本発明6のスノーボードのクリート係合機構(3)の
より具体的な手段は、 前記発明6において、 前記前方及び後方本体を当該スノーボードに固定する
ための固定用プレートを含む。
本発明6のスノーボードのクリート係合機構(3)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 固定用プレートは前記固定用プレートが中を通って当
該スノーボードに固定される長穴を備え、当該スノーボ
ードの長軸に沿う方向に前記前方及び後方本体の位置調
整を可能にしている。
本発明6のスノーボードのクリート係合機構(3)の
より具体的な手段は、 前記発明6において、 クリートを含み、前記前方係合片は前記クリート受容
開口と係合され、前記後方係合片は前記窪みに係合され
ている。
本発明6のスノーボードのクリート係合機構(3)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記クリートは後方及び前方部分を含み、前記前方部
分は前記係合機構に対して前記後方部分よりも低く、前
記前方係合片は前記前方部分から延び前方後方部分は前
記後方部分から延びている。
本発明6のスノーボードのクリート係合機構(3)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 外底を備える靴を含み、前記外底はこれに形成された
底面及び凹部を備え、前記クリートは前記凹部内で前記
靴に固定されていて前記クリートは前記底面よりも当該
スノーボードから遠く離隔している。
本発明6のスノーボードのクリート係合機構(3)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記凹部は前記外底も前方斜面を備え、前記前方斜面
は前記靴が前記係合機構に降下させられ前記前方係合片
を案内して前記前方本体と係合する際に前記前方本体を
係合するように構成されている。
本発明6のスノーボードのクリート係合機構(3)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記前方斜面は円弧状である。
本発明6のスノーボードのクリート係合機構(3)の
より具体的な手段は、 前記構成(発明6の前記第14実施態様項)において、 前記前方凹部は前記外底の後方係合片を備え、前記後
方斜面は前記靴が前記係合機構に降下させられ前記後方
係合片を案内して前記後方本体と係合する際に前記後方
本体を係合するように構成されている。
本発明6のスノーボードのクリート係合機構(3)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記後方斜面は円形状である。
本発明6のスノーボードのクリート係合機構(3)の
より具体的な手段は、 前記構成(発明6の前記第14実施態様項)において、 前記係合機構は、前記靴の長軸を当該スノーボード長
軸に概ね交叉するように維持するように、前記クリート
を係合している。
本発明6のスノーボードのクリート係合機構(3)の
より具体的な手段は、 前記構成(発明6の前記第12実施態様項)において、 前記後方係合片は底部に斜面を備え、前記斜面は前記
クリートが前記係合機構に降下させられるときに前記解
放位置に前記ラッチを回転させるように力をかける前記
ラッチと係合させられている。
本発明6のスノーボードのクリート係合機構(3)の
より具体的な手段は、 前記構成(発明6の前記第12実施態様項)において、 前記ラッチは、前記ラッチに対して前記後方係合片を
降下させ前記解放位置へラッチを回転させるように前記
後方係合片と係合自在な上方部分に斜面を備えている。
本発明6のスノーボードのクリート係合機構(3)の
より具体的な手段は、 前記構成(発明6の前記第12実施態様項)において、 前記ラッチは上方部分にラッチ斜面を有し、前記後方
係合片は底部に係合片斜面を有し、前記ラッチ及び係合
片斜面は前記クリートが前記係合機構に対して降下させ
られるときに前記解放位置に前記ラッチを回転可能に係
合されている。
本発明8のスノーボードのクリート係合機構(4)
は、 スノーボードに固定されるように設けられクリートを
係合させる第1突出部及び第2突出部を備える内側本体
と、 スノーボードに固定されるように設けられている外側
本体と、 前記外側本体に設けられクリートを係合する係合位置
とクリートを解放する解放位置との間で回転自在である
第1及び第2ラッチと、 前記ラッチを係合位置に付勢するために前記外側本体
に設けられているスプリングと からなる。
本発明8のスノーボードのクリート係合機構(4)の
より具体的な手段は、 前記発明8において、 前記ラッチは上方部分の斜面と底面とを備える係合部
分とからなり、 前記クリートを前記外側本体と係合させることができ
るように、前記係合部分の斜面は前記解放位置に前記ラ
ッチを回転させるように前記クリートから力を受けて係
合して、 前記スプリングはラッチを付勢して前記係合部分斜面
が前記クリートを固定する係合位置に回転させる。
本発明8のスノーボードのクリート係合機構(4)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記ラッチの係合部分は係合クリートを回転させるこ
とにより生じる力を受けるように設けられている側面を
形成し、前記ラッチの少なくとも一方を前記解放位置へ
回転させる。
本発明9のスノーボードのクリート係合機構(4)
は、 前記発明8において、 前記外側本体に回転自在に設けられている第1及び第
2フックとからなり、 前記ラッチは上方部分の斜面と底面とを備える係合部
分とからなり、 前記クリートを前記外側本体と係合させることができ
るように、前記係合部分の斜面は前記解放位置に前記ラ
ッチを回転させるように前記クリートから力を受けて係
合し、 前記スプリングはラッチを付勢して前記係合部分斜面
が前記クリートを固定する係合位置に回転させ、 前記ラッチの係合部分は係合クリートを回転させるこ
とにより生じる力を受るように設けられている側面を形
成し、前記ラッチの少なくとも一方を前記解放位置へ回
転させ、 前記各フックは前記外側本体に設けられフック窪みと
係合片をを備え、 前記ラッチが前記係合位置にあるときに、前記フック
窪みは前記ラッチを前記係合位置に維持するように前記
係合片に係合されている。
本発明8のスノーボードのクリート係合機構(4)の
より具体的な手段は、 前記構成(発明8の前記第2実施態様項)において、 各前記フックは前記耳片から前記窪みを解放するよう
に操作されるように前記フックに引き紐を結合するため
の紐固着手段を備える。
本発明8のスノーボードのクリート係合機構(4)の
より具体的な手段は、 前記発明8において、 前記内側本体は前記係合機構に前記クリートを係合す
るように方向づけるための上方斜面を備える。
本発明8のスノーボードのクリート係合機構(4)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記内側本体の前記上方面は前記内側本体上方斜面と
連続し、前記ラッチの係合部分の斜面は前記外側本体の
上方斜面と連続している。
本発明8のスノーボードのクリート係合機構(4)の
より具体的な手段は、 前記構成(発明8の前記第4実施態様項)において、 前記内側本体上方斜面は外側本体上方斜面よりも当該
スノーボードの上方面に対して異なった角度に形成され
ている。
本発明8のスノーボードのクリート係合機構(4)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記内側本体上方斜面は当該スノーボードの上方面に
対して30度の角度に形成され、前記外側本体上方斜面は
当該スノーボードの上方面に対して50度の角度に形成さ
れている。
本発明8のスノーボードのクリート係合機構(4)の
より具体的な手段は、 前記構成(発明8の前記第1実施態様項)において、 前記外側本体は前記外側本体の前方部分に開口してい
る凹部を備え、前方ラッチと前記スプリングは前記内側
凹部に設けられている。
本発明8のスノーボードのクリート係合機構(4)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記外側本体は前記凹部に設けられている第1ラッチ
軸と第2ラッチ軸を備え、前記第1ラッチと第2ラッチ
は前記第1ラッチ軸と第2ラッチ軸に回転自在にそれぞ
れに設けられ、前記ラッチの前記係合部分は前記凹部の
外側に延びている。
本発明8のスノーボードのクリート係合機構(4)の
より具体的な手段は、 前記発明8において、 前記内側及び外側本体を当該スノーボードに結合する
ための固定用手段を含む。
本発明8のスノーボードのクリート係合機構(4)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記固定用手段は当該スノーボードの長軸に沿うよう
に前記内側及び外側本体の内の少なくとも一方の位置を
調整するための長軸方向調整手段を含む。
本発明8のスノーボードのクリート係合機構(4)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記長軸方向調整手段は当該スノーボードの長軸に沿
って前記内側及び外側本体の位置に調整されている。
本発明8のスノーボードのクリート係合機構(4)の
より具体的な手段は、 前記構成(発明8の前記第10実施態様項)において、 前記固定用手段は当該スノーボードの長軸方向に対し
て前記内側及び外側本体の内の少なくとも一方の角度方
向を調整するための角度調整手段を備えている。
本発明8のスノーボードのクリート係合機構(4)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記角度調整手段は当該スノーボードの長軸方向に対
して前記内側及び外側本体の角度方向に調整されてい
る。
本発明8のスノーボードのクリート係合機構(4)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記固定用手段は当該スノーボードの長軸方向に沿っ
て前記内側及び外側本体の内の位置を調整するための長
軸方向調整手段を備えている。
本発明8のスノーボードのクリート係合機構(4)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記固定手段は当該スノーボードに前記内側本体を固
定するための内側固定用プレートを備え、当該スノーボ
ードに前記外側本体を固定するための外側固定用手段を
備えている。
本発明8のスノーボードのクリート係合機構(4)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記長軸方向調整手段は当該スノーボードに前記固定
用プレートを固定するボルトを受容するために前記内側
及び外側固定用プレートに長穴を備えている。
本発明8のスノーボードのクリート係合機構(4)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記角度調整手段は前記内側本体の円弧状取付用窪み
と係合自在な前記固定用プレートの円弧状窪み、及び、
前記外側本体の円弧状取付用窪みと係合自在な前記外側
固定用プレートの円弧状係合窪みを備えている。
本発明8のスノーボードのクリート係合機構(4)の
より具体的な手段は、 前記構成(発明8の前記第2実施態様項)において、 本体を備えるクリート、前記第1突出部と前記第2突
出部とそれぞれに係合自在な第1係合片と第2係合片及
び前記第1ラッチと前記第2ラッチとそれぞれに係合自
在な第1外側係合片と第2外側係合片を含み、前記内側
係合片は前記本体の第1側面から延び、前記外側係合片
は前記本体の第2側面から延びている。
本発明8のスノーボードのクリート係合機構(4)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記クリートは前記第1外側係合片に合致するように
前記本体に形成された第1凹部と前記第2外側係合片に
合致するように前記本体に形成された第2凹部を備え、
前記第1及び第2ラッチは前記クリートが前記外側本体
により係合されたときに前記第1及び第2凹部と係合し
ている。
本発明8のスノーボードのクリート係合機構(4)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記第1凹部は前記第1ラッチの側面と係合自在な第
1斜面を備え、前記第1側面は第1方向への前記クリー
トの回転に対応して前記第1ラッチの側面に力を伝達し
て、前記第1ラッチを前記解放位置に回転させる。
本発明8のスノーボードのクリート係合機構(4)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記第2凹部は前記第2ラッチの前記側面と係合自在
な第2斜面を備え、前記第2斜面は第2方向への前記ク
リートの回転に対応して前記第2ラッチの側面に力を伝
達して、前記第2ラッチを前記解放位置に回転させる。
本発明8のスノーボードのクリート係合機構(4)の
より具体的な手段は、 前記構成(前記7の前記第19実施態様項)において、 外底を備える靴を含み、前記外底はそこに形成されて
いる底面と凹部を備え、前記クリートは前記凹部内で前
記靴に固定されて、前記クリート本体は前記底面よりも
当該スノーボードから遠く離隔されている・ 本発明8のスノーボードのクリート係合機構(4)の
より具体的な手段は、 前記構成(発明7の前記第19実施態様項)において、 前記外底は前記靴の長軸に交叉する方向に前記靴の膨
らみ部で測られる膨らみ幅を備え、前記クリートは前記
靴の長軸方向に交叉する方向に測られるクリート幅を備
え、前記クリート幅は前記膨らみ幅よりも狭い。
本発明8のスノーボードのクリート係合機構(4)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記外底は前記靴の長軸に交叉する方向に前記靴の踵
部で測られる踵幅を備え、前記クリートは前記靴の長軸
方向に交叉する方向に測られるクリート幅を備え、前記
クリート幅は前記踵幅よりも狭い。
本発明8のスノーボードのクリート係合機構(4)の
より具体的な手段は、 前記構成(発明7の前記第23実施態様項)において、 前記係合機構は前記靴の長軸が当該スノーボードの長
軸に概ね交叉している。
本発明10のスノーボードのクリート係合機構(5)
は、 スノーボードに固定されて設けられている本体プレー
トと、 前記本体プレートに位置づけされるクリートの前方係
合片を受容するためのクリート受容開口が係合されてい
る前方本体と、 係合位置と解放位置との間で回転させられ前記本体プ
レートに対して回転自在に設けられ前記クリートの後方
係合片を係合するための第1ラッチと、 前記係合位置に向けて前記ラッチを付勢するための第
1スプリングと からなる。
本発明10のスノーボードのクリート係合機構(5)の
より具体的な手段は、 前記発明10において、 前記本体プレートに位置付けられている後方本体によ
り支持されている軸とからなり、 前記ラッチは前記軸に回転自在に設けられている。
本発明10のスノーボードのクリート係合機構(5)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記解放位置に前記ラッチを回転させる前記スプリン
グの付勢力に打ち勝つための解除腕と、 前記解除腕は前記軸に回転自在に結合され、前記ラッ
チが前記解除位置に回転することを阻止するためのラッ
チ固定用手段と からなる。
本発明10のスノーボードのクリート係合機構(5)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記固定用手段は前記解除腕に設けられているフック
を備え、前記フックは窪みを備え、前記固定用手段は前
記本体プレートに設けられているピンを備え、前記窪み
は前記解放位置に前記解除腕が回転することを阻止する
前記ピンに係合自在であり、前記フックは前記ピンから
前記窪みを解放するように操作される引き紐を固定する
ための手段を備えている。
本発明11のスノーボードのクリート係合機構(5)の
より具体的な手段は、 前記発明10において、 前記ラッチは前記ラッチに前記クリートが降下させら
れる際に前記クリートの前記後方係合片により係合され
るように設けられている上方斜面を備え、 前記スプリングの付勢力に打ち勝ち前記解放位置に前
記ラッチを回転させて前記後方係合片を前記ラッチに係
合するように降下させることができる。
本発明11のスノーボードのクリート係合機構(5)の
より具体的な手段は、 前記発明10において、 前記前方本体は前方クリートの前方係合片を前方クリ
ート受容開口に案内するための傾斜させられた斜面を備
えている。
本発明11のスノーボードのクリート係合機構(5)の
より具体的な手段は、 前記発明10において、 当該スノーボードに前方本体プレートを固定するため
の固定用プレートからなり、 前記固定用プレートは当該スノーボードに係合機構を
固定するための複数の穴を有し、当該スノーボードに対
して前記機構の位置の調整を可能にしている。
本発明11のスノーボードのクリート係合機構(5)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記固定用手段は円形状であり、前記本体プレートは
前記固定用プレートと係合自在な円形状の開口を有し、
前記スノーボードの長軸に対して係合機構の角度調整が
前記固定用プレートに対して前記本体プレートを回転さ
せることによりなされる。
本発明11のスノーボードのクリート係合機構(5)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記固定用プレートは周囲に係合縁を有し、前記係合
縁は前記本体プレートの円形状開口と係合自在である。
本発明11のスノーボードのクリート係合機構(5)の
より具体的な手段は、 前記発明10において、 第1方向と第2方向との間で回転する本体プレートに
対して回転自在に支持されている第1解除ハンドルを含
み、前記解除ハンドルは前記ラッチに結合されて、前記
第1位置から前記第2位置へ前記解除ハンドルを回転さ
せ前記ラッチを前記解除位置に前記係合位置から回転さ
せる。
本発明11のスノーボードのクリート係合機構(5)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 後方本体を含み、前記ラッチと前記解除ハンドルは前
記後方本体に結合され、前記後方本体は前記本体プレー
トに対して前記クリートを中心位置化するためのクリー
ト中心化足を備えている。
本発明11のスノーボードのクリート係合機構(5)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記解除ハンドルは第1カムを備え、前記ラッチは前
記カムを受容するための第1カム溝を備え、前記機構は
前記解除ハンドルを回転させて前記カムを前記カム溝を
通して動かし前記ラッチを前記係合及び解放位置に回転
させる。
本発明11のスノーボードのクリート係合機構(5)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記クリートの第2後方耳片を係合するための第2ラ
ッチを含み、前記第2ラッチは係合位置と解放位置との
間で回転自在であり、 係合位置に前記第2ラッチを付勢するためのスプリン
グを含んいる。
本発明9のスノーボードのクリート係合機構(5)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 第1位置と第2位置との間で回転自在な第2解除ハン
ドルを含み、前記第2解除ハンドルは第2ラッチに結合
されていて、前記第2解除腕を第2位置に回転させて前
記第2ラッチを解放位置の回転させる。
本発明11のスノーボードのクリート係合機構(5)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記本体プレートに対して前記クリートを位置させる
ように第2後方耳片を案内するための第2クリート中心
化足を備えている。
本発明11のスノーボードのクリート係合機構(5)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記第1中心化足は第1斜面を備え、前記第2クリー
ト中心化足は第2斜面を備え、前記第1及び第2斜面は
前記クリートが前記係合機構に降下させられる際に前記
係合機構に対して前記クリートを位置づけるように構成
されている。
本発明12のスノーボードのクリート係合機構(5)
は、 前記係合片と第1後方係合片を有するクリートと、 スノーボードに固定されるように設けられている本体
プレートと、 前記本体プレートに位置づけされ前記クリートの前方
係合片を受容するためのクリート受容開口を形成する前
方本体と、 係合位置と解放位置との間で回転できるように前記本
体プレートに対して回転自在にに設けられ前記クリート
の前記後方係合片に係合させるための第1ラッチと、 前記係合位置に前記ラッチを付勢するための第1スプ
リングと からなる。
本発明のスノーボードのクリート係合機構(5)のよ
り具体的な手段は、 前記発明12において、 前記クリートは下方面に固定されている弾性材を有し
ている。
本発明12のスノーボードのクリート係合機構(5)の
より具体的な手段は、 前記発明12において、 前記クリートは紐穴を有するバックルを備え、当該機
構は前記クリートを靴に固定するための前記紐穴に結合
される紐を備えている。
本発明13のスノーボードのクリート係合機構(5)
は、 前記発明12において、 前記クリートは第2後方係合片を有し、当該機構は前
記第2後方係合片を係合するための第2回転自在ラッチ
を備えている。
本発明13のスノーボードのクリート係合機構(5)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記後方係合片は斜面を備え、前記機構は前記クリー
トを案内して前記ラッチに係合させるように前記斜面を
係合させるための中心化足を含み、前記中心化足は前記
本体プレートに位置づけられている。
本発明13のスノーボードのクリート係合機構(5)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記クリートは後方部分と前方部分を備え、前記前方
係合片は前記前方部分から突出し、前記後方係合片は前
記後方部分から突出し前記後方係合片は互いに離隔さ
れ、前記前方部分は前記本体プレートに対して前記後方
部分よりも低くされている。
本発明14のスノーボードのクリート係合機構(6)
は、 指側係合片と踵側係合片とを備え靴の指部分と踵部分
に係合されクリートの前記指側係合片を係合するための
第1係合手段と、 前記クリートの前記踵側係合片を係合するための第2
係合手段とからなり、 前記クリートの解放を禁止する係合位置と前記クリー
トの解放を許容する解放位置との間で運動自在なラッチ
と、 前記係合位置に前記ラッチを付勢するためのスプリン
グと からなり 前記第2係合手段は、 前記クリートの解放を禁止する係合位置と前記クリー
トの解放を許容する解放位置との間で運動自在なラッチ
と、 前記係合位置に前記ラッチを付勢するためのスプリン
グと からなり、 前記第1係合手段と前記第2係合手段は前記スノーボ
ードの長軸方向に実質的に交叉するように方向調整され
ている。
本発明15のスノーボードのクリート係合機構(6)
は、 前記発明14において、 前記係合位置と前記解放位置との間で前記ラッチを回
転自在に動かすためのラッチ操作手段を含む。
本発明16のスノーボードのクリート係合機構(6)
は、 前記発明15において、 前記ラッチ操作手段は操作用腕と枢軸を備え、前記軸
は前記ラッチに結合され、前記軸は前記操作用腕に結合
された第2端を有している。
本発明17のスノーボードのクリート係合機構(6)
は、 前記発明16において、 前記操作用腕は前記スノーボードの前記長軸に実質的
に交叉する方向に前記スノーボードの上面の上方に延び
るように構成されている。
本発明18のスノーボードのクリート係合機構(6)
は、 前記発明15において、 前記第1係合手段は前記クリートの前記指側係合片を
受容するための開口と前記指側係合片を前記開口に案内
するための斜面を備えている。
本発明19のスノーボードのクリート係合機構(6)
は、 前記発明15において、 前記第1係合手段は前記スノーボードから実質的に直
角に延びる結合部材により形成され、前記結合部材はそ
の間に前記指側係合片を受容するように互いから離隔さ
れている。
本発明20のスノーボードのクリート係合機構(6)
は、 前記発明14において、 前記クリートが前記ラッチに降下する際に、前記ラッ
チは前記踵側係合片に接触する上方斜面が与えられてい
て、前記ラッチを前記スプリングの付勢力に抗して前記
解放位置へ回転させ、前記踵側係合片がさらに降下する
際に前記踵側係合片は前記ラッチにより係合される。
本発明20のスノーボードのクリート係合機構(6)
は、 前記構成において、 前記第1係合手段と前記第2係合手段が位置づけされ
る本体プレートと、 前記スノーボードに前記本体を係合し前記スノーボー
ドに対して前記本体プレートの位置を調整できるように
するための固定用プレートと からなる。
本発明19のスノーボードのクリート係合機構(6)の
より具体的な手段は、 前記発明21において、 前記固定用プレートには前記固定用プレートを前記ス
ノーボードに固定し前記スノーボードの長軸方向の前記
本体の位置を調整するための複数の穴が設けられてい
る。
本発明21のスノーボードのクリート係合機構(6)の
より具体的な手段は、 前記構成において、 前記固定用プレートは円形状部分を備え、前記本体プ
レートは前記固定用プレートの前記円形状部分を受容す
るための円形状開口を形成し、前記係合機構は前記固定
用プレートに対して前記本体プレートを回転させること
により前記スノーボードの長軸方向に対して角度自在に
動かされる。
本発明21のスノーボードのクリート係合機構(6)
は、 前記構成において、 前記固定用プレートは周囲に係合部分を有し、前記係
合部分は前記本体プレートの円形状開口の周囲に係合す
る。
本発明22のスノーボード係合機構(6,7)により固定
されるクリートは、 当該係合機構が係合要素とラッチを備え、前記ラッチ
は係合位置と解放位置との間で回転自在であり、前記系
要素と前記ラッチはスノーボードの長軸に実質的に交叉
している方向に調整され、クリートは、 前記係合部材を係合するための指側係合片と、 前記ラッチを係合するための踵側係合片とを含み、前
記指側係合片と前記踵側係合片は互いに離隔され、前記
係合片は前記靴から突出しないように形成されている。
本発明23のスノーボード係合機構(6,7)により固定
されるクリートは、 前記22において、 前方端を有する長い長方形状の本体を含み、前方クリ
ートは後方端を有し、前記指側係合片は前記前方端から
延び、前記踵側係合片は前記後方端から延びている。
本発明24のスノーボード係合機構(6,7)により固定
されるクリートは、 前記23において、 前記踵側係合片は前記本体プレートから着脱自在な結
合要素として形成されている。
本発明23のスノーボード係合機構(6,7)により固定
されるクリートのより具体的な手段は、 前記発明23において、 前記本体プレートは前記踵側係合片と前記スノーボー
ドの上面との間の距離が前記指側係合片と前記スノーボ
ードの上面との間の距離よりも大きいようなステップを
有している。
本発明23のスノーボード係合機構(6,7)により固定
されるクリートのより具体的な手段は、 前記構成において、 前記靴が凹部を持つ靴底を有し、前記踵側係合片、前
記指側係合片及び前記本体プ4レートが前記凹部に全て
配置され、どの方向にも前記靴底から出ていない。
本発明25のスノーボードのクリート係合機構(7)
は、 当該靴が靴底を有し、当該スノーボードが長軸方向に
長く、 係合機構は、 係合部材と、 係合位置と解放位置との間で回転自在なラッチとを含
み、 前記係合部材と前記ラッチは前記スノーボードの長軸
に実質的に交叉するように調整され、 靴底に結合させるためのクリートを含み、前記クリー
トは、 前記係合部材と係合自在な指側耳片と、 前記ラッチと係合自在な踵側耳片を含み、 前記指側耳片と前記踵側耳片は実質的に前記靴の長軸
方向に調整され、前記指側耳片と前記踵側耳片は互いに
離隔され、前記耳片は前記靴の靴底内で全体に位置付け
されて構成されている。
本発明26のスノーボードのクリート係合機構(7)
は、 前記発明25において、 前記凹部は前記靴底の指部領域に形成されて前記指部
側係合片は前記係合部材と係合するように動くことが許
容され、他の凹部は前記ラッチに係合するように前記踵
側係合片が動くことを許容するために、前記靴の靴底の
踵部領域に形成されている。
本発明27のスノーボードのクリート係合機構(7)
は、 前記発明26との結合において、 窪みが前記靴底内に形成され、前記窪みは中心部を有
し、前記窪みは前記指部領域と踵部領域との間で延び、
前記クリートは前方端を有する長い長方形状の本体プレ
ートを備え、前記クリートは後端を備え、前記指部側係
合片は前記前方端から延び、前記踵部側係合片は前記後
端から延び、前記本体プレートは実質的に前記窪みの中
心部分に配置されている。
本発明28のスノーボードのクリート係合機構(7)
は、 前記発明27との結合において、 前記窪みと前記凹部は連続体として形成されている。
本発明29のスノーボードのクリート係合機構(7)
は、 前記発明27との結合において、 前記靴の靴底は突出する歩行部分を備え、前記クリー
トのたの外周部分は前記歩行部分により囲まれ、前記ク
リートは前記歩行部分から突出しないように構成されて
いる。
本発明30のスノーボードのクリート係合機構(7)
は、 前記発明29と結合において、 前記本体プレートは、前記靴が前記スノーボードに固
定されたとき、前記踵部側係合片と前記スノーボードと
の間の距離が前記指部側係合片と前記スノーボードとの
間の距離よりも大きくて、前記ラッチが前記踵側係合片
と前記スノーボードの面との間に形成された空間に配置
されている。
本発明の構成及び作用は、添付図面とともに後述され
る詳しい説明からただちにより明確に理解されるはずで
ある。
図面の簡単な説明 図1は、本発明により構成されたスノーボード係合機
構の実施例1を示す平面図である。
図2(a)は、明確にするためラッチを除去した状態
を示し図1中のII−II線におけるスノーボード係合機構
の断面図である。
図2(b)は、スノーボード係合機構の解除状態を示
し図1中のII−II線における断面図である。
図2(c)は、結合状態を示し図2(b)と同様な図
面である。
図3は、図1の係合部材の外側本体の方向IIIにおけ
る側面図である。
図4は、図1の係合部材の外側本体の方向IVにおける
側面図である。
図5は、図1のスノーボード係合部材で用いられる取
付部材の異なる実施例の平面図である。
図6は、スノーボード靴に設けられている図1のクリ
ート示す正面図である。
図7は、図6のクリートと靴の底面図である。
図8は、図7のクリートと靴の他の実施例を示す底面
図である。
図9は、図7のクリートと靴のさらに他の実施例を示
す底面図である。
図10、本発明により構成されたスノーボード係合機構
の実施例2を示す斜軸投影図である。
図11、図10の係合機構で用いられるクリートを示す斜
軸投影図である。
図12、図10の係合部材と結合する図8のクリートを示
す斜軸投影図である。
図13、図10のXIII−XIII線における断面図である。
図14、スノーボードに本体を取付板により取り付け方
法を示し図10のXIV−XIV線における断面図である。
図15は、スノーボード靴に取り付けられる図11のクリ
ートを示す正面図である。
図16は、図15のクリートと靴を示す底面図である。
図17は、図16のクリートと靴の他の実施例を示す底面
図である。
図18は、本発明により構成されたスノーボード係合機
構の実施例3を示す斜軸投影図である。
図19は、図18の係合部材に結合されるクリートを示す
斜軸投影図である。
図20は、ロック位置における結合部材の摺動軸を示し
図18の結合部材の背面図である。
図21は、解除位置における摺動軸を示し図20と同様な
背面図である。
図22は、スノーボード靴の設けられている図19のクリ
ートを示す正面図である。
図23は、図22のクリートと靴を示す底面図である。
図24、本発明により構成されたスノーボード係合機構
の実施例4を示す平面図である。
図25、図24の内側本体の図24中の方向XXVの正面図で
ある。
図26は、図24の結合部材の外側本体の方向XXVIの正面
図である。
図27は、図24の結合部材で用いられているクリートの
斜軸投影図である。
図28は、図24のKEの外側本体の図24中の方向XXVIIの
正面図である。
図29は、スノーボード靴に設けられている図27のクリ
ートの正面図である。
図30は、図29のクリートと靴の底面図である。
図31は、図30のクリートと靴の他の実施例を示す底面
図である。
図32(a)は、本発明により構成されたスノーボード
係合機構の実施例5を示す平面図である。
図32(b)は、図32(a)の結合部材の背面図であ
る。
図32(c)は、ラッチと本体板及びゥリートを示し図
32(a)のXXXII(c)−XXXII(c)線における拡大断
面図である。
図32(d)は、図32(a)の解除腕とフックを示す側
面図である。
図33(a)は、図32(a)の前方側本体の側面図であ
る。
図33(b)は、図32(a)の方向XXXIII(b)から前
方側本体を見た図である。
図33(c)は、図32(a)の前方側本体を示す底面図
である。
図34(a)は、図32(a)の後方側本体を示す背面図
である。
図34(b)は、図34(a)の後方側本体を示す平面図
である。
図34(c)は、図34(a)の後方側本体を示す側面図
である。
図34(d)は、図34(a)の後方側本体を示す底面図
である。
図35は、図32(a)のラッチを示しXXXII(c)−XXX
II(c)線における拡大断面図である。
図36は、図32(a)の回転軸を示す図である。
図37は、図32(a)の解除腕を示す側面図である。
図38は、図32(a)のフックを示す側面図である。
図39は、図32(a)の結合部材で用いられているクリ
ートを示す平面図である。
図40(a)は、図32(a)の結合部材で用いられてい
るクリートの他の実施例を示す平面図である。
図40(b)は、40(a)のクリートを示す側面図であ
る。
図41(a)と図41(b)は、図39又は図40(a)のク
リートで用いられているバックルを示す図である。
図42(a)は、本発明により構成されたスノーボード
係合機構の実施例6を示す平面図である。
図42(b)は、クリートと結合する図42(a)のラッ
チを示す部分背面図である。
図43(a)は、図42(a)の結合部材で用いられてい
るクリートを示す平面図である。
図43(b)は、図43(a)のクリートの側面図であ
る。
図44(a)は、図42(a)のXLIV−XLIVにおけるラッ
チの断面図である。
図44(b)は、ラッチの側面図である。
図45(a)は、図42(a)のベースの平面図である。
図45(b)は、図45(a)のベースの側面図である。
図45(c)は、図45(a)のベースの底面図である。
図45(a)及び図46(b)は、図42(a)のハンドル
を示しそれぞれに斜軸投影図及び平面図である。
図47(a)は、図42(a)のカムを示す平面図であ
る。
図47(b)は、図42(a)のハンドル取付ピンを示す
平面図である。
図47(c)は、図42(a)のラッチ軸を示す平面図で
ある。
図48は、図42(a)の本体板及び固定板を示す平面図
である。
図49は、図32(a)の係合機構で用いられている靴を
示す側面図である。
図50は、本発明により構成されたスノーボード係合機
構の実施例7を示し図32(a)に相当する平面図であ
る。
図51は、図50のLI−LI線における概略断面図である。
図52は、図50の解除腕を示す側面図である。
図53は、図50で示されるクリートの主クリート部分を
示す平面図である。
図54は、図50で示されるクリートの結合クリート部分
を示す平面図である。
図55は、LX−LX線における図54のクリート部分を示す
断面図である。
図56は、図54のクリート部分を示す底面図である。
図57は、本発明の他の実施例を示し図55と同様の断面
図である。
図58は、靴底に取り付けられる図50のクリートを示す
斜軸投影図である。
図59は、図58の靴を示す底面である。
図60は、LX−LX線における図59の靴底を示す断面図で
ある。
好ましい実施例の詳細な説明 実施例1 次に図面に基づいて説明する。参照番号は対応する構
成要素を示す。図1は、本発明に基づくスノーボード係
合機構10の実施例1を示す。係合機構10は、内側本体14
と外側本体40を含む。両本体14,40はスノーボード12の
上面に固着されている。係合機構10は、クリート98,104
を結合し結合を解除するように設けられている。クリー
ト98,104は、図6,7に示すように、スノーボード靴の下
側面に取り付けられている。
明らかにするために、靴は図1〜5では示されていな
い。図示するように、靴の前方側は方向Aで指示されて
いる。スノーボードの長軸は方向Bの方向に延びてい
る。すなわち、右足をスノーボードの後端近くに置き左
足を前端近くに置く乗り手にとってスノーボードの前方
に向いている。このように、本体14は乗り手の右側の靴
の左側から延びるクリートの端部に結合している。他
方、本体40は乗り手の右側の靴の右側から延びるクリー
トの端部に結合している。
本体14は、第1受容体16及び第2受容体18を有してい
る。第1受容体16は、後方側クリートの第1端106を結
合する。第2受容体18は、前方側クリート98の第1端10
0を結合する。本体40は、第1受容体42及び第2受容体4
4を有している。第1受容体42は、後方側クリート104の
第1端108を結合する。第2受容体44は、前方側クリー
ト98の第1端102を結合する。
本体14は、上面28を有している。上面28は、普通スノ
ーボードの上面に平行に平面状である。本体14の第1受
容体16及び第2受容体18は、それぞれに受容体の底部上
に位置づけられたクリート受容穴22を備えている。第1
受容体16及び第2受容体18はともに、受容体の上部に位
置づけられた傾斜面20を備えている。傾斜面20は、各ク
リートの各第1端をスノーボードに対して正しい位置に
下方に向かわせる。この方向づけにより、クリート98,1
04は踏み込み時に第1、第2受容体16,18に結合し一体
化される。
本体14は、取付用レール24を備えている。取付用レー
ル24は、スノーボードの上面に載置されている。図2
(a),(b),(c)に示すように、取付用レール24
は取付用板126の窪み128に合致している。図1に戻り示
すように、取付用板126はナット30によりスノーボード1
2に締め付けられ取りつけられている。スノーボードに
はめ込まれているナット30は、取付用板126の長穴130に
通されているボルト(図示せず)に通されている。長穴
130は、スノーボードの長軸方向Bに本体14を位置調整
することができる。
本体14は、ねじを切られた取付用ボルト穴26を有して
いる。ねじ切りされたボルト(図示せず)が適切な穴26
に通されねじ込まれている。穴26は、取付用板126の窪
み128に本体14の取付用レール24を固着するように取付
用板126の上方で並んで設けられている。ボルトは、ス
ノーボードの長軸Bに対する本体14の角度調整を行うた
めに緩めることができる。
本体40の第1受容体42と第2受容体44は、それぞれに
ラッチ窪み46を備えている。ラッチ窪み46内で、ラッチ
110が配置されている。図2(a),(b),(c)に
示すように、ラッチ窪み46は第1壁48及び第2壁50によ
り形成されている。ラッチボルト62が穴64を通って延
び、ラッチ窪み46内でラッチ110を回転自在に設けるた
めの手段を提供している。
明らかにするために、単一のラッチ窪み46のみが図3
に示されているが、両受容体42,44はラッチ110とラッチ
窪み46を有している。図2(a)に示すように、穴52が
カム94を支持するための第1側壁48内に形成されてい
る。カム94は、穴52内で自由に回転することができる。
カム94は、後述するラッチ110に結合させるために、カ
ム94からラッチ窪み46に延びるカムピン96を有してい
る。ラッチ110は、カム94とカムピン96を示すために、
図2(a)には示されていない。
本体40は、本体14と同様な手段で取付用レール54と取
付用板126とによりスノーボード12に設けられている。
ねじが切らた図示されていないボルトを適切な穴60に通
して、取付用レール54を取付用板126の窪み128に取りつ
けている。このボルトは、角度位置が調整された後で適
切な穴に挿入される。
取付用板126は、はめ込まれたナット30に長穴130を介
して挿入される図示されないボルトによりスノーボード
12に固定されている。取付用板126が、図1に示すよう
に、内側及び外側当本体のどちらの方向にも約30度の角
度調整を可能にしている。あるいは、図5に示すような
取付用板134を用いることができる。取付用板134は、約
45度までの角度調整行うことができる延長部分136を含
んでいる。2体の取付用板を用いれば、より小さくより
コンパクトな取付用板126の使用により重量を軽減する
ことができる。
図2(a),(b),(c)に示すように、ラッチ11
0は、枢着穴112を有している。枢着穴112を通りラッチ
ボルト62が延びているのでラッチ110がラッチボルト62
のまわりに回転することができる。ラッチ110は、その
一方側でカム窪み114を形成している。カム窪み114は、
カム94のカムピン96を受容している。各ラッチ110は、
クリート受容用窪み116を有している。クリート受容用
窪み116は、クリートの第2端を受容するための低部端
に形成されている。内側本体14のクリート受容窪み22と
外側本体のクリート受容窪み16とは、互いに向き合って
いる。ラッチ110は、その前面に窪み118を有しているの
で、係合機構による結合のためのラッチ窪み45を通して
クリートの第2端を踏み入れる(step−in)ことができ
る。
図1に示すように、U字状のハンドル88が、外側本体
40の第1受容体42により一端で、外側本体40の第2受容
体44により他端で支持されている。図3に示すように、
各カム94がハンドル88の反対側の端部に一緒に回転でき
るようにそれぞれに取りつけられている。図2(b)に
示すように、ハンドル88が第1位置に上げられた時、カ
ム94とカムピン96が回転する。
ピン96はラッチ110の窪み114に結合しているので、第
1位置に引き上げられたハンドル88は、ラッチ110をカ
ム94、カムピン96と一緒に回転させる。こうして、クリ
ート受容用窪み116は解除位置にクリート104から離脱さ
せられる。乗り手は踏み込むだけで、この位置に置かれ
ている外側本体40をクリート104に結合させることがで
きる。また、クリートから結合を解除させることができ
る。
図2(c)に示すように、ハンドル88を第2位置へ下
げると、カム94とカムピン96が反対方向に回転し、ラッ
チ110が結合位置まで回転する。クリート104の第1端10
8に向けてクリート受容用窪み116を動かす。その結果、
クリート104が内側本体14のクリート受容窪み22の中で
第1端106により固定的に保持され、第1端108がラッチ
110のクリート受容用窪み116にはまり、クリート104が
外側本体40に固定される。図2(c)にはクリート104
しか現れていないが、クリート98もハンドル88の回転に
より同様に第2受容体18及び第2受容体44により固定さ
れている。
図3に示すようにハンドル88が第2位置に押し下げら
れると、ラッチ110がクリート104,98に結合されフック8
0がタブ58に係合されて、ハンドル88の不本意な解除が
回避される。フック80は、ボルト86によりハンドル88に
回転自在に設けられている。タブ58は、外側本体40の後
端から延びるタブ支持体56に固定されている。フック80
は、窪み84を備える。窪み84は、タブ58に係合してい
る。フック80は、フック80の長穴82に結合している紐
(図示せず)により係合を解除される。図2のブッシン
グ90が、ハンドル88とフック80との間でボルト86に設け
られている。
図2(a),(b),(c)に示すように、内側本体
14の上面28は、外側本体40の上面よりも低い。このた
め、以下に述べるように踏み入れ操作を容易にしてい
る。スノーボードの乗り手は自分の靴を内側本体14の上
面28上に置いて反対方向Bに滑らせると、外側本体40の
比較的に高い受容体42,44に突き当たって止まる。この
ような踏込係合の準備動作により、スノーボードの長軸
方向の係合機構に対する靴の位置合わせを容易に行うこ
とができる。
内側本体の斜面20と外側本体のラッチ110の窪み118に
より係合機構に対して下方に向かうクリートの両端が案
内される。このような案内により、クリートの適当な両
端部がそれぞれにクリート受容窪み22及びクリート受容
用窪み116の前面領域に係合する。乗り手が踏み入れる
と、図2(c)に示すように、ハンドル88が第2位置に
降ろされ、ラッチ110が回転してクリートを強固に係合
する。フック80はタブ58に強固に保持され係合解除を回
避できる。
図6,7に示すように、クリート98,104は前後方向Aに
十分に離隔されているので、支持が十分であり踵の浮上
がりが回避される。クリート間は約120mmであり、踵と
足の前方膨らみ部(原語はball−訳者)との間に位置し
ている。クリートの長さはおよそ118mmである。離隔距
離が短い2体のクリートを用いるときは、靴底はなお柔
軟さを保持するのでスノーボードから離れた際に歩きや
すい。
クリート98,104は靴底の穴109を通るボルトにより固
定されている。クリートを踵より広いものに取り替えれ
ば、横方向の支持を強化できる。また、前方膨らみ部よ
り狭いものを用いると、クリートが歩行中に反対側の足
に当たることが少ないので歩行が容易である(図8参
照)。図9に示すように、クリートを靴の踵よりも更に
短くすれば、歩行をより容易にすることができる。
図2(c)に示すように、係合機構に結合したクリー
トは、スノーボードの上面よりも上方に維持されてい
る。その離隔距離は約8mmである。このような隙間を設
けると、クリートの底に蓄積する雪が踏み入れ係合の邪
魔をするのを回避できる。クリートは靴底652の斜面654
により形成される窪みの内部で靴底中間部に取り付けら
れている。このため、図6に示すように靴底の底面に対
してクリートは浮き上がっている。このため、雪がクリ
ートの底部に突きささらないようになっており、また、
靴底のその余の残部がスノーボードの上面に密接するこ
とができる。他方で、クリートはスノーボードの上面の
上方に維持されている。
実施例2 図10は、本発明に基づくスノーボード係合機構の実施
例2を示している。実施例2では、本体200はスノーボ
ードに乗る乗り手の右側の靴に結合している。方向Aは
靴の前方を示し、方向Bはスノーボードの長軸方向を示
している。この靴の前方方向は、スノーボードの後端近
くに右足を置く乗り手から見て前方に向かう方向であ
る。
係合機構は本体200を有する。本体200は底板206、前
面壁208及び後面壁210から構成されている。前面壁208
と後面壁210の左側部は内側フック202になっている。前
面壁208と後面壁210の右側部は外側フック204になって
いる。内側フック202と外側フック204とは図11,12に示
されるクリート270に係合する。
アンダーカット218が内側フック202に位置決めされて
設けられている。内側フック202と外側フック204との上
面に斜面220が設けられている。内側フック202と外側フ
ック204の底面242は、クリート270の上動を防止する。
取付用板106が本体200をスノーボードに強固に保持する
ように、耳216が底板206から前面壁208を越えて延長さ
れている。
図14に示すように、底板206の取付用板端214が取付用
板126の凹み128に係合している。取付用板126は長穴130
を備え、長穴130を通して図示しないボルトが挿入され
スノーボードに取り付けられているナット(図示せず)
に締めつけられる。取付用板126は円形であり、また、
底板206の端も円形であるが、完全な円には形成されて
いない。このような円形構造により、本体200はスノー
ボードの長軸に対して任意の角度位置に調整される。長
穴130によりスノーボードの長手方向Bの位置調整が可
能であるので両足間の間隔を自由に調整することができ
る。
図10に示すように、ラッチ222が軸250により本体200
に回転自在に設けられている。軸250は外側フック204の
穴246に支持されている。ブッシング252が、ラッチ222
の左右両側で軸上に被せられて設けられている。ブッシ
ング252は、ラッチを正規の位置に維持する。スプリン
グ254が、ラッチの片側でブッシング252に被されてい
る。スプリング254の第1端256が後面壁210の穴248内に
係合されている。
スプリング254の第2端がラッチ222の穴228内に係合
されている(図13)。スプリング254が休止している間
は、ラッチ222はスノーボードに対して水平に維持され
ている。ラッチ222はその一端にラッチフック232を有し
ている。ラッチフック232は、内面234、上面235及び斜
面230を備えている。ラッチフック232は、後述する図11
の単一のクリート270に係合している。
クリート270は、本体プレート276、前方側傾斜プレー
ト272及び後方側傾斜プレート274から形成されている。
耳片(以下、係合片という。−訳者)278がクリートの
一端側に配置され、係合片穴280とフック面282を備えて
いる。クリートが係合部材に確保された際、内側フック
202に係合片穴280が係合する。係合片穴280のフック面2
82が内側フック面242により保持されて係合時クリート
の浮き上がりを防止する。
クリートが結合部材に係合する際に、外側係合片284
が外側フック204に係合する。本体プレート276は4つの
ボルト穴286を有し、クリートはスノーボード靴の靴底
にボルト締めされる(図16,17)。ラッチ穴288がラッチ
222のフック232により係合される。ラッチ穴の面290が
ラッチフック232の内側面234に係合しているので、クリ
ートが側方に移動して本体200から離脱するのが防止さ
れている。
図12は、本体200に係合するクリート270を示してい
る。内側フック202が係合片278の係合片穴280を通って
延びている。クリートの外側係合片284が、本体200の外
側フック204により係合される。ラッチフック232がクリ
ート270のラッチ穴288を通って係合されている。
クリートの踏入係合は、次のように行われる。スノー
ボードの乗り手は、普通には鉛直方向に足を降ろすはず
である。そうすると、前方側傾斜プレート272と後方側
傾斜プレート274が、本体200の上面236の前端縁238と後
端縁240に係合する。この斜面プレートと端縁との係合
により、クリートは下向きに本体を降ろされて方向Aに
関し正規の位置に置かれる。
クリートは、本体の上面236に載置される。クリート
が右側に片寄って本体プレート276が上面236に係合でき
ない場合は、係合片278が内側フック202上の斜面220に
当たり、クリートの外側縁292が外側フック204上の傾斜
面220に当たるが、斜面の働きで、クリートを正しい位
置に案内する。クリートの本体プレート276がラッチフ
ック232に接触しラッチ222がスプリング254の付勢力に
抗して回転する。
スノーボードの乗り手は、右方向にクリートを滑ら
せ、内側フックを係合片穴280に係合させ外側係合片284
を外側フック204に係合させる。クリートのラッチ穴288
がラッチフック232に合致する。スプリング254がラッチ
穴288からフック232を上方に突出させるので、クリート
が係合位置から左側へ滑りもどることがない。内側フッ
ク面242をスノーボードの上面から約13mm離し、また、
外側フック底面242をスノーボードの上面から約18mm離
しておけば、下記の通り踏入係合を容易にすることがで
きる。
図15〜17に示すように、斜面654間の靴底中間部650に
固着されている。本体プレート276が靴底652の底面から
約18mm後退させ窪ませておく。このようにしておくと、
クリート係合時スノーボード上面に靴底を載置すること
ができる。靴は、クリートをこのように取り付けること
ができる傾斜した外底を有している。クリートの本体プ
レート276には、クリート係合時本体上面290に対して約
2mmの空隙がある。
フックとラッチとの間にはB方向に約2mmの遊びがあ
る。このような空隙と遊びがあるため、クリートと係合
機構との間に雪が挟まり捕捉されていても、係合機構の
係合を容易にしている。クリート226を靴底652よりも広
くすることにより、クリートをより強固に支持すること
ができる。あるいは、図16に示すように、クリートを踵
部よりも広くし、かつ、膨らみ部よりも狭くすることに
より、強固な支持を可能にし、かつ、歩行時にクリート
が邪魔になるのを回避することができる。あるいは、歩
行を助けるためには、図17に示すように、クリートを靴
の踵部よりも狭くするとよい。
ラッチ222の長穴224に止められている図示しない紐に
よりラッチを係合解消することができる。穴224を通る
紐を引っ張り、ラッチを回転させフック232をラッチ穴2
88との係合から解放すると、クリートが左側に滑って遠
のきフックを外すことができ、靴を係合部材から外すこ
とができる。
実施例3 図18は、本発明の係合機構に基づく実施例3を示して
いる。図に示すように、乗り手の靴の前方方向は方向A
で示している。スノーボードの長軸は方向Bで示され、
この方向はスノーボードの後端近くに右足を置く乗り手
にとっての前方方向である。
係合機構は、後方側本体300及び前方側本体370を含
む。両本体取付用板340によりスノーボードの上面に付
着されている。前方側本体370は、ベース372を含む。ベ
ース372は、3つの取付用穴378により本体取付用板340
に固着されている。図示しないボルトが取付用穴378を
通り突出している。ベース372の端部から第1の壁374と
第2の壁375が立ち上がっている。第1の壁374と第2の
壁375はそれぞれに上面380を備えている。第1の壁374
と第2の壁375は本体の前方に向かうに従って段々に狭
くなるように傾斜しているが、前方側本体370の前方側
で交叉するほどには延びていない。
保持棒392が第1の壁374の上面380から前方側本体370
の前方でそれに直交する方向に延び、第2の壁375の上
面に接続している。クリート受容開口376が前方側本体3
70の前方側に形成されている。この開口は、ベース372
の前端部の上面と第1の壁374の前端部の一端面と第2
の壁375の前端部の一端面と保持棒382の横方向の下面38
3とで囲まれている。窪み384がベース372の後端部中央
に設けられている。
後方側本体300はベース302を備えている。ベース302
は、図示しないボルトにより取付用板340に固着されて
いる。このボルトは取付用板の該当取付穴344に挿入さ
れベースボルト穴336を通って突出している。ベース302
の下面は固定用窪み304を備えている。固定用窪み304
は、取付用板340を受容している。ベース302の後端側か
ら第1ラッチ支持体306と第2ラッチ支持体308が立ち上
がっている。ラッチ軸310が第1ラッチ支持体306と第2
ラッチ支持体308との間に通され、軸穴312に支持されて
いる。
ラッチ348が、ラッチ軸310に支持されて後方側本体30
0に設けられている。ラッチ348は、一端側第1足350と
他端側第2足352を備え、各足は軸310を保持するための
軸穴358を備えている。両足は、ラッチ本体353から下方
に延びている。ラッチ本体353は、クリート386の後端側
係合片に係合するクリート受容ノッチ360を形成してい
る。クリート受容ノッチ360は、一対の斜面362と一対の
直平面364により形成されている。クリート受容ノッチ
の上辺には、上面366が形成されている。ラッチ本体353
は、上面354、前面355及び後面359を備えている。クリ
ート受容ノッチ360は、前面355に開口している。上面と
前面355は、斜面356を介して結合している。
ラッチ本体後方側係合片410(図20,21)が、ラッチ後
面359から突出している。係合片410は、ボルト穴412を
備えている。スプリング保持体414がボルト穴416を通っ
て後方側係合片410にねじ込まれている。スプリング保
持体414は、突出部418を中央に備えている。2体のスプ
リング346がラッチ軸310のまわりに巻かれ、下方自由端
345がベース302の後方部303に支持され、上方自由端が
スプリング保持体414に支持されている。
突出部418は、正規の位置で軸310にスプリングを保持
する。スプリング346は、前方方向にラッチを付勢す
る。この付勢により、第1及び第2の足350,352の前面3
49,351がベース302の後面301に面着している。このよう
に、ラッチ348の鉛直方向の向きつけが維持されてい
る。この向き付け位置が、クリートを係合するための係
合位置になっている。
軸受314が、ベース302の側面305から立ち上がってい
る。軸受314は、その後方部の軸受穴316を備えている。
軸受穴316は、第2ラッチ支持体308の軸支持位置になる
ように調整され設けられている。摺動軸318が軸受穴316
に摺動自在に支持されている。摺動軸318は、一端に四
角頭320が設けられている。摺動軸318の他端に回転自在
にフック322が取りつけられている。摺動軸318は、係合
解消位置まで長軸に沿って摺動することができる。係合
解消位置で四角頭320は軸支持部309に対して位置的に一
致する調整がなされている(図21)。
この位置で、四角頭320は、ラッチ348の第2足352の
運動領域の範囲外に外れる。こうして、ラッチ348はス
プリング346の付勢力に抗して後方に自転できるように
なり、係合解消位置に後退してクリートを係合状態から
開放する。また、クリートの踏み入れ係合時にラッチの
後退を可能にする。摺動軸318は、長軸に沿ってロック
位置まで摺動することができ、四角頭320は、第2足352
の後面368の後方に位置する(図20)。この位置で、ラ
ッチ348は後方への自転が阻止される。
フック322は、軸受穴324により摺動軸318に回転自在
に設けられている。フック322は、ロック穴326を有して
いる。ロック穴326は、タブ328に係合している。タブ支
持体315と軸受314とは、それぞれにタブ穴317を備え、
タブ穴317は互いに一直線上にありタブ328を支持してい
る。紐(図示せず)がフック322の穴330に固着されてい
る。紐を引くことにより、フック322を回転させてタブ3
28から係合解消し、タブ支持体315の上方に引き上げる
ことができる。こうして、摺動軸318を長軸に沿って解
消位置に摺動させることができる。
図19は、図18の係合機構のために用いるクリート386
を示す俯瞰図である。クリート386は、本体プレート388
を含む。クリートの本体プレート388は、後部406、中部
407、前部408を含む。前部408及び後部406は、概ねスノ
ーボード12の上面に平行である。前部408は、スノーボ
ードの上面に対して後部よりもやや低い。中部407は、
高位の後部から低位の前部に遷移する。この構成体は、
靴の中間底の外形に合っており、また、係合部材の後方
側本体300のクリート受容ノッチ360による後方側係合片
390の係合を可能とし、かつ、前方側本体370のクリート
受容開口376による前方側係合片396の係合を可能とす
る。このためには、クリート受容ノッチ360がスノーボ
ードの上面に対してクリート受容開口376よりも高くす
る必要がある。
後方側係合片390は後部406から突出し、前方側係合片
は前部408の前面から突出している。後方側係合片390
は、低位後方角部に傾斜面392を備え、両側に傾斜側面3
54を備えている。前方側係合片396は、概ね半円形状で
あり、低位前方角部に斜面398を備えている。後方側係
合片390は、後部406よりも薄く概ね後方部の底面と同一
面を形成している。前方側係合片396は、前部408の底面
から突出している。クリート386は、前後方向即ちA方
向に約140mmの長さを有している。これにより、靴の係
合を確保し踵と足指の浮き上がりを最小限に抑える。ま
たこれにより、靴底が補強され靴底中間部の破壊による
危険を最小限に抑え、その他の補強の必要性を減少させ
ることができる。
図22,23は、靴652が円弧状即ち競技場形状の斜面654
を備えクリート386を受容している様子を示している。
この形状の斜面は、前方後方の本体との適正な係合が得
られるように前方後方の係合片を案内しやすくするよう
に形成されている。この形状の斜面は、ここで述べられ
るクリートの各実施例、特に、靴の外底より狭いクリー
トに適用することができる。ここで斜面は、クリートの
両側に分離され開かれているが、クリートを完全に囲む
ように形成することができる。傾斜する靴底は、クリー
トを靴底の低位部の上方に維持することができる。また
このようにすると、クリートの底面に捕捉される雪の量
を減少させ、クリート係合時靴底面をスノーボードに載
置することができる。
クリート386は、前方取付用スタッド400及び後方取付
用スタッド402によりスノーボードの靴底に固着されて
いる。クリートの前部408に対する後部406の落差に相当
する高さだけ後方取付用スタッド402よりも高く、前方
取付用スタッド400はクリート386の上面から立ち上がっ
ている。各取付用スタッドは、スノーボード靴の靴底に
入り込み固定するクリートを通るボルトを受容するボル
ト穴を備えている。
スノーボード係合機構の図18の実施例の踏入係合は、
次のように行われる。スノーボードの乗り手はまず最初
に、前方本体370のクリート受容開口376にクリートの前
方係合片396を位置させる。第1の壁374及び第2の壁37
5は、クリート受容開口376に向かう角度を有しているの
で、前方本体370に対するクリートの調整を容易にして
いる。靴底652の前方傾斜面654は、クリートの前方係合
片の係合の案内を補助する。クリートが前方に動かさ
れ、クリートの前面409は保持棒382の後面381に合致す
る。このとき、前方係合片396の上面397は、保持棒382
の底面383により上方への運動を制限される。
クリートの後方側係合片390は、次のようにラッチ348
と係合する。スノーボードの乗り手が靴の後部を押し下
げると、傾斜面392はラッチ本体353の上面354又は(及
び)傾斜面356と接触するようになる。靴底652の後方斜
面654は、クリートと後方係合片との係合を案内する。
傾斜面同志の接触作用により、ラッチ348はスプリング3
46の付勢力に抗して後退力を受ける。乗り手が踏み込み
を継続すると、後方係合片390はクリート受容ノッチ360
に係合する。乗り手は、両側方向に靴をよじってクリー
ト受容ノッチ360と後方係合片390の軸合わせをする必要
があるかもしれない。このような軸合わせにより係合が
達成できる。スプリング346は、ラッチ348は係合位置に
回転させる。
係合位置にラッチ348をロックするために、摺動軸318
は長軸に沿って摺動し、四角頭320は第2足352の後方面
368に軸調整される。フック322は、前方に回転しロック
穴326はロック用タブ328に係合する。
クリートの係合解消は次の通りである。乗り手は、ま
ず最初にフック322の穴330に結合している紐を引きあげ
て、ロック用タブ328をロック用穴から離脱させる。フ
ック322は後方に回転し、タブ支持体315から離脱し、摺
動軸318のラッチからの離脱摺動が可能になり、摺動軸
の四角頭がラッチの第2足から離脱する。乗り手は、靴
の後方を両側方に回転させる。
後方係合片390の傾斜側面354は、クリート受容ノッチ
の傾斜面362に作用する。この場合、乗り手はスプリン
グ346の付勢力を上回る力で押圧する。2つの傾斜面が
互いに摺動して、ラッチ348は後方に回転し、クリート
の後方タブはクリート受容ノッチ360から離脱する。靴
の後端は引き上げられ、クリートは後方本体300から離
脱する。靴は引き上げられ、クリートの後方タブ396は
前方本体から引き剥がされ自由になる。
実施例4 図24は、本発明の係合機構に基づく実施例4を示して
いる。図示構成において、内側本体440は右側のスノー
ボード靴のクリートの左側面に係合する。外側本体480
は右側のスノーボード靴のクリートの右側面に係合す
る。方向Aは、スノーボード靴の前方方向を示してい
る。方向Bは、スノーボードの後端近くに右足を置く乗
り手にとって、スノーボードの長軸の前方方向を示して
いる。
内側本体440は内側取付用プレート464によってスノー
ボードに固定されている。外側本体480は、外側取付用
プレート546によって固定されている。
内側本体440は、上面として傾斜面442を備えている。
傾斜面442は、円弧形状に形成されている。傾斜面442
は、後端439から前端438に向かいスノーボードに向かう
ように傾斜している。外側本体480に向かう方向に傾斜
面442から突出する突出部452が設けられている。突出部
452は、クリート600に係合する(図27)。各突出部は、
上面454を有している。上面454は、傾斜面442と共有す
る同一平面を備えている。
突出部は、底面456を備えている。底面456は、クリー
ト600に係合し、スノーボードからのクリートの上方へ
の離脱を防止する。内側本体440の後端に窪み444が設け
られている(図25)。内側本体の底部で前端438に嵌合
用窪み446が設けられ、内側取付用プレート464に嵌まり
こんでいる。窪みの上面としての面450が形成され、内
側本体440の底面になっている。取付腕448が、面450か
ら内側本体440の後端側439に向かって延びている。取付
用穴449は、取付腕448の端部に位置付けられている。取
付腕448は面450から内側取付用プレート464上面に沿っ
て延長されている。
内側取付用プレート464は、本体プレート470を有して
いる。本体プレート470には、内側本体440の嵌合用窪み
446に係合するための窪み446が前端縁に設けられてい
る。内側取付用板が内側取付用プレート464の長穴を介
して468ナット30(図示せず)によりスノーボードの上
面にねじ止めされる。長穴によりスノーボードの長軸方
向の調整が可能になっている(矢B)。図示しないボル
トが取付腕448のボルト穴449を通され、内側取付用プレ
ート464の選択されたボルト穴472に係合する。複数の穴
472により内側本体440の角度調整が可能である。
外側本体480は上面に傾斜面482を備えている。傾斜面
482は、後端側478から前端側476に向かいスノーボード
に向かって傾斜する。外側本体480は、外側取付用プレ
ート546の本体プレート548に載置される底壁486を有し
ている。底壁486の前端はめ込み穴488になっており、こ
れは外側取付用プレート546の嵌め込み穴450に係合して
いる。
スプリング軸穴494が、スノーボードの面に直交する
方向に傾斜面482を通り底壁486に延びており、概ね傾斜
面482の中央に位置している。2つの軸穴496が傾斜面48
2を通り底壁486へ延びており、スプリング軸穴494の両
側に配置されている。2つのストッパ棒穴498が傾斜面4
82を通って底壁486に延びておりラッチ軸穴496の両側に
配置されている。これらの穴の機能は後述する。ボルト
穴タブ490が底壁486から後方に延び、各ボルト穴タブ49
0はボルト穴492を備えている。
外側本体480は、外側取付用プレート546によりスノー
ボードに次のように固着されている。外側本体480の嵌
合穴550は外側本体の底壁486の嵌込穴488に嵌合してい
る。このように、底壁486は本体プレート548の上面に載
置されている。ボルト長穴556により外側本体のB方向
即ち長軸方向の位置調整が可能である。ボルト穴腕552
は、外側取付用プレートの端部に向かい本体プレート54
8から両方向に延びている。複数のボルト穴554が各ボル
ト穴腕552に配置されている。図示しないボルトが外側
本体のボルト穴タブ490のボルト穴492を介して通され、
外側取付用プレート546のボルト穴554の選択された1つ
にはめ込まれる。複数の穴554により、外側本体の角度
調整が可能である。
図26は、外側本体480を示す前面図である。スプリン
グ軸504が、スプリング軸穴494を通り外側本体の凹部48
4を通過して延びている。同様に、ラッチ軸514がラッチ
軸穴496を通り凹部484を通過して延びている。ラッチ止
め542が止め穴498を通り凹部484を通過して延びてい
る。穴494,496,498は、斜面482から底壁486まで通って
いる。コイルスプリング506が凹部484内のスプリング軸
504のまわりに設けられ、第1腕508と第2腕510を備え
ている。スプリングワッシャ512が、コイルスプリング5
06の両側でスプリング軸504に設けられている。ラッチ5
16,518が凹部484内のラッチ軸514にはまり円柱状穴520
に嵌め込まれている。
ラッチ516,518は、円柱状穴から始まり係合部で終わ
る腕522が延びている。斜面526が各係合部の上面として
設けられ、底面528が各係合部の底部に設けられてい
る。斜面526は、概ね外側本体480の斜面482と共通な同
一面を形成している。ラッチから後方にタブ腕530が延
び末端にタブ532を備えている。コイルスプリング506を
係合するために、ラッチの円柱状穴に対して押圧面534
が調整され嵌め込まれている。停止面536が腕522に設け
られ、ラッチ止め542に係合している。ラッチワッシャ5
38がラッチの両側でラッチ軸のまわりに嵌め込まれてい
る。
ラッチ516,518は、次のようにコイルスプリング506に
より付勢されている。コイルスプリング506の第1腕508
が、前方側ラッチ516の押圧面534に対して押圧してい
る。コイルスプリング506の第2腕510が、後方側ラッチ
518の押圧面534に対して押圧している。ラッチは、ラッ
チ軸のまわりに回転自在に設けられ、スプリング腕は各
ラッチを付勢し、停止面536はラッチ止め542に当たって
いる。スプリングはラッチ516,518を係合位置に向かわ
せるように付勢している。
図28に見られように、フック560がフック軸568に設け
られ、外側本体480の後端から延びている。フックは、
フック軸568に取付用穴562により回転自在に取り付けら
れている。各フックは窪み564を備えている。窪み564
は、ラッチのタブ532に係合して係合位置にラッチを保
持する。各フックは、紐穴566に結合されている紐(図
示せず)を引くことにより、それぞれのタブ532から窪
み564との係合を解消されて開放される。フック560がラ
ッチの腕530から自由に開放され上方に回転すると、ス
プリング力を上回る強い力でラッチは係合解消位置に回
転して後退することができる。
この実施例では、内側本体の斜面442はスノーボード
の上面に対して緩い傾斜角度例えば30度に形成されてい
る。外側本体の斜面482は、スノーボードの上面に対し
てかなりの傾斜角度例えば50度に形成されている。この
ようにしておくと、スノーボード靴が互いに遠く離れて
置かれる時に、踏入係合が容易になって好都合である。
このような乗込位置では、乗り手は、ボードに直交する
正規の線から10〜15度の角度でボードに乗り入れるよう
になる。例えば、右側の靴の場合、スノーボードに直交
する線に沿って真っ直ぐな角度よりも内側本体に向かう
角度で靴と足を乗り入れるはずである。内側本体の斜面
442は外側本体よりも角度が浅いので、この角度で靴が
踏込係合する時、クリート600の係合案内を補助するこ
とができる。
図27は、クリート600の俯瞰図である。クリート600
は、本体602から構成されている。本体602は、上面630
及び底面632を備えている。斜面604が底面632の全周に
設けられている。本体602の左側に内側係合片606が突出
し、結合部材の内側本体440に係合する。係合片606は、
上面608を備えている。上面608は、内側本体440の係合
片452の底面により上動を制限されている。クリートの
係合片606は、前面610を備え、これは係合機構の内側本
体440の前面458に係合する。
内側本体602の右側面から外側係合片614と後端側外側
係合片616が突出している。窪み620,621は、斜面622及
び側面624を備えている。クリートが係合される時、外
側係合片の上面618はラッチ516の係合部524の底面528に
係合する。本体602は、スノーボード靴の靴底中間部650
にクリート600をねじ止めするための取付用穴628を有し
ている(図30,31)。
この係合機構の実施例の動作は次の通りである。乗り
手は、上記のようにスノーボードに直交する線からある
角度で靴とクリートを係合部材に対して踏み入れる。靴
の左側及び(又は)クリートの内側係合片も前面610
は、初期には内側本体の斜面442に接触する。乗り手が
踏み込み続けると、内側本体の斜面442はクリートの内
側係合片を案内して内側本体の突出部である係合片452
に向かわせる。クリートの内側係合片606は係合片452の
上面454に沿って動きを継続して、クリートの上面608が
内側本体係合片452の底面456の下側になる。
乗り手がクリートを左側へ動かすと、クリート係合片
606の上面が内側本体440の前面458に接触する。外側本
体の上面の斜面482によって、クリートは左側に案内さ
れ内側本体に容易に係合する。内側本体の前面458は、
上方から見て円弧状である。クリート係合片の前面も上
方から見て円弧状に形成されている。この円弧は、前面
458よりもやや小さい曲率半径を有している。内側本体
の前面458によるクリートの面610の係合により、クリー
ト係合時のクリートのAとBの方向への運動が確実に阻
止される。
乗り手がさらに踏み込むと、クリートの外側係合片61
4,616は外側本体のラッチ516,518に接触する。クリート
の外側係合片614,616の底面626は、ラッチの係合部524
の斜面526に係合する。この係合により、スプリング力
に抗する力を受けてラッチは回転し、クリートの外側係
合片の上面はラッチの係合部524の底面528の下側にな
る。スプリング506の力を受けてラッチは前方に回転
し、ラッチの係合部524はクリートの凹部620の内側に載
置される。
次に、乗り手は手でフック560を回転させ、ラッチの
タブ532に窪み564を係合させる。このような係合によ
り、ラッチの後方への回転とクリートの解放を阻止する
ことができる。クリートの外側係合片の前面は、内側係
合片の前面と同じ半径を備えている。ラッチの側面529
が斜面622に係合するので、クリートのA方向への動き
を阻止し、また、ラッチの前面525が面624に係合するの
で、クリートのB方向への動きを阻止する。
クリートを解放するためには、乗り手は最初にフック
560の穴566に止められている図示しない紐を引いて、タ
ブ532から窪み564の係合を解消し、フック560を回転さ
せる。これにより、フックはタブ532及びタブ腕530から
解放される。次に、乗り手がスノーボードの上面に沿っ
て足を回転させると、ラッチを次のように解放すること
ができる。もし乗り手が足を反時計方向に回転させる
と、前方窪み620の斜面622は前方ラッチ516の係合部524
の側面に力を及ぼす。その力が十分でスプリング力に打
ち勝つなら、前方ラッチ620は後方に回転し、凹部620は
係合部524から解放される。
同時に、クリートの後方凹部621は開口端を介して前
方に回転し後方ラッチ518から解放される。このとき
に、乗り手は外側本体480から離してクリートの右側を
浮き上がらせることができる。次に、クリート全体を右
側に動かすと、内側クリートの係合片は内側本体の係合
片606から離脱解放される。同様に、係合解消のために
乗り手が靴を時計方向に回転させれば、ラッチ518はス
プリング506の付勢力に抗して後方に回転し、クリート
の係合片はそれぞれの係合部分から解放される。
この実施例では、クリート600はスノーボード靴の靴
底652の斜面により形成されている凹部内で靴底中間部
に取りつけられており、クリートの底面は靴底の底面よ
り約5mm上方にある(図29)。このことにより、乗り手
が雪面を歩行する際に、雪がクリートに捕捉されること
を回避しやすくなっている。また、クリート係合時、靴
底のスノーボードへの載置を可能にする。靴底の凹部は
傾斜しているので、靴とクリートとの正常な係合を助長
する。
クリートの係合用係合片間は、スノーボードの長軸方
向に約100mm離れ、靴の前後方向に約80mm離れている。
この離隔により十分な支持が得られるので、滑走中の踵
の浮き上がりを阻止できる、スノーボード靴の柔軟性を
損なうことがない。また、この実施例では、クリートは
踵より広く靴の膨らみ部よりも狭いので、十分な支持が
得られるが歩行に重大な支障をきたすことはない(図3
0)。逆に、クリートは図31に示すように、踵よりも狭
くすることができる。この場合、歩行中反対側の足をク
リートが打撃する危険性を最小限にすることができる。
実施例5 図32〜41は、本発明の係合機構に基づく実施例5を示
している。この図示される構成では、スノーボード靴は
クリートの右側面に係合する。方向Aは、乗り手の靴の
前方方向を示している。方向Bは、スノーボードの後端
近くに右足を置く乗り手にとって、スノーボードの長軸
の前方方向を示している。
係合機構は、前方本体660と後方本体678から構成され
ている。両本体は、本体プレート676に結合している。
前方本体660と後方本体678との間で一体の本体プレート
676が固定用プレート778により位置づけられ設けられて
いる。固定用プレート778は、底部779を含んでいる(図
32(c))。固定用プレート778と底部779は概ね外形が
円形であり、底部は小さい周囲を備えている。底部779
は、本体プレート676の窪み内に嵌合している。
固定用プレート778の縁部780は本体プレート676にか
ぶさって載置されている。本体プレート676の凹部は、
嵌込端即ち隆起674により形成されている。固定用プレ
ート778は、図示しないボルトによりスノーボードに固
定されている。このボルトは、複数の取付用穴782、本
体プレート676を通ってスノーボードに達している。
複数の取付用穴782があるので、スノーボードの長軸
に沿うB方向における本体660,678の位置調整が可能で
ある。さらに、図32(a)は方向Aに沿った本体660,67
8を図示しているが、本体プレート676と固定用プレート
778との係合により、方向Aに対して角度を持つ方向に
本体660,678を向けることができる。
前方本体660(係合手段の一例)は、上方斜面662、ク
リート受容斜面664、クリート受容開口666及び保持面67
0を備えている。前方本体660は、本体プレート676に図
示しないボルトで固定されている。このボルトは取付用
穴668に通されている。上方斜面662は方向Aと反対の方
向へスノーボードに向かってゆっくりと下向きに傾斜し
ている。このように構成すると、クリートの前方に延び
る部分をスノーボードに向かわせるように下方に反対方
向に向け、踏み入れ時に前方本体660によって受容され
る正しい位置にクリートの前方に延びる部分を向かわせ
ることが容易となる。更に、クリート受容斜面は、クリ
ートの前方に延びる部分をクリート受容開口666に向け
案内することが容易になっている。クリート受容開口66
6に受容されると、クリートの前方に延びる部分の上面
は前方本体660の保持面670に載置される。クリートの詳
細は後述する。
後方本体678(図34)は、側面傾斜694、上方傾斜面70
0、支持斜面702の他に後方支持体692から構成されてい
る。斜面694,700,702の間にラッチ溝698が設けられ、A
方向に延びている。ラッチ680(係合手段の一例で図35
により詳細に後述される)が、ラッチ溝698内に位置さ
せられ、クリートの後方に延びる部分と係合するように
機能する。斜面694,700,702は全てが、ラッチに対しク
リートの係合作用を補助する。
上方傾斜面700と支持斜面702は方向Bに実質的に平行
な方向に遠ざかるにつれ下方に傾斜している。側面傾斜
694は、クリートの後方に延びる部分を受容するように
形成されている。後方本体678の底部に方向Bに延びる
軸穴696が設けられている。後方本体678は、図示されな
いボルトで本体プレート676に固定されている。このボ
ルトは、取付用穴704が通って後方本体678中に鉛直に延
びている。
ラッチ680(図35)は、上面681、保持面684及び軸穴6
86を備えている。ラッチ上面681は、概ね3角形であり
(上方から見て)、3角形の底辺681(a)は、方向B
に平行であり、前方本体660から最も遠く離れている。
ラッチ上面はさらに上方斜面682を備えている。上方斜
面682は、A方向に下向きに傾斜している。保持面684
は、ラッチ上面681の下側の面である。保持面684は、踏
込時のクリートの後方に延びる部分に対して停止面とし
て作用する。
ラッチ680は、回転自在軸708に固定され設けられてい
る(図36)。ラッチ680は、ラッチ溝698(図34)の中に
位置している。ラッチ680の軸穴686は、後方本体678の
軸穴696に対して軸調整がなされている。こうして、軸7
08は軸穴696,686に軸受される。ラッチ680はさらに取付
用穴688を備えている。軸708はさらにラッチ取付用穴71
2を備えている。
ラッチ680は、軸回転により軸708に固定され取りつけ
られている。ラッチ取付用穴712は、ラッチ680の取付用
穴688に対して軸調整がなされている。このような方法
で、ラッチ680に色々な手段が適用され、取付用穴688を
通って軸708のラッチ取付用穴712に達している。
軸708の一端にヘッド714が位置しており、他端に解除
腕取付体710が位置している。軸708は軸穴686,696内に
位置し、ヘッド714は後方本体678に載置されている。軸
708は、さらに本体プレート676の軸受736に支持されて
いる。解除腕取付体710は、解除腕720に軸穴722を通っ
て延びている(詳細は後述する)。
鍔736(図32(a))と解除腕取付体710との間にコイ
ルスプリング730が設けられている。コイルスプリング7
30は、第1端732(図32(b))と第2端734を備えてい
る。コイルスプリング730は、軸708のまわりに巻かれて
いる。第1端732は方向Aと反対の方向に軸708から半径
方向外側に延びている。第2端734は、後方に軸708から
半径方向外側に延びている。さらに第2端は、本体プレ
ート676に接合している。
解除腕720は、方向Aに平行な方向の軸708に回転自在
にに取りつけられている。スプリング保持穴724が、軸7
08に最近接の解除腕720の端部に設けられている。フッ
ク取付用穴726(図37)が、軸708から最も遠い解除腕72
0の端部に設けられている。スプリング保持ピン728(図
32(a))がスプリング保持穴724(図37)内に位置し
ており、コイルスプリング730の第1端732はスプリング
保持ピン728の下側に位置している。
フック740(図32(d),図38)が、解除腕720に回転
自在に設けられ、方向Aに平行に延びている。フック74
0は、取付用穴742、係合窪み744及び紐穴746を備えてい
る。フックピン748を含むピン支持体750が本体プレート
676に設けられ、フックピン748を係合窪み744に受容す
ることができる。フック保持ピン743は、取付用穴742内
に保持され、フック740が解除腕720に対して回転可能に
なっている。図示しない紐が、紐穴746に結合されてい
る。
図32(c)及び図39に示すように、クリート754は前
方に延びる指側(前方側)係合片756を備えている。前
方側係合片756は、円弧状面758を有している。クリート
754は、さらに前方腕762、中間部766、後方腕768及び後
方に延びる踵側(後方側)係合片770から構成されてい
る。前方側係合片756と前方腕762は、後方側係合片770
及び後方腕768より低い面上にある。腕762,768は、スノ
ーボードの上面に平行な面上にある。中間部766は前方
腕762から後方腕768に向かって上方に傾斜している。こ
のような構成のため、前方本体660の保持面670は、後方
本体678の保持面より低位に位置している。クリート754
が本体660,678に係合するとき、クリート754と本体プレ
ート676の上面との間に、例えば10.5mmの離隔距離があ
る。
前方腕762はさらに上面760により形成され、後方腕76
8はさらに上面774により形成されている。スノーボード
靴は、踏込動作時、両上面760,774に接触する。図32
(c)に示すように、クリート754とスノーボードの上
面との間には離隔距離がある。例えば、後方腕768の下
方に10.5mmの隔たりがあり、この隔たりがあると、スノ
ーボード上面に雪があっても踏み込みを容易にする。
あるいは、図40に見られるように、前方腕762はさら
に上面と反対側の面760の前方側突出体763により形成さ
れている。さらに、後方腕768は、上面と反対側の面774
の後方側突出体769により形成されている。突出体763,7
69はゴム様材料で作られ、スノーボードの乗り手を緩衝
的に支持する。前方腕762は後方腕768よりも低位の面上
にあるので、突出体769は前方側突出体763よりも高く形
成されている。後方側係合片770は係合片斜面772を備え
ている。
両腕762,768の末端部に取付用穴776が設けられてい
る。バックル784は取付用穴788を有して腕762の末端部
に取りつけられている。取付用穴788と取付用穴776とは
位置調整がなされナットとボルトでクリート754にバッ
クル784を連結する。バックル784にはさらに帯紐穴786
が形成されている。帯紐穴786は帯紐Sを受容し、スノ
ーボード靴をクリート754に結合する。取り巻く帯紐S
は、閉じた環状フック(例えば、登録商標ベルクロ)様
のものであるが、本発明はこれに制限されずその他の紐
を用いることができる。
図49に示すように、靴は底部792を有する外側靴底790
を備えている。底部792は、凹部794を備えている。凹部
794にクリート754が入り込み、クリート754は底部792よ
りもスノーボードから離隔されている。靴の凹部794
は、外底790の前方斜面796を有している。前方斜面796
は、前方本体660に係合し、前方本体660の前方係合片75
6の案内を助ける。靴はさらに凹部794の後方斜面798を
備えている。後方斜面798は、後方本体に係合し、本体6
78と後方係合片770との係合を助ける。
図32に示す実施例の作用は次の通りである。乗り手
は、クリートに靴を載せる。前方側係合片756は足の膨
らみ部を越えて乗り手の指部まで延びている。乗り手
は、図49に示すように、バックル784に結合する紐を用
いて靴をクリートに結合する。
次に、乗り手は前方本体660を越えて靴の指部を傾斜
させる。そうすると、前方側係合片756はクリート受容
開口666内に位置する。上方斜面662は、前方本体660に
結合する前方側係合片756の案内を助ける。クリート受
容斜面664はさらに前方側係合片756を傾斜させクリート
受容開口666に挿入する。クリートは前進して、円弧状
面758がクリート受容斜面664に係合し、靴の外底790の
前方斜面796が前方本体660と同一平面になる。同時に、
前方側係合片756は保持面670により上動を制限される。
保持面670の下方に前方側係合片756を合わせてから、
次に乗り手は後方本体678に向け靴の踵を下げる。ラッ
チ680が係合位置(即ち、後方係合片770が正しく位置し
たなら、ラッチ680に係合するはずの位置)にあれば、
乗り手は、紐穴746に結合している図示しない紐を引く
ことにより、ラッチを解放することができる。紐穴746
にかかる上方力により、フック740を回転させフックピ
ン748からフックを解放する。上動力をかけ続けて、解
除腕720を回転させる。軸708が長方形の軸穴を通る解除
腕720に係合しているので、解除腕720の回転により軸70
8が回転する。軸708の回転により、軸708に固定されて
いるラッチ680は回転して解放位置に位置する。
解除腕720の方向Aの反対方向への回転により付勢力
がコイルスプリング730に生起する。解除腕720の回転に
より、スプリング730の第1端732がスプリング保持ピン
728に接触するようになり、スプリング730を回転させ
る。スプリング730が回転して、第2端734の運動が速や
かに本体プレート676により停止させられ、スプリング7
30は軸708のまわりに圧縮される。こうして、スプリン
グ730にA方向の付勢力を発生させる。
ラッチ680が解放位置にあると、紐穴746には上方力が
作用し続けているので、乗り手は靴の踵を踏み降ろす。
この動作により、後方係合片770は側面傾斜694、上方傾
斜面700、支持斜面702のどれにも接触する。側面傾斜69
4、上方傾斜面700は、後方係合片770の位置調整を補助
し、係合片斜面772は支持斜面702に載置され、外底790
の後方斜面798は後方本体678に係合する。紐穴746への
上動力を解消すれば、スプリング730の圧縮力により軸7
08は、元の位置へ回転する。このように、ラッチ680は
後方係合片770に係合する。
紐穴746に下向きの力をかけることにより、乗り手は
解除腕720とフック740をさらに回転させて係合窪み744
をフックピン748に係合させることができる。これによ
り、ラッチ680を係合位置にロックすることができる。
ラッチ680が係合位置にあれば、後方係合片770は保持面
684により上動を阻止される。
図32(a)に示される実施例による別の係合方法は、
保持面670の下方に前方側係合片756を係合した後に靴の
踵を踏み込んで、後方係合片770を上方斜面682に接触さ
せることにより達成される。上方斜面682に下向きの力
を加えて係合位置から離れるようにラッチ680に力をか
ける。スプリング730の付勢力を上回る力をかけると、
ラッチ680が解除位置に回転させられ、後方係合片770を
ラッチ上面681の下側に進めることができる。上方斜面6
82から下向き力が解除されると、スプリング730はラッ
チ680を係合位置に向かうように付勢して、後方係合片7
70が保持面684に係合する。
実施例6 図42〜48は、本発明の係合機構に基づく実施例6を示
している。実施例6は、図32〜41に示される実施例と共
通な特徴を備えている。図42に示されるように、スノー
ボードの係合機構は、固定用プレート778が固定される
本体プレート676から構成されている。前方本体660が、
本体プレート676に固定される。スノーボードは踏込動
作時、A方向に調整される。方向Bは、スノーボードの
後端近くに右足を置く乗り手にとって、スノーボードの
長軸の前方方向を示している。但し、本体660と後方本
体(詳細は後述)とは、B方向に動かされるだけでなく
方向Aに交叉する線上に方向づけられている。
図43に示すように、この実施例のクリート848は、先
に述べた実施例のクリート757に同様な構成要素を備え
ている。例えば、クリート848は、前方側係合片756を備
えている。前方側係合片756は、円弧状面758を有してい
る。クリート848は、さらに、前方腕762、中間部766を
備えている。クリート848はさらに後方腕850を備えてい
る。図32〜41に示される実施例と同様に、後方腕850は
スノーボードの上面に平行な面上にあり、前方腕762が
位置する面より高い位置にある。このため、中間部766
は後方腕850から後方腕762に向かって下方に傾斜してい
る。前記実施例と同様に、クリートと本体プレート676
の上面との間に、例えば10.5mmの離隔距離がある。この
離隔は、踏込過程を雪が邪魔しないようにする。
後方側係合片852が、後方腕850の末端に設けられ、後
方に延びている。後方腕852は、内側斜面854と後方側斜
面856を備えている。クリート848は、図40に示すよう
に、前方側突出体763及び後方側突出体769を含んでい
る。770は係合片斜面772を備えている。
この実施例6の後方側係合機構は、第1後方側本体80
0及び第2後方側本体802を含んでいる(図42(a))。
スノーボードの後方に右足を載せるなら、後方側本体80
0は乗り手の足の左後方側に位置する。後方側本体800,8
02は、ラッチ804、ハンドル812及びベース800を含む。
図42(b)には、一つのラッチ804とクリートとの係合
を十分に示すめに、ベース820は一つしか示されていな
い。各ラッチ(図44)は、方向Aに平行な方向にラッチ
を通って延びる軸穴806、カム溝808、斜面814、クリー
ト受容窪み816、足818及びスプリング受面819を備えて
いる。
ハンドル812(図46)は、概ねU字状であり、カム穴8
11及び取付用穴813を備えている。各ベース(図45)
は、ラッチ取付用穴822、ハンドル取付用穴824、カム窪
み826及びクリート中心化足832を備えている。クリート
中心化足832は、内側斜面834、前方斜面836及び外側斜
面838を備えている。各ベース820は、ボルト(図示せ
ず)が通る取付用穴828により本体プレート676に固定さ
れている。各ベース820は、クリート中心化足832が内側
に向けられ各前方斜面836がA方向に向くように、本体
プレート676に位置づけられ取り付けられている。各ラ
ッチ804は、ラッチ軸844(図42(a))によりベース82
0に回転自在に設けられている。
軸844は、ベース820のラッチ取付用穴822を通ってい
る。さらに、コイルスプリング860(図42(b))は、
第1端862及び第2端864を備え、各ラッチ軸844に巻か
れている。両端862,864は半径方向外側に方向Bに実質
的に平行なラッチ軸844から突出している。第1端862
は、本体プレート676に接するように調整されている。
ラッチ804が軸844のまわりに回転するとき、スプリング
860の第2端864はスプリング受面819に接触するように
なる。第1端862の運動は、本体プレート676に停止させ
られるので、ラッチ804の回転によりスプリング860は軸
844のまわりに圧縮され内側に向く付勢力が生起する。
各ハンドル812は、ハンドル取付用ピン842(図42
(a))によりベース820に回転自在に取り付けられて
いる。ハンドル取付用ピン842は、ハンドル812の取付用
穴813及びベース820を通っている。各ハンドル812は、
さらにカム810により各ラッチ804に係合する。カム810
はハンドル812とラッチ804のカム溝808を通っている。
図42(a)に示す実施例の操作は、次の通りである。
スノーボードの乗り手は、本発明の実施例5と同様にス
ノーボード靴の底部にクリート848を結合する。スノー
ボード靴の下側にクリートが嵌め込まれたら、乗り手は
本体660の上方から下方へ靴の指部に傾斜させる。本体6
60の上面662とクリート受容斜面664を用いて、乗り手は
保持面670の下方に前方係合片756を案内する。
このようにしてから、乗り手はスノーボード靴の踵を
下方に踏み込ませる。乗り手が下方に踏み込むと、各後
方係合片の下側は各ラッチの各斜面814に接触するよう
になる。さらに下方に踏み込むと、各ラッチは各ラッチ
軸のまわりに回転する。このようにすると、各ラッチ
は、各カム810のまわりに各ハンドルに対して揺動す
る。後方係合片852の下面が各斜面814下方に滑り続けて
後方係合片852が斜面814の端部に達し、ラッチ804のク
リート受容窪み816に合致する。後方係合片852がクリー
ト受容窪み816に嵌まると、ラッチ804にかかる下向きの
圧力が消滅すると、ラッチ804はスプリング860の付勢力
により下向きに回転して戻る。
図42(a)の実施例に関しては、他の踏込動作過程が
解除位置に各ラッチをスノーボードの乗り手が置くこと
によって可能である。各ラッチ804は、ハンドル812に下
向きの力をかけることにより解除位置に置くことができ
る。各ハンドル812を上向きに引っ張ることにより、各
ラッチはハンドル812に対してカム810のまわりに揺動す
る。各ハンドルが上方に引かれてスノーボードに直交
し、各ラッチが揺動してカム810がカム窪み826内に落ち
つく。このようにして、各クリートの受容窪み816は外
側に動かされる。さらに、ラッチ804の回転により、上
述したように、内側に向けられた付勢力がスプリング86
0に生じる。
次に、スノーボードの乗り手は、本体660の上方から
下方に向けて靴の指部を傾斜させると、上方斜面662と
クリート受容斜面664との間に前方係合片756が保持面の
下方に案内される。こうして、乗り手は、各ベースの内
側斜面834、前向き斜面836及び外側斜面838だけでなく
内側斜面854と後方斜面848とを用いて、後方係合片852
を係合位置に案内することができる。
前記の全ての実施例において、クリートの下面に弾性
材を設けることができる。この弾性材は、クリートと係
合部材即ちクリートとスノーボードの間に圧縮されて設
けられ、係合時に靴に伝達される振動を減少させること
ができる。また、クリートを靴底の凹部にはめ込み位置
させることにより、クリートを靴底に対して高い位置に
位置させることができ、係合部材によりクリートが係合
されたとき、スノーボード又は係合部材に対して靴底を
かなり圧縮させることができる。
実施例7 図50〜60は、本発明の実施例7の係合機構900を示し
ている。係合機構900(図50)は、本体プレート676′、
固定用プレート778′、前方本体660′及び後方本体77
8′から構成されている。前方本体660′と後方本体は、
本体プレート676′に結合されている。固定用プレート7
78′は、皿状(図51)に形成され、上端周縁鍔780′と
概ね円形状部779′である底部を備えている。底部779′
は、本体プレート676′の円形開口781内に合致してい
る。鍔780′は、本体プレート676′に載置される。固定
用プレート778′は、ボルト783によりスノーボード12に
固定されている。
ボルト783は取付用穴782′(図50)を通っている。穴
782′は、長穴に形成されているので、係合機構900の位
置はB方向に調整可能である。前方本体660′は、2体
の茸状コネクタ664′を備えている。クリート受容開口6
66′(図51)は、コネクタ664′の間に形成されてい
る。コネクタ664′は、下向きの環状面670を備えてい
る。環状面670は、それぞれの円筒部分671により本体プ
レート676′に結合されている。円筒部分671は、クリー
ト902の指側係合片(耳片)756をクリート受容開口66
6′に案内する。クリート902がクリート受容開口666′
に受容されると、前方係合片756の上面は保持面670に圧
接される。
後方本体678は、クリート902の踵側係合片(耳片)77
0を係合するためのラッチ680を備えている。ラッチ680
は、圧縮スプリング904により図示する係合位置に付勢
されている。ラッチ680は、約708′により解除腕720′
(図50)に結合されている。軸708′は、実施例5とは
対照的に、後方本体678から片持ちで支持されている。
実施例7においては、後方本体678から遠く離れている
軸708′の末端部709が、本体プレート676′に取り付け
られている。
実施例5,7の他の相違点は、解除腕720′がフック740
を有していないことである。解除腕720′は、一体に形
成され、ハンドル906(図52)′と末端部908を備えてい
る。ラッチ680が係合位置にある時は、解除腕720′の末
端部908はスノーボード12の上面に載置されている。ハ
ンドル906は、スノーボード12に対して下向きに(図52
に見られるように、軸708′のまわりに時計方向に)付
勢されている。紐穴746′が、ハンドル906の上方に設け
られている。紐(図示せず)が、ラッチ680を回転させ
るための紐穴746′に結合されている。ラッチ680は、ス
プリング906の付勢力に抗して解除位置へ(図51に見ら
れるように反時計方向に)回転力を受ける。
クリート902は、クリート主部910(図53)とクリート
着脱部912(図54〜56)とから形成されている。クリー
トの部分10,912は、互いにボルト914(図58)により互
いに結合している。ボルトはそれぞれの穴916(図53〜5
6)に通っている。クリート部分910,912が組み立てられ
た時は、凹面918(図55)が、クリート主部910の該当面
920に接触している。クリート902は、クリート902を2
つの部分に分解することにより製作が容易である。例え
ば、クリート902を2つの部分910,912に分割することに
より、斜面922、772を指側・踵側係合片756,770にそれ
ぞれ形成することが容易になっている。クリート主部91
0に切除部950を設けることにより、クリート902の全体
の重さを軽減することができる。
本発明の他の実施例によれば、脱着可能なクリート部
分912は、2本の足970(図57)を持つ。各足970は、本
体プレート676′に接触する底部972を備えている。両足
970は、本体プレート676′の上方の任意の位置のクリー
ト902の支持を補助するように、クリート部分912の後方
角部に対称的に設けられている。両足970は、クリート9
02と本体プレート676′との間に挟まれる雪を容易に貫
通できるように薄く形成されている。
組上がり時、クリート902は、図32(c)及び図39に
示すように、概ね踏み込みクリート754のように形成さ
れている。ただし、クリート902は翼762,768を備えてい
ない。主部910は、長方形状に形成されている。図58に
見られるように、クリート902は、ボルト932,934により
靴930の指・踵部960,962にボルト止めされ、クリート90
2は長凹部936中に設けられている。図58に示すように、
クリート902は指部938と踵部940との間に位置してい
る。指部938と踵部940は、相対的に深くクリート902を
越えて下向きに延びているので、クリート902はスノー
ボード12に接触するようなことがない。
凹部946が踵部962に配置されているので、ラッチが踵
側係合片770に係合するための余裕が設けられている。
クリート902は靴底の出っ張り部間に設けられ、指部と
踵部とで完全に囲まれているのが望ましい。本発明の図
示した実施例において、クリート902は靴のどの方向に
も突出していない。このような構成により、クリート90
2は歩行の邪魔にならない。クリート902は、着用者の他
の靴に衝突しない。図58に示すように、凹部即ち後退部
946は、連続形成されている。特に、凹部即ち後退部946
は、壁即ち障害がないように形成されている。このよう
な形は、完全に連続的に凹部即ち後退部946を形成する
ことにより蓄積された雪を靴底から除去することが容易
になるという点で重要である。
靴930は前方本体660′に係合するための前方斜面942
を備えている。前方斜面942は前方係合片756を前方本体
660′に案内しやすくしている。
クリート902を係合機構に結合するために、乗り手
は、前方本体660′の上方から下方へ靴の指部を傾斜さ
せる。クリート受容開口666′内に前方係合片756を位置
させる。コネクタ664′の円筒面により補助され前方係
合片756がクリート受容開口666′に案内される。クリー
ト902は前進して、円形状面758は前方本体660′内に係
合する。このとき、前方係合片756は、保持面670′によ
り上方への運動を制限される。
保持面670′の下側に前方係合片を合致させてから、
次に乗り手は靴930の踵部962を後方本体678の方へ下降
させる。ラッチ680が図示する係合位置にある場合は、
乗り手は紐穴746′に係合している紐(図示せず)を上
方に引き上げることにより、ラッチを解放する。解除腕
が回転すると、軸708′の固定され設けられているラッ
チは解放位置に移動する。ラッチ680は、スプリング904
により係合位置へ付勢される。
紐穴746′に上方力をかけ続け解放位置にラッチ680を
維持しながら、乗り手が踵部962で踏み込むと、後方係
合片770は、後方本体678の側面斜面694、上方斜面700又
は支持面702の両方に接触するようになる。斜面694、70
0は、後方係合片700の位置調整を補助する。解除腕72
0′に対する上方力が解除されると、軸708′はスプリン
グ904により戻り方向(図51の時計方向)に回転し、ラ
ッチ680が後方係合片770に係合する。
他の踏込過程においては、前方係合片756を十分に前
方開口666′に係合した後で、乗り手は靴930の踵部962
を下向きに踏み入れる。後方係合片770とラッチ680は、
実施例5で上記した過程と同様に、解放位置にラッチ68
0を回転させる(スプリング904の付勢力に抗して)。後
方係合片770がラッチ680を越えて下方に移動した後、ス
プリング904はラッチを係合位置に戻す。後方係合片770
は保持面によりしっかり保持される。
スノーボード12から靴を解放するために、乗り手は紐
穴746′に結合されている紐(図示せず)を引く。紐の
上動により、軸708′のまわりに解除腕720′が回転し
て、ラッチ680がクリート902を解放すると、スノーボー
ドの乗り手は係合機構からクリートを解放することがで
きる。
上記と図面は、本発明の目的、特徴及び利点を達成す
るための好ましい実施例として示されたものにすぎず、
本発明がそれらに限定されるのではない。本発明の変形
は次のクレームの精神と展望の範囲でいかようにも行わ
れ、本発明の部分として考慮されるべきものである。
産業上の利用分野 本発明のスノーボードの係合機構は、足の向きによっ
てはスキーのそれにも適用することができる。スノーボ
ードは、慣用の名称であり、砂上でも草の上でも樹脂製
の人工雪の上でも用いることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63C 9/00 A63C 5/00

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前方係合片(756)、第1後方係合片(85
    2)、及び第2後方係合片(852)を有し、スノーボード
    靴に固定されるクリート(848)と、 スノーボードに固定されるように設けられている本体プ
    レート(676)と、 前記本体プレート(676)に位置づけされ前記前方係合
    片(756)を受容するためのクリート受容開口を形成す
    る前方本体(660)と、 係合位置と解放位置との間で回転できるように前記本体
    プレート(676)に対して回転自在に設けられ、前記第
    1後方係合片(852)に係合させるための第1ラッチ(8
    04)、及び前記第2後方係合片(852)に係合させるた
    めの第2ラッチ(804)と、 前記係合位置に前記第1ラッチ(804)及び前記第2ラ
    ッチ(804)を各々付勢するための第1スプリング(86
    0)及び第2スプリング(860)と からなるスノーボードのクリート係合機構において、 前記第1後方係合片(852)及び前記第2後方係合片(8
    52)は斜面(814)を備え、前記クリート係合機構は前
    記クリート(848)を案内して前記第1ラッチ(804)及
    び前記第2ラッチ(804)に係合させるように前記斜面
    (814)に前記第1後方係合片(852)を係合させるため
    のクリート中心化足(832)を含み、前記クリート中心
    化足(832)は前記本体プレート(676)に位置づけら
    れ、 前記クリート(848)は後方部分と前方部分を備え、前
    記前方係合片(756)は前記前方部分から突出し、 前記第1後方係合片(852)及び前記第2後方係合片(8
    52)は前記後方部分から突出し、前記第1後方係合片
    (852)及び前記第2後方係合片(852)は互いに離隔さ
    れ、前記前方部分は前記本体プレート(676)に対して
    前記後方部分よりも低くされているスノーボードのクリ
    ート係合機構。
  2. 【請求項2】指側係合片(756)と踵側係合片(852)と
    を備え靴の指部分と踵部分に固定されたクリート(84
    8)と、 前記指側係合片(756)を係合するための第1係合手段
    (660)と、 前記クリート(848)の前記踵側係合片(852)を係合す
    るための第2係合手段(800,802)とからなり、 前記第2係合手段(800,802)は、 前記クリート(848)の解放を禁止する係合位置と前記
    クリート(848)の解放を許容する解放位置との間で運
    動自在なラッチ(804)と、 前記係合位置に前記ラッチ(804)を付勢するためのス
    プリング(860)とからなり、 前記第1係合手段(660)と前記第2係合手段(800,80
    2)は前記スノーボードの長軸方向に実質的に交叉する
    ように方向調整されている スノーボードのクリート係合機構。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記係合位置と前記解放位置との間で前記ラッチ(80
    4)を回転自在に動かすためのラッチ操作手段(812)か
    らなる スノーボードのクリート係合機構。
  4. 【請求項4】請求項3において、 前記ラッチ操作手段は操作用腕と枢軸を備え、前記軸は
    前記ラッチに結合され、前記枢軸は前記操作用腕に結合
    された第2端を有している スノーボードのクリート係合機構。
  5. 【請求項5】請求項4において、 前記操作用腕は前記スノーボードの前記長軸に実質的に
    交叉する方向に前記スノーボードの上面の上方に延びる
    ように構成されている スノーボードのクリート係合機構。
  6. 【請求項6】請求項3において、 前記第1係合手段は前記クリートの前記指側係合片を受
    容するための開口と前記指側係合片を前記開口に案内す
    るための斜面を備えている スノーボードのクリート係合機構。
  7. 【請求項7】請求項2において、 前記第1係合手段は前記スノーボードから実質的に直角
    に延びる結合部材により形成され、前記結合部材はその
    間に前記指側係合片を受容するように互いに離隔されて
    いる スノーボードのクリート係合機構。
  8. 【請求項8】請求項2において、 前記クリートが前記ラッチに降下する際に、前記ラッチ
    は前記踵側係合片に接触する上方斜面が与えられてい
    て、前記ラッチを前記スプリングの付勢力に抗して前記
    解放位置へ回転させ、前記踵側係合片がさらに降下する
    際に前記踵側係合片は前記ラッチにより係合される スノーボードのクリート係合機構。
  9. 【請求項9】請求項2において、 前記第1係合手段と前記第2係合手段が位置づけされる
    本体プレートと、 前記スノーボードに前記本体プレートを結合し前記スノ
    ーボードに対して前記本体プレートの位置を調整できる
    ようにするための固定用プレートと からなるスノーボードのクリート係合機構。
  10. 【請求項10】係合要素とラッチを備えたスノーボード
    係合機構において、 前記ラッチは係合位置と解放位置との間で回転自在であ
    り、前記係合要素と前記ラッチはスノーボードの長軸に
    実質的に交叉している方向に調整され、 靴底に配置され前記係合要素と前記ラッチに係合するク
    リート(848)は、 前記係合部材を係合するために前記靴の指部分に配置さ
    れた指側係合片(756)と、 前記ラッチを係合するために前記靴の踵部分に配置され
    た踵側係合片(770)とを含み、前記指側係合片(756)
    と前記踵側係合片(770)は互いに離隔され、前記指側
    係合片(756)及び前記踵側係合片(770)は前記靴から
    突出しないように形成されている スノーボード係合機構により固定されるクリート。
  11. 【請求項11】請求項10において、 前記クリートは前方端を有する長い長方形状の本体と、
    前記本体に結合される後方端を含み、前記指側係合片は
    前記前方端から延び、前記踵側係合片は前記後方端から
    延びている スノーボード係合機構により固定されるクリート。
  12. 【請求項12】請求項11において、 前記踵側係合片は前記本体プレートから着脱自在な結合
    要素として形成されている スノーボード係合機構により固定されるクリート。
  13. 【請求項13】当該靴が靴底を有し、当該スノーボード
    が長軸方向に長く、 係合機構(900)は、 係合部材(670)と、 係合位置と解放位置との間で回転自在なラッチ(680)
    とを含み、 前記係合部材(670)と前記ラッチ(680)は前記スノー
    ボードの長軸に実質的に交叉するように調整され、 靴底に結合するためのクリート(848)を含み、前記ク
    リート(848)は、 前記係合部材(670)と係合自在に前記靴底の指部分に
    配置された指側耳片(756)と、 前記ラッチ(680)と係合自在に前記靴底の踵部分に配
    置された踵側耳片(770)を含み、 前記指側耳片(756)と前記踵側耳片(770)は実質的に
    前記靴の長軸方向に調整され、前記指側耳片(756)と
    前記踵側耳片(770)は互いに離隔され、位置付けされ
    て構成されている スノーボードのクリート係合機構。
  14. 【請求項14】請求項13において、 前記靴底に形成された凹部と、 前記凹部は前記靴底の指部領域に形成されて前記指側耳
    片は前記係合部材(670)と係合するように動くことが
    許容され、前記靴底に形成された他の凹部は前記ラッチ
    に係合するように前記踵側耳片が動くことを許容するた
    めに、前記靴の靴底の踵部領域に形成されている スノーボードのクリート係合機構。
  15. 【請求項15】請求項14において、 窪みが前記靴底内に形成され、前記窪みは中心部を有
    し、前記窪みは前記指部領域と前記踵部領域との間で延
    び、前記クリートは前方端を有する長い長方形状の本体
    プレートを備え、前記クリートは後端を備え、前記指側
    耳片は前記前方端から延び、前記踵側耳片は前記後端か
    ら延び、前記本体プレートは実質的に前記窪みの中心部
    分に配置されている スノーボードのクリート係合機構。
  16. 【請求項16】請求項15において、 前記窪みと前記凹部は連続体として形成されている スノーボードのクリート係合機構。
  17. 【請求項17】請求項15において、 前記靴の靴底は突出する歩行部分を備え、前記クリート
    のたの外周部分は前記歩行部分により囲まれ、前記クリ
    ートは前記歩行部分から突出しないように構成されてい
    る スノーボードのクリート係合機構。
  18. 【請求項18】請求項15において、 前記本体プレートは、前記靴が前記スノーボードに固定
    されたとき、前記踵側耳片と前記スノーボードとの間の
    距離が前記指側耳片と前記スノーボードとの間の距離よ
    りも大きくて、前記ラッチが前記踵側耳片と前記スノー
    ボードの面との間に形成された空間に配置されている スノーボードのクリート係合機構。
JP52685695A 1994-06-06 1995-02-24 スノーボードのクリート係合機構 Expired - Fee Related JP3176067B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US25488994A 1994-06-06 1994-06-06
US348,844 1994-11-28
US254,889 1994-11-28
US08/348,844 US5971420A (en) 1994-06-06 1994-11-28 Snowboard binding

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3176067B2 true JP3176067B2 (ja) 2001-06-11

Family

ID=26944301

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52685695A Expired - Fee Related JP3176067B2 (ja) 1994-06-06 1995-02-24 スノーボードのクリート係合機構

Country Status (8)

Country Link
US (7) US5971420A (ja)
EP (3) EP0712646B1 (ja)
JP (1) JP3176067B2 (ja)
KR (1) KR0151680B1 (ja)
CN (1) CN1047736C (ja)
DE (1) DE69532497T2 (ja)
TW (1) TW390216U (ja)
WO (1) WO1995033533A1 (ja)

Families Citing this family (47)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6293578B1 (en) * 1994-08-18 2001-09-25 Vans, Inc. Snowboard boot and binding apparatus
US5755046A (en) * 1995-01-20 1998-05-26 The Burton Corporation Snowboard boot binding mechanism
EP0857499B1 (en) 1995-01-20 2000-05-03 The Burton Corporation Snowboard boot binding mechanism
US6460871B1 (en) 1995-01-20 2002-10-08 The Burton Corporation Step-in snowboard binding
US6742801B1 (en) 1995-01-20 2004-06-01 The Burton Corporation Snowboard boot binding mechanism
US5722680A (en) * 1996-05-29 1998-03-03 The Burton Corporation Step-in snowboard binding
IT1279460B1 (it) * 1995-10-24 1997-12-10 Askew Srl Attacco da sci perfezionato, di almeno una calzatura e calzatura tecnica cosi' ottenuta, particolarmente per tavole da neve
IT1285538B1 (it) * 1996-10-22 1998-06-08 Twinex S R L Attacco con bloccaggio rapido della calzatura particolarmente per tavole da neve
US6648365B1 (en) 1997-01-08 2003-11-18 The Burton Corporation Snowboard binding
US6234513B1 (en) 1997-01-31 2001-05-22 James S. Busby, Jr. Snowboard drive system
AU7250898A (en) * 1997-04-18 1998-11-13 Burton Corporation, The Snowboard binding
US6227552B1 (en) * 1997-10-06 2001-05-08 Marker Deutschland Gmbh Snowboard binding with conical adapter
DE19754041A1 (de) * 1997-12-05 1999-06-10 Ms Trade Handels Gmbh Willkürlich schließ- und lösbare Verbindungseinrichtung
US6105995A (en) * 1998-04-02 2000-08-22 Zill; Ken Snowboard binding
US6382641B2 (en) * 1998-05-19 2002-05-07 K-2 Corporation Snowboard binding system with automatic forward lean support
FR2782654A1 (fr) 1998-08-31 2000-03-03 Fabien Jean Sophie Tillon Dispositif de retenue d'une chaussure de snowboard sur une planche de surf
US6402183B1 (en) 1998-11-26 2002-06-11 Skis Rossignol S.A. Ski boot
FR2788946B1 (fr) * 1999-02-02 2001-04-06 Rossignol Sa Chaussure de ski
GB9914450D0 (en) * 1999-06-22 1999-08-18 Tindall James J Releasable fastenings for attaching boots to snowboards
US6386574B1 (en) 1999-10-13 2002-05-14 Shimano, Inc. Snowboard boot binding
FR2804291B1 (fr) 2000-01-28 2002-04-26 Salomon Sa Ensemble de retenue d'une chaussure sur un engin de glisse ou de marche sur la neige ou la glace
US6467795B1 (en) 2000-12-29 2002-10-22 Shimano Inc. Snowboard binding with highback
US6557866B2 (en) 2001-03-09 2003-05-06 Dennis Jones Snowboard binding
US6742800B2 (en) 2001-04-18 2004-06-01 Shimano, Inc. Snowboard binding system
US6733031B2 (en) 2001-04-18 2004-05-11 Shimano, Inc. Snowboard binding system
US6637768B2 (en) 2001-04-18 2003-10-28 Shimano, Inc. Snowboard binding system
US6530590B2 (en) 2001-04-18 2003-03-11 Shimano Inc. Snowboard binding system
US6648364B2 (en) 2001-04-18 2003-11-18 Shimano Inc. Snowboard binding system
US6729641B2 (en) 2001-04-18 2004-05-04 Shimano Inc. Snowboard binding system
US6536795B2 (en) 2001-04-18 2003-03-25 Shimano Inc. Snowboard binding system
US6684534B2 (en) * 2001-09-28 2004-02-03 K2 Snowshoes, Inc. Step-in snowshoe binding system
US6722688B2 (en) 2001-11-21 2004-04-20 The Burton Corporation Snowboard binding system
ATE290913T1 (de) * 2001-11-21 2005-04-15 Burton Corp Bindungsträgerplatte für ein snowboard
US6886850B2 (en) 2001-12-03 2005-05-03 The Burton Corporation Snowboard boot binding
US7618053B2 (en) * 2002-11-27 2009-11-17 Marker Deutschland Gmbh Ski boot sole, disengageable ski binding and ski boot base, and combination thereof
US6857206B2 (en) * 2003-01-31 2005-02-22 Shimano Inc. Snowboard boot
EP2108412A1 (en) * 2006-07-07 2009-10-14 The Burton Corporation Binding for gliding board
EP2135645B1 (en) * 2008-06-19 2015-10-07 Rottefella AS Dismountable ski binding
US8662505B2 (en) * 2008-12-03 2014-03-04 The Burton Corporation Binding components for a gliding board
US8132818B2 (en) * 2008-12-03 2012-03-13 The Burton Corporation Binding components for a gliding board
US8167321B2 (en) * 2008-12-03 2012-05-01 The Burton Corporation Binding components for a gliding board
ES2372219B8 (es) * 2010-04-19 2013-04-12 Sabina Francisca Estrugo Marí Mejoras introducidas en la patente de invención num. p-200802560/8 por: dispositivo para el transporte de esquíes.
CN105194864B (zh) * 2010-07-16 2017-08-01 罗杰·R·亚当斯 可穿装置
US8544854B2 (en) 2011-12-09 2013-10-01 Roger R. Adams Wearable device with attachment system
EP3218073B1 (en) 2014-11-14 2021-05-19 The Burton Corporation Snowboard binding
US9149711B1 (en) 2014-11-14 2015-10-06 The Burton Corporation Snowboard binding and boot
US9220970B1 (en) 2014-11-14 2015-12-29 The Burton Corporation Snowboard binding and boot

Family Cites Families (69)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3061325A (en) * 1961-05-08 1962-10-30 Henry P Glass Concealed ski attachment employing reciprocating locking members
US3154312A (en) * 1961-05-11 1964-10-27 Marco Systems Inc Mono ski
US3471161A (en) * 1968-03-26 1969-10-07 Mitchell H Cubberley Ski binding
DE1951017A1 (de) * 1969-10-09 1971-04-22 Egon Wurmboeck Sicherheits-Skischuh
US3902729A (en) * 1970-03-30 1975-09-02 Chimera Res & Dev Ski binding
CH542633A (de) * 1971-08-11 1973-11-30 Betschart Jun Alois Selbstauslösende Skibindung
DE2141675C2 (de) * 1971-08-19 1983-02-17 TMC Corp., 6340 Baar, Zug Skistiefel
FR2190487B1 (ja) * 1972-07-03 1978-03-03 Salomon Georges P J
US3817543A (en) * 1972-07-24 1974-06-18 W Haff Adjustable harness for ski boot
DE2254522B2 (de) 1972-11-08 1977-08-11 Vereinigte Baubeschlagfabriken Gretsch & Co Gmbh, 7250 Leonberg Vorderabstuetzvorrichtung fuer sicherheits-skibindungen
US3775875A (en) * 1973-02-08 1973-12-04 D Dvorsky Ski boot binding plate protector and walking aid
FR2218912B1 (ja) * 1973-02-23 1976-09-10 Salomon Georges P J
US3900204A (en) 1973-06-25 1975-08-19 Robert C Weber Mono-ski
AT330629B (de) * 1974-03-22 1976-07-12 Smolka & Co Wiener Metall Skibindung mit einem trittgestell
US4026045A (en) * 1975-12-03 1977-05-31 Chimera R. & D., Inc. Boot sole structures
FR2350854A1 (fr) * 1976-05-14 1977-12-09 Salomon & Fils F Fixation de securite pour chaussure de ski, du type a pivot
FR2385346A1 (fr) 1977-03-28 1978-10-27 Beyl Jean Joseph Alfred Ensemble forme par une chaussure de ski et une fixation specialement concue pour recevoir celle-ci
US4182525A (en) * 1977-11-21 1980-01-08 Spademan Richard George Step-in side-clamp safety ski release system
US4188046A (en) * 1978-04-19 1980-02-12 John Fleckenstein Ski and integral boot plate with toe piece and releasable heel binding
US4184696A (en) * 1978-07-17 1980-01-22 Settembre Richard J Safety binding for touring skis
US4165889A (en) * 1978-07-20 1979-08-28 The Garcia Corporation Step-in heel unit for ski binding
US4275904A (en) * 1978-07-21 1981-06-30 Pedersen Industries Ltd. Mononose conversion for twinskis
US4270770A (en) * 1978-12-07 1981-06-02 Spademan Richard George Step-in ski binding
US4492387A (en) * 1980-01-07 1985-01-08 Spademan Richard George Step-in side-clamp safety ski release system
US4361344A (en) * 1980-08-11 1982-11-30 The Regents Of The University Of California Ski binding with universal release
CH652610A5 (de) * 1980-10-28 1985-11-29 Tmc Corp Verriegelungsvorrichtung fuer eine sicherheitsskibindung.
US4358131A (en) * 1981-01-05 1982-11-09 Schwartz Thomas A Heel binding for cross-country skis
US4465295A (en) * 1981-02-02 1984-08-14 Spademan Richard George Dynamic ski boot positioning apparatus
US4392666A (en) * 1981-03-13 1983-07-12 Alpine Research, Inc. Integral ski binding
IT1169103B (it) * 1983-02-21 1987-05-27 Antonio Faulin Suola per scarpa da sci
AT381455B (de) 1983-10-21 1986-10-27 Amf Sport Freizeitgeraete Diebstahlsicherung fuer einen ski mit einer bindung
AT379748B (de) * 1983-12-19 1986-02-25 Amf Sport Freizeitgeraete Sicherheits-skibindung
US4571850A (en) 1984-05-17 1986-02-25 The Fluorocarbon Company Centrifugal wafer processor
AT380796B (de) * 1984-05-25 1986-07-10 Amf Sport Freizeitgeraete Sicherheitsskibindung
JPS6112777U (ja) * 1984-06-28 1986-01-25 ぺんてる株式会社 セラミツク製ペン先
IT1185691B (it) * 1985-09-04 1987-11-12 Nordica Spa Attacco centrale a scomparsa particolarmente per scarpe da sci
USRE33544E (en) 1985-11-15 1991-02-26 Look Alpine Products, Inc. Releasable binding system for snowboarding
US4652007A (en) * 1985-11-15 1987-03-24 David Dennis Releasable binding system for snowboarding
US4741550A (en) * 1985-11-15 1988-05-03 David Dennis Releasable binding system for snowboarding
IT1186222B (it) * 1985-12-02 1987-11-18 Nordica Spa Attacco da sci del tipo a scomparsa ad azionamento idraulico
AT385418B (de) * 1986-04-03 1988-03-25 Tyrolia Freizeitgeraete Sicherheitsskibindung
IT1204195B (it) * 1986-04-30 1989-03-01 Nordica Spa Dispositivo di collegamento calzatura-sci da fondo
US4728116A (en) * 1986-05-20 1988-03-01 Hill Kurt J Releasable binding for snowboards
US5368320A (en) * 1988-03-18 1994-11-29 Stl International, Incorporated Automatically releasing ski binding
DE3825004A1 (de) * 1988-07-22 1990-01-25 Geze Sport Bindungsgekoppelte skistiefelschaftentriegelung
FR2634659B1 (fr) * 1988-07-29 1991-06-28 Debersee Gerard Equipement de glisse pour surface de glisse naturelle ou de synthese, de type ski
US4973073A (en) * 1989-03-17 1990-11-27 Raines Mark A Snowboard binding
CH676205A5 (ja) * 1989-05-04 1990-12-28 Urs P Meyer
FR2647024A1 (fr) * 1989-05-16 1990-11-23 Chabiland Michel Semelle reglable de fixation pour sports de glisse
CH682133A5 (en) * 1989-12-15 1993-07-30 Galde Ag In Nachlassliquidatio Fixing esp. for boot on ski surfboard - has jaws engaging with recesses in sides of sole, connected by rod and lever to tensioning mechanism
US5190311A (en) * 1990-02-09 1993-03-02 Burton Snowboards U.S.A Snowboard binding system
DE4005254C2 (de) * 1990-02-20 2001-06-21 Look Sa Sicherheitsskibindung zur auslösbaren Halterung eines Skischuhes
US5145202A (en) 1990-03-07 1992-09-08 Miller Earl A Snowboard release binding
US5035443A (en) * 1990-03-27 1991-07-30 Kincheloe Chris V Releasable snowboard binding
DE9108513U1 (de) * 1991-07-10 1991-09-26 F 2 International Ges.m.b.H., Kirchdorf Bindung für Snowboards
US5261689A (en) 1992-01-28 1993-11-16 Burton Corporation Usa Snowboard boot binding system
FR2689776B3 (fr) * 1992-04-09 1994-06-17 Thomas Jerome Fixation de securite pour surf de neige.
US5558355A (en) 1992-09-25 1996-09-24 Henry; Howarth P. Snowsport bindings
US5259270A (en) * 1992-12-30 1993-11-09 Lin Wen Hwa Bicycle pedal
US5299823A (en) * 1993-01-28 1994-04-05 John Glaser Snow board binding and method
ATE205408T1 (de) * 1993-02-17 2001-09-15 Burton Corp Bindung für gleitbrett, insbesondere snowboard
FR2705248B1 (fr) 1993-05-14 1995-07-28 Salomon Sa Dispositif de retenue d'une chaussure sur une planche de glisse.
US5505477A (en) * 1993-07-19 1996-04-09 K-2 Corporation Snowboard binding
DE4324871C2 (de) * 1993-07-23 1995-06-22 Silvretta Sherpas Sportartikel Gleitbrett
US5544909A (en) * 1994-01-27 1996-08-13 The Burton Corporation Step-in boot binding
AT171U1 (de) * 1994-05-11 1995-04-25 Techno Circle Produktions Und Kombination, bestehend aus einem snowboardschuh und einer snowboardbindung
US5474322A (en) * 1994-07-21 1995-12-12 Crush Snowboard Products, Inc. Snowboard binding
US5520406A (en) * 1994-08-18 1996-05-28 Switch Manufacturing Snowboard binding
DE29516279U1 (de) * 1995-10-16 1996-01-04 Hlinetzky, Jochen, 70736 Fellbach Bindung für Gleitbretter

Also Published As

Publication number Publication date
KR0151680B1 (ko) 1998-10-15
US5799957A (en) 1998-09-01
EP1449569A2 (en) 2004-08-25
CN1047736C (zh) 1999-12-29
EP1449569A3 (en) 2004-12-08
US7073814B2 (en) 2006-07-11
US6824159B2 (en) 2004-11-30
US20050082791A1 (en) 2005-04-21
WO1995033533A1 (fr) 1995-12-14
KR960703643A (ko) 1996-08-31
US20020038945A1 (en) 2002-04-04
TW390216U (en) 2000-05-11
US6357783B1 (en) 2002-03-19
EP1616603A2 (en) 2006-01-18
DE69532497D1 (de) 2004-03-04
US6164682A (en) 2000-12-26
EP0712646A4 (en) 1998-12-16
DE69532497T2 (de) 2004-12-02
US20050051997A1 (en) 2005-03-10
EP0712646A1 (en) 1996-05-22
CN1128959A (zh) 1996-08-14
US5971420A (en) 1999-10-26
EP0712646B1 (en) 2004-01-28
EP1616603A3 (en) 2008-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3176067B2 (ja) スノーボードのクリート係合機構
US7152871B2 (en) Snowboard binding system
US6722688B2 (en) Snowboard binding system
US6595542B2 (en) Snowboard binding system
JP2001299984A (ja) 靴をスノーボードに取り付ける結合装置
US6733031B2 (en) Snowboard binding system
US20070182130A1 (en) Snowboard binding
US20020153701A1 (en) Snowboard binding system
US20020153702A1 (en) Snowboard binding system
US20020043783A1 (en) Snowboard binding system
EP1314462B1 (en) Interface for engaging a snowboard boot to a snowboard binding
US20020043782A1 (en) Snowboard binding system
US20020153705A1 (en) Snowboard binding system

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees